JPH05188361A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
- Publication number
- JPH05188361A JPH05188361A JP4185667A JP18566792A JPH05188361A JP H05188361 A JPH05188361 A JP H05188361A JP 4185667 A JP4185667 A JP 4185667A JP 18566792 A JP18566792 A JP 18566792A JP H05188361 A JPH05188361 A JP H05188361A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- crystal display
- display body
- cooling
- polarizing plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Projection Apparatus (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光源の熱で液晶材が熱せられことで、輝度む
らやコントラストむら等の画像品質の低下が生じない液
晶表示装置を提供することを目的とする。 【構成】 液晶を内容する液晶層を持った表示体１と、
この表示体に密接して設けられ、冷媒を内容する冷却層
を持った冷却部２と、表示体と冷却部とを挾むように位
置する第１の偏光板３と第２の偏光板６とを備え、液晶
表示体を効率よく冷却でき、液晶表示体が過熱されにく
いようにした。
らやコントラストむら等の画像品質の低下が生じない液
晶表示装置を提供することを目的とする。 【構成】 液晶を内容する液晶層を持った表示体１と、
この表示体に密接して設けられ、冷媒を内容する冷却層
を持った冷却部２と、表示体と冷却部とを挾むように位
置する第１の偏光板３と第２の偏光板６とを備え、液晶
表示体を効率よく冷却でき、液晶表示体が過熱されにく
いようにした。
Description
【０００１】
【発明の技術分野】この発明は、透過型液晶表示体の背
面にバックライトを設け、そのバックライトの光を液晶
層に背面から照射し、その光の透過によって画像表示を
行う液晶テレビ、もしくは、液晶プロジェクターなどの
液晶表示装置に関する。
面にバックライトを設け、そのバックライトの光を液晶
層に背面から照射し、その光の透過によって画像表示を
行う液晶テレビ、もしくは、液晶プロジェクターなどの
液晶表示装置に関する。
【０００２】
【従来技術とその問題点】従来、液晶プロジェクター装
置のような透過型液晶表示体を用いた液晶表示装置にお
いては、バックライトによる光の透過で画像表示を行っ
ている。ところが、画像のコントラストを向上させるた
めに高輝度・高光量のバックライトを用いると、バック
ライト用光源の発熱や、その光源の光に含まれる赤外線
によって液晶層の液晶材が熱せられ、その温度上昇によ
り液晶材が劣化されやすくなってしまう。よって液晶表
示体に上記熱が付加されると、画像に輝度むらやコント
ラストむらが生じやすくなってしまい、品質の良い画像
が得られなくなるという問題点があった。
置のような透過型液晶表示体を用いた液晶表示装置にお
いては、バックライトによる光の透過で画像表示を行っ
ている。ところが、画像のコントラストを向上させるた
めに高輝度・高光量のバックライトを用いると、バック
ライト用光源の発熱や、その光源の光に含まれる赤外線
によって液晶層の液晶材が熱せられ、その温度上昇によ
り液晶材が劣化されやすくなってしまう。よって液晶表
示体に上記熱が付加されると、画像に輝度むらやコント
ラストむらが生じやすくなってしまい、品質の良い画像
が得られなくなるという問題点があった。
【０００３】
【発明の目的】この発明は上述した事情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、液晶プロジェクタ
ー装置のような透過型液晶表示体を用いた液晶表示装置
において、バックライト用光源の発熱やその光源の光に
含まれる赤外線などにより液晶材が熱せられ、その温度
上昇による液晶材の劣化で輝度むらやコントラストむら
などが生じて、画像品質の低下が生じるのを阻止できる
ようにした液晶表示装置を提供しようとするものであ
る。
たもので、その目的とするところは、液晶プロジェクタ
ー装置のような透過型液晶表示体を用いた液晶表示装置
において、バックライト用光源の発熱やその光源の光に
含まれる赤外線などにより液晶材が熱せられ、その温度
上昇による液晶材の劣化で輝度むらやコントラストむら
などが生じて、画像品質の低下が生じるのを阻止できる
ようにした液晶表示装置を提供しようとするものであ
る。
【０００４】
【発明の要点】この発明は上述した目的を達成するため
に、液晶を内容する液晶層を持った表示体と、この表示
体に密接して設けられ、冷媒を内容する冷却層を持った
冷却部と、第１の偏光板と第２の偏光板とを備えた液晶
表示装置において、第１の偏光板と第２の偏光板が、互
に密接した表示体と冷却部とを挟むように位置するよう
にして、液晶表示体を効率よく冷却できるようにしたこ
とを特徴とするものである。
に、液晶を内容する液晶層を持った表示体と、この表示
体に密接して設けられ、冷媒を内容する冷却層を持った
冷却部と、第１の偏光板と第２の偏光板とを備えた液晶
表示装置において、第１の偏光板と第２の偏光板が、互
に密接した表示体と冷却部とを挟むように位置するよう
にして、液晶表示体を効率よく冷却できるようにしたこ
とを特徴とするものである。
【０００５】
【実施例】次に、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図１および図２で示すのは、冷却部付き液晶表
示体の第１の実施例を示す斜視図および側面図で、この
場合、液晶表示体１の背面に冷媒循環式の冷却部２が液
