JPH0519398B2 - - Google Patents

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JPH0519398B2
JPH0519398B2 JP58225227A JP22522783A JPH0519398B2 JP H0519398 B2 JPH0519398 B2 JP H0519398B2 JP 58225227 A JP58225227 A JP 58225227A JP 22522783 A JP22522783 A JP 22522783A JP H0519398 B2 JPH0519398 B2 JP H0519398B2
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JP
Japan
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phase
control voltage
voltage
voltage signal
dead time
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JP58225227A
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JPS60118083A (ja
Inventor
Masayuki Terajima
Makoto Igarashi
Tadashi Ashikaga
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P21/00Arrangements or methods for the control of electric machines by vector control, e.g. by control of field orientation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、誘導電動機のベクトル制御装置、特
にパルス幅変調(PWM)方式トランジスタイン
バータによるベクトル制御装置に関する。
(従来技術と問題点) 近年、誘導電動機の速応性を向上する制御方式
として、電動機の一次電流を励磁電流と二次電流
とに分けて制御し、二次磁束と二次電流ベクトル
を常に直交させることで直流機と同等の応答性を
得ようとするベクトル制御方式が提案されてい
る。
このようなベクトル制御方式として、電動機に
交流電力を供給する電力変換装置にPWM方式イ
ンバータを使つた電圧形ベクトル制御方式とし、
二次磁束分と二次電流分との間に互いの干渉分を
キヤンセルできる非干渉制御方式を本願出願人は
既に提案している(特開昭59−165982号)。この
概要を第1図を参照して以下に説明する。
電動機1にPWM方式インバータ2から電圧制
御による一次電圧を供給して該電動機1に磁束と
二次電流とが互いに直交するよう制御するにおい
て、磁束の方向をα軸とし二次電流の方向をα軸
に直交するβ軸として指令値としてのα相一次電
流i1*及びβ相一次電流i1*から夫々α相一次電
圧e1〓、β相一次電圧e1〓の二相電圧信号を得るの
に、補正演算回路3によつて電動機1のβ相一次
電流i1〓による磁束への干渉及びα相一次電流i1
による二次電流への干渉を取除くようにしてい
る。この補正演算回路3によつてα相一次電圧
e1〓、β相一次電圧e1〓は、互いに非干渉にした磁
束、二次電流の指令信号になり、これら信号は極
座標法又は二軸法による相電圧演算回路7によつ
てインバータ2の三相電圧指令信号ea *、eb *、ec
に変換される。
β相一次電流指令i1*は速度設定値Vs *と電動
機の速度検出器4の検出値ωrとの突合せで速度
調節器5の出力として取出され、電源角周波数
ωpは角周波数演算回路6によつて得る。また、
相電圧演算回路7における二相・三相変換に必要
な正弦波・余弦波信号SINωpt、COSωptは電源角
周波数ωpを使つて三角関数発生回路8から得る
し、インバータ2におけるパルス幅変調に必要な
搬送波としての三角波信号Tr1はωpを使つて三角
波発生回路9から得る。10はインバータ2に直
流電力を供給する整流器である。
このように、電動機の一次電圧をPWM方式イ
ンバータでベクトル制御する方式は、非干渉制御
のための補正演算することによつて、従来の電流
制御形ベクトル制御と異なり一次電圧をフイード
フオワード制御することになつて非常に応答性に
優れ、直流機以上の応答特性が確認されている。
