JPH05194198A - 薬剤用水性被膜を製造するための混合物 - Google Patents

薬剤用水性被膜を製造するための混合物

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JPH05194198A
JPH05194198A JP4267043A JP26704392A JPH05194198A JP H05194198 A JPH05194198 A JP H05194198A JP 4267043 A JP4267043 A JP 4267043A JP 26704392 A JP26704392 A JP 26704392A JP H05194198 A JPH05194198 A JP H05194198A
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coating
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polymer
starch
mixture
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Sven Grabowski
グラボフスキー スヴェン
Kurt Wendel
ヴェンデル クルト
Astrid Kah-Helbig
カー−ヘルビッヒ アストリート
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薬剤用水性被膜を製造するための、粉末状
の、ほかの補助物質を使用せずに冷水中で再分散可能な
混合物を提供する。 【構成】 該混合物は、平均分子量2500〜2500
0の糖化された澱粉0.1〜2重量部の存在下で重合し
た、エマルジョンポリマー10〜100重量%を含有
し、該ポリマーが少なくとも1種のエチレン性不飽和の
重合可能なモノマー1重量部からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薬剤用水性被膜を製造
するための、粉末状の、冷水中でほかの補助物質を使用
せずに再分散可能な混合物に関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許第2135073
号明細書には、ビニルモノマーから形成されるポリマー
の水性分散液を用いた薬剤の被覆が記載されており、該
ポリマーは、10〜55重量%までがカルボキシル基ま
たはアミノ基を有するモノマーから構成されている。水
性被覆剤分散液を用いた被覆は、有機被覆剤溶液を使用
するよりも、有機溶剤と結びついた火災の不安および環
境悪化を回避するという利点を有するが、水性被覆分散
液の製造は困難であり、かつ薬剤製造業者により実施で
きないという欠点を有する。従って、該製造業者は、結
合剤を水といっしょに被覆し、かつ付着させる。これに
対して、粉末状の被覆剤からなる有機溶剤は自体簡単に
製造することができる。
【0003】ドイツ連邦共和国特許第2512238号
明細書により、噴霧乾燥により薬剤被覆のための結合剤
の水性分散液を粉末に転化することができるが、該粉末
は使用するためには有機溶剤中に溶けなければならな
い。
【0004】ドイツ連邦共和国特許公開第304917
9号明細書により、エマルジョンポリマー粉末を非揮発
性の軟化剤の水溶液中で懸濁させ、懸濁液を薬剤に被覆
し、かつ加熱し、それにより水部分を蒸発させ、懸濁し
た被覆剤粉末を軟化剤に溶かすことにより、噴霧乾燥し
たエマルジョンポリマー粉末からなる薬剤被膜を製造す
る。この溶液を被膜層にいっしょに流動させ、かつ冷却
して凝結させる。この方法は“熱ゲル化”と称される。
該膜形成工程は典型的な水性ラテックスとは根本的に異
なる。ラテックスにおいては、徐々に水を蒸発させると
ラテックス粒子間の凝集圧が決定的であり、すなわち、
ラテックス粒子は直接、つまり溶液の中間段階を介さな
いでそのまま連続した膜に移行する。
