JPH0518657U - 電気集塵装置の放電線保持構造 - Google Patents

電気集塵装置の放電線保持構造

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JPH0518657U
JPH0518657U JP7420391U JP7420391U JPH0518657U JP H0518657 U JPH0518657 U JP H0518657U JP 7420391 U JP7420391 U JP 7420391U JP 7420391 U JP7420391 U JP 7420391U JP H0518657 U JPH0518657 U JP H0518657U
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JP
Japan
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discharge
discharge line
electrode plate
electrostatic precipitator
charging
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JP7420391U
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Inventor
康明 長島
保男 戸田
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Bosch Corp
Original Assignee
Bosch Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放電線を簡易に保持できると共に、その交換
が容易に行なえるようにする。 【構成】 荷電部5において、放電線16を荷電用電極
15の間に複数に分割して配し、各放電線16の両端部
を放電線保持用の保持部材(収納ケース2)に設けた切
欠部12に曲折して係合すると共に、この保持部材に係
合保持された各放電線16を導電部材(導電性のテープ
17)を介して接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、空気中の塵埃を荷電して静電気で集塵する電気集塵装置に関し、 特にその放電線の保持構造を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電気集塵装置としては、例えば実開昭63−66151号公報 に開示されているものが公知である。
【0003】 この先行技術は、図8に示されるように、複数の荷電用電極板100の間に放 電線102を配し、該放電線102と荷電用電極板100との間でコロナ放電を 行なって、空気中の荷電した塵埃を図示しない集塵用電極板に集塵させるもので あった。そして、放電線102を屈曲させる部位にはバネ部材104を配し、こ のバネ部材104を介して放電線102を架張していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記先行技術は、放電線をバネ部材を介して屈曲して架張する ものであるから、その架張構造が複雑であり、製造に係る手間が多いという不具 合を有すると共に、放電線の一部が切れた場合にはその放電線全体を交換しなけ ればならないという問題点を有していた。
【0005】 そこで、この考案は上記問題点に鑑み、放電線を簡易に保持でき、その一部が 切れた場合にあってもその切れた部分のみを容易に交換できるように図った電気 集塵装置の放電線保持構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る電気集塵装置の放電線保持構造は、 集塵用電極板と、該集塵用電極板と同極の複数の荷電用電極板と、該複数の荷電 用電極板の間に配される放電線とを具備し、前記放電線と荷電用電極板との間で コロナ放電をなして荷電した塵埃を集塵用電極板に集塵して成る電気集塵装置に おいて、前記放電線は各荷電用電極板の間に複数に分割して配され、該各放電線 の両端部を放電線保持用の保持部材に設けた係止部に係止すると共に、この保持 部材に係止保持された各放電線を導電部材を介して接続するようにしたものであ る。
【0007】
【作用】
したがって、放電線を複数に分割してその各放電線を保持部材の係止部に係止 保持するようにしたので、放電線の架張構造が簡易となり、また、放電線の一部 が切れた場合にあっても、その切れた放電線のみを交換すれば良く、これにより 上記課題を解決することができる。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面により説明する。
【0009】 図1乃至図4において、電気集塵装置1は、収納ケース2と、ファン3と、該 ファン3を回転させるモータ4と、荷電部5と、集塵用電極板6とにより基本的 に構成されている。
【0010】 収納ケース2は、樹脂等の絶縁体により構成されており、空気の吸入口10と 吹出口11とが開口され、その内部にファン3、荷電部5、集塵用電極板6が配 されている。
【0011】 ファン3は、吸入口10から収納ケース2内に空気を吸入し、その空気を下記 する荷電部5と集塵用電極板6とを通過させて清浄化した後、その清浄化された 空気を吹出口11から外部に吹き出すもので、モータ4により作動する。
【0012】 荷電部5は、図2に詳しく示されるように、枠体5a内に複数の荷電用電極板 15を等間隔に配列すると共に、該複数の荷電用電極板15の間及び外側に複数 の放電線16を架張して構成されている。
【0013】 荷電用電極板15は、例えばアルミニウム等の導電性の部材から成る電極板で あり、風の流れる方向に対して水平となるように枠体5aに固定され、これらは 図示しない電源の一方の端子(例えばマイナス電位側)に接続されている。
