JPH05193615A - テトラ状包装体の製造方法 - Google Patents

テトラ状包装体の製造方法

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JPH05193615A
JPH05193615A JP3358943A JP35894391A JPH05193615A JP H05193615 A JPH05193615 A JP H05193615A JP 3358943 A JP3358943 A JP 3358943A JP 35894391 A JP35894391 A JP 35894391A JP H05193615 A JPH05193615 A JP H05193615A
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tetra
wrinkles
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シール時にシワが発生せず、外観が向上した
テトラ状包装体を製造する。 【構成】 筒状に成形した可撓性の包材9内に、十字状
の噴射ノズル41、42、43、44を挿入する。包材
9を押え板51、52に挟んだ状態で、押え板51、5
2の長手方向に横シールする。横シールは直交する2方
向へ対して行い、テトラ形状の包装体に成形する。横シ
ールに先立って、押え板51、52と平行に位置した噴
射ノズル42、44から包材9内にガスを噴射して包材
9を偏平状に伸張させ、伸張状態で押え板51、52に
より包材9を押圧する。包材9の伸張によりシワが発生
せず、シワに起因したシール不良、外観劣化を防止でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はティーバッグやだし袋の
ように抽出用原料が充填されて湯や水の中で振盪使用さ
れる包装体、特に使用時に四面体形状に展開されるテト
ラ形状の包装体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】内部に茶葉、コーヒー粉などを封入して
抽出する包装体として、矩形状の外形に代えて、テトラ
形状の外形をしたものが開発されている。図13および
図14はこのテトラ状包装体1を示す。合成樹脂糸偏成
の網目状シート、布シート、不織布あるいはナイロン紗
などのような可撓性および透液性を有した包材がテトラ
形状に成形された袋体2と、袋体2の外面に配設された
摘み紐3とを備えている。袋体2内には、緑茶、紅茶、
ウーロン茶などの茶葉、コーヒー粉、削り節、だし昆
布、煮干しなどの抽出原料となる内容物が封入されてい
る。摘み紐3は一端が袋体2に止着されると共に、他端
にはタグ4が取り付けられており、袋体2の外面に巻回
された状態で、タグ4が袋体に係着されている。図13
は包装体1を非通気性の外袋(図示省略)から取り出し
た状態であり、この状態でタグ4を剥して、図14のよ
うに湯や水の中に袋体1を吊下げることにより内容物の
抽出が行われる。このようなテトラ形状の包装体1は矩
形状の包装体1に比べて、大量の内容物を充填できると
共に、図14に示すように一の頂点部分が最下位に位置
するように吊り下げられるため、抽出効率が良く、しか
も液切れが良好となるメリットがある。
【0003】このような包装体1はシート状の包材を筒
状に形成した後、この筒状の包材に対して直交する2方
向にシールを行うことにより、テトラ状に作成されるも
のであり、図13において、5は筒状とするための縦シ
ール線、6および7はこの縦シール線5に対して交差
し、かつ相互に直交する方向に形成された第1および第
2の横シール線である。
【0004】かかるテトラ状包装体1の製造としては、
従来、実開昭63−7602号公報および特開平1−3
08707号公報の技術が知られている。実開昭63−
7602号公報は包材を巻回した状態で縦シール(図1
3における縦シール線5)して筒状とした後、この筒状
の包材に対して上下2箇所から横シール(図13におけ
る横シール線6および7)を直交する方向に行ってテト
ラ形状とするものである。また特開平1−308707
号公報は横シールを行う横シール機を回転および上下動
可能とし、筒状の包材に対して下側の横シールをした
後、横シール機を90度回転させて、上方に移動させ、