【0005】熱ゲル化法は、薬剤の被覆法およびそのた
めに使用される被覆剤に課せられるすべての要求を常に
満足するわけではない。被覆剤粉末は、ラテックスとし
て再分散せず、大きな粒子で懸濁するので、生じる懸濁
液は、しばしば十分に長い時間にわたって付着安定性で
ない。滑らかな、完全に孔のない被膜を得るためには、
かなりの量の軟化剤および高いゲル化温度を使用しなけ
ればならず、そうでなければ滑らかでない、多かれ少な
かれ孔のある被膜が生じるか、またはきわめて厚い層を
被覆しなければならない。
【0006】ドイツ連邦共和国特許公開第343829
1号明細書には、水性被覆分散液の製造方法および薬剤
を被覆するための該分散液の使用が記載されている。モ
ノエチレン性不飽和のラジカル重合可能な第4アンモニ
ウム化合物5〜20重量%および少なくとも1種の、非
イオン性の、非水溶性ホモポリマーを形成するコモノマ
ー95〜70重量%からなる、粉末状の、水中で膨潤可
能であるが非溶解性の混合ポリマーを、高温(50〜1
00℃、有利には60〜80℃)で少なくとも15分間
撹拌して水に分散させることができる。この分散液か
ら、周囲の媒体のpH値に無関係の拡散透過性を有する
医薬用被膜または膜を製造することができる。
【0007】相当する市販の製品、メチルメタクリレー
ト、エチルアクリレートおよびトリメチルアンモニオエ
チルメタクリレートクロリドからなるターポリマーを、
粒状化された物質ポリマーとして使用し、かつドイツ連
邦共和国特許公開第3438291号明細書に相当し
て、微粒の粉末に粉砕した後で水中に、高温で撹拌下で
および場合により軟化剤を加えながら再分散させること
ができる。しかしながら、この経費のかかる方法は、一
般には薬剤製造業者により実施されない。
【0008】それに対して、まず、常用の添加剤と一緒
に薬剤の被覆に使用する少し前に、水性被覆剤に転化す
ることができる再分散可能な分散剤粉末は、大きな利点
である。欧州特許第88951号明細書には、 A)少なくとも1種の、アクリル酸および/またはメタ
クリル酸のアルキルエステル単位、20〜85重量%、 B)少なくとも1種の、塩形成可能な、ラジカル重合可
能なモノマー単位、80〜15重量%および C)場合により、1種以上のほかのラジカル重合可能な
モノマー単位、A+Bの合計に対して30重量%までか
らなるエマルジョンポリマーから構成されるそのような
乾燥した粉末が記載されており、該粉末の粉末粒子はば
らばらの凝結した微粒子から構成されている。
【0009】この粉末を水に投入し、かつモノマー単位
B)と反応した後で、混合ポリマーの重量に対して、モ
ノマー単位の全部で10〜12重量%が塩の形で存在す
るように設定した量の、モノマー単位B)とともに塩を
形成可能な物質の存在下で、ラテックス粒子に対して少
なくとも80重量%まで再分散させることにより、該粉
末を被覆剤分散液に転化することができる。
【0010】エマルジョンポリマー中の塩形成基の酸ま
たは塩基の性質に応じて、耐胃液性および腸液溶解性ま
たは胃液溶解性の被膜が形成される。成分B)のモノマ
ーがカルボキシル基またはカルボキシレート基を含有す
る場合は、耐胃液性の被膜が得られる。これらの基の含
量が多い場合は、被膜はアルカリ性腸液にすばやく溶
け、含量が少ない場合は、被膜は緩慢に溶けるかまたは
膨潤により拡散透過性になる。アミノ基含有モノマー
は、該被膜を、高い割合の場合は胃液溶解性に、低い割
合の場合は胃液中で膨潤可能にかつ拡散透過性に作用す
る。
【0011】前記の分散剤粉末を再分散するために必要
な塩形成モノマー単位に起因して、被膜の溶解性または
拡散透過性はpH値に関係する。製薬動力学的および治
療上の要求に相当した拡散を調整する膜厚を介して、有
効な薬剤の放出をpHに無関係に調整できる、消化液
(胃液および腸液)と同じく水にも溶けないが、膨潤可
能、かつ浸透可能の、被膜および/またはマトリックス
