JPH05186354A - 抗癌剤及び免疫賦活剤 - Google Patents

抗癌剤及び免疫賦活剤

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JPH05186354A
JPH05186354A JP2069792A JP2069792A JPH05186354A JP H05186354 A JPH05186354 A JP H05186354A JP 2069792 A JP2069792 A JP 2069792A JP 2069792 A JP2069792 A JP 2069792A JP H05186354 A JPH05186354 A JP H05186354A
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JP
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mtr
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day
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cancer
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JP2069792A
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Yoshiro Takeda
義朗 竹田
Yoshio Hayashi
良夫 林
Teruhiro Mizutani
彰宏 水谷
Takao Ogawa
孝雄 小川
Hideo Nagae
英夫 長江
Kimio Hirose
公男 広瀬
Eiji Tanahashi
英治 棚橋
Taiji Yamashita
泰治 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meito Sangyo KK
Original Assignee
Meito Sangyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 5−デオキシ−5−メチルチオリボースを有
効成分として含有する抗癌剤及び免疫賦活剤 【効果】 上記薬剤は優れた抗癌作用及び免疫賦活作用
を有しており、しかも毒性が低く、各種の癌や免疫低下
疾患の治療、処置に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は5−デオキシ−5−メチ
ルチオリボースを有効成分とする抗癌剤及び免疫賦活剤
に関する。
【0002】
【従来技術及び課題】Schroeder et al.,Can.J.Micr
obiol.,19,1347(1973)には、E coli 中
の5−デオキシ−5−メチルチオリボース(以下MTR
という)の産生と、原核生物において5′−デオキシ−
5′−メチルチオアデノシン(以下MTAという)がM
TRの前駆体であることについて開示されており、ま
た、Shapiro et al.,Biochem.Biophys.Res.Comm.,
102,302(1981)には、MTRが原核微生物
においてメチオニンの前駆体であることが報告されてい
る。
【0003】このように、MTRはMTAから誘導さ
れ、自然界に存在する化合物であり、また、ある種の細
胞ではメチオニンへリサイクルされることが知られてい
る。
【0004】しかし、MTAの生理学的作用についての
報告は少なく、Riscoe et al.,J Biol Chem.,259
5465(1984)には、MTRがBW−5147,
L1210等の細胞系に対し成長速度、飽和細胞密集度
及び生存率の増加効果を有することが報告されており、
また、MTRは5′−デオキシ−5′−メチルチオアデ
ノシンホスホリラーゼを含んだ血清培地でMTAより生
成され、この生成は哺乳動物細胞の成長に不可欠である
ことが示唆されているにすぎず、抗癌作用及び免疫賦活
