JPH05189480A - 発話データ処理装置 - Google Patents

発話データ処理装置

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JPH05189480A
JPH05189480A JP4024607A JP2460792A JPH05189480A JP H05189480 A JPH05189480 A JP H05189480A JP 4024607 A JP4024607 A JP 4024607A JP 2460792 A JP2460792 A JP 2460792A JP H05189480 A JPH05189480 A JP H05189480A
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Masami Ito
真美 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作者と教示者からなる2人の話者の対話内
容をテキストデータに書き表した発話データを話者毎に
区別して表示する。 【構成】 発話データ記録装置101には予め、操作者
と教示者の発話をテキストデータに書き表し、発話のな
された時刻と話者を区別するためのデータを付与した発
話データを記録しておく。この発話データの時刻データ
と話者データをそれぞれ時刻データ読取装置102と話
者データ読取装置103で読み取り、各発話を時刻順に
話者毎に分けて表示装置104に表示する。この表示に
対して、観察者は属性を入力しようとする発話の範囲を
範囲指示装置105によって指示する。指示された範囲
の発話が操作者のものであれば状況入力装置108、教
示者のものであれば発話形態入力装置107によって、
それぞれ予め持っていた状況候補、形態候補を表示し
て、観察者は表示された候補から指示した発話に該当す
る項目を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、操作者と教示者の2人
が作業しながら対話した内容をテキストデータに書きだ
した発話データに対して操作者の状況および教示者の発
話形態および両者の対話する話題の属性を付与する発話
データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、OA機器の使いやすさを評価する
手法として、OA機器をユーザーに実際に使用させ、そ
の使用状況をVTRテープなどに録画して解析するプロ
トコル解析法がある(“プロトコル解析手法による日本
語WPの使いやすさ評価”情報処理学会研究会報告、8
7−DPHI−14−3、1987年)。プロトコル解
析法の応用として、ユーザーが操作に行き詰まったとき
に助言を与えるアドバイザーをユーザーの側に置き、ア
ドバイザーの助言した内容とユーザーの操作状況を加え
たデータからユーザーの操作内容を解析する助言型プロ
トコル解析法がある(“アドバイザモデル利用プロトコ
ル解析−ユーザビリティテストの効率化−”第7回ヒュ
ーマンインタフェースシンポジウム論文集、2124、
1991年)。この方法では、アドバイザーの助言形態
とユーザーの操作状況を対応づけた、アドバイザーモデ
ルと呼ばれる表を解析に用いる。実験中のユーザーやア
ドバイザーの発話から、アドバイザーモデルの項目に該
当するものを見つけだし、ユーザーの行き詰まった状態
がどんなものであるかを抽出する。このとき、ユーザー
が実験中に発話した内容とアドバイザーの助言内容をテ
キストデータに書き表し、それぞれがなされた時刻を付
与した対話型発話データを作成し、実験内容を録画した
VTRテープを再生した操作状況とともに観察しながら
表と照合し、解析していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の方式
では、発話データをアドバイザーモデルと呼ばれる表が
アドバイザーの発話形態やユーザーの操作状況などの複
数の種類の項目を持っており、特定するのが煩雑であっ
た。また、この表はアドバイザーとユーザーそれぞれに
独立な項目だけでなく、助言の対象となるユーザーの操
作といった、アドバイザーとユーザーの共通の話題も項
目として含んでおり、観察の際にアドバイザーの発話、
ユーザーの発話、さらに共通の話題といった複数の項目
について何度も判定する必要があり、煩雑であった。さ
らに、観察した結果の項目名や操作状況の名前を、発話
データにテキストデータの形式で書き加えると、その後
データを見て詳しく解析していく場合に、データが読み
にくくなり、作業が困難であった。
