JPH05192559A - 粉体薄膜形成用装置 - Google Patents
粉体薄膜形成用装置Info
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- JPH05192559A JPH05192559A JP943092A JP943092A JPH05192559A JP H05192559 A JPH05192559 A JP H05192559A JP 943092 A JP943092 A JP 943092A JP 943092 A JP943092 A JP 943092A JP H05192559 A JPH05192559 A JP H05192559A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J8/00—Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes
- B01J8/0015—Feeding of the particles in the reactor; Evacuation of the particles out of the reactor
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 収容溝内の粉体が確実に抜け出して薄膜被形
成体上に散布され、均一かつ所要厚さの薄膜が形成でき
る粉体薄膜形成用装置を提供する。 【構成】 ホッパー1内には粉体2が貯溜され、このホ
ッパー1の下部に位置する回転ローラ3の外周の収容溝
3aに粉体2が収容される。この収容溝3aは底面ほぼ
円弧状又は底面の内角が90度以上の多角形状に形成さ
れている。また、回転ローラ3の外周面の近接位置に
は、前記ホッパー1内の粉体2の落下供給を規制すると
ともに、回転ローラ3の外周の粉体2をスクレープする
スクレーパ4が配設される。前記回転ローラ3の下方に
は粉体薄膜被形成体としての陽極マット6が配置され
る。そして、回転ローラ3が回転すると、前記収容溝3
a内の粉体がその自重によって落下し、陽極マット6上
に粉体薄膜が形成される。前記スクレーパ4と陽極マッ
ト6との間に、粉体分散用の金網5を介在させてもよ
い。
成体上に散布され、均一かつ所要厚さの薄膜が形成でき
る粉体薄膜形成用装置を提供する。 【構成】 ホッパー1内には粉体2が貯溜され、このホ
ッパー1の下部に位置する回転ローラ3の外周の収容溝
3aに粉体2が収容される。この収容溝3aは底面ほぼ
円弧状又は底面の内角が90度以上の多角形状に形成さ
れている。また、回転ローラ3の外周面の近接位置に
は、前記ホッパー1内の粉体2の落下供給を規制すると
ともに、回転ローラ3の外周の粉体2をスクレープする
スクレーパ4が配設される。前記回転ローラ3の下方に
は粉体薄膜被形成体としての陽極マット6が配置され
る。そして、回転ローラ3が回転すると、前記収容溝3
a内の粉体がその自重によって落下し、陽極マット6上
に粉体薄膜が形成される。前記スクレーパ4と陽極マッ
ト6との間に、粉体分散用の金網5を介在させてもよ
い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばナトリウム−硫
黄電池における陽極マットにα−アルミナ粉末の薄膜層
を形成するための粉体薄膜形成用装置に関するものであ
る。
黄電池における陽極マットにα−アルミナ粉末の薄膜層
を形成するための粉体薄膜形成用装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、上記陽極マット上にα−アルミナ
粉末の薄膜層を均一に形成するため、ロール式の散布機
が知られている。すなわち、この散布機は粉体を貯溜す
るホッパーと、このホッパーの下部に回転可能に支持さ
れ、外周部に粉体を収容する収容溝を有する回転体と、
この回転体の外周面の近接位置に配置されて前記ホッパ
ー内の粉体の落下供給を規制するスクレーパとからなっ
ている。上記収容溝は断面V字状をなし、前記粉体を収
容、排出できるようにしている。
粉末の薄膜層を均一に形成するため、ロール式の散布機
が知られている。すなわち、この散布機は粉体を貯溜す