晶表示体１自身と一体に取り付けてある。
明する。図１および図２で示すのは、冷却部付き液晶表
示体の第１の実施例を示す斜視図および側面図で、この
場合、液晶表示体１の背面に冷媒循環式の冷却部２が液
晶表示体１自身と一体に取り付けてある。
【０００６】液晶表示体１は正面より見て、上偏光板
３、上ガラス基板４、下ガラス基板５と、冷却部２の背
面（外面）に配置されている下偏光板６とで構成され、
上記上ガラス基板４と下ガラス基板５は後述する液晶層
をはさみ込んでいる。
３、上ガラス基板４、下ガラス基板５と、冷却部２の背
面（外面）に配置されている下偏光板６とで構成され、
上記上ガラス基板４と下ガラス基板５は後述する液晶層
をはさみ込んでいる。
【０００７】一方、冷却部２は、液晶表示体１の下ガラ
ス基板５の外面に設けられる冷却ガラス基板７と、図３
で示すように、この冷却ガラス基板７と上記下ガラス基
板５との間に形成される冷却層８と、この冷却層８内に
冷媒が循環供給される循環口９、１０とで構成されてい
る。この循環口９、１０は冷却ガラス基板７に対して溶
着もしくは接着などによって固着されている。また、こ
の循環口９、１０は冷却層８に対して対角線方向に設け
てあるが、その位置や数は図示以外であってもよい。
ス基板５の外面に設けられる冷却ガラス基板７と、図３
で示すように、この冷却ガラス基板７と上記下ガラス基
板５との間に形成される冷却層８と、この冷却層８内に
冷媒が循環供給される循環口９、１０とで構成されてい
る。この循環口９、１０は冷却ガラス基板７に対して溶
着もしくは接着などによって固着されている。また、こ
の循環口９、１０は冷却層８に対して対角線方向に設け
てあるが、その位置や数は図示以外であってもよい。
【０００８】上記において、液晶表示体１は、図３で明
らかなように上ガラス基板４と下ガラス基板５との間に
液晶材を内蔵した液晶層１１が介在していて、この液晶
層１１はシール用接着剤１２で密閉されている。また、
冷却部２の冷却層８はシール用接着剤１３で同じく密閉
されている。なお、液晶表示体１のセグメント端子は周
知のように上ガラス基板４の突出端４ａから外部と接続
できるようになされている。
らかなように上ガラス基板４と下ガラス基板５との間に
液晶材を内蔵した液晶層１１が介在していて、この液晶
層１１はシール用接着剤１２で密閉されている。また、
冷却部２の冷却層８はシール用接着剤１３で同じく密閉
されている。なお、液晶表示体１のセグメント端子は周
知のように上ガラス基板４の突出端４ａから外部と接続
できるようになされている。
【０００９】よって、上記構成の冷却部２には、図示で
は省略してあるが、使用に際して冷媒循環装置から供給
される冷却用の冷媒（液体または気体）を循環口９、１
０を介して冷却層８内に充填し、冷媒循環装置によって
この冷媒を冷却層８内に循環させる。
は省略してあるが、使用に際して冷媒循環装置から供給
される冷却用の冷媒（液体または気体）を循環口９、１
０を介して冷却層８内に充填し、冷媒循環装置によって
この冷媒を冷却層８内に循環させる。
【００１０】かくして、液晶表示体１は、これの後方に
配置されるバックライト用光源の発熱などによってその
液晶層１１が温度上昇を受ける状態に至っても、冷却部
２内に循環させる冷媒によって液晶層１１の液晶材が熱
せられて劣化するのを的確に阻止できる。
配置されるバックライト用光源の発熱などによってその
液晶層１１が温度上昇を受ける状態に至っても、冷却部
２内に循環させる冷媒によって液晶層１１の液晶材が熱
せられて劣化するのを的確に阻止できる。
【００１１】図４は、第２の実施例を示す。この実施例
は、冷却部２を備える液晶表示体１において、冷却部２
の冷却層８内に金属メッシュで構成されている放熱部材
１４を内蔵させた場合である。この放熱部材１４は、例
えば非常に細い線材で形成されていて、下ガラス基板５
と冷却ガラス基板７の間に介在させてある。そして、そ
の縁部が、例えば図５で示すようにシール用接着剤１３
から外部に露出させてある。
は、冷却部２を備える液晶表示体１において、冷却部２
の冷却層８内に金属メッシュで構成されている放熱部材
１４を内蔵させた場合である。この放熱部材１４は、例
えば非常に細い線材で形成されていて、下ガラス基板５
と冷却ガラス基板７の間に介在させてある。そして、そ
の縁部が、例えば図５で示すようにシール用接着剤１３
から外部に露出させてある。
【００１２】上記において、放熱部材１４のメッシュは
液晶表示体１の画質を損わない程度のものを用い、シー
ル用接着剤１３から露出させてある部分は適宜な外部放
熱部材（図示せず）に組み付けられる。なお、この実施
例の場合の冷却層８は、上記放熱部材１４が介入される
分シール用接着剤１３の厚み寸法を適宜調整して構成さ
れる。
液晶表示体１の画質を損わない程度のものを用い、シー
ル用接着剤１３から露出させてある部分は適宜な外部放
熱部材（図示せず）に組み付けられる。なお、この実施
例の場合の冷却層８は、上記放熱部材１４が介入される
分シール用接着剤１３の厚み寸法を適宜調整して構成さ
れる。
【００１３】なお、液晶表示体１に対する冷却部２の取
り付けは、前記第１の実施例および第２の実施例では冷
却部２を液晶表示体１の背面に一体に取り付けて示して
あるが、この冷却部２は液晶表示体１の正面に取り付け
て液晶表示体１と一体に設けてもよい。よって、この場
合の冷却層８は上ガラス基板４と冷却ガラス基板７とで
形成されることになり、かつ、上偏光板３は前記位置に
所在させるか、または、正面に配置される冷却ガラス基
板７の外面（前面）に設けるものとする。
り付けは、前記第１の実施例および第２の実施例では冷
却部２を液晶表示体１の背面に一体に取り付けて示して
あるが、この冷却部２は液晶表示体１の正面に取り付け
て液晶表示体１と一体に設けてもよい。よって、この場
合の冷却層８は上ガラス基板４と冷却ガラス基板７とで
形成されることになり、かつ、上偏光板３は前記位置に
所在させるか、または、正面に配置される冷却ガラス基