上側の横シールを行うものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】不織布、ナイロン紗な
どからなる可撓性を有した包材はシワを生じ易い性質を
有しており、特にこのシワが直交する方向への横シール
時に発生する。しかしながら上記従来技術はいずれも、
このシワを伸張あるいは除去する手段を有していないた
め、横シール部分にシワが残存した状態となる。このた
め包装体の外観が劣化すると共に、横シールが完全とな
らず、シール不良が部分的に生じ、このシール不良部分
から内容物が洩出する問題を有している。
【0006】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であり、横シール時のシワの発生を防止することによ
り、外観を向上させると共に、内容物の洩出を防止する
ことができるテトラ状包装体の製造方法を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のテトラ状包装体
の製造方法は、可撓性を有した筒状の包材の長手方向2
箇所に対して相互に直交する方向の第1および第2の横
シールを行うと共に、前記各横シールに先立って、その
シール方向に対応した方向のガスを前記包材内に噴射す
ることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成では、筒状の包材に対して相互に直交
する方向の横シールを施すことによりテトラ状包装体を
作成できるが、この横シールに先立って、包材内にシー
ル方向のガスを噴射するため、包材がシール方向に偏平
状に伸張して包材にシワを生じることがなくなる。この
ため横シールを完全に行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例に基づいて具
体的に説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例が適用された製造
装置の概略側面図、図2はガイド筒部分を省略した正面
図である。図1において、縦長のガイド筒10が立設状
に設けられ、このガイド筒10の長手方向に沿って縦シ
ール機20と、フィードローラ12とが配設されると共
に、ガイド筒10の方向には回転手段30が配設されて
いる。これに対し、包材9はロール状に巻回されてお
り、長尺なシート状でガイド筒10に供給される。この
包材9としては不織布、ナイロン紗などの可撓性を有し
た透液性素材が使用される。
【0011】ガイド筒10はこの包材9をその長手方向
に案内するものであり、包材9は二つ折りされた状態で
ガイド筒10を摺動する。この場合、包材9は左端側が
開放状態のまま摺動し、この摺動時に右端側が縦シール
機20によって連続的に縦シールされて、筒状に形成さ
れる。フィードローラ12はかかる包材9の右端側に転
接して包材9を下方向に送り出す繰り出し力を作用させ
るものであり、適宜のモータに連結されて、その回転が
行われる。
【0012】縦シール機20はこのフィードローラ12
の上方に位置して、包材9の右端側を連続的にシールす
る。この縦シール機20としては、超音波溶着、熱圧
着、熱風溶着などの内、適宜の手段を採択使用すること
ができる。本実施例においては超音波溶着を行うように
なっており、図2に示すように、超音波振動を行うホー
ン21と、ホーン21からの超音波を受けるリング状の
受台22とが対向している。包材9はこのホーン21と
受台22との間を走行することにより、連続的な縦シー
ルが行われて筒状に成形される。
【0013】前記ガイド筒10は包材9を案内すると共
に、包材9内への内容物の投入を案内するものである。
かかる内容物の投入を行うためガイド筒10内にはシュ
ータ11が同軸的に挿入されている。このシュータ11
の上部には内容物が収納されているホッパーおよびホッ
パーの開放、閉鎖を行うシャッター(いずれも図示せ
ず)が設けられており、シャッターの開作動により内容
物はシュータ11内に導入され、その開放下端部から包
材内に一定量が投入されるようになっている。
【0014】このシュータ11はガイド筒10から下方
に延設しており、このシュータ11内にガス噴射手段4
0が挿入されている。
【0015】ガス噴射手段40は後述するように、包材
