JPH05186737A - 金属表面処理剤及び金属表面処理方法 - Google Patents

金属表面処理剤及び金属表面処理方法

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JPH05186737A
JPH05186737A JP2065092A JP2065092A JPH05186737A JP H05186737 A JPH05186737 A JP H05186737A JP 2065092 A JP2065092 A JP 2065092A JP 2065092 A JP2065092 A JP 2065092A JP H05186737 A JPH05186737 A JP H05186737A
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JP
Japan
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metal surface
molecular weight
resin
water
treating agent
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JP2065092A
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Yoshitomo Nakano
義知 中野
Masumi Kada
真澄 加田
Hiromi Chiba
裕美 千葉
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Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 数平均分子量が1500以上の高分子量ノ
ボラツク型フエノール樹脂を有機塩基性化合物で処理し
て得られる水溶性及び/又は水分散性生成物、並びに
数平均分子量が1500以上の高分子量ノボラツク型フ
エノール樹脂にアミノ基を導入したアミノ基含有高分子
量樹脂及び/又は同アミノ基含有高分子量樹脂の酸塩か
ら選ばれる高分子量ノボラツク型フエノール樹脂より誘
導された水溶性及び/又は水分散性樹脂を含有する金属
表面処理剤、及び同金属表面処理剤により金属表面を処
理する方法である。高分子量ノボラツク樹脂を処理する
のに用いられる有機塩基性化合物としては、アルキルア
ミン化合物、ヒドロキシアミン化合物等がある。 【効果】 この金属表面処理剤の水性液でアルミニウム
やスチールその他の金属の表面を処理すると、耐食性及
び塗料付着性に優れた金属表面を与えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高分子量ノボラツク型
フエノール樹脂より誘導された水溶性及び/又は水分散
性生成物を含有する金属表面処理剤、並びにその金属表
面処理剤を用いて金属表面を処理する金属表面処理方法
に関する。そして、本発明の金属表面処理剤には、必要
に応じてチオウレア、チオウレア誘導体、タンニン酸及
び植物性タンニンから選ばれる1種又は2種以上の化合
物を含有することができる。また、周期律表 IIIA,I
VA,VA,VIA遷移金属第1列金属イオンとくにチ
タンイオン、ジルコニウムイオン及びハフニウムイオン
から選ばれる1種又は2種以上の金属イオンを含有する
ことができる。
【0002】
【従来の技術】金属表面に保護皮膜を施して金属表面の
耐食性や塗料の付着性等を向上させることは広く行なわ
れている。たとえば、金属表面に化学処理により金属り
ん酸塩化成皮膜や金属酸化物化成皮膜等を施して耐食性
や塗料の付着性を向上させている。また、そのような化
成皮膜を水洗したり、若しくは六価クロム化合物を含む
溶液で後処理して、耐食性や塗料の付着性を一層改善す
ることも行なわれている。
【0003】しかしながら、従来の金属表面処理剤及び
金属表面処理方法には種々の欠点があった。特に、六価
クロム化合物を含む溶液で後処理する方法は優れた方法
である。しかし、六価クロム化合物が毒性であり、メツ
キプラントなどから排出される金属表面処理剤廃液から
クロメートを除き、河川、水源地等の汚染を防止するた
めには、高価な公害防止設備が必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の六価
クロム化合物含有処理剤に代替しうる優れた金属表面処