しかし、この方式は一次電圧をオープンループ
で制御するため、トランジスタインバータ2のト
ランジスタ間のデツドタイムによる電圧減少分が
制御誤差となつて現われることがある。
(発明の目的) 本発明は、トランジスタインバータのデツドタ
イムによつて生じる制御誤差を補償して制御性能
を向上したベクトル制御装置を提供することを目
的とする。
(発明の概要) 本発明は、デツドタイムによる降下電圧eDB
その力率角よりα、β軸の二軸成分に分解し、
夫々の二軸制御電圧信号e1〓、e1〓に加減算して補
償することを特徴とする。
(発明の原理的な説明) 第1図におけるインバータ2が第2図に示すよ
うにトランジスタTr1〜Tr6と帰還ダイオードD1
〜D6の並列回路をブリツジ接続にしたインバー
タ主回路2Aを持つものにおいて、例えばトラン
ジスタTr1とTr2の上下アームの転流時に両トラ
ンジスタが同時に点弧状態になる期間が生じると
ターンオフロスが大きくなるため、ターンオフす
るトランジスタに対してターンオンするトランジ
スタをわずかに遅らせる制御がなされる。
いま、a相の出力電流iaが図示方向にある期間
を考えると、PWM波形に従つてトランジスタ
Tr1からトランジスタTr2に転流するにはトラン
ジスタTr1のオフ時点でダイオードD2が導通して
電流iaを流し続け、トランジスタTr2の点弧を遅
らせるも何ら影響がない。逆に、トランジスタ
Tr2からTr1への転流はトランジスタTr2がもとも
と非導通でダイオードD2が導通しているため、
トランジスタTr1がオンするまでは電動機1にダ
イオードD2を通して負側電位から電流iaが流れる
ことになる。これは電流iaが図示とは逆方向の期
間についてもTr1とTr2、D2とD1を置換えて同じ
動作になる。
これら関係を第3図で説明する。位相制御角
の電流iaが第2図矢印方向の正期間Tpに制御電圧
信号eaと三角波Tr1との比較によるPWM波形に
従つてトランジスタTr1とTr2をオン・オフする
のに、トランジスタTr1とTr2の接続点の電位が
正極性に変化するのにトランジスタTr1の点弧遅
れ(デツドタイムTd)だけ遅れる。逆に、電流ia
が負期間TNでは電位が負極性に変化するのがト
ランジスタTr2に設定するデツドタイムTdだけ遅
れる。この遅れ分は同図dに示すように等価的に
幅Tdのパルス状電圧Edが逆極性に加わつたもの
となり、この電圧をフーリエ展開した基本波分は
本来出力しようとした電圧ea *に対して逆極性に
なるため基本波出力電圧を下げるように作用す
る。このように、制御電圧信号ea *、eb *、ec *
対してトランジスタに設定するデツドタイムによ
る制御出力の低下が発生し、意図する制御出力に
誤差を発生させる。
このデツドタイムTdによつて生じる逆電圧の
平均値DBは次の(1)、(2)から(3)式のようになる。
DB=Ed1/πQd(P−1)/2 ……(1) Qd=2π・Td・f ……(2) ∴DB=Ed・Td・(P−1)・f ……(3) ここで、Edはインバータ2の直流電圧、Pは
制御電圧信号(ea *等)の1周期に対する三角波
Tr1のパルス数、fは制御電圧信号の周波数であ
る。
次に、デツドタイムTdの無い理想的な制御で
得られる基本波電圧e1は次の(4)式で示される。
e1=Ed/2μSINωt ……(4) ここで、μは制御電圧信号(ea *等)振幅と三
角波振幅の比になる制御率である。
この基本波電圧e1に対して、デツドタイム電圧
eDBは位相角(力率角)を考慮して次の(5)式に
なる。
eDB=π/2・Ed・Td・(P−1) ・f・SIN(ωt−) ……(5) この式中、π・Td・(P−1)・f=μdと置く
とインバータ出力電圧e(基本波)は次の(7)、(8)
式になる。
e=e1+eDB ……(6) =Ed/2{μ・SINωt+μd ・SIN(ωt−)} ……(7) =Ed/2√22 d+2・ ・SIN(ωt+α) ……(8) 但し、α=t-1 aoμd・SIN/μ−μd・cos 上述までのことから、本発明はデツドタイム
Tdによつて減少する電圧eDB(前述の(5)式)を予め
見込んで同期回転座標から制御電圧信号(e1〓、
e1〓)を補償することで正確な出力電圧を得る。
(実施例) 第4図は、本発明の一実施例を示す要部回路図
である。補償回路3では磁束と二次電流設定用一
次電流設定信号i1*、i1*から非干渉補償した一
次電圧演算結果e1〓、e1〓を得、相電圧演算回路7
では電圧信号e1〓、e1〓から各相電圧設定値ea *、eb
、ec *を得るにおいて、力率角演算器11は一次
