JPS5826020Y2 - 電気集塵器の放電電極 - Google Patents
電気集塵器の放電電極Info
- Publication number
- JPS5826020Y2 JPS5826020Y2 JP14233778U JP14233778U JPS5826020Y2 JP S5826020 Y2 JPS5826020 Y2 JP S5826020Y2 JP 14233778 U JP14233778 U JP 14233778U JP 14233778 U JP14233778 U JP 14233778U JP S5826020 Y2 JPS5826020 Y2 JP S5826020Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge electrode
- electrode
- discharge
- frame
- electrostatic precipitator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electrostatic Separation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は一枚の導電性金属薄板で形成された電気集塵器
の放電電極に関する。
の放電電極に関する。
従来、電気集塵器の放電電極は、放電極枠にステンレス
線またはピアノ線等の金属細線よりなる放電線を一本一
本張るものであった。
線またはピアノ線等の金属細線よりなる放電線を一本一
本張るものであった。
そして、各放電線は絶縁碍子で放電極枠より浮かし、コ
イルスプノングや板バネで張力を調節しながら張るので
あるが、組立工数が多く、必要部品数も多くなってコス
ト高になる欠点があった。
イルスプノングや板バネで張力を調節しながら張るので
あるが、組立工数が多く、必要部品数も多くなってコス
ト高になる欠点があった。
本考案は上記欠点を除去することを目的とじた電気集塵
器の放電電極に関し、特に、一枚の導電性金属薄板によ
って放電電極を形成して成る電気集塵器の放電電極に関
するものである。
器の放電電極に関し、特に、一枚の導電性金属薄板によ
って放電電極を形成して成る電気集塵器の放電電極に関
するものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は電気集塵器の構造を示すものであり、電気集塵
器1の構成および動作について述べると、筐体2の前面
に位置する吸気口10には、吸気口フィルター3が装着
され、吸気口フィルター3の後方には筐体2との間に絶
縁具12を介して放電電極4が配設され、放電電極4の
後方には放電電極4と対向して集塵電極5が配設されて
いる。
器1の構成および動作について述べると、筐体2の前面
に位置する吸気口10には、吸気口フィルター3が装着
され、吸気口フィルター3の後方には筐体2との間に絶
縁具12を介して放電電極4が配設され、放電電極4の
後方には放電電極4と対向して集塵電極5が配設されて
いる。
集塵電極5の後方には吸込ファン6を備えたモーター7
、および両電極4,5やモーター7に電圧を供給する電
源部8が配設されている。
、および両電極4,5やモーター7に電圧を供給する電
源部8が配設されている。
筐体2の後端の排気口11には排気口フィルター9が装
着されている。
着されている。
ここで、本考案の放電電極について更に詳しく述べる。
第2図は本考案の一実施例の放電電極を示すもので、放
電電極4は四方形状で、0゜■〜Q、2mmの厚さを有
するステンレス薄板を材料として、第2図で示す如き放
射形状にエツチング処理またはプレス打抜によって形成
するものである。
電電極4は四方形状で、0゜■〜Q、2mmの厚さを有
するステンレス薄板を材料として、第2図で示す如き放
射形状にエツチング処理またはプレス打抜によって形成
するものである。
第2図において、13は放電極枠であり、各コーナーに
は補強部15が設けられ、中央には電源を受電する端子
17が配設された円形の端子配設部16が配設されてい
る。
は補強部15が設けられ、中央には電源を受電する端子
17が配設された円形の端子配設部16が配設されてい
る。
そして、端子配設部16と放電極枠13との間には、端
子配設部16を中心として放射状に形成された多数の細
線によって構成された電極部14が配設されている。
子配設部16を中心として放射状に形成された多数の細
線によって構成された電極部14が配設されている。
また、放電電極4の電極部14の形状を第3図に示すよ
うにメツシュ状としてもよい。
うにメツシュ状としてもよい。
このように構成された電気集塵器を運転すれば第1図の
矢印の如く空気流通路が形成される。
矢印の如く空気流通路が形成される。
放電電極4と集塵電極5の間には直流高電圧が電源部8
より供給され、第2図または第3図で示す放電電極4に
おいて、端子配設部16の端子7に供給された直流高電
