JPH0518670A - 熔融金属の生成装置及び生成方法 - Google Patents

熔融金属の生成装置及び生成方法

Info

Publication number
JPH0518670A
JPH0518670A JP3303086A JP30308691A JPH0518670A JP H0518670 A JPH0518670 A JP H0518670A JP 3303086 A JP3303086 A JP 3303086A JP 30308691 A JP30308691 A JP 30308691A JP H0518670 A JPH0518670 A JP H0518670A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molten metal
vessel
metallurgical
melting
guide chute
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3303086A
Other languages
English (en)
Inventor
Wilfried Pirklbauer
ヴイルフリート・ピルクルバウアー
Alfred Weber
アルフレート・ヴエーバー
Johannes Steins
ヨハネス・シユタインズ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Primetals Technologies Austria GmbH
Original Assignee
Voest Alpine Industrienlagenbau GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Voest Alpine Industrienlagenbau GmbH filed Critical Voest Alpine Industrienlagenbau GmbH
Publication of JPH0518670A publication Critical patent/JPH0518670A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21BMANUFACTURE OF IRON OR STEEL
    • C21B7/00Blast furnaces
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21CPROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
    • C21C5/00Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
    • C21C5/56Manufacture of steel by other methods
    • C21C5/567Manufacture of steel by other methods operating in a continuous way
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D3/00Charging; Discharging; Manipulation of charge
    • F27D3/14Charging or discharging liquid or molten material
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S266/00Metallurgical apparatus
    • Y10S266/90Metal melting furnaces, e.g. cupola type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
  • Furnace Charging Or Discharging (AREA)
  • Blast Furnaces (AREA)
  • Manufacture Of Iron (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熔鋼炉等の熔融金属炉において連続的に熔湯
を生成すること。 【構成】 選択図に示すように本発明は、熔解容器
(1)と、熔湯(24)の後処理のために熔解容器
(1)から熔湯(24)を受け取る、蓋(31)によっ
て閉じられる冶金容器(23)とを備え、該熔解容器
(1)は熔湯(24)のための蛇口開口(21)を含ん
でおり、該蛇口開口は熔解容器(1)の底部レベル(1
4)にかつ熔解容器(1)の周辺部で冶金容器(23)
の注入開口(32)の上方に位置するように設けられて
いる熔融金属、特に熔鋼の生成装置において、連続的な
熔解工程を可能とするために、熔解容器(1)に続く冶
金容器(23)の注入開口(32)が冶金容器(23)
内に配置された熔湯案内シュート(33)の上方に設け
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熔解容器と、熔湯の後処
理のために熔解容器から熔湯を受け取る、蓋によって閉
じられる冶金容器とを備え、該熔解容器は熔湯のための