理剤、及び従来の六価クロム化合物を用いる金属表面処
理方法に代替しうる優れた金属表面処理方法を提供しよ
うとするものであり、それにより高価な公害防止設備の
省略、及びその操業経費の節約をはかろうとするもので
ある。また、本発明はアルミニウム、スチール、亜鉛そ
の他各種金属の未処理金属表面又はそれら金属の他の化
成皮膜処理の施された金属表面を処理して、耐食性及び
塗料付着性に優れた金属表面を与えることのできる金属
表面処理剤及び金属表面処理方法を提供しようとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の金属表面処理剤
は、数平均分子量が1500以上の高分子量ノボラツク
型フエノール樹脂を有機塩基性化合物で処理して得られ
た水溶性及び/又は水分散性生成物を含有してなる処理
剤である。
【0006】また、本発明の金属表面処理剤は、数平均
分子量が1500以上の高分子量ノボラツク型フエノー
ル樹脂をアミン系化合物で処理して得られる水溶性及び
/又は水分散性生成物を含有してなる処理剤である。
【0007】また、本発明の金属表面処理剤は、数平均
分子量が1500以上の高分子量ノボラツク型フエノー
ル樹脂を、二級若しくは三級の炭素数1〜4のアルキル
アミン化合物、二級若しくは三級のヒドロキシエチルア
ミノ化合物、ジアザビシクロウンデセン、及び四級の炭
素数1〜4のアルキル若しくはベンジルアンモニウムヒ
ドロキシドから選ばれた少なくとも1種の化合物で処理
して得られた水溶性及び/又は水分散性生成物を含有し
てなる処理剤である。
【0008】また、本発明の金属表面処理剤は、数平均
分子量が1500以上の高分子量ノボラツク型フエノー
ル樹脂にアミノ基を導入したアミノ基含有高分子量樹脂
及び/又は同アミノ基含有高分子量樹脂の酸塩を含有し
てなる処理剤である。
【0009】また、本発明の金属表面処理剤は、以上述
べた各種の金属表面処理剤のいずれかにおいて、それら
の高分子量ノボラツク型フエノール樹脂として、特に炭
素数1〜12のアルキル基置換フエノールのノボラツク
型フエノール樹脂を用いた処理剤である。
【0010】さらに、本発明の金属表面処理方法は、以
上述べた各種の金属表面処理剤のいずれかを用いて金属
の表面を処理する方法である。
【0011】本発明の金属表面処理剤は、液状媒体好ま
しくは水を用いて分散液状及び/又は溶液状、好ましく
は水性分散液状及び/又は水溶液状にして使用される。
そして、水性分散液状及び/又は水溶液状にする場合に
は、水性分散性及び/又は水溶性にするのに充分な量の
塩を形成せしめておくのが望ましい。
【0012】本発明の金属表面処理剤と接触処理せしめ
た金属表面は、優れた耐食性及び塗料付着性が付与され
るが、その金属表面は未処理の金属表面であってもよい
し、予め他の化成皮膜を形成させた金属表面であっても
よい。一般的には、予め金属表面に他の化成皮膜を施し
ておいた場合に、最良の結果が得られる。かかる化成皮
膜処理には周知のとおり種々の方法があるが、たとえば
「アメリカン・ソサエテイ・フオア・メタルズ」の「メ
タル・ハンドブツク」第11巻第8版第529〜547
頁、及び「メタル・フイニツシング・ガイドブツク・ア
ンド・ダイレクトリ」(1972年)第590〜603
頁にそれらが詳記されている。
【0013】本発明の金属表面処理剤を用いて金属表面
を処理する典型的な方法について詳述すれば、処理され
る金属は、まず最初に化学的又は物理的な方法により清
浄化され、水すすぎされてその表面からグリースその他
各種の汚れを除去しておく。次いで、金属表面を本発明
の金属表面処理剤の分散状及び/又は溶液状の処理液に
接触若しくは浸漬させるか、又は清浄化された金属の表
面を予め常法により化成皮膜処理液で処理して化成皮膜
を形成してから、その化成皮膜処理済みの金属表面を水
すすぎしたのち、本発明の金属表面処理剤の分散状及び
/又は溶液状の処理剤に接触若しくは浸漬させて処理す
る。
【0014】本発明の金属表面処理方法が適用される適
当な金属表面の例としては、亜鉛、鉄、アルミニウム、
酸洗いした冷間圧延素地鋼、熱間圧延鋼、ガルバナイジ
ング鋼などの表面である。この「金属表面」には、未処
理の金属表面及び化成皮膜処理された金属表面の両方が
含まれる。特に、本発明の金属表面処理方法を適用する
のに好ましい金属表面は、たとえばりん酸鉄、りん酸マ
ンガン、りん酸亜鉛、カルシウム、ニツケル若しくはマ
グネシウム変性りん酸亜鉛、混合金属酸化物、及びチタ