作用については記載されていない。
【0005】本発明者等は、自然界に存在し、細胞への
メチルチオ基供与体として哺乳動物の細胞増殖作用に関
与すると考えられる生理活性物質であるこのMTRにつ
いて、新しい生理活性作用を見い出すべく、鋭意検討を
重ねた結果、今回、MTRは、エーリッヒ癌及び Meth-
A fibrosarcoma 等の腫瘍細胞移植マウスにおいて単独
で抗癌作用を示し、また、ザルコーマ180肉腫、Meth
-A fibrosarcoma 及びL1210 leukemia 等の腫瘍細
胞に対しマイトマイシンC(MMC)、アドリアマイシ
ン(ADM)、5−フルオロウラシル(5−FU)及び
シトシンアラビノシド(Ara−C)等の抗癌剤と併用
効果を有することを見い出だした。
【0006】更に、MTRがリンパ球の運動性を活発に
する作用を有すること、各種抗癌剤投与動物における白
血球、リンパ球及び免疫担当細胞の減少を抑制し、免疫
抑制物質投与動物におけるリンパ球の活性を賦活し、ま
た、細菌感染時における免疫低下も抑制し、免疫低下状
態にある動物をより正常状態に戻す作用(免疫賦活作
用)を有することを確認した。
【0007】これらの作用に加え、MTRはLD50
が、dd系マウスの場合、経口投与で5000mg/k
g以上、静脈内投与で2000mg/kg以上といずれ
の投与経路においても低毒性であることを確認し、本発
明を完成するに至った。
【0008】かくして、本発明によれば、MTRを有効
成分として含有することを特徴とする抗癌剤及び免疫賦
活剤(以下本発明薬剤という)が提供される。
【0009】上記本発明薬剤を用いて処置しうる対象と
しては、急性白血病、慢性白血病、悪性リンパ腫、多発
性骨髄腫、骨・軟部腫瘍、消化器癌(胃癌、食道癌、結
腸・直腸癌等)、肝臓癌、胆道癌、膵臓癌、肺癌、子宮
癌、乳癌、卵巣癌、膀胱癌、前立腺癌、皮膚癌、脳腫瘍
等の悪性腫瘍及び結核、日和見感染、後天性免疫不全症
候群(AIDS)、自己免疫疾患、骨髄機能障害等の免
疫機能の低下に関連した疾患群を例示することができ
る。
【0010】このような病気の処置に際して、本発明薬
剤は単独で用いてもよく、或いは、MMC、ADM、5
−FU、Ara−C、アクチノマイシンD、ビンクリス
チン等の抗癌剤;レンチナン、クレスチン、シゾフィラ
ン等の免疫賦活剤;他の医薬成分及び/又は放射線治療
等他の治療法と併用することもできる。
【0011】本発明薬剤を上記の疾患の治療、処置等に
用いる場合、MTRの投与経路、投与量及び投与スケジ
ュール等は、患者の性別や体重、疾患の種類、症状の軽
量、剤形、医師の診断等を勘案して適宜選択することが
できる。
【0012】例えば、MTRの投与経路としては、経
口、経直腸、非経口(例えば、静脈内投与、筋肉内投
与、皮下投与など)等が挙げられ、また、MTRの投与
量は、投与経路、投与時間、併用薬剤、患者又はその病
気の程度に応じて異なることは勿論であるが、通常、経
口投与で0.05〜500mg/kg body/da
y、好ましくは0.1〜200mg/kg body/d
ayの範囲内であり、静脈内投与で0.02〜200m
g/kg body/day、好ましくは0.05〜10
0mg/kg body/dayの範囲内が適当であ
る。
【0013】本発明薬剤は、有効成分であるMTRの含
有量を剤形によって適当に変更することができるが、例
えば、薬剤の全重量に基づいて0.1〜90重量%の範
囲内でMTRを含有することが好ましい。
【0014】また、該薬剤は、製薬学的に許容し得る担
体もしくは希釈剤と組合わせて投与単位形態に製剤化す
ることができ、その剤形は適宜に選択できる。
【0015】例えば、経口投与製剤に調製する場合は、
錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤、コーティング剤、液
剤、懸濁剤等に調製し、非経口投与製剤にする場合は、
注射剤、点滴剤、座薬等に調製することができる。
【0016】製剤化の方法はそれ自体よく知られてお
