JPH05188175A - インターナルポンプ取扱装置 - Google Patents
インターナルポンプ取扱装置Info
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- JPH05188175A JPH05188175A JP4003558A JP355892A JPH05188175A JP H05188175 A JPH05188175 A JP H05188175A JP 4003558 A JP4003558 A JP 4003558A JP 355892 A JP355892 A JP 355892A JP H05188175 A JPH05188175 A JP H05188175A
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- internal pump
- handling
- pump
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】原子炉圧力容器の下部に設置されている作業テ
ーブルの側部に折畳み式の仮設架台を設けると共に、こ
の仮設架台上に昇降機構を備えた取扱台車を走行自在と
して、インターナルポンプの保守、取扱時の作業性、お
よび安全性を向上させたインターナルポンプ取扱装置を
提供する。 【構成】再循環ポンプとしてインターナルポンプを採用
した沸騰水型原子炉の下部に設置された作業テーブル
と、上面が前記作業テーブルの上面と一致しかつ、レー
ルを敷設して前記作業テーブルの側部に折り畳み自在に
取付けた仮設架台と、この仮設架台のレール上を走行自
在とすると共に前記インターナルポンプの諸部品を搭載
して回転及び上下動可能とした昇降機構を備えた取扱台
車を具備する。
ーブルの側部に折畳み式の仮設架台を設けると共に、こ
の仮設架台上に昇降機構を備えた取扱台車を走行自在と
して、インターナルポンプの保守、取扱時の作業性、お
よび安全性を向上させたインターナルポンプ取扱装置を
提供する。 【構成】再循環ポンプとしてインターナルポンプを採用
した沸騰水型原子炉の下部に設置された作業テーブル
と、上面が前記作業テーブルの上面と一致しかつ、レー
ルを敷設して前記作業テーブルの側部に折り畳み自在に
取付けた仮設架台と、この仮設架台のレール上を走行自
在とすると共に前記インターナルポンプの諸部品を搭載
して回転及び上下動可能とした昇降機構を備えた取扱台
車を具備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、沸騰水型原子炉の再循
環ポンプであるインターナルポンプに係り、特にポンプ
ケーシング下の作業ステージから行う保守作業のための
インターナルポンプ取扱装置に関する。
環ポンプであるインターナルポンプに係り、特にポンプ
ケーシング下の作業ステージから行う保守作業のための
インターナルポンプ取扱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原子炉の再循環ポンプであるインターナ
ルポンプは、沸騰水型原子炉における炉心からの熱を有
効に取出して蒸気を発生し易くするために、冷却材を炉
心内へ強制循環させるものである。
ルポンプは、沸騰水型原子炉における炉心からの熱を有
効に取出して蒸気を発生し易くするために、冷却材を炉
心内へ強制循環させるものである。
【0003】図5の縦断面図に示すように、インターナ
ルポンプ1は、ポンプ部2とモータ部3から構成されて
いる。なお、ポンプ部2はデフューザ4とインペラ5と
からなり、デフューザ4はストレッチチューブ6、およ
びストレッチチューブナット7によって原子炉圧力容器
8の底部に突設されたボス部9の先端に固定されてい
る。
ルポンプ1は、ポンプ部2とモータ部3から構成されて
いる。なお、ポンプ部2はデフューザ4とインペラ5と
からなり、デフューザ4はストレッチチューブ6、およ
びストレッチチューブナット7によって原子炉圧力容器
8の底部に突設されたボス部9の先端に固定されてい
る。
【0004】またモータ部3は、前記原子炉圧力容器7
に溶接されて底面から突出して設けられているポンプケ
ーシング10と、このポンプケーシング10内に水浸型のモ
ータ11が収容されている。このモータ部3の下端にはモ