【0004】本発明の目的は、アドバイザーの発話とユ
ーザーの発話を区別して表示し、表示に対して範囲を指
示することで、指示された範囲がアドバイザーのもので
あるか、ユーザーのものであるか、もしくは両者の発話
を含んでいるかを判定し、それぞれの場合で判定すべき
項目を一覧にして表示し、これを選択するだけで、指示
された発話データの属性を特定する方法を提供すること
である。また、観察した結果作成される発話属性データ
に時間範囲も付与することによって、表示されている発
話データに属性の範囲を書き込み、視覚的に表示するこ
とによって、詳細な解析の際にデータを読みやすくする
方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決する手段】本願第一の発明は、操作者と教
示者からなる2人の話者の対話内容をテキストデータに
書き取り、発話のなされた時刻と話者の区別を付与した
発話データから、話者の行動を解析するために、前記発
話データを記録する発話データ記録装置と、該発話デー
タ記録装置から発話のなされた時刻を読み取る時刻デー
タ読取装置と、前記2人の話者を区別する話者データを
前記発話データ記録装置から読み取る話者データ読取装
置と、前記発話データ記録装置に記録されている発話デ
ータを前記時刻データ読取装置の時刻データと前記話者
データ読取装置の話者データに基づいて時刻順に話者を
区別して表示する表示装置と、該表示装置で表示されて
いる発話データを指示する範囲指示装置と、該範囲指示
装置で指示された範囲の発話データが2人の発話を含む
ものか又はどちらか一方のものであるかを判定する話者
範囲判定装置と、該話者範囲判定装置が判定した結果に
おいて指示された範囲が操作者の発話である場合には予
め保持した状況候補データから操作者の状況を選択して
入力するための状況入力装置と、前記話者範囲判定装置
が判定した結果において指示された範囲が教示者の発話
である場合には予め保持した発話形態候補データから教
示者の発話形態を選択して入力する発話形態入力装置
と、前記話者範囲判定装置が判定した結果において指示
された範囲が両者の発話を含む場合には発話データが話
題とする内容をテキストデータの形式で入力する話題入
力装置と、前記入力された発話形態および状況と話題を
発話属性データとして指示された時間範囲と話者の区別
とともに記録する発話属性データ記録装置とからなるこ
とを特徴とする。
【0006】本願第二の発明は、操作者と教示者からな
る2人の話者の対話内容をテキストデータに書き取り、
発話のなされた時刻と話者の区別を付与した発話データ
から、話者の行動を解析するために、前記発話データを
記録する発話データ記録装置と、該発話データ記録装置
から発話のなされた時刻を読み取る時刻データ読取装置
と、前記2人の話者を区別する話者データを前記発話デ
ータ記録装置から読み取る話者データ読取装置と、前記
発話データ記録装置に記録されている発話データを前記
時刻データ読取装置の時刻データと前記話者データ読取
装置の話者データに基づいて時刻順に話者を区別して表
示する表示装置と、該表示装置で表示されている発話デ
ータを指示する範囲指示装置と、該範囲指示装置で指示
された範囲の発話データが2人の発話を含むものか又は
どちらか一方のものであるかを判定する話者範囲判定装
置と、該話者範囲判定装置が判定した結果において指示
された範囲が操作者の発話である場合には予め保持した
状況候補データから操作者の状況を選択して入力するた
めの状況入力装置と、前記話者範囲判定装置が判定した
結果において指示された範囲が教示者の発話である場合
には予め保持した発話形態候補データから教示者の発話
形態を選択して入力する発話形態入力装置と、前記話者
範囲判定装置が判定した結果において指示された範囲が
両者の発話を含む場合には発話データが話題とする内容
をテキストデータの形式で入力する話題入力装置と、前
記入力された発話形態および状況と話題を発話属性デー
タとして指示された時間範囲と話者の区別とともに記録
する発話属性データ記録装置と、該発話属性データ記録
装置の発話属性データを読み取る発話属性読取装置と、
前記発話属性データの時間および話者の範囲を読み取る
範囲読取装置と、該範囲読取装置の発話属性データの範
囲と前記発話属性データを前記表示装置に書き込む発話
属性書込装置とからなることを特徴とする。
【0007】
【作用】発話データ記録装置には予め、操作状況を録画
したVTRテープに記録された操作者と教示者の発話を
テキストデータに書き表し、発話のなされた時刻と話者
を区別するためのデータが付与された発話データが記録