り、例えば、MTRと製薬学的に許容し得る担体もしく
は希釈剤、更には、安定剤その他所望の添加剤を配合
し、所望の剤形とすることができる。
【0017】使用しうる担体もしくは希釈剤は、例え
ば、エステル類、ポリエチレングリコール誘導体、ソル
ビタン脂肪酸エステル類、硫酸化脂肪アルコール類等の
界面活性剤;アラビヤガム、ゼラチン、ソルビット、ト
ラガカントガム、ポリビニルピロリドン等の結合剤;蔗
糖、澱粉類、乳糖、ブドウ糖、デキストリン、結晶セル
ロース、マンニット、ソルビット、軽質無水ケイ酸、ア
ルミン酸マグネシウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシ
ウム、合成ケイ酸アルミニウム、炭酸カルシウム、炭酸
水素ナトリウム、リン酸水素カルシウム、カルボキシメ
チルセルロースナトリウム等の賦形剤;ステアリン酸マ
グネシウム、タルク、硬化油等の滑沢剤;食塩、サッカ
リンオレンジ油、カンゾウエキス、クエン酸、メン−ト
ール、ユーカリ油、リンゴ酸等の矯味剤;ココナッツ
油、オリーブ油、ゴマ油、落花生油、乳酸カルシウム、
ベニバナ油、大豆リン脂質等の懸濁剤;酢酸フタル酸セ
ルロースなどのセルロース、糖類等の炭水化物誘導体、
アクリル酸メチルメタアクリル酸共重合体、メタアクリ
ル酸メチルメタアクリル酸共重合体等のアクリル酸系共
重合体、ポリビニル誘導体その他の被膜形成剤又はコー
ティング助剤;等が挙げられる。
【0018】なお、粘膜適用の製剤、特に座剤を調製す
る場合には、基剤としてカカオ脂、ラウリン脂、ポリエ
チレングリコール、グリセロゼラチン、ステアリン酸ナ
トリウム又はそれらの混合物が用いられる。
【0019】更に、注射剤も慣用の方法によって調製す
ることができるが、その際に用いうる担体もしくは希釈
剤としては、注射用蒸留水が一般に使用されるが、懸濁
あるいは乳化させる場合は、懸濁剤としてソルビットシ
ロップ、メチルセルロース、ゼラチン、ヒドロキシエチ
ルセルロース、ステアリン酸アルミニウムルゲル等が使
用でき、また、乳化剤としてモノオレイン酸ソルビタ
ン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、レシチン等を使
用することができる。
【0020】本発明のMTRを有効成分として含有する
薬剤は、下記の試験例から明らかなように、優れた抗癌
作用及び免疫賦活作用を有しており、従って、本発明薬
剤は、人または人以外の動物(例えば、家畜、犬、猫、
ウサギ、ラット、家禽など)に投与することにより、前
述した如き疾患の治療、処置のために有利に使用するこ
とができる。
【0021】以下、本発明薬剤の有効性を試験例によっ
てさらに具体的に説明する。
【0022】
【試験例】試験例1エールリッヒ癌に対する抗腫瘍効果(腹腔内
投与) エールリッヒ癌細胞5×106個をICR−JCL系雄
性マウスの鼠径部皮下に移植し、移植24時間後からM
TR 10mg/kgを1日1回20日間連続して腹腔
内に投与し、35日目に腫瘍を摘出し、その重量を測定
し、次式により腫瘍抑制率を求めた。
【0023】
【数1】
【0024】
【表1】 MTR腹腔内投与で、腫瘍抑制率は75%と効果が認め
られた。
【0025】試験例2エールリッヒ癌に対する抗腫瘍
効果(経口投与) エールリッヒ癌細胞5×106個をICR−JCL系雄
性マウスの鼠径部皮下に移植し、移植24時間後からM
TR 25mg/kgを1日1回20日間連続して経口
投与し、35日目に腫瘍を摘出し、その重量を測定し、
試験例1と同様にして腫瘍抑制率を求めた。
【0026】
【表2】 MTR経口投与で腫瘍抑制率は71%と効果が認められ
た。
【0027】試験例3Meth-A fibrosarcoma に対する
抗腫瘍効果(静脈内投与) Meth-A fibrosarcoma 細胞25×103個をBALB/
c系雌性マウスの鼠径部皮下に移植し、移植24時間後
からMTR 10mg/kgを隔日に10回静脈内投与
した。判定は移植後60日目に腫瘍の有無を調べ、治癒
例数の発現率により行った。