ータカバー12が取付けられており、このモータカバー12
には、ポンプケーシング10の下面に衝合し、スタッドボ
ルト13に螺装されたナット14によって締付され、液密に
維持すると共に、モータ11をポンプケーシング10に固定
する。モータ11とインペラ5はシャフト15によって連結
され、このシャフト15を介してインペラ5が回転駆動さ
れる。
に溶接されて底面から突出して設けられているポンプケ
ーシング10と、このポンプケーシング10内に水浸型のモ
ータ11が収容されている。このモータ部3の下端にはモ
ータカバー12が取付けられており、このモータカバー12
には、ポンプケーシング10の下面に衝合し、スタッドボ
ルト13に螺装されたナット14によって締付され、液密に
維持すると共に、モータ11をポンプケーシング10に固定
する。モータ11とインペラ5はシャフト15によって連結
され、このシャフト15を介してインペラ5が回転駆動さ
れる。
【0005】このインターナルポンプ1は、定期的に分
解して取外され、取外した部品は別の場所、例えば原子
炉格納容器(図示せず)の外で点検し補修されて、再び
原子炉圧力容器7に組付けられる。このインターナルポ
ンプ1の取付、取外しは以下の手順で行われる。
解して取外され、取外した部品は別の場所、例えば原子
炉格納容器(図示せず)の外で点検し補修されて、再び
原子炉圧力容器7に組付けられる。このインターナルポ
ンプ1の取付、取外しは以下の手順で行われる。
【0006】先ず、モータカバー12下端の補助カバー16
を外し、シャフト15とモータ11を結合している接続ナッ
ト17を取り外して、その後にモータ11は図示しないガイ
ドスクリューを介して下方へ、インペラ5とシャフト15
は上方へ取り外される。
を外し、シャフト15とモータ11を結合している接続ナッ
ト17を取り外して、その後にモータ11は図示しないガイ
ドスクリューを介して下方へ、インペラ5とシャフト15
は上方へ取り外される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来よりインターナル
ポンプ1のインペラ5とシャフト15の組立部品や、モー
タ部3の大型部品の分解、組立て作業については、夫々
の取扱具が開発されている。しかしながら、前記補助カ
バー16やシャフト15とモータ11を結合している接続ナッ
ト17の取付、取り外し冶具、および作業中のポンプケー
シング10内注水時に簡易的に使用される仮カバー等の中
小物部品等の取扱作業については、図6の説明図で示す
ように、ポンプケーシング10の下部に、作業テーブル18
の床面と高さを一致させて組立てた足場による簡易架台
19を設け、作業員がその上で取付、取り外しを行った
り、モータ部3等の大型部品を取扱う図示しない昇降装
置を利用したりしているが、作業員の安全性確保が十分
でないこともあり、また他のインターナルポンプ1への
作業切替えにも、簡易架台19の移設に時間を要する等、
作業性が劣るという課題があった。
ポンプ1のインペラ5とシャフト15の組立部品や、モー
タ部3の大型部品の分解、組立て作業については、夫々
の取扱具が開発されている。しかしながら、前記補助カ
バー16やシャフト15とモータ11を結合している接続ナッ
ト17の取付、取り外し冶具、および作業中のポンプケー
シング10内注水時に簡易的に使用される仮カバー等の中
小物部品等の取扱作業については、図6の説明図で示す
ように、ポンプケーシング10の下部に、作業テーブル18
の床面と高さを一致させて組立てた足場による簡易架台
19を設け、作業員がその上で取付、取り外しを行った
り、モータ部3等の大型部品を取扱う図示しない昇降装
置を利用したりしているが、作業員の安全性確保が十分
でないこともあり、また他のインターナルポンプ1への
作業切替えにも、簡易架台19の移設に時間を要する等、
作業性が劣るという課題があった。
【0008】本発明の目的とするところは、原子炉圧力
容器の下部に設置されている作業テーブルの側部に折畳
み式の仮設架台を設けると共に、この仮設架台上に昇降
機構を備えた取扱台車を走行自在として、インターナル
ポンプの保守、取扱時の作業性、および安全性を向上さ
せたインターナルポンプ取扱装置を提供することにあ
る。
容器の下部に設置されている作業テーブルの側部に折畳
み式の仮設架台を設けると共に、この仮設架台上に昇降
