JPS62297424A - 金属溶融物処理方法およびその方法を実施するための装置 - Google Patents

金属溶融物処理方法およびその方法を実施するための装置

Info

Publication number
JPS62297424A
JPS62297424A JP62144989A JP14498987A JPS62297424A JP S62297424 A JPS62297424 A JP S62297424A JP 62144989 A JP62144989 A JP 62144989A JP 14498987 A JP14498987 A JP 14498987A JP S62297424 A JPS62297424 A JP S62297424A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
metal
melt
mixing
vessel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62144989A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH086131B2 (ja
Inventor
ポール・メツツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from LU86469A external-priority patent/LU86469A1/de
Priority claimed from LU86541A external-priority patent/LU86541A7/de
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPS62297424A publication Critical patent/JPS62297424A/ja
Publication of JPH086131B2 publication Critical patent/JPH086131B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21CPROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
    • C21C1/00Refining of pig-iron; Cast iron
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F33/00Other mixers; Mixing plants; Combinations of mixers
    • B01F33/45Magnetic mixers; Mixers with magnetically driven stirrers
    • B01F33/451Magnetic mixers; Mixers with magnetically driven stirrers wherein the mixture is directly exposed to an electromagnetic field without use of a stirrer, e.g. for material comprising ferromagnetic particles or for molten metal
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21CPROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
    • C21C5/00Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
    • C21C5/52Manufacture of steel in electric furnaces
    • C21C5/5241Manufacture of steel in electric furnaces in an inductively heated furnace
    • C21C5/5247Manufacture of steel in electric furnaces in an inductively heated furnace processing a moving metal stream while exposed to an electromagnetic field, e.g. in an electromagnetic counter current channel
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B9/00General processes of refining or remelting of metals; Apparatus for electroslag or arc remelting of metals
    • C22B9/02Refining by liquating, filtering, centrifuging, distilling, or supersonic wave action including acoustic waves
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22BPRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
    • C22B9/00General processes of refining or remelting of metals; Apparatus for electroslag or arc remelting of metals
    • C22B9/10General processes of refining or remelting of metals; Apparatus for electroslag or arc remelting of metals with refining or fluxing agents; Use of materials therefor, e.g. slagging or scorifying agents
    • C22B9/103Methods of introduction of solid or liquid refining or fluxing agents
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/02Induction heating
    • H05B6/34Arrangements for circulation of melts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F2101/00Mixing characterised by the nature of the mixed materials or by the application field
