JPH05188947A - 演奏情報インターフェース - Google Patents

演奏情報インターフェース

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JPH05188947A
JPH05188947A JP4006174A JP617492A JPH05188947A JP H05188947 A JPH05188947 A JP H05188947A JP 4006174 A JP4006174 A JP 4006174A JP 617492 A JP617492 A JP 617492A JP H05188947 A JPH05188947 A JP H05188947A
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/0033Recording/reproducing or transmission of music for electrophonic musical instruments
    • G10H1/0041Recording/reproducing or transmission of music for electrophonic musical instruments in coded form
    • G10H1/0058Transmission between separate instruments or between individual components of a musical system
    • G10H1/0066Transmission between separate instruments or between individual components of a musical system using a MIDI interface

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、パーソナルコンピュータ等のホスト
と電子楽器との間に接続され、演奏情報のデータ形式を
変換する演奏情報インターフェースに関し、テンポが早
くかつ複雑な曲であってもテンポのとおりの自動演奏が
可能な演奏情報インターフェースを提供することを第1
の目的とし、従来と比べホストの負担が低減化された演
奏情報インターフェースを提供することを第2の目的と
する。 【構成】時間情報が付加された、第1のデータ形式の演
奏情報を入力する入力手段と、この入力手段から入力さ
れた演奏情報を記憶する記憶手段と、この入力手段から
入力された第1のデータ形式の演奏情報を電子楽器を制
御する第2のデータ形式の演奏情報に変換する変換手段
と、演奏情報に付加された時間情報に基づいて該演奏情
報を第2のデータ形式で順次出力する第1の出力手段
と、この第1の出力手段から出力される演奏情報を第1
のデータ形式で出力する第2の出力手段とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タ等のホストと電子楽器との間に接続され、演奏情報の
データ形式を変換する演奏情報インターフェースに関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子楽器どおし、もしくは電子楽器とコ
ンピュータ等との間の通信制御を行う情報の規格として
MIDI(Musical Instrument D
igital Interface)が普及している。
また例えばパーソナルコンピュータ等をホストとして用
い、このホストで電子楽器を制御することにより音楽を
演奏するいわゆるコンピュータミュージックが手軽に行
われるようになってきている。この場合、ホストと電子
楽器との間には、例えば8ビット,16ビットのパラレ
ル信号等を取扱うホスト側のデータ形式(ここではこれ
を「第1のデータ形式」と呼ぶ)とMIDI等電子楽器
側のデータ形式(ここではこれを「第2のデータ形式」
と呼ぶ)との間の変換を行う演奏情報インターフェース
(以下「MPU(MIDI Processing U
nit)」と呼ぶ)が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、従来のMPU
は、バッファが小さく、また処理速度も遅いため、テン
ポが早くかつ単位時間の音符の数が多いような場合に
は、自動演奏をテンポどおりに行うことができないとい
う支障があった。これは主として、ホストが汎用のパー
ソナルコンピュータであって自動演奏を行うための専用
機ではなく、したがってMPUが次の演奏情報を要求し
ても、ホスト側が追従できないことがあるというのが原
因である。
【0004】本発明は、この事情に鑑み、テンポが早く
かつ複雑な曲であってもテンポのとおりの自動演奏が可
能な演奏情報インターフェース(MPU)を提供するこ
とを第1の目的とする。また、例えば伴奏を先に入力し
ておいて、その伴奏を聞きながらメロディを付け加える
等、自動演奏を行いながら新たな演奏を付加する場合
(これを「オーバーダブ」と呼ぶ。)には、従来のMP
Uではホストが入力メッセージと出力メッセージの双方
を管理していたため、ホストの負担が大きかった。
【0005】本発明は、この事情に鑑み、従来と比べホ
ストの負担が低減化された演奏情報インターフェースを