蛇口開口を含んでおり、該蛇口開口は熔解容器の底部レ
ベルにかつ熔解容器の周辺部で冶金容器の注入開口の上
方に位置するように設けられている熔融金属、特に熔鋼
の生成装置および該装置を用いた熔融金属の生成方法に
関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この型式の装置は欧州
特許公開EP−A−2,321,443号により公知で
ある。この装置では、熔解容器は、底部レベルにある熔
湯溜めがレードルの上方に位置するスクラップ及び/も
しくは銑鉄精錬用の傾動可能な転炉として設計されてい
る。この装置では熔融金属の生成は連続的に行われる
が、レードルの交換時には蛇口開口が連続的な流し工程
及び熔解工程が中断されるような熔湯レベルを越える迄
転炉を傾けることが必要となる。
【0003】欧州特許公告EP−B1−0,199,7
14号により公知の装置では、海綿鉄が電気炉で精錬さ
れ、熔湯は片持ちの蛇口式噴出口を通してレードル内で
は、脱硫や合金成分の添加等の熔湯のさらなる処理が行
われる。この場合、熔解と後処理は不連続的に行われ
る。これら両装置では、熔湯を流すのに大きな降下高さ
が必要となる。
【0004】これら公知の装置における他の問題は、冶
金容器内において熔湯の可能な後処理を行う際に発生す
るガスの問題であり、ガスは別の吸引手段によって除去
しなければならない。
【0005】本発明はこれらの不利点と困難性を回避す
ることを意図しており、熔解工程が熔湯の付加的な処理
に無関係に連続的に行うことができ、冶金容器内の熔湯
浴内における所定の撹拌効果が跳ね返しのない熔湯の取
り込みによって最大限に得られるような冒頭に記載の型
式の装置及びこの装置の操作方法を提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明によ
れば、熔解容器に続く冶金容器の注入開口を冶金容器内
に配置された熔湯案内シュートの上方に設けることによ
って達成される。好ましくは、熔湯案内シュートが冶金
容器に流入する熔湯と接する領域において傾斜してお
り、熔解容器から流出する熔湯流は上記熔湯案内シュー
トに向けて鋭角に指向されており、熔湯案内シュートは
跳ね返りなしに熔湯を受け取ることができる。
【0007】本発明の他の態様によれば、上記熔湯案内
シュートは少なくとも下部の領域において、冶金容器の
中心に向かって縦方向に傾斜が減少するように湾曲され
ており、新しく流入する熔湯の運動エネルギーは冶金容
器内に既に存在している熔湯に強い撹拌流を生ずること
なしに吸収される。
【0008】構造的に簡単な構成としては、熔湯案内シ
ュートが冶金容器の側壁と一体に形成され、冶金容器の
注入開口は冶金容器の周囲を越えて適当に突出して形成
されるようになる。
【0009】この場合、好ましくは上記熔湯案内シュー
トは冶金容器の周辺を越えて片持ちされるとともに注入
開口から出発するように形成された構造物として設計さ
れる。冶金容器からのガス吸引ダクトおよびパイプ加工
を避けるため、冶金容器の蛇口穴は熔解容器から横方向
に片持ち支持された出窓に設けられていて、熔解容器か
ら流出する熔湯流の断面積より大きい断面積を有してお
り、該蛇口穴は冶金容器の注入開口の直上に形成され
る。
【0010】好ましくは、蛇口穴と熔湯穴シュートの両
方はセラミックなどの高耐摩耗性物質により表装され、
その結果これらの部分は装置の残りの要素と同程度に摩
耗され特別な交換を必要としない。
【0011】熔湯案内シュート内の温度の安定性をいか
なる操作段階および期間、例えばスタート時においても
維持するために、少なくともひとつのバーナが上記蛇口
開口から注入開口に至る領域に設けられており、該バー
ナは上記熔湯案内シュートに向けて形成することが好ま
しい。
【0012】冶金容器内に熔湯との良好な混合性を確保
しつつフラックスを導入するために該装置は熔湯案内シ
ュートに向けて形成されたフラックス充填手段を備える
ことが好ましい。
【0013】ガスが装置内に充満することを回避すると
ともに熔解容器内に冶金容器から完全にガスを移動させ
ることを可能にするために、シールを熔解容器の蛇口開
口と冶金容器の注入開口との間に設けることが好まし
く、該シールは外部から挿入しうるシール挿入体として
形成され、該シールは蛇口開口をとり囲んで熔湯案内シ
ュートの上端上に位置させることが好ましい。
【0014】好ましい態様によれば上記シール挿入体は
馬蹄形状に形成され、かつ熔湯案内シュートの上端に適
合するようになっている。もしも、上記シール挿入体は
冶金容器の内部に向かってテーパとなった楔形状の断面
積を有しており、その相対的に傾斜する面は熔解容器と
熔湯案内シュートの上端の対応する対向面に接触するよ
うに形成されていればシールを簡単な方法で挿入するこ
とができる。
【0015】本装置の簡単な組み立てと簡単な維持管理
を可能とするために熔解容器は移動可能な台車上に昇降
可能に支持された固定シャフト部と底部からなる二つの
部分からなっており、底部内に蛇口開口が形成され、バ
ーナの少なくともひとつの面が、上記底部内に設けら
れ、バーナの少なくともひとつの面はシャフト部分に設
けることが好ましい。
【0016】上記底部内に配置されたバーナおよびその