ン若しくはジルコニウム有機金属皮膜などの適当な化成
皮膜処理用組成物によって化成皮膜が施された表面をも
つ金属表面である。
【0015】本発明の金属表面処理剤について詳述する
と、その表面処理剤は、数平均分子量が1500以上
の高分子量ノボラツク型フエノール樹脂を有機塩基性化
合物で処理(中和)して得られる水溶性及び/又は水分
散性生成物を有効成分として含有するものと、数平均
分子量が1500以上の高分子量ノボラツク型フエノー
ル樹脂に適宜の方法でアミノ基を導入したもの及び/又
はそのアミノ基をさらに酸で中和して塩型にして得られ
た水溶性及び/又は水分散性生成物を有効成分として含
有するものとに大別することができる。
【0016】本発明で使用するノボラツク型フエノール
樹脂は、数平均分子量が1500以上の高分子量体のも
のである。分子量が1500以上の高分子量体のものを
用いることによって、金属表面に形成される処理剤皮膜
の防錆性能及び皮膜強度を著しく高めることができる。
数平均分子量が1500以上の高分子量ノボラツク型フ
エノール樹脂は、フエノール、クレゾール、キシレノー
ル、アルキルフエノール、レゾルシノールなどのフエノ
ール類とホルムアルデヒドとを酸の存在下で反応させる
ことによって容易に製造することができる。たとえば、
この種の高分子量ノボラツクフエノール樹脂については
特公昭47−13620号公報に、高分子量クレゾール
ノボラツク樹脂については特公昭60−260611号
公報及び特公昭61−12714号公報にそれらの製造
方法がそれぞれ記載されている。
【0017】本発明の金属表面処理剤の有効成分を製造
するために、前記の高分子量ノボラツク型フエノール樹
脂を中和処理するのに用いられる有機塩基性化合物とし
ては、たとえばトリエタノールアミン、トリメチルアミ
ン、N,N−ジメチルビペラジン、1,4−ジアザビシ
クロ(2・2・2)オクタンなどの三級アミン類;ジエ
タノールアミン、N−メチルエタノールアミン、ジメチ
ルアミン、ピペリジン、モルホリンなどの二級アミン
類;テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、テトラエ
チルアンモニウムヒドロキシド、トリメチルベンジルア
ンモニウムヒドロキシドなどの四級アミン類があげられ
る。また、テトラメチルグアニジン、ジアザビシクロウ
ンデセンなどもその有機塩基性化合物として使用でき
る。
【0018】また、本発明の金属表面処理剤の有効成分
を製造するために、前記の高分子量ノボラツク型フエノ
ール樹脂にアミノ基を導入する方法としては、たとえば
高分子量ノボラツク型フエノール樹脂に、中和処理する
のに用いられる有機塩基性化合物として例示したのと同
様の二級アミン類とホルムアルデヒド(ホルムアルデヒ
ドを生成する化合物を含む)とを加えてマンニツヒ反応
を行なわせる方法、グリシジル(メタ)アクリレートな
どのエポキシ基含有化合物とアミン化合物とを反応させ
てアミノ基とエポキシ基とを有する化合物とし、これに
高分子量ノボラツク型フエノール樹脂を加えて反応させ
る方法などがある。このような方法でアミノ基が導入さ
れたアミノ基含有高分子量ノボラツク型フエノール樹脂
は、そのままでも本発明の金属表面処理剤の有効成分と
して使用可能であるが、この化合物に有機若しくは無機
の酸を加えてアミノ基を完全に若しくは部分的に中和し
たものは、水溶性若しくは水分散性がさらに高められる
ので、本発明の金属表面処理剤の有効成分としてより好
ましいものとなる。
【0019】そのアミノ基含有高分子量ノボラツク型フ
エノール樹脂の中和に用いられる酸としては、たとえば
酢酸、クエン酸、しゅう酸、アスコルビン酸、フエニル
スルホン酸、クロロメチルホスホン酸、モノー、ジー若
しくはトリクロロ酢酸、トリフルオロホスホン酢酸等の
有機酸;硝酸、リン酸、フツ化水素酸、硫酸、ホウ酸、
塩化水素酸、ヘキサフルオロケイ酸、ヘキサフルオロチ
タン酸、ヘキサフルオロジルコン酸等の無機酸があげら
れる。
【0020】前記のようにして製造された数平均分子量
が1500以上の高分子量ノボラツク型フエノール樹脂
に、前記の有機塩基性化合物を比較的少量用いて、又は
丁度中和量用いて、又は中和量よりも過剰量用いて中和
処理したもの、或いは前記のアミノ基を導入したアミノ
基含有高分子量ノボラツク樹脂、又は同アミノ基含有高
分子量ノボラツク樹脂の前記の酸による部分中和物、完
全中和物若しくは過剰中和物に水を添加してPHを0.