    • B01F2101/45Mixing in metallurgical processes of ferrous or non-ferrous materials
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
  • Coating With Molten Metal (AREA)
  • Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
  • Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 本発明は金属溶融物を電磁力lこよって、好適な実質的
lこシリンダ状容器中で運動状態にセットし、化学的活
性物質または合金化元素を加えることにより金属溶融物
を処理する方法に関する。更fこ本発明はこの方法を実
施するための装置(こ関する。
金属溶融物、特に鉄および鋼溶融物は、固体、液体また
は気体状態で溶融物1こ加えられる化学的活性材料と均
質混合することによって従来から処理されている。
例えば銑鉄溶融物は、好適な材料例えばソーダまたは塩
基性酸化性スラグと混合することによって脱硫または脱
リンされる。鋼溶融物は、通常取瓶中で、粉末状物質ま
たはスラグと混合することによって、例えば脱酸素また
は脱硫のため同様に処理される。
合金化元素も溶融物と均密lこ混合することによってそ
れらの中に導入される。化学反応も、金属溶融物と固体
物質の均質混合によって達成できる。
例えば石炭は銑鉄溶融物中(こ導入することによってガ
ス化することができ、これは同時にまたは引き続いて酸
化される。またルクセンブルグ特許第81330号で先
に提案されているように、亜鉛または亜鉛と鉛を含有す
るダスト(高炉ダスト)を、炭素加えてまたは加えずに
、銑鉄浴中に吹き込んで処理している、これは一方では
鉛および亜鉛の分離を可能にし、他方では鉄を還元した
元で回収できるようにする。
金属浴中に粉末状または粒状物質を導入するための従来
の方法は、ガス流中に導入すべき物質を懇濁させ、それ
らをランスによって浴上または浴中に導入することから
なる。しかしながら、吹き込みのこの処理中に、処理す
べき物質の実質的な量がガス流によって再び運び出され
、従って反応損失となることが判ってしする。
酸化性物質または還元性物質を吹き入れまたは頂部吹き
込みによって高炉のタツピングスノtウドで銑鉄の脱ケ
イ素、脱リン、または脱硫の如き金属反応を行なうこと
が同様に知られてGする。
更に従来の電磁スパウトで向流操作を行なうことができ
ることが知られている。しかしながら、殆んどの場合、
この方法では不適切な混合効果を達成できるだけである
ことが判っている。
本発明の目的は、添加物を固体、液体酸G)は気体の形
でさえ加えてもそれらに関係なく物質の導入を容易にし
、添加物と溶融物の良好な混合を可能にする方法および
装置を提供することにある。
この目的は本発明(こ従い、特許請求の範囲に記載した
特長を有する方法および装置によって達成される。更1
こ本発明の具体例は実施態様項に見出される。
本発明の方法により、処理すべき金属と金属を処理する
ため使用する物質またはガスの間に均質な完全混合が達
成され、その結果として所望反応の実質的な促進が達成
され、それと共に同時に温度損失の減少を達成する。
本発明による方法は金属浴に最も広い範囲にわたる物質
の導入を容易にする、特に物質が微細に粉砕されている
場合にそうであり、本発明の場合何ら損失なしに金属入
に導入できる。更に本発明による方法は、小さい設備で
操作することができ、或いは高炉スパウトの場合におけ
る如く、脱ケイ素化および続く脱リンまたは脱硫の如き
複数の反応を高炉と取瓶の間の限定された通路で実施で
きるような方法で、工程の実質的な促進をもたらす。
本発明による方法は、誘導を使用されるに当って従来知
られている金属処理方法とは実質的に異なる。知られて
いるようEこ、従来用いられていた方法における目的と
するものは全て均質化またはスラグ/浴の相対移動にあ
る、一方本発明の方法においては、金属浴と処理のため
使用する物質またはガスの間で適切な完全混合が達成さ
れる。
本発明による方法は、例えば高炉タップと移送取瓶の間
を銑鉄を移送するため使用されるスパウト中、および長
さが少なくとも炉の直径に相当するチャンネル型炉にお
いて実施できる。
また本発明の範囲内で、金属の一部量を、スパウトによ
って表の下短い距離で大きな炉の一部から取り出し、炉
の異なる部分または別の炉へ同じスパウトを介して再び
流し戻すように炉を使用することもできる、それは金属
の乱流を作るため使用されるインダクターによりまたは
別のインダクターにより炉からスパウト中への出口とス
パウトから炉中への入口の間を金属を搬送できるように
する。大きな炉を使用するとき、それは仕切で分けるこ
とができ、この仕切の下部で二つの炉区域間に連通を与
えることができる。この仕切により分割された組合せ炉
は、下部を連結した二つの炉で代えることもできる。
本発明の範囲内で、インダクターはスパウトまたは炉の
軸に対してそれらの運動を垂直に作用させることができ
る。平行に配置した複数のインダクターを使用するとき
、それらは同じ回転方向でそれらの運動を動作させるこ
とができる。しかしながら個々の場合において、平行に
配置した複数のインダクターを使用する場合、それは反
対方向でそれら各々の運動を動作させるのが有利である
ことがある。これはより強力な混合効を達成できるよう
にする。
しかしながらこれらのインダクターは、スパウトの軸の
周りで金属を運ぶことに加えて、それらが実質的に水平
方向または上昇方向に金属を運ぶために同時に使用され
るような方法で配置でき、それが非常に有利である。
多くの場合、向流反応を促進するため、一定の傾斜をも
つ装置を設計することが適切でさえある。この傾斜は反
応速度によって決り、少なくともパイロットプラントに
おいてO〜20°の間で調整できるようにすべをである
。別の処理段階においては、単一スパウトに複数の傾斜
を与えることが適切であり、かかるスパウトの部分にと
って、電磁輸送スパウトの形で使用することができる。
この最後に述べた応用は、例えば長手方向軸の周囲にら
せん形に配置したインダクターによって達成でき、向流
で金属学的反応を行なう可能性をもたらし、平衡条件に
基づいて浴/スラグ反応の実質的な改良を達成できる。
インダクターは処理装置上に固定配置でき、耐火ライニ
ングの摩耗後他の処理装置にとりつけるだけである。し
かしながら多くの場合、処理容器をインダクター中に容
易に押し込むことができるような方法でインダクターを
配置することが特に有利である、かくすると多くの処理
を同じインダクターで実施できる。この場合、勿論処理
装置はインダクターの作用を妨害しないか載いは殆んど
しない材料で作らなけれげからない。
誘導力によって行なわれる均質混合を支持するため機械
的力を使用することも不発明の範囲外ではない。この支
持は、耐火ライニングの適当な設計によって炉相互に、
または二つの炉の区域を連結する流動スパウトの場合に
