JPH051914Y2 - - Google Patents

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JPH051914Y2
JPH051914Y2 JP6790689U JP6790689U JPH051914Y2 JP H051914 Y2 JPH051914 Y2 JP H051914Y2 JP 6790689 U JP6790689 U JP 6790689U JP 6790689 U JP6790689 U JP 6790689U JP H051914 Y2 JPH051914 Y2 JP H051914Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、2つの電子ユニツトを接続するコネ
クタの構造に関するもので、特に一方の電子ユニ
ツトに加わつた衝撃力を緩和して他方に伝わらな
いようにするコネクタに関するものである。
《従来の技術》 電子装置には、種々の電子ユニツトが内蔵され
ており、これら相互の接続にはコネクタが一般に
使用されている。磁気デイスクユニツト21のよ
うに衝撃に弱い電子ユニツトは、第7図に示すよ
うに、装置のフレーム22に緩衝材23を介して
支持されており、更に、接続される電子ユニツ
ト、例えばバツクボード24から衝撃が伝わらな
いように、フレキシブルワイヤ25を介して接続
されている。
《考案が解決しようとする課題》 しかし、フレキシブルワイヤによるユニツト2
1,24相互の接続は、装置の組立工数及び実装
スペースを増大させ、装置全体のコストを上げる
という欠点がある。
本考案は、この問題を解決することを課題とす
るもので、一方のユニツトに加わつた衝撃を緩和
して他方に伝わらない構造のコネクタを提供する
ことにより、衝撃に弱い電子ユニツトを他の電子
ユニツトにコネクタで直接接続できるようにする
ことを目的とするものである。
《課題を解決するための手段》 本考案の緩衝コネクタは、内部接点12の接点
要素10,11の各々を支持する2つのブロツク
1,2と該ブロツクを連結する中空弾性体3から
なるコネクタハウジング7を備えている。中空弾
性体3は、前記2つのブロツク1,2の間に空所
8を形成している。内部接点12の接点要素は、
接点ピン11と該接点ピンを両側から挟持する接
点バネ10とで形成され、両者は前記空所8内で
接触している。内部接点要素10,11の少なく
とも一方は、本来のコネクタの接点要素14、即
ちコネクタの挿抜によつて接離されるおすコンタ
クト又はめすコンタクト(以下「外部接点要素」
という。)と一体に形成されている。内部接点要
素10,11の一方を外部接点要素と一体にした
場合には、他方はプリント板にハンダ付けされる
リードピン15等と一体にされる。また、内部接
点要素10,11の両方を外部接点要素と一体に
した構造のものは、従来のコネクタのおすコネク
タとめすコネクタの間に介装して用いられる。
《作用》 本考案のコネクタは、両側の2つのブロツク
1,2をゴム等の中空弾性体3を介して連結して
コネクタハウジング7を形成したので、一方のブ
ロツク1に衝撃が加わつても、該衝撃は、弾性体
3緩和されて他方のブロツク2に伝わらず、コネ
クタハウジング7を介しての電子ユニツト相互間
の衝撃の伝播が防止される。また、ブロツク1,
2間の電気接続は、接点ピン11と該接点ピンを
両側から挟持する接点バネ10とで形成された内
部接点12を介して行われているので、これらの
接点要素を介して衝撃が伝わることもなく、また
衝撃で2つの電子ユニツト21,24の相対位置
が上下、左右または前後にずれても、内部接点1
2の電気的な接続は常に保証される。
《実施例》 第1図ないし第3図は本考案の第1実施例を示
したもので、第1図はコネクタの斜視図、第2図
は第1図の拡大断面図、第3図は接点の分解斜視
図である。図中、1は合成樹脂で成形された矩形
の第1ブロツク、2は同第2ブロツク、3は第1
ブロツク1と第2ブロツク2とを連結している中
空のゴム体である。ブロツク1,2とゴム体3
は、モールド成形により一体化されてコネクタハ
ウジング7を形成しており、そのブロツク1,2
とゴム体3の接続部にダブテイル4を設けて剥離
を防止している。8はブロツク1,2及びゴム体
3で囲まれた空所、9は第1ブロツク1に上下2
列に多数配置された透孔で、この透孔は空所8に
連通している。14は透孔9に嵌着されたコネク
タのめすコンタクトで、その内側先端が空所8に
突出して内部接点12の接点バネ10が形成され
ている。15は第2ブロツク2に上下2列に保持
されたリードピン(又はコネクタのおすコンタク
ト)で、その内側先端が空所8に突出して内部接
点12の接点ピン11が形成されている。
めすコンタクト14は、第3図に示すようにバ
ネ板を角筒形に形成したもので、その側板の上下
縁を中央から内側先端にわたつて切り離し、切り
離された短冊状の上下のバネ片13相互を内側に
屈曲して当接させて接点バネ10を形成してい
る。リードピン15の内側先端に形成した接点ピ
ン11は、接点バネ10内で上下左右前後に遊動
しうるように、その幅をバネ片13の幅より狭く
してある。第1ブロツクで保持された接点バネ1
0と第2ブロツクで保持された接点ピン11とは
互いに対応する位置に配置されており、両ブロツ
ク1,2をゴム体3で連結したときに空所8内で
両者が接触して内部接点12を形成する(第2図
参照)。
第1ブロツク1と第2ブロツクとを連結してい
るゴム体3は、両ブロツクの相対位置が上下、左
