JPH05185658A - シフトパルス発生回路及びそれを用いたドットマトリックスインパクトプリンタのヘッド駆動回路 - Google Patents
シフトパルス発生回路及びそれを用いたドットマトリックスインパクトプリンタのヘッド駆動回路Info
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- JPH05185658A JPH05185658A JP2044992A JP2044992A JPH05185658A JP H05185658 A JPH05185658 A JP H05185658A JP 2044992 A JP2044992 A JP 2044992A JP 2044992 A JP2044992 A JP 2044992A JP H05185658 A JPH05185658 A JP H05185658A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 低騒音印字ヘッドの駆動に用いられる印字タ
イミングパルスの生成回路を単一化して簡素化する。 【構成】 n団の縦続接続されたn個のFF11〜18
による第1のシフト回路71により、印字ストロークT
の1/nだけ順次位相がずれかつT/nのパルス幅のn
個のシフトパルスを生成する。第1のシフト回路71と
同一構成の第2のシフト回路72により、同一のn個の
シフトパルスを生成する。第1及び第2のシフト回路に
より得られる両シフトパルス同士の位相関係はヘッド駆
動時間THだけずれたものとする。そして、これ等両シ
フトパルスの対応パルス対で夫々オンオフされるn個の
パルスを、FF群73にて生成し、これ等n個のパルス
を印字用タイミングパルスとする。
イミングパルスの生成回路を単一化して簡素化する。 【構成】 n団の縦続接続されたn個のFF11〜18
による第1のシフト回路71により、印字ストロークT
の1/nだけ順次位相がずれかつT/nのパルス幅のn
個のシフトパルスを生成する。第1のシフト回路71と
同一構成の第2のシフト回路72により、同一のn個の
シフトパルスを生成する。第1及び第2のシフト回路に
より得られる両シフトパルス同士の位相関係はヘッド駆
動時間THだけずれたものとする。そして、これ等両シ
フトパルスの対応パルス対で夫々オンオフされるn個の
パルスを、FF群73にて生成し、これ等n個のパルス
を印字用タイミングパルスとする。
Description
【0001】
【技術分野】本発明はシフトパルス生成回路及びそれを
用いたドットマトリックスインパクトプリンタのヘッド
駆動回路に関するものである。
用いたドットマトリックスインパクトプリンタのヘッド
駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来技術】低騒音印字ヘッドを使用して、1度に印字
する印字ピンの数を通常より減らして印字を行う方式の
インパクトドットマトリクスプリンタでは、1度に印字
する印字ピンを減らした分、印字に必要なタイミングパ
ルスの数が増大する。
する印字ピンの数を通常より減らして印字を行う方式の
インパクトドットマトリクスプリンタでは、1度に印字
する印字ピンを減らした分、印字に必要なタイミングパ
ルスの数が増大する。
【0003】印字ヘッドの駆動に用いられるこの様な印
字タイミングパルスは、フリップフロップ素子(以下、
単にFFと称す)の組合せによるタイマ回路を用いて生
成されている。
字タイミングパルスは、フリップフロップ素子(以下、
単にFFと称す)の組合せによるタイマ回路を用いて生
成されている。
【0004】この様な方式により1度に印字する印字ピ
ン数を印字ピン総数の1/8として、異なる8つのタイ
ミングで印字を行う場合につき以下説明する。
ン数を印字ピン総数の1/8として、異なる8つのタイ
ミングで印字を行う場合につき以下説明する。
【0005】図4は印字ヘッドのピン配列の一例を示
し、ヘッドの全面からみた場合の図である。この印字ヘ
ッドは全体的には奇数ピンと偶数ピンとの2列に分かれ
ており、更に各ピンは図示する如く、3ピンずつの組
(群)となって1/4ドットピッチずれた配列となって
いる。
し、ヘッドの全面からみた場合の図である。この印字ヘ
