JPH05186186A - クレーンブームのバッファ装置 - Google Patents
クレーンブームのバッファ装置Info
- Publication number
- JPH05186186A JPH05186186A JP2168792A JP2168792A JPH05186186A JP H05186186 A JPH05186186 A JP H05186186A JP 2168792 A JP2168792 A JP 2168792A JP 2168792 A JP2168792 A JP 2168792A JP H05186186 A JPH05186186 A JP H05186186A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- buffer
- bolt
- wooden
- boom
- buffer device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Jib Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 木製バッファが縮小したり、腐ったりして
も、ボルトがゆるんで落下するのを防止できるクレーン
ブームのバッファ装置を提供する。 【構成】 チャンネル材10の溝内に木製バッファ11
をおさめ、ブームの主材12を抱持するクランプ13と
木製バッファ11とをボルト14およびナット15によ
り締結する。木製バッファ11のボルト穴11aには、
円筒状のスペーサ16を介在させ、ボルト14の軸部を
そのスペーサ16を貫通させる。この構成において、ボ
ルト14に軸力が与えられ、木製バッファ11が縮小し
たり、腐ったりしても、ボルト14がゆるまず、その落
下を防止することができる。
も、ボルトがゆるんで落下するのを防止できるクレーン
ブームのバッファ装置を提供する。 【構成】 チャンネル材10の溝内に木製バッファ11
をおさめ、ブームの主材12を抱持するクランプ13と
木製バッファ11とをボルト14およびナット15によ
り締結する。木製バッファ11のボルト穴11aには、
円筒状のスペーサ16を介在させ、ボルト14の軸部を
そのスペーサ16を貫通させる。この構成において、ボ
ルト14に軸力が与えられ、木製バッファ11が縮小し
たり、腐ったりしても、ボルト14がゆるまず、その落
下を防止することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、クレーンブームの腹
面に取付けるバッファ装置に関する。
面に取付けるバッファ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、従来の移動式クレーンの一例を図
2および図3により説明する。クローラ式の走行体をそ
なえる本体1の前部には、下ブーム2a、継ぎブーム2
b、上ブーム2cから成るブーム2が起伏できるように
取付けられており、本体1上には巻上ドラム3および起
伏ドラム4が設置されている。巻上ドラム3に一端側が
巻取られている巻上ロープ5の他端側は、上ブーム2c
の先端部に取付けられたシーブを介して垂らされ、フッ
ク6を吊下げている。起伏ドラム4に一端側が巻取られ
ている起伏ロープ6の他端側は、ペンダントロープ8を
介して上ブーム2cの先端部に連結されている。巻上ド
ラム3を駆動して、フック6に吊り下げた吊り荷9の上
げ下げを行う。
2および図3により説明する。クローラ式の走行体をそ
なえる本体1の前部には、下ブーム2a、継ぎブーム2
b、上ブーム2cから成るブーム2が起伏できるように
取付けられており、本体1上には巻上ドラム3および起
伏ドラム4が設置されている。巻上ドラム3に一端側が
巻取られている巻上ロープ5の他端側は、上ブーム2c
の先端部に取付けられたシーブを介して垂らされ、フッ
ク6を吊下げている。起伏ドラム4に一端側が巻取られ
ている起伏ロープ6の他端側は、ペンダントロープ8を
介して上ブーム2cの先端部に連結されている。巻上ド
ラム3を駆動して、フック6に吊り下げた吊り荷9の上
げ下げを行う。
【0003】このようなクレーンでは、本体1の旋回、
走行、あるいはブーム2の急停止などにより、図3に示
すように、フック6、吊り荷9などがブーム2に当るこ
とがある。これを防ぐために、ブームの腹面にバッファ
装置が取付けられている。
走行、あるいはブーム2の急停止などにより、図3に示
すように、フック6、吊り荷9などがブーム2に当るこ
とがある。これを防ぐために、ブームの腹面にバッファ
装置が取付けられている。
【0004】つぎに、従来のバッファ装置を図4ないし
図6を参照して説明する。
図6を参照して説明する。
【0005】チャンネル材10の溝内には直方形の木製
バッファ11がおさめられており、ブームの主材12を
抱持するクランプ13とバッファ11とは、ボルト14
およびナット15により締結されている。ボルト14の
軸部はバッファ11およびチャンネル材10の底板部に
設けたボルト穴11aおよび10aを貫通しており、ボ
ルト14の頭部はボルト穴11aにつらなる頭部収納穴
におさめられている。
バッファ11がおさめられており、ブームの主材12を
抱持するクランプ13とバッファ11とは、ボルト14
およびナット15により締結されている。ボルト14の
軸部はバッファ11およびチャンネル材10の底板部に
設けたボルト穴11aおよび10aを貫通しており、ボ
ルト14の頭部はボルト穴11aにつらなる頭部収納穴
におさめられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなバッファ装
置では、木製バッファ11が縮小したり、腐ったりして
ボルト14がゆるみ、木製バッファ11やボルト14が
落下することがある。この発明は、これにかんがみてな
されたもので、極めて容易にボルトのゆるみを防止する
ことができるバッファ装置を提供することを目的とす
る。
置では、木製バッファ11が縮小したり、腐ったりして
ボルト14がゆるみ、木製バッファ11やボルト14が
