JPH05185574A - 感熱孔版原版の製版印刷方法 - Google Patents
感熱孔版原版の製版印刷方法Info
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- JPH05185574A JPH05185574A JP2460092A JP2460092A JPH05185574A JP H05185574 A JPH05185574 A JP H05185574A JP 2460092 A JP2460092 A JP 2460092A JP 2460092 A JP2460092 A JP 2460092A JP H05185574 A JPH05185574 A JP H05185574A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- thermoplastic resin
- resin film
- printing
- thermal head
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 熱可塑性樹脂フィルム及び熱融着防止層から
なる感熱孔版原版とサーマルヘッドに設けられた各発熱
体の副走査長(b)と主走査長(a)との比(b/a)
が1.3未満であるサーマルヘッドで製版し印刷を行な
う。 【効果】 支持体膜様の白抜け画像欠点がなく、また1
枚目より鮮明な画像が得られる画像再現性の良い優れた
印刷物、また製版時における静電気の発生がほとんどな
く製版不良及び印刷ドラムに巻き付ける際の支障の発生
しない感熱孔版原版の製版印刷物が得られる。
なる感熱孔版原版とサーマルヘッドに設けられた各発熱
体の副走査長(b)と主走査長(a)との比(b/a)
が1.3未満であるサーマルヘッドで製版し印刷を行な
う。 【効果】 支持体膜様の白抜け画像欠点がなく、また1
枚目より鮮明な画像が得られる画像再現性の良い優れた
印刷物、また製版時における静電気の発生がほとんどな
く製版不良及び印刷ドラムに巻き付ける際の支障の発生
しない感熱孔版原版の製版印刷物が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱孔版原版の製版印
刷方法に関し、更に詳しくは高画質な感熱孔版原版の製
版印刷方法に関するものである。
刷方法に関し、更に詳しくは高画質な感熱孔版原版の製
版印刷方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、簡便な方法として、孔版印刷方式
が広く行なわれており、この方式には大別して以下の2
つの方法がある。 (1)適当なインキ透過性の支持体表面に熱可塑性樹脂
フィルムを積層したものを感熱孔版原版として使用し、
サーマルヘッド等により印字して、熱可塑性樹脂フィル
ムを加熱溶融して画像状の穿孔を形成し、インキ透過性
の支持体側から印刷インキを通して紙等の被印刷物に印
刷を行なう方法。 (2)可塑性樹脂フィルムを用いサーマルヘッドにより
印字して、熱可塑性樹脂フィルムを加熱溶融して画像状
の穿孔を形成し、熱可塑性樹脂フィルム単体で印刷イン
キを通して紙等の被印刷物に印刷を行なう方法。(支持
体レス:特公平3−45719号、特公平3−4572
0号、特開昭62−282983号)
が広く行なわれており、この方式には大別して以下の2
つの方法がある。 (1)適当なインキ透過性の支持体表面に熱可塑性樹脂
フィルムを積層したものを感熱孔版原版として使用し、
サーマルヘッド等により印字して、熱可塑性樹脂フィル
ムを加熱溶融して画像状の穿孔を形成し、インキ透過性
の支持体側から印刷インキを通して紙等の被印刷物に印
刷を行なう方法。 (2)可塑性樹脂フィルムを用いサーマルヘッドにより
印字して、熱可塑性樹脂フィルムを加熱溶融して画像状
の穿孔を形成し、熱可塑性樹脂フィルム単体で印刷イン
キを通して紙等の被印刷物に印刷を行なう方法。(支持
体レス:特公平3−45719号、特公平3−4572
0号、特開昭62−282983号)
【0003】ところで、本発明者らの検討によれば感熱
孔版原版の熱融着防止層側に主走査方向に一列に配列し
た複数の発熱体からなるサーマルヘッドを直接接触させ
るとともに上記一列に配列された発熱体と直行する方向
(副走査方向)に上記感熱孔版原版を相対的に移動さ
せ、その発熱体の加熱により熱可塑性樹脂フィルムにド
ット状の穿孔を得る上記支持体レスの感熱孔版原版の方
法においては、熱可塑性樹脂フィルム及び熱融着防止層
からなる感熱孔版原版とサーマルヘッドに設けられた各
発熱体の副走査長(b)と主走査長(a)との比(b/
a)が1.3以上であるサーマルヘッドで製版し印刷を
行なうと、各ドットの発熱領域は副走査方向に一定距離
毎オーバーラップし、その為孔がつながってしまい、製
版時においての穿孔画像の維持(□、○、◇等の場
合)、または印刷時におけるストレス(印刷プレスロー
ラー部での紙との接触)で穿孔画像を維持することがで
きなくなることが知見された。
孔版原版の熱融着防止層側に主走査方向に一列に配列し
た複数の発熱体からなるサーマルヘッドを直接接触させ
るとともに上記一列に配列された発熱体と直行する方向
(副走査方向)に上記感熱孔版原版を相対的に移動さ
せ、その発熱体の加熱により熱可塑性樹脂フィルムにド
ット状の穿孔を得る上記支持体レスの感熱孔版原版の方
法においては、熱可塑性樹脂フィルム及び熱融着防止層
からなる感熱孔版原版とサーマルヘッドに設けられた各
発熱体の副走査長(b)と主走査長(a)との比(b/
a)が1.3以上であるサーマルヘッドで製版し印刷を
行なうと、各ドットの発熱領域は副走査方向に一定距離
毎オーバーラップし、その為孔がつながってしまい、製
版時においての穿孔画像の維持(□、○、◇等の場
合)、または印刷時におけるストレス(印刷プレスロー
ラー部での紙との接触)で穿孔画像を維持することがで
きなくなることが知見された。
【0004】また、上記従来の孔版印刷方法としてはイ
ンキ透過性の支持体の表面に数μm程度の薄い熱可塑性
樹脂フィルムを接着剤等により積層して形成された、感
熱孔版原版の熱可塑性樹脂フィルムを、サーマルヘッド
等の熱エネルギーにより溶融し画像穿孔シートを得る方