ッドは全体的には奇数ピンと偶数ピンとの2列に分かれ
ており、更に各ピンは図示する如く、3ピンずつの組
(群)となって1/4ドットピッチずれた配列となって
いる。
【0006】図において、401 は奇数側ピンと偶数側ピ
ンとの間隔であってドットピッチを示し、402 は1/4
ドットピッチを示し、403 は5/8ドットピッチを示し
ている。
ンとの間隔であってドットピッチを示し、402 は1/4
ドットピッチを示し、403 は5/8ドットピッチを示し
ている。
【0007】図5は図4に示した印字ヘッドの各ピンの
印字タイミングを表わすチャートであり、(1,3,
5),(7,9,11),(13,15,17),(1
9,21,23),(2,4,6),(8,10,1
2),(14,16,18),(20,22,24)の
各ピン群がピン群毎に同一タイミングで駆動され、各タ
イミングは印字ストロークTの対して時間的に等しく8
分割されている。
印字タイミングを表わすチャートであり、(1,3,
5),(7,9,11),(13,15,17),(1
9,21,23),(2,4,6),(8,10,1
2),(14,16,18),(20,22,24)の
各ピン群がピン群毎に同一タイミングで駆動され、各タ
イミングは印字ストロークTの対して時間的に等しく8
分割されている。
【0008】この様なタイミングで印字を行うことによ
り、インパクトドットマトリックスプリンタの印字中の
騒音を軽減することができる。すなわち、ある特定の周
波数成分を分散することで、印字騒音の低減を図ってい
るのである。
り、インパクトドットマトリックスプリンタの印字中の
騒音を軽減することができる。すなわち、ある特定の周
波数成分を分散することで、印字騒音の低減を図ってい
るのである。
【0009】この場合のヘッド駆動部のブロック図を図
6に示す。図に示す如く、同一の回路が分割したピン群
の数である8個必要となる。図7は図6のブロックの動
作タイミングチャートの例を示している。印字タイミン
グブロック〜は印字ヘッドを駆動するヘッド駆動タ
イマを夫々起動させるタイミングを表わしており、ハイ
レベルのヘッド駆動タイマ出力によりヘッド駆動時間
(TH )が決定される。
6に示す。図に示す如く、同一の回路が分割したピン群
の数である8個必要となる。図7は図6のブロックの動
作タイミングチャートの例を示している。印字タイミン
グブロック〜は印字ヘッドを駆動するヘッド駆動タ
イマを夫々起動させるタイミングを表わしており、ハイ
レベルのヘッド駆動タイマ出力によりヘッド駆動時間
(TH )が決定される。
【0010】図8は図6のブロックにおけるヘッド駆動
タイマの1つを回路化した例である。D0 〜D7 はタイ
マにセットする8ビットデータであり、この8ビットの
セットデータによりヘッド駆動時間(TH )が定まる。
タイマの1つを回路化した例である。D0 〜D7 はタイ
マにセットする8ビットデータであり、この8ビットの
セットデータによりヘッド駆動時間(TH )が定まる。
【0011】A1 ,A2 ,B1 ,B2 ,C1 ,C2 ,D
1 ,D2 は2入力排他的論理和素子であり、E1 ,E2
は4入力否定論理積素子であり、Fは2入力論理和素子
である。Q0 〜Q7 はDタイプFFであり、PRはプリ
セット入力、Dはデータ入力、CKはクロック入力、C
Lはリセット入力、Q,反転Qはコンプリメンタリデー
タ出力である。
1 ,D2 は2入力排他的論理和素子であり、E1 ,E2
は4入力否定論理積素子であり、Fは2入力論理和素子
である。Q0 〜Q7 はDタイプFFであり、PRはプリ
セット入力、Dはデータ入力、CKはクロック入力、C
Lはリセット入力、Q,反転Qはコンプリメンタリデー
タ出力である。
【0012】図9は図8の回路の動作タイミングチャー
トであり、ここではヘッド駆動時間(TH )を決定する
データD0 〜D7 として“00000111(H)”を
セットした場合を示している。
トであり、ここではヘッド駆動時間(TH )を決定する
データD0 〜D7 として“00000111(H)”を
セットした場合を示している。
【0013】排他的論理和素子の入力データが一致する
と、出力OUT がローレベルとなるので、必要な時間(T
