JPH05191717A - 電子スチルカメラ - Google Patents

電子スチルカメラ

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Publication number
JPH05191717A
JPH05191717A JP4002854A JP285492A JPH05191717A JP H05191717 A JPH05191717 A JP H05191717A JP 4002854 A JP4002854 A JP 4002854A JP 285492 A JP285492 A JP 285492A JP H05191717 A JPH05191717 A JP H05191717A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
characteristic
multiple exposure
still camera
electronic still
memory
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4002854A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyoshi Osozawa
憲良 遅沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP4002854A priority Critical patent/JPH05191717A/ja
Publication of JPH05191717A publication Critical patent/JPH05191717A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多重露出モードの際、S/Nがよく、自然な
画質が得られる電子スチルカメラを提供する。 【構成】 モードスイッチ14で多重露出モードを選択
すると、システムコントローラ13は、非線形圧縮回路
5の特性を多重露出用特性に変え、またメモリ7,メモ
リコントローラ8により複数画面の映像信号の加算を行
わせ、DSP9に多重露出の映像信号を出力させる。 【効果】 AE機能による多重露出の露出補正を行うも
のではないので、S/Nがよく、非線形圧縮手段の特性
を多重露出用特性に変えているので自然な画質が得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CCDなどの撮像素子
を用いた電子スチルカメラに関し、特にその多重露出に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来電子スチルカメラの非線形圧縮回路
として知られているのは、γ補正回路とニー(kne
e)特性回路の2つが最も一般的である。
【0003】γ補正回路は画像出力装置として、広く一
般的に使われているTVモニタのブラウン管の発光特性
を補正するものであり、 出力=(入力)0.45 (入力の0.45乗) の関係を実現しようとするものである。
【0004】ニー特性回路は入力ダイナミックレンジを
広くとるために、100%を越える入力レベルに対し約
1/5の圧縮をかけるものである。
【0005】一般的に、前者は図3(a)に示すよう
に、折れ線で近似されることが最も多く、後者は図3
(b)に示すような折線特性であって、両者を合わせ
て、図3(c)に示すように、入力ダイナミックレンジ
300%に対して出力ダイナミックレンジを120%、
入力100%〜300%レベルに1/10圧縮をかける
のが一般的である。
【0006】ところで、多重露出モードを採用する際、
メモリでの加算を行う場合、あらかじめ露出回数が決ま
っているときには、カメラのAE(自動露出)機能によ
り露出回数に応じた露出補正を行う手法が考えられ、ま
た回数不確定のときには、メモリに取り込んだ後、除算
処理を行った後加算処理することを繰り返す手法が考え
られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
電子スチルカメラでは、非線形圧縮回路の特性は一般的
には固定なので、多重露出モード採用の際、前記各手法
を用いると、次のような問題がある。
【0008】a.AE機能により露出補正を行う手法で
は、1枚,1枚の画像が暗くなり、量子化ノイズの影響
を受け易くなるので、S/Nが悪くなる。
【0009】b.メモリに取り込んだ後、除算処理を行
いその後加算処理を行う手法では、各々の映像での飽和
領域が除算処理によって映像の中間レベルに存在するこ
ととなり、不自然な画像になる。
【0010】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、多重露出モードの際、S/Nがよく、自然な
画質が得られる電子スチルカメラを提供することを目的
とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では電子スチルカメラを次の(1)のとおり
に構成する。
【0012】(1)撮像した画面についてその映像信号
レベルに応じた圧縮処理を行う特性可変の非線形圧縮手
段と、該非線形圧縮手段を介して得られた複数画面の映
像信号を加算する加算手段と、多重露出モードを選択す
る選択手段と、該選択手段で多重露出モードを選択した
とき、前記非線形圧縮手段の特性を多重露出用特性に変
えると共に、前記加算手段を動作させて多重露出の映像
信号を出力させる制御手段とを備えた電子スチルカメ
ラ。
【0013】
【作用】前記(1)の構成により、多重露出モードを選
択すると、非線形圧縮手段の特性は多重露出用に変わ