法が知られている。しかし、この方法はサーマルヘッド
の熱エネルギーにより熱可塑性樹脂フィルムが熱溶融開
孔する際にインキ透過性の支持体との接着面で開孔阻害
が起こったり、インキ透過性の支持体の疎の部分におけ
る熱伝達不良により開孔阻害が生じる。また、この感熱
孔版原版を内側からインキが供給される印刷ドラムに巻
き付けインキ透過性の支持体側から印刷インキを通して
紙等の被印刷物に印刷を行なうと、インキ透過性の支持
体模様の白抜け画像が生じたり、インキ透過性の支持体
の疎の部分に対応した画像白抜けの発生がみられる。更
に、インキ透過性の支持体にインキが染み込み、支持体
がインキで充填され、熱可塑性樹脂フィルムの穿孔部分
を通過し紙等の被印刷物に印刷を行なう場合、充分な印
刷濃度を得るためには試し印刷を数枚行なわなければな
らなかった。
ンキ透過性の支持体の表面に数μm程度の薄い熱可塑性
樹脂フィルムを接着剤等により積層して形成された、感
熱孔版原版の熱可塑性樹脂フィルムを、サーマルヘッド
等の熱エネルギーにより溶融し画像穿孔シートを得る方
法が知られている。しかし、この方法はサーマルヘッド
の熱エネルギーにより熱可塑性樹脂フィルムが熱溶融開
孔する際にインキ透過性の支持体との接着面で開孔阻害
が起こったり、インキ透過性の支持体の疎の部分におけ
る熱伝達不良により開孔阻害が生じる。また、この感熱
孔版原版を内側からインキが供給される印刷ドラムに巻
き付けインキ透過性の支持体側から印刷インキを通して
紙等の被印刷物に印刷を行なうと、インキ透過性の支持
体模様の白抜け画像が生じたり、インキ透過性の支持体
の疎の部分に対応した画像白抜けの発生がみられる。更
に、インキ透過性の支持体にインキが染み込み、支持体
がインキで充填され、熱可塑性樹脂フィルムの穿孔部分
を通過し紙等の被印刷物に印刷を行なう場合、充分な印
刷濃度を得るためには試し印刷を数枚行なわなければな
らなかった。
【0005】この様な欠点を改良する為に印刷ドラムに
感熱孔版原版を巻き付けインキ透過性の支持体にインキ
を充填させ、印刷を行なう方法として (1)初めの数枚の印刷速度を遅くしインキ透過性の支
持体にインキを充填してから印刷速度を上げる方法 (2)初めの数枚の印刷プレス圧を上げる方法。 (3)インキ透過性の支持体の坪量及び密度を低くする
方法。 等が提案されている。しかし、(1)の方法では、印刷
時間が遅くなり、(2)の方法では、画質の悪化、
(3)の方法では、画質の悪化・支持体強度の低下等の
欠点があり、好ましい改良とはならなかった。またこの
感熱孔版原版を製版印刷を低湿下で行なう際、静電気に
よる帯電が起こり、製版及び印刷ドラムに巻き付ける際
に支障をきたすこともあった。
感熱孔版原版を巻き付けインキ透過性の支持体にインキ
を充填させ、印刷を行なう方法として (1)初めの数枚の印刷速度を遅くしインキ透過性の支
持体にインキを充填してから印刷速度を上げる方法 (2)初めの数枚の印刷プレス圧を上げる方法。 (3)インキ透過性の支持体の坪量及び密度を低くする
方法。 等が提案されている。しかし、(1)の方法では、印刷
時間が遅くなり、(2)の方法では、画質の悪化、
(3)の方法では、画質の悪化・支持体強度の低下等の
欠点があり、好ましい改良とはならなかった。またこの
感熱孔版原版を製版印刷を低湿下で行なう際、静電気に
よる帯電が起こり、製版及び印刷ドラムに巻き付ける際
に支障をきたすこともあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の如き
インキ透過性の支持体が有る場合の欠点及び支持体がな
い場合の欠点を一挙に解決し、工業的に有利な感熱孔版
原版の製版印刷方法を提供することを目的とするもので
ある。
インキ透過性の支持体が有る場合の欠点及び支持体がな
い場合の欠点を一挙に解決し、工業的に有利な感熱孔版
原版の製版印刷方法を提供することを目的とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、熱可塑
性樹脂フィルム及び熱融着防止層からなる感熱孔版原版
の熱融着防止層側に主走査方向に一列に配列した複数の
発熱体からなるサーマルヘッドを直接接触させるととも
に、上記一列に配列された発熱体と直行する方向(副走
行方向)に上記感熱孔版原版を相対的に移動させ、その
発熱体の加熱により熱可塑性樹脂フィルムにドット状の
穿孔を行なって感熱孔版原版を得る方法において、熱可
塑性樹脂フィルム及び熱融着防止層からなる感熱孔版原
版とサーマルヘッドに設けられた各発熱体の副走査長
(b)と主走査長(a)との比(b/a)が1.3未満
であるサーマルヘッドで製版し印刷を行なうことを特徴
とする感熱孔版原版の製版印刷方法が提供される。
性樹脂フィルム及び熱融着防止層からなる感熱孔版原版
の熱融着防止層側に主走査方向に一列に配列した複数の
発熱体からなるサーマルヘッドを直接接触させるととも
に、上記一列に配列された発熱体と直行する方向(副走
行方向)に上記感熱孔版原版を相対的に移動させ、その
発熱体の加熱により熱可塑性樹脂フィルムにドット状の
穿孔を行なって感熱孔版原版を得る方法において、熱可
塑性樹脂フィルム及び熱融着防止層からなる感熱孔版原
版とサーマルヘッドに設けられた各発熱体の副走査長
(b)と主走査長(a)との比(b/a)が1.3未満
であるサーマルヘッドで製版し印刷を行なうことを特徴
とする感熱孔版原版の製版印刷方法が提供される。
【0008】本発明による感熱孔版原版及び製版印刷方
法を使用することによって優れた性能と感度を有する感
熱孔版原版の製版印刷方法を提供することができる。本
発明は図1に示すように主走査方向に一列に配列した複
数の発熱体からなるサーマルヘッドで、サーマルヘッド
に設けられた各発熱体の副走査長(b)と主走査長
(a)との比(b/a)が1.3未満のサーマルヘッド
を使用する。各発熱体の副走査長(b)と主走査長
(a)との比(b/a)が、1.3以上であるサーマル
ヘッドで製版し印刷を行なうと、前記したように各ドッ
トの発熱領域は副走査方向に一定距離毎オーバーラップ
し、その為孔がつながってしまい、製版時においての穿
孔画像の維持(□、○、◇等の場合)、または印刷時に
おけるストレス(印字プレスローラー部での紙との接