H )後にこれがローレベルとなるように選択した入力デ
ータD0 〜D7 を夫々入力セットしておく。このように
入力データをセットしてから出力OUT がローレベルなる
までの時間がTH となり、ヘッド駆動時間として利用で
きる。
と、出力OUT がローレベルとなるので、必要な時間(T
H )後にこれがローレベルとなるように選択した入力デ
ータD0 〜D7 を夫々入力セットしておく。このように
入力データをセットしてから出力OUT がローレベルなる
までの時間がTH となり、ヘッド駆動時間として利用で
きる。
【0014】この様に、低騒音化を図るために、一度に
印字するピン数を1/8に減らすと、図6に示す如く同
一のタイミング回路、駆動回路が8個必要となり、回路
規模が増大するという欠点がある。
印字するピン数を1/8に減らすと、図6に示す如く同
一のタイミング回路、駆動回路が8個必要となり、回路
規模が増大するという欠点がある。
【0015】
【発明の目的】本発明の目的は、低騒音のためにヘッド
ピン数をn群に分けて印字タイミングをずらす方式にお
いて、nが増大しても単一の回路でタイミングパルスを
生成することができるシフトパルス発生回路を提供する
ことである。
ピン数をn群に分けて印字タイミングをずらす方式にお
いて、nが増大しても単一の回路でタイミングパルスを
生成することができるシフトパルス発生回路を提供する
ことである。
【0016】本発明の他の目的は、回路規模の増大を招
来することなく低騒音のドットマトリックスインパクト
プリンタのヘッド駆動回路を提供することである。
来することなく低騒音のドットマトリックスインパクト
プリンタのヘッド駆動回路を提供することである。
【0017】
【発明の構成】本発明によるシフトパルス発生回路は、
前段のデータ出力が次段のデータ入力へ印加され互いに
縦続接続されたn個のフリップフロップ素子からなり、
初段のフリップフロップ素子のデータ入力には所定固定
レベルの電圧が印加されそのクロック入力には周期Tの
第1パルス列信号が供給され、2段目以降のフリップフ
ロップ素子のクロック入力端子には前記第1パルス列信
号と同期した周期T/nの第2パルス列信号が供給さ
れ、1段目及び2段目リップフロップのデータ出力が一
致したとき前記1段目のフリップフロップをリセットす
るよう構成された第1のシフト手段と、前段のデータ出
力が次段のデータ入力へ印加され互いに縦続接続された
n個のフリップフロップ素子からなり、初段のフリップ
フロップ素子のデータ入力には前記固定レベルの電圧が
印加されそのクロック入力には周期Tでかつ前記第1パ
ルス列信号と所定位相差の第3パルス列信号が供給さ
れ、2段目以降のフリップフロップ素子のクロック入力
端子には前記第3パルス列信号と同期した周期T/nの
第4パルス列信号が供給され、1段目及び2段目リップ
フロップのデータ出力が一致したとき前記1段目のフリ
ップフロップをリセットするよう構成された第2のシフ
ト手段と、データ入力に前記固定レベルの電圧が印加さ
れた第1〜第nのフリップフロップ素子からなり、前記
第1のシフト手段の各段のフリップフロップ素子のデー
タ出力が前記第1〜第nのフリップフロップ素子の夫々
対応する各クロック入力とされ、前記第2のシフト手段
の各段のフリップフロップ素子の各データ出力が前記第
1〜第nのフリップフロップ素子の夫々対応するリセッ
ト入力とされたフリップフロップ群とを含み、前記第1
〜第nのフリップフロップ素子の各データ出力から順次
T/nの位相差を有するシフトパルスを生成するように
したことを特徴とする。
前段のデータ出力が次段のデータ入力へ印加され互いに
縦続接続されたn個のフリップフロップ素子からなり、
初段のフリップフロップ素子のデータ入力には所定固定
レベルの電圧が印加されそのクロック入力には周期Tの
第1パルス列信号が供給され、2段目以降のフリップフ
ロップ素子のクロック入力端子には前記第1パルス列信
号と同期した周期T/nの第2パルス列信号が供給さ
れ、1段目及び2段目リップフロップのデータ出力が一
致したとき前記1段目のフリップフロップをリセットす
るよう構成された第1のシフト手段と、前段のデータ出
力が次段のデータ入力へ印加され互いに縦続接続された
