JPH05191842A - 画像表示装置の評価方法 - Google Patents

画像表示装置の評価方法

Info

Publication number
JPH05191842A
JPH05191842A JP459092A JP459092A JPH05191842A JP H05191842 A JPH05191842 A JP H05191842A JP 459092 A JP459092 A JP 459092A JP 459092 A JP459092 A JP 459092A JP H05191842 A JPH05191842 A JP H05191842A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image display
display device
display screen
electron beam
vertical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP459092A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Osugi
倫生 大杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP459092A priority Critical patent/JPH05191842A/ja
Publication of JPH05191842A publication Critical patent/JPH05191842A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】画像表示素子の各垂直区分の輝度状態を正確、
容易かつ短時間に検出し、画像表示の良否を評価する。 【構成】まず画像表示装置50の垂直偏向電圧の振幅を
通常より小さいときの画像表示スクリーンをCCDカメ
ラ54で撮像し、パーソナルコンピュータ52で垂直区
分の境界を解析、記憶し、その後垂直偏向電圧の振幅を
通常状態に戻した後再度画像表示スクリーンをCCDカ
メラ54で撮像し、先に記憶した垂直区分の境界に基つ
いて各垂直区分内の輝度の状態を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像表示スクリーン面
上に映出された画面を垂直方向に複数の区分に分割した
とき各区分ごとに照射される電子ビームを各区分内にお
いて水平方向及び垂直方向に偏向して複数の走査線を表
示し全体としてテレビジョン画像を表示する装置の評価
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラーテレビジョン受像管を偏平
管構造にしようとする試みが各種提案されている。従
来、この種の偏平型カラー受像管は、たとえば、特開昭
57年135590号公報に示すような構成になってい
る。以下、その構成について図面を参照しながら説明す
る。
【0003】図3に示すように、画像表示スクリーン8
に向かって後方から順に、背面電極1、電子ビームを放
出する線陰極2、電子ビーム引き出し電極3、電子ビー
ム制御電極4、集束電極5、水平偏向電極6、垂直偏向
電極7、画像表示スクリーン8が配置される構成となっ
ていて、全体が一つの真空容器の内部に収納されてい
る。
【0004】電子ビームを放出する線陰極2は水平方向
に張られていて、水平方向に線状に分布した電子ビーム
を放出するようになっている。さらに、垂直方向に間隔
をもって複数本(図3では2イ〜2トの7本のみを示
す)設けられている。上記線陰極2は上方の線陰極2イ
から下方の2トまで順番に一定時間ずつ電子ビームを放
出するように制御される。
【0005】背面電極1は該当する線陰極以外の線陰極
から放出する電子ビームの発生を抑止するとともに、電
子ビームを画像表示スクリーン8側に押し出す作用もし
ている。
【0006】ビーム引き出し電極3は、線陰極2イ〜2
トのそれぞれと対向する水平方向に一定間隔で多数個並
べて設けられた貫通孔10をとうしてとり出す。
【0007】制御電極4は線陰極2イ〜2トのそれぞれ
と対向する位置に貫通孔14を有する垂直方向に長い導
伝板15で構成され、所定間隔を介して水平方向に複数
個並設されている。ここで制御電極4は、上記電子ビー
ム引き出し電極3により水平方向に区分された電子ビー
ムのそれぞれの通過量を、映像信号の絵素に対応し、し
かも水平偏向のタイミングに同期して制御している。
【0008】集束電極5は、制御電極4に設けられた各
貫通孔14と対向する位置に貫通孔16を有する導伝板
17で、電子ビームを収束している。
【0009】水平偏向電極6は、上記貫通孔16のそれ
ぞれ水平方向の両サイドに沿って垂直方向に複数本配置
された導伝板18、18’で構成され、それぞれの導伝
板には水平偏向電圧加えられている各絵素沿いごとの電
子ビームは、それぞれ水平方向に偏向され、画像表示ス
クリーン8面上でR,G,Bの各蛍光体20を順次照射
して発光している。ここでは電子ビームごとに2トリオ
分偏向する。垂直偏向電極7は、上記貫通孔16のそれ
ぞれ垂直方向の中間位置に水平方向に複数本並設された
導伝板19、19’で構成され、垂直偏向電圧が加えら
れ、電子ビームを垂直方向に偏向している。ここでは、
一対の電極19、19’によって一本の線陰極から放出
した電子ビームを垂直方向に8ライン分偏向している。
すなわち、図4に示すように、水平方向の一区分はR,
G,Bの各蛍光帯が2トリオ分あり、垂直方向の一区分
は水平走査線8ライン分で構成されている。画像表示ス
クリーン8は、ガラス板21の裏面に蛍光体20をスト
ライプ状に塗布し、かつメタルバック及びブラックスト
ライプ用のカーボンが塗布されている。なお、画像表示
装置8のメタルバックされた部分には高電圧が加えら
れ、加速電極として構成されている。
【0010】以上のように構成された画像表示装置につ
いて、以下その動作を説明する。線陰極2から放出され
た電子ビームは、制御電極4に加えられた映像信号によ
って制御される。ここで制御電極4に加えられる映像信
号は、映像信号の各絵素に対応してR,G,Bの3色信
号毎にパルス幅変調されたものである(特開昭57年1
35590号公報参照)。上記絵素毎に制御された電子
ビームは、水平偏向電極6及び垂直偏向電極7に加えら
れた偏向電圧により偏向されて、画像表示スクリーン8
の蛍光体20を照射して画像が映出される。上記蛍光体
20の背面にはメタルバックされた加速電極に高電圧が
加えられている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したような画像表
示装置は、各線陰極ごとに電子ビームの発生量が異な
る。よって画像表示装置の評価をするときに、画像表示
スクリーン上の各垂直区分ごとの輝度差を判断するには
輝度差を定量的に測定する必要がある。このため従来は
輝度計を用いて手動により各垂直区分の輝度分布を測定
していたが、垂直区分間の境界が不明確であるために各
垂直区分ごとの輝度の状態を正確に調べることができ
ず、輝度の状態の良否を短時間かつ容易に判断すること
ができなかった。
【0012】本発明は、上記の問題点を解決するもの
で、画像表示装置の上記画像表示スクリーン上の各垂直
区分ごとの輝度差を定量的に検出するために、画像表示
装置から映出される画像を解析して、上記各垂直区分の
境界を調べ、画像表示装置の各垂直区分の輝度の状態の
良否を短時間かつ簡単に判断する方法を提供しようとす
るものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明は画像表示装置の画面の輝度を測定すること
のできるCCDカメラ、映像信号をアナログ信号からデ
ジタル信号に変換するA/D変換器、画像表示装置のラ
ンディング位置データを制御するコントローラ、映像信
号のデータ処理とコントローラの制御を行うパーソナル
コンピュータで構成されて行われる。
【0014】前記の構成により画像表示装置の上記画像
表示スクリーン上の各垂直区分ごとの輝度差を定量的に
検出し、画像表示装置の各垂直区分の輝度分布や各垂直
区分ごとの輝度量などの輝度状態の良否を判断する。
【0015】
【作用】まず各垂直区分の境界を調べるために、パーソ
ナルコンピュータによりコントローラの制御を行い画像
表示装置の垂直偏向電圧の振幅を小さくし、画像表示装
置の画像表示スクリーン全体を撮像する。その映像信号
をA/D変換した上でパーソナルコンピュータに取り込
み垂直方向にデータを加算し画像表示スクリーンの垂直
方向の輝度分布の平均を求め垂直区分の境界を調べ記憶
する。
【0016】次に画像表示装置の垂直偏向電圧の振幅を
元に戻した上で再び画像表示スクリーン全体を撮像し、
その映像信号をA/D変換した上でパーソナルコンピュ
ータに取り込み垂直方向にデータを加算し画像表示スク
リーンの垂直方向の輝度分布の平均を求め、先に検出し
て記憶した境界で分割された各垂直区分ごとの平均輝度
を計算する。その各垂直区分の平均輝度をもとに画像表
示装置の各垂直区分の輝度の状態の良否を判断する。
【0017】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0018】図1は、本発明を実施するための装置であ
る。画像表示装置50の画像表示スクリーン8の全体を
撮像することができるCCDカメラ54の前に固定され
ている。CCDカメラ54の映像信号はA/D変換器5
3によりデジタル信号に変換され画像データを処理する
パーソナルコンピュータ52に入力させる。前記パーソ
ナルコンピュータ52からは、画像表示装置50の垂直
偏向電圧の振幅を変化させるため、指示されたプログラ
ムに基づいてコントーラ51へ電極電圧制御信号を送り
出す。 次に図1の装置を用いて画像表示装置50の画
像表示スクリーン8の輝度の状態の良否を判断する方法
を図2をもちいて説明する。まず垂直区分の境界を調べ
るために、パーソナルコンピュータ52により画像表示
装置50の垂直偏向電圧の振幅を小さくするようにコン
トローラ51の制御を行う。垂直偏向電圧の振幅を小さ
くすると電子の垂直方向の偏向角度が小さくなり、各垂
直区分において電子が垂直区分の境界付近には照射され
なくなり画像表示スクリーン8の蛍光体は発光せず、図
2(b)左図に示すように垂直区分の境界が明確にな
る。このとき画像表示装置スクリーン8全体をCCDカ
メラ54で撮像する。この映像信号をA/D変換器53
でA/D変換した上でパーソナルコンピュータ52に取
り込み垂直方向にデータを加算し、画像表示スクリーン
8の垂直方向の輝度分布の平均を求める。その輝度分布
を示すものが図2(b)の右図である。図2(b)に示
すように垂直区分の境界付近は輝度分布を示す図では谷
部となってあらわれる。パーソナルコンピュータ52に
この輝度分布の谷の位置、つまり垂直区分の境界の位置
を記憶させておく。図2(b)は画像表示装置50の垂
直振幅を小さくした時の画面全体図とそのときの垂直方
向の平均輝度分布を示す図の一例を示している。次に画
像表示装置50の垂直偏向電圧を通常の状態に戻した上
で再びCCDカメラ54で画像表示スクリーン8の全体
を撮像する。前記した垂直偏向電極の振幅を小さくした
場合に行ったように、前記CCDカメラ54の映像信号
をA/D変換器53でA/D変換した上でパーソナルコ
ンピュータ52に取り込み垂直方向にデータを加算し画
像表示スクリーン8の垂直方向の輝度分布の平均を求め
る。図2(a)に画像表示装置50の通常状態での画面
全体図とそのときの垂直方向の平均輝度分布を示す。こ
のとき先に検出、記憶した垂直区分の境界の情報を用い
て各垂直区分の領域を明確にして、各垂直区分の輝度分
布等の輝度の状態を検出することができる。
【0019】よって各垂直区分の輝度の状態を正確に認
識することができるため、各垂直区分内の輝度の分布が
得られ画像表示装置の各垂直区分の良否を判断すること
ができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、画像表示
装置の垂直区分の境界を明確にしてから各垂直区分の測
定を行うため、境界付近の同一領域を隣合った各垂直区
分の輝度測定時に重複して測定することなく、各垂直区
分の輝度状態を短時間に、正確に検出することができ
る。したがって各垂直区分内の輝度分布や垂直区分間の
平均輝度の差など、画像表示装置の良否を短時間かつ簡
単に判断することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における画像表示装置の評価
装置のブロック図
【図2】(a)画像表示装置の通常状態での画面全体図
および垂直方向の平均輝度分布を示す図 (b)画像表示装置の垂直偏向電圧を小さくしたときの
画面全体図および垂直方向の平均輝度分布を示す図
【図3】画像表示装置の構成を示す斜視図
【図4】画像表示スクリーンの蛍光面の拡大図
【符号の説明】
50 画像表示装置 51 コントローラ 52 パーソナルコンピュータ 53 A/D変換器 54 CCDカメラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子ビームが照射されて発光する蛍光体
    が塗布された画像表示スクリーンと、上記画像表示スク
    リーン上の画面を垂直方向に区分した各垂直区分ごとに
    電子ビームを発生する線陰極と、上記線陰極で発生する
    電子ビームを水平方向に区分した各水平区分ごとに分離
    して上記画像表示スクリーン面に照射する分離手段と、
    上記電子ビームを上記画像表示スクリーン面に至るまで
    の区間で垂直方向及び水平方向に複数階段に偏向する偏
    向電極と、上記水平区分毎に分離された電子ビームを上
    記画像表示スクリーン面に照射する量を制御する電子ビ
    ーム制御背面電極と、電子ビームを加速照射せしめる加
    速電極とを備える画像表示装置において、前記画像表示
    装置から映出される画像を解析して上記各垂直区分の境
    界を検出し上記画像表示装置の各垂直区分の輝度の状態
    を評価するようにした画像表示装置の製造方法。
JP459092A 1992-01-14 1992-01-14 画像表示装置の評価方法 Pending JPH05191842A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP459092A JPH05191842A (ja) 1992-01-14 1992-01-14 画像表示装置の評価方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP459092A JPH05191842A (ja) 1992-01-14 1992-01-14 画像表示装置の評価方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05191842A true JPH05191842A (ja) 1993-07-30