提供することを第2の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るための本発明の第1の演奏情報インターフェースは、 (1)時間情報が付加された、第1のデータ形式の演奏
情報を入力する入力手段 (2)入力手段から入力された演奏情報を記憶する記憶
手段 (3)入力手段から入力された第1のデータ形式の演奏
情報を、電子楽器を制御する第2のデータ形式の演奏情
報に変換する変換手段 (4)上記演奏情報に付加された時間情報に基づいて、
該演奏情報を第2のデータ形式で順次出力する第1の出
力手段 (5)上記第1の出力手段から出力される演奏情報を第
1のデータ形式で出力する第2の出力手段を備えたこと
を特徴とするものである。
【0007】ここで、上記第2の出力手段が、 (6)上記第1の出力手段から出力される演奏情報のう
ちから所定の演奏情報を選択して出力するフィルタリン
グ手段を備えたものであることが好ましい。また、上記
第2の目的を達成するための本発明の第2の演奏情報イ
ンターフェースは、 (7)時間情報が付加された、第1のデータ形式の第1
の演奏情報を入力する第1の入力手段 (8)第1の入力手段から入力された第1のデータ形式
の第1の演奏情報を、電子楽器を制御する第2のデータ
形式の第1の演奏情報に変換する第1の変換手段 (9)第1の変換手段で得られた第2のデータ形式の第
1の演奏情報を出力する第1の出力手段 (10)第2のデータ形式の第2の演奏情報を入力する
第2の入力手段 (11)第2の入力手段から入力された第2のデータ形
式の第2の演奏情報を第1のデータ形式の第2の演奏情
報に変換する第2の変換手段 (12)第1の演奏情報が第1の出力手段から出力され
るタイミングに対する、第2の演奏情報が第2の入力手
段から入力されるタイミングを計測することにより、該
第2の演奏情報に対応する時間情報を求めるタイミング
計測手段 (13)第1の出力手段から出力される第1の演奏情
報、およびタイミング計測手段で求められた時間情報が
付加された第2の演奏情報を、第1のデータ形式で出力
する第3の出力手段を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0008】ここで、上記第3の出力手段が、 (14)第1の出力手段から出力される第1の演奏情報
のうちから所定の演奏情報を選択して出力するフィルタ
リング手段を備えたものであることが好ましい。さら
に、上記第2の目的を達成するための本発明の第3の演
奏情報インターフェースは、 (15)時間情報が付加された、第1のデータ形式の第
1の演奏情報を入力する第1の入力手段 (16)第1の入力手段から入力された第1の演奏情報
を記憶する記憶手段 (17)第1のデータ形式の第3の演奏情報を入力する
第3の入力手段 (18)第1のデータの形式の第1および第3の演奏情
報を、電子楽器を制御する第2のデータ形式の第1およ
び第3の演奏情報に変換する変換手段 (19)第1の演奏情報に付加された時間情報に基づい
て該第1の演奏情報を第2のデータ形式で順次出力する
とともに、第3の入力手段から第3の演奏情報が入力さ
れた場合に該第3の演奏情報を第1の演奏情報に割り込
ませて第2のデータ形式で出力する第1の出力手段 (20)第1の演奏情報が第1の出力手段から出力され
るタイミングに対する、第3の演奏情報が第3の入力手
段から入力されるタイミングを計測することにより、該
第3の演奏情報に対応する時間情報を求めるタイミング
計測手段 (21)第1の出力手段から出力される第1の演奏情
報、およびタイミング計測手段で求められた時間情報が
付加された第3の演奏情報を、第1のデータ形式で出力
する第3の出力手段を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0009】
【作用】本発明の上記第1の演奏情報インターフェース
(MPU)は、時間情報が付加された演奏情報を入力し
て(上記(1))記憶し(上記(2))、この一旦記憶
された演奏情報を、この演奏情報に付加された時間情報
に基づいて順次出力する(上記(3))ようにしたた
め、従来のようにMPUが要求したタイミングでホスト
が演奏情報をMPUに送り込まなくてもホストの手が空
いたときにあらかじめ演奏情報をMPUのバッファに送
り込んでおけばよく、したがってテンポが早くかつ複雑
な曲であってもテンポどおりの自動演奏が可能となる。
ただし、このままでは、ホストは演奏情報をMPUに随
時送出するのみであって、実際の演奏タイミングは、演
奏情報に付加された時間情報に基づいてMPUが管理す
ることとなり、ホストは現在の演奏状態を知り得ないこ
ととなってしまう。そこで本発明の第1のMPUでは、
演奏情報に付加された時間情報に基づいて順次出力する
(上記(3))とともに、この順次出力される演奏情報
をホストが受信することのできる第1のデータ形式でも
出力するようにしたため(上記(5))、ホストでは、
この第1のデータ形式の演奏情報を受信して現在の演奏
状態を知り、これによりホストに備えられたディスプレ
イに現在の演奏状態を表示すること等が可能となる。こ
こで、ホストでは、電子楽器側に順次出力する(上記
(3))演奏情報の全てが必要となるとは限らない。そ
こで、電子楽器に順次出力する演奏情報のうちから、ホ