回りを囲む煉瓦の過熱を回避するため、上記底部はポッ
ト形状に形成されその底部から縦方向に立ち上がる側壁
は少なくともバーナが設けられた部分領域内で上向きに
テーパ上に形成され、この側壁の部分領域の傾きは、こ
の側壁の上に続く側壁の傾きより緩やかとなるように形
成することが好ましい。
【0017】本発明による熔融金属の好ましい生成方法
は、熔解容器と、熔湯の後処理のために熔解容器から熔
湯を受け取る、蓋によって閉じられる冶金容器とを備
え、該熔解容器は熔湯のための蛇口開口を含んでおり、
該蛇口開口は熔解容器の底部レベルにかつ熔解容器の周
辺部で冶金容器の注入開口の上方に位置するように設け
られている熔融金属、特に熔鋼の生成装置において、熔
解容器に続く冶金容器の注入開口が冶金容器内に配置さ
れた熔湯案内シュートの上方に設けられていることを特
徴とする熔融金属の生成装置を用いて熔融金属を生成す
る方法であって、熔湯は熔解容器から冶金容器に連続的
に搬送され、精錬処理の後、冶金容器から不連続的に引
き出されることを特徴とする。
【0018】そのため、冶金容器内に既に存在する熔湯
と冶金容器内に流入する熔湯との良好な混合性を得るた
め、熔湯を冶金容器の周辺領域から該容器内に存在する
熔湯溜内にほぼその中心を指向するように流入させるこ
とが好ましい。
【0019】好ましくは、冶金容器内で生成されたガス
を上記蛇口開口を通して熔湯流と対向して冶金容器から
熔解容器内に導入するようにし、吸引されるガスの熱容
量を熔解容器内に導入される充填物に直接的に熱損失な
しに作用させるようにする。
【0020】好ましくは、熔湯が熔湯案内シュートを通
過する際にフラックスを添加することによって冶金容器
内に存在する熔湯とフラックスの混合が保証される。
【0021】温度の安定性を維持するとともに熔湯案内
シュートの凝固を回避するため熔湯流は熔湯案内シュー
トを通過する際に加熱される。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して本発明による実施例に
ついて説明する。固定的に支持される熔解容器1は二つ
の部分すなわち熔解容器の上部を構成するシャフト部2
と、プラットホーム4上に移動可能な台車6上に支持さ
れた底部5とからなり、シャフト部分はそれを取り囲む
環状の中空フレーム3によってプラットホーム4に固定
支持されている。この底部5は昇降手段7によって上下
方向に変位可能に台車6上に支持されており、昇降手段
7によってシャフト部2に向けて上昇されるようになっ
ている。底部5とシャフト部2の間の連結はこれら部分
の当接端面に設けられたフランジ8、9を締結すること
によって達成される。
【0023】底部5とシャフト部2の両方は各々金属製
の外被10を備えており、それらの内側面は耐火層11
によって表装されている。バーナ12と酸素含有ガス供
給手段がシャフト部内に壁を貫通して好ましくは2段か
それ以上のレベルに設けられており、その供給ダクトは
前期中空フレーム3を通して設けられている。充填手段
(図示せず)はシャフト部の上端に配置されている。
【0024】底部5内にはバーナ13が少なくともひと
つのレベルで設けられている。シャフト炉1の底部5は
ポット形状に形成されていて、バーナ13の設置面は底
部5の底14から立ち上がる側壁15に設けられてい
る。バーナ13のレベルでは側壁は上向きに円錐状にテ
ーパとして形成されている。バーナ13の高さにおける
側壁15の傾きはこの側壁15に上向きに連続し、図示
の実施例ではシャフト部によって形成される壁部よりも
大きく形成される。かくして、バーナ13を設けた底部
5の側壁15と熔解炉内に充填される材料17との間に
は中空の自由空間16が形成され、そのことによってバ
ーナ13およびバーナをとり囲む耐火層11が過熱され
ないようになっている。上記の側壁は自由空間16を形
成するため階段状に形成されていてもよい。
【0025】底部5は側壁15を越えて横方向に突出し
た出窓18を有しており、該出窓には排出チャンネル1
9が底14から入りこむように形成されかつ、僅かに下
向きで半径方向に向けて配置されている。この排出チャ
ンネルは下向きに大きく指向させたチャンネル部20に
合流し該チャンネル部の端部に蛇口開口21が設けられ
ている。シャフト炉1の耐火層11は上記出窓18部分
まで連続して形成されている。上記の排出チャンネルは
セラミックなどの高摩耗性材料22によって表装されて
いる。熔解容器1の横方向でかつ、それよりも低いレベ
ルには電気炉として設計された冶金容器23が配置さ
れ、熔解容器1から冶金容器23に蛇口開口21を通し
て流入する熔湯24を精錬する。この冶金容器23は湾
曲した底部25を有しており、該底部はブラケット26
などのフレームを介して基台上に固定的に配置されたポ
スト27によって剛に固定支持されている。この底部2
5は金属製の外被28と耐火層29とによって形成さ
れ、さらにスラグおよび熔鋼のための蛇口穴および補助
蛇口穴を該容器の最も低い部分に備えている。
【0026】好ましくは水冷式のパネル材からなる環状
の側壁外被30は冶金容器23の底部25上に載置され
水冷用のパイプからなる蓋31によって密に閉じられて
いる。図式的に示す電極は上記蓋31の開口を通して冶
金容器23の内部に突出している。熔解容器1に対する