タブレットのための膜形成剤は、この方法によっては実
現することができない。
【0012】更に、分散液のスプレー乾燥または凍結乾
燥が実施可能であり、更にエマルジョンポリマーを粉末
の形で、室温で、ガラス化されない状態で付着できるよ
うに膜形成剤のモノマー組成物を選択するように配慮し
なければならない。従って、25℃より高い、有利には
40℃より高い、混合ポリマーのガラス温度が必要であ
る。しかしながら、ガラス温度とともに膜の硬度および
脆性が上昇する。従って、被覆剤を加工するために軟化
剤を使用しなければならず、しかしながらそれによりガ
ラス温度は再び低下する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、被覆
剤分散液を用いた薬剤被覆の利点と、乾燥した被覆剤粉
末を使用した被覆の利点とを結びつけた混合物を提供す
ることであった。本発明の課題は、薬剤用水性被覆剤を
製造するための、粉末状の、冷水中でほかの補助物質を
使用せずに再分散可能な混合物を提供することであっ
た。分散剤粉末(乾燥したエマルジョンポリマー)は、
塩形成剤および軟化剤を添加せずに冷水中で長時間撹拌
せずに問題なく再分散できるべきである。更に、特に粉
末、粉末の水性再分散液もまた、長時間付着安定性であ
るべきである。この被覆剤から得られる膜は、薬剤のp
Hに無関係の放出を可能にすべきであり、その際、一方
では被覆剤を被覆した薬剤からの瞬間的放出が得られ、
他方では被覆剤を用いた湿式粒状化および引き続く錠剤
化により得られた、マトリックスタブレットからの遅れ
た放出が達成される。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題は、請求項1記
載の混合物により解決される。
【0015】前記課題を解決するために、本発明は、エ
チレン性不飽和化合物を、遊離基を供給する開始剤を用
いて、重量平均分子量2500〜25000の糖化され
た澱粉および場合により、たとえばドイツ連邦共和国特
許公開第3922784号明細書に記載の、ほかの常用
の添加剤の存在下で、30〜120℃、有利には40〜
100℃で乳化重合することにより製造することができ
る水性ポリマー分散液から出発する。
【0016】適当なエチレン性不飽和の重合可能なモノ
マーは、たとえばC1〜C18−アルコールの(メタ)アク
リル酸エステル、たとえばメチルメタクリレートおよび
エチルアクリレート、(メタ)アクリル酸のヒドロキシア
ルキルエステル、ビニルエステルおよびビニルラクタム
もまた、更に不飽和のモノ−またはジカルボン酸、たと
えば(メタ)アクリル酸、マレイン酸、フマル酸、クロ
トン酸およびイタコン酸ならびにこれらの酸の半エステ
ルまたは半アミドである。アミノ基を有する適当なモノ
マーは、ビニルイミダゾール、ビニルイミダゾリン、ビ
ニルイミダゾリジン、ビニルピリジン、不飽和の重合可
能なカルボン酸のモノアルキル−およびジアルキルアミ
ノアルキルエステルまたはモノアルキル−またはジアル
キルアミノアルキルアミドである。同様に、アニオン性
モノマー、たとえばアクリルアミドアルキルスルホン酸
の塩、カチオン性モノマー、たとえばトリメチルアンモ
ニオエチルメタクリレートクロリド、多官能性の架橋モ
ノマー、たとえばメチロール(メタ)アクリルアミドお
よび該アミドの誘導体を使用することができる。
【0017】モノマーまたはモノマー混合物の選択なら
びにこれらの使用される澱粉誘導体の量に対する比は、
一方では被膜製造法の要求(ガラス温度、最低膜形成温
度)により、他方では被膜の所望の特性(膜の異なる媒
体中の溶解反応、硬度、脆性および弾性)により左右さ
れる。
【0018】使用される糖化された澱粉の量は、ポリマ
ーに対して10〜200重量%、有利には20〜50重
量%である。糖化された澱粉は、水相中での加水分解に
より得られた、重量平均分子量2500〜25000の
澱粉分解製品からなる。該製品はそのまま市販されてい