るホッパーと、このホッパーの下部に回転可能に支持さ
れ、外周部に粉体を収容する収容溝を有する回転体と、
この回転体の外周面の近接位置に配置されて前記ホッパ
ー内の粉体の落下供給を規制するスクレーパとからなっ
ている。上記収容溝は断面V字状をなし、前記粉体を収
容、排出できるようにしている。
【0003】そして、上記回転体の下方に粉体薄膜被形
成体が配置され、回転体が回転されると、収容溝内及び
回転体とスクレーパの隙間の粉体はスクレーパを通過
後、自重により落下して薄膜被形成体上に散布される。
その結果、この薄膜被形成体上に粉体の薄膜が形成され
る。
成体が配置され、回転体が回転されると、収容溝内及び
回転体とスクレーパの隙間の粉体はスクレーパを通過
後、自重により落下して薄膜被形成体上に散布される。
その結果、この薄膜被形成体上に粉体の薄膜が形成され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記収容溝
の形状が断面V字状で底部が狭く、深いため、この部分
の粉体は収容溝内底部にはりついて目詰まりを起こしや
すく、自重によって落下しにくくなる。そのため、収容
溝内底部にはりついて詰まり状態となった粉体は、その
部分に付着したままの状態で一回転してしまう。従っ
て、その分粉体が薄膜被形成体上に供給されず、薄膜被
形成体上に薄膜が均一に形成されず、しかも所要厚さに
形成されないという問題点がある。
の形状が断面V字状で底部が狭く、深いため、この部分
の粉体は収容溝内底部にはりついて目詰まりを起こしや
すく、自重によって落下しにくくなる。そのため、収容
溝内底部にはりついて詰まり状態となった粉体は、その
部分に付着したままの状態で一回転してしまう。従っ
て、その分粉体が薄膜被形成体上に供給されず、薄膜被
形成体上に薄膜が均一に形成されず、しかも所要厚さに
形成されないという問題点がある。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解消するため
になされたものであって、その目的は、収容溝内の粉体
が確実に抜け出して薄膜被形成体上に散布され、均一か
つ所要厚さの薄膜が形成できる粉体薄膜形成用装置を提
供することにある。
になされたものであって、その目的は、収容溝内の粉体
が確実に抜け出して薄膜被形成体上に散布され、均一か
つ所要厚さの薄膜が形成できる粉体薄膜形成用装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明では粉体を貯溜するホッパーと、このホ
ッパーの下部に回転可能に支持され、外周部に粉体を収
容する収容溝を有する回転体と、この回転体の外周面の
近接位置に配置されて前記ホッパー内の粉体の落下供給
を規制するとともに、回転体の外周の粉体をスクレープ
するスクレーパとからなり、前記回転体の下方に配置さ
れる粉体薄膜被形成体上に粉体薄膜を形成するようにし
た粉体薄膜形成用装置において、前記収容溝が底面ほぼ
円弧状又は底面の内角が90度以上の多角形状に形成さ
れ、収容溝内の粉体がその自重によって落下可能である
粉体薄膜形成用装置をその要旨としている。
に、第1の発明では粉体を貯溜するホッパーと、このホ
ッパーの下部に回転可能に支持され、外周部に粉体を収
容する収容溝を有する回転体と、この回転体の外周面の
近接位置に配置されて前記ホッパー内の粉体の落下供給
を規制するとともに、回転体の外周の粉体をスクレープ
するスクレーパとからなり、前記回転体の下方に配置さ
れる粉体薄膜被形成体上に粉体薄膜を形成するようにし
た粉体薄膜形成用装置において、前記収容溝が底面ほぼ
円弧状又は底面の内角が90度以上の多角形状に形成さ
れ、収容溝内の粉体がその自重によって落下可能である
粉体薄膜形成用装置をその要旨としている。
【0007】第2の発明では、第1の発明において前記
スクレーパと粉体薄膜被形成体との間に、粉体分散用の
装置を介在させた粉体薄膜形成用装置をその要旨として
いる。
スクレーパと粉体薄膜被形成体との間に、粉体分散用の
装置を介在させた粉体薄膜形成用装置をその要旨として
いる。
【0008】
【作用】第1の発明では、ホッパー内下部の粉体が回転
体の収容溝に収容され、その状態で回転体の回転に伴っ
て回転する。そして、収容溝内の粉体はスクレーパを通