冶金容器23の配置は熔解容器の蛇口穴21のほぼ垂直
下方に冶金容器23の側壁外被が位置するようになって
いる。熔解容器1の蛇口穴21の下方の領域に冶金容器
23は注入開口32を画成する外向きに傾斜した熔湯案
内シュート33を備えており、このシュートは耐火性材
料35の層を覆うようにセラミックなどの高耐摩耗性の
材料34で構成される層で表装されている。この内張層
34は熔湯浴の最大レベル高さの上方で終端している。
【0027】上記熔湯案内シュート33は熔解容器1か
ら流出する熔湯流が矢印36で示すように鋭角をなして
熔湯案内シュート33に流下するように配置されてお
り、冶金容器23への入口は跳ね返しから実質的に安全
な構成となっている。熔湯案内シュート33はこの下端
部37が僅かに湾曲されその結果熔湯案内シュート33
の傾きは下端に向かって徐々に小さくなっている。熔湯
流36の運動エネルギーを利用することによって熔湯流
の所望の偏向および冶金容器内に存在する熔湯24と新
しく流入する熔湯との良好な混合が図に矢印38で示す
ように達成される。
【0028】シール39が熔湯案内シュート33の上端
部と出窓18の下端部との間に外部から挿入されるよう
になっており、このシール39は冶金容器の内部に向か
ってテーパをなす楔形状の断面を有しており、それらの
傾斜面によって出窓及び熔湯案内シュートの上端の対向
面に密着している。
【0029】冶金容器23の蓋31内には出窓18の領
域においてバーナ40が設けられており、これらバーナ
は熔湯案内シュート33に指向して設けられ、該シュー
トを加熱し、熔湯案内シュート33に凝固層が形成され
ないように適当な温度に維持する。さらに少なくともひ
とつの供給パイプ41が上記領域にフラックスを添加す
る目的で設けられており、該蓋31を上方から貫通して
熔湯案内シュート33を指向するように形成されてい
る。
【0030】冶金容器23は天然ガスと酸素を用いる付
加的なバーナ、噴出部材やランスやフラックスの測定用
開口を備えることが好ましい。
【0031】冶金容器内に生成されたガスは直接的に熔
解容器1に達し蛇口穴21および排出チャンネル19、
20を通して熔解容器内に充填された充填材17を通過
し、充填材に熱を与え最終的にはガス吸引手段(図示せ
ず)によって熔解容器の上端から吸引される。なお、上
記蛇口穴21及び排出チャンネル19、20のトータル
の断面積は熔湯流36の断面より十分大きく形成されて
いる。
【0032】以上では実施例を通して本発明を説明した
が、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、
本発明の範囲内で種々の変更、修正が可能であることは
言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、所
期の目的を有効に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る熔鋼設備の断面図である。
【図2】 図1のII−II線断面図である。
【図3】 図1のIII−III線断面図である。
【符号の説明】
1 熔解容器 2 シャフト部 5 底部 18
出窓 21 蛇口開口 23 冶金容器 24 熔湯
30 側壁 31 蓋 32 注入開口 33溶湯案内シュート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴイルフリート・ピルクルバウアー オーストリア、アー−4491ニーデルノイキ ルヒエン、シユミツトベルク13番 (72)発明者 アルフレート・ヴエーバー オーストリア、アー−4222ルフテンベル ク、ゼンメルヴアイスシユトラーセ2番 (72)発明者 ヨハネス・シユタインズ オーストリア、アー−4210ガルノイキルヒ エン、タネンヴエーク15番

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熔解容器(1)と、熔湯(24)の後処
    理のために熔解容器(1)から熔湯(24)を受け取
    る、蓋(31)によって閉じられる冶金容器(23)と
    を備え、該熔解容器(1)は熔湯(24)のための蛇口
    開口(21)を含んでおり、該蛇口開口は熔解容器
    (1)の底部レベル(14)にかつ熔解容器(1)の周
    辺部で冶金容器(23)の注入開口(32)の上方に位
    置するように設けられている熔融金属、特に熔鋼の生成
    装置において、熔解容器(1)に続く冶金容器(23)
    の注入開口(32)が冶金容器(23)内に配置された
    熔湯案内シュート(33)の上方に設けられていること
    を特徴とする熔融金属の生成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、熔湯案内
    シュート(33)が冶金容器(23)に流入する熔湯
    (24)と接する領域において傾斜しており、熔解容器
    (1)から流出する熔湯流(36)は上記熔湯案内シュ
    ート(33)に向けて鋭角に指向されていることを特徴
    とするもの。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の装置におい
    て、上記熔湯案内シュートは少なくとも下部の領域(3