機構を備えた取扱台車を走行自在として、インターナル
ポンプの保守、取扱時の作業性、および安全性を向上さ
せたインターナルポンプ取扱装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】再循環ポンプとしてイン
ターナルポンプを採用した沸騰水型原子炉の下部に設置
された作業テーブルと、上面が前記作業テーブルの上面
と一致しかつ、レールを敷設して前記作業テーブルの側
部に折り畳み自在に取付けた仮設架台と、この仮設架台
のレール上を走行自在とすると共に前記インターナルポ
ンプの諸部品を搭載して回転及び上下動可能とした昇降
機構を備えた取扱台車とからなることを特徴とする。
ターナルポンプを採用した沸騰水型原子炉の下部に設置
された作業テーブルと、上面が前記作業テーブルの上面
と一致しかつ、レールを敷設して前記作業テーブルの側
部に折り畳み自在に取付けた仮設架台と、この仮設架台
のレール上を走行自在とすると共に前記インターナルポ
ンプの諸部品を搭載して回転及び上下動可能とした昇降
機構を備えた取扱台車とからなることを特徴とする。
【0010】
【作用】先ず、駆動装置を運転して作業テーブルに延長
した仮設架台を起こして設置する。これによりインター
ナルポンプの下に安定した作業足場が確保できる。取扱
台車の昇降機構上部のターンテーブル上のねじ穴に取扱
部品に適合したガイドの治具をねじ込み、これを案内と
して取扱部品を搭載した後に、取扱台車をレール上に走
行させてインターナルポンプとの位置合わせを行う。制
御装置を上昇操作して油圧ユニットからの圧油を昇降機
構の油圧ジャッキに送り込むと、油圧ジャッキは取扱部
品を上昇させる。インターナルポンプと取扱部品の取付
け位置が一致しない時は、取扱台車を移動させるか、タ
ーンテーブルを回動させる。部品の取扱作業が終了後
は、制御装置を下降操作して昇降機構を下降させ、取扱
台車を作業テーブルに戻した後に、駆動装置を運転して
仮設架台を折り畳む。
した仮設架台を起こして設置する。これによりインター
ナルポンプの下に安定した作業足場が確保できる。取扱
台車の昇降機構上部のターンテーブル上のねじ穴に取扱
部品に適合したガイドの治具をねじ込み、これを案内と
して取扱部品を搭載した後に、取扱台車をレール上に走
行させてインターナルポンプとの位置合わせを行う。制
御装置を上昇操作して油圧ユニットからの圧油を昇降機
構の油圧ジャッキに送り込むと、油圧ジャッキは取扱部
品を上昇させる。インターナルポンプと取扱部品の取付
け位置が一致しない時は、取扱台車を移動させるか、タ
ーンテーブルを回動させる。部品の取扱作業が終了後
は、制御装置を下降操作して昇降機構を下降させ、取扱
台車を作業テーブルに戻した後に、駆動装置を運転して
仮設架台を折り畳む。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。なお、上記した従来技術と同じ構成部分については
同一符号を付して詳細な説明は省略する。
る。なお、上記した従来技術と同じ構成部分については
同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0012】図1の全体側面図に示すように、図示しな
い原子炉格納容器の下部に設けられた作業テーブル18の
側部で、インターナルポンプ1のポンプケーシング10の
下にあたる位置に折畳み自在な仮設架台20を設置する。
い原子炉格納容器の下部に設けられた作業テーブル18の
側部で、インターナルポンプ1のポンプケーシング10の
下にあたる位置に折畳み自在な仮設架台20を設置する。
【0013】この仮設架台20の作業台21の床上面22には
レール23を敷設し、このレール23上に取扱台車24と、こ
の取扱台車24上に上端部に部品等を固定するガイドを装
着して回転自由なターンテーブル25を備えた昇降機構26
と、この昇降機構26の駆動源である油圧ユニット27、お
よび制御装置28を搭載して構成されている。
レール23を敷設し、このレール23上に取扱台車24と、こ
の取扱台車24上に上端部に部品等を固定するガイドを装
着して回転自由なターンテーブル25を備えた昇降機構26
と、この昇降機構26の駆動源である油圧ユニット27、お
よび制御装置28を搭載して構成されている。
【0014】前記仮設架台20は、図2の構成図に示すよ
