JP5527533B2 - Webベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置、方法、及びプログラム - Google Patents

Webベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置、方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、Webシステムに係るグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)のユーザビリティ評価を支援する装置、方法、プログラムに関する。
非特許文献1は、ユーザビリティを評価する従来手法の一つである認知的ウォークスルー法について記述されたものである。これは、評価者がユーザの立場に立ってユーザビリティを評価するインスペクション法の一つであり、ユーザが使い方を知らないシステムを探査して学習するプロセスをモデル化した認知モデルを基に、予め定義された質問項目に答えていくことにより、ユーザビリティ上の問題を見つける方法である。当該方法では、評価の際には達成すべき課題(タスク)が与えられ、そのタスクを達成するための操作行為系列(サブタスク)を実行するたびに、評価者が複数の質問項目セットに回答することとなる。サブタスクはタスクのサブセットであり、例えば、「パソコンを一台注文する」というタスクに対して、「型番を入力して検索ボタンをクリックする」、「数量を入力して注文ボタンをクリックする」といったサブタスクが存在する。
特許文献1は、Webサイトのユーザビリティ評価を行うために、ユーザが操作した画面遷移等のログデータとともに、各画面毎に質問への回答を入力させることで、ユーザの主観的な評価結果を取得するユーザビリティ評価支援方法について記載された文献である。
特許文献2は、評価対象のユーザが操作した画面遷移等の操作履歴(遷移情報)と共にユーザが画面毎に感じた評価結果(感情情報)を取得し、閲覧経路毎の使用感を点数化するユーザビリティ評価支援方法について記載された文献である。
特開2004−013242号公報 特開2006−313483号公報
C. Wharton, J. Rieman, C. Lewis and P. Polson, The Cognitive Walkthrough Method: A Practitioner's Guide, Usability Inspection Methods, J. Nielsen and R.L. Mack (Eds.), pp.105-140, Jon Wiley & Sons, Inc., 1994
非特許文献1の方法でグラフィカルユーザインタフェースのユーザビリティを評価する場合、与えられたタスクに対し、複数のサブタスクを実行する必要があり、評価者は一つのサブタスクを実行するたびに複数の質問項目に回答する必要がある。
タスクやサブタスクの数が多くなければ、質問項目への回答に手間はかからない。他方、複雑なWebシステムなどを評価する場合には、多くのタスクやサブタスクを評価しなければならず、評価に多大な工数がかかってしまう。仮に、サブタスク一つに対する質問項目の数を10個とし、一つのタスクに対するサブタスクの数の平均を5個とし、評価すべきタスクが40個あるとすると、回答すべき質問の数は10×5×40=2000(個)と膨大な数になる。これらの質問項目全てに人手で回答するには多大な工数がかかり、回答すべき質問項目を機械的に選定したり、省略したりする必要性が考えられる。
特許文献1及び特許文献2に記載されたユーザビリティ評価支援方法においても、質問項目の量や質問に回答する工数について、何ら考慮されていない。
本発明の目的は、Webシステムのユーザビリティ上の問題を質問項目に回答することで抽出するユーザビリティ評価方法において、回答すべき質問項目を評価ステップから選定及び省略するWebベースシステムのユーザビリティ評価支援装置、方法、プログラムを提供することである。
本発明に係るWebシステム用ユーザビィリティ評価支援装置は、評価対象たるWebに対応付けられて予め準備されたユーザビィリティ評価の質問項目と共に、評価者が過去に回答済みの質問回答、操作イベント及びWebのソースを記憶保持する保管手段と、評価対象たるWebのソース及び評価対象への操作イベントと 前記保管手段に記憶保持されている過去に回答済みのソース及び操作イベントとを比較して、評価対象のWebを前記評価者に評価させることによって質問項目に過去に回答した回答結果と同様の回答結果を入力すると考えられるパターンに該当するか判定する比較手段と、前記比較手段による判定結果に従い、前記評価対象たるWebに対して前記評価者に評価させる必要がないと考えられる質問項目を省略するように、前記評価者に質問項目を提示する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、Webシステムのユーザビリティ上の問題を質問項目に回答することで抽出するユーザビリティ評価方法において、過去に回答した質問項目と同様な回答になる質問項目を操作部品や画面構成の類似性から判定し、類似する質問項目に関する評価を省略することにより、効率よくユーザビリティ評価を行うことが可能となる。
本発明の第1の発明を実施するための形態の構成を示すブロック図である。 類似パターンの例を示す図である。 本発明の第1の発明を実施するための形態の構成を示すブロック図である。 第1の発明を実施するための形態の動作を示す流れ図である。 第1の発明を実施するための形態の動作を示す流れ図である。 第1の発明を実施するための形態の動作を示す流れ図である。 第1の発明を実施するための形態の動作を示す流れ図である。 評価ウィンドウの例を示す図である。 評価ウィンドウの質問回答画面の例を示す図である。 イベント情報の例を示す図である。 質問と類似パターンとの対応付けルールの例を示す図である。 画面構成の変化が同じ場合の例を示す図である。
次に、発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態であるWebベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置10は、閲覧操作受信部101と、閲覧操作部102と、閲覧表示制御部103と、閲覧情報取得部104と、イベント解析部105と、サブタスク比較部106と、質問回答受信部107と、保管部108と、評価表示制御部109から構成されている。
閲覧操作受信部101は、入力装置12で入力されたユーザの閲覧操作を受信する。閲覧操作部102は、閲覧操作受信部101で受け取ったユーザの操作情報を識別して解釈し、ネットワークを介してサーバ13にアクセスし、評価対象Webシステム131のWebページの情報をリクエストし、閲覧する情報を受け取る。閲覧表示制御部103は、閲覧操作部102で受信したWebページの情報を識別し、ユーザが見る表示画面データを生成し、表示装置11の閲覧ウィンドウ111に表示する。この閲覧ウィンドウ111の表示は、ブラウザが受持つ。
