JPH05189961A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH05189961A
JPH05189961A JP4006217A JP621792A JPH05189961A JP H05189961 A JPH05189961 A JP H05189961A JP 4006217 A JP4006217 A JP 4006217A JP 621792 A JP621792 A JP 621792A JP H05189961 A JPH05189961 A JP H05189961A
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voltage
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boosting
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JP4006217A
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Hiroshi Sato
弘 佐藤
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイド電源仕様PSRAMにて、ワード線駆
動電圧用の昇圧を行うに当り、昇圧動作のモード(2
倍,3倍モード)切換点付近での電流値の不安定化によ
る消費電流の浪費をなくして低消費電力化を図り、一方
でメモリの安定した動作を保証する。 【構成】 PSRAMは、電源電圧VCCHが供給される
通常動作モードと、電源電圧VCCLが供給されるデータ
リテンションモードにて作動する。電圧供給回路100
の倍電圧発生回路120は電源電圧VCCが所定値VCCM
以上であるか否かに応じて昇圧電圧VCH発生時の昇圧モ
ードを切り換える。VCCM値はVCCLとVCCHの間とさ
れ、上記2つの動作モード中での昇圧モードの切換が防
止される。各種動作電圧VCH,VBBを検知するレベルセ
ンサ130,150のセンスタイミングは上記作動モー
ドに応じて決定される。内部通常電圧発生回路140は
データリテンションモード中休止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体技術さらには半
導体記憶装置に適用して特に有効な技術に関し、例えば
疑似スタティック・ランダムアクセスメモリ(PSRA
M)の内部電源形成回路に利用して有用な技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】メモリセル構造がDRAMと同一であっ
て、外部からの信号に基く記憶内容のリフレッシュ動作
を必要としない所謂、擬似スタティックRAM(PSR
AM)が公知である。近年のPSRAMにおいては、メ
モリの駆動電圧供給手段をワイド電源仕様としたもの
(例えば2.6±1.0[V]の範囲で動作電圧を生成
するもの)が例えばISSCC'91 A 4Mb Pseudo-SRAM Opera
ting at 2.6±1V with 3μA Data-Retention Currentに
て提案されている。
【0003】このようなワイド電源仕様のPSRAMに
おいて、ワード線駆動用電圧(以下「昇圧電圧」と称
す)VCHを発生させる場合には、該PSRAMに実際に
供給された電源電圧が所定電圧(ブースト切換電圧)以
上のときには、昇圧動作(ブースト)を1回かけ(2倍
モード)、所定電圧以下のときにはブーストを2回かけ
る(3倍モード)と云う具合いに、供給された電源電圧
の値に応じて昇圧動作の回数を決定している。これは低
い電源電圧に1回ブーストをかけたときに得られる昇圧
の変移量が、高い電源電圧に1回ブーストをかけたとき
の昇圧の変移量より低くなるためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ワ
イド電源仕様のPSRAMにおいて上述の昇圧動作を行
った場合には、以下のような問題が生じることが本発明
者によって明らかにされた。即ち、昇圧動作時のブース
ト回数を決定する上記所定電圧(ブースト切換電圧)
は、通常、PSRAMの動作電源電圧内に存在するた
め、実際のPSRAMの動作によって動作電源電圧に変
動が生じた場合には、当該切換電圧付近でブースト動作
が2倍モードから3倍モードに、又は3倍モードから2
倍モードにと云う具合いに昇圧動作の切換点(不連続
点)が生じることとなる。このように切換電圧付近で不
連続点が生じた場合は、動作電圧が上記所定値を一時的
に下回っただけで必要以上にブーストがかけられ、過剰
にブーストされて上昇した電源電圧がリークされる等、
回路動作が不安定となって消費電流を増大させることと