うに作業テーブル18の側上部に、作業台21の一端が第1
の回転軸29により回動自在に支持されており、また作業
台21の他端には第2の回転軸30を介して第1の支持部材
31の一端が取付けてある。この第1の支持部材31の他端
と第2の支持部材33の一端の夫々長穴は、第3の回転軸
32により連結されると共に、第2の支持部材33の他端は
前記作業テーブル18の側部に固定された第4の回転軸34
により支持されている。
うに作業テーブル18の側上部に、作業台21の一端が第1
の回転軸29により回動自在に支持されており、また作業
台21の他端には第2の回転軸30を介して第1の支持部材
31の一端が取付けてある。この第1の支持部材31の他端
と第2の支持部材33の一端の夫々長穴は、第3の回転軸
32により連結されると共に、第2の支持部材33の他端は
前記作業テーブル18の側部に固定された第4の回転軸34
により支持されている。
【0015】さらに、前記第3の回転軸32には、第3の
回転軸32を押し出し、かつ引き込む連結ねじ35を介して
前記作業テーブル18に設置された駆動装置36に結合され
て構成されている。
回転軸32を押し出し、かつ引き込む連結ねじ35を介して
前記作業テーブル18に設置された駆動装置36に結合され
て構成されている。
【0016】なお、仮設架台20の作業台21は、前記イン
ターナルポンプ1のポンプケーシング10の下部における
各種取扱作業に必要な範囲を網羅する面積で、その上面
には前記取扱台車24をポンプケーシング10の下まで誘導
するためのレール23が敷設されている。
ターナルポンプ1のポンプケーシング10の下部における
各種取扱作業に必要な範囲を網羅する面積で、その上面
には前記取扱台車24をポンプケーシング10の下まで誘導
するためのレール23が敷設されている。
【0017】この仮設架台20において、連結ねじ35を駆
動装置36により電動または、手動操作にて押し出すと、
図1および、図2に示すように第1の支持部材31と第2
の支持部材33がほぼ一直線状に伸ばされ、これにより作
業台21は作業テーブル18の上面と同一高さで水平に支持
される。
動装置36により電動または、手動操作にて押し出すと、
図1および、図2に示すように第1の支持部材31と第2
の支持部材33がほぼ一直線状に伸ばされ、これにより作
業台21は作業テーブル18の上面と同一高さで水平に支持
される。
【0018】なお、前記連結ねじ35を引き込むと図2に
おいて一点鎖線で示すように、第1の支持部材31と第2
の支持部材33は作業台21と共に、作業テーブル18の側部
に平行して折り畳まれる。
おいて一点鎖線で示すように、第1の支持部材31と第2
の支持部材33は作業台21と共に、作業テーブル18の側部
に平行して折り畳まれる。
【0019】次に取扱台車24に搭載した昇降機構26は、
図3の断面図に示すよう多段式の油圧ジャッキ40と、こ
の油圧ジャッキ40の中間シリンダ41を介して設けられた
センターシリンダ42の上部に、図4の要部拡大断面図に
示すような軸受43を介して水平方向に自由に回転できる
ターンテーブル25が設けて構成されている。なお、ター
ンテーブル25の上面中心には、搭載部品等のガイドの治
具となる例えばガイドピン44等を螺着するねじ穴45が設
けてあり、中小物部品である例えば補助カバー16の位置
決め用のガイド穴16aを嵌め込むガイドピン44が簡易的
に植設できる構造としている。
図3の断面図に示すよう多段式の油圧ジャッキ40と、こ
の油圧ジャッキ40の中間シリンダ41を介して設けられた
センターシリンダ42の上部に、図4の要部拡大断面図に
示すような軸受43を介して水平方向に自由に回転できる
ターンテーブル25が設けて構成されている。なお、ター
ンテーブル25の上面中心には、搭載部品等のガイドの治
具となる例えばガイドピン44等を螺着するねじ穴45が設
けてあり、中小物部品である例えば補助カバー16の位置
決め用のガイド穴16aを嵌め込むガイドピン44が簡易的
に植設できる構造としている。
【0020】また図3の(A)は油圧ジャッキ40を降下
状態を、(B)は上昇状態を示し、油圧ジャッキ40の送
油穴40aより圧油を送ることにより、センターシリンダ
41を上昇、圧油停止で保持、圧油を戻すことにより、下
降させることができて、この圧油供給と、上昇、停止お