【0014】 放電線16は、例えば導電性のイオン化線から成り、各放電線16は、図2乃 至図4に示すように、その両端部が放電線保持用の保持部材たる前記枠体5aの 両側壁5b,5cに形成のVカット状の係止部12に挿入され、該係止部12の 鋭角部12aで曲折されて係止保持されるようになっている。この放電線16の 径は例えばΦ0.2mmであり、この場合の係止部12の幅A及び高さBは、例 えば幅Aが0.5〜2mmで、高さBが3〜5mmの範囲内であることが適切に 放電線16を係合することができるものであると考えられる。そしてこの各放電 線16の端部には、例えば図2に示される導電性のテープ(例えば、アルミ箔の テープ)17が貼付され、このテープ17によって各放電線16が電気的に接続 されるようになっている。なお、この接続された放電線16は、前記荷電用電極 板15とは逆電位となるように電源に接続されている。
【0015】 集塵用電極板6は、上記荷電部5で帯電された塵埃を吸着するためのもので、 メッシュ状に形成されており、荷電用電極板15と同電位となるように電源に接 続されている。
【0016】 以上のように構成される電気集塵装置1は、モータ4の駆動によりファン3を 回転させて収納ケース2の吸入口10から空気を吸入する。この吸入された空気 は、複数の荷電用電極板15と複数の放電線16とによって構成される荷電部5 を通過する。荷電用電極板15と放電線16との間には、高電圧が印加されてコ ロナ放電がなされ、このコロナ放電によって空気中の塵埃が荷電される。そして この荷電された塵埃を伴った空気が集塵用電極板6を通過する過程において、帯 電した塵埃は、集塵用電極板6に吸着して捕捉される。この集塵用電極板6を通 過した空気は清浄化されて収納ケース2の吹出口11から吹き出される。
【0017】 しかるに、この電気集塵装置の放電線保持構造は、上述したように複数の各放 電線16を保持部材たる枠体5aに形成した切欠部12に曲折して係止保持させ るものであるから、その架張構造が簡易であると共に架張が容易で、製造及び組 み付け性を向上させることができるようになっている。
【0019】 また、放電線16の一部が切れた場合にあっても、その切れたもののみを交換 すればよく、従来のように放電線全体を交換しなければならないという不具合を 解消できる。
【0020】 また、放電線16を全て交換するにあたっても、各放電線16の係止を解除し て新しいのを係止しなおすだけでよく、放電線16の交換が容易であるという利 点を有している。
【0021】 なお、各放電線16の接続方法の他の例としては、例えば図5に示されるよう に、収納ケース2の側壁5b,5cにアルミ箔等から成る導電性の配線パターン 18を設け、この配線パターン18に曲折された各放電線16の端部が接触する ようにし、その上をテープ19で止めるようにしても良い。
【0022】 この場合にあっては、全てのテープ19を剥がさなくとも対応するテープ19 のみを剥がせば放電線16の1本ずつの交換が容易に行なえるものである。
【0023】 また、放電線16を取り付ける係止部12は、図6に示すように枠体5aに設 けられたブラケット21に切込みを入れて形成しても良いし、また、図7に示す ように枠体5aに設けられたブラケットに切り起こして形成しても良いものであ り、これらは前述のVカット状の係止部12と同等の作用効果を有するものであ る。
【0024】
【考案の効果】
以上述べたように、この考案によれば、複数の各放電線を保持部材に形成した 係止部に曲折して係止保持させるものであるから、その架張構造が簡易であると 共に架張が容易で、製造及び組み付け性を向上させることができると共に、従来 に比して部品点数を削減することができるようになっている。また、メンテナン スの上で、放電線の交換が容易に行なえるというメリットを有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気集塵装置の断面図である。
【図2】荷電部の斜視図である。
【図3及び図4】要部の拡大図である。
【図5】第2の実施例を説明する図である。
【図6】係止部の第2の実施例を説明する図である。
【図7】係止部の第3の実施例を説明する図である。
【図8】従来の荷電部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 電気集塵装置 2 収納ケース 3 ファン 5 荷電部 6 集塵用電極板 12 係止部 15 荷電用電極板 16 放電線 17 導電性のテープ(導電部材) 18 配線パターン(導電部材) 19 テープ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集塵用電極板と、該集塵用電極板と同極
    の複数の荷電用電極板と、該複数の荷電用電極板の間に
    配される放電線とを具備し、前記放電線と荷電用電極板
    との間でコロナ放電をなして荷電した塵埃を集塵用電極
    板に集塵して成る電気集塵装置において、前記放電線は
    各荷電用電極板の間に複数に分割して配され、該各放電
    線の両端部を放電線保持用の保持部材に設けた係止部に
    係止すると共に、この保持部材に係止保持された各放電
    線を導電部材を介して接続するようにしたことを特徴と
    する電気集塵装置の放電線保持構造。
JP7420391U 1991-08-22 1991-08-22 電気集塵装置の放電線保持構造 Pending JPH0518657U (ja)

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JP7420391U JPH0518657U (ja) 1991-08-22 1991-08-22 電気集塵装置の放電線保持構造

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JPH0518657U true JPH0518657U (ja) 1993-03-09

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102449163B1 (ko) * 2022-04-18 2022-09-29 성진코퍼레이션(주) 미세먼지를 집진하는 전기집진필터
KR102449162B1 (ko) * 2022-04-18 2022-09-29 성진코퍼레이션(주) 전기집진필터를 이용한 미세먼지들의 전기집진필터방법

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