る(たとえば、Cerestar Deutschland社製のC*PUR
製品 01906,01908,01910,0191
2,01915,01921,01924,01932
または01934、D-4150 Krefeld12)。
【0019】糖化された澱粉の製造は周知であり、特
に、Guenther Tegge,Staerke und Staerkederivate,Beh
r’s Verlag,Hamburg1984、173頁および220
頁、および欧州特許公開第441197号明細書に記載
されている。たとえば、1975年に発表されたドイツ
連邦共和国の食品法および食品学財団に関する、“澱粉
および一定の澱粉製品に関する法律(Richtlinien fuer
Staerke und bestimmteStaerkeerzeugnisse)”に相当
し、食品の法律にかなった状態を有する澱粉糖化製品が
特に適当である。本発明により使用すべき糖化された澱
粉には、有利には重量平均分子量Mwが4000〜16
000の範囲内、特に有利には6500〜13000の
範囲内にあるものが該当する。
【0020】本発明により使用すべき糖化された澱粉
は、一般には室温で水に完全に溶け、その場合に溶解限
度は一般に50重量%より高く、このことは本発明によ
る水性ポリマー分散液を製造するために特に有利として
示される。
【0021】更に、本発明により使用すべき糖化された
澱粉が6〜12の範囲内の単位U(重量平均分子量Mw
と数平均分子量Mnとの比として定義され、Uは分子量
分布を表す)を有する場合が有利として示された。特に
有利には、Uは7〜11であり、きわめて有利には、U
は8〜10である。
【0022】更に、分子量1000未満を有する本発明
により使用すべき糖化された澱粉の重量割合が少なくと
も10重量%、しかしながら多くとも70重量%である
場合は有利である。特に有利には、該澱粉の重量割合は
20〜40重量%の範囲内である。
【0023】更に、デキストロース当量DE5〜40、
有利には10〜30、特に有利には10〜20である、
本発明により使用すべき糖化された澱粉を使用するのが
好ましい。DE値は水不含のデキストロースの還元力に
対する澱粉の還元力を表し、かつDIN10308によ
り、食品および農産物の規格委員会の刊行物5.71に
より決定される(Guenther Tegge,Staerke und Staerke
derivate,Behr’s Verlag,Hamburg1984,305頁
参照)。
【0024】更に、その40重量%水溶液が、25℃お
よび剪断速度75s■1で、DIN53019により決
定した動力学粘度η40〔Pa・s〕0.01〜0.0
6、有利には0.015〜0.04、特に有利には0.
02〜0.035を有する、本発明により使用すべき糖
化された澱粉を使用した場合に、その特性が特に有利な
水性ポリマー分散液が得られることが判明した。
【0025】ここでは、これらの刊行物中にほかにこと
わりのない限り、本発明により使用すべき糖化された澱
粉の分子量に関する記載は、ゲル浸透クロマトグラフィ
ーを使用した測定にもとづいており、この場合に以下の
条件下でクロマトグラフィー処理したことを記載する。
【0026】カラム:TSKゲルを充填したスチール
製、7.5×600mm、3個、G2000PW,G3
000PWおよびG4000PW,孔5μm、 溶離剤:蒸留水、 温度:室温、 検出:示差屈折計(たとえばERC7511)、 流量:0.8ml/分、ポンプ(たとえばERC640
0)、 注入:20μl弁(たとえばVICI 6路弁)、 評価:Bruker Chromstar GPC Software、 測定:測定はグルコース、ラフィノース、マルトースお
よびマルトペントースを用いて低分子領域で行った。高
分子領域に関しては多分散度<1.2を有するPullulan
−Standardsを使用した。
【0027】本発明により使用すべき糖化された澱粉を