9への横シールに先立って筒状の包材9内にガスを噴射
するものであり、90度間隔で設けられた十字形状の噴
射ノズル41、42、43、44(図5参照)と、これ
ら噴射ノズル41、42、43、44が束ねられた状態
で挿入され、シュータ11およびガイド筒10から抜き
出されたステンレスなどのパイプ45とを備えている。
各噴射ノズル41、42、43、44はシュータ11の
下端部から下方に抜き出されており、これにより、これ
らのノズルはシュータ11下方の包材9内に侵入してい
る。この場合、噴射ノズルは一直線上に位置したものが
一対となるものであり、図示例においては噴射ノズル4
1と43が、また噴射ノズル42と44とが一組となっ
て同時にガスが供給される。かかる一組毎のノズルへの
ガスを供給するため、これらの一組のノズルは接続管4
6、47にそれぞれ接続されている。そして、各接続管
46、47が電磁弁(図示省略)を介して、ポンプなど
の噴射源(図示省略)に接続されている。噴射ノズル4
1、42、43、44から噴射するガスとしては、空気
でも良く、窒素ガスや炭酸ガスなどの不活性ガスでも良
く、後者の場合には包材9内に充填された内容物の酸化
を抑制できるため、内容物の品質保持の観点から好まし
い。
【0016】前記回転手段30はこのような噴射ノズル
41、42、43、44の下方に配設されている。この
回転手段30は図1、図2および図3に示すように、回
転板31と、回転板31の回転を支承する落下筒32と
を備えている。落下筒32はテトラ状に成形された包装
体(図示省略)を下方に案内するものであり、装置全体
を支持する基台33に固定されている。回転板31はこ
の落下筒32が略中央部分に挿入され、この挿入部分に
ベアリング34が介挿されることにより、落下筒32を
中心として回転する。この回転は90度毎に往復駆動さ
れるものであり、この回転力を付与するためのシリンダ
35が回転板31の一隅部分に連結されている(図3参
照)。このような構成ではシリンダ35が伸長すると、
回転板31は図3に示す矢印a方向に90度回転し、シ
リンダ35が縮長すると矢印b方向に90度回転する。
これらの回転は後述するように、包材9に対して横シー
ルを行う際に間欠的に行われるが、このように90度毎
に往復回転する構造では、一方向のみへの回転を行う場
合よりも、その機構が簡単となり、制御が容易となるメ
リットがある。
【0017】かかる回転手段30には押圧手段としての
押え板51、52と、横シールを行う横シール機60と
が搭載されるものであり、これらの搭載を行うため、回
転板31上にはガイドプレート36、36が対向配置さ
れている。押え板51、52はこのガイドプレート3
6、36にそれぞれ掛け渡されて対向しており、いずれ
か一方または双方がシリンダなどの駆動源(図示省略)
に連結されて、ガイドプレート36、36の長手方向に
移動する。そして、この移動によって押え板51、52
は包材9を両側から挟んで固定するため、横シール機6
0による横シールを安定化させることができる。
【0018】横シール機60は超音波溶着、熱圧着、熱
風溶着などの適宜の手段が採択使用されるが、本実施例
では超音波溶着を行う構成となっている。このため横シ
ール機60は図2および図3に示すように、超音波振動
を行うホーン61と、このホーン61からの超音波を受
けるロッド形状の受台62とを備えている。これらホー
ン61および受台62は押え板51、52に沿って同期
走行することにより、包材9へ第1および第2の横シー
ルを行うものである。かかる走行を可能とするため、押
え板51、52にはホーン61および受台62のそれぞ
れが侵入状態で同期移動するスリット53、54が形成
されている。
【0019】図4は横シール機60によるシール方向と
ガス噴射手段40の噴射ノズル41、42、43、44
のガス噴射方向との相関々係を示す。上記した本実施例
の構成では、横シール機60によるシール方向と押え板
51、52との押え方向が同一のため、簡素化のため図
4では横シール機60を省略し、押え板51、52によ
りシール方向を示している。同図において、押え板5
1、52は90度毎に往復回転して実線状態と、鎖線状
態とを繰り返し、各状態で押え板51、52の長手方向
に対して横シールが行われる。この横シール時におい
て、押え板51、52が実線状態のとき、噴射ノズル4