n個のフリップフロップ素子からなり、初段のフリップ
フロップ素子のデータ入力には前記固定レベルの電圧が
印加されそのクロック入力には周期Tでかつ前記第1パ
ルス列信号と所定位相差の第3パルス列信号が供給さ
れ、2段目以降のフリップフロップ素子のクロック入力
端子には前記第3パルス列信号と同期した周期T/nの
第4パルス列信号が供給され、1段目及び2段目リップ
フロップのデータ出力が一致したとき前記1段目のフリ
ップフロップをリセットするよう構成された第2のシフ
ト手段と、データ入力に前記固定レベルの電圧が印加さ
れた第1〜第nのフリップフロップ素子からなり、前記
第1のシフト手段の各段のフリップフロップ素子のデー
タ出力が前記第1〜第nのフリップフロップ素子の夫々
対応する各クロック入力とされ、前記第2のシフト手段
の各段のフリップフロップ素子の各データ出力が前記第
1〜第nのフリップフロップ素子の夫々対応するリセッ
ト入力とされたフリップフロップ群とを含み、前記第1
〜第nのフリップフロップ素子の各データ出力から順次
T/nの位相差を有するシフトパルスを生成するように
したことを特徴とする。
【0018】本発明によるドットマトリックスインパク
トプリンタのヘッド駆動回路は、複数のヘッドピンから
なりこれ等ヘッドピンを1/nのピン群に分割して印字
制御を行うようにした低騒音ドットマトリックスインパ
クトプリンタのヘッド駆動回路であって、前段のデータ
出力が次段のデータ入力へ印加され互いに縦続接続され
たn個のフリップフロップ素子からなり、初段のフリッ
プフロップ素子のデータ入力には所定の固定レベルの電
圧が印加されそのクロック入力には印字ストロークに等
しい周期Tの第1パルス列信号が供給され、2段目以降
のフリップフロップ素子のクロック入力端子には前記第
1パルス列信号と同期した周期T/nの第2パルス列信
号が供給され、1段目及び2段目リップフロップのデー
タ出力が一致したとき前記1段目のフリップフロップを
リセットするよう構成された第1のシフト手段と、前段
のデータ出力が次段のデータ入力へ印加され互いに縦続
接続されたn個のフリップフロップ素子からなり、初段
のフリップフロップ素子のデータ入力には前記固定レベ
ルの電圧が印加されそのクロック入力には周期Tでかつ
前記第1パルス列信号に対してプリントヘッド駆動時間
に相当する位相差を有する第3パルス列信号が供給さ
れ、2段目以降のフリップフロップ素子のクロック入力
端子には前記第3パルス列信号と同期し周期T/nの第
4パルス列信号が供給され、1段目及び2段目リップフ
ロップのデータ出力が一致したとき前記1段目のフリッ
プフロップをリセットするよう構成された第2のシフト
手段と、データ入力に前記固定レベルの電圧が印加され
た第1〜第nのフリップフロップ素子からなり、前記第
1のシフト手段の各段のフリップフロップ素子のデータ
出力が前記第1〜第nのフリップフロップ素子の夫々対
応する各クロック入力とされ、前記第2のシフト手段の
各段のフリップフロップ素子の各データ出力が前記第1
〜第nのフリップフロップ素子の夫々対応するリセット
入力とされたフリップフロップ群とを含むシフトパルス
生成手段と、前記シフトパルス生成手段の前記第1〜第
nのフリップフロップ素子の第1〜第nのデータ出力を
夫々入力とする第1〜第nのヘッド駆動手段とを含み、
前記第1〜第nのヘッド駆動手段の出力により夫々対応
する第1〜第nのピン群を夫々駆動するよう構成したこ
とを特徴とする。
トプリンタのヘッド駆動回路は、複数のヘッドピンから
なりこれ等ヘッドピンを1/nのピン群に分割して印字
制御を行うようにした低騒音ドットマトリックスインパ
クトプリンタのヘッド駆動回路であって、前段のデータ
出力が次段のデータ入力へ印加され互いに縦続接続され
たn個のフリップフロップ素子からなり、初段のフリッ
プフロップ素子のデータ入力には所定の固定レベルの電
圧が印加されそのクロック入力には印字ストロークに等
しい周期Tの第1パルス列信号が供給され、2段目以降
のフリップフロップ素子のクロック入力端子には前記第
1パルス列信号と同期した周期T/nの第2パルス列信
号が供給され、1段目及び2段目リップフロップのデー
タ出力が一致したとき前記1段目のフリップフロップを