閲覧情報取得部104は、閲覧操作部102からユーザが閲覧したWebページのソースを取得し、保管部108に保管する。また、閲覧情報取得部104は、Webページの画面画像(スクリーンショット)を撮影し、保管部108に保管する。イベント解析部105は、閲覧操作受信部101から取得したユーザの閲覧操作のイベントと、そのイベントに対応するHTML(Hyper Text Markup Language)のソースとを解析し、ユーザがどの操作部品(ラジオボタンやチェックボックス、メニューボタンなど)をクリックしたかなどの操作イベントをイベント情報として保管部108に保管する。
サブタスク比較部106は、イベント解析部105により解析されたイベント情報と過去に保管部108に保管されたイベント情報を比較し、また、閲覧情報取得部104で取得したWebページのソースと過去に保管部108に保管されたWebページのソースとを比較し、操作部品や表示画面に類似したパターンがあるかを判定する。どの操作部品・表示画面がどのように類似しているかでここでは4つの類似パターンに分類する。4つの類似パターンを図2(a)から(d)に示す。パターン1は画面構成が同一か類似している、パターン2は操作部品名(表示文字)が同じ、パターン3は操作部品の種類・表示方法が同じ、パターン4は操作部品の配置が同じである。ここでいう操作部品とは、ユーザが目的を達成するためにクリックしたり入力したりしなければならないボタン・リンク・テキストボックス・ラジオボタン・チェックボックス・プルダウンメニューなどのことである。そして、類似パターンに基づき、どの質問を過去に回答済みの質問によって、入力や表示を省略できるかを判定する。
質問回答受信部107は、評価対象のWebページに対する質問へのユーザからの回答を入力装置12から受信し、質問回答情報として保管部108に保管する。
保管部108は、Webベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置10で扱う情報を保管しておくデータベースである。図3に保管部108で保管する情報を示す。保管部108で保管する情報は、質問と類似パターンとの対応付けルール201、イベント情報202、ソース情報203、画面画像情報204、質問回答情報205、質問項目情報206である。
質問と類似パターンとの対応付けルール201は、どの類似パターンにあてはまればどの質問を省略するかを定めたルールであり、1つの質問項目に対し、1つ以上の類似パターンを対応付けられる。サブタスク比較部106は、この質問と類似パターンとの対応付けルール201を、類似パターンを有して評価者に質問することを省略すべき質問項目の特定に利用する。
イベント情報202は、ユーザがWebページのどの操作部品をクリックしたかなどの操作イベントに関する情報である。イベント情報202として記録される情報には、ユーザが行った「クリック」、「選択」、「入力」などの操作、操作の対象となった部品の情報が含まれる。また、サブタスクと対応付けて保管される。当該情報は、イベント解析部105によって保管され、サブタスク比較部106が操作部品の類似パターンを判定するために利用する。また、イベント情報として、操作に要した時間や、カーソルの移動経路、移動距離を取得解析して保管部108に記録するようにしてもよい。
ソース情報203は、ユーザが閲覧したWebページのHTMLのソースコードである。サブタスクと対応付けて保管される。当該情報は、閲覧情報取得部104により保管され、サブタスク比較部106が画面構成等の類似度を判定するために利用する。
画面画像情報204はユーザが閲覧したWebページのスクリーンショットのことである。サブタスクと対応付けて保管される。当該情報は、閲覧情報取得部104により保管され、評価表示制御部109が評価ウィンドウ112に表示する。
質問回答情報205は、ユーザが入力した質問項目への回答である。サブタスクと対応付けて保管される。入力された回答は、質問回答受信部107により保管され、評価表示制御部109が評価ウィンドウ112に表示する。
質問項目情報206は、予め管理者によって準備されて登録された、評価対象であるWebページのユーザビリティ上の問題を指摘するための質問項目群である。サブタスクと対応付けて保管される。
評価表示制御部109は、サブタスク比較部106での判定結果を元に、評価者に評価させるサブタスクに対して表示すべき質問項目情報206を抽出して、抽出した質問項目を評価ウィンドウ112に表示する。換言すれば、評価させるサブタスクに対して、評価者が工数をかけて評価しなくても過去の回答結果からその回答を装置が推定できるので回答させる必要がないと考えられる質問項目を、評価項目から省略して、前記評価者に質問項目を提示する。また、必要に応じて過去の類似したサブタスクにおける質問への回答も合わせて表示する。
次に、Webベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置10の動作例について図4のフローチャートを参照して説明する。なお、以下では、サブタスクを評価する動作例を記載する。
ユーザが評価ウィンドウ112に表示された評価開始ボタンを押すことで、Webベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置10は、閲覧操作(評価操作)の記録を開始する(ステップS101)。イベント解析部105は、閲覧操作記録フラグをONにし、同一サブタスクを識別するためのサブタスクカウンタを0にする。また、閲覧情報取得部104は、評価開始ボタンが押された時点の閲覧ウィンドウ111のWebページのソースと共に画面画像を取得し、サブタスクカウンタとともに保管部108に保管する(ステップS102)。イベント解析部105は、イベントを受信するまで閲覧ウィンドウ111上でのユーザの閲覧操作を監視し続ける(ステップS103、S104)。イベントを受信したら、イベントの解析を行い、イベント情報202をサブタスクカウンタの値とともに保管する(ステップS105)。イベントがボタンやリンクなどへのクリックでなければ、ステップS103に戻り、閲覧操作の監視を続ける(ステップS106)。イベントがボタンやリンクなどのクリックであった場合、閲覧情報取得部104が画面画像とソースコードをサブタスクカウンタの値とともに保管する(ステップS107)。ボタン・リンクなどのクリックをサブタスクの区切りとするため、サブタスクカウンタを1増やす(ステップS108)。