2、44が包材9内にガスを噴射し、鎖線状態のとき、
噴射ノズル41、43が包材9内にガスを噴射する。す
なわちガス噴射手段40によるガスの噴射方向は押え板
51、52の長手方向(横シールの方向)と同一の方向
に対して行われるものであり、このように横シール方向
と同方向にガスを噴射することにより、可撓性を有した
包材9はシール方向に偏平状に伸張する。そして、この
伸張によりシワが発生することがなくなると共に、既に
発生していたシワも除去されるため、包材9は全面が密
着する。このため横シールを完全に行うことができ、シ
ール不良部分が残存することがなくなり、シール不良部
分からの内容物の洩出がなくなると共に、製品としての
外観も向上する。
【0020】次に本実施例によって包装体を成形する方
法を図5ないし図10により説明する。なお、図示例に
おいて包材9への摘み紐3およびタグ4(図13および
図14参照)の取り付けについての説明は省略するが、
これらはシート状の包材9に所定間隔であらかじめ取り
付けられていても良く、包装体の成形時に取り付けるよ
うにしても良い。まず図5に示すように、包材1をガイ
ド筒10(図1参照)に沿って摺動させながら、縦シー
ル機20によって連続的に縦シールを行い、縦シール線
5を有した筒状の包材9とする。そして、包材1の下端
部に押え板51、52を当接させて、押え板51、52
の方向に第1の横シールを行う。この押え板51、52
の当接に先立って、ガス噴射手段40から包材9内にガ
スを噴射する。図9はかかるガス噴射状態を示し、押え
板51、52と平行位置にある噴射ノズル42、44か
らガスが噴射される。このガスの噴射圧力は包材9の硬
度、材質等によって適宜、選定されるものであり、例え
ば不織布、ナイロン紗の場合には、3kgf/cm2 程度の圧
力が良好である。このガスの噴射により、包材9は図9
の実線状態から鎖線状態に示すように、偏平状に伸張す
る。そして、この伸張と同時または直後に、ガス噴射を
止め、押え板51、52によって包材9を押圧し、横シ
ール機60を走行させて、第1の横シール線6を形成す
る。
【0021】その後、図6に示すようにシュータ11か
ら所定量の内容物を包材9内に投下すると共に、回転手
段30を駆動して、押え板51、52および横シール機
60を一体的に90度回転させる。これにより押え板5
0、51および横シール機60は第1の横シール線6と
直交した位置となる。
【0022】次に図7に示すように、包材9を所定長さ
下降させ、この下降の直後にガス噴射手段40から包材
9内にガスを噴射する。図10はこのガス噴射状態を示
し、図9に対し押え板51、52は直交した位置となっ
ており、この押え板51、52と平行となっている噴射
ノズル41、43からガス噴射する。このガスの噴射に
より包材9は偏平状に伸長して実線状態から鎖線状態と
なる。そして、この伸長状態の後、ガス噴射を止めて図
8に示すように、押え板51、52によって包材を押圧
し、横シール機60を走行させて第1のシール線6と直
交する第2のシール線7(図13参照)を形成すると同
時に、第2のシール線7を境として切り離す。これによ
り図13に示すテトラ状包装体1を形成することができ
る。
【0023】このような方法では、横シールに先立っ
て、包材9内にガス噴射を行うことにより、そのシール
方向と平行な方向に包材9を伸張させるため、シワの発
生がなくなり、シワに起因するシール不良の発生を防止
できると共に、外観が向上する。また、包材を送り出し
ながら包装体1を成形するため、短時間で大量の包装体
を製造できる。
【0024】図11はガス噴射手段40の別の実施例を
示す。この実施例のガス噴射手段40は内容物を包材内
に投下するシュータ11と一体に形成されるものであ
り、シュータ11が外管11aと、外管11a内の円周
上の四等分位置内に挿入された内管11bとからなって
いる。また内管11bと外管11aとの間はリング蓋1
3により封鎖されている。そして、外管11aの下端部
分における内管11bとの対応位置には、ノズル孔14
が開口されており、各ノズル孔14が電磁弁を解してポ
ンプ(図示省略)に接続されている。この実施例におい
ても、一直線上に位置する一組のノズル孔14にガスを
同時に供給することにより、ガスが包材内に噴射して包
材の伸張を行うことができるが、このようにシュータ1