過した後、その自重によって収容溝から離脱し粉体薄膜
被形成体上に散布される。このとき、収容溝が底面ほぼ
円弧状又は底面の内角が90度以上の多角形状に形成さ
れているため、収容溝内の粉体は溝内底部に付着するこ
となく、その自重によって容易に離脱して落下する。
体の収容溝に収容され、その状態で回転体の回転に伴っ
て回転する。そして、収容溝内の粉体はスクレーパを通
過した後、その自重によって収容溝から離脱し粉体薄膜
被形成体上に散布される。このとき、収容溝が底面ほぼ
円弧状又は底面の内角が90度以上の多角形状に形成さ
れているため、収容溝内の粉体は溝内底部に付着するこ
となく、その自重によって容易に離脱して落下する。
【0009】第2の発明では、収容溝内の粉体はスクレ
ーパを通過した後、その自重によって落下し、金網等の
粉体分散用の装置を介して粉体薄膜被形成体上に落ち
る。このとき、分散装置上に落下した粉体は分散装置が
金網の場合はその網目により分散されて粉体薄膜被形成
体上に散布される。そのため、被形成体上に形成される
粉体薄膜は、前記分散装置がない場合に生じる回転体収
容溝形状の転写という現象が生じることなく、ほぼ均一
な厚みとなる。
ーパを通過した後、その自重によって落下し、金網等の
粉体分散用の装置を介して粉体薄膜被形成体上に落ち
る。このとき、分散装置上に落下した粉体は分散装置が
金網の場合はその網目により分散されて粉体薄膜被形成
体上に散布される。そのため、被形成体上に形成される
粉体薄膜は、前記分散装置がない場合に生じる回転体収
容溝形状の転写という現象が生じることなく、ほぼ均一
な厚みとなる。
【0010】
【実施例】以下に本発明を具体化した一実施例について
図1〜6に従って説明する。図1に示すように、α−ア
ルミナの粉体2が収容されたホッパー1の下部には回転
体としての回転ローラ3が図中時計方向に回転可能に支
持されている。この回転ローラ3の外周部には、図2
(a)に示すように、底面が断面円弧状をなす収容溝3
aが多数切欠き形成されている(この図は図2(b)の
A−A線断面図である)。図2(b)に示すように、こ
の収容溝3aは一定間隔をおいて綾目状に形成されてい
る。収容溝3aの形状は、この綾目状か又は回転ローラ
3の軸線に平行状に形成されていることが好ましい。
図1〜6に従って説明する。図1に示すように、α−ア
ルミナの粉体2が収容されたホッパー1の下部には回転
体としての回転ローラ3が図中時計方向に回転可能に支
持されている。この回転ローラ3の外周部には、図2
(a)に示すように、底面が断面円弧状をなす収容溝3
aが多数切欠き形成されている(この図は図2(b)の
A−A線断面図である)。図2(b)に示すように、こ
の収容溝3aは一定間隔をおいて綾目状に形成されてい
る。収容溝3aの形状は、この綾目状か又は回転ローラ
3の軸線に平行状に形成されていることが好ましい。
【0011】この収容溝3aは、例えば粉体2の粒子径
が50〜150μmの場合には円弧の半径rが1mm、深
さhが 0.2mm、収容溝3a間の距離aが1〜2mmであ
り、このとき良好な性能が発揮される。これらの数値に
よって、収容溝3a内からの粉体2の離脱のしやすさ、
収容溝3a内の粉体2の収容量、粉体2の均一散布など
が影響されるが、ナトリウム−硫黄電池の場合は上記数
値が好ましい。
が50〜150μmの場合には円弧の半径rが1mm、深
さhが 0.2mm、収容溝3a間の距離aが1〜2mmであ
り、このとき良好な性能が発揮される。これらの数値に
よって、収容溝3a内からの粉体2の離脱のしやすさ、
収容溝3a内の粉体2の収容量、粉体2の均一散布など
が影響されるが、ナトリウム−硫黄電池の場合は上記数
値が好ましい。
【0012】図1に示すように、回転ローラ3の近接位
置には、先端部が鋭った板状のスクレーパ4が配置さ
れ、ホッパー1内の粉体2が下方へ落下しないように規
制するとともに、回転ローラ3の外周面をスクレープし
て、粉体2が収容溝3a内で一定量になるようにしてい
る。回転ローラ3の下方位置において搬送ベルト7上に
は、粉体分散用の装置としての金網5を介して粉体薄膜
被形成体としてのグラファイト製の陽極マット6が載置
されている。この陽極マット6は図5(a)に示すよう