サブタスク比較部106は、現在のサブタスクのイベント情報と過去のサブタスクのイベント情報、現在のWebページのソースと過去のWebページのソースを比較し、現在のサブタスクと過去のサブタスクとの類似パターンの有無とそのパターンの種類を特定する(ステップS109)。評価中のサブタスクに対して上記した何れかの類似パターンに当てはまる過去のサブタスクがあった場合、評価表示制御部109は、質問と類似パターンとの対応付けルール201に基づき、類似パターンに対応する質問の質問回答情報205をすでに取得済みの回答として保管部108から取得し、評価ウィンドウ112に表示する。または、当該質問項目はすでに回答済みのものとして省略し、残った質問項目のみを評価ウィンドウ112に表示する。さらにユーザが評価対象の画面を見て評価(回答入力)できるように、一つ前のサブタスクにあたるWebページの画面画像を保管部108より取り出して、評価ウィンドウ112に表示する(ステップS110〜112)。なお、質問と類似パターンとの対応付けルール201に、個々の質問が類似パターンに該当するときに、過去に受けた回答を表示するか又は表示を省略するかを、選択できる情報を入れてもよい。また、類似パターンの種類によって、表示と省略の何れを行うか定めるようにしてもよい。
ステップS110で類似パターンに当てはまるサブタスクがなかった場合、質問回答情報205から過去に入力された回答を取得又は質問の省略を行わずに、評価ウィンドウ112には、質問項目206から評価中のサブタスクと対応付けている質問項目全てを表示する(ステップS110、112)。
質問回答受信部107は、評価ウィンドウ112に表示された質問項目に対して評価者から入力装置12を介して入力された回答を受け付けと、次ステップへの指示を待つ(ステップS113)。
次ステップへの指示を受け、ユーザが評価ウィンドウ112の評価終了ボタンを押して閲覧操作記録フラグがOFFになっていれば動作を終了し、そうでなければステップS103に戻って次のサブタスクに対しての閲覧操作の監視を続ける(ステップS114)。
ここで、ステップS109のサブタスクの類似パターン特定の動作について、図5〜7のフローチャートを参照して詳細に説明する。
まず図5を参照して、サブタスクごとの類似パターン判定の動作を説明する。サブタスク比較部106は、サブタスクカウンタが0のサブタスクから順に、ソース情報203とイベント情報202を保管部108から取り出す(ステップS201、S202)。そして、ソース情報203を比較することで類似パターン1にあてはまるかどうかを判定する(ステップS203)。次にイベント情報202等を比較することで類似パターン2〜4にあてはまるかどうかを判定する(ステップS204〜S206)。現在のサブタスクと対比できる過去のサブタスク全てと類似パターンの判定を繰り返す(ステップS207、S208)。
次にステップS203〜S206の類似パターンを判定するアルゴリズムについて詳細に説明する。
パターン1は画面構成が類似している場合である。パターン1に当てはまるかどうかを判定するためにWebページのHTMLソース同士の編集距離(レーベンシュタイン距離)を求める。編集距離は、文字列αから文字列βへ変換するときに、文字の挿入、削除、置換を最小で何回行ったら変換することができるかを表す指標である。画面αを構成する文字列strαと画面βを構成する文字列strβの編集距離をLD(strα,strβ)と表し、文字列strαの文字数をlen(strα)と表すとすると、len(strα)>len(strβ)のとき、画面αと画面βの類似度sim(α,β)は以下の数式(1)で定義できる。
Figure 0005527533
この類似度が定められた閾値より大きければ画面構成が似ていないと判定し、小さければ画面構成が類似していると判定できる。
パターン2は、操作部品が有する表記などが同じという類似パターンである。パターン2に当てはまるかどうかは、ユーザが操作した部品のラベル名をイベント情報202から取り出して比較することにより判定できる。この処理のフローチャート例を図6に示す。ユーザが操作した部品がリンクだった場合は(S301)、まず<A>タグのinnerHTML(タグで囲まれたタグを含む文字列)を参照し、<IMG>タグが含まれているかを確認する(S302)。<IMG>タグが含まれている場合は、画像リンクにあるため、<IMG>タグのalt属性を操作部品のラベル名とする(S303)。<IMG>タグが含まれていない場合はテキストリンクであるため、<A>タグのinnerText(タグで囲まれたタグを含まない文字列)をラベル名とする(S304)。
ユーザが操作した部品がボタンだった場合は(S305)、<INPUT>タグのvalue属性を操作部品のラベル名とする(S306)。ユーザが操作した部品がテキストボックス,ラジオボタン,チェックボックス,プルダウンメニューであった場合は(S307)、<INPUT>タグのname属性を操作部品のラベル名とする(S308)。そして、現在のサブタスクで取得したラベル名と、過去のサブタスクで取得したラベル名を比較し、ラベル名が同じであれば、そのイベント情報202を含むサブタスクとの類似パターンはパターン2(S309〜S311)にあてはまると判定する。過去のすべてのイベント情報202と比較するまでこの処理を続ける(S312)。
パターン3は、操作部品の種類・表示方法が同じという類似パターンである。パターン3に当てはまるかどうかを判定する処理例のフローチャートを図7に示す。まず、現在のサブタスクのイベント情報と過去のサブタスクのイベント情報を比較し(S401)、操作部品の種類(リンク,ボタン,テキストボックスなど)が同じかどうかを識別する(S402)。種類が同じでなければ、パターン3には当てはまらないと判定する(S408)。種類が同じであれば、次に操作部品の種類がリンクであるかを確認する(S403)。リンクでなければ、即座にパターン3に当てはまると判定する(S409)。
操作部品の種類がリンクであれば、<A>タグのinnerHTMLに<IMG>タグが含まれているかを確認する(S404)。<IMG>タグが含まれている場合は<IMG>タグのsrc属性を比較し、同じでなければ、パターン3に当てはまらないとする(S405、S408)。src属性が同じだった場合と、テキストリンクだった場合には、<A>タグのinnerHTMLに<FORM>タグや<SPAN>タグのcolor属性、size属性、<B>(太字)や<U>(下線)などの文字装飾タグが入っているかを確認する(S406)。それらが入っていなければ、パターン3に当てはまると判定する(S409)。文字装飾が入っていた場合、両方に同じ文字装飾が入っていればパターン3にあてはまると判定する(S407、S409)。文字装飾が同じでなければパターン3に当てはまらないと判定する。最後のイベント情報でなければ、ステップS701に戻り処理を繰り返す(S410)。
パターン4は操作部品の配置が同じという類似パターンである。パターン4に当てはまるかどうかは、クリックされた操作部品の座標(x, y)が過去のイベント情報の座標と予め定めた誤差の範囲内で一致していれば、パターン4に当てはまるとみなす。
パターン2〜4では一つのサブタスク内に複数のイベント情報202が含まれる場合があるが、一つでもイベント情報同士が類似パターンに当てはまれば、サブタスク同士も類似パターンに当てはまることとする。