圧により対向する集塵電極5との間に、電極部14と集
塵電極5との面積比に従った急激な電位差分配を生じ、
コロナ放電が発生する。
より供給され、第2図または第3図で示す放電電極4に
おいて、端子配設部16の端子7に供給された直流高電
圧により対向する集塵電極5との間に、電極部14と集
塵電極5との面積比に従った急激な電位差分配を生じ、
コロナ放電が発生する。
この放電現象は従来の放電電極に線電極を用いた場合も
、本考案の実施例の如く、放射状あるいはメツシュ状と
した場合では変らず、放電性能は従来と比べ変るところ
はない。
、本考案の実施例の如く、放射状あるいはメツシュ状と
した場合では変らず、放電性能は従来と比べ変るところ
はない。
そして放電電極4がコロナ放電を発生すると、放電電極
4の表面には負性コロナが発生し、マイナス極の放電電
極4を通過する空気中の塵の微粒子は負電荷に帯電し、
次に配置されたプラス極の集塵電極5を通過する際に集
塵電極5上に捕集される。
4の表面には負性コロナが発生し、マイナス極の放電電
極4を通過する空気中の塵の微粒子は負電荷に帯電し、
次に配置されたプラス極の集塵電極5を通過する際に集
塵電極5上に捕集される。
以上述べた如く、本考案の電気集塵器の放電電極によれ
ば、電気集塵器に使用する放電電極は第2図・第3図に
示す如く、一枚のステンレス薄板よりエツチング処理ま
たはプレス加工によって簡単に加工することができるた
めに大量生産が可能となり安価に提供することができ、
また、放電電極を構成する部品点数が少なく構造が簡単
なために、放電電極の組立工数が少なくなって電気集塵
器の組立作業性が向上する等、実用上極めて有益である
。
ば、電気集塵器に使用する放電電極は第2図・第3図に
示す如く、一枚のステンレス薄板よりエツチング処理ま
たはプレス加工によって簡単に加工することができるた
めに大量生産が可能となり安価に提供することができ、
また、放電電極を構成する部品点数が少なく構造が簡単
なために、放電電極の組立工数が少なくなって電気集塵
器の組立作業性が向上する等、実用上極めて有益である
。
第1図は電気集塵器の断面図、第2図は本考案の一実施
例を示す放電電極の正面図、第3図は本考案の他の実施
例を示す放電電極の正面図である。 1:電気集塵器、4:放電電極、13:放電電枠、14
:電極部、16:端子配設部。
例を示す放電電極の正面図、第3図は本考案の他の実施
例を示す放電電極の正面図である。 1:電気集塵器、4:放電電極、13:放電電枠、14
:電極部、16:端子配設部。
Claims (1)
- 1.電気集塵器において、放電極枠と、この放電極枠の
枠内に配設された端子配設部と、この端子配設部と前記
放電極枠の間に配設された多数の細線状に形成された電
極部とによって構成され、かつ、前記放電極枠と端子配
設部と電極部とが一枚の導電性金属薄板によって形成さ
れた電気集塵器の放電電極。 2、電極部が放射状に形成された実用新案登録請求の範
囲第1項記載の電気集塵器の放電電極。 3、電極部がメツシュ状に形成された実用新案登録請求
の範囲第1項記載の電気集塵器の放電電極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14233778U JPS5826020Y2 (ja) | 1978-10-17 | 1978-10-17 | 電気集塵器の放電電極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14233778U JPS5826020Y2 (ja) | 1978-10-17 | 1978-10-17 | 電気集塵器の放電電極 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5558245U JPS5558245U (ja) | 1980-04-19 |
JPS5826020Y2 true JPS5826020Y2 (ja) | 1983-06-04 |
Family
ID=29118982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14233778U Expired JPS5826020Y2 (ja) | 1978-10-17 | 1978-10-17 | 電気集塵器の放電電極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5826020Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-10-17 JP JP14233778U patent/JPS5826020Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5558245U (ja) | 1980-04-19 |
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