JPH05189698A - 車両走行特性変更装置 - Google Patents

車両走行特性変更装置

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JPH05189698A
JPH05189698A JP4004211A JP421192A JPH05189698A JP H05189698 A JPH05189698 A JP H05189698A JP 4004211 A JP4004211 A JP 4004211A JP 421192 A JP421192 A JP 421192A JP H05189698 A JPH05189698 A JP H05189698A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両に設けられた各種走行特性調整手段を道
路状況及び運転特性に応じて自動設定し、快適な走行を
可能とする車両走行特性変更装置を提供する。 【構成】 GPSアンテナ12a,12b、ナビゲーシ
ョンレシーバ14で得た位置データ、車速センサ18や
地磁気センサ16で得られた位置データとCD−ROM
24に格納された地図データを照合して現在走路を確定
する。走路の形状(高速道路や坂道等)から基準燃費R
1 を算出し、実際にその走路を走行した場合の有効イン
ジェクタ噴射時間から得られる実燃費R2 と比較する。
DP=R1−R2 の大小比較から運転者の運転特性(ド
ライビングプレジャー)DPRを0〜6の7段階で評価
し、この評価結果に応じて電子制御スロットルコンピュ
ータ44やPSコンピュータ46等の走行特性調整手段
の制御マップを変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両走行特性変更装置、
特に燃費から運転者の運転特性を評価し、各種走行特性
調整手段を自動調整する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両の走行特性を道路状況や
運転者の運転特性に合致させるための各種走行特性調整
手段が車両に設けられている。このような走行特性調整
手段としては、ステアリングの重さを調整するパワース
テアリングシステムやアクセルペダルの開度に対するス
ロットル目標開度を調整する電子スロットル、変速を制
御する電子制御トランスミッションECT、トラクショ
ンを制御するトラクションコントロールシステムTRC
(登録商標)、前輪転舵角に対する後輪転舵角の比を可
変とする4WS等が知られており、車両運転者は運転席
に設けられたこれら各走行特性調整手段のモードを設定
するための操作SWを適宜操作してモードを選択し、走
行特性を手動変更して最適な走行を可能としている。
【0003】しかしながら、近年の走行嗜好の多様化や
種々の技術革新に伴い、走行特性調整手段も多様化の一
途をたどり、設定すべき操作SWも増加しつつある。こ
のような状況下では、これら全ての操作SWを操作する
ことは煩雑もしくは困難であり、これら走行特性調整手
段の持つ優れた機能を十分発揮出来ないでいるのが実状
である。
【0004】そこで、例えば特開昭62−289471
号公報に開示された車両の4輪操舵装置のように、車両
前方の道路状況をナビゲーション装置から予め知り、後
輪の転舵比をこの道路状況に応じて自動的に制御する構
成が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに道路状況のみから走行特性調整手段を自動調整する
構成では、多様な走行嗜好、すなわち運転特性を反映し
ておらず、十分な改善策には至っていない。特に、ステ
アリングの重さなどは運転者の運転特性に大きな影響を
受けるパラメータであり、従来の構成では、このステア
リングの重さは依然として運転者が手動で設定しなけれ
ばならず、煩雑さを免れ得ない問題があった。
【0006】本発明は上記従来技術の有する課題に鑑み
なされたものであり、その目的は、車両に設けられた各
種走行特性調整手段を道路状況及び運転特性に応じて自
動設定し、快適な走行を可能とする車両走行特性変更装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の車両走行特性変更装置は車両の走行を誘導