触)で穿孔画像を維持することができなくなる。
法を使用することによって優れた性能と感度を有する感
熱孔版原版の製版印刷方法を提供することができる。本
発明は図1に示すように主走査方向に一列に配列した複
数の発熱体からなるサーマルヘッドで、サーマルヘッド
に設けられた各発熱体の副走査長(b)と主走査長
(a)との比(b/a)が1.3未満のサーマルヘッド
を使用する。各発熱体の副走査長(b)と主走査長
(a)との比(b/a)が、1.3以上であるサーマル
ヘッドで製版し印刷を行なうと、前記したように各ドッ
トの発熱領域は副走査方向に一定距離毎オーバーラップ
し、その為孔がつながってしまい、製版時においての穿
孔画像の維持(□、○、◇等の場合)、または印刷時に
おけるストレス(印字プレスローラー部での紙との接
触)で穿孔画像を維持することができなくなる。
【0009】本発明で使用する熱可塑性樹脂フィルムと
しては、押出法、流延法等により形成された一般的な熱
可塑性樹脂フィルムであればよく、ポリエステル(好ま
しくは共重合ポリエステル)系、ナイロン(好ましくは
共重合ナイロン)系、ポリオレフィン系、ポリスチレン
系、ポリ塩化ビニル系、ポリアクリル酸誘導体系、ポリ
エチレン・ビニルアルコール系、ポリカーボネート系共
重合体が挙げられる。好ましくは該フィルムの穿孔感度
が高いものが有効であり、そのためにはフィルムを構成
している状態における熱可塑性樹脂が実質的に非晶質な
レベルから結晶化度15%までの範囲のものがよい。よ
り好ましくは該フィルムが実質的に非晶質なレベルのも
のである。ここで、実質的に非晶質なレベルのフィルム
とは、その原料がDSC法で融点がほとんどみられない
ものである場合と、加工法(急冷法等)等により結晶化
を抑制したものである場合等がある。上記結晶化度はX
線法により決定されるがDSC法で融解エネルギーの面
積比でもとめてもよい。
しては、押出法、流延法等により形成された一般的な熱
可塑性樹脂フィルムであればよく、ポリエステル(好ま
しくは共重合ポリエステル)系、ナイロン(好ましくは
共重合ナイロン)系、ポリオレフィン系、ポリスチレン
系、ポリ塩化ビニル系、ポリアクリル酸誘導体系、ポリ
エチレン・ビニルアルコール系、ポリカーボネート系共
重合体が挙げられる。好ましくは該フィルムの穿孔感度
が高いものが有効であり、そのためにはフィルムを構成
している状態における熱可塑性樹脂が実質的に非晶質な
レベルから結晶化度15%までの範囲のものがよい。よ
り好ましくは該フィルムが実質的に非晶質なレベルのも
のである。ここで、実質的に非晶質なレベルのフィルム
とは、その原料がDSC法で融点がほとんどみられない
ものである場合と、加工法(急冷法等)等により結晶化
を抑制したものである場合等がある。上記結晶化度はX
線法により決定されるがDSC法で融解エネルギーの面
積比でもとめてもよい。
【0010】フィルムは更に好ましくは共重合ポリエス
テルを主体としたものであり、且つ該フィルムが実質的
に非晶質なレベルのものである。又最も好ましくは、原
料としての該共重合ポリエステルの実質的に非晶質であ
ることである。ここで実質的に非晶質のポリエステルと
は、通常市販されているその結晶融点(DSC法によ
る)が245〜260℃にある所謂高結晶性ポリエステ
ルテレフタレートを主体とした樹脂とは異なり、まず原
料としてその重合体単体及び混合成分よりなる重合体及
び混合成分よりなる重合体又は重合体同士をブレンドし
た組成物状にて、充分アニール処理して平衡状態とした
ものをX線法によって結晶化度を固定し、このサンプル
を標準にして測定した結晶化度が10%以下のものであ
り、好ましくは5%以下、より好ましくはDSC法でも
融点がほとんど見られないものである。このような低結
晶タイプの熱可塑性樹脂フィルムを用いることによりサ
ーマルヘッドの印加エネルギーが微量であっても十分熱
開孔が可能となりサーマルヘッド製版時、ヘッド発熱体
部から与えられた熱エネルギーの圧着ローラーへ熱損失
の影響は少なくなる。
テルを主体としたものであり、且つ該フィルムが実質的
に非晶質なレベルのものである。又最も好ましくは、原
料としての該共重合ポリエステルの実質的に非晶質であ
ることである。ここで実質的に非晶質のポリエステルと
は、通常市販されているその結晶融点(DSC法によ
る)が245〜260℃にある所謂高結晶性ポリエステ
ルテレフタレートを主体とした樹脂とは異なり、まず原
料としてその重合体単体及び混合成分よりなる重合体及
び混合成分よりなる重合体又は重合体同士をブレンドし
た組成物状にて、充分アニール処理して平衡状態とした
ものをX線法によって結晶化度を固定し、このサンプル
を標準にして測定した結晶化度が10%以下のものであ
り、好ましくは5%以下、より好ましくはDSC法でも
融点がほとんど見られないものである。このような低結
晶タイプの熱可塑性樹脂フィルムを用いることによりサ
ーマルヘッドの印加エネルギーが微量であっても十分熱
開孔が可能となりサーマルヘッド製版時、ヘッド発熱体
部から与えられた熱エネルギーの圧着ローラーへ熱損失
の影響は少なくなる。
【0011】本発明に用いる熱可塑性樹脂フィルムの厚
みは好ましくは0.5μm〜30μm、より好ましくは
0.7〜20μmである。また、溶融開始温度として
は、50℃〜300℃、好ましくは70℃〜290℃で
ある。
みは好ましくは0.5μm〜30μm、より好ましくは
0.7〜20μmである。また、溶融開始温度として
は、50℃〜300℃、好ましくは70℃〜290℃で
ある。
【0012】本発明において熱可塑性樹脂フィルムのサ
ーマルヘッドに接触する側に、熱融着防止処理を施す方
法としては、脂肪酸金属塩、リン酸エステル型界面活性
剤、シリコーンオイル等の流動性潤滑剤、パーフロロア
ルキル基を有するフッ素化合物などの熱融着防止剤を均
一に塗布する方法があげられる。塗布量としては、0.
001〜2g/m2、好ましくは0.005〜1g/m2
である。
ーマルヘッドに接触する側に、熱融着防止処理を施す方
法としては、脂肪酸金属塩、リン酸エステル型界面活性
剤、シリコーンオイル等の流動性潤滑剤、パーフロロア
ルキル基を有するフッ素化合物などの熱融着防止剤を均
一に塗布する方法があげられる。塗布量としては、0.