リセットするよう構成された第1のシフト手段と、前段
のデータ出力が次段のデータ入力へ印加され互いに縦続
接続されたn個のフリップフロップ素子からなり、初段
のフリップフロップ素子のデータ入力には前記固定レベ
ルの電圧が印加されそのクロック入力には周期Tでかつ
前記第1パルス列信号に対してプリントヘッド駆動時間
に相当する位相差を有する第3パルス列信号が供給さ
れ、2段目以降のフリップフロップ素子のクロック入力
端子には前記第3パルス列信号と同期し周期T/nの第
4パルス列信号が供給され、1段目及び2段目リップフ
ロップのデータ出力が一致したとき前記1段目のフリッ
プフロップをリセットするよう構成された第2のシフト
手段と、データ入力に前記固定レベルの電圧が印加され
た第1〜第nのフリップフロップ素子からなり、前記第
1のシフト手段の各段のフリップフロップ素子のデータ
出力が前記第1〜第nのフリップフロップ素子の夫々対
応する各クロック入力とされ、前記第2のシフト手段の
各段のフリップフロップ素子の各データ出力が前記第1
〜第nのフリップフロップ素子の夫々対応するリセット
入力とされたフリップフロップ群とを含むシフトパルス
生成手段と、前記シフトパルス生成手段の前記第1〜第
nのフリップフロップ素子の第1〜第nのデータ出力を
夫々入力とする第1〜第nのヘッド駆動手段とを含み、
前記第1〜第nのヘッド駆動手段の出力により夫々対応
する第1〜第nのピン群を夫々駆動するよう構成したこ
とを特徴とする。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
詳述する。
詳述する。
【0020】図1は本発明の実施例によるドットマトリ
ックスインパクトプリンタのヘッド駆動回路のブロック
図であり、図4,5を用いて説明した如く、24ドット
ピンを3ピンずつ8組(群)と分け、1度に3ピンずつ
を印字駆動する場合の例を示している。
ックスインパクトプリンタのヘッド駆動回路のブロック
図であり、図4,5を用いて説明した如く、24ドット
ピンを3ピンずつ8組(群)と分け、1度に3ピンずつ
を印字駆動する場合の例を示している。
【0021】基本クロック50を基に、第1〜第4パル
ス列回路51〜54は図3のタイムチャートに示す第1
〜第4パルス列を夫々生成する。すなわち、第1パルス
列及び第3パルス列は共に同一周期Tを有しかつ位相差
TH を有する。また、第2パルス列は第1パルス列に同
期しかつT/8の周期を有するものであり、第4パルス
列は第3パルス列に同期しかつT/8の周期を有する。
ス列回路51〜54は図3のタイムチャートに示す第1
〜第4パルス列を夫々生成する。すなわち、第1パルス
列及び第3パルス列は共に同一周期Tを有しかつ位相差
TH を有する。また、第2パルス列は第1パルス列に同
期しかつT/8の周期を有するものであり、第4パルス
列は第3パルス列に同期しかつT/8の周期を有する。
【0022】シフトタイミングパルス発生回路55は、
これ等第1〜第4パルス列を用いて、図3に示す互いに
一定位相差(T/8)で順次シフトされた8個のヘッド
駆動信号41〜48を生成するものである。
これ等第1〜第4パルス列を用いて、図3に示す互いに
一定位相差(T/8)で順次シフトされた8個のヘッド
駆動信号41〜48を生成するものである。
【0023】これ等8個のシフトパルス41〜48が対
応するヘッド駆動回路56〜63へ夫々入力されること
により、対応する8組のピン群を夫々駆動するようにな
っている。
応するヘッド駆動回路56〜63へ夫々入力されること
により、対応する8組のピン群を夫々駆動するようにな
っている。
【0024】図2は図1のシフトタイミングパルス生成
回路の具体例を示す図である。図において、第1群のシ
フト回路71の1段目のFF11のデータ入力端子Dに
は+5ボルトが入力され、データ出力端子Qは2段目の
FF12のデータ入力端子Dに接続されている。以降、
順に8段までの全段素子のデータ出力端子Dが次段素子
のデータ入力端子Dに接続されている。
回路の具体例を示す図である。図において、第1群のシ
フト回路71の1段目のFF11のデータ入力端子Dに
は+5ボルトが入力され、データ出力端子Qは2段目の
FF12のデータ入力端子Dに接続されている。以降、