スト側で必要となる所定の演奏情報のみを選択してホス
ト側に出力する(上記(6))ように構成すると、ホス
ト側で不要な情報を入力する手間や入力された情報の中
から必要な情報を選択する手間が省かれ、その分ホスト
側の負担が低減化されることとなる。
【0010】また、本発明の上記第2の演奏情報インタ
ーフェース(MPU)は、上記第1のMPUと同様に、
時間情報が付加された第1のデータ形式の第1の演奏情
報を入力し(上記(7))、これを第2のデータ形式に
変換して(上記(8))、出力(上記(9))するもの
であるが、これとともに、例えば鍵盤等を備えた電子楽
器を演奏することにより発生されたMIDI等の第2の
データ形式の第2の演奏情報を入力して(上記(1
0))ホスト側に送る機能を有している。この場合、入
力された第2のデータ形式の第2の演奏情報を第1のデ
ータ形式に変換し(上記(11))、時間情報を求め
(上記(12))、第1の演奏情報とともにこの時間情
報が付加された第2の演奏情報を第1のデータ形式で出
力する(上記(13))ようにしたため、従来のよう
に、該ホストから出力する演奏情報と該ホストに入力さ
れる演奏情報とをホスト側でリンクする手間が省け、こ
れによりホストの負担が大幅に緩和される。ここで、上
記第1のMPUの場合と同様、電子楽器に順次出力する
第1の演奏情報のうちから、ホスト側で必要となる所定
の演奏情報のみを選択してホスト側に出力する(上記
(14))ことによりホスト側の負担がさらに低減化さ
れる。
【0011】また、本発明の上記第3の演奏情報インタ
ーフェース(MPU)は、ホスト側に記憶された演奏情
報をMPUを経由して出力するともに、ホスト側に備え
られた、例えばコンピュータ用キーボード等から入力さ
れた音量やパン等を制御するための演奏情報をMPUに
送ってその音量やパン等をリアルタイムで制御し、それ
を再びホスト側に記憶する場合に対処し得るものであ
る。
【0012】即ち、本発明の上記第3の演奏情報インタ
ーフェース(MPU)は、上記第1のMPUと同様に、
時間情報が付加された第1の演奏情報を入力して(上記
(15))、一旦記憶手段に記憶させ(上記(1
6))、この記憶された第1の演奏情報をこの第1の演
奏情報に付加された時間情報に基づいて順次出力する
(上記(19))ものであるが、第3の演奏情報を入力
する第3の入力手段を備え(上記(17))、この第3
の入力手段から入力された第3の演奏情報については上
記第1の演奏情報に割り込ませて直ちに出力する(上記
(18))ようにしたため、実際の演奏タイミングは、
第1の演奏情報に付加された時間情報に基づいてMPU
が管理するとともに、音量、パン等については、これら
の制御のための演奏情報を上記第3の入力手段から入力
することによりリアルタイムで制御される。
【0013】また、この第3の演奏情報に対応する時間
情報を求め(上記(20))、第1の演奏情報ととも
に、この時間情報が付加された第3の演奏情報を第1の
データ形式でも出力するようにしたため(上記(2
1))、ホスト側から出力される2種類の演奏情報(第
1の演奏情報と第3の演奏情報)をホスト側でリンクす
る手間が省け、これによりホストの負担が大幅に緩和さ
れることになる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
尚、ここでは、上記第1〜第3の演奏情報インターフェ
ース(MPU)の全要素を備えた、これら第1〜第3の
MPUに共通の実施例について説明する。図1は、本発
明のMPUの一実施例を含むシステムの一例を表わした
システム構成図である。
【0015】ここではホストとしてパーソナルコンピュ
ータ1が備えられており、このパーソナルコンピュータ
1には符号化された楽譜が記憶されている。このパーソ
ナルコンピュータ1の裏面側のスロットには、本発明の
実施例に係るMPU2が挿入されている。このMPU2
は、パーソナルコンピュータ1のバスと接続されてお
り、パーソナルコンピュータ1から送られてくる演奏情
報をMIDIに変換して出力する機能を有している。
【0016】また、電子楽器3は、音源及びキーボード
を備えており、MPU2とMIDIで接続されている。
パーソナルコンピュータ1から送出された演奏情報はM
IDIに変換されて電子楽器3に入力され、この電子楽
器3ではこのMIDI信号に基づき、内蔵された音源を
用いてオーディオ信号が生成される。このオーディオ信
号はアンプ6に入力されて増幅され、スピーカ7から放
音される。またこの電子楽器3に備えられた鍵盤が演奏
されると、この演奏情報がMIDIとしてMPU2に送
信される。MPU2はこの演奏情報を受信すると時間情
報とともにパーソナルコンピュータ1に転送する。
【0017】また、このシステムにはリズムマシーン4
も備えられ、MPU2とMIDIで接続されている。こ
のリズムマシーン4は、予めプログラムされたリズムを
自動的に演奏するものである。MPU2は、このリズム
マシーン4が送信するタイミング信号に合せて同期演奏
を行うこともできる。さらに、このシステムにはビデオ
再生装置5も接続されている。ビデオ機器は、通常互い
の同期をとるためのタイムコードを送受信する機能を有
しているが、MPU2も同期のためのタイムコードを送
受信する機能を有している。