されている。この発話データの時刻データと話者データ
を元に,各発話を時刻順に話者毎に分けて表示する。こ
の表示に対して、観察者は属性を入力しようとする発話
の範囲を指示する。指示された範囲の発話が操作者のも
のであれば状況入力装置、教示者のものであれば発話形
態入力装置によって、それぞれ予め持っていた状況候
補、形態候補を表示して、観察者は表示された候補から
指示した発話に該当する項目を選択する。また、範囲を
指示された発話が両者のものである場合は、話題入力装
置からその場面での話題をテキストデータの形式で入力
する。これらの発話属性を発話属性データ記録装置に記
録する。さらに、第二の発明では、作成された発話属性
データの範囲と内容を読み取って、表示装置に発話デー
タの範囲を示しながら表示する。このような作用によっ
て、観察者は表示された発話データに対して属性を付与
したい範囲を指定し、その後表示される指示に従って操
作するだけで、発話データの属性を簡単に入力すること
ができる。また、作成した発話属性データを発話データ
と同時に観察することができる。
【0008】
【実施例】図1は本願第一の発明の発話データ処理装置
の一実施例を示すブロック図である。発話データ記録装
置101には、図3にその例の一部を示すように操作中
の操作者および教示者の発話をテキストデータに書き表
し、発話者を区別する記号と発話のなされた時刻を付与
した発話データが記録されている。時刻データ読取装置
102は発話データ記録装置101の発話データのうち
時刻データを読み取る。話者データ読取装置103は発
話データ記録装置101から発話者を区別する話者デー
タを読み取る。表示装置104は発話データ記録装置1
01の発話データを時刻データ読取装置102で読み取
った時刻と、話者データ読取装置103で読み取った話
者を区別する記号に基づいて、図4に示すように時刻順
に話者を区別して表示する。操作者と教示者の行動を観
察する観察者は、操作中の様子を録画したVTRテープ
を再生して、観察しながら表示装置104に表示された
発話データの発話属性を付与したい範囲を範囲指示装置
105によって指示する。話者範囲判定装置106は、
観察者が範囲指示装置105によって指示した範囲の時
刻範囲と、この範囲が操作者だけを指示するものか、教
示者だけを指示するものかもしくは両方の発話を指示す
るものかを判定する。話者範囲判定装置106によっ
て、観察者が指示した範囲が教示者のみの発話を示して
いると判断された場合、発話形態入力装置107は、予
め保持していた教示者の発話形態の候補となる形態候補
データを図6(a)のように表示する。観察者は表示さ
れた形態候補データから範囲を指示した部分の教示者の
発話の形態に近いものを選択する。あるいは話者範囲判
定装置106によって、観察者が指示した範囲が操作者
のみの発話を示していると判断された場合、発話形態入
力装置108は、予め保持していた操作者の操作状況の
候補となる状況候補データを図6(b)のように表示す
る。観察者は表示された状況候補データから範囲を指示
した部分の操作者の操作状況に近いものを選択する。さ
らにまた、話者範囲判定装置106によって、観察者が
指示した範囲が教示者と操作者両者の発話を示している
と判断された場合、観察者は話題入力装置109によっ
て、両者の話題の内容についてテキストデータの形式で
入力する。発話形態入力装置107、状況入力装置10
8、および話題入力装置109は以上のような動作によ
って、話者に依存した発話属性データを作成する。この
ような発話属性データは話者範囲判定装置106が判断
した時間範囲データと話者属性データを付与されて、発
話属性データ記録装置110に図7に示すような時間範
囲データと話者の区別を付与した形式で記録される。以
上のような構成によって、観察者は操作者らの行動を観
察しながら表示される発話データの範囲を指示するだけ
で、入力すべき発話属性データの種類が特定でき、また
種類に依存した入力方法が選択されるので容易に発話属
性データを作成することができる。
【0009】図2は本願第二の発明の発話データ処理装
置の一実施例を示すブロック図である。範囲読取装置2
01、発話属性読取装置202、および発話属性書込装
置203以外の装置は本願第一の発明と同様の働きをす
る。本願第一の発明と同様の動作で、発話属性データ記
録装置110に発話属性データが図7に示すように、時
間範囲データと話者の区別とともに記録されると、範囲
読取装置201は発話属性データ記録装置110の発話
属性データの時間範囲および話者を示すデータを読み取
り、発話属性データを表示装置104上で表示する範囲