順に8段までの全段素子のデータ出力端子Dが次段素子
のデータ入力端子Dに接続されている。
【0025】また、各FF11〜18のプリセット入力
端子PR及び2〜8段目のFF12〜18のリセット入
力端子REには+5ボルトが入力されている。
端子PR及び2〜8段目のFF12〜18のリセット入
力端子REには+5ボルトが入力されている。
【0026】ここで、1段目のFF11のクロック入力
端子Cに、図3のタイムチャートで示すように、周期T
を持つ第1のパルス列が入力され、2〜8段目のFF1
2〜18のクロック入力端子Cには、T/8の周期を持
つ第2のパルス列が入力されている。
端子Cに、図3のタイムチャートで示すように、周期T
を持つ第1のパルス列が入力され、2〜8段目のFF1
2〜18のクロック入力端子Cには、T/8の周期を持
つ第2のパルス列が入力されている。
【0027】第1パルス列の立上がりによって1段目の
FF11のデータ出力端子Qがローからハイになり、こ
の出力はリセット入力端子REにローが入力されるまで
ハイ状態を保持している。2段目のFF12のデータ出
力端子Qは、第2パルス列のパルスの立上がりによっ
てローからハイになり、以降データ入力端子Dへの入力
データ、つまり1段目のFF11のデータ出力端子Qの
データ変化に対応したデータを、第2パルス列のパルス
立上がりに同期して出力する。
FF11のデータ出力端子Qがローからハイになり、こ
の出力はリセット入力端子REにローが入力されるまで
ハイ状態を保持している。2段目のFF12のデータ出
力端子Qは、第2パルス列のパルスの立上がりによっ
てローからハイになり、以降データ入力端子Dへの入力
データ、つまり1段目のFF11のデータ出力端子Qの
データ変化に対応したデータを、第2パルス列のパルス
立上がりに同期して出力する。
【0028】3〜8段目のFF13〜18のデータ出力
端子Qについても、同様の動作を行うことになるが、F
F12のデータ出力QとFF11のデータ出力Qとのナ
ンドゲート64の出力を、FF11のリセット入力端子
REに接続しているので、FF12のデータ出力端子Q
がハイになると、FF11のデータ出力端子Qがローに
なる。よって、このデータ出力端子Qに出力される波形
と同じで、位相が前段の出力波形より第2パルスの一周
期分(T/8)だけ遅れた波形が各FF11〜18のデ
ータ出力端子Qに順次得られる。
端子Qについても、同様の動作を行うことになるが、F
F12のデータ出力QとFF11のデータ出力Qとのナ
ンドゲート64の出力を、FF11のリセット入力端子
REに接続しているので、FF12のデータ出力端子Q
がハイになると、FF11のデータ出力端子Qがローに
なる。よって、このデータ出力端子Qに出力される波形
と同じで、位相が前段の出力波形より第2パルスの一周
期分(T/8)だけ遅れた波形が各FF11〜18のデ
ータ出力端子Qに順次得られる。
【0029】更に、第1群のシフト回路71と同一の構
成を有する第2群のシフト回路72(FF21〜28,
ナンドゲート65)が設けられており、第1、第2のパ
ルス列の代りに第3、第4のパルス2列が用いられてい
る。これにより、第1群のシフト回路71と同様に、順
次T/8の位相差を有する8個のシフトパルスが、各F
F21〜28のデータ出力Qから得られる。
成を有する第2群のシフト回路72(FF21〜28,
ナンドゲート65)が設けられており、第1、第2のパ
ルス列の代りに第3、第4のパルス2列が用いられてい
る。これにより、第1群のシフト回路71と同様に、順
次T/8の位相差を有する8個のシフトパルスが、各F
F21〜28のデータ出力Qから得られる。
【0030】そして、8個のFF31〜38からなるF
F群73が設けられており、各FF31〜38のデータ
入力Dには+5Vが印加され、各クロック入力Cには第
1群シフト回路71の対応段のFFのデータ出力Qが印
加され、各リセット入力REには第2群シフト回路72
の対応段のFFのデータ出力Qが印加されている。各F
F41〜48のデータ出力Qから目的とする8個のシフ
トパルス41〜48であるヘッド駆動用タイミングパル
スが、T/8ずつの位相差を有しTH のパルス幅を有し
て生成される。
F群73が設けられており、各FF31〜38のデータ