行なうことができる。
複数の処理段階を直列に連結するとき、この方法で最も
完全な暫定的な脱スラグ化を達成するため、サイホン装
置によって処理段階を相互に分離することが必要である
本発明を図面に示した例示的具体例を参照して以下に詳
細に説明する。
第1図、第1a図および第1b図に示した炉は金属12
およびスラグ13を含有する耐火ライ、スラグ11から
なる。それ自体知られている一つ以上のインダクターが
炉の最高点へ金属を運び、そこで適当な設計の耐火シェ
ルによってできるなら助けられ、それは金属浴またはス
ラグ上に落し戻すか運び戻し、かくして均質金属/スラ
グ混合を生ぜしめる。しかしながらインダクターは一つ
のセクターに配置してよい、しかし平行に配置した複数
のセクター14.14mおよび14b上に分布させても
よい。
第1図に示したチャンネル型炉は、例えば高炉タッピン
グスパウトにおいて連続的に使用するために設計され、
熱金属は15で示したスt4ウドを通ってチャンネル型
炉中に流入し、サイホン16を通った後スパウ)17を
経てチャンネル型炉を出る。スラグ13はスパウト18
および18&を通って流出でき、炉はスt4ウド18を
専ら用いるときには有利な向流で操作する。
金属を処理するため使用する物質またはガスはノズルお
よび/またはランス19.19Jl、19bを通して炉
中に供給する。
第1図から本発明による炉を使用するとき、浴/スラグ
または反応ガスの非常均質な混合と結果としての高効率
が達成されることが明らかに判る。
第1図1こ示した炉は連続流動操作用に設計されている
。不遍続榛作のため同じかまたは類似した装置を使用す
ることを瓶望するときには、サイホン16を湯出し口の
如きそれ自体知られている装置で置換するか、或いは揺
転炉の如く炉を設計する。
第2図は第1図と同様の炉を示すが、インダクターはら
せん状に配置され、向流操作を有利にしている。これは
金属がインダクターによって左から右へとより強力に動
かされ、スラグが右から左へ強制的に動かされるからで
ある。
高炉と鋼工場の間で銑鉄を輸送するため通常使用される
標準トーピード−取瓶を、金属を処理するため、特に脱
硫のためEこ本発明の範囲内で使用できる。この場合、
完全に充満されず、銑鉄の表面と取瓶の屋の間に少なく
とも250の自由空間を有する取瓶を第1図または第2
図に示す如くインダクターと直接固定できる、或いはか
かるインダクターをとりつけた装置中に組入れることが
でき、これらのインダクターを取瓶壁に対して動かすこ
とができる。インダクターが動作を開始したとき、銑鉄
は前述した如く頂点へと通り、通常の添加剤例えばソー
ダ、炭化カルシウム、ライム粉末またはこれらの物質の
混合物で処理される浴上に落下し、銑鉄浴とこれらの物
質と強力な混合および反応性が達成される。
更に非常に興味ある本発明の応用分野は、キュポラの前
床、輸送または合金化取瓶または鋳型中(こ銑鉄を分配
するため使用される鋳物輸送容器中での脱硫または合金
化のため、鋳物用銑の処理にある。この場合、合金化剤
または接種剤は、取瓶を満す前または後銑鉄と強力に混
合できる、チャンネル型炉の如く設計した取瓶はインダ
クターを取り付け、或いはトーピード−取瓶の場合壷こ
前述した如く、インダクタースタンドに数分間導入し、
合金化および接種用元素と均質に混合する。この場合第
3図に示す如く、インダクターは取瓶の両側に配置して
よく、より急速で強力な混合をこの方法で達成するため
、反@@E面ir動作大ぜる声よい。
本発明は、特に廃石(refuse)の灰化または鋼の
製造において形成される如き金属含有廃物の除去におい
て特lこ価値を有することが判った。
これらの廃物は大きな困難を伴って処理できる微粉化ダ
ストの形で提供される。前述したルクセンブルグ特許に
記載されている如く、これらのダストは銑鉄浴中に吹き
入れられることが知られている。しかしながらこの方法
は、微粉砕物質が部分的に搬送ガスによって連行され、
再び運び出されることから、使用することが困難である
。本発明による方法は搬送ガスの使用をせずに、銑鉄と
金属含有廃物の間の均密な接触を可能にする。このため
、第1図、第1b図および第2図に示した炉を使用でき
、仕込みノズル15を除去し、炉を閉じる。この時仕込
みはサイホン5aを介して行なう。この場合炉は脱ガス
ノズル20で供給される。
この方法は例えば銑鉄スパウトにおける流動法でおよび
純粋な処理法として実施できる。
この方法を流動法として用いるとき、銑鉄はチャンネル
凰炉中にサイホン5aを介して導入し、処理すべき廃物
はノズル19 、19a、19bを介して装置中に導入
する。均質混合をインダクターの作用lζよって装置中
で生ぜしめ、全ての金属を還元し、それらの中の幾らか
はノズル20を介して蒸気の形で逃散させ、一方他のも
の例えば鉛の場合−こは銑鉄中に蓄積させる。ノズル2
0を出た後、蒸気の形での金属は、金属として凝縮させ
るか、或いは酸化機標準フィルター装置中で沈澱させる
。廃物中に含有された酸化鉄は同様に還元し、サイホン
16および放出スパウ)17を介して銑鉄と共に装置か
ら出る。鉛はタップ21を介して規則的な間隔で放出さ
せる。スラグはタップ18または18Mを介して装置か
ら出る。
純粋処理炉としてチャンネル屋炉を使用するときには、
銑鉄を炉が一杯になるまで導入するだけであり、次いで
処理を開始し、インダクターを開始させ、金属含有廃物
を導入できる。処理は前述した処理と同様であり、銑鉄
を廃物と共に所望によって炭素を導入して一定値に調整
すべきである′こと、および温度を好適な加熱装置、例
えばチャンネルインダクター22によって維持しなけれ
ばならないことが異なる。混合インダクターはまたそれ
らが同時に加熱インダクターとして作用するような方法
で設計することもできる。
全ての実施態様において遭遇する最も重要な特長の一つ
゛は、金属博物を訪導回転によって、シリンダ状容器ま
たは炉壁のほぼ頂点まで上昇させ、次いで金属浴上に落
し戻すか運び戻すことである。これは金属溶融物中に二
重の乱流を作り、これが烈しい混合を促進する。
容器が充満されるレベルが、効率、即ちエネルギーので
きる限り少ない消耗と組合せたできる限り最も烈しい乱
流についての本質的役割を果す。充満レベルをHとし、
炉直径をDとしたとき、最良の効率は、充満レベルφ=
 H/1)が0.75〜0.90にあるとき達成される
第4図は同時に脱ケイ素、脱リンおよび脱硫するチャン
ネル単位のダイアダラムを示す。それは三つのサイホン
壁30a、30bおよび30oを有する三つのサイホン
s1.s2およびS3、および三つの混合区域32a、
32bおよび32Qを有する。この種の単位は高炉と輸
送取瓶の間の高炉スパウトで使用できる、しかしトーピ
ード−取瓶と鋼工場取瓶の間の中間部としても使用でき
る。例えば銑鉄Rは銑鉄取瓶から第一サイホン装置に空
けられ、そこからスラグは開口34aを通って流れ落ち
ることができる。サイホン壁301を通過した後、銑鉄
は本発明による第一電磁混合装置32&の影響の下に来
る、そしてインダクターのらせん配置のため、サイホン
装置S2中に傾斜σ=5°で運ばれる。このサイホンに