    7)において、冶金容器(23)の中心に向かって縦方
    向に傾斜が減少するように湾曲されているもの。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の装置
    において、熔湯案内シュート(33)が冶金容器(2
    3)の側壁(30)と一体に形成されているもの。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載の装置
    において、冶金容器(23)の注入開口(32)は冶金
    容器(23)の周囲を越えて突出しているもの。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の装置において、上記熔
    湯案内シュート(33)は冶金容器(23)の周辺を越
    えて片持ちされるとともに注入開口(32)から出発す
    るように形成された構造物として設計されているもの。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれかに記載の装置
    において、冶金容器(23)の蛇口穴(21)は熔解容
    器(1)から横方向に片持ち支持された出窓(18)に
    設けられており、熔解容器(1)から流出する熔湯流
    (36)の断面積より大きい断面積を有しており、該蛇
    口穴(21)は冶金容器(23)の注入開口の直上に形
    成されているもの。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれかに記載の装置
    において、蛇口穴(21)と熔湯穴シュート(33)の
    両方はセラミックなどの高耐摩耗性物質により表装され
    ているもの。
  9. 【請求項9】 請求項1から8のいずれかに記載の装置
    において、少なくともひとつのバーナ(40)が上記蛇
    口開口(21)から注入開口(32)に至る領域に設け
    られており、該バーナは上記熔湯案内シュート(33)
    に向けて形成されているもの。
  10. 【請求項10】 請求項1から9のいずれかに記載の装
    置において、該装置は熔湯案内シュート(33)に向け
    て形成されたフラックス充填手段(41)を備えている
    もの。
  11. 【請求項11】 請求項1から10のいずれかに記載の
    装置において、フラックス充填手段は冶金容器(23)
    の蓋(31)内に配置され、かつ熔湯案内シュートに指
    向されている供給パイプ(41)として設けられている
    もの。
  12. 【請求項12】 請求項1から11のいずれかに記載の
    装置において、シール(39)が熔解容器(1)の蛇口
    開口(21)と冶金容器(23)の注入開口(32)と
    の間に設けられているもの。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の装置において、上
    記シール(39)は外部から挿入しうるシール挿入体と
    して形成され、該シールは蛇口開口(21)をとり囲ん
    で熔湯案内シュート(33)の上端上に位置するもの。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の装置において、上
    記シール挿入体は馬蹄形状に形成され、かつ熔湯案内シ
    ュート(33)の上端に適合するようになっているも
    の。
  15. 【請求項15】 請求項12から14のいずれかに記載
    の装置において、上記シール挿入体は冶金容器(23)
    の内部に向かってテーパとなった楔形状の断面積を有し
    ており、その相対的に傾斜する面は熔解容器(1)と熔
    湯案内シュート(33)の上端の対応する対向面に接触
    しているもの。
  16. 【請求項16】 請求項1から15のいずれかに記載の
    装置において、熔解容器(1)は移動可能な台車(6)
    上に昇降可能に支持された固定シャフト部(2)と底部
    (5)からなる二つの部分からなっており、底部内に蛇
    口開口(21)が形成されているもの。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の装置において、上
    記バーナの少なくともひとつの面(13)が、上記底部
    (5)内に設けられ、バーナ(12)の少なくともひと
    つの面はシャフト部(2)に設けられているもの。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の装置において、上
    記底部(5)はポット形状に形成されその底部(14)
    から縦方向に立ち上がる側壁(15)は少なくともバー
    ナ(13)が設けられた部分領域内で上向きにテーパ状
    に形成され、この側壁(15)の部分領域の傾きは、こ
    の側壁(15)の上に続く側壁の傾きより緩やかである
    もの。
  19. 【請求項19】 熔解容器(1)と、熔湯(24)の後
    処理のために熔解容器(1)から熔湯(24)を受け取
    る、蓋(31)によって閉じられる冶金容器(23)と