001〜2g/m2、好ましくは0.005〜1g/m2
である。
【0013】本発明においてかかる熱可塑性樹脂フィル
ムに帯電防止効果をもたせる方法としては熱可塑性樹脂
フィルムに帯電防止剤を均一に塗布する方法、または熱
可塑性樹脂フィルムに含有する方法がある。塗布する方
法において、帯電防止剤としては有機スルホン酸金属塩
またはポリアルキレンオキシド、エステル、アミン、ポ
リエテキシ誘導体、カルボン酸塩、アミンガニジン塩、
第4級アンモニウム塩、アルキルリン酸エステルなどの
一般的な帯電防止剤があげられる。帯電防止剤の塗布量
は、0.001〜2.0g/m2、好ましくは0.01
〜0.5g/m2である。帯電防止剤を熱可塑性樹脂フ
ィルムに含有する方法において、帯電防止剤としては有
機スルホン酸金属塩またはポリアルキレンオキシド、第
4級アンモニウム塩の一種または二種以上の混合物等が
あげられる。
ムに帯電防止効果をもたせる方法としては熱可塑性樹脂
フィルムに帯電防止剤を均一に塗布する方法、または熱
可塑性樹脂フィルムに含有する方法がある。塗布する方
法において、帯電防止剤としては有機スルホン酸金属塩
またはポリアルキレンオキシド、エステル、アミン、ポ
リエテキシ誘導体、カルボン酸塩、アミンガニジン塩、
第4級アンモニウム塩、アルキルリン酸エステルなどの
一般的な帯電防止剤があげられる。帯電防止剤の塗布量
は、0.001〜2.0g/m2、好ましくは0.01
〜0.5g/m2である。帯電防止剤を熱可塑性樹脂フ
ィルムに含有する方法において、帯電防止剤としては有
機スルホン酸金属塩またはポリアルキレンオキシド、第
4級アンモニウム塩の一種または二種以上の混合物等が
あげられる。
【0014】有機スルホン酸金属塩は、式 RSO3X
(ここで、Rは脂肪族基,脂環族基,芳香族基であり、
XはNa,K,Li等の金属である。)で表わされる化
合物であり、具体的にはアルキルスルホン酸金属塩,ア
ルキルベンゼンスルホン酸金属塩等を例示できる。ま
た、アルキルとしては、オクチル,デシル,ドデシル
(ラウリル),テトラデシル(ミリスチル),ヘキサデ
シル,オクタデシル(ステアリル)等を例示できる。更
に具体的な化合物としては、ラウリルスルホン酸Na,
ラウリルスルホン酸K,ラウリルスルホン酸Li,ステ
アリンスルホン酸Na,ステアリンスルホン酸K,ステ
アリンスルホン酸Li,ドデシルベンゼンスルホン酸N
a,ドデシルベンゼンスルホン酸K,ドデシルベンゼン
スルホン酸Li等を例示できる。一方有機スルホン酸金
属塩の含有量は、熱可塑性樹脂フィルムに対し、0.1
〜2重量%であり、好ましくは0.2〜1.5重量%で
ある。有機スルホン酸金属塩の量が0.1重量%より少
ないと帯電防止効果が小さく、一方2重量%を超えると
熱穿孔性シート表面が粗化するので好ましくない。
(ここで、Rは脂肪族基,脂環族基,芳香族基であり、
XはNa,K,Li等の金属である。)で表わされる化
合物であり、具体的にはアルキルスルホン酸金属塩,ア
ルキルベンゼンスルホン酸金属塩等を例示できる。ま
た、アルキルとしては、オクチル,デシル,ドデシル
(ラウリル),テトラデシル(ミリスチル),ヘキサデ
シル,オクタデシル(ステアリル)等を例示できる。更
に具体的な化合物としては、ラウリルスルホン酸Na,
ラウリルスルホン酸K,ラウリルスルホン酸Li,ステ
アリンスルホン酸Na,ステアリンスルホン酸K,ステ
アリンスルホン酸Li,ドデシルベンゼンスルホン酸N
a,ドデシルベンゼンスルホン酸K,ドデシルベンゼン
スルホン酸Li等を例示できる。一方有機スルホン酸金
属塩の含有量は、熱可塑性樹脂フィルムに対し、0.1
〜2重量%であり、好ましくは0.2〜1.5重量%で
ある。有機スルホン酸金属塩の量が0.1重量%より少
ないと帯電防止効果が小さく、一方2重量%を超えると
熱穿孔性シート表面が粗化するので好ましくない。
【0015】また、熱可塑性樹脂フィルムに含有させる
ポリアルキレンオキシドとしては、ポリエチレンオキシ
ド,ポリプロピレンオキシド,ポリエチレンオキシド−
プロピレンオキシド共重合体,ポリテトラメチレンオキ
シド等を例示でき、この分子量は400〜50万、更に
は1000〜5万であることが好ましい。ポリアルキレ
ンオキシドの含有量は、熱可塑性樹脂フィルムに対し、
0.1〜5重量%であり、好ましくは0.2〜4重量%
である。ポリアルキレンオキシドの量が0.1重量%よ
り少ないと帯電防止性が低下し、一方5重量%を超える
とフィルムの力学的特性が低下するので好ましくない。
ポリアルキレンオキシドとしては、ポリエチレンオキシ
ド,ポリプロピレンオキシド,ポリエチレンオキシド−
プロピレンオキシド共重合体,ポリテトラメチレンオキ
シド等を例示でき、この分子量は400〜50万、更に
は1000〜5万であることが好ましい。ポリアルキレ
ンオキシドの含有量は、熱可塑性樹脂フィルムに対し、
0.1〜5重量%であり、好ましくは0.2〜4重量%
である。ポリアルキレンオキシドの量が0.1重量%よ
り少ないと帯電防止性が低下し、一方5重量%を超える
とフィルムの力学的特性が低下するので好ましくない。
【0016】熱可塑性樹脂フィルムに含有させる導電剤
としては、式〔R−N(CH3)2−R’〕X(式中Rは
炭素数12〜18個のアルキル基を、R’は炭素数12
〜18個のアルキル基またはメチル基を、XはCIまた
はBrを、それぞれ示す。)で表わされる第4級アンモ
ニウム塩の一種または二種以上の混合物がある。上記ア
ンモニウム塩の含有量は、熱可塑性樹脂フィルムの1〜
50重量%とするのがよく、より好ましくは2〜30重
量%が良い。次に実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものでない。
としては、式〔R−N(CH3)2−R’〕X(式中Rは
炭素数12〜18個のアルキル基を、R’は炭素数12
〜18個のアルキル基またはメチル基を、XはCIまた
はBrを、それぞれ示す。)で表わされる第4級アンモ
ニウム塩の一種または二種以上の混合物がある。上記ア
ンモニウム塩の含有量は、熱可塑性樹脂フィルムの1〜
50重量%とするのがよく、より好ましくは2〜30重
量%が良い。次に実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものでない。
【0017】
実施例1 熱可塑性樹脂フィルムとして共重合ポリエステルを主体
としたフィルムが実質的に非晶質な(結晶化度1.0
%)厚み1.8μm、溶融温度160℃のものを用い、
サーマルヘッドに接触する側に熱融着防止層としてリン
酸エステル系界面活性剤(ガファック RL210、東
邦化学工業(株)製 mp.54℃)を0.1g/m2
になるように塗布した。この熱可塑性樹脂フィルムを1
6ドット/mmの薄膜型サーマルヘッド(発熱体主走査
長 a:31μm、副走査長 b:38μm、b/a=
1.22)を用いて黒ベタ画像部分を含む製版を行なっ
た。この製版済みの熱可塑性樹脂フィルムを使用して
(株)リコー社製プリポートSS955にて印刷をおこ
