JPH05185523A - 帯状部材のダブリング方法および装置 - Google Patents

帯状部材のダブリング方法および装置

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JPH05185523A
JPH05185523A JP3351667A JP35166791A JPH05185523A JP H05185523 A JPH05185523 A JP H05185523A JP 3351667 A JP3351667 A JP 3351667A JP 35166791 A JP35166791 A JP 35166791A JP H05185523 A JPH05185523 A JP H05185523A
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JP3351667A
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Mitsuo Nakamura
光男 中村
Teruo Kunitake
輝男 国武
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Publication of JPH05185523A publication Critical patent/JPH05185523A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トレッドゴム12とクッションゴム24との幅方
向位置関係を正確の所定のもの、例えば幅方向中央位置
C、D同士を一致させながらダブリングする。 【構成】 トレッドゴム12が幅方向にずれたとき、その
両端12a、12bをカメラ18で検出して制御手段によりそ
の幅方向中央位置Cを求めるとともに、該制御手段によ
ってカッター39、40をこの幅方向中央位置Cのずれに追
従移動させ、これにより、カッター39、40によって切り
出されるクッションゴム24の幅方向中央位置Dをトレッ
ドゴム12の幅方向中央位置Cに一致させる。その後、こ
れらを合流しダブリングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、走行中の帯状部材同
士を重ね合わせて貼合わせるダブリング方法および装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、2枚以上の帯状部材、例えばプ
ラスチックシート、ゴムシート同士をダブリング(重ね
合わせて貼合わせる)し積層体を構成することは、種々
の業界においてよく行われているが、このような帯状部
材同士のダブリングの際、貼合わされる帯状部材の幅方
向位置関係を正確に所定のものとする、例えば帯状部材
の幅方向中央同士を一致させる必要がある。
【0003】従来、帯状部材同士の幅方向位置関係を所
定に修正しながらこれら帯状部材をダブリングする方法
としては、例えば、走行している第1帯状部材の幅方向
両端にそれぞれ回転する一対のローラを押し当てて、こ
れらローラにより第1帯状部材の幅方向位置を修正した
後、この第1帯状部材と走行中の第2帯状部材とを合流
させ、この合流点においてこれら第1、第2帯状部材同
士をダブリングする方法が知られている。
【0004】また、同様の方法としては、例えば特開昭
57-96839号公報に記載されているようなものも知られて
いる。このものは、長手方向に走行している第1、第2
帯状部材の幅方向一端の位置をそれぞれ検出し、これら
第1、第2帯状部材の幅方向一端同士の相対位置が狂っ
ている場合には、第2帯状部材の幅方向に延びるととも
に該第2帯状部材に接触して回転するローラを傾斜させ
て第2帯状部材の走行方向を変更し、これにより、第2
帯状部材の幅方向一端を第1帯状部材の幅方向一端に整
合するよう修正し、その後、これら第1、第2帯状部材
を合流させ、該合流点でこれら帯状部材同士をダブリン
グする方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
ダブリング方法にあっては、第1帯状部材の幅方向両端
の形状が特異なものであったり、また、第1帯状部材が
軟質あるいは粘着性が高いと、ローラによって第1帯状
部材の幅方向位置を十分に矯正することができず、この
結果、貼合わされた第1、第2帯状部材の幅方向位置関
係が不正確になるという問題点がある。
【0006】また、後者のダブリング方法にあっては、
ローラを傾斜させてから第2帯状部材の幅方向位置が修
正量だけ変化するまでの応答時間が長いため、貼合わさ
れた第1、第2帯状部材の整合関係が不正確になるとい
う問題点がある。しかも、この方法にあっては、第1、
第2帯状部材の幅方向一端同士の整合を図るようにして
