JPH05188264A - ズームレンズの駆動装置 - Google Patents

ズームレンズの駆動装置

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Publication number
JPH05188264A
JPH05188264A JP12371091A JP12371091A JPH05188264A JP H05188264 A JPH05188264 A JP H05188264A JP 12371091 A JP12371091 A JP 12371091A JP 12371091 A JP12371091 A JP 12371091A JP H05188264 A JPH05188264 A JP H05188264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
zoom lens
temperature
driving
ambient temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP12371091A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Sakaguchi
徹 阪口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周囲温度が変化しても一定のズーミングスピ
ードと結像性能の確保を可能にする。 【構成】 温度センサ5から周囲温度の変化情報が制御
部6へ入力されると、制御部6は、入力された情報に応
じて、電圧供給部4からズームモータ2の駆動部3に加
わる駆動電圧を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラに搭載されるズ
ームレンズの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カメラのズームレンズの駆動において、
特に、 使用者の撮影意図に対応した操作性 カメラのシステムとして適当な停止精度 が要求される。
【0003】特公昭62-55768号公報には、ズームレンズ
の位置を検出しながら停止させるズームレンズの速度制
御サーボ回路が示されている。この発明のように、ズー
ムレンズを正確な位置に停止させ、かつ迅速にズーミン
グすることがズームレンズの駆動装置として重要であ
る。
【0004】しかし、一般的にズーミングは、ファイン
ダ内で撮影する構図を決めた後に行っており、早すぎて
も遅すぎても不適当であって、使用者にとって丁度良い
とするスピードにすることが望ましい。
【0005】またズームレンズ位置を正確に検出した
り、停止時にズームレンズ固定部材間のがたによるレン
ズ間隔の変化に基づく結像性能低下を防止するためのバ
ックラッシュ除去動作の安定化や、電源変動によるズー
ムスピードの変化の防止を図るため、ズームレンズの駆
動装置における給電を定電圧にすることが知られてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の従来技術
のように、定電圧駆動しても、周囲温度の影響を受け
て、ズームレンズ固定部材が収縮して負荷となって、ズ
ームスピードが低下したり、バックラッシュ除去が安定
しないという問題がある。
【0007】本発明の目的は、周囲温度が変化しても一
定のズーミングスピードと結像性能を確保できるズーム
レンズの駆動装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、ズームレンズと、ズームレンズを駆動さ
せるズームモータと、このズームモータをコントロール
する駆動部と、この駆動部へ所定の電圧を加える電圧供
給部とを備えたズームレンズの駆動装置において、前記
電圧供給部に、ズームレンズの動作を一定にするため周
囲温度の変化に対応させて前記駆動部への電圧を変える
ための手段を備えたことを特徴とする。
【0009】また、周囲温度を検知する温度センサから
の検知データを受けて、前記駆動部への電圧を変えるよ
うに構成したことを特徴とする。
【0010】さらに、周囲温度の変化に対応するダイオ
ードの順方向の電圧変化を受けて、駆動部への電圧を変
えるように構成したことを特徴とする。
【0011】
【作用】上記の手段によれば、周囲温度を検知する温度
センサからの検知データ、あるいは周囲温度の変化に対
応するダイオードの順方向の電圧変化等を受けて、電圧
供給部では駆動部へズームレンズの動作が変化しないよ
うな電圧を加えるようにするので、周囲温度の変化に影
響されずに一定のズーミングスピードと結像性能を確保
できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】図1は本発明の第1実施例の全体構成を示
すブロック図であり、1はカメラ本体(図示せず)に設け
られたズームレンズユニット、2はズームレンズユニッ
ト1の撮影レンズ部分を繰り出すためのズームモータ、
3はズームモータ2をコントロールする駆動部、4は駆
動部3へ所定の電圧を加える定電圧回路等からなる電圧
供給部、5は温度センサ、6は上記の各部をコントロー
ルするCPU(中央演算処理部)等からなる制御部であ
る。
【0014】図2は図1の電圧供給部部分の構成図であ
り、10は、定電圧部であって、定電流回路11と、この定
電流回路11に接続された基準用定電圧発生部12と、一方
の入力部(−)が定電流回路11と基準用定電圧発生部12と
の接続部に接続され、他方の入力部(+)が1個の抵抗R
aに対して複数の抵抗Rb〜Rxを接続してなる分圧抵抗1
5の接続部に接続されたオペレーションアンプ13と、エ
ミッタが電源電池14に、またコレクタが前記駆動部3
に、さらにベースが電界効果型トランジスタ16にそれぞ
れ接続されたドライバ用トランジスタ17とからなり、前
記分圧抵抗15の抵抗Rb〜Rxは、前記制御部6の出力ポ
ートPa〜Pxに接続されている。
【0015】次に上記の第1実施例の動作を説明する。
【0016】定電流回路11は、オペレーションアンプ13
の一方の入力部(−)に基準用定電圧発生部12を介して基
準用定電圧Vrefを供給する。またオペレーションアン
プ13の他方の入力部(+)には出力電圧VMを分圧抵抗15
