JP3276326B2 - 帯板巻取方法および帯板巻取装置 - Google Patents

帯板巻取方法および帯板巻取装置

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JP3276326B2 JP34479597A JP34479597A JP3276326B2 JP 3276326 B2 JP3276326 B2 JP 3276326B2 JP 34479597 A JP34479597 A JP 34479597A JP 34479597 A JP34479597 A JP 34479597A JP 3276326 B2 JP3276326 B2 JP 3276326B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧延された帯板を
巻き取る帯板巻取方法および帯板巻取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】圧延された帯板を巻き取る従来の帯板巻
取装置の概略構成を図4に示す。図4において、1は帯
板100を巻き取るマンドレルである。2はマンドレル
1の周面に対面するように配設されたユニットロールで
あり、マンドレル1の軸心方向および周方向に沿って所
定の間隔でそれぞれ複数(本例では、軸心方向に3〜4
個、周方向に3組)配列されている。3は上記ユニット
ロール2を回転可能に支持すると共に、マンドレル1に
対してユニットロール2を接近離反できるように揺動可
能に支持されたアーム形フレームであり、マンドレル1
の周方向に沿って所定の間隔で複数(本例では3つ)設
けられている。4はマンドレル1に対してユニットロー
ル2を接近離反(押し出しまたは引き込み)させるよう
に上記アーム形フレーム3を揺動させる操作シリンダで
あり、各アーム形フレーム3にそれぞれ設けられてい
る。
【0003】前記操作シリンダ4には、ストロークセン
サ31がそれぞれ取り付けられており、各操作シリンダ
4の伸縮量が制御装置30へ伝えられ、シリンダ制御系
32を経てサーボバルブ33を制御することにより、複
数個のユニットロール2の押し出し位置をコントロール
することができるようになっている。
【0004】また、マンドレル1は、切換制御部34の
操作により、縮小状態と拡開状態とに切り換えられるよ
うになっている。具体的には、図5に示すように、テー
パ面7aを内周に長手方向にわたって一定ピッチで複数
形成した扇状のマンドレルセグメント5を円筒状となる
ように周方向にわたって配列し、これらマンドレルセグ
メント5の長手方向両端側を径方向内側(図中、矢印A
方向)へ向けて巻き締めるようにスプリング等で付勢
し、これらマンドレルセグメント5の上記テーパ面7a
と対応するテーパ面7bを有するウェッジリングを設け
た軸(スピンドル)6を軸心方向に沿ってスライド移動
できるように当該マンドレルセグメント5の内周側に組
み込み、当該軸6をギヤジャッキ等で軸心方向(図中、
矢印B方向)に短い一定のストロークで往復駆動させる
ことにより、ウエッジリングの上記テーパ面7bでマン
ドレルセグメント5のテーパ面7aを押し上げたり下降
させたりする、すなわち、マンドレル1を目的とする径
サイズに拡縮することができるようになっている。
【0005】このような帯板巻取装置においては、帯板
100を巻き取るにあたって、上述したようにしてマン
ドレル1を拡開すると共に、マンドレル1の外周面とユ
ニットロール2の外周面との間の間隙(ギャップ)gを
帯板100の厚さに合わせて設定するように各アーム形
フレーム3を介してユニットロール2を押し出して調整
保持した後に、圧延された帯板100を圧延設備の出側
のピンチロールまたはデフレクタロール10を介してマ
ンドレル1で巻き取ることができる。
【0006】より詳細には、図6,7に示すように、マ
ンドレル1を軸6の押し出しで鎖線で示す最縮小径φmi