なったところ印刷物は支持体模様の白抜け画像欠点がな
く、また1枚目より鮮明な画像が得られた。
としたフィルムが実質的に非晶質な(結晶化度1.0
%)厚み1.8μm、溶融温度160℃のものを用い、
サーマルヘッドに接触する側に熱融着防止層としてリン
酸エステル系界面活性剤(ガファック RL210、東
邦化学工業(株)製 mp.54℃)を0.1g/m2
になるように塗布した。この熱可塑性樹脂フィルムを1
6ドット/mmの薄膜型サーマルヘッド(発熱体主走査
長 a:31μm、副走査長 b:38μm、b/a=
1.22)を用いて黒ベタ画像部分を含む製版を行なっ
た。この製版済みの熱可塑性樹脂フィルムを使用して
(株)リコー社製プリポートSS955にて印刷をおこ
なったところ印刷物は支持体模様の白抜け画像欠点がな
く、また1枚目より鮮明な画像が得られた。
【0018】実施例2 熱可塑性樹脂フィルムとしてポリエチレンテレフタレー
トを主体とした厚み1.8μm、結晶化度5%のフィル
ムを用い、サーマルヘッドに接触する側に熱融着防止層
としてリン酸エステル系界面活性剤(ガファック RL
210、東邦化学工業(株)製 mp.54℃)と、さ
らに帯電防止剤として第4級アンモニウム塩ドデシルト
リメチルアンモニウムクロライド C12H25N(C
H3)2CH3を1:1の重量比で0.2g/m2になるよ
うに塗布した。この熱可塑性樹脂フィルムを16ドット
/mmの薄膜型サーマルヘッド(発熱体主走査長 a:
41μm、副走査長 b:53μm、b/a=1.2
9)を用いて黒ベタ画像部分を含む製版を低温下で行な
った。この際製版時における静電気の発生による製版不
良及び印刷ドラムに巻き付ける際の支障は発生しなかっ
た。この製版済みの熱可塑性樹脂フィルムを使用して
(株)リコー社製プリポートSS955にて印刷をおこ
なったところ印刷物は支持体模様の白抜け画像欠点がな
く、また1枚目より鮮明な画像が得られた。
トを主体とした厚み1.8μm、結晶化度5%のフィル
ムを用い、サーマルヘッドに接触する側に熱融着防止層
としてリン酸エステル系界面活性剤(ガファック RL
210、東邦化学工業(株)製 mp.54℃)と、さ
らに帯電防止剤として第4級アンモニウム塩ドデシルト
リメチルアンモニウムクロライド C12H25N(C
H3)2CH3を1:1の重量比で0.2g/m2になるよ
うに塗布した。この熱可塑性樹脂フィルムを16ドット
/mmの薄膜型サーマルヘッド(発熱体主走査長 a:
41μm、副走査長 b:53μm、b/a=1.2
9)を用いて黒ベタ画像部分を含む製版を低温下で行な
った。この際製版時における静電気の発生による製版不
良及び印刷ドラムに巻き付ける際の支障は発生しなかっ
た。この製版済みの熱可塑性樹脂フィルムを使用して
(株)リコー社製プリポートSS955にて印刷をおこ
なったところ印刷物は支持体模様の白抜け画像欠点がな
く、また1枚目より鮮明な画像が得られた。
【0019】実施例3 熱可塑性樹脂フィルムとしてポリエチレンテレフタレー
トを主体とした厚み1.8μm、結晶化度10%のフィ
ルムを用いサーマルヘッドに接触する側に熱融着防止層
としてリン酸エステル系界面活性剤(ガファックRL2
10、東邦化学工業(株)製 mp.54℃)と、さら
にサーマルヘッドに接触しない面に帯電防止剤として第
4級アンモニウム塩ドデシルトリメチルアンモニウムク
ロライドCH12H25N(CH3)2CH3を1:1の重量
比で0.2g/m2になるように塗布した。この熱可塑
性樹脂フィルムを16ドット/mmの薄膜型サーマルヘ
ッド(発熱体主走査長 a:50μm、副走査長 b:
55μm、b/a=1.1)を用いて黒ベタ画像部分を
含む製版を低湿下で行なった。この製版時における静電
気の発生による製版不良及び印刷ドラムに巻き付ける際
の支障は発生しなかった。この製版製版済みの熱可塑性
樹脂フィルムを使用して(株)リコー社製プリポートS
S955にて印刷をおこなったところ印刷物は支持体模
様の白抜け画像欠点がなく、また1枚目より鮮明な画像
が得られた。
トを主体とした厚み1.8μm、結晶化度10%のフィ
ルムを用いサーマルヘッドに接触する側に熱融着防止層
としてリン酸エステル系界面活性剤(ガファックRL2
10、東邦化学工業(株)製 mp.54℃)と、さら
にサーマルヘッドに接触しない面に帯電防止剤として第
4級アンモニウム塩ドデシルトリメチルアンモニウムク
ロライドCH12H25N(CH3)2CH3を1:1の重量
比で0.2g/m2になるように塗布した。この熱可塑
性樹脂フィルムを16ドット/mmの薄膜型サーマルヘ
ッド(発熱体主走査長 a:50μm、副走査長 b:
55μm、b/a=1.1)を用いて黒ベタ画像部分を
含む製版を低湿下で行なった。この製版時における静電
気の発生による製版不良及び印刷ドラムに巻き付ける際
の支障は発生しなかった。この製版製版済みの熱可塑性
樹脂フィルムを使用して(株)リコー社製プリポートS
S955にて印刷をおこなったところ印刷物は支持体模
様の白抜け画像欠点がなく、また1枚目より鮮明な画像
が得られた。
【0020】実施例4 熱可塑性樹脂フィルムとしてポリエチレンテレフタレー
トを主体とした厚み2.0μm、結晶化度5%のフィル
ムを用いサーマルヘッドに接触する側に熱融着防止層と
してリン酸エステル系界面活性剤(ガファック RL2
10、東邦化学工業(株)製 mp.54℃)と、さら
にサーマルヘッドに接触する面としない面両面は帯電防
止剤として第4級アンモニウム塩ドデシルトリメチルア
ンモニウムクロライド CH12H25N(CH3)2CH3
を1:1の重量比で0.2g/m2になるように塗布し
た。この熱可塑性樹脂フィルムを16ドット/mmの薄
膜型サーマルヘッド(発熱体主走査長 a:31μm、
副走査長 b:38μm、b/a=1.22)を用いて
黒ベタ画像部分を含む製版を低湿下で行なった。この際
製版時における静電気の発生による製版不良及び印刷ド
ラムに巻き付ける際の支障は発生しなかった。この製版
済みの熱可塑性樹脂フィルムを使用して(株)リコー社
製プリポートSS955にて印刷をおこなったところ印
刷物は支持体模様の白抜け画像欠点がなく、また1枚目
より鮮明な画像が得られた。
トを主体とした厚み2.0μm、結晶化度5%のフィル
ムを用いサーマルヘッドに接触する側に熱融着防止層と
してリン酸エステル系界面活性剤(ガファック RL2
10、東邦化学工業(株)製 mp.54℃)と、さら
にサーマルヘッドに接触する面としない面両面は帯電防
止剤として第4級アンモニウム塩ドデシルトリメチルア
ンモニウムクロライド CH12H25N(CH3)2CH3
を1:1の重量比で0.2g/m2になるように塗布し
た。この熱可塑性樹脂フィルムを16ドット/mmの薄
膜型サーマルヘッド(発熱体主走査長 a:31μm、
副走査長 b:38μm、b/a=1.22)を用いて
黒ベタ画像部分を含む製版を低湿下で行なった。この際
製版時における静電気の発生による製版不良及び印刷ド
ラムに巻き付ける際の支障は発生しなかった。この製版
済みの熱可塑性樹脂フィルムを使用して(株)リコー社