5〜12に調整して水溶性及び/又は水分散性液にした
ものは、本発明の金属表面処理剤として用いることがで
きる。
【0021】本発明の金属表面処理剤は、金属の表面処
理に際しては、たとえば有効成分濃度が約0.01〜5
重量%の希釈濃度で使用することができ、好ましい作業
濃度は0.025〜1重量%である。しかし、金属表面
処理剤の輸送や貯蔵のためにはこれより高い有効成分濃
度のものとすることもできる。
【0022】本発明の金属表面処理剤には、種々の成分
を添加することもできる。たとえばフイルム形成性成
分、溶剤、有機又は無機の顔料等を添加することができ
る。
【0023】また、本発明の金属表面処理剤には、種々
の金属イオン、たとえばチタンイオン、ジルコニウムイ
オン、ハフニウムイオン、及びこれらの混合イオンを約
0.001〜1.0重量%含有せしめることができる。
これらの金属イオンは、ヘキサフルオロチタン酸、ヘキ
サフルオロジルコン酸、ヘキサフルオロハフニウム酸等
の水溶解性酸、或いはこれら金属の硝酸塩、硫酸塩、フ
ツ化物、酢酸塩、クエン酸塩及び/又は塩化物などの塩
を金属表面処理剤に添加することらより、それらを含有
せしめる。これらの金属イオンを添加することによっ
て、表面処理剤の処理効率(たとえばコイルライン上に
用いたときの処理時間)や、性能を高めることができ
る。
【0024】また、本発明の金属表面処理剤には、前記
の金属イオンとともに、たとえばアルキル若しくはアリ
ールチオウレア化合物、タンニン酸、植物性タンニン、
五倍子タンニン及びこれらの混合物から選ばれる成分を
約0.01〜4.0重量%含有せしめることができる。
それらの具体例としては、たとえばメチル、エチル若し
くはブチルチオウレア、アカシア、マングローブ若しく
はクリタンニン、オーク五倍子タンニン、及びバロニア
ドングリ抽出物等があげられる。
【0025】また、本発明の金属表面処理剤に添加する
ことのできる前記した溶剤には水溶性の有機溶剤があ
り、その具体例としては、たとえばメチルアルコール、
エチルアルコール、エチレングリコールなどのアルコー
ル類;エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレ
ングリコールモノエチルエーテルなどのグリコールエー
テル類などがあげられる。
【0026】本発明の金属表面処理剤による金属の表面
処理は、常法により行なわせることができ、その処理方
法の典型的な態様は既に述べたとおりであり、また処理
対象金属表面は、好ましくは化成皮膜処理済みのもので
あるが、未処理の金属表面に対しても有効である。ま
た、金属表面処理剤による処理方法としては、たとえば
スプレーコーテイング、ローラーコーテイング、電着塗
装法、浸漬塗装等を用いることができる。処理に用いる
処理液温度は、広い温度範囲を用いることが可能である
が、好ましくは約21〜71℃である。本発明の処理剤
でコーテイングされた金属表面はリンス(水すすぎ)さ
れるが、リンスされない場合でも好結果が得られる。た
だ電着塗装の場合にはリンスを行なう方が好ましい。
【0027】処理剤によって処理された金属表面は、循
環空気乾燥機又はオーブン乾燥器などで処理して乾燥さ
せる。乾燥温度は室温でもよいが、乾燥時間の短縮のた
めに温度を上げてもよい。
【0028】処理剤で処理し、乾燥した後の金属表面に
は、ペイントなどの塗装が施される。その塗装には、は
け塗り、スプレー塗装、静電塗装、浸漬塗装、ローラー