【0018】図2は、本発明の一実施例に係るMPUの
ブロック図である。図1に示すMPU2ではMIDIは
双方向のものとして描かれ、かつ2チャネル備えられて
いるが、ここでは簡単のため、MIDI用入力端子MI
DI_INとMIDI用出力端子MIDI_OUTとに
分離され、それぞれ1チャネルずつ備えたものとして描
いてある。
【0019】このMPU2に備えられた多数のポートの
うち、IMM_INポート,SEQ_INポート,MO
N_OUTポート,SEQ_OUTポート,STATU
Sポートは、パーソナルコンピュータ1(図1参照)と
接続されるポートであり、これらのうちSTATUSポ
ートを除く各ポートには、それぞれ32ワードのFIF
O(先入力−先出力のレジスタ)が備えられている。ま
たSTATUSポートに接続されたステータスレジスタ
は、パーソナルコンピュータ1とMPU2との双方から
アクセスされるフラグ群であって、上記各ポートに備え
られたFIFOにデータが書き込まれるとそれぞれのポ
ートの各レジスタに対応するフラグが立てられ、各FI
FOからデータが読出されると対応するフラグが消去さ
れる。したがって各ポートにデータの書込みができるか
どうか、即ちFIFOに空きがあるかどうかも、フラグ
を見ることにより知ることができる。
【0020】MPU2のCPU(以下に単にCPUとい
う)は、各FIFOに対応するフラグを監視しており、
例えばIMM_INポートに接続されたFIFOにメッ
セージが書込まれていることを検出した場合は、即座に
MIDI_OUT用のパラレル−シリアル変換器(P/
S変換器)にそのメッセージを転送する。また、MID
I_INポート,MIDI_OUTポートは、電子楽器
3、リズムマシーン4側と接続されるポートである。ま
たSMPTEポート(INとOUT)は、ここではビデ
オ再生装置5と接続されている。
【0021】次にこれら各ポートの機能について説明す
る。 (a)IMM_INポート:本発明にいう「第3の入力
手段」に対応するポートであり、即座に制御されるべき
命令が入力されるポートである。このポートを経由して
FIFOにメッセージが書込まれると、CPUはこのメ
ッセージを直に読出してMIDI_OUTポートに出力
する。例えば自動演奏をさせながらあるチャネルの音量
やパン、音色を変更するときは、メッセージが即座に送
られなければならない。そのようなメッセージはこのポ
ートを経由して入力される。また、MPUを制御する命
令(例えばテンポを変更)であれば、MPU自身が命令
に対処することとなり、この場合外部にその命令を出力
する必要がなければ出力は行われない。
【0022】(b)SEQ_INポート:本発明にいう
「入力手段」及び「第1の入力手段」に対応するポート
であり、自動演奏用の、時間情報が付加されたシーケン
スデータを入力するポートである。この自動演奏用デー
タは、例えばフロッピィディスクに記憶されている自動
演奏用データがパーソナルコンピュータ1(図1参照)
にロードされ、このロードされた自動演奏用データがこ
のSEQ_INポートを経由して入力される。ここに入
力されたデータは一時RAM内のバッファP((図3参
照)に記憶され、時間管理されて出力される。
【0023】(c)SEQ_OUTポート:MIDI_
INポートから入力されシリアル−パラレル変換器(S
/P変換器)によりパラレル信号に変換されたメッセー
ジ、あるいはIMM_INポートから入力されたメッセ
ージに時間情報を付して出力するポートである。 (d)MON_OUTポート:本発明にいう「第2の出
力手段」に対応するポートであり、MIDI_OUTポ
ートから出力されるデータを同時にパーソナルコンピュ
ータ1側に送り返すポートである。
【0024】(e)MIDI_INポート:本発明にい
う「第2の入力手段」に対応するポートであり、このポ
ートからはMIDI規格に準拠した信号が入力される。
MIDIは8ビットを1ワードとするシリアル信号であ
り、このMIDIが入力されるとシリアル−パラレル変
換器(S/P変換器)によりパラレル信号に変換され、
CPUに対しインタラプトが発生する。
【0025】(f)MIDI_OUTポート:本発明に
いう「第1の出力手段」に対応するポートである。MI
DI信号を送出するときは、パラレル−シリアル変換器
(P/S変換器)にCPUによりメッセージが書込まれ
る。P/S変換器はメッセージをシリアル信号に変換し
てこのMIDI_OUTポートから出力する。IMM_
INポート,SEQ_INポートから入力されたメッセ
ージは、このMIDI_OUTポートから出力される
が、出力されるメッセージのうち所定のメッセージ(フ
ィルタ(後述する)により選択する)は、レコーディン
グ時にSEQ_OUTポートを経由してパーソナルコン
ピュータ1側に再度入力される。
【0026】(g)SMPTE IN & OUTポー
ト:本実施例ではこのポートが付加的に備えられてい
る。SMPTEはタイムコードの一種で、ビデオ機器の
同期をとるために広く使用されている信号である。この
入力端子SMPTE_INに入力された同期シリアル信
号であるタイムコードは、タイムプロセッサにより、所
定の時間情報に変換されてCPUに送られる。また、C
PUの命令により、所定の時間情報を発生したり、タイ
ムコードを発生しSMPTE_OUTから出力させるこ
ともできる。