いるので、これら第1、第2帯状部材の幅が変動するよ
うな場合には、貼合わされた第1、第2帯状部材の幅方
向位置関係が不正確になるという問題点もある。
【0007】この発明は、第1、第2帯状部材を幅方向
位置関係を正確に所定のものとしながらダブリングする
ことができる帯状部材のダブリング方法および装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的は、長手
方向に走行している第1帯状部材の幅方向両端を検出す
る工程と、長手方向に走行している第2帯状部材の幅方
向両端部を切除することによって第2帯状部材を所定幅
に切り出すカッターを、前記検出結果を基に求めた第1
帯状部材の幅方向位置の信号に基づいて幅方向に追従移
動させ、切り出された第2帯状部材の幅方向位置を第1
帯状部材の幅方向位置に対して所定の関係となるよう修
正する工程と、第1帯状部材および幅方向位置が修正さ
れた第2帯状部材を合流させ、互いに重ね合わせるとと
もに貼合わせる工程と、を備えた帯状部材のダブリング
方法により、また、長手方向に走行している第1帯状部
材の幅方向両端を検出する検出センサと、長手方向に走
行している第2帯状部材の幅方向両端部を切除すること
により第2帯状部材を所定幅に切り出すカッターと、前
記カッターを第2帯状部材の幅方向に移動させる移動手
段と、前記検出センサからの検出結果を基に第1帯状部
材の幅方向位置を求めた後、この幅方向位置の信号に基
づいて移動手段を制御することにより、カッターを移動
させ、切り出された第2帯状部材の幅方向位置を第1帯
状部材の幅方向位置に対して所定の関係となるよう修正
する制御手段と、第1帯状部材および幅方向位置が修正
された第2帯状部材が合流した位置において、これら第
1、第2帯状部材を互いに重ね合わせて貼合わせる貼合
わせ手段と、を備えた帯状部材のダブリング装置によ
り、達成することができる。
【0009】
【作用】今、第1、第2帯状部材がそれぞれ長手方向に
走行しているとする。このとき、検出センサは第1帯状
部材の幅方向両端を検出し、その検出信号を制御手段に
送る。この結果、制御手段は前記検出信号を基に第1帯
状部材の幅方向位置を求める。また、このとき、カッタ
ーは第2帯状部材の幅方向両端部を切除することにより
第2帯状部材を所定幅としている。ここで、例えば第1
帯状部材が蛇行すると、検出センサから制御手段に送ら
れる検出結果が変化し、制御手段がこの検出結果を基に
変化した第1帯状部材の幅方向位置を求める。その後、
制御手段は、この第1帯状部材の幅方向位置の信号に基
づいて移動手段を制御してカッターを第2帯状部材の幅
方向に移動させ、切り出される第2帯状部材の幅方向位
置が第1帯状部材の幅方向位置に対して所定の関係とな
るよう修正する。そして、第1帯状部材と、前述のよう
にして幅方向位置が修正された所定幅の第2帯状部材と
が走行によって合流位置に到達すると、これら第1、第
2帯状部材は貼合わせ手段によって互いに重ね合わされ
て貼合わされる。ここで、第1帯状部材の幅方向位置は
第1帯状部材の幅方向両端の検出結果を基に求めるよう
にしているので、第1帯状部材の幅が変動しても、その
影響を受けるようなことはなく、第1、第2帯状部材の
幅方向位置関係を正確に所定のものとすることができ
る。また、第1帯状部材の幅方向位置の変化に追従し
て、第2帯状部材を切断するカッターを移動させるよう
にしているので、第2帯状部材の形状、物性(硬度、粘
着性)等の影響を受けることもなく、さらに、応答性も
良好となり、第1、第2帯状部材の幅方向位置関係を正
確に所定のものとすることができる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1、2において、11は押出し機であり、こ
の押出し機11からは第1帯状部材としての断面が略台形
をしたトレッドゴム12が連続して押し出される。このト
レッドゴム12は押出し機11から押し出された後、押出し
機11の前方に設置されたローラコンベア13の作動によっ
て前方に向かって搬送される。ローラコンベア13の前方
にはローラコンベア14が設置され、これらローラコンベ
ア13、14間には回転する下ローラ15が設置されている。
18はローラコンベア13の上方に設置された検出センサと
しての電子シャッター付きカメラであり、このカメラ18
は下ローラ15、詳しくは後述する合流位置から後方に距
離Lだけ離れた位置に配置されるとともに、ローラコン
ベア13の幅方向中央Rから幅方向他側に所定距離Kだけ
離れて配置されている。また、このカメラ18およびロー
ラコンベア13の下方には上方に向かって光を照射する光
源19が設置されている。そして、前記カメラ18はローラ
コンベア13上を長手方向に走行するトレッドゴム12を撮