製プリポートSS955にて印刷をおこなったところ印
刷物は支持体模様の白抜け画像欠点がなく、また1枚目
より鮮明な画像が得られた。
【0021】実施例5 熱可塑性樹脂フィルムとしてポリエチレンテレフタレー
トを主体とした厚み2.0μm、結晶化度40%のフィ
ルムに有機スルホン酸金属塩としてポリエチレンオキシ
ド(C12H37SO3Na)が、熱穿孔性シートに対し、
1.5重量%含有されたものを用い、サーマルヘッドに
接触する側に熱融着防止層としてリン酸エステル系界面
活性剤(ガファックRL210、東邦化学工業(株)製
mp.54℃)を0.1g/m2になるように塗布し
た。この熱可塑性樹脂フィルムを16ドット/mmの薄
膜型サーマルヘッド(発熱体主走査長 a:31μm
副走査長 b:38μm、b/a=1.22)を用いて
黒ベタ画像部分を含む製版を低湿下で行なった。この際
製版時における静電気の発生による製版不良及び印刷ド
ラムに巻き付ける際の支障は発生しなかった。この製版
済みの熱可塑性樹脂フィルムを使用して(株)リコー社
製プリポートSS955にて印刷をおこなったところ印
刷物は支持体模様の白抜け画像欠点がなく、また1枚目
より鮮明な画像が得られた。
トを主体とした厚み2.0μm、結晶化度40%のフィ
ルムに有機スルホン酸金属塩としてポリエチレンオキシ
ド(C12H37SO3Na)が、熱穿孔性シートに対し、
1.5重量%含有されたものを用い、サーマルヘッドに
接触する側に熱融着防止層としてリン酸エステル系界面
活性剤(ガファックRL210、東邦化学工業(株)製
mp.54℃)を0.1g/m2になるように塗布し
た。この熱可塑性樹脂フィルムを16ドット/mmの薄
膜型サーマルヘッド(発熱体主走査長 a:31μm
副走査長 b:38μm、b/a=1.22)を用いて
黒ベタ画像部分を含む製版を低湿下で行なった。この際
製版時における静電気の発生による製版不良及び印刷ド
ラムに巻き付ける際の支障は発生しなかった。この製版
済みの熱可塑性樹脂フィルムを使用して(株)リコー社
製プリポートSS955にて印刷をおこなったところ印
刷物は支持体模様の白抜け画像欠点がなく、また1枚目
より鮮明な画像が得られた。
【0022】実施例6 熱可塑性樹脂フィルムとしてポリエチレンテレフタレー
トを主体とした厚み2.0μm、結晶化度40%のフィ
ルムに有機スルホン酸金属塩としてポリエチレンオキシ
ド(C12H37SO3Na)が、熱穿孔性シートに対し、
1.5重量%含有されたものを用い、サーマルヘッドに
接触する側に熱融着防止層としてリン酸エステル系界面
活性剤(ガファック RL210、東邦化学工業(株)
製 mp.54℃)と、さらに帯電防止剤として第4級
アンモニウム塩ドデシルトリメチルアンモニウムクロラ
イドC12H25N(CH3)2CH3を1:1の重量比で
0.2g/m2になるように塗布した。この熱可塑性樹
脂フィルムを16ドット/mmの薄膜型サーマルヘッド
(発熱体主走査長 a:31μm 副走査長 b:38
μm、b/a=1.22)を用いて黒ベタ画像部分を含
む製版を低湿下で行なった。この際製版時における静電
気の発生による製版不良及び印刷ドラムに巻き付ける際
の支障は発生しなかった。この製版済みの熱可塑性樹脂
フィルムを使用して(株)リコー社製プリポートSS9
55にて印刷をおこなったところ印刷物は支持体模様の
白抜け画像欠点がなく、また1枚目より鮮明な画像が得
られた。
トを主体とした厚み2.0μm、結晶化度40%のフィ
ルムに有機スルホン酸金属塩としてポリエチレンオキシ
ド(C12H37SO3Na)が、熱穿孔性シートに対し、
1.5重量%含有されたものを用い、サーマルヘッドに
接触する側に熱融着防止層としてリン酸エステル系界面
活性剤(ガファック RL210、東邦化学工業(株)
製 mp.54℃)と、さらに帯電防止剤として第4級
アンモニウム塩ドデシルトリメチルアンモニウムクロラ
イドC12H25N(CH3)2CH3を1:1の重量比で
0.2g/m2になるように塗布した。この熱可塑性樹
脂フィルムを16ドット/mmの薄膜型サーマルヘッド
(発熱体主走査長 a:31μm 副走査長 b:38
μm、b/a=1.22)を用いて黒ベタ画像部分を含
む製版を低湿下で行なった。この際製版時における静電
気の発生による製版不良及び印刷ドラムに巻き付ける際
の支障は発生しなかった。この製版済みの熱可塑性樹脂
フィルムを使用して(株)リコー社製プリポートSS9
55にて印刷をおこなったところ印刷物は支持体模様の
白抜け画像欠点がなく、また1枚目より鮮明な画像が得
られた。
【0023】実施例7 熱可塑性樹脂フィルムとしてポリエチレンテレフタレー
トを主体とした厚み2.0μm、結晶化度40%のフィ
ルムに有機スルホン酸金属塩としてポリエチレンオキシ
ド(C12H37SO3Na)が、熱穿孔性シートに対し、
1.5重量%含有されたものを用い、サーマルヘッドに
接触する側に熱融着防止層としてリン酸エステル系界面
活性剤(ガファック RL210、東邦化学工業(株)
製 mp.54℃)と、さらにサーマルヘッドに接触し
ない面に帯電防止剤として第4級アンモニウム塩ドデシ
ルトリメチルアンモニウムクロライドC12H25N(CH
3)2CH3を1:1の重量比で0.2g/m2になるよう
に塗布した。この熱可塑性樹脂フィルムを16ドット/
mmの薄膜型サーマルヘッド(発熱体主走査長a:31
μm 副走査長 b:38μm、b/a=1.22)を
用いて黒ベタ画像部分を含む製版を低湿下で行なった。
この際製版時における静電気の発生による製版不良及び
印刷ドラムに巻き付ける際の支障は発生しなかった。こ
の製版済みの熱可塑性樹脂フィルムを使用して(株)リ
コー社製プリポートSS955にて印刷をおこなったと
ころ印刷物は支持体模様の白抜け画像欠点がなく、また
1枚目より鮮明な画像が得られた。
トを主体とした厚み2.0μm、結晶化度40%のフィ
ルムに有機スルホン酸金属塩としてポリエチレンオキシ
ド(C12H37SO3Na)が、熱穿孔性シートに対し、
1.5重量%含有されたものを用い、サーマルヘッドに
接触する側に熱融着防止層としてリン酸エステル系界面
活性剤(ガファック RL210、東邦化学工業(株)
製 mp.54℃)と、さらにサーマルヘッドに接触し
ない面に帯電防止剤として第4級アンモニウム塩ドデシ
ルトリメチルアンモニウムクロライドC12H25N(CH
3)2CH3を1:1の重量比で0.2g/m2になるよう
に塗布した。この熱可塑性樹脂フィルムを16ドット/
mmの薄膜型サーマルヘッド(発熱体主走査長a:31
μm 副走査長 b:38μm、b/a=1.22)を
用いて黒ベタ画像部分を含む製版を低湿下で行なった。
この際製版時における静電気の発生による製版不良及び
印刷ドラムに巻き付ける際の支障は発生しなかった。こ
の製版済みの熱可塑性樹脂フィルムを使用して(株)リ
コー社製プリポートSS955にて印刷をおこなったと
ころ印刷物は支持体模様の白抜け画像欠点がなく、また
1枚目より鮮明な画像が得られた。
【0024】実施例8 熱可塑性樹脂フィルムとしてポリエチレンテレフタレー