    を備え、該熔解容器(1)は熔湯(24)のための蛇口
    開口(21)を含んでおり、該蛇口開口は熔解容器
    (1)の底部レベル(14)にかつ熔解容器(1)の周
    辺部で冶金容器(23)の注入開口(32)の上方に位
    置するように設けられている熔融金属、特に熔鋼の生成
    装置において、熔解容器(1)に続く冶金容器(23)
    の注入開口(32)が冶金容器(23)内に配置された
    熔湯案内シュート(33)の上方に設けられていること
    を特徴とする熔融金属の生成装置を用いて熔融金属を生
    成する方法であって、熔湯は熔解容器(1)から冶金容
    器(23)に連続的に搬送され、精錬処理の後、冶金容
    器(23)から不連続的に引き出されることを特徴とす
    る熔融金属の生成方法。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の生成方法におい
    て、熔湯は冶金容器(23)の周辺領域から該容器内に
    存在する熔湯溜(24)内にほぼその中心を指向するよ
    うに流入するもの。
  21. 【請求項21】 請求項19または20に記載の生成方
    法において、冶金容器(23)内で生成されたガスは上
    記蛇口開口(21)を通して熔湯流(36)と対向して
    冶金容器から抜かれ熔解容器(1)内に導入されるも
    の。
  22. 【請求項22】 請求項19から21のいずれかに記載
    の生成方法において、熔湯案内シュート(33)を通過
    する間にフラックスが熔湯流(36)に添加されるも
    の。
  23. 【請求項23】 請求項19から22のいずれかに記載
    の生成方法において、熔湯流が熔湯案内シュート(3
    3)を通過する間に加熱されるもの。
JP3303086A 1990-11-19 1991-11-19 熔融金属の生成装置及び生成方法 Pending JPH0518670A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AT0233290A AT395656B (de) 1990-11-19 1990-11-19 Anlage zur herstellung von fluessigen metallen
AT2332/90 1990-11-19

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0518670A true JPH0518670A (ja) 1993-01-26

Family

ID=3532390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3303086A Pending JPH0518670A (ja) 1990-11-19 1991-11-19 熔融金属の生成装置及び生成方法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US5238484A (ja)
EP (1) EP0487494B1 (ja)
JP (1) JPH0518670A (ja)
KR (1) KR920009993A (ja)
AT (1) AT395656B (ja)
AU (1) AU8780591A (ja)
CA (1) CA2055737A1 (ja)
DE (1) DE59105255D1 (ja)
ES (1) ES2074695T3 (ja)
ZA (1) ZA919120B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7564393B2 (en) 2007-02-13 2009-07-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Digital to analog converter and method for digital to analog conversion
JP2022531896A (ja) * 2019-05-10 2022-07-12 アフリカン レインボー ミネラルズ リミテッド 金属含有原料の製錬のための方法

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI934550A0 (fi) * 1993-10-14 1993-10-14 Outokumpu Research Oy Foerfarande och ugnkonstruktion foer anvaendning i processer i vilka laettflyktiga metaller produceras
LU88517A7 (fr) * 1993-12-15 1996-02-01 Wurth Paul Sa Dispositif de chargement d'un four électrique
US5439503A (en) * 1994-01-31 1995-08-08 Burr; Lynn E. Process for treatment of volcanic igneous rocks to recover gold, silver and platinum