製造するための出発澱粉としては、原則的にすべての天
然の澱粉、たとえば穀物澱粉(たとえばトウモロコシ、
小麦、稲またはきび)、じゃがいも澱粉および根の澱粉
(たとえばじゃがいも、タピオカ澱粉またはアロールー
ト)またはサゴ澱粉が適当である。
【0028】本発明により使用すべき糖化された澱粉の
重要な利点は、その使用に関して、該澱粉を製造するた
めに最も簡単な方法で実施される出発澱粉の部分的加水
分解を除いて、ほかの化学的変性を要しないことであ
る。もちろん該澱粉を、たとえばエーテル化またはエス
テル化により化学的に変性された形で、本発明により使
用することもできる。この化学的変性は、分解する前の
出発澱粉ですでに実施されていてもよい。エステル化
は、無機および有機酸、該酸の無水物または塩化物を用
いて可能である。燐酸化されたおよびアセチル化された
分解澱粉が特に有利である。エーテル化のための一般的
方法は、アルカリ水溶液中での有機ハロゲン化物、エポ
キシドまたはスルフェートを用いた処理である。特に適
当なエーテルは、アルキルエーテル、ヒドロキシアルキ
ルエーテル、カルボキシアルキルエーテルおよびアリル
エーテルである。更に、2,3−エポキシプロピルトリ
メチルアンモニウムクロリドとの反応生成物も該当す
る。化学的に変性されない糖化された澱粉が有利であ
る。
【0029】遊離基を形成する開始剤としては、場合に
より還元化合物、たとえばアスコルビン酸、水溶性のア
ゾ化合物、たとえば2,2′−アゾビス(2−アミジノ
プロパン)−ジヒドロクロリドと組合せた、過酸化水
素、水溶性の有機ペルオキシドおよびヒドロペルオキシ
ド、更に無機ペルオキシド、たとえばペルオキソ二硫酸
のアルカリ金属塩またはアンモニウム塩を、モノマーの
全量に対して0.1〜2重量%、有利には0.2〜1重
量%の量で使用することができる。
【0030】必要に応じて反応混合物にほかの常用の補
助物質を添加することができる。該補助物質には、最終
生成物の粒度の再生可能性を改良する胚芽ラテックス、
および緩衝液混合物、錯体形成剤、分散剤および乳化剤
が挙げられる。エマルジョンポリマーは、一般に少量
(モノマーに対して約0.1〜5重量%、有利には0.
5〜1.5重量%)のアニオン性、カチオン性または非
イオン性の界面活性剤(乳化剤)または該物質と相容性
の混合物の存在下で、固体含量30〜70重量%を有す
る水性ラテックスの形で製造する。ラテックスから乾燥
したポリマー粉末を得る場合には、ラテックス粒子がそ
のまま維持され、かつ分解不可能の凝集物に付着しない
ことに注意すべきである。このことは、ポリマーを単離
する際に、最低膜形成温度より高い温度を回避できる場
合に達成される。特にスプレー乾燥法および凍結乾燥法
が適当である。粉末状のエマルジョンポリマーの製造は
本発明の目的でない。
【0031】被覆剤は、界面活性剤0〜5重量%、有利
には0〜1重量%を含有し、固体含量10〜60重量
%、有利には20〜45重量%を有する粉末状のエマル
ジョンポリマーの水性再分散液からなる。該被覆剤は、
ポリマーのほかに常用のガレン式補助物質、たとえば顔
料、滑剤、たとえばステアリン酸マグネシウムまたはタ
ルク、味覚物質、砂糖、光沢剤、軟化剤等を全固体含量
に対して0〜90重量%、有利には20〜70重量%含
有し、これらは一般に、別々に水に分散し、かつ後で混
合するかまたは直接再分散液に投入する。結合剤の割合
は、全固形物に対して10〜100重量%、有利には3
0〜90重量%である。被覆剤の固体含量および粘度は
被覆方法に左右される。一般に、粘度は約5〜40mP
asである。一般的な被覆法はすべて使用することがで
き、たとえば常用の容器糖衣法または流動床装置内での
薬剤の被覆を使用する。
【0032】被覆剤は、一般に、薬剤表面1平方センチ
メートル当り固形物0.5〜10mgの量で被覆し、か
つ1〜100ミクロンの層厚が得られる。被覆剤は、ほ
かの被覆法におけるように、分割して複数の層に被覆す