を判定する。発話属性読取装置202は、発話属性デー
タ記録装置110から発話属性データを読み取る。発話
属性書込装置203は発話属性読取装置202の発話属
性データを範囲読取装置201が判断した発話属性の範
囲を基に表示装置104の発話データ上に図8に示すよ
うに書き込む。以上のような構成によって、観察者は操
作者らの行動を観察しながら表示される発話データの範
囲を指示するだけで、入力すべき発話属性データの種類
が特定でき、また種類に依存した入力方法が選択される
ので容易に発話属性データを作成することができる。さ
らに、作成した発話属性データを発話データと同時に表
示できるので、詳細な解析を行うことができる。
【0010】次に、それぞれの発明において、観察の対
象となる操作者と教示者が実験中に図3に示すような発
話をしながら操作を行ったと仮定して、本発明の動作を
具体的に説明する。なお、表示装置104はディスプレ
イで構成される表示装置、範囲指示装置105、発話形
態入力装置107、状況入力装置108、および話題入
力装置109は、キーボードによる文字入力装置および
マウスなどによるポインティング入力装置で構成される
入力装置である。
【0011】第一の発明の発話データ処理装置では、発
話データ記録装置101には、操作者および教示者が実
験中に発話した内容がテキストデータとして書き表さ
れ、またそれぞれの発話がなされた時間と、その発話を
した話者を区別するためのデータが付与され、図3のよ
うな形式で記録されている。図3に示した発話データで
は、発話に対して左端に時刻データが付与され、また時
刻データの右側の(A)および(C)という記号がそれ
ぞれの話者を示している。ここで、「(A)」は教示
者、「(C)」は操作者を意味している。発話データ記
録装置101に記録されている発話データの、時刻デー
タを時刻データ読取装置102が読み取り、発話者を区
別する話者データを話者データ読取装置103が読み取
る。時刻データ読取装置102が読み取った時刻データ
及び話者データ読取装置103が読み取った話者データ
に基づいて、発話データ記録装置101の発話データ
は、表示装置104において、図4に示すように時刻順
に、話者を区別して表示される。例えば、図3の4番目
の発話である「00:45(A)どうしようかな」とい
う発話データは、発話時刻が00:45で、話者データ
が「(A)」で教示者の発話であるので、表示装置10
4においては、図4のように時間軸において00:4
5、教示者を示す位置に表示される。表示装置104に
おいて図4のように発話データが表示されたとき、操作
者および教示者の実験中の行動を観察する観察者は、発
話属性データを付与したい発話データの範囲を図5に示
すように範囲指示装置105によって指示する。話者範
囲判定装置106は、観察者が範囲指示装置105によ
って指示した範囲の位置と面積から、指示された発話デ
ータの時間範囲と話者を特定する。例えば、観察者が指
示した範囲が図4における「開けるのそこじゃなくっ
て」という発話のみを含む場合、話者範囲判定装置10
6は、これが教示者の発話であることを判定して発話形
態入力装置107を呼び出す。発話形態入力装置107
は、予め持っていた発話形態の候補データを図6(a)
のような形式で表示装置104上に表示し、観察者は表
示された発話形態の候補から、指示した発話データに最
も近い「指摘」という候補を選択することによって、
「開けるのそこじゃなくって」という発話に対する発話
属性を入力する。また、同様に、観察者が指示した範囲
が図4における「えーっ、どこにセットするの?これ
は。あ、ここ?えーっ?あっ。」という発話のみを含む
場合、話者範囲判定装置106は、これが操作者の発話
であることを判定して操作状況入力装置108を呼び出
す。操作状況入力装置108は、予め持っていた操作状
況の候補データを図6(b)のような形式で表示装置1
04上に表示し、観察者は表示された発話形態の候補か
ら、指示した発話データに該当する「わからない」とい
う候補を選択することによって、発話属性を入力する。
さらにまた、観察者が指示した範囲が例えば表示装置1
04における時間軸の00:30から00:55の時間
範囲で、操作者と教示者の両領域にかけて指示されてい
たとすると、話者範囲判定装置106は、これが操作者
および教示者両者の発話であることを判定して話題入力
装置109を呼び出す。観察者は実験中の様子を録画し
たVTRテープなどを観察しながら話題入力装置109
によって、指示した範囲における両者の話題を、例えば
「記録紙の交換」といった形式でテキストデータとして
入力する。以上のような動作によって、発話形態入力装
