JPH051865B2 - - Google Patents

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JPH051865B2
JPH051865B2 JP61027397A JP2739786A JPH051865B2 JP H051865 B2 JPH051865 B2 JP H051865B2 JP 61027397 A JP61027397 A JP 61027397A JP 2739786 A JP2739786 A JP 2739786A JP H051865 B2 JPH051865 B2 JP H051865B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reinforcement
column
main
reinforcements
jig
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61027397A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62185963A (ja
Inventor
Teruo Matsutani
Junichiro Ishida
Yasuo Kuroki
Shuichi Suzuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konoike Construction Co Ltd
Original Assignee
Konoike Construction Co Ltd
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Publication date
Application filed by Konoike Construction Co Ltd filed Critical Konoike Construction Co Ltd
Priority to JP2739786A priority Critical patent/JPS62185963A/ja
Publication of JPS62185963A publication Critical patent/JPS62185963A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は柱と梁を鉄筋にて組み立てる組立鉄筋
及びその工法に関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
高層及び超高層ビルにあつては少なくとも1階
分の柱とこの柱に接合される梁接合片とを鉄骨に
て一体に工場で組み立て、これを建設現場に搬入
して躯体の組み立てを行つている。しかし鉄骨構
造体とすることはその建築費を高価なものとする
ため、鉄筋を用いて柱と梁とを一体に組み立てる
工法が提案されている。例えば特開昭49−119427
号、実開昭60−117951号等がある。これは所要数
の柱主筋を配筋し、これに梁主筋を柱主筋と交わ
るように配し、柱主筋と梁主筋とを互いに溶接し
て剛結合し、鉄骨製柱と同様な形状としている。
しかしこの両主筋の溶着にて組み立てるとこれを
現場にて組み立てる場合、上下階の柱主筋間の結
合及び梁主筋間の結合時に正確に合致していない
と結合し難く、このため現場での主筋間の合致に
少なからずの手数を要するものとなつている。
本発明は柱主筋、梁主筋を夫々移動・旋回を自
由として現場での主筋間の調整を容易にし、施工
誤差の吸収を容易に行うことを目的とする。
〔問題点の解決手段〕
本発明は上記目的を達成するためになしたもの
で、所要数の柱主筋を配筋してなる柱筋と、この
柱筋と同じ形状のロ字形とし、柱筋の所定位置に
係止した梁筋受け治具と、この梁筋受け治具上に
交叉して配筋支持する梁上筋と、この梁上筋にス
タラツプ筋を介して水平に交差して吊下げる梁下
筋と、柱主筋と梁主筋に配筋するせん断補強筋
と、さらに柱主筋上部に取り外し可能にして吊垂
金具を兼ねるようにして設けた上部柱筋固定治具
とよりなることを第1の発明とし、また下部柱筋
固定治具上に所要数の柱主筋を樹立せしめ、この
柱主筋の梁取付位置に梁筋受け治具を係着、柱主
筋上部に吊垂金具を兼ねた上部柱筋固定治具を取
り外し可能にして係着した後、この柱主筋の外周
を取り巻くようにしてフープ筋を配筋し、次に前
記梁筋受け治具に梁上筋を水平に交叉するように
載置し、この梁上筋よりスタラツプ筋にて梁下筋
を同様に水平に交叉するようにして支持せしめ、
この梁上筋上に直交方向の梁上筋を梁下筋上に直