DE4406260A1 (de) * 1994-02-25 1995-08-31 Fuchs Technology Ag Verfahren zum Betrieb eines Einschmelzaggregates mit zwei nebeneinander angeordneten Öfen und Einschmelzaggregat
US5690888A (en) * 1995-06-07 1997-11-25 Molten Metal Technologies, Inc. Apparatus and method for tapping a reactor containing a molten fluid
DE19634348A1 (de) * 1996-08-23 1998-02-26 Arcmet Tech Gmbh Einschmelzaggregat mit einem Lichtbogenofen
AT404942B (de) * 1997-06-27 1999-03-25 Voest Alpine Ind Anlagen Anlage und verfahren zum herstellen von metallschmelzen
US5936995A (en) * 1997-11-14 1999-08-10 Fuchs Systems, Inc. Electric arc furnace with scrap diverting panel and associated methods
KR100423686B1 (ko) * 1998-01-30 2004-03-18 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 고체 물질 용융 장치
WO2001020046A1 (en) * 1999-09-14 2001-03-22 Danieli Technology, Inc. High temperature premelting apparatus
US6306337B1 (en) * 2000-02-22 2001-10-23 General Kinematics Corporation Nosepiece for directing a charge into a furnace
US6932003B2 (en) * 2000-08-18 2005-08-23 John Bruce Smith Mobile furnace and method of facilitating removal of material from workpieces
US6474249B1 (en) 2000-08-18 2002-11-05 John Bruce Smith Mobile furnace and method of facilitating removal of material from workpieces
CA2341772C (en) * 2001-03-22 2009-09-29 Hatch Associates Ltd. Transfer of hot feed materials from a preprocessing plant to an electric smelting or melting furnace
DE102004046728A1 (de) * 2004-09-25 2006-04-06 Sms Demag Ag Verfahren und Einrichtung zum Herstellen von flüssigem Stahl
WO2014003123A1 (ja) * 2012-06-27 2014-01-03 新日鐵住金株式会社 製鋼スラグ還元処理方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2450495C2 (de) * 1974-10-24 1975-12-04 Kloeckner-Werke, Ag, 4100 Duisburg Einrichtung zur Stahlerzeugung
US4083715A (en) * 1976-05-25 1978-04-11 Klockner-Werke Ag Smelting plant and method
AT382639B (de) * 1985-04-26 1987-03-25 Voest Alpine Ag Verfahren zur herstellung von stahl aus eisenschwamm sowie anlage zur durchfuehrung des verfahrens
AT384669B (de) * 1986-03-17 1987-12-28 Voest Alpine Ag Anlage zur herstellung von stahl aus schrott
GB8719543D0 (en) * 1987-08-19 1987-09-23 Materials & Methods Ltd Metal treatment
AT389896B (de) * 1987-12-17 1990-02-12 Voest Alpine Stahl Donawitz Verfahren zum kontinuierlichen schmelzen von schrott sowie vorrichtung zur durchfuehrung dieses verfahrens