ることができ、これらの層の間でそれぞれ乾燥させるこ
とができる。同様に、被覆剤を連続的に被覆し、同時に
容易に加熱した空気を用いて乾燥することができる。一
般には、被覆すべき薬剤の表面上で最高でも約40℃、
更に最低でも35℃未満、有利には25〜35℃を生じ
れば十分であり、その際、蒸発速度および装置の構成に
応じて供給空気温度40〜70℃が必要である。
【0033】結合剤としては、非溶解性の補助物質をい
っしょに使用するかどうかには無関係の、被覆剤の膜形
成成分(ポリマー)が挙げられる。それに相当して、膜
形成物を非溶解性の添加剤の不在下で、多かれ少なかれ
透明なポリマー被膜に製造するかまたは非溶解性の添加
剤の存在下で被膜に製造することができる。膜形成物は
直接ラテックス状態から生じる。使用される粉末状のエ
マルジョンポリマー中でラテックス粒子は、粗粒の凝集
物にかたまるとしても、本来の形で存在する。従って、
ラテックス粒子は、ほとんど完全に個々の分散したラテ
ックス粒子に分配することができる。
【0034】水性被覆剤を供給するための結合剤は、被
覆剤を製造するまで、場所および重量を省き、かつ品質
低下の不安なしに乾燥した粉末として搬送し、かつ付着
することができる。再分散の場合は、なお高温で長時間
撹拌することも塩形成剤または軟化剤を加えることも必
要でない。
【0035】乳化重合の場合に必要な少量の界面活性剤
により、一次分散液も分散液粉末の再分散から得られた
被覆剤分散液も泡が少ない。それにもかかわらず、分散
液は、たとえば冷たさ、熱および電解液添加に対して十
分に安定である。
【0036】本発明により使用すべき再分散可能な分散
剤粉末は、エマルジョンポリマーのスプレー乾燥と同様
に凍結乾燥により製造することができる。25℃未満の
純粋なコポリマーのガラス温度および相当する低温の、
室温より低い最低膜形成温度を有する混合ポリマーから
再分散可能な粉末を製造することもできる。このため
に、スプレー乾燥の際のスプレー補助物質の添加は必要
でない。分散剤粉末の付着安定性は粘着防止剤を添加せ
ずに得られる。
【0037】被覆剤は、所望の膜硬度および膜弾性を調
整するために常用の軟化剤を含有することができるにも
かかわらず、有機溶剤から膜を形成する間にまたは熱ゲ
ル化におけるように、製造中に膜を柔軟にかつ粘着性に
する量の軟化剤を必要としない。更に、意想外にも、そ
れ自体柔らかいコポリマーから再分散可能な、付着可能
の分散剤粉末だけでなく、これから更に、高い引張り強
さを有する粘着しない弾性被膜を、軟化剤を添加せずに
製造することが可能である。このことは、スプレー乾燥
のために十分に高いガラス温度(および相当する高い最
低膜形成温度)を有するコポリマーから被膜を製造する
よりすぐれた、本発明による方法の重要な利点である。
更に、本発明により、意想外にも、溶解性の糖化された
澱粉を含有するにもかかわらず遅延タブレットを製造す
ることができる。
【0038】乳化重合に使用される糖化された澱粉の量
に応じて、生じた膜の溶解特性を制御することができ
る。前記の欧州特許第88951号明細書に対して、原
則的にイオン化可能の基、たとえばアミノ基またはカル
ボキシル基を含有する、コポリマー中のモノマー単位
は、再分散可能性を生じるために使用可能であるが、必
須でないので、周囲の媒体のpH値に無関係の拡散透過
性を有する膜を製造することができる。従って、本発明
による分散液を用いた湿式粒状化および引き続く錠剤化
により、薬剤の遅れた放出を可能にするマトリックスタ
ブレットを製造することができる。同様に、分散液中の
糖化された澱粉の割合の変化により、媒体中で多かれ少
なかれ急激に、かつpHに無関係に分解する被膜を実現
することができる。
【0039】“薬剤”とは、すべての固体の薬剤、従っ
てたとえばタブレット、膜タブレット、糖衣錠、粒状物
のことであり、粉末は該当しない。
【0040】
【実施例】
例1 遅延マトリックスタブレットの製造、粒度0.2〜0.
