JPH05187667A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH05187667A
JPH05187667A JP4002009A JP200992A JPH05187667A JP H05187667 A JPH05187667 A JP H05187667A JP 4002009 A JP4002009 A JP 4002009A JP 200992 A JP200992 A JP 200992A JP H05187667 A JPH05187667 A JP H05187667A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
indoor
outdoor
room
heat exchanger
Prior art date
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Pending
Application number
JP4002009A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanari Nishimoto
雅成 西本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP4002009A priority Critical patent/JPH05187667A/ja
Publication of JPH05187667A publication Critical patent/JPH05187667A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷暖房装置を有する空気調和機で、換気を行
なう場合、室内空気と室外空気とに温度、湿度変化の差
を少なくして、空気調和機本体の運転時の負荷を軽減す
ることを目的とする。 【構成】 室内空気を流通させる内気流通路と室外空気
を流通させる外気流通路とを交互に配設してなる熱交換
器19cを4つの壁面と4つの隔壁とによって、前記熱
交換器19cの周囲に4つの部屋を形成した熱回収熱交
換器19を、仕切板18によって室内側室13aと室外
側室13bとに区分けされた一体形空気調和機本体キャ
ビネット12の室内側室13aに設け、前記仕切板18
と熱回収熱交換器19にそれぞれ室内空気aを室外へ、
室外空気bを室内へ導く吸気口および排気口をそれぞれ
設け、吸気口,排気口に開閉自在な排気弁20と吸気弁
21を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一つのキャビネット内
に凝縮器と蒸発器を有する一体型空気調和機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図6に従来の一体型空気調和機の構造を
示しており、該一体型空気調和機は、キャビネット12
に圧縮機1、配管2,3、凝縮器4、蒸発器5モータ6
aの両軸に室外側ファン7と室内側ファン8とを有した
送風機6等が内設され構成されている。
【0003】9は室内側ファン8付近に設けられた室内
側ファンケース、14は室外側ファン7付近に設けられ
た室外オリフィス板である。10はキャビネット12の
前上部に設けられた一体型空気調和機によって温度管理
された空気を室内に吐出する吐出口、11は室内の空気
を吸込む吸込口、13は室外側に設けられた吹出口、1
5は換気をおこなうための手動レバーで、このレバー1
5の操作で室内側と室外側と仕切る仕切板18の前記吐
出口10と対向位置に開口された換気口16を開閉す
る。
【0004】上記構成の一体型空気調和機の動作を説明
すると、圧縮機1で高温高圧の過熱蒸気になった冷媒
は、凝縮器4に入る。該凝縮器4では、過熱蒸気を送風
機6の室外側ファン7による室外空気Cの送風によって
冷却し凝縮液化された冷媒は、膨張弁(図示せず)で減
圧されて蒸気と液の混合冷媒となり、蒸発器5に送り込
まわれ、該混合冷媒は蒸発器5の周囲の空気から熱をう
ばって空気の冷却を行なう。
【0005】すなわち、蒸発器5による室内空気aの冷
却は、送風機6の室内側ファン8の吸引によって室内空
気aが吸込口11から蒸発器5を通って室内側ファンケ
ース9内に導びかれることで効率よくおこなわれる。
【0006】冷却された室内空気aはキャビネット12
の前上部に設けられた吐出口10より室内に吐出され室
内が冷房される。室内に吐出された冷却空気eは室内空
気aと混合し再び吸込口11から吸込まれて上記と同じ
動作を繰返し室内は冷房される。一方蒸発器5で蒸発し
た冷媒は、圧縮機1に再び吸込される。
【0007】ところで、上記のような一体型空気調和機
による換気機能は、キャビネット12の室外側に設けら
れた手動レバー15を操作することによって、室内側と
室外側とを区分けした仕切り板18に設けられた換気口
16を開閉し、室内側ファン8の送風圧で室内側空気a
の一部空気dを室外側ケースに吹き出し、さらに室外側
ファン7で室内に放出される。放出された空気dの室内
側の補充は空気調和機を取付ける壁等に設けられた換気
口17から空気C′を取入れている。
【0008】ただし、換気によって外部に出ていく空気
dは温度管理された空気で、外部より換気口17を通っ
て入ってくる空気C′は温度管理されていない外気その
ものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成の一
体形空気調和機の換気手段では、せっかく温度管理され
た空気の一部が室外に放出され、温度管理されていない
外気そのものが室内に入ってくるため、室内の空気すな