交方向の梁下筋を夫々載架し、この梁上下筋の外
周にスタラツプ筋を配筋し、各主筋の一部もしく
は全部を移動及び回動自由となるようにして組み
立てるようになすことを要旨とする。これにより
所要長・径を有する複数の柱主筋と梁主筋とより
成る組立鉄筋であつて、樹立された柱主筋に係止
した梁筋受け治具にて梁主筋を吊垂するように組
み立て、柱主筋・梁主筋の一部または全部をその
軸長手方向への移動及び回動を自由に行わせ、主
筋間の接合及び施工誤差の吸収を容易に行えるよ
うになす。
〔実施例〕
以下本発明を図面に示す実施例にもとづいて説
明する。
まず第3図、第4図、第5図に示すような治具
を組み立てる柱・梁の大きさ、鉄筋の太さ、使用
鉄筋数、配筋形状などに合わせて予め製作する。
下部柱筋固定治具6は柱筋全体の大きさに応じて
適当に定めた基板61に複数のリブ63を突設
し、このリブに上板62を基板61と平行となる
ように固定し、柱主筋1の径と配筋位置に合わせ
て、この上板62に柱主筋貫通孔65を穿孔する
とともにこの上板62と基板61との間でしかも
各柱主筋貫通孔65と一致するようにしてパイプ
64を配設して一体として構成されるが、この構
成は他の方法でもよい。そしてこのように形成さ
れた下部柱筋固定治具6の各孔65に予め所要の
長さに切断された柱主筋1を即ち柱主筋1の下端
を嵌合して樹立せしめる。全柱主筋を固定治具6
に樹立しても傾倒することがないよう上記固定治
具6は安定したものとする。そしてこの柱主筋1
は通常使用されている鉄筋、異形鉄筋、ねじ鉄筋
などが採用される。
つぎに下部柱筋固定治具6にて樹立せしめられ
た柱主筋1にその上端より梁筋受け治具8を嵌挿
する。これは柱主筋1の任意のもの、あるいは特
定のもの例えば第1図のように隅角部の柱主筋1
に止具9、例えば柱主筋のねじ鉄筋が採用されて
いるならばナツトを係止し、この係止具9上に梁
受け治具8を載せて支持せしめる。この治具8の
設置位置は柱に対して梁を設ける予め定められた
位置とする。
この梁受け治具8は組み立てられた柱筋の外周
部を抱くようにロ字形とし、対向する二つの側板
81,81は他方の対向する側板82,82より
もその幅即ち高さ方向を梁上筋11の径だけ大と
するようにし、これを枠状に組み、かつ各側板8
1,82の上縁に梁上筋2及び梁上筋11を配列
するピツチに合わせて之等筋2,11を嵌合支持
するように梁筋受溝84及び梁上筋受溝85を刻
設するとともに四枚の側板を組み合わせたとき、
各側板間の補強と係止具9による係止を行わせる
ようにして側板突合部内側に連杆83を設けるこ
ともある。
また樹立された柱手筋1の上端部には上部柱主
筋固定治具7を嵌挿係止する。この固定治具7は
第4図に示すように一枚の鉄板をもつて複数の柱
主筋を夫々嵌挿するように配筋状態に合致して柱
主筋貫通孔72,72……を穿孔し、かつ必要箇
所に舌片状その他の吊金具71には吊ロープ、吊
フツクを係止するための係止孔73を穿孔して成
る。この固定治具7は柱主筋に係止した係止具9
にて固定され、この固定治具7の吊金具71に吊
ロープ等を係止して吊垂する際、組立鉄筋全体の
吊垂を可能とする。そして之等の固定あるいは受
け治具6,7,8を用いて柱筋を組み立てた後、
之等柱主筋の外周を拘束するためフープ筋4を所
望間隔にて柱筋の全長に亘つて配筋する。
次に梁筋受け治具8の側板82,82の梁上筋
受溝85内に所要長の梁上筋11を夫々嵌合する
ようにして架設するとともにこの梁上筋11にス
タラツプ筋10を設け、このスタラツプ筋10に
梁下筋12を吊垂支持せしめる。梁上筋11と梁
下筋12は上下にて平行している。そしてこの梁
上筋11の上部には該筋11と直交するようにし
て予め所要の長さ、例えば柱間距離の1/2に切断
された梁上筋2を載架する。この梁上筋2は梁下
筋3とともに複数本にて形成され所望の梁として
の耐力を得るようになす。また梁下筋12上にも
該筋12と直交方向に梁下筋3を載架し、この上
下の梁上下筋間の外周を囲周する如くスタラツプ
筋5を配筋する。
上述の如く柱と梁とを一体とした組立鉄筋を構
成するが、これを工場または現場で建て、吊金具
に吊ワイヤーを掛けクレーン等で吊り上げること
により下部柱筋固定治具のみを残し、組立鉄筋を
吊り上げられる。下部柱筋固定治具は次の組立鉄
筋の建方に使用される。この組立鉄筋は現場に輸
送された後、従来の建方方法で組み立てられる。
この場合梁筋間の接合、柱主筋間の接合は機械的
継手、溶接継手、圧接継手などの継手13にて接
合する。この時柱主筋と梁主筋間は溶接等にて剛
に接合されていないため組立時各主筋をその長手