置107、状況入力装置108、および話題入力装置1
09によって、教示者が発話した場合、操作者が発話し
た場合、さらに両者が発話している場面全体の場合にそ
れぞれ依存した発話属性データが作成され、発話属性デ
ータ記録装置110に、例えば図7の「00:51−0
0:51 操作者 わからない」といった形式で、時間
範囲が「00:51から00:51」で、話者が「操作
者」、発話属性である操作者の状況は「わからない」で
あるということを示すよう記録される。このような一連
の動作によって、観察者が発話属性を付与したい範囲を
指示し、指示した範囲に依存して選ばれる入力方法に沿
って入力を行うだけで、発話属性を簡単に入力する手段
が提供できる。
【0012】第二の発明の発話データ処理装置では、発
話データ記録装置101から発話属性データ記録装置1
10の、第一の発明の発話データ処理装置と同様の処理
を経て、発話属性データ記録装置110に図7に示すよ
うに発話属性データが記録されたとき、範囲読取装置2
01がそれぞれの発話属性データの時間範囲データおよ
び話者範囲データを読み取り、これが表示装置104に
表示されている発話データのどこに該当するかを判定す
る。さらに発話属性読取装置202は、発話属性データ
記録装置101の発話属性を示すデータを読み取る。発
話属性書込装置203は、範囲読取装置201および発
話属性読取装置202から表示装置104で表示されて
いる発話データに対して、該当する発話データの時間範
囲と話者の領域を枠で囲み、それに付属する発話属性を
テキストデータの形式で付与して図8に示すような形式
で書き込む。このような一連の動作によって、観察者は
発話属性を付与したい範囲を指示し、指示した範囲に依
存して選ばれる入力方法に沿って入力を行うだけで、発
話属性を簡単に入力することができ、さらにその結果を
発話データに重ねた表示によって見るための手段を提供
できる。
【0013】
【発明の効果】第一の発明によって、観察者が発話属性
を付与したい範囲を指示し、指示した範囲に依存して選
ばれる入力方法に沿って入力を行うだけで、発話属性を
簡単に入力する手段が提供できる。第一の発明の手段は
第二の発明においても利用できる。また、第二の発明に
よって、第一の発明の手段によって作成された発話属性
データを発話データに重ねて同時に表示し、その後の詳
細な解析を容易にする手段が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願第一の発明の発話データ処理装置の一実施
例を示すブロック図。
【図2】本願第二の発明の発話データ処理装置の一実施
例を示すブロック図。
【図3】図1の発話データ処理装置および図2の発話デ
ータ処理装置で取り扱う発話データの例を示す概念図。
【図4】図1の発話データ処理装置および図2の発話デ
ータ処理装置で発話データを表示する例を示す概念図。
【図5】図1の発話データ処理装置および図2の発話デ
ータ処理装置で発話データの範囲を指示する動作の例を
示す概念図。
【図6】図1の発話データ処理装置および図2の発話デ
ータ処理装置で利用される操作者の発話形態候補データ
の例を示す概念図(a)、並びに図1の発話データ処理
装置および図2の発話データ処理装置で利用される操作
者の状況候補データの例を示す概念図(b)。
【図7】図1の発話データ処理装置および図2の発話デ
ータ処理装置で作成される発話属性データの例を示す概
念図。
【図8】図2の発話データ処理装置で発話属性データを
作成した結果表示される発話属性データを重ねた発話デ
ータの表示例を示す概念図。
【符号の説明】
101 発話データ記録装置 102 時刻データ読取装置 103 話者データ読取装置 104 表示装置 105 範囲指定装置 106 話者範囲判定装置 107 発話形態入力装置 108 状況入力装置 109 話題入力装置 110 発話属性データ記録装置 201 範囲読取装置 202 発話属性読取装置 203 発話属性書込装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作者と教示者からなる2人の話者の対
    話内容をテキストデータに書き取り、発話のなされた時
    刻と話者の区別を付与した発話データから、話者の行動
    を解析するために、前記発話データを記録する発話デー
    タ記録装置と、該発話データ記録装置から発話のなされ
    た時刻を読み取る時刻データ読取装置と、前記2人の話
    者を区別する話者データを前記発話データ記録装置から
    読み取る話者データ読取装置と、前記発話データ記録装