に、板状をなし、搬送用ベルト8によって左右に移動可
能になっている。
置には、先端部が鋭った板状のスクレーパ4が配置さ
れ、ホッパー1内の粉体2が下方へ落下しないように規
制するとともに、回転ローラ3の外周面をスクレープし
て、粉体2が収容溝3a内で一定量になるようにしてい
る。回転ローラ3の下方位置において搬送ベルト7上に
は、粉体分散用の装置としての金網5を介して粉体薄膜
被形成体としてのグラファイト製の陽極マット6が載置
されている。この陽極マット6は図5(a)に示すよう
に、板状をなし、搬送用ベルト8によって左右に移動可
能になっている。
【0013】ここで、ナトリウム−硫黄電池の構成につ
いて説明すると、図3に示すように、有底円筒状をなす
陽極容器11の上端部にはα−アルミナ製の絶縁リング
12が固着されている。この絶縁リング12の下部内周
面にはβ−アルミナ製の固体電解質管13の上部外周面
が接合固定されている。この固体電解質管13の内側に
は陰極室14が区画形成され、外側には陽極室15が区
画形成されている。陰極室14には陰極活物質としての
ナトリウム(Na)が収容され、陽極室15には陽極活
物質としての硫黄(S)が含浸された前記陽極マット6
が収容されている。
いて説明すると、図3に示すように、有底円筒状をなす
陽極容器11の上端部にはα−アルミナ製の絶縁リング
12が固着されている。この絶縁リング12の下部内周
面にはβ−アルミナ製の固体電解質管13の上部外周面
が接合固定されている。この固体電解質管13の内側に
は陰極室14が区画形成され、外側には陽極室15が区
画形成されている。陰極室14には陰極活物質としての
ナトリウム(Na)が収容され、陽極室15には陽極活
物質としての硫黄(S)が含浸された前記陽極マット6
が収容されている。
【0014】なお、この陽極マット6はグラファイト製
の成形品であり、ナトリウム−硫黄電池の陽極部材とし
て使用される。また、この陽極マット6がナトリウム−
硫黄電池に組込まれたとき、β−アルミナ製の固体電解
質管13側となる面に前記粉体2が散布されて薄膜層が
形成され、さらにマット6全体に硫黄Sが含浸される。
そして、粉体2の薄膜層により陽極の固体電解質管13
表面に高抵抗層が形成され、ナトリウム−硫黄電池の充
電反応時にこの高抵抗層により固体電解質管13表面で
硫黄Sが生成析出することなく、充電反応が円滑に行わ
れるようになっている。
の成形品であり、ナトリウム−硫黄電池の陽極部材とし
て使用される。また、この陽極マット6がナトリウム−
硫黄電池に組込まれたとき、β−アルミナ製の固体電解
質管13側となる面に前記粉体2が散布されて薄膜層が
形成され、さらにマット6全体に硫黄Sが含浸される。
そして、粉体2の薄膜層により陽極の固体電解質管13
表面に高抵抗層が形成され、ナトリウム−硫黄電池の充
電反応時にこの高抵抗層により固体電解質管13表面で
硫黄Sが生成析出することなく、充電反応が円滑に行わ
れるようになっている。
【0015】次に、この実施例の作用について説明す
る。図1に示すように、ホッパー1内にα−アルミナの
粉体2が収容されると、その下部においては粉体2が回
転ローラ3の各収容溝3aに収容される。この状態で、
回転ローラ3を一定の例えば40 rpmの速度にて図中時
計方向へ回転させると、粉体2が収容された収容溝3a
はスクレーパ4の先端位置を通過する。このとき、ホッ
パー1内の粉体2は、スクレーパ4の先端部が回転ロー
ラ3の近接位置に配置されているため、下方への落下が
規制されるとともに、収容溝3a内において一定量とな
るようにスクレープされる。粉体2が収容された収容溝
3aはスクレーパ4を通過後さらに回転されると、その
開口部が下方を向くようになるため、粉体2は自重によ
り収容溝3a内から離脱して下方へ落下する。この場
合、回転ローラ3に振動を与えると粉体2の落下はより
完璧に行われるので好ましい。
る。図1に示すように、ホッパー1内にα−アルミナの
粉体2が収容されると、その下部においては粉体2が回
転ローラ3の各収容溝3aに収容される。この状態で、
回転ローラ3を一定の例えば40 rpmの速度にて図中時
計方向へ回転させると、粉体2が収容された収容溝3a
はスクレーパ4の先端位置を通過する。このとき、ホッ