塗装、電着塗装等が用いられる。
【0029】本発明の金属表面処理剤及び金属表面処理
方法を用いると、金属表面の耐食性及び塗料密着性に優
れた金属表面が得られる。
【0030】
【実施例】以下に、ノボラツク樹脂合成例、実施例及び
比較例をあげてさらに詳述する。
【0031】ノボラツク樹脂合成例A 還流冷却器、攪拌機、温度計、滴下ロートを備えたフラ
スコに、オルトクレゾール108g、トリオキサン30
gを仕込んだのち、エチレングリコールモノメチルエー
テル300gを加えた。この混合物を100℃に加温
し、濃硫酸10gを徐々に滴下した。次いで、110℃
に昇温して6時間反応させた。反応終了後、38gの炭
酸水素ナトリウムを含む3500mlの水を高速攪拌し
ながらこれに反応液を加え、析出してくる微粉末の樹脂
を濾過して回収した。
【0032】得られた樹脂粉を再び水洗してイオン性不
純物を除いたのち、減圧乾燥して樹脂104gを得た。
この樹脂はGPCによるMnが3100、Mwが810
0であり、環球法による軟化点が175℃であった。以
下、この樹脂を「ノボラツク樹脂A」という。
【0033】ノボラツク樹脂合成例B オルトクレゾール54g、ノニルフエノール110g、
トリオキサン30g、及びエチレングリコールモノメチ
ルエーテル400gを使用し、そのほかは前記の合成例
Aと同様にして反応させ、同様にして後処理をし、樹脂
粉末154gを得た。この樹脂はGPCによるMnが3
400、Mwが8500であり、環球法による軟化点が
145℃であった。以下、この樹脂を「ノボラツク樹脂
B」という。
【0034】ノボラツク樹脂合成例C オルトクレゾール64.8g、2,5−ジメチルフエノ
ール48.9g、トリオキサン30g、及びエチレング
リコールモノメチルエーテル500gを使用し、そのほ
かは前記の合成例Aと同様にして反応させ、同様の後処
理をして樹脂粉末109gを得た。この樹脂は、GPC
によるMnが3100、Mwが8100であり、環球法
による軟化点が170℃であった。以下、この樹脂を
「ノボラツク樹脂C」という。
【0035】ノボラツク樹脂合成例D 合成例Aで用いたのと同様のフラスコに、3−フエノキ
シプロピオニトリル14.7g、トリオキサン3.9g
を仕込んだのち、酢酸1000gを加えた。この混合物
を30℃に加温し、過塩素酸30gを徐々に滴下し、3
0℃で3時間反応させた。反応終了後、580gの炭酸
水素ナトリウムを含む水1500mlを高速攪拌しなが
らこれに反応液を加え、析出してくる微粉状の樹脂を濾
過して回収した。
【0036】この樹脂粉を再度水洗してイオン性不純物
を除いたのち、減圧乾燥して樹脂15gを得た。この樹
脂は、GPCによるMnが2800、Mwが8000で
あり、環球法による軟化点が195℃であった。
【0037】得られた樹脂14.3gをジオキサン15
0gに溶解し、ソジウムメチラート9.72g及びメタ
ノール50gを加えて80℃で7時間攪拌したのち、反
応液を塩酸で中和し、析出する樹脂を濾別した。得られ
た樹脂に水2000mlを加えて攪拌して水洗してから
濾別して減圧乾燥し、樹脂10.9gを得た。この樹脂
はGPCによるMnが2000、Mwが6300であ
り、環球法による軟化点が145℃であった。以下、こ
の樹脂を「ノボラツク樹脂D」という。
【0038】ノボラツク樹脂合成例E 合成例Aで用いたのと同様のフラスコに、オルトクレゾ
ール108g、37%ホルマリン73gを仕込んだの