達する前にフラックスWを有する予備加熱されたロール
スケールが仕込まれ、これはサイホンs1に向って向流
の形で流れ戻し、大きく銑鉄を脱ケイ素する。この区域
は酸性ライニングまたは高アルミナライニングを有する
一高シリカ含有率のスラグは開口34bを通って沈着す
る。銑鉄がサイホンS2中に落下し、ここでケイ素含有
スラグ残渣は開口34o中に流れ落ちる。サイホンを通
過した後、脱リン化が次の電磁混合装置32b(これは
カーブした形を有する)中で生起する。サイホンS2の
区域におけるこの単位の下部は水平に対して傾斜β=7
°を有し、その頂部端で2°に平らにされ、ここでらせ
ん状に配置された混合インダクターは、僅かに傾斜した
装置上および/または底で配置されたインダクターに線
状搬送を与える。この配置はソーダSを与えるために選
択された、この例においてこれは脱リン化剤として加え
た、そしてそれが82に向流の形で運ばれる前に液化す
る機会を与える、ここでそれは完全に反応し、開口34
dを通って放出できる。脱リン化反応は酸素または酸素
含有ガスの導入(図示せず)によって混合装置中で助長
される。それが実質的に脱リンされた後処理された銑鉄
はサイホン装置S3中に流入し、そこでスラグの残存痕
跡は関口34eを通って流出できる。サイホンS3を通
った後、銑鉄は電磁混合装置320に入る、これは下流
方向に向って水平であるか僅かに下方に傾斜している(
1〜3°)、ここで炭化カルシウムKをサイホン壁30
0の直ぐ後で加える。装置32Qを出た後、その脱硫化
スラグと銑鉄は取瓶36中に流入し、そこで必要ならば
フラッシングガス38によって支持されたそれ以上の脱
硫を生起させることができる。この操作の主目的はしか
しながら脱硫化スラグ層(こよって輻射線損失に対し銑
鉄を保護することにある。同時に脱硫化スラグを除くこ
とが望まれる場合には、電磁混合装置320を約7°傾
斜させ、放出端の直前で炭化カルシウムを加え、スラグ
をサイホンS3中にとりつけたオーバーフローの形で流
出させる。
脱硫効果は少量の還元性ガスを噴出させることlこよっ
て装置320で支持させることができる。
装置32bおよび32Qには塩基性ライニングを設ける
のが好ましい。
溶融物C)回転運動を生ぜしめる電磁力の作用は、動か
される金属浴の軸中に電流を通すことによって実質的に
増大させることができることも見出された。この電流は
動かされる点の上流および下流に置いた電極(図示せず
)によって金属浴中に導入するのが好ましい。電流は交
流または直流であることができる、しかし最高の効率は
直流によって達成される。
更に周波数変化によって、または正常電流供給時にパル
ス電流を重ねることによってインダクターへの電流の供
給を変化させることは実質的に混合効果を増大させるこ
とが判った。
本発明による方法は、相対的に長い炉に関するばかりで
なく、それぞれの場合において部分的な量のみが動かさ
れ、炉に戻される取瓶または別の炉、或いは連続法を生
ぜしめるような方法で組合せて操作される炉にも関係す
る。
一方で部分量の処理に関係し、他方で複数の連結された
炉の使用に関係するこれらの装置および方法を以下に詳
述する。
部分量を処理するための可能な装置との関係において、
平面図を示す第5a図、前立面図を示す第5b図、およ
び側面図と断面図を組合せた第5C図を参照する。
これら三つの図において、取瓶または炉51は耐火性物
質でライニングされており、レベルNまで取瓶を満す金
属52を含有している。スラグSのフィルムまたは層は
通常金属浴上に浮いている。
しばしば鋼および銑鉄の場合に行なわれるように、例え
ば脱硫剤を加えることによって金属52を処理すること
を望むときには、装置53を金属浴中に導入する、それ
は殆んどの場合、スラグが装置中に入らぬことを確実に
する必要がある。この装置の入口そしてできるならば出
口を浴中に導入した後、装置53を金属で満す。
この充填はインダクター55にスイッチを入れることに
よって行なうことができる、インダクター55は、それ
らが金属浴上にポンプ作用を働かせ、かくして処理イン
ダクター54を設けである混合区域中に金属を運ぶよう
に設計してある。
インダクター54の動作方法は前述した動作に相当し、
この場合のインダクターは、それらが図に見られるよう
に右から左へと金属を運ぶように設計するのが好ましい
。それらはまた混合および搬送効果に加えて加熱効果も
出すような方法で設計してもよい。金属がインダクター
54に達し、これらのインダクター(こよる均質混合運
動を生ぜしめた時、処理するために必要な固体または液
体物質または気体は開口またはノズル59.59&およ
び59bを介して金属浴lこ供給でき、上記浴と均質的
に混合できる。
未処理量から処理量を分離することを望むときlこは、
底で開いている仕切Tを取瓶に設けることができる。
上述した装置に類似した装置には、インダクターを設け
た混合区域を直接的に、即ち吊り上げインダクター55
を設けた上昇区域なしに、取瓶中に作った少なくとも一
つまたは二の開口を設け、滑り閉止装置を設けて連結し
たような装置があり、これも前述した結果と同様の結果
をもたらす。この種の装置は、傾斜取瓶と、特にトーピ
ード−取瓶と共に使用すると非常に有利な結果をもたら
す。これらの場合、混合装置は取瓶を単に傾斜させるこ
とによって容易に満すことができ、それは関口を通って
取瓶中へのオーバーフローによって充填を達成すること
ができ、インダクター54による昇揚作用と適切なポン
プ作用を4えることで達成できる。
金属との直接接触で、換言すれば昇揚インダクターを用
いずに、上述した混合区域をヨーロッパ特許出願第83
/630074号に記載されている如く鋳造前に金属溶
融物を処理するための装置に取り付けることができ、そ
れはこの特許出願に記載された加熱のため、本発明によ
る金属の同時処理と組合せることができる。
第5a図、第5b図および第50図は、処理すべき金属
を取瓶から本発明による混合装置への磁気ポンプ輸送効
果で運ぶような装置を示す。
磁気ポンプ輸送効果は他の既知の手段で助けることまた
は置換することができる。例えばトーピード−取瓶の例
を参照して後述する如く、磁気ポンプ輸送効果はガス昇
揚効果または真空により取瓶中で過圧によって助長もし
くは置換でき、それは四つの手段、即ち取瓶中の高圧、
ガス昇揚効果、真空および電気誘導ポンプ輸送を、単独
でまたはそれぞれのまたは別のまたは全ての上述手段の
組合せで使用することができる。
第6図および第6a図はトーピード−取瓶と組合せたこ
の種の装置を示し、この装置において、脱ケイ素、脱硫
および脱リンの如き所望の操作は継続的に実施できる。
正規のランナーゲートに加えて、トーピード−取瓶は第
二開口62を有し、それは好ましくは気密な方法で、両
開口のため封止することができる。もしこれができぬと
きには、トーピード−取瓶のほぼ中央に達する仕切63
を設ける。
装置には立ち管65を含み、これはトーピード−取瓶の
底の僅か上の点に向って突出しており、ガスリフト単位
を設けるのが好ましい。立ち管の上部には吸入ライン6
6を設けることができる。第5図に示した電磁ポンプを
同様に立ち管65中に組入れることができる。トーピー
ド−取瓶自体は、銑鉄がバイブロ5を満し、混合区域6
4または64aおよび84b中に通ずるような方法で、
僅かに加圧を受けさせることができる。トーピード−取
瓶がその入口で容易に封止できないとき、仕切63を組
立てた後に、加圧下にトーピード−取瓶の右手部を置く
だけで充分である。完成装置と連結した充填装置69は
トーピード−取瓶61の入口コネクター中に導入する。
この装置はスラグオーバーフロー67、取瓶入口コネク
ター68、仕切を持ったサイホン容器を有する。コネク
ター68は操作開始時には、溶融板89&またはプラグ
69bで封止できる。
電磁混合区域64は第6図の上方に、そして第6a図の
下方に破線で示すように55mから69の方向へ導くこ
とができる。しかしながらより長い混合通路を達成する
ため、混合区域は回り道64aおよび64bを介して6
5から69に達せさせることもできる。上昇および降下
装置によってトーピード−取瓶中に全体として導入され
たこの装置に)の操作の形式は第6図からそして以下の
説明から容易に明らかになるであろう。
銑鉄は前述した四つの手段の一つまたはそれ以上によっ
てバイブロ5を介して65aへと上昇させる、次いでそ
れは混合区域64または64aおよび84bを介して、
また通常の処理物質またはガスを添加してサイホン部6
9中に連続的に運ばれ、そこを充満し、69&を溶融し
或いは69bを上昇させた後、処理後68を介してトー
ピード−取瓶中に銑鉄を流し戻す。
処理中に形成されたスラグは自動的にオーバーフロー6
7を介して流れ出る。かくして脱硫、脱ケイ素および脱
リンの如き処理が何の問題もなしに連続的に実施できる
混合区域64または64&および64bが、スラグが金
属の流れで連行されないような方法で適切な傾斜、例え
ば4以上の傾斜を有するとき、それは向流の形で実施で
き、添加物の機能は混合区域の各端で行なわれ、スラグ
はサイホンとして示したコネクター65&からオーバー
フロー57aを介して流出する。
取瓶の右手側にとりつけた単位は取瓶の左手側に対して
対称的に取りつけることができる、゛この場合二つの単
位は一緒に仕事をすることができ、同じサイホン装置6
9の使用をする。
図示する如く、コネクター62に対する個々のトーピー
ド−取瓶を、円錐区域で取りつけることができ、それは
トーピード−取瓶が後方向に傾斜しているとき金属で自
動的に充満するような方法でとりつけ、次いでこの金属
を858を介して混合装置に案内し、次いで説明したよ
うに継続させることができる。この場合光lこ説明した
四つの上昇装置は包囲することができる。
上述した装置は銑鉄、鋼または他の金属を含有する通常
の取瓶に同様に使用できた。
第5a図、第5b図、第50図および第6図に示した装
置を使用して、非常に広い範囲冶金処理操作が可能にな
ることは容易1こ判る。
例えば銑鉄の場合、脱ケイ素、脱リンおよび脱硫の如き
所望の操作を、それ自体知られている手段を備えた同じ
装置を用いて、例えばトーピード−取瓶の如き同じ取瓶
で連続的に好まし〈実施できる。個々の操作は自動的な
スラグの中間除去によって有利になされる。
第1図に関して説明した銑鉄での亜鉛および鉛含有廃物
の処理の如き操作を上述した単位で同様に実施できる。
また生産炉自体においてまたは鋳造取瓶もしくはタンデ
ィツシュ(tundish ) lこおいて、上述した
方法および装置で、鋼浴を通常の剤で処理することもで
きる。例えば鋼浴を粉末合金化元素を用いて容易に合金
化できる、或いは固体または液体ペラン(Perrin
 )スラグの如き通常の処理スラグで脱硫または脱酸素
することができる。
同じ装置をテルミット法によって鋼溶融物を急速加熱す
るために使用できる。同じ時間で作られるスラグの処理
効果と浴の急速加熱を組合せたこの方法はルクセンブル
グ特許第84272号に記載されている。
この方法に記載されている反応は第5a図、第5b図ま
たは第50図について説明した本発明による装置と組合
せることができ、例えばノズル59を介してアルミニウ
ムを加、lことができ、続いて必要な酸素をノズル59
aおよび59bを介して導入できる。本発明にょ不装置
によって達成できるアルミニウムおよび続いて導入する
酸素と処理される鋼との均質混合は、反応中に生成する
スラグから生ずる同時精製効果と組合された非常に急速
な加熱効果を生せしめる。
複雑な反応、例えば同時脱硫を伴う銑鉄浴中での石炭の
気化、銑鉄の同時生産と直接還元、または非鉄系冶金着
こ使用する方法の場合、組合せて使用する二つ以上の炉
の間の中間段階として本発明1こよる方法または装置を
使用すると有利である。大きな利益を伴うこの形の本発
明の応用は、以下の二つの実施例を参照して詳細に説明
する。
第一の実施例を第7図および第7a図に示し、これは比
較的低い硫黄含有率の石炭lこ対する石炭気化プラント
に関する。原則的lこ、このプラントは二つの容器71
および72からなり、これらはそれらの上部で混合区域
74で連結されている。パイプ75はそれらの下部で二
つの容器を連結している。全体としてプラントは耐熱ラ
イニング73を設けである。プラントは、加圧下にも操
作できるようにカバー76によって密封されている。
容器7には、89で示す銑鉄浴上(こ、粉末石灰石と共
にまたは用いずに、酸素を頂部吹き込むランス85を備
えている。石灰石を加えまたは加えない酸素は、底部ジ
ェット85aを介して銑鉄浴79に供給することもでき
、このジェットは油冷却または気体冷却した環状間隙ジ
ェットとして設計できる。
この酸素供給の結果として、ガスが銑鉄中に含有される
炭素の燃焼によって形成される。このようにして発生し
た熱は吹き込まれる酸素に水蒸気を加えることによって
制御できる。この方法で形成される熱はまた開口86を
介して容器71中に導入されるスクラップまたは予備還
元された鉱石を溶融するためにも使用できる。
更に生成されるガスは全部をまたは一部を鉱石の予備還
元に使用できる。
プラントの心臓部は上方連結チャンネル74にあり、こ
れは第1図に関して説明した如き誘電混合装置として設
計されている。例えば非磁性鋼の如き透磁性の殻、また
は有利には非磁性複合材料から本来なるべきであるこの
チャンネルは、高度に耐熱性で耐摩耗性の材料の内部ラ
イニングを有する。このチャンネル74は金属79が7
1から72へ運ばれるような方法で設計すべきである。
このためインダクター81を、それらの強力混合効果に
加えて、それらが71から72へ金属を蓮ぶ作用をする
ような方法で設計する。チャンネル741:i、仕込み
コネクター82を有し、これを介して炭素を系中に導入
する。
図に示す如く、チャンネル74は炉71中に主として石
灰石からなり、できるなら蛍石を加えたスラグ(この場
合脱硫スラグ)を71から72へと運ぶような方法で置
くことができる。
この方法で82を介して導入された石炭は予備溶融され
た脱硫スラグおよび銑鉄と直ちに接触された状態になり
、かくして銑鉄が炭素によって炭化されるばかりでなく
同時に脱硫されるようになる。
この方法に従って、石炭の揮発性成分はガスライン83
を介してリッチ石炭ガスとして価値あるタールと共に別
々に取り出すことができ、酸素/水蒸気の注入により7
1で形成されたガスは33mを介して取り出される。明
確なガスの分離が所望されるときには、連結かつ混合パ
イプ74を浴のレベルの下で容器71中に導入しなけれ
ばならない。しかしながらこの場合、液体スラグ脱硫効
果をぎせいにすし、石炭と共Cζ脱硫剤を導入する必要
がある。
混合ガスのみを得ることを望むときには、廃ガスライン
83を閉じ、全てのガスを83aを介して取り出す。こ
のときタールは容器71中の浴79の上の熱ガス空間中
で破砕される。
スラグ80はできるならば僅かに余分の銑鉄と共に、出
ロア7から系外に出る。スクラップまたは予備還元した
鉱石によって冷却が生起したときには、これらの物質か
ら形成された銑鉄を湯出しロア8または84を介して取
り出す。
銑鉄は混合チャンネル74を通って71から72へ連続
的に運ばれ、連結パイプ75を介して容器71に流れ戻
るから、プラントは連続的に仕事をする。
第7図および第7a図に示したプラントは、広い範囲に
わたる冶金作業に使用できる。
例えば、このプラントは前述した如く、鉛および亜鉛含
有冶金廃物のためζこ使用でき、このプラントでの電気
加熱は、酸素による炭素の燃焼によって置き換える。こ
の場合、混合および搬送チャンネル74のコネクターは
浴レベルNの下で容器中に置き、炭素を加えまたは加え
ずに、処理すべき物質は82を通して導入する。
鉛および亜鉛含有ガスはコネクター83を通って系を出
る。温度は、底部ノズル85aを通しておよび/または
ランス85を通して少量の酸素を注入することによって
制御する。できるなら銑鉄と共にスラグはオーバーフロ
ー77を介して容器72を出る。銑鉄は出ロア8を介し
てまたは出口84を介して鉛と共に取り出すことができ
る。
第8図および第8b図は三つの容器および二つの混合区
域を有するプラントの略図である。
このプランとはそれ自体において、相対的に高い硫黄含
有率の石灰の気化とセメントの同時生産の如きより複雑
な処理を可能にする。
前突施例における如く、石炭は容器91中で酸素で、そ
して水蒸気を用いまたは用いずに気化される。混合区域
94でコネクター102を介して粉末石灰石と共に炭素
を導入する、そしてインダクター101の前述した作用
によって銑鉄と強力に混合する。石灰石の添加はセメン
トの製造に好適である組成物を作るため、石炭灰分と組
合せて計算する。かくして形成されたスラグはスパウト
97から分離される、所望によって底で中断されたサイ
ホン壁96はこのスラグを混合区域94a中に連行する
のを防止する。
主たる脱硫操作はこの混合区域94aで生起し、既知の
脱硫剤例えばソーダまたは石灰石/蛍石混合物はノズル
102&を介して導入し、インダクター1ollの作用
によって銑鉄と均質混合する。形成された脱硫スラグは
97aを介して分離され、銑鉄は95を介して容器91
中に戻る。流れ戻る量はソレノイド圧送バルブ95aで
制御できる。
形成されるガスおよび銑鉄は第6図について説明した如
く系から除去する。
より複雑な金属処理の場合、例えば普通非鉄金属冶金の
場合には、必要に応じて容器および誘導混合チャンネル
の数を増加させることができる。
第8b図に示す如く、これらのチャンネルは、真直ぐな
パイプとして作る、これは第7a図に示した例に比較し
てチャンネルを煉瓦で内張すするのを容易にする。第7
a図に示したアーチ状のチャンネルは真直ぐなチャンネ
ルで置換でき、成功した。
例えば高灰分石炭を使用するとき、追加のエネルギーを
供給すること、例えばインダクシュンコイルまたはアー
クによりまたは処理インダクター自体によって電気エネ
ルギーの形での供給することは本発明の範囲外ではない
【図面の簡単な説明】
第1図はチャンネル型炉の長手方向断面図であり、第1
a図は開放チャンネル型炉の断面図であり、第1b図は
閉鎖チャンネル型炉の断面図であり、第2図はらせん状
に配置したインダクターを備えた第1図と同様の炉を示
し、第3図は両側にインダクターを配置した炉の断面図
を示し、第4図は複数の処理段階を有するチャンネル装
置の略図であり、第5a図、第5b図、第50図は一部
量を処理するための単位の平面図および一部断面側面図
を示し、第6図および第6a図はトーピード−取瓶用単
位のそれぞれ断面図および平面図を示し、第7図は石炭
ガス化プラントの第一実施例の縦断面図を示し、第7a
図はその平面図であり、第8図は石炭ガス化プラントの
第二実施例の縦断面図であり、第8b図はその平面図で
ある。 特許出願人  ボ − ル ・ メ ン ツFig、5 Fig、6a   67a Fig、8b 手続補正書 昭和62年7月7 日 3、補正をする者

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、金属溶融物を電磁力により、好適な実質的にシリン
    ダ状の容器中で運動状態にセツトし、化学的活性物質ま
    たは合金化元素を加えて金属溶融物を処理する方法であ
    つて、容器を処理すべき溶融物で少なくとも半分より上
    まで満し、容器の軸の周りの回転運動によつて容器の頂
    点まで溶融物を上昇させ、次いで実質的に容器の軸方向
    で、溶融物の面上に落し戻すかまたは運び戻し、このと
    き上記物質または元素を加えることを特徴とする方法。 2、容器の充填度φ=H/Dが0.75〜0.90の間
    にあり、HおよびDはそれぞれ溶融物の充填レベルおよ
    び容器の直径である特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、溶融物を容器の全長に沿つて均一回転方向で動かす
    特許請求の範囲第1項、または第2項記載の方法。 4、少なくとも二つの区域を容器の長さに沿つて設け、
    それらの区域中で溶融物をそれぞれ反対方向に動かす特
    許請求の範囲第1項または第2項記載の方法。 5、誘導的に行なう混合を機械力で助ける特許請求の範
    囲第1項〜第4項の何れか一つに記載の方法。 6、金属溶融物の追加軸方向運動を電磁力で開始させ、
    これで回転運動を作り、この方法で混合区域を形成する
    特許請求の範囲第1項〜第5項の何れか一つに記載の方
    法。 7、混合区域を、容器または流動部材に流れの方向で上
    昇する傾斜を与えることによつて形成し、混合区域の端
    で物質を導入することにより落加物質と上昇金属溶融物
    の間に向流を生成させる特許請求の範囲第6項記載の方
    法。 8、電流、好ましくは直流を混合区域の帯域で溶融物中
    に通す特許請求の範囲第6項または第7項記載の方法。 9、部分量を一つの治金容器から取り出し、これを少な
    くとも一つの混合区域で処理し、同じ容器に運び戻す特
    許請求の範囲第6項〜第8項の何れか一つに記載の方法
    。 10、部分量を一つの治金容器から取り出し、これを混
    合区域で処理し、第二容器に運び入れる特許請求の範囲
    第6項〜第8項の何れか一つに記載の方法。 11、インダクター(14)をシリンダ状の水平または
