JPH0519132Y2 - - Google Patents

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JPH0519132Y2
JPH0519132Y2 JP15790288U JP15790288U JPH0519132Y2 JP H0519132 Y2 JPH0519132 Y2 JP H0519132Y2 JP 15790288 U JP15790288 U JP 15790288U JP 15790288 U JP15790288 U JP 15790288U JP H0519132 Y2 JPH0519132 Y2 JP H0519132Y2
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JP
Japan
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wedge
rubber sleeve
diameter
reel
segment
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JP15790288U
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JPH0281710U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、鋼帯巻取リールを構成するセグメン
トに外嵌したゴムスリーブが、鋼帯コイルの抜取
り時にコイルと共に抜け出すのを防止するための
装置に関するものである。
(従来の技術) 熱間又は冷間圧延鋼帯を巻き取り、或いは巻き
戻しする装置のリールは、添付図面に示す如く、
主リールであるウエツジ1の外周に複数に分割し
たセグメント2を嵌接配置し、更に前記セグメン
ト2の外周にゴムスリーブ3を外嵌し、前記ウエ
ツジ1をパワーシリンダ(図示せず)のロツド4
に連結金物5を介して連結固定し、ロツド4を軸
方向に前後進動作させることによつて、ウエツジ
1とセグメント2の接合テーパ面の摺動を利用し
てリール全体の径を拡縮するようになつており、
この種リールにおいて前記スリーブの脱着を容易
にし、かつ寿命の延長を可能としたものを本出願
人は特開昭51−77557号公報によつて開示してお
り、またゴムスリーブの一端(リール駆動側)に
径の大きな部分を設けてこれをリール側に固定す
ることでゴムスリーブの抜け出しを防止するよう
にしたものが実開昭62−3206号公報によつて開示
されている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、この種拡縮機能を備えた巻取リール
にあつては、特にコイルを抜取る際、コイルと共
にゴムスリーブが抜けるというトラブルが発生す
ることがあり、これを防ぐ手段として提案された
のが前記実開昭62−3206号公報記載のスリーブで
あるが、これではゴムスリーブの交換が容易でな
く長時間を要するという欠点がある。
そこで現状では拡縮代を大きく取つてコイル抜
取り時のコイル内径側に余裕を持たせる方法、又
はコイルカーの上昇、下降時の停止精度を向上さ
せ、抜取り時の内径側ギヤツプを均等に保つ方法
が採られているが、何れも技術的に限界があり、
確実な抜け防止策ではない。
更にセグメントの前端外周部に固定ピンを植設
する手段が提案されているが、この固定ピンの突
出寸法が大きいとゴムスリーブを交換する時点で
不具合が生ずる。
本考案はかかる問題点を解決するためになされ
たものであり、リール縮径時は自動的に倒伏収納
姿勢をとり、拡径時はウエツジの当接によつて起
立動作する立倒自在のストツパー片を備えたゴム
スリーブ抜出防止装置を提供することを目的とし
ている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案のゴムスリ
ーブ抜出防止装置は、適数個の前記セグメントの
前端部に、ウエツジの前進動作によるセグメント
の縮径時にウエツジ頭端で押されて倒伏し、また
ウエツジの後退動作によるセグメントの拡径時に
ばね力で起立するストツパーを設けたこととして
いるのである。
(作用) 上記したように構成した本考案ゴムスリーブ抜
出防止装置にあつては、リール最大拡径から、コ
イルを抜き出す中拡径状態に至る間はストツパー
片がばねの弾引力で起立してゴムスリーブの移動
を阻止し、また縮径時には完全にセグメント内に
倒伏収納されるのでゴムスリーブの交換が可能で
ある。
(実施例) 以下、本考案を添付図面に示す一実施例に基づ
いて説明する。
即ち6はL形をなすストツパー片であり、これ
は周囲等角度間隔の位置にあるセグメント2の前
端部に配設されるもので、セグメント2に形成し
たスリツト7内においてピン8で回動自在に支持
されており、更にばね9により常時起立方向へ弾
引されている。
ところで、このストツパー片6は第2図に示す
如くコイル巻取り状態つまり最大拡径時におい
て、その内端6aとウエツジ1の頭端1aとの間
に相当量の間隔が存在しており、更に巻取られた
コイルAを抜き取る状態、即ち中拡径状態におい
ても少量であるが前記間隔が残存するように配慮
されている。したがつてストツパー片6は起立姿
勢を保ちゴムスリーブ3の抜け出しを防止する。
またリール縮径時においては、第1図に示す如
く、ウエツジ1の頭端1aがストツパー片6の内
端6aに当接し、ストツパー片6をピン8を支点
としてばね9に抗して回動倒伏させ、セグメント
2内へ完全に収納させるのである。したがつてゴ
ムスリーブ3の交換を阻害しない。
(考案の効果) 以上説明したように本考案は、ロツドと共に進
退動作するウエツジと、該ウエツジに嵌接する分
割セグメントを備えた拡縮自在の巻取リールに外
嵌されるゴムスリーブの抜出しを防止する装置で
あつて、適数個の前記セグメントの前端部に、ウ
エツジの前進動作によるセグメントの縮径時にウ
エツジ頭端で押されて倒伏し、またウエツジの後
退動作によるセグメントの拡径時にばね力で起立
するストツパーを設けた構成としているので、鋼
帯巻取時におけるゴムスリーブの軸方向への移動
は勿論、中拡径状態でのコイル抜き取りに供なう
抜け出しが完全に防止され、しかも縮径状態での
ゴムスリーブの交換を全く阻害しない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は縮径時の状態を、また第2図は拡径時の状態を
示す部分断面図である。 1はウエツジ、1aは頭端、2はセグメント、
3はゴムスリーブ、4はロツド、6はストツパー
片、8はピン、9はばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロツドと共に進退動作するウエツジと、該ウエ
    ツジに嵌接する分割セグメントを備えた拡縮自在
    の巻取リールに外嵌されるゴムスリーブの抜出し
    を防止する装置であつて、適数個の前記セグメン
    トの前端部に、ウエツジの前進動作によるセグメ
    ントの縮径時にウエツジ頭端で押されて倒伏し、
    またウエツジの後退動作によるセグメントの拡径
    時にばね力で起立するストツパーを設けたことを
    特徴とする鋼帯巻取リールのゴムスリーブ抜出防
    止装置。
JP15790288U 1988-12-02 1988-12-02 Expired - Lifetime JPH0519132Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15790288U JPH0519132Y2 (ja) 1988-12-02 1988-12-02

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JP15790288U JPH0519132Y2 (ja) 1988-12-02 1988-12-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0281710U JPH0281710U (ja) 1990-06-25
JPH0519132Y2 true JPH0519132Y2 (ja) 1993-05-20

Family

ID=31437749

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JP15790288U Expired - Lifetime JPH0519132Y2 (ja) 1988-12-02 1988-12-02

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JP (1) JPH0519132Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008212960A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Nisshin Steel Co Ltd 金属帯板の通板設備

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008212960A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Nisshin Steel Co Ltd 金属帯板の通板設備

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Publication number Publication date
JPH0281710U (ja) 1990-06-25

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