1にガス噴射手段40を組み込むことにより、部品点数
が減少するため構造が簡単で、組み立てを容易に行うこ
とができるメリットがある。
【0025】図12は本発明のさらに別の実施例を示
す。この実施例では包材9があらかじめ筒状に形成され
た状態で供給されるものであり、包材9に縦シール線が
形成されていない。従って、包材9を案内するガイド筒
は長尺の円環形状のものが使用される。また、包材9に
対し、直交する2方向へのシールを行う手段として、熱
溶着が使用されている。同図において、81、82はこ
の熱溶着を行うヒータであり、包材9を挟んだ対向位置
に配設されている。このヒータ81、82は対向状態で
間欠的に90度回転することで、包材9に対して直交し
た第1の横シール線および第2の横シール線を形成す
る。本実施例においても、ガス噴射手段40の噴射ノズ
ル41、42、43、44が包材9内に挿入されてお
り、選択された一組の噴射ノズルからヒータ81、82
と平行した方向の包材9内にガスを噴射することによ
り、包材9を偏平状にする。従って、この実施例におい
てもシワの発生のない熱シールを行うことができる。な
お、ヒータ81、82は包材9に両側から押圧して熱シ
ールを行うため、ヒータ81、82が包材9を押圧する
押え板の機能を兼ねている。このためこの実施例では包
材9を押圧する押え板51、52(図3参照)が不要と
なっている。また、本実施例ではヒータ81、82内に
カッター(図示省略)を進退自在に設けることにより、
テトラ状に形成した包装体を包材から切り離すことがで
きる。
【0026】本発明は以上の実施例に限定されることな
く種々変形が可能である。例えば回転手段30を一方向
へのみ90度ずつ回転するようにしても良い。また、押
え板51、52は横シールを確実に行うものであるた
め、押圧しなくても横シールが可能な材質の包材、例え
ばナイロン紗の場合には省略しても良い。
【0027】
【発明の効果】本発明は直交する2方向への横シールを
行う際に、そのシール方向と平行な方向の包材内にガス
を噴射して偏平状に伸張させるため、包材にシワを生じ
させることがない。このためシワに起因したシール不良
がなくなり、シール不良部分からの内容物の洩出を防止
でき、不良品発生率が少なくなると共に、外観が向上し
たテトラ状包装体を成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が適用された製造装置の斜視
図。
【図2】ガイド筒部分を省略した図1における正面図。
【図3】回転手段を示す斜視図。
【図4】ガス噴射と横シールとの関係を示す平面図。
【図5】本発明の一実施例の製造方法を説明する斜視
図。
【図6】本発明の一実施例の製造方法を説明する斜視
図。
【図7】本発明の一実施例の製造方法を説明する斜視
図。
【図8】本発明の一実施例の製造方法を説明する斜視
図。
【図9】ガス噴射の方向を説明する平面図。
【図10】ガス噴射の方向を説明する平面図。
【図11】本発明の別の実施例の要部を示す一部破断側
面図。
【図12】本発明のさらに別の実施例の斜視図。
【図13】テトラ状包装体の斜視図。
【図14】テトラ状包装体の使用状態を示す斜視図。
【符号の説明】
5 縦シール線 6 第1の横シール線 7 第2の横シール線 9 包材 10 ガイド筒 11 シュータ 20 縦シール機 30 回転手段 40 ガス噴射手段 51 押え板 52 押え板 60 横シール機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 77/00 E 9145−3E

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性を有した筒状の包材の長手方向2箇
    所に対して相互に直交する方向の第1および第2の横シ
    ールを行うと共に、前記各横シールに先立って、そのシ
    ール方向に対応した方向のガスを前記包材内に噴射する
    ことを特徴とするテトラ状包装体の製造方法。
JP35894391A 1991-12-30 1991-12-30 テトラ状包装体の製造装置 Expired - Lifetime JP3432833B2 (ja)

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