電流設定信号i1*、i1*から力率角を次の式か
ら求め、 =tan-1i1*/i1* ……(9) この力率角を持つ正弦波信号SINと余弦波
信号cosを得る。従つて演算器11は、第5図
に示すように信号i1*、i1*による電流ベクトルI1
と電圧e1〓、e1〓による電圧ベクトルE1との間の力
率角からデツドタイムによる電圧減少eDBをα、
β軸成分に分解するための正・余弦波成分を得
る。
なお、デツドタイムによる電圧eDBは前述の(3)、
(5)式から次の(10)式に変換される。
eDB=EDBSIN(ωt−) =EDB(cos・SINωt−SIN・cosωt) ……(10) 次に、デツドタイム電圧演算器12はデツドタ
イム電圧EDBの演算を行なう。このため、演算器
12は角周波数ω、三角波パルス数P、設定され
るデツドタイムTdから次の(11)式により求める。
EDB=π/2・Ed・Td・(P−1)・f ……(11) 次に、乗算器13は演算器11の出力SIN、
cosと演算器12の出力EDBから電圧eDBのα軸成
分EDB・SINとβ軸成分EDB・cosを求める。比
較器14,15は電圧信号e1〓、e1〓に乗算器13
の出力を夫々加減算して相電圧演算回路7の新た
な入力電圧信号e* 1〓、e* 1〓とする。
これら信号は次の(12)式になる。
e1*=e1〓+EDB・SIN e1*=e1〓−EDB・cos ……(12) (発明の効果) 本発明によれば、PWM方式トランジスタイン
バータによるベクトル制御において、トランジス
タのデツドタイムによる電圧降下を補償して制御
性能を向上できる効果がある。特に、本発明では
負荷になる誘導電動機によつて負荷力率が変化す
る場合にも正確に補償でき、さらにデツドバンド
の影響が大きくなる基本波成分に着目した補償に
よつて2相座標上での補償をして3相に変換で
き、補償回路及び演算を簡単にする効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は非干渉制御のベクトル制御方式構成
図、第2図はトランジスタインバータの主回路
図、第3図はデツドタイムによる誤差分を説明す
るための波形図、第4図は本発明の一実施例を示
す要部回路図、第5図は第4図の動作説明のため
のベクトル図である。 2……インバータ、3……補償回路、7……相
電圧演算回路、8……三角関数発生回路、9……
三角波発生回路、11……力率角演算器、12…
…デツドタイム電圧演算器、13……乗算器、1
4,15……比較器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 誘導電動機の二次磁束と二次電流ベクトルの
    設定値i1*、i1*からα、βの二軸制御電圧信号
    e1〓、e1〓に変換し、この制御電圧信号から各相制
    御電圧信号ea *、eb *、ec *に二相−三相変換し、
    該各相制御電圧信号をパルス幅変調方式トランジ
    スタインバータの制御電圧信号にする誘導電動機
    のベクトル制御装置において、 上記トランジスタインバータに設定するデツド
    タイムTdによる制御電圧降下分eDBの大きさEDB
    を次式 EDB=π/2Ed・Td・(P−1)・f P;三角波パルス数 f;制御電圧信号の周波数 に従つて求めるデツドタイム電圧演算器を設け、 上記設定値i1*、i1*から力率角φを次式 φ=tan-1i1*/i1* に従つて求めて正弦波SINφ及び余弦波cosφ成分
    を得る力率角演算器を設け、 上記制御電圧降下分eDBの大きさEDBに正弦波及
    び余弦波成分を夫々乗算する乗算器を設け、 上記二相−三相変換の制御電圧信号e1*、e1*
    を次式 e1*=e1〓+EDB・SINφ e1*=e1〓−EDB・cosφ とすることを特徴とする誘導電動機のベクトル制
    御装置。
JP58225227A 1983-11-28 1983-11-28 誘導電動機のベクトル制御装置 Granted JPS60118083A (ja)

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JPS62107691A (ja) * 1985-10-31 1987-05-19 Mitsubishi Electric Corp 交流電動機の速度制御装置
JP4895120B2 (ja) * 2007-05-22 2012-03-14 富士電機株式会社 電圧形インバータの制御装置

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