7mmの水不含のテオフィリン125gを、燐酸水素カ
ルシウム75gと混合し、水20.8gで湿らせ、かつ
モノマーの合計に対してマルトデキストリン20重量%
の存在下で乳化重合することにより製造した、重量比
2:1のエチルアクリレートおよびメチルメタクリレー
トからなり、固体含量30%を有するポリマー分散液3
5.23gを用いて粒状化した。粒状物を循環空気乾燥
棚内で24時間乾燥し、濾過し、かつ回転装置上でプレ
ス圧15kNで、直径8mmおよび重量215mgを有
するタブレットにプレス加工した。該タブレットは、p
Hに無関係の、8時間にわたる遅れた作用物質の放出を
示した(USP XXII,方法2;図1)。
【0041】例2 急激に分解する被膜としての使用、水107.5g中で
Sicopharm−キノリンゲルブラック1.5g、
二酸化チタン6.0gおよびタルク7.5gをUltr
a−Turraxを使用して微細に懸濁させた。この懸
濁液中で、モノマーの合計に対してマルトデキストリン
30重量%の存在下で乳化重合し、スプレー乾燥し、か
つ再分散することにより製造した、重量比2:1のエチ
ルアクリレートおよびメチルメタクリレートからなる水
性の30%ポリマー分散液125.0gを撹拌した。そ
のように得られた被覆剤懸濁液500gを、ポリマーで
計算して1.4mg/cm2の被覆量に相当して、流動
床内のPlaceboコア2.5kgにスプレーした。
供給空気温度は42℃であり、スプレー速度は約20g
/分であった。被覆したタブレットを循環空気乾燥棚内
で40℃で夜通し乾燥した。被膜は均一に被覆され、滑
らかで光沢があった。タブレットの分解時間は、実際
は、被覆により延長されず、3〜4分であった。
【0042】例3 味を隠蔽する被膜としての使用、例2と同様に、ただ
し、乳化重合の際にマルトデキストリン20%(30%
の代わりに)のみを使用して製造した、40重量%のス
プレー懸濁液500gを、Accela−Cota(M
anesty Machines Ltd.Spek
e,Liverpool L249 LQ,UK)内
で、テオフィリン含有のコア5kgに、スプレー速度約
20g/分で供給空気温度50℃で被覆した。被覆量は
ポリマーで計算して0.7mg/cm2であった。被覆
されたタブレットは数分間味を隠蔽していた。生体外で
の作用物質の放出は、それにより遅延しなかった(US
P XXII,方法2,0.1NHCl;図2)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1により製造した被膜を被覆し
たマトリックスタブレットからの作用物質の放出を示す
グラフである。
【図2】実施例3により製造した、味を隠蔽する被膜を
被覆したマトリックスタブレットからの作用物質の放出
を示すグラフである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】更に、その40重量%水溶液が、25℃お
よび剪断速度75s−lで、DIN53019により決
定した動力学粘度η40〔Pa・s〕0.01〜0.0
6、有利には0.015〜0.04、特に有利には0.
02〜0.035を有する、本発明により使用すべき糖
化された澱粉を使用した場合に、その特性が特に有利な
水性ポリマー分散液が得られることが判明した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クルト ヴェンデル ドイツ連邦共和国 ルートヴィッヒスハー フェン ヴェーラーシュトラーセ 26 (72)発明者 アストリート カー−ヘルビッヒ ドイツ連邦共和国 ノイシュタット ヨハ ン−ゴットリープ−フィヒテ−シュトラー セ 67

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬剤用水性被膜を製造するための、粉末
    状の、冷水中でほかの補助物質を使用せずに再分散可能
    な混合物において、混合物が、平均分子量2500〜2
    5000の糖化された澱粉0.1〜2重量部の存在下で
    重合したエマルジョンポリマー10〜100重量%を含
    有し、該ポリマーが少なくとも1種のエチレン性不飽和
    の重合可能なモノマー1重量部からなることを特徴とす
    る薬剤用水性被膜を製造するための混合物。
JP4267043A 1991-10-07 1992-10-06 薬剤用水性被膜を製造するための混合物 Withdrawn JPH05194198A (ja)

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