なる。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、ワイド電源仕様のPSRAMにおいて、所望の昇圧
動作を行うに当り、該昇圧動作の不連続点付近で発生す
る消費電流の浪費をなくし、安定した回路動作を保証
し、装置全体としての低消費電力化を図ることができる
半導体記憶装置を提供することを目的とする。この発明
の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴について
は、本明細書の記述および添附図面から明らかになるで
あろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。即ち、本発明の請求項1に記載の半導体記
憶装置は、少なくとも2以上の動作モードにて動作する
メモリの各々の動作モードに応じて相異なる2以上の動
作電源電圧を供給する電圧供給手段と、該電圧供給手段
から供給された動作電源電圧に所定の昇圧動作を1又は
2回以上施して所望の昇圧電圧を得る昇圧電圧発生手段
と、上記供給された動作電源電圧と所定電圧とを比較し
てその比較結果に応じて上記昇圧電圧発生手段による昇
圧動作回数を決定する動作回数決定手段とを具えてな
り、該昇圧動作回数の決定に用いられる所定電圧が上記
2以上の動作モードに応じて供給される相異なる2以上
の電源電圧の中間値に設定されてなる。又、請求項2記
載の半導体記憶装置は、少なくとも2以上の動作モード
にて動作するメモリの各々の動作モードに応じて相異な
る2以上の動作電源電圧を供給する電圧供給手段と、該
電圧供給手段から供給された動作電源電圧を所望の電圧
に変換する変圧手段と、該変圧された電圧の値を検知す
る電圧レベルセンサと、上記供給された動作電源電圧と
所定電圧とを比較してその比較結果に応じて該電圧レベ
ルセンサによる電圧値の検出タイミングを決定する検出
タイミング決定手段とを具えてなる。又、請求項3記載
の半導体記憶装置は、少なくとも2以上の動作モードに
て動作するメモリの各々の動作モードに応じて相異なる
2以上の動作電源電圧を供給する電圧供給手段と、該電
圧供給手段より供給された動作電源電圧を所望の電圧に
変換する変圧手段と、上記供給された動作電源電圧と所
定電圧とを比較してその比較結果に応じて上記変圧手段
の作動を禁止する作動禁止手段とを具えてなる。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明によれば、動作電源電圧が
動作モードに応じて少なくとも2以上の相異なる電圧値
となっており、更に動作電源電圧の昇圧動作の動作回数
の切り換えが、上記2以上の相異なる電圧値の中間の値
を境に行われるようになっているので、1つの動作モー
ドが選択されているときに、該昇圧動作の動作回数の切
り換え(不連続点)が生じなくなる。又、請求項2記載
の発明によれば、例えば、一方の動作モードで電圧レベ
ルセンサの作動間隔を明けて低消費電力化を図り、他の
動作モードで電圧レベルセンサの作動間隔を狭めて安定
した動作電圧の供給を行うことができる。更にまた、請
求項3に記載の発明によれば、動作電源電圧の低い方の
動作モードでは、動作電源電圧をPSRAMの内部回路
に適した低い電圧に変圧するための内部降圧回路を用い
ずに、該低い電圧をそのまま内部通常電圧として用いる
ことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。図1は、擬似スタティックRAM(PSR
AM)の駆動電圧供給部(電圧供給回路)100の概略
を示すブロック図である。この駆動電圧供給部100に
は、図示省略のPSRAMの外部に設けられた2つの電
源(高電源(外部電源)と低電源(LSIが搭載される
装置に設置される内部電源;Ni−Cd電池等を使
用))から2つの異なる値の電源電圧VCC(VCCH,例
えば5V;VCCL,例えば3V)が供給され、該駆動電
圧供給部100は供給された電源電圧VCCを基にPSR
AMの各動作に必要な所望の電圧(VCH,VCL等)を出
力するようになっている。
【0009】具体的には、この駆動電圧供給部100
は、VCCレベルセンサ110,倍電圧発生回路120,
VCHレベルセンサ130,第1のVCL発生回路140,
第2のVCL発生回路145,VBBレベルセンサ15
0,パルス発生回路160及び2つのトランスファゲー
トから成るパルス切換回路170を具えている。このう
ちVCCレベルセンサ110はPSRAMの外部から供給
された電源電圧VCCがVCCHとVCCLの何れであるかを例
えば、その中間値VCCM(4V,ブースト切換電圧)よ
り大きいか否かによって判別し、その判別結果を表す信
号を出力するもので、この判別結果を表す信号(信号
A,反転信号Aバー)は倍電圧発生回路120,第1の
VCL発生回路140,第2のVCL発生回路145,VBB