パー1内の粉体2は、スクレーパ4の先端部が回転ロー
ラ3の近接位置に配置されているため、下方への落下が
規制されるとともに、収容溝3a内において一定量とな
るようにスクレープされる。粉体2が収容された収容溝
3aはスクレーパ4を通過後さらに回転されると、その
開口部が下方を向くようになるため、粉体2は自重によ
り収容溝3a内から離脱して下方へ落下する。この場
合、回転ローラ3に振動を与えると粉体2の落下はより
完璧に行われるので好ましい。
【0016】落下した粉体2は分散用の金網5に至り、
ここで金網5の網目によって分散される。分散状態の粉
体2は搬送用ベルト8上を所定速度で移動する陽極マッ
ト6上に散布される。この陽極マット6上に散布される
粉体2は、前記収容溝3aが断面円弧状に切欠き形成さ
れているため、この収容溝3a内の全ての粉体2がその
自重によって確実に落下する。また、各収容溝3aが互
いに所定の狭い間隔で設けられているため、粉体2はほ
ぼ連続的に落下する。しかも、落下した粉体2は分散用
の金網5により、拡散されてほぼ均一な状態で散布され
る。
ここで金網5の網目によって分散される。分散状態の粉
体2は搬送用ベルト8上を所定速度で移動する陽極マッ
ト6上に散布される。この陽極マット6上に散布される
粉体2は、前記収容溝3aが断面円弧状に切欠き形成さ
れているため、この収容溝3a内の全ての粉体2がその
自重によって確実に落下する。また、各収容溝3aが互
いに所定の狭い間隔で設けられているため、粉体2はほ
ぼ連続的に落下する。しかも、落下した粉体2は分散用
の金網5により、拡散されてほぼ均一な状態で散布され
る。
【0017】従って、図5(b)に示すように、陽極マ
ット6上には粉体2の均一な薄膜が形成される。そのた
め、各陽極マット6間における薄膜のばらつきが少なく
なる。この陽極マット6は、硫黄Sの含浸時に、図5
(c)に示すように、湾曲形状に成形されて陽極成形体
7を形成し、ナトリウム−硫黄電池の陽極室15内に収
容される。これら陽極成形体7上には各々同一重量の粉
体2による均一薄膜が形成されているため、ナトリウム
−硫黄電池に組込まれたとき、陽極成形体7の固体電解
質管13側に厚さ一定の均一な高抵抗層が形成されるこ
ととなる。これによってナトリウム−硫黄電池の作動時
においては、固体電解質管13の陽極側表面は均一な高
抵抗層により覆われており、充電時に部分的に固体電解
質管13表面で硫黄Sが析出することがなく、安定した
特性を発揮する。その結果、電池の充電効率が向上し、
ばらつきの少ない電池性能が発揮される。
ット6上には粉体2の均一な薄膜が形成される。そのた
め、各陽極マット6間における薄膜のばらつきが少なく
なる。この陽極マット6は、硫黄Sの含浸時に、図5
(c)に示すように、湾曲形状に成形されて陽極成形体
7を形成し、ナトリウム−硫黄電池の陽極室15内に収
容される。これら陽極成形体7上には各々同一重量の粉
体2による均一薄膜が形成されているため、ナトリウム
−硫黄電池に組込まれたとき、陽極成形体7の固体電解
質管13側に厚さ一定の均一な高抵抗層が形成されるこ
ととなる。これによってナトリウム−硫黄電池の作動時
においては、固体電解質管13の陽極側表面は均一な高
抵抗層により覆われており、充電時に部分的に固体電解
質管13表面で硫黄Sが析出することがなく、安定した
特性を発揮する。その結果、電池の充電効率が向上し、
ばらつきの少ない電池性能が発揮される。
【0018】この電池効率を確認するために、この実施
例の装置によって得られた陽極マット6と従来のV字状
の溝を有する装置によって得られた陽極マットとをそれ
ぞれ組込んだ多数の電池について、電池容量を測定し
た。そして、その結果を電池容量とデータ数との関係の
グラフにして図6に示す。このグラフに示すように、実
施例の曲線Xは従来例の曲線Yに比べ、電池容量の平均
値が大きくなり(曲線のピーク位置が右へ移動)、しか
も電池容量のばらつきが少なく(曲線がシャープ)、電
池特性が安定している。
例の装置によって得られた陽極マット6と従来のV字状
の溝を有する装置によって得られた陽極マットとをそれ
ぞれ組込んだ多数の電池について、電池容量を測定し
た。そして、その結果を電池容量とデータ数との関係の