影してその映像から該トレッドゴム12の幅方向一端、他
端(両端)12a、12bを検出する。
【0011】前記下ローラ15の下方には一対のカレンダ
ーロール21、22が設置され、これらのカレンダーロール
21、22は矢印方向に回転することにより、これらカレン
ダーロール21、22間に配置されたバンクゴム23を圧延し
て第2帯状部材としての薄肉のクッションゴム24を連続
的に成形する。このようにして成形されたクッションゴ
ム24は長手方向に走行して上方に搬送され、ガイドロー
ル25、下ロール15に次々と接触した後、トレッドゴム12
に合流する。前記カレンダーロール22の直後には切断装
置28が設置され、この切断装置28はカレンダーロール22
の軸方向に延びるフレーム29を有する。30はフレーム29
とカレンダーロール22との間に配置されカレンダーロー
ル22の軸方向に延びる移動フレームであり、この移動フ
レーム30の後端にはレール31が敷設されている。32はフ
レーム29の前端に取り付けられた一対のスライドベアリ
ングであり、これらのスライドベアリング32は前記レー
ル31に摺動可能に係合している。この結果、移動フレー
ム30はフレーム29にカレンダーロール22の軸方向に移動
可能に支持されていることになる。前記移動フレーム30
にはカレンダーロール22に平行に延びる一対のねじ軸3
4、35が回転可能に支持され、また、これらねじ軸34、3
5間の移動フレーム30にはねじ軸34、35と平行なガイド
ロッド36が取り付けられている。37、38は前記ねじ軸3
4、35にそれぞれ螺合する支持ブロックであり、これら
の支持ブロック37、38にはそれぞれガイドロッド36も摺
動可能に挿入されている。また、これら支持ブロック3
7、38にはカレンダーロール22の外周に接触するカッタ
ー39、40がそれぞれ取り付けられ、これらのカッター3
9、40はカレンダーロール22の外周に巻き付いているク
ッションゴム24の幅方向両端部に長手方向の切れ目を入
れ、切れ目より幅方向外側の幅方向両端部を切除する。
この結果、クッションゴム24はこれらカッター39、40に
よって所定幅となる。44、45は移動フレーム30の一端に
固定されたモータであり、これらのモータ44、45の出力
軸は前記ねじ軸34、35にそれぞれ連結されている。この
結果、これらのモータ44、45が作動してねじ軸34、35が
逆方向に回転されると、カッター39、40はカレンダーロ
ール22の軸線に沿って等距離だけ逆方向に移動して互い
に接近あるいは離隔し、クッションゴム24の切り出し幅
が調整される。また、移動フレーム30の他端にはロータ
リーエンコーダ46、47が取り付けられ、これらのロータ
リーエンコーダ46、47は前記ねじ軸34、35にそれぞれ連
結され、これらねじ軸34、35の回転量、即ちカッター3
9、40の位置を検出する。
【0012】前記フレーム29にはねじ軸34に平行なねじ
軸50が回転可能に支持され、このねじ軸50には前記移動
フレーム30の後端に固定されたねじブロック54が螺合し
ている。51はフレーム30の一端に固定されたモータであ
り、このモータ51の出力軸は前記ねじ軸50に連結されて
いる。この結果、モータ51が作動してねじ軸50が回転す
ると、カッター39、40は所定の間隔を保持しながら移動
フレーム30、ねじ軸34、35とともにクッションゴム24の
幅方向に移動し、これにより、切り出されるクッション
ゴム24の幅方向位置を変化させる。前述したねじ軸50、
ねじブロック54、モータ51は全体として、カッター39、
40をクッションゴム24の幅方向に移動させる移動手段52
を構成する。また、フレーム29の他端には前記ねじ軸50
に連結されたロータリーエンコーダ53が取り付けられ、
ねじ軸50の回転量、即ちカッター39、40の位置、換言す
れば切り出されたクッションゴム24の幅方向位置を検出
する。
【0013】55は前記カメラ18に接続された制御手段で
あり、この制御手段55はカメラ18からの検出信号を受け
取るとともに、この検出信号を基にして演算を行い、ト
レッドゴム12の幅方向位置、ここではトレッドゴム12の
幅方向中央位置Cを求める。また、この制御手段55は前
記モータ44、45、51にモータドライバ56を介して接続さ
れており、この結果、前記演算で求めたトレッドゴム12
の幅方向中央位置Cが幅方向に変化すると、制御手段55
はモータドライバ56を通じてモータ51に制御信号を送っ
てカッター39、40をトレッドゴム12の変化方向と同一方
向に同一距離だけ移動させ、切り出されたクッションゴ
ム24の幅方向位置、ここでは幅方向中央位置Dを、トレ
ッドゴム12の幅方向中央位置Cに対して所定の関係に復
帰するよう、ここでは一致するよう修正する。なお、こ