n から実践で示す最大拡開径φmax に拡開して固定(図
7(1))した後、操作シリンダ4でアーム形フレーム
3を押し出し(図7(2))、ストロークセンサ31お
よびサーボバルブ33を用いた制御操作により、マンド
レル1の外面からギャップgを隔てた鎖線円Rg に接す
る位置にユニットロール2を調整移動して保持し(図7
(3))、マンドレル1を回転駆動して帯板100を巻
き取る(図7(4))。マンドレル1での帯板100の
巻き取りを終えたら、アーム形フレーム3を引き込み駆
動して(図7(5))、ユニットローラ2を退避させ
(図7(6))、マンドレル1を最縮小径φmin に縮径
して閉じる(図7(7))ことにより、帯板100のコ
イルをマンドレル1から抜き出す(図7(8))ことが
できるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したような従来の
帯板巻取装置においては、厚さの薄い(0.8〜3m
m)帯板100を巻き取る場合、ギャップgを精度よく
(0.1mm単位)調整する必要があるものの、操作シ
リンダ4を伸縮ストロークの途中位置で停止させてギャ
ップgを設定することから、ユニットロール2、アーム
形フレーム3、操作シリンダ4の支持部や連結部などの
機械的な微小なガタつきでユニットロール2の正確な位
置調整が困難となるため、ストロークセンサ31やサー
ボバルブ33などを用いて正確に位置調整できるように
しなければならず、構造が複雑化してしまうと共に、3
〜4個のユニットロール2を各操作シリンダ4で調整す
ることから、ギャップgを正確に調整しながらユニット
ロール2を迅速に位置決めすることが困難であった。
【0008】このようなことから、本発明は、マンドレ
ルとユニットロールとのギャップ調整を正確且つ迅速に
行うことが簡単にできる帯板巻取方法および帯板巻取装
置を提供することを目的とした。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ための、本発明による帯板巻取方法は、拡縮径可能なマ
ンドレルの周囲にユニットロールを接近離反可能に配設
し、当該マンドレルと当該ユニットロールとの間のギャ
ップに帯板を通して当該帯板を案内しながら当該マンド
レルに巻き取る帯板巻取方法であって、前記ユニットロ
ールの最大押し出し位置での外周面位置を前記マンドレ
ルの最大拡開径時の外周面位置として、前記マンドレル
の最大拡開径時の外周面位置に外周面を位置させるよう
に前記ユニットロールを位置させると共に、上記マンド
レルを下記の式(1)で求められる径サイズに設定して
前記帯板を巻き取ることを特徴とする。
【数3】 φg =φmax −2g (1) ただし、φg は帯板巻取開始時のマンドレルの径サイ
ズ、φmax はマンドレルの最大拡開径サイズ、gは帯板
の厚さに応じて設定されるマンドレルとユニットロール
との間のギャップサイズである。
【0010】前述した課題を解決するための、本発明に
よる帯板巻取装置は、拡縮径可能なマンドレルと、前記
マンドレルの周囲に接近離反可能に配設されたユニット
ロールとを備え、前記マンドレルと前記ユニットロール
との間のギャップに帯板を通して当該帯板を案内しなが
ら当該マンドレルに巻き取る帯板巻取装置であって、
記ユニットロールの最大押し出し位置での外周面位置が
前記マンドレルの最大拡開径時の外周面位置であると共
に、前記マンドレルの最大拡開径時の外周面位置に外周
面を位置させるように前記ユニットロールを位置させる
ユニットロール位置制御手段と、前記マンドレルを下記
の式(1)で求められる径サイズとなるように拡縮径さ
せるマンドレル径サイズ制御手段とを備えたことを特徴
とする。
【数4】 φg =φmax −2g (1) ただし、φg は帯板巻取開始時のマンドレルの径サイ
ズ、φmax はマンドレルの最大拡開径サイズ、gは帯板
の厚さに応じて設定されるマンドレルとユニットロール
との間のギャップサイズである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明による帯板巻取方法および
帯板巻取装置の実施の形態を図1〜3を用いて説明す
る。なお、図1は、その帯板巻取装置の概略構成図、図
2は、帯板巻取時の設定説明図、図3は、その帯板巻取
方法の手順を表すフロー図である。
【0012】図1において、1は帯板100を巻き取る
マンドレルである。2はマンドレル1の周面に対面する
ように配設されたユニットロールであり、マンドレル1
の軸心方向および周方向に沿って所定の間隔でそれぞれ
複数(本例では、軸心方向に3〜4個、周方向に3組)
配列されている。3は上記ユニットロール2を回転可能
に支持すると共に、マンドレル1に対してユニットロー
ル2を接近離反できるように揺動可能に支持されたアー
ム形フレームであり、マンドレル1の周方向に沿って所
定の間隔で複数(本例では3つ)設けられている。4は
マンドレル1に対してユニットロール2を接近離反(押
し出しまたは引き込み)させるように上記アーム形フレ
ーム3を揺動させる操作シリンダであり、各アーム形フ
レーム3毎にそれぞれ設けられている。
【0013】図1,2において、8はマンドレル1に接
続されたギヤジャッキなどのマンドレル拡縮駆動手段で
ある。11はマンドレル拡縮駆動手段8に接続されたギ
ャップ調整制御部である。12は各操作シリンダ4に接
続されたシリンダ伸縮切換制御部である。13はギャッ
プ調整制御部11およびシリンダ伸縮切換制御部12に
接続された制御装置である。
【0014】また、φmin はマンドレル1の最縮小径、
φmax はマンドレル1の最大拡開径、gはマンドレル1
とユニットロール2とのギャップ、φg は帯板100の
巻取開始時のマンドレル1のギャップ調整径(マンドレ
ル1の最大拡開径サイズφmax からギャップ量gの2倍
(2g)の長さを除いた大きさ、すなわち、ギャップg
代を有するマンドレル1の径サイズ)である。
【0015】ギャップ調整制御部11は、圧延設備から
送出される圧延済みの帯板100の板厚tに応じて上記
ギャップgのサイズを設定するようにマンドレル拡縮駆
動手段8を制御して、マンドレル1をギャップ調整径φ
g と最縮小径φmin との間で拡縮させることができるよ
うになっている。つまり、図3において、マンドレル1
の仮想の最大拡開径φmax を示す鎖線が、ギャップgを
有してマンドレル1にユニットロール2を対面させるた
めのユニットロール2の最大押し出し位置となるのであ
る。
【0016】操作シリンダ4は、図1に示す鎖線引き込
み位置から各アーム形フレーム3上のユニットロール2
を図2に示す最大押出位置φmax へ移動させるのに必要
なストロークを有している。
【0017】シリンダ伸縮切換制御部12は、前記各操
作シリンダ4をストロークエンドまで交互に伸縮切換制
御できるようになっている。制御装置13は、帯板10
0の巻き取りに際して、前記拡縮駆動手段8、マンドレ
ル1を回転駆動する図示しない回転駆動手段、前記操作
シリンダ4を必要なタイミングで連続的に制御すること
ができるようになっている。
【0018】なお、本実施の形態では、ギャップ調整制
御部11、制御装置13などによりマンドレル径サイズ
制御手段を構成し、シリンダ伸縮切換制御部12、制御
装置13などによりユニットロール位置制御手段を構成
している。
【0019】このような帯板巻取装置を使用した帯板巻
取方法を次に説明する。マンドレル1を圧延後の板厚t
に応じたギャップ調整径φg (=φmax −2g)に拡開
して固定する(図3(1))と共に、各操作シリンダ4
をストロークエンドまで伸長してアーム形フレーム3を
押し出し(図3(2))、ユニットロール2を最大押出
位置(マンドレル1の仮想最大拡開径φmax と接する一
定の位置、すなわち、マンドレル1の最大拡開径時の外
周面位置に外周面を位置させる位置)に切り換えて保持
した(図3(3))後、マンドレル1の回転駆動で圧延