入力Dには+5Vが印加され、各クロック入力Cには第
1群シフト回路71の対応段のFFのデータ出力Qが印
加され、各リセット入力REには第2群シフト回路72
の対応段のFFのデータ出力Qが印加されている。各F
F41〜48のデータ出力Qから目的とする8個のシフ
トパルス41〜48であるヘッド駆動用タイミングパル
スが、T/8ずつの位相差を有しTH のパルス幅を有し
て生成される。
【0031】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、単一
の回路で必要なn個(上記実施例では8個)のシフトパ
ルスが生成されるので、回路規模が縮小可能となるとい
う効果が得られる。
の回路で必要なn個(上記実施例では8個)のシフトパ
ルスが生成されるので、回路規模が縮小可能となるとい
う効果が得られる。
【図1】本発明の実施例のドットマトリックスインパク
トプリンタのヘッド駆動回路のブロック図である。
トプリンタのヘッド駆動回路のブロック図である。
【図2】本発明の実施例のシフトパルス生成回路を示す
図である。
図である。
【図3】図2のシフトパルス生成回路の動作を示すタイ
ムチャートである。
ムチャートである。
【図4】低騒音方式の印字ヘッドピンの配列の一例を示
す図である。
す図である。
【図5】図4のヘッドピンの印字タイミングを示すタイ
ムチャートである。
ムチャートである。
【図6】従来のヘッド駆動回路のブロック図である。
【図7】図6のブロックの動作を示すタイムチャートで
ある。
ある。
【図8】図6のブロックにおけるヘッド駆動タイマ部の
回路図である。
回路図である。
【図9】図8の回路の動作を示すタイムチャートであ
る。
る。
11〜18,21〜28,31〜38 FF 41〜48 シフトパルス出力 64,65 ナンドゲート 71,72 シフト回路 73 FF群回路
Claims (2)
- 【請求項1】 前段のデータ出力が次段のデータ入力へ
印加され互いに縦続接続されたn個のフリップフロップ
素子からなり、初段のフリップフロップ素子のデータ入
力には所定固定レベルの電圧が印加されそのクロック入
力には周期Tの第1パルス列信号が供給され、2段目以
降のフリップフロップ素子のクロック入力端子には前記
第1パルス列信号と同期した周期T/nの第2パルス列
信号が供給され、1段目及び2段目リップフロップのデ
ータ出力が一致したとき前記1段目のフリップフロップ
をリセットするよう構成された第1のシフト手段と、 前段のデータ出力が次段のデータ入力へ印加され互いに
縦続接続されたn個のフリップフロップ素子からなり、
初段のフリップフロップ素子のデータ入力には前記固定
レベルの電圧が印加されそのクロック入力には周期Tで
かつ前記第1パルス列信号と所定位相差の第3パルス列
信号が供給され、2段目以降のフリップフロップ素子の
クロック入力端子には前記第3パルス列信号と同期した
周期T/nの第4パルス列信号が供給され、1段目及び
2段目リップフロップのデータ出力が一致したとき前記
1段目のフリップフロップをリセットするよう構成され
た第2のシフト手段と、 データ入力に前記固定レベルの電圧が印加された第1〜
第nのフリップフロップ素子からなり、前記第1のシフ
ト手段の各段のフリップフロップ素子のデータ出力が前
記第1〜第nのフリップフロップ素子の夫々対応する各
クロック入力とされ、前記第2のシフト手段の各段のフ
リップフロップ素子の各データ出力が前記第1〜第nの
フリップフロップ素子の夫々対応するリセット入力とさ
れたフリップフロップ群とを含み、 前記第1〜第nのフリップフロップ素子の各データ出力
から順次T/nの位相差を有するシフトパルスを生成す
るようにしたことを特徴とするシフトパルス生成回路。 - 【請求項2】 複数のヘッドピンからなりこれ等ヘッド
ピンを1/nのピン群に分割して印字制御を行うように
した低騒音ドットマトリックスインパクトプリンタのヘ
ッド駆動回路であって、 前段のデータ出力が次段のデータ入力へ印加され互いに
縦続接続されたn個のフリップフロップ素子からなり、
初段のフリップフロップ素子のデータ入力には所定の固
定レベルの電圧が印加されそのクロック入力には印字ス
トロークに等しい周期Tの第1パルス列信号が供給さ