のとき、ロータリーエンコーダ53の検出信号が制御手段
55に送られ、モータ51がフィードバック制御される。ま
た、カッター39、40間の間隔(切り出されるクッション
ゴム24の幅)を調節する場合には、制御手段55からモー
タドライバ56を介してモータ44、45に信号を送り、ねじ
軸34、35を回転させるが、このときも、ねじ軸34、35の
回転量はロータリーエンコーダ46、47によって検出され
てフィードバック制御が行われる。
【0014】そして、前述のように幅方向位置が変化し
たトレッドゴム12と、この幅方向位置の変化に追従して
幅方向位置が修正されたクッションゴム24とは下ローラ
15まで搬送され、この下ローラ15上において、クッショ
ンゴム24が下ローラ15に近接した側となり、トレッドゴ
ム12がローラ15から離隔した側となって合流され上下に
重ね合わされる。また、前記下ローラ15の直上には該下
ローラ15と平行な回転する上ローラ58が設けられ、これ
ら下、上ローラ15、58はこれらの間、即ち合流位置を通
過するトレッドゴム12、クッションゴム24を互いに貼合
わせダブリングする。前述した下ローラ15、上ローラ58
は全体として、トレッドゴム12、クッションゴム24を互
いに重ね合わせて貼合わせる貼合わせ手段59を構成す
る。なお、クッションゴム24に沿ってのカッター39、40
による切断位置から前記合流位置までの距離Mは前記距
離Lと等しい。
【0015】次に、この発明の一実施例の作用について
説明する。今、押出し機11から押し出されたトレッドゴ
ム12がローラコンベア13上を前方に向かって走行し、一
方、カレンダーロール21、22によって成形されたクッシ
ョンゴム24はガイドローラ25に接触した後下ローラ15に
向かって走行しているとする。このとき、カメラ18はト
レッドゴム12を撮影してその映像から該トレッドゴム12
の幅方向一端、他端12a、12bを検出し、その検出結果
を制御手段55に送る。この結果、制御手段55は前記検出
信号を基にして演算を行い、トレッドゴム12の幅方向中
央Cの位置を求める。また、このとき、カッター39、40
はカレンダーロール22の外周に巻き付いているクッショ
ンゴム24の幅方向両端部に長手方向の切れ目を入れて該
切れ目より幅方向外側の幅方向両端部を切除し、クッシ
ョンゴム24の幅を所定幅とする。そして、これらトレッ
ドゴム12とクッションゴム24とは、さらに走行して下、
上ローラ15、58間の合流位置に到達すると、この合流位
置において合流して上下に重なり合うが、このとき、ト
レッドゴム12とクッションゴム24とが所定の幅方向位置
関係にある、詳しくはトレッドゴム12の幅方向中央Cの
位置とクッションゴム24の幅方向中央Dの位置とが一致
している(前記制御手段55が求めたトレッドゴム12の幅
方向中央Cの位置と、ロータリーエンコーダ53からの検
出信号により求めたカッター39、40間の中点の位置とが
一致している)と、これらトレッドゴム12とクッション
ゴム24とはそのまま下、上ローラ15、58によって互いに
貼合わされる。次に、このようにしてダブリングされた
トレッドゴム12とクッションゴム24とはローラコンベア
14により前方に搬送される。
【0016】このようなダブリング作業中に、トレッド
ゴム12が蛇行してその幅方向中央Cの位置が、例えば図
2に示すようにローラコンベア13の幅方向中央Rから幅
方向一方に距離Sだけずれると、カメラ18から制御手段
55に送られる検出結果が変化するため、制御手段55はこ
の検出結果を基に演算を行い、幅方向中央Rから距離S
だけ変化したトレッドゴム12の幅方向中央Cの位置を求
める。その後、制御手段55はモータドライバ56を介して
モータ51に制御信号を送り、モータ51を作動してねじ軸
50を回転させる。これにより、カッター39、40は所定の
間隔を保持しながらトレッドゴム12の変化方向と同一方
向(幅方向一方)にトレッドゴム12の変化量と同一距離
Sだけ移動し、切り出されたクッションゴム24の幅方向
中央位置Dが、トレッドゴム12の幅方向中央位置Cに対
して所定の関係に復帰するよう(一致するよう)修正さ
れる。そして、蛇行して幅方向中央位置Cが変化したト
レッドゴム12と、前述のようにして幅方向中央位置Dが
トレッドゴム12の変化に追従して修正された所定幅のク
ッションゴム24とがさらに走行して合流位置に到達する
と、これらトレッドゴム12とクッションゴム24とは下、
上ローラ15、58によって互いに重ね合わされて貼合わさ
れる。ここで、カメラ18から合流位置までの距離Lと、
カッター39、40による切断位置から合流位置までの距離
Mとは等しいので、距離Sだけ変化したトレッドゴム12
と、距離Sだけずらされて切断されたクッションゴム24
とは同時に合流位置に到達することになり、この結果、