グラフにして図6に示す。このグラフに示すように、実
施例の曲線Xは従来例の曲線Yに比べ、電池容量の平均
値が大きくなり(曲線のピーク位置が右へ移動)、しか
も電池容量のばらつきが少なく(曲線がシャープ)、電
池特性が安定している。
【0019】上述したようにこの実施例では、収容溝3
a内の粉体2が自重により収容溝3a内から確実に抜け
出して陽極マット6上に均一に散布される。従って、陽
極マット6上には均一でしかも所要厚さの薄膜が形成さ
れる。
a内の粉体2が自重により収容溝3a内から確実に抜け
出して陽極マット6上に均一に散布される。従って、陽
極マット6上には均一でしかも所要厚さの薄膜が形成さ
れる。
【0020】この発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次のよう
に構成してもよい。 (イ)図7に示すように、収容溝3aを逆台形状に切欠
き形成すること。また、六角形状、八角形状などの底面
の内角が90度以上の多角形状に切欠き形成すること。 (ロ)回転ローラ3と陽極マット6との間に介在される
分散用金網5を省略すること。
はなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次のよう
に構成してもよい。 (イ)図7に示すように、収容溝3aを逆台形状に切欠
き形成すること。また、六角形状、八角形状などの底面
の内角が90度以上の多角形状に切欠き形成すること。 (ロ)回転ローラ3と陽極マット6との間に介在される
分散用金網5を省略すること。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように第1の発明によれ
ば、収容溝内の粉体が確実に離脱して薄膜被形成体上に
散布され、均一かつ所要厚さの薄膜が形成されるという
優れた効果を奏する。
ば、収容溝内の粉体が確実に離脱して薄膜被形成体上に
散布され、均一かつ所要厚さの薄膜が形成されるという
優れた効果を奏する。
【0022】第2の発明によれば、被形成体上に形成さ
れる粉体薄膜はより均一かつ所要厚さに形成されるとい
う優れた効果を奏する。
れる粉体薄膜はより均一かつ所要厚さに形成されるとい
う優れた効果を奏する。
【図1】この発明の実施例の装置を表す概略断面図であ
る。
る。
【図2】(a)は回転ローラ外周の収容溝を示す部分断
面図であり、図2(b)のA−A線断面図、(b)は回
転ローラ外周の収容溝を平面的に示す図である。
面図であり、図2(b)のA−A線断面図、(b)は回
転ローラ外周の収容溝を平面的に示す図である。
【図3】ナトリウム−硫黄電池を示す断面図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】(a)〜(c)は陽極マットの成形工程を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図6】ナトリウム−硫黄電池の特性を示すグラフであ
る。
る。
【図7】収容溝の別例を示す部分断面図である。
1…ホッパー、2…粉体、3…回転体としての回転ロー
ラ、3a…収容溝、4…スクレーパ、5…分散用の装置
としての金網、6…粉体薄膜被形成体としての陽極マッ
ト。
ラ、3a…収容溝、4…スクレーパ、5…分散用の装置
としての金網、6…粉体薄膜被形成体としての陽極マッ
ト。
Claims (2)
- 【請求項1】 粉体を貯溜するホッパーと、このホッパ
ーの下部に回転可能に支持され、外周部に粉体を収容す
る収容溝を有する回転体と、この回転体の外周面の近接
位置に配置されて前記ホッパー内の粉体の落下供給を規
制するとともに、回転体の外周の粉体をスクレープする
スクレーパとからなり、前記回転体の下方に配置される
粉体薄膜被形成体上に粉体薄膜を形成するようにした粉
体薄膜形成用装置において、 前記収容溝が底面ほぼ円弧状又は底面の内角が90度以
上の多角形状に形成され、収容溝内の粉体がその自重に
よって落下可能であることを特徴とする粉体薄膜形成用
装置。 - 【請求項2】 前記スクレーパと粉体薄膜被形成体との
間に、粉体分散用の装置を介在させたことを特徴とする