レベルセンサ150,パルス発生回路160等に送られ
る。
【0010】又、倍電圧発生回路120は、前記VCCレ
ベルセンサ110からの信号Aに基づいて、該回路12
0に供給される電源電圧VCCにブーストをかけて昇圧電
圧VCHを定常的に発生させるとと共に、このとき実際に
得られたVCHの値をセンスするVCHレベルセンサ130
からの信号に基づいて上記昇圧電圧VCHの実際の値が、
PSRAMにて必要な所望の値(ワード線の駆動に必要
な電圧値)となるようにフィードバック制御するもので
ある。尚、VCHレベルセンサ130によるVCH値の検出
はパルス発生回路160からのパルス信号φ(φ1また
はφ2(fφ1>φ2))に基づいて所定周期毎に行わ
れるようになっている。
【0011】前記第1のVCL発生回路140は、前記V
CCレベルセンサ110からの信号A,反転信号Aバーに
基づいて降圧電圧(内部通常電圧)VCLを発生させるも
のであり、前記第2のVCL発生回路145は上記信号A
に基づいて、即ち上記第1のVCL発生回路140からV
CLが出力されないときに、これに代わってVCLを発生さ
せるものである。又、VBBレベルセンサ150は前記信
号A及びパルス発生回路160からのクロックパルス信
号φに基づいてLSI(PSRAM)本体の基盤電圧V
BBを、2つの異なる電圧値VBBH(例えば−2V),VB
BL(例えば−3V)の何れとなっているかを判別するも
のである。
【0012】上記各センサ、各発生回路を含んでなる駆
動電圧供給部100は、供給電圧VCCの値に応じて、以
下のように動作する。
【0013】LSI(PSRAM)に供給される電源電
圧VCCの値は、当該PSRAMが、通常作動モード(こ
のときVCCの値は5V)とデータリテンションモード
(休止モード,このときVCCの値は3Vで全てのアクセ
スが禁止される)の何れにあるかに応じて決定される。
ここで通常作動モードとは、PSRAMのデータ書込み
/読み出し等の通常のアクセス処理を行うモードであ
り、このモードでは安定した動作電圧が要求される。一
方、データリテンションモードとは、全てのアクセスを
禁止して、該PSRAMに記憶内容の保持及び、昇圧電
圧VCH,内部通常電圧VCL,基盤電圧VBBなどの基準と
なる電圧の形成等、メモリの休止時に最低限必要な動作
のみが行われるモードであり、該モードでは低消費電力
化が要求される。上記PSRAMが何れのモードである
かは、該PSRAMに実際に供給されている電源電圧V
CCの値を監視すればこれを検知することができる。尚、
VCC値を監視する本実施例のVCCレベルセンサ110は
電源電圧VCCの値がVCCH(5V)のときハイレベルの
信号Aを、VCCの値がVCCL(3V)のときロウレベル
の信号Aを夫々出力するようになっている。
【0014】上述のように駆動電圧供給部100は、そ
の入力部にVCCレベルセンサ110が設けられ、このV
CCレベルセンサ110からの、メモリの作動モードを表
す信号A(及び反転出力Aバー)は、倍電圧発生回路1
20に供給される。これを受けた倍電圧発生回路120
は、該回路120に入力された電源電圧(図には現れて
いない)VCCに所定回数(1又は2回の)ブーストをか
けて所望の昇圧電圧VCHを出力する。即ち、倍電圧発生
回路120は、VCCレベルセンサ110からの信号Aが
ハイレベルのとき(VCCの値が5Vのとき)には1回だ
けブーストをかけて昇圧電圧VCHを得(2倍モード)、
一方、信号Aがロウレベルのとき(VCCの値が3Vのと
き)には2回ブーストをかけて昇圧電圧VCHを得る(3
倍モード)。
【0015】このように昇圧された実際の電圧VCHはV
CHレベルセンサ130にて、所望の昇圧値(例えばVCC
が5Vのときには5.7V)が得られたか否かが判別さ
れ、所望の昇圧値が得られたと判断されたときには(こ
のときVCHレベルセンサの出力信号Bがハイレベルとな
る)、上記昇圧された電圧VCHが当該倍電圧発生回路1
20の最終出力として供給部100の外部へ出力され
る。一方、前記VCHレベルセンサ130からの信号Bが
ロウレベルのときには、これを受けた倍電圧発生回路1
20が上記得られた昇圧電圧VCHに更にブーストをかけ
(信号Bがハイレベルに変換されるまで繰り返し行われ
る)、所望の昇圧値の昇圧電圧VCHを得る。このように
して得られた昇圧電圧VCHはPSRAMのワード線の駆
動等に用いられる。上記VCCレベルセンサ110の出力
信号A,反転出力Aバーは、パルス発生回路160の出
力信号側に形成された、2つのトランスファゲートから
成るパルス切換手段(回路)170(図中破線で示す)
に送られる。この切換手段170は、該パルス発生回路
160から発生した2種類のパルス信号(発生周期の短
いパルスφ1,発生周期の長いパルスφ2)の一方を、