ち、0.1gの濃塩酸を加えた。85℃で1時間、還流
しながら4時間反応させた。反応終了後、100gの水
を加え、樹脂を析出させ、水をデカンテーシヨンにより
除いてから、100mmHgの減圧下で脱水し、150
℃で溶融樹脂を取出し、冷却後固化した樹脂を粉砕し、
樹脂104gを得た。この樹脂はGPCによるMnが5
80、Mwが1550であり、環球法による軟化点が9
3℃であった。以下、この樹脂を「ノボラツク樹脂E」
という。
【0039】比較例1 冷間圧延スチールパネルをミネラルスピリツトにより洗
浄し、さらにアルカリ性クリーナー(パーカー社商品名
PARCOクリーナー338)の水溶液を約65℃で
60秒間スプレーして洗浄処理した。さらに、70℃で
60秒間リン酸鉄化成処理液(パーカー社商品名 BO
NDERITE1014)を用いる化成皮膜処理コーテ
イングを施したのち、30秒間冷水で洗浄した。
【0040】次いで、この処理パネルを、下記のクロム
酸処理液による処理をし、さらに下記の防錆塗料の塗布
方法により塗料を塗布して、クロム酸処理標準比較パネ
ルを作成した。この比較パネルに下記の塩水噴霧テスト
を行なった結果は表1に示すとおりであった。
【0041】クロム酸処理液による処理方法:化成皮膜
処理コーテイングした冷間圧延スチールパネルに、クロ
ム酸処理液(パーカー社商品名 パーコレン62)を7
0℃にて60秒スプレーして処理した後30秒間冷水で
洗浄した。
【0042】防錆塗料の塗布方法:処理したスチールパ
ネルに、脱水ヒマシ油変性エポキシエステルをベースに
酸化鉄、タルク、ブチル化尿素、ナフテン酸コバルトを
配合した下記組成のエポキシプライマーを25μ厚に塗
布し、100℃で30分間焼付けた。
【0043】エポキシプライマー組成: 酸化鉄 27.2重量% リトポン 6.8 〃 タルク 8.0 〃 ベツコゾールP786 *1 36.2 〃 ベツカミンP138 *2 13.5 〃 キシロール 7.0 〃 ブタノール 1.2 〃 ナフテン酸コバルト(3%) 0.1 〃 合 計 100.0 〃 注 *1 大日本インキ株式会社商品名、脱水ヒマシ油
変性エポキシエステル *2 大日本インキ株式会社商品名、ブチル化尿素樹脂
【0044】さらにその上に、やし油変性アルキド樹脂
をベースにブチル化メラミン、チタン白を配合した下記
組成の自動車用ラツカーエナメルを50μ厚に塗布し、
100℃で30分間焼付けた。
【0045】 自動車用ラツカーエナメル(白)組成: R−チタン白 10.1重量% 1323ベツコゾール *1 16.0 〃 G−821スーパー・ベツカミン *2 4.2 〃 ジブチルフタレート 5.8 〃 1/4″NC *3 (25%アルコール含有) 16.4 〃 メチルエチルケトン 1.5 〃 メチルイソブチルケトン 17.5 〃 メチルイソブチルカルビノール 0.2 〃 変性アルコール 2.5 〃 トルオール 25.8 〃 注 *1 大日本インキ株式会社商品名、やし油変性ア
ルキド樹脂、油長32% *2 大日本インキ株式会社商品名、ブチル化メラミン
樹脂 *3 NCはニトロセルロースを示す
【0046】塩水噴霧テスト:テストパネルに下地に達
する深さで塗膜にX型の切れ込みを入れた。JISZ2
371に定める塩水噴霧試験機を用いた。JIS K5
400 7.8 に定める条件にて、別に定める時間、噴霧
を試験片に吹き付けた後、流水で洗い、室内に2時間置
いて塗膜を観察した。
【0047】実施例1 攪拌機、温度計、還流冷却器を備えた三つ口フラスコ