なお、タスクを評価する場合には、タスクを構成するサブタスクのWebページを、画面遷移(Webページの移り変わり)を追随しながら複数ページに亘るWebのソース及び評価対象への操作イベントを参照しながら類似を判定することで達成しても良いし、別途タスク用に評価ページを設けてもよい。
上記説明したように、ユーザビリティ評価支援装置を動作させることで、評価対象であるWebベースシステムのユーザビリティ評価時に、評価者が回答すべき質問項目を選定又は省略することが可能となる。これは、評価対象のWebを評価者に評価させたとしても過去に回答した質問項目と同じような回答になると考えられる質問項目を、操作部品や画面構成の類似性から判定することによって達成する。
即ち、認知的ウォークスルー法(非特許文献1の方法)や特許文献1及び2でWebのユーザビリティを評価する際、質問項目に回答する過程で、過去の質問への回答と同じ回答を繰り返し行っている工数の無駄を削減できる。本発明では、評価中のタスクやサブタスクにおいて、操作する部品の特徴が同じであったり、画面の構造がほぼ同じであったりするときを識別し、同様の質問への回答を省けるためである。
次に、具体的な表示を示した実施例を用いて本発明を実施するための形態の動作を説明する。
評価者は、閲覧ウィンドウ111にて評価対象のWebシステムを参照しながら、入力装置12を操作して評価ウィンドウ112にて評価結果を入力する。図8は評価ウィンドウ112の表示例である。評価ウィンドウ112は、画面画像表示画面801、質問回答画面802、評価開始ボタン803、評価終了ボタン804から構成される。評価開始ボタン803を押すことで閲覧操作の記録を開始し、評価終了ボタン804を押すことで閲覧操作の記録を終了する。
評価者はリンクまたはボタンをクリックするごとにその前のWebページに対しての評価を実施する。ボタンやリンクをクリックすると閲覧ウィンドウ111に表示された評価対象Webシステム131が次の画面に遷移してしまうため、評価の際には評価ウィンドウ112に表示された前画面の画面画像を見ながら評価を行う。なお、閲覧ウィンドウ111に被評価Web画面であることを判るように評価対象Webシステム131を表示するようにしてもよく、評価入力の補助の為に、遷移前の画面表示を行なうことが望ましい。
図9は評価ウィンドウ112の質問回答画面802の拡大図である。画面上部には、評価対象たるサブタスクに対応付けられている質問項目が、いずれかの類似パターンに類似し、質問回答情報205に含まれる過去のサブタスクに対する質問項目への回答が抽出されて抽出済みの問題901として、表示されている。即ち、評価対象のサブタスクの質問項目を評価者が評価した場合に、入力するだろう回答結果が表示されている。各問題の横にチェックボックスがついており、過去のサブタスクでは当てはまったが現在評価中のサブタスクには当てはまらない問題があった場合、チェックボックスのチェックをはずすことで、問題として扱わないようにすることができる。チェックボックスのチェックをはずすことで、省略していた質問項目が回答欄902に表示されて当該項目に回答可能となる。抽出済みの問題901の下には質問項目への回答欄902が設けられている。質問に対して「はい」か「いいえ」で回答し、その理由をテキストボックスに入力する。質問回答保存ボタン903を押すことで回答内容を保管部108に保管することができる。
サブタスク比較部106で現在評価中のサブタスクが何れかの類似パターンで過去のサブタスクと類似していると判定された場合、その類似パターンに対応する質問項目が質問回答画面802に表示しないように省略される。図9の例では、Q2の後はQ5になっており、Q3とQ4の質問項目が省略されているが、これはQ3とQ4が既に類似したサブタスクで回答済みの質問と同様であると判定したからである。ユーザが評価ウィンドウ112でサブタスクの評価作業を終え、閲覧ウィンドウ111の操作に戻り、リンクやボタンのクリックをすると、次のサブタスクの評価に移る。
なお、質問項目の表示を省略せずに、抽出済みの問題点を該当項目に回答項目に入力済みとして、質問項目に対する回答入力を省略してもよい。
次に保管部108に記録された情報を例示する。イベント情報202の例を図10を参照して説明する。イベント情報202は、イベント1001、タグ1002、部品種別1003、ラベル1004、装飾1005、座標1006の項目からなる。イベント1001は、操作部品に対して適用された操作に関連する動作のことで、クリック動作などである。テキストボックスの場合は入力(タイプ)動作になる。また、所定のアイコンを所定位置に運ぶドラックアンドドロップやダブルクリックなどの動作もイベント1002に登録してもよい。タグ1002は、イベントが適用された操作部品を示すHTMLのタグである。部品種別1003は、タグから判定した部品の種別のことで、テキストリンク、画像リンク、ボタン、テキストボックス、ラジオボタン、チェックボックス、プルダウンメニューなどになる。ラベル1004は、タグから抽出した操作部品のラベル名である。ラベル名の特定の仕方は図6のステップS301〜S308に示すとおりである。装飾1006は、部品種別がテキストリンクか画像リンクの場合の色や大きさなどの装飾を行うタグやタグの属性のことである。<B>要素(太字)、color属性(色)、size属性(大きさ)などが当てはまる。座標1007は、操作部品の画面上の位置である。なお、イベント情報202に、各操作イベント毎に、属するサブタスク、サブタスクカウンタの値などを関連付けて記憶する。
次に、質問と類似パターンとの対応付けルール201の例を図11に示す。これは、どの類似パターンに当てはまれば質問項目への回答が同様になると考えられるかを対応付けたものである。例えば、Q1は「ユーザは目的を達成するためにまず何を行えばよいかわかるか?」という質問であるが、これは目的が同じであり、画面の構成が同様であれば、評価者による回答は同じになると考えられる。よって、類似パターンがパターン1のときにはQ1の質問では以前の質問の回答結果を提示する。Q2の質問は、「ユーザは操作部品の存在に気づくか?」という質問であるが、これは画面構成が同様で、かつ操作部品の種類・表示方法が同様で、かつ操作部品の配置が同様な場合には同様の回答結果になると考えられる。よって、パターン1、3、4が全て当てはまる場合には、Q2の質問では以前の質問の回答を提示する。Q3〜Q6も同様である。Q7〜Q9は、視覚的に異なる複数ページに亘る画面の変化を見て判断する質問であるため、画面構成の変化が同様であれば質問への回答が同様になると考えられる。つまり、評価中のサブタスクとその次のサブタスクの画面構成の変化と同じ画面構成の変化が過去のサブタスクにあったかを調べればよい。なお、視覚的に異なる複数ページに亘る画面の変化とは、例えばボタンのクリックを受けて、画面が別のWebページに切り替る画面の変化や、Webページ上に組み込まれたプログラムに基づいて隠れていた文字を表示したり文字を隠したりするような画面の変化を指す。
図12に示す例では、評価中のサブタスクであるサブタスク11と過去に評価済みであるサブタスク1とが類似パターン1で類似しており、さらに評価中のサブタスク11の次のサブタスクにあたるサブタスク12と評価済みのサブタスク1の次のサブタスクにあたるサブタスク2が類似パターン1で類似しているため、サブタスク11からサブタスク12に亘る視覚的に表れた画面構成の変化は、サブタスク1からサブタスク2の画面構成の変化と同様と判定できる。
このように構成して動作させることによって、例えば、あるサブタスクAでは、氏名、住所、電話番号をテキストボックスに入力したあと、「確認する」と書かれたボタンを押す操作を行い、別のサブタスクBでは、性別、年齢、職業をラジオボタンやプルダウンメニューから選択し、「確認する」と書かれたボタンを押す操作を行うとしたときに、「ユーザは『確認する』という言葉の意味を知っていますか?」という質問への回答を、2回目から省略できる。これは、サブタスクAに対する評価者の回答結果とサブタスクBに対する回答結果が同様になることを判定している為である。
このように質問項目への回答が、過去に実行したサブタスクへの質問項目の回答と同じになる場合は、過去の質問への回答を流用して回答する質問項目の数を減らし、質問への回答に必要な工数を省略することで、効率よく評価対象の評価を行うことが可能となる。
また、操作する部品の特徴や画面構成が類似しているかどうかを判定することで、質問への回答が過去の質問項目の回答と同様になるかどうかを推定できる。
また、どの特徴が類似していれば質問項目への回答が同様となるかは、質問の性質によって異なるため、質問と類似パターンとの対応付けのルールを決めているので、ルールに基づく類似パターンを判定が可能となり、回答が同様になると考えられる質問を効率よく省くことが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、評価対象であるWebベースシステムのユーザビリティ評価時に、回答すべき質問項目を選定又は省略し、類似する質問項目に関する評価を省略することが可能となる。
尚、本発明は、上記実施の形態、実施例に限定されるものではない。本発明の構成や動作は、本発明の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更を行なうことができる。
例えば、パーソナルコンピュータにインストールされて使用されるWebシステム用ユーザビリティ評価プログラムであれば、主メモリであるRAMに展開されて制御部として機能するCPU等のハードウェアを動作させることによって、上記閲覧操作受信部101、閲覧操作部102、閲覧表示制御部103、閲覧情報取得部104、イベント解析部105、サブタスク比較部106、質問回答受信部107、保管部108、評価表示制御部109としてパーソナルコンピュータを機能させる。
このとき、Webベースシステム用ユーザビリティ評価支援プログラムは、HDDに、質問と類似パターンとの対応付けルール201、イベント情報202、ソース情報203、画面画像情報204、質問回答情報205、質問項目情報206などを記憶保管する。また、当該プログラムは、記憶媒体に記録されて頒布されても良い。記憶媒体に記録されたプログラムは、有線、無線、又は記録媒体そのものを介して、主メモリに読込まれ、制御部等のハードウェアを動作させる。
また、Webベースシステム用ユーザビリティ評価支援プログラムを別の表現で説明すれば、当該プログラムはRAMに展開されて評価者に対してユーザビリティの評価手段を提供し、入力装置等から評価開始指示を受けて、評価者がサーバやHDDなどに記憶されている評価対象であるWebシステムのGUIを操作して、そのことに対するユーザビリティに関する質問項目に対してそれぞれ回答を入力させる。評価者に入力させた回答情報は、各種情報と関連付けられて記憶手段に保管される。評価者に一連の評価を継続させることで、評価者が同様の評価を下す評価項目が発生してくる。本発明に係るプログラムは、当該評価項目のような類似した評価を下すパターンを予め記憶して、当該パターンに合致する質問項目を抽出する。即ち、評価中の対象と評価済みの対象をそのソースや加えた操作(イベント)等を比較して、評価済み回答の中から評価中の対象に使用できる回答を抽出する。その抽出した回答は、評価者に評価させる必要が薄い項目に対して反映できる回答となる。評価装置は、抽出した情報を用いて、評価者に表示装置を介して提示する質問項目に回答を入力させることを省略したり、先んじて回答項目に入力済みとしたり、省略した質問項目に類似した過去に回答された回答を選択可能に表示したりして、調整する。
また、上記の実施形態の一部又は全部は、以下のようにも記載されうる。尚、以下の付記は本発明をなんら限定するものではない。
[付記1]
評価対象たるWebに対応付けられて予め準備されたユーザビリティ評価の質問項目と共に、評価者が過去に回答済みの質問回答、操作イベント及びWebのソースを記憶保持する保管手段と、
評価対象たるWebのソース及び評価対象への操作イベントと 前記保管手段に記憶保持されている過去に回答済みのソース及び操作イベントとを比較して、評価対象のWebを前記評価者に評価させることによって質問項目に過去に回答した回答結果と同様の回答結果を入力すると考えられるパターンに該当するか判定する比較手段と、
前記比較手段による判定結果に従い、前記評価対象たるWebに対して前記評価者に評価させる必要がないと考えられる質問項目を省略するように、前記評価者に質問項目を提示する制御手段と
を備えることを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置。
[付記2]
上記付記記載のWebベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置であって、
前記比較手段は、
評価対象と過去の評価結果との比較を、視覚的に異なる複数ページに亘るWebのソース及び評価対象への操作イベントを参照して、類似を判定する
ことを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置。
[付記3]
上記付記記載のWebベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置であって、
前記比較部は、
画面構成の類似判定に、
比較対象とするWebページのソース同士の編集距離を算出し、
当該編集距離を用いて、比較した画面構成の類似又は非類似を判定する
ことを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置。
[付記4]
上記付記に記載のWebベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置であって、
前記比較部は、
操作部品および/又は表示画面の類似判定に、
比較対象とするWebページのソースを解析して、操作イベントを受けた対象部品が有する表示文字、オルト属性の何れかの類似に基づき、比較した操作部品および/又は表示画面の類似又は非類似を判定する
ことを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置。
[付記5]
上記付記記載のWebベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置であって、
前記制御手段は、
質問項目の省略として、回答を入力させることを省略する
ことを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置。
[付記6]
上記付記記載のWebベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置であって、
前記制御手段は、
質問項目の省略として、先んじて回答項目に入力済みとする
を備えることを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置。
[付記7]
上記付記記載のWebベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置であって、
前記制御手段は、
質問項目の省略とともに、省略した質問項目に類似した過去に回答された回答を選択可能に表示して、評価者の選択操作によって、質問項目の省略を解除できる
ことを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置。
[付記8]
Webの閲覧操作を受信する閲覧操作受信部と、
閲覧操作を実行し、Webページの情報を取得する閲覧操作部と、
前記閲覧操作部が受け取った情報を画面に表示させる閲覧表示制御部と、
Webページの画面画像を取得し、前記閲覧操作部から受信したWebページのソースとともに保管する閲覧情報取得部と、
前記閲覧操作部から閲覧操作のイベントを受信し、どの操作部品を操作したかを解析してイベント情報とするイベント解析部と、
入力装置から入力された質問への回答を受信する質問回答受信部と、
Webページのソース、取得した画面画像、イベント情報、質問への回答の情報を保管する保管部と、
現在評価中のサブタスクと過去のサブタスクのWebページのソースおよびイベント情報を比較し、
“画面構成の同一又は類似”、“操作部品名が同一”,“操作部品の種類・表示方法が同一”,“操作部品の配置が同一”の類似パターンにあてはまるかどうかを判定し、
類似パターンと質問項目の対応付けルールに基づき省略すべき質問項目を特定するサブタスク比較部と、
評価結果の入力ウィンドウに表示する評価に用いる情報を前記サブタスク比較部の判定結果に基づき保管部から取得し、表示を制御する評価表示制御部と
を備えることを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置。
[付記9]
評価対象たるWebに対応付けられて予め準備されたユーザビリティ評価の質問項目と共に、評価者が過去に回答済みの質問回答、操作イベント及びWebのソースを記憶手段に記憶し、
評価対象たるWebのソース及び評価対象への操作イベントと記憶保持されている過去に回答済みのソース及び操作イベントとを比較処理して、評価対象のWebを前記評価者に評価させることによって質問項目に過去に回答した回答結果と同様の回答結果を入力すると考えられるパターンに該当するか判定処理し、
判定結果に従い、前記評価対象たるWebに対して前記評価者に評価させる必要がないと考えられる質問項目を省略するように、前記評価者に表示部を介して質問項目を提示する
ことを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価方法。
[付記10]
上記付記記載のWebベースシステム用ユーザビリティ評価方法であって、
前記比較は、
評価対象と過去の評価結果との比較を、視覚的に異なる複数ページに亘るWebのソース及び評価対象への操作イベントを参照して、類似を判定する
ことを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価方法。
[付記11]
上記付記記載のWebベースシステム用ユーザビリティ評価方法であって、
前記比較は、
画面構成の類似判定に、
比較対象とするWebページのソース同士の編集距離を算出し、
当該編集距離を用いて、比較した画面構成の類似又は非類似を判定する
ことを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価方法。
[付記12]
上記付記記載のWebベースシステム用ユーザビリティ評価方法であって、
前記比較は、
操作部品および/又は表示画面の類似判定に、
比較対象とするWebページのソースを解析して、操作イベントを受けた対象部品が有する表示文字、オルト属性の何れかの類似に基づき、比較した操作部品および/又は表示画面の類似又は非類似を判定する
ことを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価方法。
[付記13]
上記付記記載のWebベースシステム用ユーザビリティ評価方法であって、
質問項目を省略した質問項目の提示は、
質問項目の省略として、回答を入力させることを省略する
ことを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価方法。
[付記14]
上記付記記載のWebベースシステム用ユーザビリティ評価方法であって、
質問項目を省略した質問項目の提示は、
質問項目の省略として、先んじて回答項目に入力済みとする
ことを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価方法。
[付記15]
上記付記記載のWebベースシステム用ユーザビリティ評価方法であって、
質問項目を省略した質問項目の提示は、
質問項目の省略とともに、省略した質問項目に類似した過去に回答された回答を選択可能に表示して、評価者の選択操作によって、質問項目の省略を解除する
ことを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価方法。
[付記16]
Webの閲覧操作を受信し、
閲覧操作を実行し、Webページの情報を取得し、
取得した情報を画面に表示し、
表示したWebページの画面画像を取得して、取得したWebページのソースとともに保管し、
表示したWebページに対する閲覧操作のイベントを受信し、どの操作部品を操作したかを解析して保管し、
入力装置から入力された質問への回答を受信して保管し、
現在評価中のサブタスクと過去のサブタスクのWebページのソースおよびイベント情報を比較し、
“画面構成の同一又は類似”、“操作部品名が同一”,“操作部品の種類・表示方法が同一”,“操作部品の配置が同一”の類似パターンにあてはまるかどうかを判定し、
類似パターンと質問項目の対応付けルールに基づき省略すべき質問項目を特定し、
評価結果の入力ウィンドウに表示する評価に用いる情報を判定結果に基づき保管してある情報に基づき、表示する質問項目を制御する
ことを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価方法。
[付記17]
情報処理装置の制御部を、
評価対象たるWebに対応付けられて予め準備されたユーザビリティ評価の質問項目と共に、評価者が過去に回答済みの質問回答、操作イベント及びWebのソースを記憶保持する保管手段と、
評価対象たるWebのソース及び評価対象への操作イベントと 前記保管手段に記憶保持されている過去に回答済みのソース及び操作イベントとを比較して、評価対象のWebを前記評価者に評価させることによって質問項目に過去に回答した回答結果と同様の回答結果を入力すると考えられるパターンに該当するか判定する比較手段と、
前記比較手段による判定結果に従い、前記評価対象たるWebに対して前記評価者に評価させる必要がないと考えられる質問項目を省略するように、前記評価者に質問項目を提示する制御手段
として機能させることを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価プログラム。
[付記18]
上記付記記載のWebベースシステム用ユーザビリティ評価プログラムであって、
前記比較手段を、
評価対象と過去の評価結果との比較を、視覚的に異なる複数ページに亘るWebのソース及び評価対象への操作イベントを参照して、類似を判定する
ように動作させることを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価プログラム。
[付記19]
上記付記記載のWebベースシステム用ユーザビリティ評価プログラムであって、
前記比較部を、
画面構成の類似判定に、
比較対象とするWebページのソース同士の編集距離を算出し、
当該編集距離を用いて、比較した画面構成の類似又は非類似を判定する
ように動作させることを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価プログラム。
[付記20]
上記付記記載のWebベースシステム用ユーザビリティ評価プログラムであって、
前記比較部を、
操作部品および/又は表示画面の類似判定に、
比較対象とするWebページのソースを解析して、操作イベントを受けた対象部品が有する表示文字、オルト属性の何れかの類似に基づき、比較した操作部品および/又は表示画面の類似又は非類似を判定する
ように動作させることを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価プログラム。
[付記21]
上記付記記載のWebベースシステム用ユーザビリティ評価プログラムであって、
前記制御手段を、
質問項目の省略として、回答を入力させることを省略する
ように動作させることを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価プログラム。
[付記22]
上記付記記載のWebベースシステム用ユーザビリティ評価プログラムであって、
前記制御手段を、
質問項目の省略として、先んじて回答項目に入力済みとする
ように動作させることを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価プログラム。
[付記23]
上記付記記載のWebベースシステム用ユーザビリティ評価プログラムであって、
前記制御手段を、
質問項目の省略とともに、省略した質問項目に類似した過去に回答された回答を選択可能に表示して、評価者の選択操作によって、質問項目の省略を解除できる
ように動作させることを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価プログラム。
[付記24]
情報処理装置の制御部を、
Webの閲覧操作を受信する閲覧操作受信手段と、
閲覧操作を実行し、Webページの情報を取得する閲覧操作手段と、
前記閲覧操作手段が受け取った情報を画面に表示させる閲覧表示制御手段と、
Webページの画面画像を取得し、前記閲覧操作手段から受信したWebページのソースとともに保管する閲覧情報取得手段と、
前記閲覧操作手段から閲覧操作のイベントを受信し、どの操作部品を操作したかを解析してイベント情報とするイベント解析手段と、
入力装置から入力された質問への回答を受信する質問回答受信手段と、
Webページのソース、取得した画面画像、イベント情報、質問への回答の情報を保管する保管手段と、
現在評価中のサブタスクと過去のサブタスクのWebページのソースおよびイベント情報を比較し、
“画面構成の同一又は類似”、“操作部品名が同一”,“操作部品の種類・表示方法が同一”,“操作部品の配置が同一”の類似パターンにあてはまるかどうかを判定し、
類似パターンと質問項目の対応付けルールに基づき省略すべき質問項目を特定するサブタスク比較手段と、
評価結果の入力ウィンドウに表示する評価に用いる情報を前記サブタスク比較手段の判定結果に基づき保管手段から取得し、表示を制御する評価表示制御手段
として機能することを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価プログラム。
10 Webベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置(評価装置)
101 閲覧操作受信部(閲覧操作受信手段)
102 閲覧操作部(閲覧操作手段)
103 閲覧表示制御部(閲覧表示制御手段)
104 閲覧情報取得部(閲覧情報取得手段)
105 イベント解析部(イベント解析手段)
106 サブタスク比較部(サブタスク比較手段)
107 質問回答受信部(質問回答受信手段)
108 保管部(保管手段、記憶手段)
109 評価表示制御部(評価表示制御手段)
11 表示装置(モニタ)
111 閲覧ウィンドウ
112 評価ウィンドウ
12 入力装置(入力手段)
13 サーバ(記憶手段)
131 評価対象Webシステム
201 質問と類似パターンとの対応付けルール
202 イベント情報
203 ソース情報
204 画面画像情報
205 質問回答情報
206 質問項目情報

Claims (10)

  1. 評価対象たるWebに対応付けられて予め準備されたユーザビリティ評価の質問項目と共に、評価者が過去に回答済みの質問回答、操作イベント及びWebのソースを記憶保持する保管手段と、
    評価対象たるWebのソース及び評価対象への操作イベントと 前記保管手段に記憶保持されている過去に回答済みのソース及び操作イベントとを比較して、評価対象のWebを前記評価者に評価させることによって質問項目に過去に回答した回答結果と同様の回答結果を入力すると考えられるパターンに該当するか判定する比較手段と、