【0027】(h)STATUSポート:ステータスレ
ジスタをパーソナルコンピュータ1側からアクセスする
ためのポートである。ここで、上記SEQ_INポート
から入力される自動演奏用データは、本実施例では、以
下に示すように、[ ]で囲まれた4つの識別子によ
り分割される3つのエリアから構成されている。
【0028】[Data Begin]:曲の先頭を示
す識別子である。 Pre−Play Area:シーケンスをスタートさ
せる前にMIDI出力するメッセージ(例えば、音色パ
ラメータ等)が記憶されたエリアである。MPUはこの
データを受取るとすぐにMIDI出力する。 [Song Begin]:シーケンスの開始位置を示
す識別子である。
【0029】Play Area:このエリアにおかれ
たメッセージは、時間情報およびテンポ情報に合せてM
IDI出力される。各メッセージは、次に送出するメッ
セージまでの時間(以下、時間情報という)と対に記憶
される。 [Song End]:シーケンスの終了を示す識別子
である。 Post−Play Area:シーケンスの終了後に
出力するメッセージが記憶されたエリアである。
【0030】[Data End]:曲データの最後を
示す識別子である。 このように構成された自動演奏用データを用いて自動演
奏を行なうにあたっては、MPU自身で設定されるテン
ポで演奏するモードと、図1に示すリズムマシーン4等
の他の自動演奏装置と同期して演奏する同期モードがあ
る。MPU自身で設定されるテンポで演奏するモードに
おけるテンポは、自動演奏用データ自身に組み込まれて
いる場合と、オペレータがパーソナルコンピュータ1に
備えられたキーボード等を用いて設定する場合とがあ
る。オペレータが設定した場合は、このテンポ情報はパ
ーソナルコンピュータ1からMPU2に転送され、CP
Uは、そのテンポ情報に基づいてタイムプロセッサに情
報を送る。タイムプロセッサは、その情報に基づいてテ
ンポに応じた時間間隔でクロック信号(ティックインタ
ラプト)を発生し、これにより後述するプログラムが実
行される(図6参照)。
【0031】また同期モードにおいては、MIDI_I
Nポートから入力されるMIDIのスタート、クロック
等の信号を読み込んでこの信号に同期した自動演奏が行
なわれる。この自動演奏(プレイ)の際、MPUでは以
下に示す各種の処理が行なわれる。
【0032】図3、図4はMPUにおける処理で用いら
れる、RAM内のバッファP、およびRECレジスタを
示した図である。 (a)データの受信 CPUはステータスレジスタを常時監視し、SEQ_I
Nポートにデータが送られてきているかどうかを見てい
る。データが送られてきた場合には、このデータをバッ
ファPに一時記憶し、次の処理を行なう。 1)識別子[Data Begin]に続くデータは、
演奏開始前にMIDI出力するため順次P/S変換器に
書込む。 2)識別子[Song Begin]以降のデータは、
テンポに合せた時間管理をして出力する。 3)識別子[Song End]から[Data En
d]までのデータは、自動演奏が終了すると、順次MI
DI出力する。 4)IMM_INポートに入力されたメッセージはバッ
ファPに記憶せずに直接MIDI出力する。このとき、
MIDI出力用のフィルタ等(詳細は後述する。ここで
はチャネル変換、フィルタ、モディファイを総称してフ
ィルタ等と呼ぶ)にかける。また、フィルタ等をかけた
リンク用メッセージは、RECレジスタ(図4参照)に
記憶する。
【0033】自動演奏開始のメッセージを受信すると、
バッファPの読出しポインタPが示すアドレスのMID
IメッセージをMIDI出力し、時間情報をレジスタT
SP(図示せず)に記憶する。タイムプロセッサは、上
述したように、テンポに対応した時間間隔でティックイ
ンタラプトを発生する。ここで「タイムベース」につい
て説明する。タイムベースとは、4分音符がいくつのク
ロックで表わされるかをいう。したがって数値が大きい
ほど時間分解能がよく、なめらかな演奏を行なうことが
できる。近年は特に電子楽器の音質が向上し、発音のタ
イミングも微細に調節できるものが要求されるようにな
ってきており、このためタイムベース480、960と
いう数値のものが使用されてきている。
【0034】タイムベース480として例をあげると、
テンポが120であれば1分間に4分音符が120個、
したがって、4分音符1個は0.5秒すなわち500m
secとなる。タイムベース480であれば、基準クロ
ックの時間間隔は500/480=1.0417mse
c、即ち、1.0417msec毎にティックインタラ
プトを発生することになる。
【0035】S/P変換器が8ビットのシリアルデータ
を受信し、パラレルに変換すると、CPUに対してイン
タラプトを発生し、CPUがそのパラレルに変換された
データを受取る。MIDI信号には1バイト、2バイ
ト、3バイトのメッセージがあり、さらにそのメッセー
ジの中で演奏情報として記憶すべきかどうかをCPUが
判断してRECレジスタに記憶し、ポインタRを進め
る。例えば、MIDIクロック(F8H)は記憶せずに
すぐにMIDI_OUTポートから出力し、必要であれ
ばそのタイミングに基づいて、自動演奏の基準クロック
を修正する。一方ノートオンであれば、一時記憶し、ポ
インタRを進める。
【0036】図5はMIDI入力を一時記憶するルーチ