の抵抗RaとRb〜Rxで分圧したものが入る。
【0017】前記オペレーションアンプ13の出力が電界
効果型トランジスタ16に出力され、ドライバ用トランジ
スタ17が電界効果型トランジスタ16によってベース電流
を制御されるので、出力電圧VMは一定電圧となる。
【0018】ここで周囲温度が変化すると温度センサ5
からの検知データによって、制御部6は、検知データに
応じて出力ポートPa〜Pxのいずれか1本をオンさせ
る。するとオペレーションアンプ13の入力部(+)の電圧
が、抵抗Raと、オンされた出力ポートに接続された抵
抗Rb〜Rxとの分圧電圧になるので、出力電圧VMが温
度に応じた電圧に調整されることになる。
【0019】従って、駆動部3は、温度変化に対応して
変る出力電圧VMを受けて、ズームモータ2をコントロ
ールすることになり、ズームレンズユニット1が温度収
縮等で負荷が大きくなった場合でも、常温時と変らない
位置制御が行われる。
【0020】図3は本発明の第2実施例の電圧供給部の
構成図であり、図2に基づいて説明した部材に対応する
部材には同一符号を付して詳しい説明を省略する。
【0021】図3の電圧供給部4は、基準用定電圧発生
部12と分圧抵抗15との接続部に複数(図では3個を示し
ている)の直列ダイオード20a〜20cを設けている。
【0022】直列ダイオード20a〜20cの順方向電圧分
(VF1+VF2+VF3=VF)が出力電圧VMには含まれるこ
とになるので、直列ダイオード20a〜20cの温度変化によ
る電圧変化分が出力電圧VMに影響する。
【0023】例えば、低温で前記電圧VFが上昇する
と、出力電圧VMも電圧VFの上昇分だけ増加し、出力電
圧VMを大きくすることができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
周囲温度の変化に影響されずにズームレンズの駆動を一
定にすることができるので、常に一定のズーミングスピ
ードと結像性能を確保できるズームレンズの駆動装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のズームレンズの駆動装置の第1実施例
の全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1の電圧供給部部分の構成図である。
【図3】本発明の第2実施例の電圧供給部の構成図であ
る。
【符号の説明】
1…ズームレンズユニット、 2…ズームモータ、 3
…駆動部、 4…電圧供給部、 5…温度センサ、 6
…制御部、 20a〜20c…ダイオード。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ズームレンズと、ズームレンズを駆動さ
    せるズームモータと、このズームモータをコントロール
    する駆動部と、この駆動部へ所定の電圧を加える電圧供
    給部とを備えたズームレンズの駆動装置において、前記
    電圧供給部に、ズームレンズの動作を一定にするため周
    囲温度の変化に対応させて前記駆動部への電圧を変える
    ための手段を備えたことを特徴とするズームレンズの駆
    動装置。
  2. 【請求項2】 周囲温度を検知する温度センサからの検
    知データを受けて、駆動部への電圧を変えるように構成
    したことを特徴とする請求項1のズームレンズの駆動装
    置。
  3. 【請求項3】 周囲温度の変化に対応するダイオードの
    順方向の電圧変化を受けて、駆動部への電圧を変えるよ
    うに構成したことを特徴とする請求項1のズームレンズ
    の駆動装置。
JP12371091A 1991-05-28 1991-05-28 ズームレンズの駆動装置 Pending JPH05188264A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12371091A JPH05188264A (ja) 1991-05-28 1991-05-28 ズームレンズの駆動装置

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JP12371091A JPH05188264A (ja) 1991-05-28 1991-05-28 ズームレンズの駆動装置

Publications (1)

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JPH05188264A true JPH05188264A (ja) 1993-07-30

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ID=14867442

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JP12371091A Pending JPH05188264A (ja) 1991-05-28 1991-05-28 ズームレンズの駆動装置

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JP (1) JPH05188264A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10043924B4 (de) * 1999-09-07 2009-04-02 Fujinon Corp. Vorrichtung zur manuellen und automatischen Betätigung eines Linsentubus
CN110550087A (zh) * 2018-05-31 2019-12-10 比亚迪股份有限公司 转向管柱的控制方法及控制装置

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DE10043924B4 (de) * 1999-09-07 2009-04-02 Fujinon Corp. Vorrichtung zur manuellen und automatischen Betätigung eines Linsentubus
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