するための道路情報を予め記憶するナビゲーション装置
と、車両の現在位置を検出する現在位置検出手段と、車
両の現在位置前方の走行予定路に関する前記ナビゲーシ
ョン装置に記憶された道路属性から基準燃費を算出する
基準燃費算出手段と、前記走行予定路を実際に走行した
場合の燃費を算出する実燃費算出手段と、前記基準燃費
と前記実燃費とを比較することにより車両運転者の運転
特性を評価する評価手段と、この評価手段による評価結
果に応じて予め車両に設けられた走行特性調整手段を制
御する制御手段とを有することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の車両走行特性変更装置はこのような構
成を有し、運転者の運転特性を燃費から評価し、評価結
果に基づいて走行特性調整手段を制御するものである。
ここで、燃費はネビゲーション装置から得られる走行予
定路の道路状況から推定した基準燃費とこの走行予定路
を実際に走行した場合の実燃費の2種類が算出される。
運転者の運転特性はアクセルワーク、すなわち燃費で現
れることになるので、基準燃費と実燃費との大小比較に
よりアクセルワークの頻度を把握し、走行特性調整手段
を調整することにより、運転特性をも考慮にいれた走行
特性自動変更が可能となる。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いながら本発明に係る車両走
行特性変更装置の好適な実施例を説明する。
【0010】図1には本実施例の全体構成ブロック図が
示されている。GPS衛星から発信される軌道信号及び
発信時刻信号は車両のフロント部及びリア部に設けられ
た2つのGPSアンテナ12a、12bにて受信され、
ナビゲーションレシーバ14で復調されてGPS衛星ま
での距離及び自車位置を算出してディスプレイコンピュ
ータ10に出力する(ダイバーシティ受信)。また、ル
ーフ内後部のリインホースメントに設けられた地磁気セ
ンサ16は車両に作用する地磁気の方向を電圧に変換し
てディスプレイコンピュータ10に出力する。車速セン
サ18は車両の車速を検出し、またフロント右車輪セン
サ20a及びフロント左車輪センサ20bはそれぞれ右
車輪及び左車輪の回転数を検出して出力する。ステアリ
ングセンサ22はステアリングの操舵角を検出する。さ
らに、車両リア部に搭載されたCD−ROMディスク2
4に記憶された地図情報もディスプレイコンピュータ1
0に出力される。
【0011】ディスプレイコンピュータ10はナビゲー
ションレシーバ14からの信号により自車位置を検知す
るとともに、車速センサ18からの信号またはフロント
右車輪センサ20a、フロント左車輪センサ20bから
の信号により自車の走行距離を算出する。また、フロン
ト右車輪センサ20a、フロント左車輪センサ20bか
らの信号、ステアリングセンサ22からの信号及び地磁
気センサ16からの信号により自車の進行方向を検出
し、地磁気センサ16からの信号により自車の向きを検
出する。そして、自車位置及び目的地までの経路をディ
スプレイ26に表示するとともに、計算上の軌跡と地図
データとを比較し、常に自車が道路上にあるように修正
を行って自車の現在位置を精度良く表示する(マップマ
ッチング)。 一方、各種走行特性調整手段もこのディ
スプレイコンピュータ10に接続されている。本実施例
においては、走行特性調整手段として以下のコンピュー
タが設けられている。
【0012】(1)EFI(登録商標)コンピュータ3
0 吸入空気量、エンジン回転数、水温、吸気温、スロット
ル開度、排気中の酸素濃度等の信号を入力し、走行状態
に応じた最適な燃料噴射量を演算し出力する。
【0013】(2)ECTコンピュータ32 スロットル開度、車速、水温等の信号を入力し、走行状
態に応じた最適な変速制御を行う。
【0014】(3)エアサスペンションコンピュータ3
4 フロント及びリアのアブソーバ減衰力を制御し、走行条
件に応じて4輪のバネ定数、減衰力、車高等を調整す
る。
【0015】(4)4WSコンピュータ36 車速、ステアリング操舵角、操舵力等の信号を入力し、
前輪転舵角に対する後輪転舵角の比を変化させる。