PSRAMの作動モードに応じて選択する働きを有し、
このとき選択されたパルス信号が、上述のVCHレベルセ
ンサ130及びVBBレベルセンサ150に送られて、そ
のセンス間隔が決定されるようになっている。
【0016】このようにレベルセンサ130は、ハイレ
ベルのときは周波数の高いφ1によって駆動され、信号
Aがロウレベルのとき(データリテンションモード時)
には、ハイレベルのとき(通常作動モード時)に比し
て、周期の長いパルス信号φ2によって駆動される。従
って該データリテンションモードでは、VCHの検出間隔
が長くなる。反対に通常作動モードでは、検出周期が短
くなる。このように検出周期を切換るのは、データリテ
ンションモードでVCHレベルセンサ120が活性化する
回数を減らして(活性化時センサ内を電流がドレインす
る量を省いて)低消費電力化を図り、通常作動モードで
は、VCHレベルセンサ130に基く倍電圧発生回路によ
る昇圧制御を頻繁に行って安定した動作電圧(昇圧電
圧)を出力し、もって安定したPSRAMの作動制御を
確保するためである。
【0017】上記VCCレベルセンサ110の出力信号
A,反転出力Aバーは、図に示すように第1のVCL発生
回路140に接続された2つのMOSトランジスタのゲ
ート端子に夫々接続されている。そして、信号Aがハイ
レベルのとき(PSRAMが通常作動モードのとき)に
は、これら2つのMOSトランジスタが共にオンとなっ
てVCL発生回路140が作動する。第1のVCL発生回路
140はその作動により、入力側(図示省略)に入力さ
れた電源電圧VCC(このときVCC=VCCH(5V)とな
る)を所定電圧降圧させて内部通常電圧VCL(例えば3
V)を発生させる。一方、信号Aがロウレベルのとき
(PSRAMがデータリテンションモードのとき)に
は、上記2つのMOSトランジスタは共にオフとなり、
このとき電源電圧VCCの降圧は行われないようになって
いる。これは、この時点でのVCCの値(このモードでは
VCCはVCCL(=3V))が第2のVCL発生回路145
の作用によってそのまま内部通常電圧VCLとして用いら
れるからである。このようにVCL発生回路140を作動
させずに内部通常電圧を得ることができるので、VCL発
生回路140を休止させた分、低消費電力化が図られ
る。
【0018】上記VCCレベルセンサ110からの作動モ
ードを表す信号Aは、更にVBBレベルセンサ150にも
供給される。このVBBレベルセンサ150はPSRAM
の基盤電圧VBBが所定電圧以下となっているか否かを判
別するもので、上記信号Aがハイレベルのときは第1の
所定電圧VBBH(例えば−2V)と、ロウレベルのとき
は第2の所定電圧VBBL(例えば−3V)と夫々比較す
る。そして、その判別結果を表す信号CはPSRAMの
基板電圧発生回路(図示省略)に送られ、この信号cに
基づいて所望の基板電圧VBBが生成される。上述のよう
に、本実施例では、VBBレベルセンサ150のセンスレ
ベルを、上記信号Aの値がハイレベルのときに高くし
(通常作動モードのとき基板電圧VBBを浅く(−2V)
する)、ロウレベルのときに低くしている(データリテ
ンションモードのとき基板電圧VBBを深く(−3V)す
る)。
【0019】データリテンションモード時に、MOSト
ランジスタにおけるVTHの基板バイアス効果によるリー
ク電流の増加を抑え低消費電力化が図られる。又、この
VBBレベルセンサ150は、信号Aがロウレベルのとき
(データリテンションモード)には、ハイレベルのとき
(通常作動モードのとき)に比して、周期の長いパルス
信号φ2に基いてその作動が行われるようになっている
ので、当該データリテンションモードは、レベルセンサ
150の検出間隔が長くなって、センサ活性化時の電流
量を省くことができ、低消費電力化が図られる。一方、
通常作動モードでは、VBBレベルセンサ150に基く基
板電圧VBBの制御が頻繁に行われるので安定した基盤電
圧VBBが得られ、PSRAMの安定した作動制御が確保
される。
【0020】以上説明したように上記実施例では、PS
RAMは、通常作動モードと、データリテンションモー
ドの2つの作動モードにて動作され、この動作モードに
応じて外部電源から異なる2つの電源電圧VCCH(5
V),VCCL(3V)の何れか一方が供給され、倍電圧
発生回路120は実際に供給された電源電圧VCCの値に
応じて該電源電圧VCCに1回又は2回のブーストをかけ
て昇圧電圧VCHを得るようにされてなり、上記電源電圧
値の判定が、電源電圧VCCH(5V),VCCL(3V)の
中間の値で、且つ、何れのモードの動作電圧領域にも属
さない値(例えば4V)にて行われるようになっている
ので、更にブースト回数の切り換えが、作動モードの切
り換え時にのみ生じるようになる。又、PSRAMは、
上記データリテンションモードにあるときのVCHレベル