トを主体とした厚み2.0μm、結晶化度40%のフィ
ルムに有機スルホン酸金属塩としてポリエチレンオキシ
ド(C12H37SO3Na)が、熱穿孔性シートに対し、
1.5重量%含有されたものを用い、サーマルヘッドに
接触する側に熱融着防止層としてリン酸エステル系界面
活性剤(ガファック RL210、東邦化学工業(株)
製 mp.54℃)と、さらにサーマルヘッドに接触す
る面としない面両面に帯電防止剤として第4級アンモニ
ウム塩ドデシルトリメチルアンモニウムクロライドC12
H25N(CH3)2CH3を1:1の重量比で0.2g/
m2になるように塗布した。この熱可塑性樹脂フィルム
を16ドット/mmの薄膜型サーマルヘッド(発熱体主
走査長 a:31μm 副走査長 b:38μm、b/
a=1.22)を用いて黒ベタ画像部分を含む製版を低
湿下で行なった。この際製版時における静電気の発生に
よる製版不良及び印刷ドラムに巻き付ける際の支障は発
生しなかった。この製版済みの熱可塑性樹脂フィルムを
使用して(株)リコー社製プリポートSS955にて印
刷をおこなったところ印刷物は支持体模様の白抜け画像
欠点がなく、また1枚目より鮮明な画像が得られた。
トを主体とした厚み2.0μm、結晶化度40%のフィ
ルムに有機スルホン酸金属塩としてポリエチレンオキシ
ド(C12H37SO3Na)が、熱穿孔性シートに対し、
1.5重量%含有されたものを用い、サーマルヘッドに
接触する側に熱融着防止層としてリン酸エステル系界面
活性剤(ガファック RL210、東邦化学工業(株)
製 mp.54℃)と、さらにサーマルヘッドに接触す
る面としない面両面に帯電防止剤として第4級アンモニ
ウム塩ドデシルトリメチルアンモニウムクロライドC12
H25N(CH3)2CH3を1:1の重量比で0.2g/
m2になるように塗布した。この熱可塑性樹脂フィルム
を16ドット/mmの薄膜型サーマルヘッド(発熱体主
走査長 a:31μm 副走査長 b:38μm、b/
a=1.22)を用いて黒ベタ画像部分を含む製版を低
湿下で行なった。この際製版時における静電気の発生に
よる製版不良及び印刷ドラムに巻き付ける際の支障は発
生しなかった。この製版済みの熱可塑性樹脂フィルムを
使用して(株)リコー社製プリポートSS955にて印
刷をおこなったところ印刷物は支持体模様の白抜け画像
欠点がなく、また1枚目より鮮明な画像が得られた。
【0025】比較例1 熱可塑性樹脂フィルムとして一般に市販されているポリ
エチレンテレフタレートフィルムの結晶融点(DSC法
による)が250℃にある高結晶性(結晶化度45%)
ポリエチレンテレフタレート2.0μm、溶融温度24
0℃のものを用い、インキ透過性の支持体としてポリエ
チレンテレフタレート繊維30%、マニラ麻70%から
なる合成繊維・天然繊維を用いた混抄紙を用い、塩ビ/
酢ビ系接着剤を1.0g/m2の付着量となるようにし
て接着積層し熱融着防止層を0.1g/m2塗布し感熱
孔版原版を作成した。この原版を16ドット/mmの薄
膜型サーマルヘッド(発熱体主走査長 a:31μm、
副走査長 b:38μm、b/a=1.22)を用いて
黒ベタ画像部分を含む製版を行なった。この製版済みの
原版を使用して(株)リコー社製プリポートSS955
にて印刷をおこなったところ印刷物は支持体模様の白抜
け画像欠点が発生し、また十分な印刷濃度を得るために
3枚の試し印刷が必要であった。
エチレンテレフタレートフィルムの結晶融点(DSC法
による)が250℃にある高結晶性(結晶化度45%)
ポリエチレンテレフタレート2.0μm、溶融温度24
0℃のものを用い、インキ透過性の支持体としてポリエ
チレンテレフタレート繊維30%、マニラ麻70%から
なる合成繊維・天然繊維を用いた混抄紙を用い、塩ビ/
酢ビ系接着剤を1.0g/m2の付着量となるようにし
て接着積層し熱融着防止層を0.1g/m2塗布し感熱
孔版原版を作成した。この原版を16ドット/mmの薄
膜型サーマルヘッド(発熱体主走査長 a:31μm、
副走査長 b:38μm、b/a=1.22)を用いて
黒ベタ画像部分を含む製版を行なった。この製版済みの
原版を使用して(株)リコー社製プリポートSS955
にて印刷をおこなったところ印刷物は支持体模様の白抜
け画像欠点が発生し、また十分な印刷濃度を得るために
3枚の試し印刷が必要であった。
【0026】比較例2 熱可塑性樹脂フィルムとしてポリエチレンテレフタレー
トを主体とした厚み1.8μm、結晶化度5%のフィル
ムを用いサーマルヘッドに接触する側に熱融着防止層と
してリン酸エステル系界面活性剤(ガファック RL2
10、東邦化学工業(株)製 mp.54℃)と、さら
に帯電防止剤として第4級アンモニウム塩ドデシルトリ
メチルアンモニウムクロライド C12H25N(CH3)2
CH3を1:1の重量比で0.2g/m2になるように塗
布した。この熱可塑性樹脂フィルムを16ドット/mm
の薄膜型サーマルヘッド(発熱体主走査長 a:50μ
m、副走査長 b:85μm、b/a=1.70)を用
いて黒ベタ画像部分を含む製版を行なった。この際製版
時における静電気の発生による製版不良及び印刷ドラム
に巻き付ける際の支障は発生しなかった。この製版製版
済みの熱可塑性樹脂フィルムを使用して(株)リコー社
製プリポートSS955にて印刷をおこなったところ印
刷物は熱可塑性樹脂フィルム画像穿孔支持不良により画
像再現性のない画像となった。
トを主体とした厚み1.8μm、結晶化度5%のフィル
ムを用いサーマルヘッドに接触する側に熱融着防止層と
してリン酸エステル系界面活性剤(ガファック RL2
10、東邦化学工業(株)製 mp.54℃)と、さら
に帯電防止剤として第4級アンモニウム塩ドデシルトリ
メチルアンモニウムクロライド C12H25N(CH3)2
CH3を1:1の重量比で0.2g/m2になるように塗
布した。この熱可塑性樹脂フィルムを16ドット/mm
の薄膜型サーマルヘッド(発熱体主走査長 a:50μ
m、副走査長 b:85μm、b/a=1.70)を用
いて黒ベタ画像部分を含む製版を行なった。この際製版
時における静電気の発生による製版不良及び印刷ドラム
に巻き付ける際の支障は発生しなかった。この製版製版
済みの熱可塑性樹脂フィルムを使用して(株)リコー社
製プリポートSS955にて印刷をおこなったところ印
刷物は熱可塑性樹脂フィルム画像穿孔支持不良により画
像再現性のない画像となった。
【0027】比較例3 熱可塑性樹脂フィルムとして一般に市販されているポリ
エチレンテレフタレートフィルムの結晶融点(DSC法
による)が250℃にある高結晶性(結晶化度45%)
ポリエチレンテレフタレート2.0μm、溶融温度24
0℃のものを用い、インキ透過性の支持体としてポリエ
チレンテレフタレート繊維100%からなる合成繊維紙
を用い、塩ビ/酢ビ系接着剤を1.0g/m2の付着量
となるようにして接着積層し熱融着防止層を0.1g/
m2塗布し感熱孔版原版を作成した。この原版を16ド
ット/mmの薄膜サーマルヘッド(発熱体主走査長
a:41μm、副走査長 b:53μm、b/a=1.