れ、2段目以降のフリップフロップ素子のクロック入力
端子には前記第1パルス列信号と同期した周期T/nの
第2パルス列信号が供給され、1段目及び2段目リップ
フロップのデータ出力が一致したとき前記1段目のフリ
ップフロップをリセットするよう構成された第1のシフ
ト手段と、 前段のデータ出力が次段のデータ入力へ印加され互いに
縦続接続されたn個のフリップフロップ素子からなり、
初段のフリップフロップ素子のデータ入力には前記固定
レベルの電圧が印加されそのクロック入力には周期Tで
かつ前記第1パルス列信号に対してプリントヘッド駆動
時間に相当する位相差を有する第3パルス列信号が供給
され、2段目以降のフリップフロップ素子のクロック入
力端子には前記第3パルス列信号と同期し周期T/nの
第4パルス列信号が供給され、1段目及び2段目リップ
フロップのデータ出力が一致したとき前記1段目のフリ
ップフロップをリセットするよう構成された第2のシフ
ト手段と、 データ入力に前記固定レベルの電圧が印加された第1〜
第nのフリップフロップ素子からなり、前記第1のシフ
ト手段の各段のフリップフロップ素子のデータ出力が前
記第1〜第nのフリップフロップ素子の夫々対応する各
クロック入力とされ、前記第2のシフト手段の各段のフ
リップフロップ素子の各データ出力が前記第1〜第nの
フリップフロップ素子の夫々対応するリセット入力とさ
れたフリップフロップ群とを含むシフトパルス生成手段
と、 前記シフトパルス生成手段の前記第1〜第nのフリップ
フロップ素子の第1〜第nのデータ出力を夫々入力とす
る第1〜第nのヘッド駆動手段とを含み、 前記第1〜第nのヘッド駆動手段の出力により夫々対応
する第1〜第nのピン群を夫々駆動するよう構成したこ
とを特徴とするヘッド駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2044992A JPH05185658A (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | シフトパルス発生回路及びそれを用いたドットマトリックスインパクトプリンタのヘッド駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2044992A JPH05185658A (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | シフトパルス発生回路及びそれを用いたドットマトリックスインパクトプリンタのヘッド駆動回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05185658A true JPH05185658A (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=12027378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2044992A Pending JPH05185658A (ja) | 1992-01-09 | 1992-01-09 | シフトパルス発生回路及びそれを用いたドットマトリックスインパクトプリンタのヘッド駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05185658A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6616357B2 (en) * | 2000-05-17 | 2003-09-09 | Nec Corporation | Dot line printer |
-
1992
- 1992-01-09 JP JP2044992A patent/JPH05185658A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6616357B2 (en) * | 2000-05-17 | 2003-09-09 | Nec Corporation | Dot line printer |
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