よび、下降の制御は、図1に示した、油圧ユニット27と
制御装置28により行う。次に上記構成による作用につい
て、ポンプケーシング10のモータカバー12における補助
カバー16の取付け作業を例に説明する。
状態を、(B)は上昇状態を示し、油圧ジャッキ40の送
油穴40aより圧油を送ることにより、センターシリンダ
41を上昇、圧油停止で保持、圧油を戻すことにより、下
降させることができて、この圧油供給と、上昇、停止お
よび、下降の制御は、図1に示した、油圧ユニット27と
制御装置28により行う。次に上記構成による作用につい
て、ポンプケーシング10のモータカバー12における補助
カバー16の取付け作業を例に説明する。
【0021】先ず、作業対象インターナルポンプ1に対
する仮設架台20の駆動装置36を運転し、連結ねじ35を押
し出して作業テーブル18の側面に折り畳まれていた作業
台21を、作業テーブル18の上面と平行になるまで上昇さ
せて、作業テーブル18から延長された仮設架台20を設置
する。これにより作業員の安定した作業足場が確保でき
る。取扱台車24を図示しない格納庫等から引き出して、
ポンプケーシング10の真下へ誘導するレール23との位置
合わせを行う。
する仮設架台20の駆動装置36を運転し、連結ねじ35を押
し出して作業テーブル18の側面に折り畳まれていた作業
台21を、作業テーブル18の上面と平行になるまで上昇さ
せて、作業テーブル18から延長された仮設架台20を設置
する。これにより作業員の安定した作業足場が確保でき
る。取扱台車24を図示しない格納庫等から引き出して、
ポンプケーシング10の真下へ誘導するレール23との位置
合わせを行う。
【0022】その後に、ターンテーブル25上に補助カバ
ー16を搭載するが、この時に予めターンテーブル25のね
じ穴45に補助カバー16搭載のガイドであるガイドピン44
をねじ込んでおく、このガイドピン44に補助カバー16の
下面中心にあけてある位置決め用のガイド穴16aを合わ
せることにより、補助カバー16は、その中心とターンテ
ーブル25の中心が合致し、かつ滑り落ちることなく搭載
することができる。
ー16を搭載するが、この時に予めターンテーブル25のね
じ穴45に補助カバー16搭載のガイドであるガイドピン44
をねじ込んでおく、このガイドピン44に補助カバー16の
下面中心にあけてある位置決め用のガイド穴16aを合わ
せることにより、補助カバー16は、その中心とターンテ
ーブル25の中心が合致し、かつ滑り落ちることなく搭載
することができる。
【0023】次に補助カバー16を昇降機構26の最上部に
乗せた取扱台車24を、仮設架台20のレール23上を走行さ
せてポンプケーシング10の下部まで移動し、中心位置が
合ったところで固定する。
乗せた取扱台車24を、仮設架台20のレール23上を走行さ
せてポンプケーシング10の下部まで移動し、中心位置が
合ったところで固定する。
【0024】制御装置28を上昇操作して油圧ユニット27
からの圧油を昇降機構26の油圧ジャッキ40に送込むと、
油圧ジャッキ40はセンターシリンダ42を押上げ、次に中
間シリンダ41を押上げて補助カバー16を上昇させる。
からの圧油を昇降機構26の油圧ジャッキ40に送込むと、
油圧ジャッキ40はセンターシリンダ42を押上げ、次に中
間シリンダ41を押上げて補助カバー16を上昇させる。
【0025】もしも補助カバー16の中心とモータカバー
12の中心が一致していない場合には、昇降機構26の上昇
操作を補助カバー16がモータカバー12の手前の位置で一
旦停止し、取扱台車24をレール23で移動させて正確な中
心合わせをしてから、再びて上昇操作を行う。
12の中心が一致していない場合には、昇降機構26の上昇
操作を補助カバー16がモータカバー12の手前の位置で一
旦停止し、取扱台車24をレール23で移動させて正確な中
心合わせをしてから、再びて上昇操作を行う。
【0026】また補助カバー16を搭載したターンテーブ
ル25は、センターシリンダ42に対して軸受43により軽く
回転自由に支持されているので、補助カバー16とモータ
カバー12の中心が合致した後に、補助カバー16の取付穴
16bとモータカバー12の下端面に設けられた図示しない
補助カバー16取付用のネジ穴の位置が一致していない場
合には、作業員が補助カバー16をターンテーブル25と一