ンを表わしたフローチャートである。MIDIは、1〜
3バイトで1ワードを構成し、通常は8ビット(1バイ
ト)受信するごとにS/P変換器からインタラプトがか
かるが、ここでは便宜上1ワードが揃うとこのルーチン
が実行されるものとする。MIDI_INフィルタ等を
かけ(ステップ(S20))、RECレジスタのポイン
タRをインクリメントして(ステップ(S20))その
アドレスにフィルタ等を通過したメッセージを記憶する
(ステップ(S23))。フィルタで転送しないとされ
た場合にはそのまま終了する(ステップ(S21))。
【0037】また自動演奏中に、パーソナルコンピュー
タ1から音量やパンを変更する命令が出力されると、こ
の命令は上述の通りIMM_INポートに入力され、C
PUにインタラプトがかけられる。入力された命令が音
源を制御するものであれば即座にMIDI出力され(ス
テップ(S30))、同時にRECレジスタのポインタ
Rがインクリメントされて(ステップ(S22))、記
憶される(ステップ(S23))。入力された命令が、
例えば、MPUを制御するものの場合(例えばテンポの
変更)には、MIDI出力ではなくMPU自身の状態が
変更される(図示なし)。
【0038】(b)ティックインタラプト処理 図6はティックインタラプトにより起動されるルーチン
を表わしたプログラムである。この図において、ステッ
プ(S1)〜ステップ(S7)はプレイ処理を表わし、
ステップ(S10)〜ステップ(S14)はレコーディ
ング処理を表わしている。
【0039】(1)プレイ処理 インタラプト処理が発生すると、レジスタTSPの値が
デクリメントされ(ステップ(S1))、このレジスタ
TSPの値が0か否かが判定される(ステップ(S
2))。TSPの値が0になるとポインタP(図3参
照)を進め(ステップ(S3))、ポインタPが示すア
ドレスのMIDIメッセージを出力する(ステップ(S
5))。このときMONフィルタ等をかけられたメッセ
ージは、MON_OUTポートに出力される。同時にL
INKフィルタ等にかけられたメッセージは、RECレ
ジスタに記憶される。フィルタについては後述する。次
に時間情報をレジスタTSPに記憶する(ステップ(S
6))。
【0040】ステップ(S4)においてアドレスの示す
データの内容が曲の終りであると判定されるときは、演
奏を終了する処理をするを行う(ステップ(S7))。
ここで自動演奏に合わせてキーボードの鍵盤を演奏する
と、演奏により発生されるMIDIメッセージがMID
I_INポートを経由して入力される。この実施例で
は、キーボード3が音源を有しているので、このキーボ
ード3の鍵盤を演奏すると、その楽音をキーボードの音
源が発生する。MPUに入力されたMIDIにより、他
の音源を発音制御する場合は、MIDI_OUTポート
にも出力される。
【0041】(2)レコーディング処理 TSRの値をインクリメントし(ステップ(S1
0))、RECレジスタのポインタRが0であれば、ホ
ストへ出力すべきメッセージがないことになり終了する
(ステップ(S11))。一方ポインタRの値が0でな
ければメッセージがRECレジスタに記憶されているの
で、ポインタRの値に対応するRECレジスタのメッセ
ージに時間情報としてTSRの値を付加したデータを出
力バッファに記憶し(ステップ(S12))、TSRを
クリアし(ステップ(S13))、ポインタRをデクリ
メントし(ステップ(S14))、ステップ(S11)
に戻る。
【0042】(c)フィルタ等 メッセージを転送する場合に、それぞれ異なるチャネル
変換、フィルタ、およびモディファイを掛けることがで
きる。「メッセージを転送する場合」とは、MIDI_
INポートに入力されたメッセージをMIDI_OUT
ポートまたはSEQ_OUTポートへ出力する場合、I
MM_INポートに入力されたメッセージをMON_O
UTポートまたはMIDI_OUTポートへ出力する場
合、およびSEQ_INポートに入力されバッファに記
憶された後時間管理を行ってMIDI_OUTポート、
またはMON_OUTポートへ出力し、またはRECレ
ジスタへ転送する場合をいう。
【0043】(1)MIDIチャネルの変換 MIDI規格で定められたチャネル数は16であるが、
このMPUでは入力、出力それぞれ2つの端子を設け、
1つの端子は0−15、他方は16−32のチャネルを
扱うように構成している。すなわち、2つの端子を端子
A,端子Bとすれば入力端子Aから入力されたチャネル
1は、インターフェース内部で1とし、端子Bから入力
されたチャネル1は、内部では17(1+16)として
扱う。チャネルの変換はテーブルを参照して行なわれ
る。すなわち入力チャネルに対して出力チャネルをいく
つにするかというテーブルを予め作成し、入力されたメ
ッセージのチャネルを書換える。
【0044】(2)フィルタ MIDIメッセージは第1バイトがステータスを表わす
が、このフィルタにより、ステータスの種類に応じて、
そのメッセージを転送するかしないかを選択することが
できる。図7は、フィルタの一例を示した図である。こ
の図でXは任意の数値を表わす。
【0045】この図に示すように、‘9X’はノート・
オン(NOTE ON)のステータスを表わし、フラグ
が‘1’にセットされているため、ノート・オンのメッ