済みの帯板100を巻き取る(図3(4))。
【0020】マンドレル1での帯板100の巻き取りを
終えたら、操作シリンダ4をストロークエンドまで短縮
してアーム形フレーム3を引き込み(図3(5))、ユ
ニットロール2を退避位置に後退させ(図3(5))、
帯板100の巻き取りを完了した時点で、マンドレル1
2を最縮小径φmin に閉じて(図3(7))、帯板10
0のコイルをマンドレル1から抜き出す(図3
(8))。
【0021】つまり、複数個のユニットロール2の一定
位置への押し出しと待機位置への引き込みとを複数組の
操作シリンダ4のストロークエンドまでの単純な切り換
え伸縮で行うようにしたのである。したがって、ユニッ
トロール2の初期の押し出し位置へのセットを迅速で正
確に行うことができる。
【0022】また、マンドレル1のギャップ調整径φg
への拡開と最縮小径φmin への縮小とをギヤジャッキな
ど1つの拡縮駆動手段8による短いストロークの軸6の
押し出しや引き込み駆動で行うようにしたことから、マ
ンドレル1の増径量を軸6の直線移動距離として検知す
ることができるので、マンドレル1の0.1mm単位の
増径量に対応する軸6の押し出し長さを一般的な距離検
出器を用いて容易且つ正確に計測することができる。し
たがって、マンドレル1のギャップ調整径φgへの拡開
移動を高精度に行うことができるので、特に、薄板(板
厚0.8〜3mm)の巻き取りに際して、ギャップ調整
の精度を著しく向上させることができる。
【0023】また、マンドレル1とユニットロール2と
の間のギャップgの調整をマンドレル1側の拡開量の制
御で行うようにしたので、操作シリンダ4のストローク
長さを検知するセンサや、操作シリンダ4を制御するサ
ーボバルブなどを用いる必要がなくなり、装置構成を著
しく簡素化することができる。
【0024】また、最大拡開径φmax に相当する仮想位
置をユニットローラ2の最大押し出し位置とし、この最
大拡開径φmax 位置から2gの長さ分だけ小さい径の位
置にギャップ調整径φg を拡開限度位置としてマンドレ
ル1を拡縮駆動することは、従来の最大拡開径φmax と
最縮小径φmin との間でのマンドレル1の拡縮移動にて
行うことができるので、複雑な機構を特に適用しなくて
も十分に対応することができ、簡単な構造で実現するこ
とができる。
【0025】なお、上述したようにして帯板100を巻
き取ると、巻き取ったコイルの内径に多少のズレを生じ
てしまうが、マンドレル1で巻き取る帯板100の板厚
変化範囲内では、実用上特に問題を生じることがない。
【0026】
【発明の効果】本発明による帯板巻取方法は、拡縮径可
能なマンドレルの周囲にユニットロールを接近離反可能
に配設し、当該マンドレルと当該ユニットロールとの間
のギャップに帯板を通して当該帯板を案内しながら当該
マンドレルに巻き取る帯板巻取方法であって、前記ユニ
ットロールの最大押し出し位置での外周面位置を前記マ
ンドレルの最大拡開径時の外周面位置として、前記マン
ドレルの最大拡開径時の外周面位置に外周面を位置させ
るように前記ユニットロールを位置させると共に、上記
マンドレルをφg =φmax −2gで求められる径サイズ
(ただし、φg は帯板巻取開始時のマンドレルの径サイ
ズ、φmax はマンドレルの最大拡開径サイズ、gは帯板
の厚さに応じて設定されるマンドレルとユニットロール
との間のギャップサイズである。)に設定して前記帯板
を巻き取るので、マンドレルとユニットロールとのギャ
ップ調整を正確且つ迅速に行うことが簡単にできる。
【0027】本発明による帯板巻取装置は、拡縮径可能
なマンドレルと、前記マンドレルの周囲に接近離反可能
に配設されたユニットロールとを備え、前記マンドレル
と前記ユニットロールとの間のギャップに帯板を通して
当該帯板を案内しながら当該マンドレルに巻き取る帯板
巻取装置であって、前記ユニットロールの最大押し出し
位置での外周面位置が前記マンドレルの最大拡開径時の