DE3839096A1 (de) * 1988-11-18 1990-05-23 Fuchs Systemtechnik Gmbh Verfahren zum betrieb eines einschmelzaggregates und einschmelzaggregat fuer dieses verfahren

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7564393B2 (en) 2007-02-13 2009-07-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Digital to analog converter and method for digital to analog conversion
JP2022531896A (ja) * 2019-05-10 2022-07-12 アフリカン レインボー ミネラルズ リミテッド 金属含有原料の製錬のための方法

Also Published As

Publication number Publication date
AT395656B (de) 1993-02-25
KR920009993A (ko) 1992-06-26
AU8780591A (en) 1992-05-21
CA2055737A1 (en) 1992-05-20
ES2074695T3 (es) 1995-09-16
ZA919120B (en) 1992-08-26
ATA233290A (de) 1992-06-15
DE59105255D1 (de) 1995-06-08
EP0487494B1 (de) 1995-04-19
US5238484A (en) 1993-08-24
EP0487494A1 (de) 1992-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0518670A (ja) 熔融金属の生成装置及び生成方法
CA1300898C (en) Melting furnace and method for melting metal
AU763426B2 (en) Metallurgical vessel comprising a tapping device and method for the controlled, slag-free extraction of molten metal from said vessel
JPS58187238A (ja) 連続製鋼および鋳造法およびその装置
RU2443961C2 (ru) Способ и аппарат для индукционного перемешивания жидкого металла
JP2001280847A (ja) 直接製錬装置
US3971547A (en) Apparatus and method for refining metal
FI104381B (fi) Sähköuunin syöttölaite
EP0134336A1 (en) Continuous steelmaking and casting
AU2004201935B2 (en) Metallurgical reactor for the production of cast iron
KR100604977B1 (ko) 출탕기를 갖추고 있는 야금 용기 및 이 용기로부터 용융금속을 슬래그 없이 배출하도록 제어하는 방법
JPS62297424A (ja) 金属溶融物処理方法およびその方法を実施するための装置
RU2300573C2 (ru) Дуговая печь с эркерным выпуском расплава и способ эксплуатации дуговой печи
JPS6195755A (ja) タンデイシユ内溶融金属の加熱方法
JP4029046B2 (ja) 金属溶融物の湯出しにおけるスラグの流出防止装置
JP2018525602A (ja) チャネル型誘導炉
US4795139A (en) Apparatus for tapping slag-free steel from a continuous melting furnace
RU2061057C1 (ru) Устройство для обработки металлов газами с электроподогревом
JPH024093Y2 (ja)
RU2116355C1 (ru) Способ загрузки конвертера и устройство для его осуществления
RU2172456C1 (ru) Агрегат для внепечной обработки металлического и шлакового расплавов
OA18522A (en) Channel type induction furnace.
JP2000273521A (ja) 精錬容器
EP0471027A1 (en) Treatment of melts in a ladle and apparatus for such treatment
JPH01217189A (ja) 溶解炉の炉底出鋼装置