    置に記録されている発話データを前記時刻データ読取装
    置の時刻データと前記話者データ読取装置の話者データ
    に基づいて時刻順に話者を区別して表示する表示装置
    と、該表示装置で表示されている発話データを指示する
    範囲指示装置と、該範囲指示装置で指示された範囲の発
    話データが2人の発話を含むものか又はどちらか一方の
    ものであるかを判定する話者範囲判定装置と、該話者範
    囲判定装置が判定した結果において指示された範囲が操
    作者の発話である場合には予め保持した状況候補データ
    から操作者の状況を選択して入力するための状況入力装
    置と、前記話者範囲判定装置が判定した結果において指
    示された範囲が教示者の発話である場合には予め保持し
    た発話形態候補データから教示者の発話形態を選択して
    入力する発話形態入力装置と、前記話者範囲判定装置が
    判定した結果において指示された範囲が両者の発話を含
    む場合には発話データが話題とする内容をテキストデー
    タの形式で入力する話題入力装置と、前記入力された発
    話形態および状況と話題を発話属性データとして指示さ
    れた時間範囲と話者の区別とともに記録する発話属性デ
    ータ記録装置とからなる発話データ処理装置。
  2. 【請求項2】 操作者と教示者からなる2人の話者の対
    話内容をテキストデータに書き取り、発話のなされた時
    刻と話者の区別を付与した発話データから、話者の行動
    を解析するために、前記発話データを記録する発話デー
    タ記録装置と、該発話データ記録装置から発話のなされ
    た時刻を読み取る時刻データ読取装置と、前記2人の話
    者を区別する話者データを前記発話データ記録装置から
    読み取る話者データ読取装置と、前記発話データ記録装
    置に記録されている発話データを前記時刻データ読取装
    置の時刻データと前記話者データ読取装置の話者データ
    に基づいて時刻順に話者を区別して表示する表示装置
    と、該表示装置で表示されている発話データを指示する
    範囲指示装置と、該範囲指示装置で指示された範囲の発
    話データが2人の発話を含むものか又はどちらか一方の
    ものであるかを判定する話者範囲判定装置と、該話者範
    囲判定装置が判定した結果において指示された範囲が操
    作者の発話である場合には予め保持した状況候補データ
    から操作者の状況を選択して入力するための状況入力装
    置と、前記話者範囲判定装置が判定した結果において指
    示された範囲が教示者の発話である場合には予め保持し
    た発話形態候補データから教示者の発話形態を選択して
    入力する発話形態入力装置と、前記話者範囲判定装置が
    判定した結果において指示された範囲が両者の発話を含
    む場合には発話データが話題とする内容をテキストデー
    タの形式で入力する話題入力装置と、前記入力された発
    話形態および状況と話題を発話属性データとして指示さ
    れた時間範囲と話者の区別とともに記録する発話属性デ
    ータ記録装置と、該発話属性データ記録装置の発話属性
    データを読み取る発話属性読取装置と、前記発話属性デ
    ータの時間および話者の範囲を読み取る範囲読取装置
    と、該範囲読取装置の発話属性データの範囲と前記発話
    属性データを前記表示装置に書き込む発話属性書込装置
    とからなる発話データ処理装置。
JP4024607A 1992-01-14 1992-01-14 発話データ処理装置 Withdrawn JPH05189480A (ja)

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JP4024607A JPH05189480A (ja) 1992-01-14 1992-01-14 発話データ処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000067064A (ja) * 1998-08-20 2000-03-03 Hitachi Electronics Service Co Ltd 対話記録システム
JP2017167805A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 株式会社東芝 表示支援装置、方法およびプログラム
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