【0028】
【表3】 治癒例数をx2検定し、MTRに有意(P<0.05)な
腫瘍の治癒効果が認められた。
【0029】試験例4Meth-A fibrosarcoma に対する
抗腫瘍効果(腹腔内投与) Meth-A fibrosarcoma 細胞25×103個をBALB/
c系雌性マウスの鼠径部皮下に移植し、移植24時間後
からMTR 10mg/kgを連日20日間腹腔内に投
与した。判定は、試験例3と同様にして60日目の治癒
例数の発現率により行った。
【0030】
【表4】 治癒例数をx2検定し、MTRに有意(P<0.05)な
治癒効果が認められた。
【0031】試験例5ザルコーマ−180腹水腫瘍に
対するMMCとの併用効果 ザルコーマ−180腫瘍細胞5×106個をICR−J
CL系雌性マウスの腹腔内に移植し、移植24時間後に
MMCを1.0、2.5又は10.0mg/kg、そして
MTRは移植24時間後から1日1回連続10日間、1
0mg/kgを腹腔内投与した。
【0032】移植後60日間にわたって生死を観察し、
平均生存日数及び延命率を求めた。
【0033】
【数2】
【0034】
【表5】 MMCとの併用効果は大きく、延命率はMMC各投与群
で95,173及び87%であるのに対し、MTR 1
0mg/kg併用群では146,259及び308%と
併用効果が認められた。
【0035】試験例6Meth-A fibrosarcoma に対する
Adriamycin(ADM)との併用効果 Meth-A fibrosarcoma 細胞1×106個をBALB/c
系雌性マウスの腹腔内に移植し、移植3日後にADM
0.1mg/kgを腹腔内に投与した。
【0036】MTRは移植後4日目から連日10日間、
10mg/kgまたは50mg/kgを腹腔内に投与し
た。移植後60日間にわたって生死を観察し、平均生存
日数及び延命率を求めた。
【0037】
【表6】 延命率は、ADM単独投与群で46%であるのに対し、
MTR併用群ではそれぞれ61%及び68%と併用効果
が認められた。
【0038】試験例7ザルコーマ−180腹水腫瘍に
対する5−フルオロウラシル(5−FU)との併用効果 ザルコーマ−180腫瘍細胞5×106個をICR−J
CL系雌性マウスの腹腔内に移植し、移植24時間後か
らMTR50mg/kgを毎日1回連続10日間経口投
与した。5−FUは移植後3日目及び7日目に40mg
/kg腹腔内に投与した。移植後60日間にわたって生
死を観察し、平均生存日数及び延命率を求めた。
【0039】
【表7】 延命率は、5−Fu単独投与で86%であるのに対し、
MTR併用では122%と、併用効果が認められた。
【0040】試験例8L1210 leukemia に対する
各種制癌剤との併用効果 L1210 leukemia 細胞1×106個をBDF1系雌性
マウスの腹腔内に移植し、移植24時間後から、MMC
0.5mg/kg、5−FU 5.6mg/kg及び Cyt
osine Arabinoside(Ara−C)5.0mg/kgを隔
日に5回腹腔内に投与した。(MFC群) MTRは10mg/kgを移植24時間後から隔日に1
0回静脈内投与した。移植後60日間にわたって生死を
観察し、平均生存日数及び延命率を求めた。
【0041】
【表8】 延命率は、MFC群では約348%となったが、MTR
を併用すると、478%と更に延長された。
【0042】試験例9リンパ球の運動性に及ぼす影響 Boyden の方法により、上室にリンパ球、人工血液、M
TR(5mg/ml)の混合液を入れ、下室には上室の
液からリンパ球を除いた液を満たし、37℃55分間反
応させ、上室及び下室のリンパ球数を測定し、Migratio
n index を求めた。
【0043】
【数3】
【0044】
【表9】 上記の結果から明らかなように、MTRはリンパ球の運
動性を活発にする作用を示した。
【0045】試験例10白血球とリンパ球の減少防止
作用 wistar 系雄性ラットにマイトマイシンC(MMC)2
mg/kgを1回腹腔内投与し、その日を0日目とし、