板７の外面（前面）に設けるものとする。
【００１４】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明
は、液晶を内容する液晶層を持った表示体と、この表示
体に密接して設けられ、冷媒を内容する冷却層を持った
冷却部と、第１の偏光板と第２の偏光板とを備えた液晶
表示装置において、第１の偏光板と第２の偏光板が、互
いに密接した表示体と冷却部とを挾むように位置するよ
うにしたので、冷却層と液晶表示体との間に偏光板が無
いから冷却層は液晶表示体を効率よく冷却できるし、ま
た熱を発生しやすい偏光板の１つを液晶表示体から離せ
るので液晶表示体が過熱されにくいという効果もあわせ
持つ。
は、液晶を内容する液晶層を持った表示体と、この表示
体に密接して設けられ、冷媒を内容する冷却層を持った
冷却部と、第１の偏光板と第２の偏光板とを備えた液晶
表示装置において、第１の偏光板と第２の偏光板が、互
いに密接した表示体と冷却部とを挾むように位置するよ
うにしたので、冷却層と液晶表示体との間に偏光板が無
いから冷却層は液晶表示体を効率よく冷却できるし、ま
た熱を発生しやすい偏光板の１つを液晶表示体から離せ
るので液晶表示体が過熱されにくいという効果もあわせ
持つ。
【図１】この発明の一実施例を示す液晶表示装置の斜視
図。
図。
【図２】同液晶表示装置の側面図。
【図３】一部を欠截して示す同液晶表示装置の平面図。
【図４】他の実施例で示す液晶表示装置の一部欠截の平
面図。
面図。
【図５】同上の斜視図。
１ 液晶表示体 ２ 冷却部 ８ 冷却層 ９、１０ 循環口 １１ 液晶層
Claims (1)
- 【請求項１】 液晶を内容する液晶層を持った表示体
と、 この表示体に密接して設けられ、冷媒を内容する冷却層
を持った冷却部と、 第１の偏光板と第２の偏光板とを備えた液晶表示装置で
あって、 前記第１の偏光板と前記第２の偏光板が、互に密接した
前記表示体と前記冷却部とを挟むように位置することを
特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4185667A JP2535709B2 (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4185667A JP2535709B2 (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 液晶表示装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60173034A Division JPS6232422A (ja) | 1985-08-06 | 1985-08-06 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05188361A true JPH05188361A (ja) | 1993-07-30 |
| JP2535709B2 JP2535709B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=16174767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4185667A Expired - Lifetime JP2535709B2 (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2535709B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006003903A1 (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-12 | Hitachi, Ltd. | 液晶プロジェクタとその液晶パネルの液冷装置 |
| WO2022044730A1 (ja) * | 2020-08-31 | 2022-03-03 | ソニーグループ株式会社 | 液晶表示装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6056025U (ja) * | 1983-09-24 | 1985-04-19 | シャープ株式会社 | 液晶表示装置 |
| JPS6159316A (ja) * | 1984-08-30 | 1986-03-26 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 液晶パネルの温度制御方法 |
-
1992
- 1992-06-22 JP JP4185667A patent/JP2535709B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6056025U (ja) * | 1983-09-24 | 1985-04-19 | シャープ株式会社 | 液晶表示装置 |
| JPS6159316A (ja) * | 1984-08-30 | 1986-03-26 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 液晶パネルの温度制御方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006003903A1 (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-12 | Hitachi, Ltd. | 液晶プロジェクタとその液晶パネルの液冷装置 |
| WO2022044730A1 (ja) * | 2020-08-31 | 2022-03-03 | ソニーグループ株式会社 | 液晶表示装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2535709B2 (ja) | 1996-09-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |