JPH0518667A - 乾燥装置 - Google Patents
乾燥装置Info
- Publication number
- JPH0518667A JPH0518667A JP15845891A JP15845891A JPH0518667A JP H0518667 A JPH0518667 A JP H0518667A JP 15845891 A JP15845891 A JP 15845891A JP 15845891 A JP15845891 A JP 15845891A JP H0518667 A JPH0518667 A JP H0518667A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot air
- dried
- air supply
- nozzles
- conveyed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は乾燥能力に優れ、かつ、乾燥条件を任
意に設定できようにした乾燥装置を提供することを目的
とする。 【構成】塗布剤が塗布された被乾燥部材23を搬送する
搬送手段1と、この搬送手段1によって搬送される被乾
燥部材23の塗布剤が塗布された面にノズル8,9,1
0,11から熱風を供給する上部ドライヤ2と、上記搬
送手段1によって搬送される被乾燥部材23の反塗布剤
面側に熱風を供給する下部ドライヤ14,15と、上記
上部ドライヤ2のノズル8,9,10,11からの熱風
の供給条件を調節する調節板18,18とを具備する。
意に設定できようにした乾燥装置を提供することを目的
とする。 【構成】塗布剤が塗布された被乾燥部材23を搬送する
搬送手段1と、この搬送手段1によって搬送される被乾
燥部材23の塗布剤が塗布された面にノズル8,9,1
0,11から熱風を供給する上部ドライヤ2と、上記搬
送手段1によって搬送される被乾燥部材23の反塗布剤
面側に熱風を供給する下部ドライヤ14,15と、上記
上部ドライヤ2のノズル8,9,10,11からの熱風
の供給条件を調節する調節板18,18とを具備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、溶剤を含む
塗布剤が塗布された部材を乾燥する乾燥装置に関する。
塗布剤が塗布された部材を乾燥する乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の乾燥装置は、塗布剤が塗布され
た被乾燥部材を搬送手段によって搬送し、この搬送され
る被乾燥部材の塗布剤面に対し熱風供給手段のノズルか
ら熱風を供給して乾燥させるようになっている。
た被乾燥部材を搬送手段によって搬送し、この搬送され
る被乾燥部材の塗布剤面に対し熱風供給手段のノズルか
ら熱風を供給して乾燥させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、被乾燥部材の塗布剤の塗布面側にのみ熱風を
供給するため、乾燥能力が劣るものとなっていた。
おいては、被乾燥部材の塗布剤の塗布面側にのみ熱風を
供給するため、乾燥能力が劣るものとなっていた。
【0004】また、熱風供給手段のノズルからは一定の
状態で熱風が供給されていたため、熱風の風速などを調
整できず、乾燥条件を任意に設定できないという問題が
あった。
状態で熱風が供給されていたため、熱風の風速などを調
整できず、乾燥条件を任意に設定できないという問題が
あった。
【0005】そこで、本発明は乾燥能力の優れ、かつ、
乾燥条件を任意に設定できようにした乾燥装置を提供す
ることを目的とする。
乾燥条件を任意に設定できようにした乾燥装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、塗布剤が塗布された被乾燥部材を搬送する搬
送手段と、この搬送手段によって搬送される被乾燥部材
の塗布剤が塗布された面にノズルから熱風を供給する第
1の熱風供給手段と、上記搬送手段によって搬送される
被乾燥部材の塗布剤が塗布された面の反対側の面に熱風
を供給する第2の熱風供給手段と、上記第1の熱風供給
手段のノズルからの熱風供給状態を調節する調節手段と
を具備してなる。
するため、塗布剤が塗布された被乾燥部材を搬送する搬
送手段と、この搬送手段によって搬送される被乾燥部材
の塗布剤が塗布された面にノズルから熱風を供給する第
1の熱風供給手段と、上記搬送手段によって搬送される
被乾燥部材の塗布剤が塗布された面の反対側の面に熱風
を供給する第2の熱風供給手段と、上記第1の熱風供給
手段のノズルからの熱風供給状態を調節する調節手段と
を具備してなる。
【0007】
【作用】第1の熱風供給手段のノズルから供給される熱
風の供給状態を調節手段により調節することにより、被
乾燥部材を任意の乾燥状態で乾燥させる。
風の供給状態を調節手段により調節することにより、被
乾燥部材を任意の乾燥状態で乾燥させる。
【0008】また、第2の熱風供給手段により、被乾燥
部材の反塗布剤面側に熱風を供給することにより、乾燥
能力を向上させる。
部材の反塗布剤面側に熱風を供給することにより、乾燥
能力を向上させる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図1〜図3に示す一実施例を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0010】図1は乾燥装置を示すもので、図中1は搬
送手段である。
送手段である。
【0011】上記搬送手段1は所定間隔を存して配設さ
れた複数個の支持ロ−ラ1a…によって構成され、被乾
燥部材23を矢印方向に搬送するようになっている。前
記被乾燥部材23の上面側には溶剤を含む塗布剤が塗布
されている。
れた複数個の支持ロ−ラ1a…によって構成され、被乾
燥部材23を矢印方向に搬送するようになっている。前
記被乾燥部材23の上面側には溶剤を含む塗布剤が塗布
されている。
【0012】上記搬送手段1の上面側には、第1の熱風
供給手段としての上部ドライヤ2が設けられている。こ
の上部ドライヤ2の内部は仕切板3により、第1および
第2の室4,5に仕切られている。前記第1および第2
の室4,5の上面部にはそれぞれ送風口6,7が設けら
れ、下面部にはノズル8,9,10,11がそれぞれ設
けられている。
供給手段としての上部ドライヤ2が設けられている。こ
の上部ドライヤ2の内部は仕切板3により、第1および
第2の室4,5に仕切られている。前記第1および第2
の室4,5の上面部にはそれぞれ送風口6,7が設けら
れ、下面部にはノズル8,9,10,11がそれぞれ設
けられている。
【0013】また、上記第1および第2の室4,5の内
部には各ノズル8,9,10,11へ均一に熱風を案内
する案内板12,13が設けられている。
部には各ノズル8,9,10,11へ均一に熱風を案内
する案内板12,13が設けられている。
【0014】さらに、上記搬送手段1の下面側には第2
の熱風供給手段としての下部ドライヤ14,15が配設
されている。
の熱風供給手段としての下部ドライヤ14,15が配設
されている。
【0015】ところで、上記上部ドライヤ2のノズル
8,9,10,11は図2,図3に示すように、ノズル
ガイド16,16を介してネジ17により取り付けられ
ている。前記ノズルガイド16,16には長孔16aが
形成され、この長孔16a内にネジ17がスライド自在
に挿入されている。
8,9,10,11は図2,図3に示すように、ノズル
ガイド16,16を介してネジ17により取り付けられ
ている。前記ノズルガイド16,16には長孔16aが
形成され、この長孔16a内にネジ17がスライド自在
に挿入されている。
【0016】また、上記ノズル8,9,10,11には
調整手段としての調整板18,18が取り付けられてい
る。調整板18,18には上下方向に長穴20,20が
穿設され、これら長穴20,20にはネジ21,21が
挿入されている。このネジ21,21により、上記調整
板18,19が上下動自在に取り付けられている。
調整手段としての調整板18,18が取り付けられてい
る。調整板18,18には上下方向に長穴20,20が
穿設され、これら長穴20,20にはネジ21,21が
挿入されている。このネジ21,21により、上記調整
板18,19が上下動自在に取り付けられている。
【0017】しかして、塗布剤が塗布された被乾燥部材
23を乾燥する場合には、被乾燥部材23を支持ロ−ラ
1a…の回転により搬送するとともに、上部ドライヤ2
の送風口6,7から熱風を送り込む。
23を乾燥する場合には、被乾燥部材23を支持ロ−ラ
1a…の回転により搬送するとともに、上部ドライヤ2
の送風口6,7から熱風を送り込む。
【0018】この熱風は案内板12,13に沿ってノズ
ル8,9,10,,11から被乾燥部材23の塗布剤面
23a側に吹き付けられる。
ル8,9,10,,11から被乾燥部材23の塗布剤面
23a側に吹き付けられる。
【0019】また、このときには、下部ドライヤ14,
15から熱風が矢印で示すように、吹き付けられ非塗布
剤面23b側に熱風が吹き付けられ、被乾燥部材23が
乾燥される。
15から熱風が矢印で示すように、吹き付けられ非塗布
剤面23b側に熱風が吹き付けられ、被乾燥部材23が
乾燥される。
【0020】ところで、被乾燥部材23の乾燥状態を変
化させたい場合には、上部ドライヤ2のノズル8,9,
10,11の調整板18,18のネジ21,21を緩め
て調整板18,18を上下方向にスライド移動させる。
化させたい場合には、上部ドライヤ2のノズル8,9,
10,11の調整板18,18のネジ21,21を緩め
て調整板18,18を上下方向にスライド移動させる。
【0021】調整板18,18が上方へ移動された場合
には、ノズル8,9,10,11の開口量が大となり、
風速が低下するとともに、被乾燥部材23から遠ざか
る。また、調整板18,18が下方へ移動された場合に
は、ノズル8,9,10,11の開口量が小となり、風
速が向上するとともに被乾燥部材23に近接する。
には、ノズル8,9,10,11の開口量が大となり、
風速が低下するとともに、被乾燥部材23から遠ざか
る。また、調整板18,18が下方へ移動された場合に
は、ノズル8,9,10,11の開口量が小となり、風
速が向上するとともに被乾燥部材23に近接する。
【0022】上述したように、被乾燥部材23を上下部
のドライヤ−2,14,15により、その両面側から乾
燥するため、乾燥効率を向上できる。
のドライヤ−2,14,15により、その両面側から乾
燥するため、乾燥効率を向上できる。
【0023】また、上部ドライヤ2のノズル8,9,1
0,11の調整板18,18の移動により、熱風の吹き
出し状態を調整するため、被乾燥部材23を任意の状態
で乾燥させることができる。
0,11の調整板18,18の移動により、熱風の吹き
出し状態を調整するため、被乾燥部材23を任意の状態
で乾燥させることができる。
【0024】なお、本発明は上記一実施例に限られず、
図4に示すように、上記した乾燥装置を連設された複数
の部屋31…内にそれぞれ配設して、各部屋31別に乾
燥条件を設定してもよい。なお、図中32は溶剤を排出
する排出口である。
図4に示すように、上記した乾燥装置を連設された複数
の部屋31…内にそれぞれ配設して、各部屋31別に乾
燥条件を設定してもよい。なお、図中32は溶剤を排出
する排出口である。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、被乾燥部
材の反塗布剤面側に熱風を供給する第2の熱風供給手段
を備えたから、乾燥能力を向上でき、良好な乾燥が可能
になる。
材の反塗布剤面側に熱風を供給する第2の熱風供給手段
を備えたから、乾燥能力を向上でき、良好な乾燥が可能
になる。
【0026】また、第1の熱風供給手段のノズルからの
熱風供給状態を調節する調節手段を備えたから、被乾燥
部材を任意の乾燥状態で乾燥させることができるという
効果を奏する。
熱風供給状態を調節する調節手段を備えたから、被乾燥
部材を任意の乾燥状態で乾燥させることができるという
効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例である乾燥装置を示す概略的
構成図。
構成図。
【図2】図1の乾燥装置のノズルに設けられる調整手段
を示す正面図。
を示す正面図。
【図3】図1の乾燥装置のノズルに設けられる調整手段
を示す側断面図。
を示す側断面図。
【図4】本発明の他の実施例である乾燥装置を示す概略
的構成図。
的構成図。
1…搬送手段、2…上部ドライヤ(第1の熱風供給手
段)、8,9,10,11…ノズル、14,15…下部
ドライヤ(第2の熱風供給手段)、18,18…調節
板、23…被乾燥部材。
段)、8,9,10,11…ノズル、14,15…下部
ドライヤ(第2の熱風供給手段)、18,18…調節
板、23…被乾燥部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 塗布剤が塗布された被乾燥部材を搬送す
る搬送手段と、 この搬送手段によって搬送される被乾燥部材の塗布剤が
塗布された面にノズルから熱風を供給する第1の熱風供
給手段と、 上記搬送手段によって搬送される被乾燥部材の塗布剤が
塗布された面の反対側の面に熱風を供給する第2の熱風
供給手段と、 上記第1の熱風供給手段のノズルからの熱風の供給状態
を調節する調節手段と、 を具備してなる乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15845891A JPH0518667A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15845891A JPH0518667A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 乾燥装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0518667A true JPH0518667A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=15672186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15845891A Pending JPH0518667A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0518667A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101065765B1 (ko) * | 2009-06-30 | 2011-09-19 | 건국대학교 산학협력단 | 충돌 슬릿 노즐 유닛 및 이를 적용한 열풍건조장치 |
CN105013679A (zh) * | 2014-04-28 | 2015-11-04 | (株)普罗塔姆 | 具有排出口可变型喷嘴的热风干燥机 |
KR102153294B1 (ko) * | 2019-08-07 | 2020-09-08 | 씨아이에스(주) | 열풍 노즐이 구비된 건조장치 |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP15845891A patent/JPH0518667A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101065765B1 (ko) * | 2009-06-30 | 2011-09-19 | 건국대학교 산학협력단 | 충돌 슬릿 노즐 유닛 및 이를 적용한 열풍건조장치 |
CN105013679A (zh) * | 2014-04-28 | 2015-11-04 | (株)普罗塔姆 | 具有排出口可变型喷嘴的热风干燥机 |
KR102153294B1 (ko) * | 2019-08-07 | 2020-09-08 | 씨아이에스(주) | 열풍 노즐이 구비된 건조장치 |
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