緒に回動させると、互いの穴の位置が容易に合わせられ
る。この後、図示しない取付ボルトで補助カバー16とモ
ータカバー12相互を固定して、補助カバー16の取付けが
終了する。
ル25は、センターシリンダ42に対して軸受43により軽く
回転自由に支持されているので、補助カバー16とモータ
カバー12の中心が合致した後に、補助カバー16の取付穴
16bとモータカバー12の下端面に設けられた図示しない
補助カバー16取付用のネジ穴の位置が一致していない場
合には、作業員が補助カバー16をターンテーブル25と一
緒に回動させると、互いの穴の位置が容易に合わせられ
る。この後、図示しない取付ボルトで補助カバー16とモ
ータカバー12相互を固定して、補助カバー16の取付けが
終了する。
【0027】またモータカバー12に補助カバー16を取付
けた昇降機構26は、制御装置28を下降操作して、油圧ジ
ャッキ40内の圧油を油圧ユニット27に戻すと、センター
シリンダ42、および中間シリンダ41が降下してターンテ
ーブル25が元の位置に戻る。
けた昇降機構26は、制御装置28を下降操作して、油圧ジ
ャッキ40内の圧油を油圧ユニット27に戻すと、センター
シリンダ42、および中間シリンダ41が降下してターンテ
ーブル25が元の位置に戻る。
【0028】なお、前記したターンテーブル25上のねじ
穴45は、これに取付けるガイドを上記一実施例のように
補助カバー16の場合にはガイドピン44としたように、各
種中小物部品の取扱い、あるいはアタッチメントの取付
けを容易にし、かつ位置決めや作業が簡便で安全に行え
るように夫々の取扱い部品に適した形状の治具に付け変
えることができる。
穴45は、これに取付けるガイドを上記一実施例のように
補助カバー16の場合にはガイドピン44としたように、各
種中小物部品の取扱い、あるいはアタッチメントの取付
けを容易にし、かつ位置決めや作業が簡便で安全に行え
るように夫々の取扱い部品に適した形状の治具に付け変
えることができる。
【0029】取扱台車24を仮設架台20のレール23上より
作業テーブル18に移設した後は、前記駆動装置36により
連結ねじ35を引き戻すと、第1の支持部材31と第2の支
持部材33は作業テーブル18の側部に折り畳まれ、これに
より、仮設架台20の作業台21も第1の回転軸29を支点と
して作業テーブル18の側部に折り畳まれるので、インタ
ーナルポンプ1のポンプケーシング10の下部には、従来
と同様に当該インターナルポンプ1の大型部品等の分
解、点検が容易にできる大きな空間が確保される。
作業テーブル18に移設した後は、前記駆動装置36により
連結ねじ35を引き戻すと、第1の支持部材31と第2の支
持部材33は作業テーブル18の側部に折り畳まれ、これに
より、仮設架台20の作業台21も第1の回転軸29を支点と
して作業テーブル18の側部に折り畳まれるので、インタ
ーナルポンプ1のポンプケーシング10の下部には、従来
と同様に当該インターナルポンプ1の大型部品等の分
解、点検が容易にできる大きな空間が確保される。
【0030】
【発明の効果】以上本発明によれば、原子炉圧力容器の
下部で、インターナルポンプのポンプケーシングの下に
おける主として中小物部品の取扱作業が、その都度作業
足場の組立て、解体等を必要とせず、また大型部品用の
昇降装置を併用することがないので、作業性と安全性が
向上する。さらに、昇降機構を備えた取扱台車は、ター
ンテーブル上の多目的なアタッチメントを交換すること
で多機能化が図れて作業効率が向上する効果がある。
下部で、インターナルポンプのポンプケーシングの下に
おける主として中小物部品の取扱作業が、その都度作業
足場の組立て、解体等を必要とせず、また大型部品用の
昇降装置を併用することがないので、作業性と安全性が
向上する。さらに、昇降機構を備えた取扱台車は、ター
ンテーブル上の多目的なアタッチメントを交換すること
で多機能化が図れて作業効率が向上する効果がある。
【図1】本発明のインターナルポンプ取扱装置の側面
図。
図。
【図2】本発明の仮設架台の構成図。
【図3】本発明の昇降機構の断面図((A)は下降状態
を示し、(B)は上昇状態を示す)。
を示し、(B)は上昇状態を示す)。
【図4】本発明のターンテーブル要部拡大断面図。
【図5】インターナルポンプの断面図。