方向に摺動調整したり旋回させたり、あるいは横
移動させたりすることができる。この鉄筋の組立
時、接合する主筋同志の芯合わせや、メタルタツ
チに対して主筋の軸に対して直交する方向の移動
や軸方向の揺動が自由である方が作業性がよい。
例えば圧接継手を使用する場合、主筋に加圧によ
る軸方向歪が生じるため軸方向の移動が必要とな
り、また主筋がねじ式鉄筋を使用させると接合に
ねじ継手を用いるがこの時主筋のねじ合わせを
(ねじピツチ)するため主筋の回転が必要となる。
〔発明の効果〕
而して本発明によるときは、従来の組立鉄筋の
ように全ての主筋を溶接などにて剛に固定してい
ないため、各主筋は軸方向の揺動や移動が自由に
行え、従来の如くその製作時に高い精度が要求さ
れることなく、しかも接合方法も任意に選定でき
る利点を有し、かつ作業性が向上するなどの利点
をも有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は正面図、第2図は建方の一例を示す説
明図、第3図は下部柱筋固定治具の斜視図、第4
図は上部柱筋固定治具の斜視図、第5図は梁筋受
け治具の斜視図である。 1は柱主筋、2,11は梁上筋、3,12は梁
下筋、4はフープ筋、5はスタラツプ筋、6は下
部柱筋固定治具、7は上部柱筋固定治具、8は梁
受け治具、9は係止具、10はスタラツプ筋。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所要数の柱主筋を配筋してなる柱筋と、この
    柱筋と同じ形状のロ字形とし、柱筋の所定位置に
    係止した梁筋受け治具と、この梁筋受け治具上に
    交叉して配筋支持する梁上筋と、この梁上筋にス
    タラツプ筋を介して水平に交差して吊下げる梁下
    筋と、柱主筋と梁主筋に配筋するせん断補強筋
    と、さらに柱主筋上部に取り外し可能にして吊垂
    金具を兼ねるようにして設けた上部柱筋固定治具
    とよりなることを特徴とする組立鉄筋。 2 下部柱筋固定治具上に所要数の柱主筋を樹立
    せしめ、この柱主筋の梁取付位置に梁筋受け治具
    を係着、柱主筋上部に吊垂金具を兼ねた上部柱筋
    固定治具を取り外し可能にして係着した後、この
    柱主筋の外周を取り巻くようにしてフープ筋を配
    筋し、次に前記梁筋受け治具に梁上筋を水平に交
    叉するように載置し、この梁上筋よりスタラツプ
    筋にて梁下筋を同様に水平に交叉するようにして
    支持せしめ、この梁上筋上に直交方向の梁上筋を
    梁下筋上に直交方向の梁下筋を夫々載架し、この
    梁上下筋の外周にスタラツプ筋を配筋し、各主筋
    の一部もしくは全部を移動及び回動自由となるよ
    うにして組み立てるようになしたことを特徴とす
    る組立鉄筋の工法。
JP2739786A 1986-02-10 1986-02-10 組立鉄筋及びその工法 Granted JPS62185963A (ja)

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JP2739786A JPS62185963A (ja) 1986-02-10 1986-02-10 組立鉄筋及びその工法

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JPS62185963A JPS62185963A (ja) 1987-08-14
JPH051865B2 true JPH051865B2 (ja) 1993-01-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03233074A (ja) * 1990-02-08 1991-10-17 Shimizu Corp 柱筋の配筋方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49119427A (ja) * 1973-03-16 1974-11-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60117951U (ja) * 1984-01-17 1985-08-09 鹿島建設株式会社 柱主筋固定治具

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JPS49119427A (ja) * 1973-03-16 1974-11-14

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