0、1、3、5及び7日目にMTRを10mg/kg腹
腔内投与した。これらラットにつき、0、2、4、6及
び8日目に採血し、白血球数とリンパ球数を測定した。
【0046】
【表10】 上記の結果から明らかなように、MTRはMMC投与に
より発現する白血球とリンパ球の減少を防止する作用を
示す。
【0047】試験例11リンパ球賦活作用 BALB/c系雄性マウスにMMC 3mg/kgを腹
腔内投与し、その直後にMTRを20又は50mg/k
g腹腔内投与した。その4日後に採血し、Tリンパ球を
分離し、フイトヘモアグルニチン(PHA)又はコンカ
ナバリンA(ConA)により刺激し、Tリンパ球の活
性をH3ラベルチミジンのDNAへの取り込みによって
測定した。
【0048】
【表11】 上記の結果によれば、MMC投与により、Tリンパ球の
活性は大幅に低下するが、MTRを投与することによ
り、その低下は有意に抑制されることがわかる。 試験例12免疫低下マウスに対する作用 5週齢のICR−JCL系雄性マウス1群12匹を用
い、免疫低下群にはシクロホスフアミド(CPA)を2
0mg/kgを、また、正常群には生理食塩水を1日1
回連続2日間経口投与し、その直後にSRBC 108
を静脈内注射し、続けてMTRを1日1回連続4日間腹
腔内投与した。MTRの最終投与の翌日脾臓を摘出し、
PFCの数を測定した。
【0049】
【表12】 MTRは正常動物の免疫機能に対しては作用を示さない
が、低下した免疫機能を正常に戻す作用が認められた。
【0050】試験例13Candida 感染マウスにおける
MTRの延命効果 8週齢のICR系雄性マウスを1群10匹、3群用意
し、各マウスにエンドキサン200mg/kgを腹腔内
投与した。エンドキサン投与の翌日からMTR25又は
50mg/kgを1日1回連続20日間腹腔内投与し
た。対照群には生理食塩水0.1ml/マウスを同様に
投与した。また、エンドキサン投与11日目に Candida
albica を6.0×10 CFU/マウス静脈内投与して
感染させた。感染後10日目までの生存マウス数により
延命効果を求めた。
【0051】
【表13】 対照群マウスでは Candida albican 感染後10日目ま
でに全例死亡したが、MTRの25及び50mg/kg
投与群では6匹及び全例生存し、延命効果が認められ
た。
【0052】製剤例1 錠剤 下記成分を混合し、湿式法によって顆粒状としたのち、
圧縮打錠し錠剤とする。
【0053】 MTR 50部 乳糖 25部 ポリビニルピロリドン 10部 タルク 10部 澱粉 5部製剤例2 散剤 下記成分をよく混合して散剤とする。
【0054】 MTR 50部 メタケイ酸アルミン酸マグネシウム 10部 乳糖 40部製剤例3 カプセル剤 下記成分をよく混合し、カプセルに充填して経口用カプ
セル剤とする。
【0055】 MTR 75部 ステアリン酸マグネシウム 5部 乳糖 20部製剤例4 シロップ剤 下記成分を精製水に溶解し全量を100部(容量)とし
てシロップ剤とする。 MTR 2部 白糖 15部製剤例5 注射剤 下記成分を注射用蒸留水に溶解し全量を100部(容
量)とする。得られた溶液をメンブランフィルターにて
除菌濾過した後、アンプルに充填して注射剤とする。
【0056】 MTR 5部 ブドウ糖 5部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長江 英夫 愛知県春日井市東野町2−8−7 (72)発明者 広瀬 公男 岐阜県岐阜市粟野西1−433 (72)発明者 棚橋 英治 愛知県海部郡蟹江町源氏2−25 (72)発明者 山下 泰治 三重県津市高茶屋小森町2779−3

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 5−デオキシ−5−メチルチオリボース
    を有効成分として含有することを特徴とする抗癌剤及び
    免疫賦活剤。
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