【0016】(5)TRC(登録商標)コンピュータ3
8 エンジン出力やブレーキ力を入力し、駆動力を変化させ
る。
【0017】(6)4WDコンピュータ40 4輪への駆動力の分配を制御する。
【0018】(7)ABSコンピュータ42 車輪の回転状況を検知し、各種路面状況に応じてブレー
キ液圧を制御する。 (8)電子制御スロットルコンピュータ44 アクセルペダルの開度に対するスロットル目標開度を調
整する。
【0019】(9)PSコンピュータ46 ステアリングの重さを調整する。
【0020】そして、このような走行特性調整手段に予
め設定されている複数段階のモード間のしきい値をディ
スプレイコンピュータ10が運転者の運転特性に応じて
自動調整する構成である。
【0021】以下、図2乃至図9を用いてディスプレイ
コンピュータ10での処理内容を詳細に説明する。
【0022】図2にはディスプレイコンピュータ10の
全体処理フローチャートが示されている。前述したよう
に、ナビゲーションレシーバ14ではGPS衛星からの
信号をダイバーシテイ受信して自車位置が検出されるが
(S101)、この位置信号はディスプレイコンピュー
タ10に供給され、同様にCD−ROM24から供給さ
れる地図データと照合して現在自車が走行しているであ
ろう走行路を確定する(S102)。すなわち、GPS
衛星から得られた位置データ、及び車速センサ18や地
磁気センサ16から得られた車速及び方位から算出され
る位置データと地図データを照合し、マップマッチング
を行って現在位置を確定しディスプレイ26上に表示す
る。
【0023】次に、ディスプレイコンピュータ10では
運転者の運転特性を評価すべく2種類の燃費計算を行
い、これらを比較するプロセスに移行する(S103−
S105)。2種類の燃費は、S102で確定された走
行路の道路属性(高速道路か市街地内か等)から計算さ
れる基準燃費と、実際に走行して得られた実燃費であ
る。図3乃至図4には基準燃費を算出するフローチャー
トが示されている。
【0024】図3において、まず道路属性の判定が行わ
れる(S201)。道路属性としては、予め以下の種別
コードが割り当てられCD−ROM24の地図データに
格納される。
【0025】高速自動車道 ………1 都市高速道路 ………2 速度規制60km/h以上道路 ………3 市街地内道路 ………4 郊外路道路 ………5 山岳地路 ………6 長い坂道 ………7 その他 ………8 そして、確定された走路の属性がこれらの道路属性のい
ずれに属するかの判定が行われる。判定の結果、高速自
動車道または都市高速道路または速度規制60km/h
以上道路(種別コードが1,2,3)の場合には基準燃
費を仮に10km/hに設定する(S202)。また、
道路属性が市街地内道路等(種別コードが4,8)の場
合には基準燃費を仮に6km/hに設定する(S20
3)。以下、同様にして、郊外路道路(種別コード5)
の場合には8km/h(S204)、山岳地路(種別コ
ード6)の場合には4km/h(S205)に設定す
る。
【0026】このようにして道路属性に応じて基準燃費
を仮に設定し、次にこれらの道路が長い坂道か否かが判
定される(S206)。この判定は道路属性の種別コー
ドに7が含まれているか否かで判定され、長い坂道であ
る場合にはさらに登りか否かが判定される(S20
7)。登りか否かは一定期間定速で走行している場合の
スロットル開度とエンジン回転数の関係から判定され
る。すなわち、例えば図5に示されているように予めエ
ンジン回転数(NE)と基準のスロットル開度(θ)と
の対応関係をディスプレイコンピュータ10内のメモリ
に格納しておき、一定期間定速走行したときのスロット
ル開度VTAが VTA≧θ(NE)+5 を満たす場合には登り坂と判定し、 θ(NE)+5≦VTA≦θ(NE)−5 を満たす場合には平坦路と判定し、 VTA≦θ(NE)−5 を満たす場合には下り坂と判定することができる。そし
て、登り坂の場合には燃費が20%程度悪化するとして
前述のS202−S205で設定した仮の基準燃費に
0.8を乗じて補正し(S208)、一方下り坂の場合
には燃費が20%向上するとして仮の基準燃費に1.2
を乗じて補正する(S209)。
【0027】このように、坂道によって燃費は変化する
ため坂道による補正が必要であるが、燃費に影響を与え
る要因としては、このような道路勾配のみならず、エア
コンのオン/オフ、さらには電子制御トランスミッショ
ンの初期設定モード(パワー/ノーマル/エコノミー)
や渋滞の有無によっても変化する。これらの要因による
燃費の補正を行うプロセスが図4に示されたフローチャ
ートであり、まずエアコンのオン/オフが判定される
(S210)。この判定はエアコンスイッチ28からデ
ィスプレイコンピュータ10に供給される動作信号によ
り判定される。エアコンがオンされている場合には燃費
が10%悪化するとして基準燃費に0.9を乗じて補正
する(S211)。
【0028】そして、ECTのセレクトモードによる燃
費の補正に移行する(S212)。セレクトモードには
前述したようにパワーモード、ノーマルモード、エコノ
ミーモードが用意されており、パワーモードの場合には
燃費が5%悪化するとして基準燃費に0.95を乗じ
(S213)、エコノミーモードの場合には燃費が5%
向上するとして1.05を乗じる(S214)。
【0029】ECTのセレクトモードによる補正が終了
した後、さらに渋滞の有無による補正が行われる(S2
15)。この渋滞の有無は所定時間、例えば300se
cの間に、(平均車速が20km/h以下)かつ(最高
車速が30km/h以下)かつ{(ブレーキ踏み込み時
間が60sec以上)またはブレーキ踏み込み回数が6
回以上)または(アイドリングのオン/オフが6回以
上)}の条件が満足されている場合には渋滞が発生して
いると判定することができる。そして、渋滞の場合には
燃費が5%悪化するとして基準燃費に0.95を乗じて
補正する(S216)。このようにして燃費に影響を与
えるであろう要因による補正を行い、最終的に基準燃費
が決定される(S217)。決定された基準燃費はディ
スプレイコンピュータ10のメモリに格納される。
【0030】道路環境から推定される基準燃費の演算が
終了した後(S103)、実際に走行した場合の実燃費
が算出される(S104)。この実燃費算出は、インジ
ェクタ通電時間から求められる。インジェクタ通電時間
TTAUINJは有効噴射時間TAUE と無効時間TAUV を含ん
でおり、この無効時間TAUV は電源電圧に依存する。図
6には電源電圧と無効時間TAUV との関係の一例が示さ
れている。従って、電源電圧をモニタすることにより無
効時間を一義的に決定し、インジェクタ通電時間の内の
有効時間TAUE を算出することができる。
【0031】そして、インジェクタの特性を用いて1分
間当たりの有効噴射時間TAUE から噴射量が算出され、
車輪センサ20a,20bから算出される1分間当たり
の走行距離から1分間当たりの燃費が算出される。そし
て、これらの燃費を平滑化するために10分間当たりの
燃費に換算し(平均値算出)、実燃費としてメモリに格
納する。
【0032】このようにして走路環境から算出される基
準燃費R1 と実際に走行して得られる実燃費R2 が算出
された後、運転者の運転特性(ドライビングプレジャ
ー)の評価プロセスに移行する(S105)。運転特性
DPRは算出された基準燃費R1 と実燃費R2 との差分
DP=R1 −R2 の大小関係で評価され、評価結果の一
例が図7に示されている。図7において、例えばDPが
5以上の場合、すなわち基準燃費が実燃費よりも5km
以上大きい場合にはアクセルワークが頻繁に行われたこ
とを意味するからパワー走行型であると判定し、運転特
性DPRを0に設定する。一方、DPが−5以下の場
合、すなわち基準燃費が実燃費よりも5km以上小さい
場合には非常に経済的な走行が行われたことを意味する
からエコノミー走行型であると判定し、運転特性DPR
を6に設定する。以下同様にして、DPの大小に応じて
DPRを0から6までの7段階で評価する。なお、実燃
費は10分間当たりで算出されるが、10分間の間に道
路属性が変化する場合にはその直後の10分間は学習中
であるとして実燃費算出時のサンプル数を10個から例
えば4個に間引いて実燃費を算出し評価される。そし
て、評価結果であるDPRの値は前述した各走行特性調
整手段のコンピュータに送信される(S106)。各コ