    僅かに傾斜した容器(1)の壁の外側に配置し、インダ
    クターが金属溶融物(2)上に回転力および軸方向力を
    作用させ、容器(1)に金属の表面上に添加物質を導入
    するための手段(19)を設けたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項〜第10項の何れか一つに記載の方法
    を実施する装置。 12、複数のインダクター(14、14a、14b)を
    容器の軸に対して平行に配置した特許請求の範囲第11
    項記載の装置。 13、複数のインダクター(14、14a、14b)を
    容器の軸の周囲をらせん状に延びる線に沿つて配置した
    特許請求の範囲第11項記載の装置。 14、容器(1)が閉じられた管状炉である特許請求の
    範囲第11項〜第13項の何れか一つに記載の装置。 15、容器(1)が開放チヤンネル型炉である特許請求
    の範囲第11項〜第13項の何れか一つに記載の装置。 16、容器(1)が仕切によつて部屋に分けられ、部屋
    間を連結してある特許請求の範囲第1項〜第15項の何
    れか一つに記載の装置。 17、容器(1)が蒸気化した物質を引き出すためのコ
    ネクタ(20)を有する特許請求の範囲第11項〜第1
    6項の何れか一つに記載の装置。 18、容器が浴を加熱するための装置、好ましくはチヤ
    ンネル型インダクターを有する特許請求の範囲第11項
    〜第16項の何れか一つに記載の装置。 19、混合インダクターを、それらが同時に加熱インダ
    クターとして作用するように設計してある特許請求の範
    囲第11項〜第18項の何れか一つに記載の装置。 20、インダクターへの電流供給が正常電流供給上に重
    ねたパルス電流のためまたは電流周期において短時間交
    番のための手段を含む特許請求の範囲第11項〜第19
    項の何れか一つに記載の装置。 21、流動部材が金属入口および金属出口との組合せに
    おいて傾斜し、金属出口を高い位置に置いた特許請求の
    範囲第11項〜第20項の何れか一つに記載の装置。 22、金属溶融物を誘導的に動かす混合区域(53)が
    壁(T)によつて二つの部分に分けられている容器(5
    1)の二つの部分間に延びている特許請求の範囲第11
    項〜第20項の何れか一つに記載の装置。 23、混合区域(74)が二つの容器(73)を相互に
    連結し、金属の循環について見て、二つの治金容器(7
    3)の下部がパイプ(75)で相互に連結されている特
    許請求の範囲第11項〜第20項の何れか一つに記載の
    装置。 24、複数の治金容器(91、92、93)を幾つかの
    混合区域(94、95)により相互に連結し、個々の容
    器(91、92、93)および混合区域(94、95)
    中で各種の治金反応を行う特許請求の範囲第11項〜第
    20項の何れか一つに記載の装置。 25、複数の混合区域(32a、32b、32c)を直
    列に配置し、特定治金処理を各混合区域(32a、32
    b、32c)中で行ない、反応スラグまた廃ガスを除く
    ため取り出しコネクタ(34)を設けたサイホン装置(
    S1、S2、S3)を個々の混合区域間に配置する特許
    請求の範囲第11項〜第20項の何れか一つに記載の装
    置。 26、混合区域が真直ぐな設計である特許請求の範囲第
    11項〜第25項の何れか一つに記載の装置。 27、混合区域がカーブした設計である特許請求の範囲
    第11項〜第25項の何れか一つに記載の装置。 28、混合区域または容器が傾斜可能な設計である特許
    請求の範囲第11項〜第25項の何れか一つに記載の装
    置。 29、混合区域または容器が、それ自体傾斜可能な設計
    である相互反応治金容器に連結されている特許請求の範
    囲第11項〜第25項の何れか一つに記載の装置。
JP62144989A 1986-06-12 1987-06-10 金属溶融物処理方法およびその方法を実施するための装置 Expired - Lifetime JPH086131B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
LU86469A LU86469A1 (de) 1986-06-12 1986-06-12 Verfahren bzw.vorrichtung zum behandeln von metallschmelzen
LU86541 1986-08-05
LU86541A LU86541A7 (de) 1986-08-05 1986-08-05 Verfahren und vorrichtung zum behandeln von metallschmelzen
LU86469 1986-08-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62297424A true JPS62297424A (ja) 1987-12-24
JPH086131B2 JPH086131B2 (ja) 1996-01-24

Family

ID=26640319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62144989A Expired - Lifetime JPH086131B2 (ja) 1986-06-12 1987-06-10 金属溶融物処理方法およびその方法を実施するための装置

Country Status (8)

Country Link
US (2) US4808219A (ja)
EP (1) EP0252308B1 (ja)
JP (1) JPH086131B2 (ja)
AT (1) ATE51417T1 (ja)
CA (1) CA1328563C (ja)
DE (1) DE3762049D1 (ja)
ES (1) ES2014276B3 (ja)
GR (1) GR3000554T3 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19541993A1 (de) * 1995-11-10 1997-05-15 Junker Gmbh O Anwendung eines Verfahrens zum Behandeln von Metallschmelzen
IT1288437B1 (it) * 1996-11-15 1998-09-22 S E Tri Srl Procedimento ed impianto per la fusione e purificazione di leghe di alluminio, rame, ottone, piombo e bronzo
TR200100090T2 (tr) * 1998-07-17 2001-06-21 Ipcor N.V. Metal indirgeme ve ergitme işlemi için endüksiyon fırını.