Family

ID=11588260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP459092A Pending JPH05191842A (ja) 1992-01-14 1992-01-14 画像表示装置の評価方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05191842A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5825042A (ja) 陰極線管
JPH05191842A (ja) 画像表示装置の評価方法
US6058221A (en) Electron beam profile measurement method and system
JP2811996B2 (ja) 画像表示装置の垂直ランディング自動調整装置
JPH05191846A (ja) 画像表示装置の水平ランディング自動調整方法
JPH11185671A (ja) 画像表示装置
USRE38574E1 (en) Method and apparatus for reducing visibility of damping wires in aperture grill display tubes
JP3493402B2 (ja) 電子ビーム形状計測装置
JPH06113343A (ja) 画像表示装置の水平ランディングずれ検出方法
JP2679399B2 (ja) カラーブラウン管のビーム形状測定装置
JPH05347776A (ja) 垂直ランディングズレ量測定装置
JP3217515B2 (ja) カラー陰極線管のスポットサイズ測定装置
JPH04251890A (ja) 画像表示装置の電極精度および蛍光体精度の評価装置
JP2863163B2 (ja) カラー受像管のミスコンバーゼンス量測定方法
JP3597039B2 (ja) 統計処理を用いた検出信号の画像表示方法および装置
JPH0139629B2 (ja)
JPH05344544A (ja) 画像表示装置の垂直ランディング自動調整方法
JPH06169476A (ja) カラ−受像管のコンバージェンス測定方法および装置
JP3719101B2 (ja) 画像評価方法及びそれを用いた画像評価装置
JP3952828B2 (ja) 波形表示装置
JP3449085B2 (ja) 映像表示装置
JP2000186921A (ja) 陰極線管のビーム形状測定方法および装置
JP3100385B2 (ja) 画像表示装置の自動調整装置
JPH05219534A (ja) 画像表示装置の垂直ランディング自動調整方法
JPH0435396A (ja) 画像表示装置の電子ビーム評価装置