セージはこのフィルタを通過し転送される。同様に‘A
X’はアフター・タッチ(AFTER TOUCH)の
ステータスを表わし、フラグが‘0’であるため、この
アフター・タッチのメッセージはこのフィルタで遮断さ
れ、したがって転送は行なわれないことを意味する。
【0046】(3)モディファイ 例えばノート・オンデータには音量を指定する数値が付
加されているが、その数値と実際に放音される音の大き
さとの対応は電子楽器の機種やメーカー等により異なっ
ている。したがって外部の電子楽器とデータの授受を行
なう場合には、MIDIメッセージに付加されている数
値の変更を行なう必要があり、この変更をモディファイ
と呼ぶ。本実施例におけるMPUは、このモディファイ
の機能を有している。
【0047】図8、図9はこのモディファイを行なうた
めに用意されたテーブルを表わした図である。ここで
は、図8に示すようにPatch0〜Patch15の
符号が付された16個のモディファイパッチが用意さ
れ、さらに図9に示すようにTable0〜Table
16の符号が付された17個のモディファイテーブルが
用意される。
【0048】例えば図2に示すMIDI_INポートか
ら入力されMIDI_OUTポートから出力されるメッ
セージについてはPatch0が選択される等、MPU
の入力ポートと出力ポートとの組合せに応じてPatc
h0〜Patch15のいずれかのモディファイパッチ
が選択される。ここではPatch0が選択されたもの
とする。
【0049】このPatch0の、全体の音量を制御す
るコントロールチェンジ0(Control Chan
ge 0)のメッセージに対応する0番地には‘OX7
F’が記憶されており、この‘OX7F’は何の変更も
行なわないことを意味している。したがってMIDI_
INポートから入力されたコントロールチェンジ0のメ
ッセージは何の変更も受けずにそのままMIDI_OU
Tポートから出力されることになる。
【0050】また、このPatch0の、ノート・オン
データの上位バイト(Note ON MSB)に対応
する123番地には、‘ Table0’と記憶されて
おり、したがって、この場合、図9に示すTable0
〜Table16の17個のモディファイテーブルのう
ちのTable0が参照され、この上位バイト(MS
B)に例えば‘1’が記録されていたときはその数値
‘1’が‘126’に書き換えられる。またノートオン
データの下位バイト(Note ON LSB)に対応
する124番地には‘OX7F’が記録されており、し
たがってノートオンデータの下位バイトは変更されな
い。したがってMIDI_INポートから入力されたノ
ートオンデータはその上位バイトが‘1’から‘12
6’に書き換えられてMIDI_OUTポートから出力
されることになる。尚、図9に示すモディファイテーブ
ルに記録された’128’以上の数値は、出力を行なわ
ないことを意味している。
【0051】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の第
1のMPUは、時間情報が付加された演奏情報を入力し
て記憶し、この記憶された演奏情報を、この演奏情報に
付加された時間情報に基づいて順次出力するものである
ため、従来のようにMPUが要求したタイミングでホス
トが演奏情報をMPUに送り込まなくても、ホストの手
が空いたときにあらかじめ演奏情報をMPUのバッファ
に送り込んでおけばよく、したがってテンポが早くかつ
複雑な曲であってもテンポどおりの自動演奏が可能とな
る。またこの第1のMPUは、演奏情報に付加された時
間情報に基づいて順次出力するとともに、この順次出力
される演奏情報をホストが受信することのできる第1の
データ形式でも出力するものであるため、ホストでは、
この第1のデータ形式の演奏情報を受信して現在の演奏
状態を知り、これによりホストに備えられたディスプレ
イに現在の演奏状態を表示すること等が可能となる。
【0052】また、本発明の上記第2のMPUは、入力
された第2のデータ形式の第2の演奏情報を第1のデー
タ形式に変換し、時間情報を求め、第1の演奏情報とと
もに、この時間情報が付加された第2の演奏情報を第1
のデータ形式で出力するものであるため、従来のように
ホストから出力する演奏情報とホストに入力される演奏
情報とをホスト側でリンクする手間が省け、これにより
ホストの負担が大幅に緩和される。
【0053】また、本発明の上記第3のMPUは、第3
の演奏情報を入力する第3の入力手段を備え、この第3
の入力手段から入力された第3の演奏情報については第
1の演奏情報に割り込ませて直ちに出力するものである
ため、実際の演奏タイミングは、第1の演奏情報に付加
された時間情報に基づいてMPUが管理するとともに、
音量、パン等については、これらの制御のための演奏情
報を上記第3の入力手段から入力することによりリアル
タイムで制御される。
【0054】また、この第3のMPUは、第3の演奏情
報に対応する時間情報を求め、第1の演奏情報ととも
に、この時間情報が付加された第3の演奏情報を第1の
データ形式で出力すものであるため、ホスト側から出力
される2種類の演奏情報(第1の演奏情報と第3の演奏
情報)をホスト側でリンクする手間が省け、これにより
ホストの負担が大幅に緩和される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のMPUの一実施例を含むシステムの一
例を表わしたシステム構成図である。
【図2】本発明の一実施例に係るMPUのブロック図で
ある。
【図3】MPUにおける処理で用いられる、RAM内の
バッファPを示した図である。
【図4】MPUにおける処理で用いられる、RAM内の
RECレジスタを示した図である。
【図5】MIDI入力を一時記憶するルーチンを表わし
たフローチャートである。
【図6】ティックインタラプトにより起動されるルーチ
ンを表わしたプログラムである。
【図7】フィルタの一例を示した図である。
【図8】モディファイを行なうために用意されたモディ
ファイパッチを表わした図である。
【図9】モディファイを行なうために用意されたモディ
ファイテーブルを表わした図である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ 2 演奏情報インターフェイス(MPU) 3 電子楽器 4 リズムマシーン 6 アンプ 7 スピーカ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時間情報が付加された、第1のデータ形
    式の演奏情報を入力する入力手段と、 前記入力手段から入力された演奏情報を記憶する記憶手
    段と、 前記入力手段から入力された第1のデータ形式の演奏情
    報を、電子楽器を制御する第2のデータ形式の演奏情報
    に変換する変換手段と、 前記演奏情報に付加された時間情報に基づいて、該演奏
    情報を前記第2のデータ形式で順次出力する第1の出力
    手段と、 前記第1の出力手段から出力される演奏情報を前記第1
    のデータ形式で出力する第2の出力手段とを備えたこと
    を特徴とする演奏情報インターフェース。
  2. 【請求項2】 前記第2の出力手段が、前記第1の出力
    手段から出力される演奏情報のうちから所定の演奏情報
    を選択して出力するフィルタリング手段を備えたことを
    特徴とする請求項1記載の演奏情報インターフェース。
  3. 【請求項3】 時間情報が付加された、第1のデータ形
    式の第1の演奏情報を入力する第1の入力手段と、 前記第1の入力手段から入力された前記第1のデータ形
    式の第1の演奏情報を、電子楽器を制御する第2のデー
    タ形式の第1の演奏情報に変換する第1の変換手段と、 前記第1の変換手段で得られた前記第2のデータ形式の
    第1の演奏情報を出力する第1の出力手段と、 前記第2のデータ形式の第2の演奏情報を入力する第2
    の入力手段と、 前記第2の入力手段から入力された前記第2のデータ形
    式の第2の演奏情報を前記第1のデータ形式の第2の演
    奏情報に変換する第2の変換手段と、 前記第1の演奏情報が前記第1の出力手段から出力され
    るタイミングに対する、前記第2の演奏情報が前記第2
    の入力手段から入力されるタイミングを計測することに
    より、該第2の演奏情報に対応する時間情報を求めるタ
    イミング計測手段と、 前記第1の出力手段から出力される前記第1の演奏情
    報、および前記タイミング計測手段で求められた前記時
    間情報が付加された前記第2の演奏情報を、前記第1の
    データ形式で出力する第3の出力手段とを備えたことを
    特徴とする演奏情報インターフェース。
  4. 【請求項4】 前記第3の出力手段が、前記第1の出力
    手段から出力される前記第1の演奏情報のうちから所定
    の演奏情報を選択して出力するフィルタリング手段を備
    えたことを特徴とする請求項3記載の演奏情報インター
    フェース。
  5. 【請求項5】 時間情報が付加された、第1のデータ形
    式の第1の演奏情報を入力する第1の入力手段と、 前記第1の入力手段から入力された、第1の演奏情報を
    記憶する記憶手段と、 前記第1のデータ形式の第3の演奏情報を入力する第3
    の入力手段と、 前記第1のデータの形式の第1および第3の演奏情報
    を、電子楽器を制御する第2のデータ形式の第1および
    第3の演奏情報に変換する変換手段と、 前記第1の演奏情報に付加された時間情報に基づいて該
    第1の演奏情報を前記第2のデータ形式で順次出力する
    とともに、前記第3の入力手段から前記第3の演奏情報
    が入力された場合に該第3の演奏情報を前記第1の演奏
    情報に割り込ませて前記第2のデータ形式で出力する第
    1の出力手段と、 前記第1の演奏情報が前記第1の出力手段から出力され
    るタイミングに対する、前記第3の演奏情報が前記第3
    の入力手段から入力されるタイミングを計測することに
    より、該第3の演奏情報に対応する時間情報を求めるタ
    イミング計測手段と、 前記第1の出力手段から出力される前記第1の演奏情
    報、および前記タイミング計測手段で求められた前記時
    間情報が付加された前記第3の演奏情報を、前記第1の
    データ形式で出力する第3の出力手段とを備えたことを
    特徴とする演奏情報インターフェース。
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