    前記比較手段による判定結果に従い、前記評価対象たるWebに対して前記評価者に評価させる必要がないと考えられる質問項目を省略するように、前記評価者に質問項目を提示する制御手段と
    を備えることを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置。
  2. 請求項1記載のWebベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置であって、
    前記比較手段は、
    評価対象と過去の評価結果との比較を、視覚的に異なる複数ページに亘るWebのソース及び評価対象への操作イベントを参照して、類似を判定する
    ことを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置。
  3. 請求項1又は2に記載のWebベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置であって、
    前記比較手段は、
    画面構成の類似判定に、
    比較対象とするWebページのソース同士の編集距離を算出し、
    当該編集距離を用いて、比較した画面構成の類似又は非類似を判定する
    ことを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置。
  4. 請求項1又は3に記載のWebベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置であって、
    前記比較手段は、
    操作部品および/又は表示画面の類似判定に、
    比較対象とするWebページのソースを解析して、操作イベントを受けた対象部品が有する表示文字、オルト属性の何れかの類似に基づき、比較した操作部品および/又は表示画面の類似又は非類似を判定する
    ことを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置。
  5. 請求項1ないし4の何れか1項に記載のWebベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置であって、
    前記制御手段は、
    質問項目の省略として、回答を入力させることを省略する
    ことを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置。
  6. 請求項1ないし4の何れか1項に記載のWebベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置であって、
    前記制御手段は、
    質問項目の省略として、先んじて回答項目に入力済みとする
    を備えることを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置。
  7. 請求項5又は6に記載のWebベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置であって、
    前記制御手段は、
    質問項目の省略とともに、省略した質問項目に類似した過去に回答された回答を選択可能に表示して、評価者の選択操作によって、質問項目の省略を解除できる
    ことを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置。
  8. Webの閲覧操作を受信する閲覧操作受信部と、
    閲覧操作を実行し、Webページの情報を取得する閲覧操作部と、
    前記閲覧操作部が受け取った情報を画面に表示させる閲覧表示制御部と、
    Webページの画面画像を取得し、前記閲覧操作部から受信したWebページのソースとともに保管する閲覧情報取得部と、
    前記閲覧操作部から閲覧操作のイベントを受信し、どの操作部品を操作したかを解析してイベント情報とするイベント解析部と、
    入力装置から入力された質問への回答を受信する質問回答受信部と、
    Webページのソース、取得した画面画像、イベント情報、質問への回答の情報を保管する保管部と、
    現在評価中のサブタスクと過去のサブタスクのWebページのソースおよびイベント情報を比較し、
    “画面構成の同一又は類似”、“操作部品名が同一”,“操作部品の種類・表示方法が同一”,“操作部品の配置が同一”の類似パターンにあてはまるかどうかを判定し、
    類似パターンと質問項目の対応付けルールに基づき省略すべき質問項目を特定するサブタスク比較部と、
    評価結果の入力ウィンドウに表示する評価に用いる情報を前記サブタスク比較部の判定結果に基づき保管部から取得し、表示を制御する評価表示制御部と
    を備えることを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価支援装置。
  9. 評価対象たるWebに対応付けられて予め準備されたユーザビリティ評価の質問項目と共に、評価者が過去に回答済みの質問回答、操作イベント及びWebのソースを記憶手段に記憶し、
    評価対象たるWebのソース及び評価対象への操作イベントと 記憶保持されている過去に回答済みのソース及び操作イベントとを比較処理して、評価対象のWebを前記評価者に評価させることによって質問項目に過去に回答した回答結果と同様の回答結果を入力すると考えられるパターンに該当するか判定処理し、
    判定結果に従い、前記評価対象たるWebに対して前記評価者に評価させる必要がないと考えられる質問項目を省略するように、前記評価者に表示部を介して質問項目を提示する
    ことを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価方法。
  10. 情報処理装置の制御部を、
    評価対象たるWebに対応付けられて予め準備されたユーザビリティ評価の質問項目と共に、評価者が過去に回答済みの質問回答、操作イベント及びWebのソースを記憶保持する保管手段と、
    評価対象たるWebのソース及び評価対象への操作イベントと 前記保管手段に記憶保持されている過去に回答済みのソース及び操作イベントとを比較して、評価対象のWebを前記評価者に評価させることによって質問項目に過去に回答した回答結果と同様の回答結果を入力すると考えられるパターンに該当するか判定する比較手段と、
    前記比較手段による判定結果に従い、前記評価対象たるWebに対して前記評価者に評価させる必要がないと考えられる質問項目を省略するように、前記評価者に質問項目を提示する制御手段
    として機能させることを特徴とするWebベースシステム用ユーザビリティ評価プログラム。
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