外周面位置であると共に、前記マンドレルの最大拡開径
時の外周面位置に外周面を位置させるように前記ユニッ
トロールを位置させるユニットロール位置制御手段と、
前記マンドレルをφg =φmax −2gで求められる径サ
イズ(ただし、φg は帯板巻取開始時のマンドレルの径
サイズ、φmax はマンドレルの最大拡開径サイズ、gは
帯板の厚さに応じて設定されるマンドレルとユニットロ
ールとの間のギャップサイズである。)となるように拡
縮径させるマンドレル径サイズ制御手段とを備えたの
で、マンドレルとユニットロールとのギャップ調整を正
確且つ迅速に行うことが簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による帯板巻取装置の実施の形態の概略
構成図である。
【図2】帯板巻取時の設定説明図である。
【図3】本発明による帯板巻取方法の実施の形態の手順
を表すフロー図である。
【図4】従来の帯板巻取装置の概略構成図である。
【図5】マンドレルの拡縮径機構の説明図である。
【図6】帯板巻取時の設定説明図である。
【図7】従来の帯板巻取方法の手順を表すフロー図であ
る。
【符号の説明】
1 マンドレル 2 ユニットロール 3 アーム形フレーム 4 操作シリンダ 5 マンドレルセグメント 6 軸(スピンドル) 7a,7b テーパ面 8 マンドレル拡縮駆動手段 11 ギャップ調整制御部 12 シリンダ伸縮切換制御部 13 制御装置 100 帯板 φmin 最縮小径 φmax 最大拡開径 g ギャップ φg ギャップ調整径

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡縮径可能なマンドレルの周囲にユニッ
    トロールを接近離反可能に配設し、当該マンドレルと当
    該ユニットロールとの間のギャップに帯板を通して当該
    帯板を案内しながら当該マンドレルに巻き取る帯板巻取
    方法であって、前記ユニットロールの最大押し出し位置
    での外周面位置を前記マンドレルの最大拡開径時の外周
    面位置として、前記マンドレルの最大拡開径時の外周面
    位置に外周面を位置させるように前記ユニットロールを
    位置させると共に、上記マンドレルを下記の式(1)で
    求められる径サイズに設定して前記帯板を巻き取ること
    を特徴とする帯板巻取方法。 【数1】 φg =φmax −2g (1) ただし、φg は帯板巻取開始時のマンドレルの径サイ
    ズ、φmax はマンドレルの最大拡開径サイズ、gは帯板
    の厚さに応じて設定されるマンドレルとユニットロール
    との間のギャップサイズである。
  2. 【請求項2】 拡縮径可能なマンドレルと、前記マンド
    レルの周囲に接近離反可能に配設されたユニットロール
    とを備え、前記マンドレルと前記ユニットロールとの間
    のギャップに帯板を通して当該帯板を案内しながら当該
    マンドレルに巻き取る帯板巻取装置であって、前記ユニ
    ットロールの最大押し出し位置での外周面位置が前記マ
    ンドレルの最大拡開径時の外周面位置であると共に、
    記マンドレルの最大拡開径時の外周面位置に外周面を位
    置させるように前記ユニットロールを位置させるユニッ
    トロール位置制御手段と、前記マンドレルを下記の式
    (1)で求められる径サイズとなるように拡縮径させる
    マンドレル径サイズ制御手段とを備えたことを特徴とす
    る帯板巻取装置。 【数2】 φg =φmax −2g (1) ただし、φg は帯板巻取開始時のマンドレルの径サイ
    ズ、φmax はマンドレルの最大拡開径サイズ、gは帯板
    の厚さに応じて設定されるマンドレルとユニットロール
    との間のギャップサイズである。
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