に、ノボラツク樹脂Aを100g、95%水性エチルア
ルコール250gを加え、40℃に加温して攪拌し、溶
解した。この溶液を攪拌しながらテトラメチルアンモニ
ウムヒドロキシド38g(固形分として)加えた後、さ
らに脱イオン水1000gを加え、固形分濃度が約10
重量%の金属表面処理剤水性液を得た。
【0048】比較例1においてリン酸化成処理液により
化成皮膜処理コーテイングを施したのと全く同様の処理
をしたスチールパネルに、上記の方法で製造された金属
表面処理剤水性液を脱イオン水で固形分濃度が0.5重
量%になるように希釈した溶液を、温度45℃で30秒
間スプレーして処理し、次いで水洗後175℃で5分間
熱処理した。
【0049】得られた処理パネルに、比較例1に記載の
塗布方法と同様の方法で防錆塗料を塗布したのち、同様
の塩水噴霧テストを行ったところ、500時間テスト後
の結果は表1に示すとおりであり、比較例1のクロム酸
処理標準パネルの場合に比較して、耐食性に著しく優れ
ていた。
【0050】実施例2 実施例1で用いたのと同様のフラスコ内に、合成例Aで
得られたノボラツク樹脂Aを100g、ビスフエノール
A型エポキシ樹脂(油化シエルエポキシ株式会社商品名
エピコート828)を12g、及びエチレングリコー
ルモノエチルエーテルを220g加えて攪拌して溶解
し、さらに100℃まで昇温し、同温度で1時間保持し
た。
【0051】次いで、これにジエタノールアミン88g
を加えたのち、脱イオン水を加えて固形分濃度が約20
重量%の金属表面処理剤溶液を得た。この金属表面処理
剤溶液を用い、そのほかは実施例1の場合と同様の方法
で試験パネルを作成し、同様の方法で塩水噴霧テストを
行なった結果は表1に示すとおりであり、耐食性に著し
く優れていた。
【0052】実施例3 実施例1で用いたのと同様のフラスコに、ノボラツク樹
脂Aを100g、及び95重量%の水性エチルアルコー
ルを250g加えて、40℃に加温し攪拌して溶解し
た。
【0053】次いで、これにN−メチルエタノールアミ
ン63g、脱イオン水100gを加えたのち、40℃に
保ちながらこれに37重量%ホルムアルデヒド水溶液6
8gを約30分かけて徐々に添加し、その添加終了後8
0℃に昇温して3時間反応させた。反応生成物を冷却
後、10重量%リン酸水溶液80gを加え、さらに脱イ
オン水を加えて固形分濃度が約10重量%の金属表面処
理剤水性液を得た。
【0054】この金属表面処理剤溶液を用い、そのほか
は実施例1と同様の方法で試験パネルを作成し、同様の
塩水噴霧テストを行なった結果は表1に示すとおりであ
り、耐食性に優れていた。
【0055】実施例4 実施例1で用いたのと同様のフラスコに、合成例Dで得
られたノボラツク樹脂Dを100g、95重量%水性エ
チルアルコールを250g加え、40℃に加温して攪拌
して溶解した。
【0056】次いで、これにジエタノールアミン97
g、脱イオン水200gを加えたのち、溶液を40℃に
保ちながら37重量%ホルムアルデヒド水溶液75gを
約30分かけて徐々に添加し、さらにその添加終了後8
0℃に昇温して3時間反応させた。反応液を冷却したの
ち、10重量%リン酸水溶液80gを加え、さらに脱イ
オン水を加えて固形分濃度約10重量%の金属表面処理
剤水性液を得た。
【0057】比較例1におけると同様の方法でリン酸鉄
化成処理液で処理をしたスチールパネルに、上記の金属
表面処理剤溶液を脱イオン水で希釈して固形分濃度0.