わちわざわざ冷房した室内空気は外気によって温度を上
げられ、そのため換気していない時より温度の高い空気
が蒸発器5を通って熱をうばうため、空気調和機にその
分余計に負荷がかかり、また効率よい冷房ができないと
いう欠点があった。
【0010】本発明は、上記に鑑み、換気による空気調
和機への負荷を軽減し、効率のよい空気調和を行なう換
気機能を有する一体形空気調和機を提供するものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】キャビネット内に、蒸発
器,凝縮器,冷媒循環用コンプレッサ,両軸ファン送風
機を具備し、前記キャビネットが室内側室と室外側室と
に仕切られる仕切板と、室内空気と室外空気が換気され
る換気手段を有した空気調和機において、室内空気を流
通させる内気流通路と室外空気を流とを交互に配設して
なる熱交換器を4つの壁面と4つの隔壁とによって、前
記熱交換器の周囲に4つの部屋を形成した熱回収用熱交
換器を前記仕切板の室内側室に設け、前記仕切板に室内
空気を室外に排出する吐出口と、室外空気を室内に吸気
する吸気口を設け、該吸気口と前記キャビネットに設け
られた吸気口とを連通する通風路を設け、該通風路に吸
気用の送風機を設け、前記熱回収用熱交換器を前記キャ
ビネット内に配設したときに、前記仕切板に設けられた
吐出口と吸気口と相対向した面に壁を設け、前記蒸発器
と室内側ファンのオリフィスとの間に、該オリフィスの
開口の直径より小さい開口を有したオリフィスを介在さ
せ、室外空気を室内に送風する通風路に開閉自在な制御
弁を設ける。
【0012】
【作用】上記課題解決手段において、熱回収熱交換器を
有した一体形空気調和機で換気することで、温度管理さ
れた空気は上記熱回収熱交換を通って熱が回収され、外
部から取り入れられた温度管理されていない空気は、上
記熱回収熱交換器を通って温度管理されて、凝縮器によ
って温度管理された空気と混合して室内に吹出される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお従来例と同一または同一箇所には同一の符号
を付すことにする。
【0014】図1は本発明の一体形空気調和機の横断面
図、図2は同じく縦断面図、図3は同じく熱回収熱交換
器組品の断面図、図4は同じく熱交換器の斜視図、図5
は同じく一体形空気調和機の一部破断外観斜視図であ
る。
【0015】図の如く、本発明の一体形空気調和機は、
キャビネット12にコンプレッサ1、配管2,3、凝縮
器4、蒸発器5、モータ6aの両軸に室外側ファン7と
室内側ファン8とを有した送風機6等が内設され構成さ
れている。
【0016】9は室内側ファン8を内設した室内ファン
ケース、10は、キャビネット12の前上部に設けられ
た一体形空気調和機によって温度管理された空気を室内
に吐出する吐出口、11は室内の空気を吸込む吸込口、
14は室外側ファン7の外周に設けられた室外オリフィ
ス板、18は一体形空気調和機を室内側室と室外側室と
に区分けする仕切り板で、吸気、排気を行う二つの開口
18a,18bを有しており、該仕切板18には、送風
機6のモータ6aが室外側に位置して取付けられてお
り、室外側と室内側の二つの部屋13aと13bは上記
吸気口18aと排気口18bとで連通している。
【0017】19は熱回収熱交換器で、キャビネット1
2内の室内側室13aに設けられている。熱回収熱交換
器19は、図3の如く、室内空気を流通させる内気流通
路19aと室外空気を流通させる外気流通路19bとを
交互に配設してなる熱交換器19cを、4つの壁面25
a〜25dと4つの隔壁25e〜25hとによって、前
記熱交換器19cの周囲に4つの部屋A〜Dを形成した
ものである。なお、吸気口18a,排気口18bの相対
向面は壁が設けられている。
【0018】20は、熱回収熱交換器19の室内側の開
口を開閉する排気弁、21は外気を排気口18bとを連
通している流通路に設けられた開閉自在な吸気弁であ
る。
【0019】22はキャビネツト12の室外側の側面に
設けられた吸気口25から外気を強制的に吸気するファ
ンでモータ22aに直結されている。23は空気調和機
を運転制御する制御回路部である。24は蒸発器5とフ
ァンケース9との間に介在した室内オリフィス板で、該
オリフィス板24はファンケース9の開口と相対向した
位置にファンケース9の開口より小さな径の開口を有し
ている。
【0020】次に本発明の空気調和機の動作について説
明する。空気調和機本体を冷(暖)房機として使用する
場合は、本体前面に設けられたスイッチ類26を操作す
るかまたは図示しない送信機を操作して遠隔制御して運
転するものであり、従来例と同じであるので詳細な説明
は省略する。
【0021】上記運転中に換気が必要な場合について説
明する。スイッチ類26の図示しない換気スイッチを操
作すると、排気弁20と吸気弁21が開状態となり(図
2において点線状態)、室内空気aは送風機6の室内側
ファン8によって吸引され、蒸発器5で熱を奪われて冷
風a′となり、室内オリフィス板24、室内側ファンケ
ース9を通り吐出口10から冷風eとして吐出される。
【0022】一方冷風a′の一部dは、室内側ファン8
の送風圧と室外側ファン7による室外側ケース内厚差に
より熱回収熱交換器19を通過し、排気空気d′として
室外に排出される。この時熱交換器19cの内気流通路
19aを通って空気dが室内から室外に排出される時、
他方室外空気bが熱交換器19cの外気流通路19bを
通る。この時室外空気bは室内空気dと熱交換(顕熱,
潜熱とも交換)され、空気dは排気空気d′として、空
気bは空気dから熱回収した空気b′として室内に吐出
され空気a′と空気b′が混合して空気eとなって室内