右及び前後方向にずれるのを許容しながら、即ち
機械的振動や衝撃を絶縁した状態で両ブロツクを
連結しており、一方のブロツクに加えられた衝撃
を緩和して他方のブロツクに伝わらないようにし
ている。内部接点12は、第1ブロツク1と第2
ブロツク2との相対位置が上下、左右及び前後方
向にずれても常に接触しており、コネクタで接続
される電子ユニツト21,24の電気的な接続を
保証している。
第4図は本考案の第2実施例を示したもので、
2つのブロツク1,2全体を覆うようなゴム体3
を有するものである。即ち、ゴム体3を断面長方
形の角筒形とし、その内周両端に形成した周溝1
6,17に第1ブロツク1及び第2ブロツク2を
嵌装して接着剤で固着一体化した構造としてい
る。
第5図は本考案の第3実施例を示したもので、
このコネクタは、第1ブロツク1の上下面を第2
ブロツク2側に延設してその先端に係止突起18
を形成し、第2ブロツク2の上下面にこの係止突
起18と係合する係合孔19を形成したもので、
常態においては上記係止突起18と係止孔9とは
離隔している。本実施例のコネクタは、コネクタ
の上下面をつまむことによつて上下の係止突起1
8を係合孔19に嵌挿させた状態でコネクタを挿
抜するものであり、挿抜時にゴム体3に過大な引
つ張り力や圧縮力が加わるのを防止したものであ
る。
第6図は本考案の第4実施例を示したもので、
第1ブロツクに形成した係止突起18を第2ブロ
ツクの係合孔19に遊嵌させたもので、常態にお
いて係止突起18は係止孔19内に位置してお
り、且つ両者の間に相当の遊隙が設けられたもの
である。本実施例のコネクタでは、コネクタに直
接触れることなく2つの電子ユニツト21,24
を挿抜したときにも第1及び第2ブロツク1,2
相互の相対移動が規制され、第3実施例のものと
同様に、コネクタ挿抜時にゴム体3に過大な応力
が作用することがない。このような構造は、ゴム
体3として特に柔軟な材質のものを使用するとき
に有効である。
《考案の効果》 以上のように、本考案のコネクタによれば、機
械的振動及び衝撃を遮断した状態で2つの電子ユ
ニツト相互を電気的に接続することができるの
で、衝撃から保護する必要がある電子ユニツトと
他の電子ユニツトとをコネクタで直接接続するこ
とが可能となり、装置の組立作業が簡単となり、
装置全体をよりコンパクトに構成でき、装置のコ
ストを低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の第1実施例を示
したもので、第1図はコネクタの斜視図、第2図
は第1図の拡大断面図、第3図は接点の分解斜視
図である。第4図は本考案の第2実施例を示す断
面図、第5図は本考案の第3実施例を示す断面
図、第6図は本考案の第4実施例を示す断面図で
ある。第7図は従来の電子ユニツトの連結構造を
示す模式図である。 図中、1……第1ブロツク、2……第2ブロツ
ク、3……ゴム体、7……コネクタハウジング、
8……空所、10……接点バネ、11……接点ピ
ン、12……内部接触対。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コネクタハウジング7は内部接点12の接点要
    素10,11を各々支持する2つのブロツク1,
    2と該ブロツクを連結する中空弾性体3とからな
    つており、該中空弾性体は前記2つのブロツク
    1,2の間に空所8を形成しており、前記内部接
    点は該空所内に配置され、前記接点要素は接点ピ
    ン11と該接点ピンを両側から挟持する接点バネ
    10とで形成され、その接点要素の少なくとも一
    方が本来のコネクタ接点14と実質上一体である
    ことを特徴とする、緩衝コネクタ。
JP6790689U 1989-06-09 1989-06-09 Expired - Lifetime JPH051914Y2 (ja)

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JP6790689U JPH051914Y2 (ja) 1989-06-09 1989-06-09

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JP6790689U JPH051914Y2 (ja) 1989-06-09 1989-06-09

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JPH037273U JPH037273U (ja) 1991-01-24
JPH051914Y2 true JPH051914Y2 (ja) 1993-01-19

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ID=31601901

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5126361B2 (ja) * 2008-06-30 2013-01-23 富士通株式会社 コネクタ並びにこれを備えた基板及び電子機器
JP5195620B2 (ja) * 2009-04-28 2013-05-08 富士通株式会社 コネクタ

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JPH037273U (ja) 1991-01-24

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