請求項1に記載の粉体薄膜形成用装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4009430A JP2557588B2 (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | ナトリウム−硫黄電池の陽極マット上への高抵抗粉体薄膜の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4009430A JP2557588B2 (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | ナトリウム−硫黄電池の陽極マット上への高抵抗粉体薄膜の形成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05192559A true JPH05192559A (ja) | 1993-08-03 |
| JP2557588B2 JP2557588B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=11720121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4009430A Expired - Fee Related JP2557588B2 (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | ナトリウム−硫黄電池の陽極マット上への高抵抗粉体薄膜の形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2557588B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015519419A (ja) * | 2012-04-09 | 2015-07-09 | エルジー・ハウシス・リミテッドLg Hausys,Ltd. | 太陽電池密封材用evaシート製造装置 |
| JP2022082069A (ja) * | 2020-11-20 | 2022-06-01 | 株式会社オメガ | 物質の供給機構 |
| WO2024053675A1 (ja) * | 2022-09-08 | 2024-03-14 | 新東工業株式会社 | 電極形成システム |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59106537U (ja) * | 1983-01-08 | 1984-07-18 | 日立プラント建設株式会社 | 固気混合シユ−ト |
| JPS6191326U (ja) * | 1984-11-21 | 1986-06-13 | ||
| JPS6391004A (ja) * | 1986-10-05 | 1988-04-21 | 井関農機株式会社 | 粒状物の繰出装置 |
-
1992
- 1992-01-22 JP JP4009430A patent/JP2557588B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59106537U (ja) * | 1983-01-08 | 1984-07-18 | 日立プラント建設株式会社 | 固気混合シユ−ト |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2015519419A (ja) * | 2012-04-09 | 2015-07-09 | エルジー・ハウシス・リミテッドLg Hausys,Ltd. | 太陽電池密封材用evaシート製造装置 |
| JP2022082069A (ja) * | 2020-11-20 | 2022-06-01 | 株式会社オメガ | 物質の供給機構 |
| WO2024053675A1 (ja) * | 2022-09-08 | 2024-03-14 | 新東工業株式会社 | 電極形成システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2557588B2 (ja) | 1996-11-27 |
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