【図6】従来のポンプケーシング下部に組立てた簡易架
台による作業説明図。
台による作業説明図。
1…インターナルポンプ、2…ポンプ部、3…モータ
部、8…原子炉圧力容器、10…ポンプケーシング、11…
モータ、12…モータカバー、15…シャフト、16…補助カ
バー、16a…ガイド穴、16b…取付穴、17…接続ナッ
ト、18…作業テーブル、19…支持部材、20…仮設架台、
21…作業台、22…床上面、23…レール、24…取扱台車、
25…ターンテーブル、26…昇降機構、27…油圧ユニッ
ト、28…制御装置、29…第1の回転軸、30…第2の回転
軸、31…第1の支持部材、32…第3の回転軸、33…第2
の支持部材、34…第4の回転軸、35…連結ねじ、36…駆
動装置、40…油圧ジャッキ、42…センターシリンダ、43
…軸受、44…ガイドピン、45…ねじ穴。
部、8…原子炉圧力容器、10…ポンプケーシング、11…
モータ、12…モータカバー、15…シャフト、16…補助カ
バー、16a…ガイド穴、16b…取付穴、17…接続ナッ
ト、18…作業テーブル、19…支持部材、20…仮設架台、
21…作業台、22…床上面、23…レール、24…取扱台車、
25…ターンテーブル、26…昇降機構、27…油圧ユニッ
ト、28…制御装置、29…第1の回転軸、30…第2の回転
軸、31…第1の支持部材、32…第3の回転軸、33…第2
の支持部材、34…第4の回転軸、35…連結ねじ、36…駆
動装置、40…油圧ジャッキ、42…センターシリンダ、43
…軸受、44…ガイドピン、45…ねじ穴。
Claims (1)
- 【請求項1】 再循環ポンプとしてインターナルポンプ
を採用した沸騰水型原子炉の下部に設置された作業テー
ブルと、上面が前記作業テーブルの上面と一致しかつ、
レールを敷設して前記作業テーブルの側部に折り畳み自
在に取付けた仮設架台と、この仮設架台のレール上を走
行自在とすると共に前記インターナルポンプの諸部品を
搭載して回転及び上下動可能とした昇降機構を備えた取
扱台車とからなることを特徴とするインターナルポンプ
取扱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4003558A JPH05188175A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | インターナルポンプ取扱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4003558A JPH05188175A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | インターナルポンプ取扱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05188175A true JPH05188175A (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=11560759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4003558A Pending JPH05188175A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | インターナルポンプ取扱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05188175A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010255443A (ja) * | 2009-04-21 | 2010-11-11 | Jfe Steel Corp | 圧縮機の弁着脱装置 |
-
1992
- 1992-01-13 JP JP4003558A patent/JPH05188175A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010255443A (ja) * | 2009-04-21 | 2010-11-11 | Jfe Steel Corp | 圧縮機の弁着脱装置 |
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