り、加算手段で複数画面の信号が加算され多重露出の映
像信号が出力される。
【0014】
【実施例】以下本発明を実施例により詳しく説明する。
図1は実施例1である“電子スチルカメラ”の回路ブロ
ック図である。同図において、1は光学レンズ、2は撮
像素子であるところのCCD、3はCCD2の出力のサ
ンプルホールド処理を行うサンプルホールド回路、4は
ホワイトバランス補正を行うホワイトバランスアンプ、
5はガンマ補正やニー補正を行う非線形圧縮回路、6は
A−D変換器、7はA−D変換器6の出力データを蓄積
するメモリ、8はA−D変換器6,後述のDSP9,メ
モリ7の間にあって、メモリ5へのデータの書込み,読
出し及びデータの加減乗除を行うことのできる機能を持
つメモリコントローラ、9はディジタルフィルタ,マト
リスク等の処理を行うDSP(digtal signal processo
r) 、10はDSP9の出力をアナログ信号へ変換する
D−A変換器、11はD−A変換器10の出力にFM変
調等の記録処理を行う記録処理回路、12は記録媒体で
あり一般的にはフロッピディスクやメモリカードなどが
これに相当する。13はシステムコントローラであり回
路全体のシステム制御を行う。14は多重露出モードを
選択するモードスイッチである。
【0015】図2は非線形圧縮回路5の持つ特性を示す
図であり、(a)はニー特性での切換えを示す図、
(b)はγ特性との合成後のトータル特性を示す。また
図中、20−1及び20−2は通常撮影時の特性であ
り、21−1と21−2,22−1と22−2はそれぞ
れ多重露出用の変換特性の具体例である。
【0016】次に動作について説明する。先ず、モード
スイッチ14により多重露出モードが選択され、第1回
の露出が行われると、光学レンズ1を通してCCD2上
に結像された被写体光は電気信号に変換され、サンプル
ホールド回路3,ホワイトバランスアンプ4,非線形圧
縮回路5でそれぞれの処理が行われた後A−D変換器6
でディジタルデータへと変換され、メモリコントローラ
8を介してメモリ7に記憶される。次いで、第2回目の
露出が行われ、同様のアナログ処理を行った後A−D変
換器6でディジタルデータに変換されメモリコントロー
ラ8で先にメモリ7に蓄積されていたデータと加算が行
われ、再びメモリ7に蓄積される。
【0017】以上の動作を所要回数繰り返した後メモリ
7に蓄積されたデータは、メモリコントローラ8によっ
て読み出され、DSP9での処理後D−A変換器10で
アナログ信号に変換され記録処理回路11を通り記録媒
体12に記録される。
【0018】ここで非線形圧縮回路5は、モードスイッ
チ14によって多重露出モードが選択されると同時に、
システムコントローラ13によりその特性が図2(b)
に示す20−2から21−2もしくは22−2といった
多重露出用の特性に切り換えられ、加算される前の各々
の映像に対し、より低レベルから圧縮を開始したり、ま
た、圧縮係数を変えることで、高輝度部の階調性を保ち
つつ、飽和を抑えることができる。
【0019】なお、実施例では記録処理回路,記録媒体
からなる記録部を備えているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、記録部を備えていない電子スチルカ
メラの形で実施することもできる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多重露出モードを選択すると、非線形圧縮手段の特性が
多重露出用の特性に変わるので、S/Nを損なうことが
なく、自然な画質を得ることができ、高輝度部の階調性
を保ちつつ、飽和を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の回路ブロック図
【図2】 実施例の非線形圧縮回路の特性図
【図3】 従来の非線形圧縮回路の特性図
【符号の説明】
5 非線形圧縮回路 7 メモリ 8 メモリコントローラ 13 システムコントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像した画面についてその映像信号レベ
    ルに応じた圧縮処理を行う特性可変の非線形圧縮手段
    と、該非線形圧縮手段を介して得られた複数画面の映像
    信号を加算する加算手段と、多重露出モードを選択する
    選択手段と、該選択手段で多重露出モードを選択したと
    き、前記非線形圧縮手段の特性を多重露出用特性に変え
    ると共に、前記加算手段を動作させて多重露出の映像信
    号を出力させる制御手段とを備えたことを特徴とする電
    子スチルカメラ。
JP4002854A 1992-01-10 1992-01-10 電子スチルカメラ Withdrawn JPH05191717A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008263316A (ja) * 2007-04-10 2008-10-30 Sony Corp 撮像装置及び撮像方法
JP2008263315A (ja) * 2007-04-10 2008-10-30 Sony Corp 撮像装置及び撮像方法

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US8325246B2 (en) 2007-04-10 2012-12-04 Sony Corporation Imaging apparatus and imaging method capable of imaging at a low frame rate

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Effective date: 19990408