ンピュータはディスプレイコンピュータ10からDPR
の値を受信し(S107)、予め用意されたモード制御
のための制御マップをこのDPRの値に応じて変更する
(S108)。本実施例では、各走行特性調整用コンピ
ュータの内、電子制御スロットルコンピュータ44及び
PSコンピュータ46での制御マップ変更を例にとり、
以下に説明する。
【0033】図8には電子制御スロットルコンピュータ
44の制御マップがDPRをパラメータとして示されて
いる。横軸はアクセルペダルの開度を表し、縦軸はスロ
ットル目標開度を表している。そして、DPRの値が増
加するに従って順次ペダル開度に対するスロットル目標
開度の値は下方に設定される。これは、DPRの値が増
加するほどエコノミー走行型であり、従って同一ペダル
開度でも目標開度がより小さく設定されることを意味し
ている。
【0034】一方、図9にはPSコンピュータ46の制
御マップがDPRをパラメータとして示されている。横
軸は車速を表し、縦軸はステアリングの軽さを表してい
る。そして、DPRの値が増加するに従って順次車速に
対するステアリングの軽さは上方に設定される。これ
は、DPRの値が減少するほどパワー走行型であり、従
って同一車速でもステアリングはより重く安定すること
を意味している。
【0035】なお、本実施例ではこのように電子制御ス
ロットルコンピュータ44及びPSコンピュータ46の
制御マップをDPRに応じて変更させる例を示したが、
他のコンピュータの制御マップも同様に設定することが
できる。例えば、TRCコンピュータ38やABSコン
ピュータ42の場合、基準となる車速をDPRの値が増
加するに従って高く設定することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる車
両走行特性変更装置によれば、車両に設けられた各種走
行特性調整手段を道路状況及び運転特性に応じて自動設
定し、快適な走行を可能とする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成図である。
【図2】同実施例の全体処理フローチャート図である。
【図3】同実施例の基準燃費算出フローチャート図であ
る。
【図4】同実施例の基準燃費算出フローチャート図であ
る。
【図5】同実施例のエンジン回転数に対する基準スロッ
トル開度の説明図である。
【図6】同実施例の電源電圧と無効噴射時間との関係を
示すグラフ図である。
【図7】同実施例の運転特性(ドライビングプレジャ
ー)評価の説明図である。
【図8】同実施例の電子制御スロットルコンピュータの
制御マップを示すグラフ図である。
【図9】同実施例のPSコンピュータの制御マップを示
すグラフ図である。
【符号の説明】
10 ディスプレイコンピュータ 12 GPSアンテナ 14 ナビゲーションレシーバ 16 地磁気センサ 18 車速センサ 20 車輪センサ 22 ステアリングセンサ 24 CD−ROM 30 EFI(登録商標)コンピュータ 32 ECTコンピュータ 34 エアサスペンションコンピュータ 36 4WSコンピュータ 38 TRC(登録商標)コンピュータ 40 4WDコンピュータ 42 ABSコンピュータ 44 電子制御スロットルコンピュータ 46 PSコンピュータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の走行を誘導するための道路情報を
    予め記憶するナビゲーション装置と、 車両の現在位置を検出する現在位置検出手段と、 車両の現在位置前方の走行予定路に関する前記ナビゲー
    ション装置に記憶された道路属性から基準燃費を算出す
    る基準燃費算出手段と、 前記走行予定路を実際に走行した場合の燃費を算出する
    実燃費算出手段と、 前記基準燃費と前記実燃費とを比較することにより車両
    運転者の運転特性を評価する評価手段と、 この評価手段による評価結果に応じて予め車両に設けら
    れた走行特性調整手段を制御する制御手段と、 を有することを特徴とする車両走行特性変更装置。
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