2重量%の溶液にしたものに、ヘキサフルオロチタン酸
を加えてH2 TiF6 として0.03重量%水溶液とな
るように溶解して得た処理液を50℃で30秒間スプレ
ーして処理した。得られた処理パネルを水洗後、175
℃で5分間加熱処理した。
【0058】この処理パネルに、比較例1と同様の方法
で防錆塗料を塗布したのち、同様の塩水噴霧テストを行
なった結果は表1に示すとおりであり、耐食性に優れて
いた。
【0059】実施例5 実施例1で用いたのと同様のフラスコに、合成例Bで得
られたノボラツク樹脂Bを100g、95重量%水性エ
チルアルコール250g加えて40℃で加温、攪拌して
溶解した。
【0060】この溶液にテトラメチルアンモニウムヒド
ロキシド38g(固形分として)加えたのち、さらに脱
イオン水1000gを加え、固形分濃度約10重量%の
金属表面処理剤水性液を得た。
【0061】この金属表面処理剤を脱イオン水で希釈し
て得た固形分濃度0.25重量%溶液に、ヘキサフルオ
ロチタン酸を加えてH2 TiF6 として0.02重量%
水溶液となるように溶解して、さらにその混合液にタン
ニン酸を混合溶液に対して0.05重量%となるよう
に、及びチオウレアを混合溶液に対して0.2重量%と
なるように添加して得た処理剤を、比較例1で製造した
のと同様の、リン酸鉄化成処理液を用いて化成皮膜処理
コーテイグを施してから冷水で洗浄して得られたスチー
ルパネルに、温度50℃で30秒間スプレーして処理
し、冷水で洗浄後、175℃で5分間加熱処理した。
【0062】得られたパネルに比較例1と同様の方法で
塗料を塗布したのち、同様の塩水噴霧テストを行なった
結果は、表1に示すとおりであり、耐食性に優れたパネ
ルが得られた。
【0063】実施例6 実施例1で用いたのと同様のフラスコに、グリシジルメ
タクリレートを33g、合成例Cで得られたノボラツク
樹脂Cを100g加え、これにエチレングリコールモノ
エチルエーテル250gを加えて溶解し、さらにジエタ
ノールアミン25gを30分かけて徐々に、発熱を除去
することにより室温を保持しながら添加した。添加終了
後、温度を徐々に上げ100℃で2時間反応させた。そ
の後さらに、その反応液にテトラメチルアンモニウムヒ
ドロキシド30g(固形分として)加えたのち、脱イオ
ン水を加え、固形分濃度が約10重量%の金属表面処理
剤水性液を得た。
【0064】この金属表面処理剤水性液を用い、そのほ
かは実施例5と同様の方法で調製した処理剤を用い、同
様のパネルを同様に処理し、得られたパネルに同様の方
法で塗料を塗布してから、同様の塩水噴霧テストを行な
った。その結果は表1に示すとおりであり、耐食性に優
れていた。
【0065】比較例2 合成例Eで得られたノボラツク樹脂Eを用い、そのほか
は実施例1と同様の方法で金属表面処理剤水性液を得
た。次いで、この金属表面処理剤水性液を用い、そのほ
かは実施例1と同様の方法で同様のパネルを処理し、同
様の方法で防錆塗料を塗布し、同様の塩水噴霧テストを
行なった。その結果は、表1に示すとおり防錆効果が劣
った。
【0066】
【表1】
【0067】
【発明の効果】本発明の金属表面処理剤及び金属表面処
理方法を用いると、金属表面が予め他の化成皮膜処理を
施されていると否とにかかわらず、耐食性及び塗料付着
性に優れた表面を与えることができる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数平均分子量が1500以上の高分子量
    ノボラツク型フエノール樹脂を有機塩基性化合物で処理
    して得られた水溶性及び/又は水分散性生成物を含有し
    てなる金属表面処理剤。
  2. 【請求項2】 有機塩基性化合物がアミン系化合物であ
    る請求項1に記載の金属表面処理剤。
  3. 【請求項3】 有機塩基性化合物が、二級若しくは三級
    の炭素数1〜4のアルキルアミン化合物、二級若しくは
    三級のヒドロキシエチルアミノ化合物、ジアザビシクロ
    ウンデセン、及び四級の炭素数1〜4のアルキル若しく
    はベンジルアンモニウムヒドロキシドから選ばれた少な
    くとも1種の化合物である請求項1に記載の金属表面処
    理剤。
  4. 【請求項4】 数平均分子量が1500以上の高分子量
    ノボラツク型フエノール樹脂にアミノ基を導入したアミ
    ノ基含有高分子量樹脂及び/又は同アミノ基含有高分子
    量樹脂の酸塩を含有してなる金属表面処理剤。
  5. 【請求項5】 数平均分子量が1500以上の高分子量
    ノボラツク型フエノール樹脂が、炭素数1〜12のアル
    キル基置換フエノールのノボラツク型フエノール樹脂で
    ある請求項1、請求項2、請求項3、又は請求項4に記
    載の金属表面処理剤。
  6. 【請求項6】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、又は請求項5に記載の金属表面処理剤を用いて金属
    の表面を処理する金属表面処理方法。
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