センサ,VBBレベルセンサのセンス間隔が、通常作動モ
ードときよりも長く設定されるので、データリテンショ
ンモードで低消費電力化を図り、通常動作モードで安定
した動作電圧を確保することができる。又、PSRAM
は、通常作動モードのときに第1のVCL発生回路を作動
させてこのときの電源電圧VCCH(=5V)より内部通
常電圧VCL(=3V)を形成し、データリテンションモ
ードのとき第1のVCL発生回路を休止させ、第2のVCL
発生回路145によってこのときの電源電圧VCCL(=
3V)をそのまま内部通常電圧とすることができる。
【0021】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、本
実施例では、PSRAMの作動モードが、2つの異なる
作動モードに切り換えられる例について説明したが、作
動モードが3以上に切り替わる構成として、本発明を適
用してもよい。また、上記レベルセンサを作動させるタ
イミングを決定する手段(パルス発生回路160,パル
ス切換手段170)も実施例に示した構成に限らず、例
えば、3以上のパルスを発生させて、その中から動作モ
ード等に応じた所望の周期のパルスを適宜選択してもよ
い。
【0022】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるPSR
AMに本発明を適用した場合について説明したが、この
発明はそれに限定されるものでなく、DRAMその他の
半導体記憶装置やマイクロコンピュータ等低消費電力モ
ードを有する半導体集積回路装置一般に利用することが
できる。
【0023】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。半導体記憶装置において、電源電圧の
昇圧動作の不連続点付近で作動モードが切り換えられ
て、この不連続点付近での消費電流の低減が図られ、一
方で、所望の動作電圧が作動モードに応じて安定して供
給され、安定した回路動作の保証、低消費電力化が図ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】PSRAMの電圧供給回路100の概略を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
100 駆動電圧供給部(電圧供給回路) 110 VCCレベルセンサ 120 倍電圧発生回路 130 VCHレベルセンサ 140 第1のVCL発生回路 145 第2のVCL発生回路 150 VBBレベルセンサ 160 パルス発生回路 VCC 電源電圧 VCH 昇圧電圧 VCL 内部通常電圧 VBB 基盤電圧

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2以上の動作モードにて動作
    するメモリの各々の動作モードに応じて相異なる2以上
    の動作電源電圧を供給する電圧供給手段と、該電圧供給
    手段から供給された動作電源電圧に所定の昇圧動作を1
    又は2回以上施して所望の昇圧電圧を得る昇圧電圧発生
    手段と、上記供給された動作電源電圧と所定電圧とを比
    較してその比較結果に応じて上記昇圧電圧発生手段によ
    る昇圧動作回数を決定する動作回数決定手段とを具えて
    なり、該昇圧動作回数の決定に用いられる所定電圧が上
    記2以上の動作モードに応じて供給される相異なる2以
    上の電源電圧の中間値に設定されてなることを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも2以上の動作モードにて動作
    するメモリの各々の動作モードに応じて相異なる2以上
    の動作電源電圧を供給する電圧供給手段と、該電圧供給
    手段から供給された動作電源電圧を所望の電圧に変換す
    る変圧手段と、該変圧された電圧の値を検知する電圧レ
    ベルセンサと、上記供給された動作電源電圧と所定電圧
    とを比較してその比較結果に応じて該電圧レベルセンサ
    による電圧値の検出タイミングを決定する検出タイミン
    グ決定手段とを具えてなる半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも2以上の動作モードにて動作
    するメモリの各々の動作モードに応じて相異なる2以上
    の動作電源電圧を供給する電圧供給手段と、該電圧供給
    手段より供給された動作電源電圧を所望の電圧に変換す
    る変圧手段と、上記供給された動作電源電圧と所定電圧
    とを比較してその比較結果に応じて上記変圧手段の作動
    を禁止する作動禁止手段とを具えてなる半導体記憶装
    置。
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