に吐出されるものである。
【0023】上記のような空気の流れによって、室内の
空気と室外の空気とが換気されるが、換気時に熱交換さ
れるので従来のように極度に室内の温度および湿度が変
化することはない。
【0024】また、換気による室外の空気の吸気量を多
くしたいときは、吸気口部に設けられたファン22を運
転することによってより多量の空気を吸気することがで
きる。
【0025】なお、換気で必要ないときは、換気スイッ
チを切にすると排気弁20,吸気弁21が閉となり室
内、室外空気の換気はおこなわれない。
【0026】なお、熱回収熱交換器19の外気流通路を
通ってきた空気b′は室内側ファン8の吸引によってフ
ァンケース9と室内側オリフィス板24との隙間を通過
し、空気a′とb′が混合され、空気eとなり室内に吐
出されるものである。
【0027】なお、図示しないが換気センサを内蔵する
ことによって室内空気が汚れてくると自動的に換気運転
できるように制御回路で制御することは云うまでもな
い。
【0028】
【発明の効果】本発明は、上記したような構成になって
いるので、下記のような効果を奏する。熱回収熱交換器
を空気調和機本体に内蔵し、換気時に室内空気は内気流
通路を外気は外気流通路を通過して、通過時熱交換が行
われるので外気を取り入れても室内の温度および湿度が
従来のように極度に変化することがないので空気調和機
に負荷がかかることはない。
【0029】また、蒸発器と室内ファンケースとの間に
室内側オリフィス板を設けているので、室内側ファンに
よって外気を吸込むのに効率よく吸気及び混合される。
【0030】さらに、室外側の吸気口付近にファンを設
けているので換気能力をアップすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一体形空気調和機の横断面図で
ある。
【図2】図2は同じく縦断面図である。
【図3】図3は同じく熱回収熱交換器の断面図である。
【図4】図4は同じく熱交換器の斜視図である。
【図5】図5は同じく一体形空気調和機本体の一部破断
外観斜視図である。
【図6】図6は従来の一体形空気調和機本体の縦断面図
である。
【符号の説明】
1 圧縮器 4 凝縮器 5 蒸発器 6 送風機 7 室外側ファン 8 室内側ファン 9 室内側ファンケース 10 吐出口 18 仕切板 19 熱回収熱交換器 19c 熱交換器 20 排気弁 21 吸気弁 24 室内オリフィス板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネット内に、蒸発器,凝縮器,冷
    媒循環用コンプレッサ,両軸ファン送風機を具備し、前
    記キャビネットが、室内側室と室外側室とに仕切られる
    仕切板と、室内空気と室外空気が換気される換気手段を
    有した空気調和機において、室内空気を流通させる内気
    流通路と室外空気を流通させる外気流通路とを交互に配
    設してなる熱交換器を4つの壁面と4つの隔壁とによっ
    て、前記熱交換器の周囲に4つの部屋を形成した熱回収
    用熱交換器を前記仕切板の室内側室に設け、前記仕切板
    に室内空気を室外に排出する吐出口と、室外空気を室内
    に吸気する吸気口を設け、該吸気口と前記キャビネット
    に設けられた吸気口とを連通する通風路を設け、該通風
    路に吸気用の送風機を設け、前記熱回収用熱交換器を前
    記キャビネット内に配設したときに、前記仕切板に設け
    られた吐出口と吸気口と相対向した面に壁を設け、前記
    蒸発器と室内側ファンのオリフィスとの間に、該オリフ
    ィスの開口の直径より小さい開口を有したオリフィスを
    介在させ、室外空気を室内に送風する通風路に開閉自在
    な制御弁を設けたことを特徴とする空気調和機。
JP4002009A 1992-01-09 1992-01-09 空気調和機 Pending JPH05187667A (ja)

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JP4002009A JPH05187667A (ja) 1992-01-09 1992-01-09 空気調和機

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JP4002009A JPH05187667A (ja) 1992-01-09 1992-01-09 空気調和機

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ID=11517386

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JP4002009A Pending JPH05187667A (ja) 1992-01-09 1992-01-09 空気調和機

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JP (1) JPH05187667A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104170688A (zh) * 2014-09-01 2014-12-03 湖南省烟草公司衡阳市公司 育苗温室保温除湿机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104170688A (zh) * 2014-09-01 2014-12-03 湖南省烟草公司衡阳市公司 育苗温室保温除湿机

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