29)を用いて黒ベタ画像部分を含む製版を行なった。
この製版済みの原版を使用して(株)リコー社製プリポ
ートSS955にて印刷をおこなったところ印刷物は支
持体模様の白抜け画像欠点が発生し、また十分な印刷濃
度を得るために5枚の試し印刷が必要であった。
エチレンテレフタレートフィルムの結晶融点(DSC法
による)が250℃にある高結晶性(結晶化度45%)
ポリエチレンテレフタレート2.0μm、溶融温度24
0℃のものを用い、インキ透過性の支持体としてポリエ
チレンテレフタレート繊維100%からなる合成繊維紙
を用い、塩ビ/酢ビ系接着剤を1.0g/m2の付着量
となるようにして接着積層し熱融着防止層を0.1g/
m2塗布し感熱孔版原版を作成した。この原版を16ド
ット/mmの薄膜サーマルヘッド(発熱体主走査長
a:41μm、副走査長 b:53μm、b/a=1.
29)を用いて黒ベタ画像部分を含む製版を行なった。
この製版済みの原版を使用して(株)リコー社製プリポ
ートSS955にて印刷をおこなったところ印刷物は支
持体模様の白抜け画像欠点が発生し、また十分な印刷濃
度を得るために5枚の試し印刷が必要であった。
【0028】比較例4 熱可塑性樹脂フィルムとしてポリエチレンテレフタレー
トフィルムの結晶融点(DSC法による)が200℃に
ある高結晶性(結晶化度5%)ポリエチレンテレフタレ
ート2.0μm、溶融温度180℃のものを用い、イン
キ透過性の支持体としてマニラ麻100%からなる天然
繊維を用いたものを用い、塩ビ/酢ビ系接着剤を1.0
g/m2の付着量となるようにして接着積層し、熱融着
防止層を0.1g/m2塗布し感熱孔版原版を作成し
た。この原版を16ドット/mmの薄膜サーマルヘッド
(発熱体主走査長 a:41μm、副走査長 b:53
μm、b/a=1.29)を用いて黒ベタ画像部分を含
む製版を行なった。この製版済みの原版を使用して
(株)リコー社製プリポートSS955にて印刷をおこ
なったところ印刷物は支持体模様の白抜け画像欠点が発
生し、また十分な印刷濃度を得るために3枚の試し印刷
が必要であった。
トフィルムの結晶融点(DSC法による)が200℃に
ある高結晶性(結晶化度5%)ポリエチレンテレフタレ
ート2.0μm、溶融温度180℃のものを用い、イン
キ透過性の支持体としてマニラ麻100%からなる天然
繊維を用いたものを用い、塩ビ/酢ビ系接着剤を1.0
g/m2の付着量となるようにして接着積層し、熱融着
防止層を0.1g/m2塗布し感熱孔版原版を作成し
た。この原版を16ドット/mmの薄膜サーマルヘッド
(発熱体主走査長 a:41μm、副走査長 b:53
μm、b/a=1.29)を用いて黒ベタ画像部分を含
む製版を行なった。この製版済みの原版を使用して
(株)リコー社製プリポートSS955にて印刷をおこ
なったところ印刷物は支持体模様の白抜け画像欠点が発
生し、また十分な印刷濃度を得るために3枚の試し印刷
が必要であった。
【0029】
【発明の効果】本発明による感熱孔版原版の製版印刷方
法を使用することによって、支持体模様の白抜け画像欠
点がなく、また1枚目より鮮明な画像が得られる画像再
現性の良い優れた印刷物、また製版時における静電気の
発生がほとんどなく製版不良及び印刷ドラムに巻き付け
る際の支障の発生しない感熱孔版原版の製版印刷物が得
られる。
法を使用することによって、支持体模様の白抜け画像欠
点がなく、また1枚目より鮮明な画像が得られる画像再
現性の良い優れた印刷物、また製版時における静電気の
発生がほとんどなく製版不良及び印刷ドラムに巻き付け
る際の支障の発生しない感熱孔版原版の製版印刷物が得
られる。
【図1】本発明方法で用いる代表的なサーマルヘッドの
模式説明図。
模式説明図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野々垣 正康 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 山口 秀幸 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 新井 文明 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内
Claims (3)
- 【請求項1】 熱可塑性樹脂フィルム及び熱融着防止層
からなる感熱孔版原版の熱融着防止層側に主走査方向に
一列に配列した複数の発熱体からなるサーマルヘッドを
直接接触させるとともに、上記一列に配列された発熱体
と直行する方向(副走行方向)に上記感熱孔版原版を相
対的に移動させ、その発熱体の加熱により熱可塑性樹脂
フィルムにドット状の穿孔を行なって感熱孔版原版を得
る方法において、熱可塑性樹脂フィルム及び熱融着防止
層からなる感熱孔版原版とサーマルヘッドに設けられた
各発熱体の副走査長(b)と主走査長(a)との比(b
/a)が1.3未満であるサーマルヘッドで製版し印刷
を行なうことを特徴とする感熱孔版原版の製版印刷方
法。 - 【請求項2】 熱可塑性樹脂フィルムに帯電防止剤を含
有させた請求項1の感熱孔版原版の製版印刷方法。 - 【請求項3】 熱可塑性樹脂フィルムの熱融着防止層と
反対側の面に帯電防止剤層を設けた請求項1の感熱孔版
原版の製版印刷方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2460092A JPH05185574A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 感熱孔版原版の製版印刷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2460092A JPH05185574A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 感熱孔版原版の製版印刷方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05185574A true JPH05185574A (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=12142646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2460092A Pending JPH05185574A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 感熱孔版原版の製版印刷方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05185574A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1080941A2 (en) | 1999-08-31 | 2001-03-07 | Riso Kagaku Corporation | Apparatus for making stencils using heat |
US6366305B1 (en) | 1999-08-31 | 2002-04-02 | Riso Kagaku Corporation | Thermal stencil making method |
US6452621B1 (en) | 1999-08-31 | 2002-09-17 | Riso Kagaku Corporation | Thermal head |
-
1992
- 1992-01-13 JP JP2460092A patent/JPH05185574A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1080941A2 (en) | 1999-08-31 | 2001-03-07 | Riso Kagaku Corporation | Apparatus for making stencils using heat |
US6362846B1 (en) | 1999-08-31 | 2002-03-26 | Riso Kagaku Corporation | Thermal stencil making apparatus |
US6366305B1 (en) | 1999-08-31 | 2002-04-02 | Riso Kagaku Corporation | Thermal stencil making method |
US6452621B1 (en) | 1999-08-31 | 2002-09-17 | Riso Kagaku Corporation | Thermal head |
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