落下することがある。この発明は、これにかんがみてな
されたもので、極めて容易にボルトのゆるみを防止する
ことができるバッファ装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、チャンネル
材の溝内に木製バッファをおさめ、ブームの主材を抱持
するクランプと木製バッファをボルトおよびナットによ
り締結するクレーンブームのバッファ装置において、木
製バッファのボルト穴に円筒状のスペーサを介在させ、
ボルトの軸部をそのスペーサを貫通させて取付けたこと
を特徴とする。
材の溝内に木製バッファをおさめ、ブームの主材を抱持
するクランプと木製バッファをボルトおよびナットによ
り締結するクレーンブームのバッファ装置において、木
製バッファのボルト穴に円筒状のスペーサを介在させ、
ボルトの軸部をそのスペーサを貫通させて取付けたこと
を特徴とする。
【0008】
【作用】ボルトの頭部とナットとによりスペーサを締付
けることにより、ボルトに軸力を与え、そのゆるみを防
止する。
けることにより、ボルトに軸力を与え、そのゆるみを防
止する。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1により説明
する。同図において、図6と同じもの、もしくは相当す
るものは、同じ符号で示す。
する。同図において、図6と同じもの、もしくは相当す
るものは、同じ符号で示す。
【0010】木製バッファ11のボルト穴11a内に
は、圧入などにより円筒状のスペーサ16が挿入されて
いる。スペーサ16はクランプ13、チャンネル材10
の底板部とともに、ボルト14およびナット15により
締付けられている。この構成において、ボルト14に軸
力が与えられ、木製バッファ11が縮小したり、腐った
りしても、ボルト14がゆるまず、その落下を防止する
ことができる。
は、圧入などにより円筒状のスペーサ16が挿入されて
いる。スペーサ16はクランプ13、チャンネル材10
の底板部とともに、ボルト14およびナット15により
締付けられている。この構成において、ボルト14に軸
力が与えられ、木製バッファ11が縮小したり、腐った
りしても、ボルト14がゆるまず、その落下を防止する
ことができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、木製バッファが縮小したり、腐ったりしても、ボル
トがゆるまず、その落下を防止することができる。
ば、木製バッファが縮小したり、腐ったりしても、ボル
トがゆるまず、その落下を防止することができる。
【図1】この発明の一実施例を示す断面平面図、
【図2】上ブームの腹面にバッファ装置を取付けた従来
の移動式クレーンの一例を示す側面図、
の移動式クレーンの一例を示す側面図、
【図3】図2のフック、吊り荷がバッファ装置に当った
状態を示す側面図、
状態を示す側面図、
【図4】図2のブームの拡大側面図、
【図5】図4の正面図、
【図6】従来のバッファ装置を示す断面平面図である。
10 チャンネル材 11 木製バッファ 11a ボルト穴 13 クランプ 14 ボルト 15 ナット 16 スペーサ
Claims (1)
- 【請求項1】 チャンネル材の溝内に木製バッファをお
さめ、ブームの主材を抱持するクランプと木製バッファ
をボルトおよびナットにより締結するクレーンブームの
バッファ装置において、木製バッファのボルト穴に円筒
状のスペーサを介在させ、ボルトの軸部をそのスペーサ
を貫通させて取付けたことを特徴とするバッファ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2168792A JPH05186186A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | クレーンブームのバッファ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2168792A JPH05186186A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | クレーンブームのバッファ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05186186A true JPH05186186A (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=12061984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2168792A Pending JPH05186186A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | クレーンブームのバッファ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05186186A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2003221403B2 (en) * | 2002-03-22 | 2008-02-21 | Mitsubishi Chemical Corporation | Aqueous acrylamide solution containing saccharide |
-
1992
- 1992-01-13 JP JP2168792A patent/JPH05186186A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU2003221403B2 (en) * | 2002-03-22 | 2008-02-21 | Mitsubishi Chemical Corporation | Aqueous acrylamide solution containing saccharide |
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