CA2305741A1 (en) * 1998-08-07 2000-02-17 Ipcor N.V. Apparatus and method for the secondary refinement of metals
EP2445835A1 (en) * 2009-06-24 2012-05-02 Third Millennium Metals, Llc Copper-carbon composition
AU2011212849A1 (en) 2010-02-04 2012-08-30 Third Millennium Metals, Llc Metal-carbon compositions
MX2013010080A (es) 2011-03-04 2014-04-16 Third Millennium Metals Llc Composiciones de aluminio-carbono.
PL3976837T3 (pl) * 2019-05-24 2024-03-25 Tata Steel Nederland Technology B.V. Urządzenie i sposób ciągłego odsiarczania ciekłego gorącego metalu
DE102021121030A1 (de) 2021-08-12 2023-02-16 Otto Junker Gesellschaft mit beschränkter Haftung Vorrichtung zur induktiven Erwärmung einer Metallschmelze, Mehrkammerschmelzofen zum Schmelzen von Schrott aus Metall und Verfahren zum Schmelzen von Schrott aus Metall

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS617554U (ja) * 1984-06-20 1986-01-17 三菱重工業株式会社 溶鉄の連続脱硫装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
LU31860A1 (ja) *
US1946873A (en) * 1928-09-18 1934-02-13 Ajax Metal Company Method for making stainless steel
US1940622A (en) * 1932-02-10 1933-12-19 Ajax Electrothermic Corp Electric induction furnace method
US2139853A (en) * 1933-07-08 1938-12-13 Heraeus Vacuumschmelze Ag Method of making steel
US3251921A (en) * 1963-03-22 1966-05-17 Harry A Hartley Metal heating and circulating apparatus
CH438390A (de) * 1964-05-21 1967-06-30 Mo I Stali I Splawow Anlage zum kontaktlosen Durchmischen geschmolzenen Metalles
SE329410B (ja) * 1968-01-31 1970-10-12 Asea Ab
GB1219956A (en) * 1968-10-28 1971-01-20 Kocks Gmbh Friedrich Improvements in or relating to the treatment of metal melts
US3576320A (en) * 1968-11-22 1971-04-27 Kocks Gmbh Friedrich Methods and apparatus for treatment of metals
US3827877A (en) * 1968-11-29 1974-08-06 Huettenwerk Oberhausen Ag Method of induction-refining a ferrous melt using a sponge iron charge
US3764296A (en) * 1969-04-05 1973-10-09 Bayer Ag Method and the apparatus for carrying out metallurgical and chemical processes
SE357686B (ja) * 1969-05-21 1973-07-09 Asea Ab
SE365731B (ja) * 1970-01-20 1974-04-01 Asea Ab
GB8308449D0 (en) * 1983-03-28 1983-05-05 Alcan Int Ltd Melting scrap metal
SU1151578A1 (ru) * 1983-12-16 1985-04-23 Институт проблем литья АН УССР Электромагнитный смеситель

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS617554U (ja) * 1984-06-20 1986-01-17 三菱重工業株式会社 溶鉄の連続脱硫装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0252308A1 (de) 1988-01-13
EP0252308B1 (de) 1990-03-28
GR3000554T3 (en) 1991-07-31
US4808219A (en) 1989-02-28
CA1328563C (en) 1994-04-19
ATE51417T1 (de) 1990-04-15
ES2014276B3 (es) 1990-07-01
US4891822A (en) 1990-01-02
JPH086131B2 (ja) 1996-01-24
DE3762049D1 (de) 1990-05-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100396071B1 (ko) 금속및금속합금제조방법및그장치
US3194539A (en) Mixing apparatus
US4457777A (en) Steelmaking
SA99200405B1 (ar) طريقة لإنتاج مصهور معدني وماسورة متعددة الوظائف خاصة به
US3918692A (en) Apparatus for refining molten metals and molten metal refining process
JPS59157480A (ja) 冶金方法およびその装置
JP2774265B2 (ja) 硫化物材料の乾式製錬のための浴機構
JPS62297424A (ja) 金属溶融物処理方法およびその方法を実施するための装置
JPS636608B2 (ja)
US4052197A (en) Process for making steel from pig iron
CZ20004920A3 (cs) Způsob přímého tavení
EP0334915B1 (en) Process for heating molten steel contained in a ladle
AU2004263608B2 (en) Method of charging fine-grained metals into an electric-arc furnace
JPS6138736A (ja) 溶融金属を洗浄ガスで処理する方法
US4094495A (en) Method and apparatus for the production of quality steels
DE413894T1 (de) Gefaess zur stahlerzeugung nach dem pneumatischen frischverfahren und verfahren zur herstellung von stahl.
JPS6176607A (ja) 溶銑の予備精錬による製鋼設備
US3800630A (en) Procedure and installation for continuous steel making
US3934863A (en) Apparatus for refining molten metal and molten metal refining process
US4199350A (en) Method for the production of quality steels
WO2002048408A1 (en) Desulphurizing molten iron
JPH0437131B2 (ja)
JPS60197812A (ja) 竪型連続精錬装置
JP2001131620A (ja) 酸化鉄の溶融還元方法
CZ281094B6 (cs) Způsob mimopecního zpracování tavenin kovů a zařízení k jeho provádění