トレッドゴム12とクッションゴム24とは常に所定の幅方
向位置関係を保ちながらダブリングされる。そして、こ
の実施例においては、トレッドゴム12の幅方向中央位置
Cは、該トレッドゴム12の幅方向両端12a、12bの検出
結果を基に求めるようにしているため、トレッドゴム12
の幅が変動しても、その影響を受けるようなことはな
く、トレッドゴム12、クッションゴム24の幅方向位置関
係を正確に所定のものとすることができる。また、トレ
ッドゴム12の幅方向中央Cの位置の変化に追従して、ク
ッションゴム24を切断するカッター39、40を移動させる
ようにしているので、クッションゴム24の形状、物性
(硬度、粘着性)等の影響を受けることもなく、さら
に、応答性も良好となり、トレッドゴム12、クッション
ゴム24の幅方向位置関係を正確に所定のものとすること
ができる。
【0017】なお、前述の実施例においては、トレッド
ゴム12の幅方向中央位置Cとクッションゴム24の幅方向
中央位置Dとを一致させて(センタリングさせて)ダブ
リングしたが、この発明においては、トレッドゴム12の
幅方向中央Cから所定距離だけ幅方向一方あるいは他方
に離れた位置と、クッションゴム24の幅方向中央位置D
とを一致させてダブリングするようにしてもよい。ま
た、前述の実施例においては、カメラ18からの信号を基
にして制御手段55によりトレッドゴム12の幅方向中央C
の位置を求め、この幅方向中央位置Cにクッションゴム
24の幅方向中央位置Dを追従させるようにしたが、この
発明においては、カメラ18からの信号によってロールコ
ンベア13上でのトレッドゴム12の幅方向一端および他端
の位置をそれぞれ求め、これらの位置から内側に同一の
所定距離だけ離れた点にカッター39、40が常に位置する
よう制御し、トレッドゴム12の幅方向位置にクッション
ゴム24の幅方向位置を追従させるようにしてもよい。ま
た、この発明においては、前記距離Lを距離Mより大と
するとともに、これら距離の差をトレッドゴム12が走行
する時間だけ制御手段に信号を記憶させ、前記時間経過
後に信号を出力させるようにしてもよい。さらに、この
発明においては、第1、第2帯状部材はゴム引きプラ
イ、ゴムシート、プラスチックシート等であってもよ
い。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、第1、第2帯状部材を幅方向位置関係を正確に所定
のものとしながらダブリングすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す概略正面図である。
【図2】図1のIーI矢視図である。
【符号の説明】
12…第1帯状部材 12a、12b…幅方向両端 18…検出センサ 24…第2帯状部材 39、40…カッター 52…移動手段 55…制御手段 59…貼合わせ手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向に走行している第1帯状部材の幅
    方向両端を検出する工程と、長手方向に走行している第
    2帯状部材の幅方向両端部を切除することによって第2
    帯状部材を所定幅に切り出すカッターを、前記検出結果
    を基に求めた第1帯状部材の幅方向位置の信号に基づい
    て幅方向に追従移動させ、切り出された第2帯状部材の
    幅方向位置を第1帯状部材の幅方向位置に対して所定の
    関係となるよう修正する工程と、第1帯状部材および幅
    方向位置が修正された第2帯状部材を合流させ、互いに
    重ね合わせるとともに貼合わせる工程と、を備えたこと
    を特徴とする帯状部材のダブリング方法。
  2. 【請求項2】長手方向に走行している第1帯状部材の幅
    方向両端を検出する検出センサと、長手方向に走行して
    いる第2帯状部材の幅方向両端部を切除することにより
    第2帯状部材を所定幅に切り出すカッターと、前記カッ
    ターを第2帯状部材の幅方向に移動させる移動手段と、
    前記検出センサからの検出結果を基に第1帯状部材の幅
    方向位置を求めた後、この幅方向位置の信号に基づいて
    移動手段を制御することにより、カッターを移動させ、
    切り出された第2帯状部材の幅方向位置を第1帯状部材
    の幅方向位置に対して所定の関係となるよう修正する制
    御手段と、第1帯状部材および幅方向位置が修正された
    第2帯状部材が合流した位置において、これら第1、第
    2帯状部材を互いに重ね合わせて貼合わせる貼合わせ手
    段と、を備えたことを特徴とする帯状部材のダブリング
    装置。
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