JP3353996B2 - 帯状部材の供給装置 - Google Patents

帯状部材の供給装置

Info

Publication number
JP3353996B2
JP3353996B2 JP05569594A JP5569594A JP3353996B2 JP 3353996 B2 JP3353996 B2 JP 3353996B2 JP 05569594 A JP05569594 A JP 05569594A JP 5569594 A JP5569594 A JP 5569594A JP 3353996 B2 JP3353996 B2 JP 3353996B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
band
shaped member
raw case
raw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP05569594A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07256782A (ja
Inventor
敏夫 菊池
貞夫 森山
利夫 徳永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP05569594A priority Critical patent/JP3353996B2/ja
Publication of JPH07256782A publication Critical patent/JPH07256782A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3353996B2 publication Critical patent/JP3353996B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tyre Moulding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤ用ベルト等の帯
状部材の供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タイヤ用ベルト等の帯状部材の供
給装置の一例としては、図6に示されるようなものが知
られている。
【0003】図6に示される如く、この帯状部材の供給
装置170は、左右一対のガイドリング172を備えて
おり、この左右一対のガイドリング172を帯状部材1
74の幅方向(図6の矢印W方向)へ移動させることに
よって、帯状部材174を幅方向へ移動させ、軸線17
6周りに回転可能とされたタイヤ生ケース178の中心
線178Aと帯状部材174の中心線174Aとを合わ
せるようになっている。
【0004】しかしながら、この帯状部材の供給装置1
70では、帯状部材174をタイヤ生ケース178に圧
着する場合に、帯状部材174とタイヤ生ケース178
との間から、ガイドリング172を退去させる機構が必
要となり、装置が大型化する。また、タイヤ生ケース1
78を軸線176周りに回転させ、帯状部材174を圧
着させる過程では、帯状部材174の圧着力を一定に保
つことが難しく、圧着力が強すぎる場合には、プライス
テアにより、帯状部材174が横滑りを起こし易く、完
成タイヤの品質低下を招く恐れがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、タイヤ生ケースの中心線と帯状部材の中心線とを
一致させるとともに帯状部材の圧着力を一定に保ち、生
産性を向上し、且つ完成タイヤの品質を向上することが
できる帯状部材の供給装置を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の帯状部材の供給
装置は、トロイダル状に成形された生ケースと、この生
ケースに対して接離方向へ移動可能とされた帯状部材供
給手段と、この帯状部材供給手段の先端部に設けられ帯
状部材を前記生ケースに当接させる帯状部材当接手段
と、前記帯状部材供給手段の幅方向両端部に設けられ先
端部が前記帯状部材当接手段に達するガイド部材と、前
記帯状部材当接手段の帯状部材押圧力を制御する押圧力
制御手段と、前記帯状部材供給手段から突出した帯状部
材を前記帯状部材供給手段の搬送方向と逆方向へ後退さ
せる帯状部材後退手段と、前記帯状部材供給手段の先端
部に設けられ前記帯状部材の先端を検出するための帯状
部材検出手段と、前記帯状部材検出手段の検出結果に基
づいて前記帯状部材後退手段を停止させる制御手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明の帯状部材の供給装置では、トロイダル
状に成形された生ケースに帯状部材を圧着する場合に、
帯状部材供給手段が生ケースに接近し、帯状部材供給手
段の先端部に設けられた帯状部材当接手段によって、帯
状部材が生ケースに圧着される。次に、生ケースが回転
すると生ケースの外周部に帯状部材が巻き付くが、この
時、ガイド部材により、生ケースの中心線と帯状部材の
中心線とがずれないようにできる。また、押圧力制御手
段によって、帯状部材当接手段の帯状部材押圧力を制御
することで、帯状部材の圧着力を略0に保つことができ
るため、プライステアによる帯状部材の横滑りを防止で
き、完成タイヤの品質を向上することができる。
【0008】また、生ケースの外周部への帯状部材の巻
き付けが完了すると、帯状部材供給手段が生ケースから
離間し、作業者が帯状部材をカットすると、帯状部材供
給手段から突出した帯状部材は、帯状部材後退手段によ
って、帯状部材供給手段の搬送方向と逆方向へ戻され、
帯状部材の幅方向中央部の先端が、帯状部材当接手段の
先端部の幅方向中央部に設けられた帯状部材検出手段に
検出されると、制御手段によって帯状部材後退手段が停
止され、これによって、帯状部材の幅方向中央部の先端
が、帯状部材当接手段上にある位置に帯状部材が停止す
る。従って、次の圧着作業時に、帯状部材供給手段が生
ケースに接近すると、帯状部材供給手段の先端部に設け
られた帯状部材当接手段によって、帯状部材が生ケース
に圧着されるため、生産性が向上する。
【0009】
【実施例】本発明の帯状部材の供給装置の一実施例を図
1〜図5に従って説明する。
【0010】図2に示される如く、本実施例では、1本
のタイヤ生ケース10に対して3台の帯状部材の供給装
置12、14、16が上下方向に所定に間隔を開けて配
設されている。最も下方の帯状部材の供給装置12は、
先端をタイヤ生ケース10の軸心10Aに向けて略水平
に配設されており、中央の帯状部材の供給装置14と最
も上方の帯状部材の供給装置16は、タイヤ生ケース1
0の略軸心10Aに向けて先端を下方へ向けて配設され
ている。なお、最も上方の帯状部材の供給装置16の傾
斜角は、中央の帯状部材の供給装置14の傾斜角より大
きくなっている。
【0011】図4に示される如く、タイヤ生ケース10
は、ブラダー11Aを有する治具11にトロイダル状に
セットされており、軸心10Aを回転中心にして、図2
の反時計回転方向(図2の矢印R方向)へ回転可能とさ
れている。
【0012】次に、中央の帯状部材の供給装置14につ
いて詳細に説明する。なお、最も下方の帯状部材の供給
装置12と最も上方の帯状部材の供給装置16は、それ
ぞれ中央の帯状部材の供給装置14と同じ構成のため説
明を省略する。
【0013】図1に示される如く、帯状部材の供給装置
14は、エアシリンダ18を備えており、エアシリンダ
18の後端部18Aが支柱20に固定されている。エア
シリンダ18には、アンダガイドレール22が固定され
ており、このアンダガイドレール22上には、帯状部材
供給手段としての搬送ユニット24が生ケース10に対
して接離方向(図1の矢印A方向及び矢印B方向)へ移
動可能に取付けられている。
【0014】搬送ユニット24の下部に設けられたブラ
ケット26には、エアシリンダ18のロッド28の前端
部28Aが固定されており、搬送ユニット24はロッド
28と一体的に生ケース10に対して接離方向へ移動す
るようになっている。
【0015】搬送ユニット24には、搬送方向に沿って
所定の間隔で搬送ローラ30が配設されており、これら
の搬送ローラ30の上部を帯状部材としてのベルト32
が搬送されるようになっている。なお、ベルト32は図
示を省略した供給ローラから供給されるようになってい
る。
【0016】搬送ユニット24の前部上側には、ガイド
ユニット34が取付けられている。このガイドユニット
34は、搬送ユニット24の幅方向両端部と成る位置に
設けられた一対のガイド板36を備えている。アンダガ
イドレール22に固定されたアッパブラケット38に
は、搬送ユニット24の幅方向へ平行に伸びるレール4
0が固定されており、これらのレール40に沿って、一
対のガイド板36が搬送ユニット24の幅方向へ移動す
るようになっている。また、一対のガイド板36は、ガ
イド幅調整スクリュウ42を介して連結されており、こ
のガイド幅調整スクリュウ42を回転操作することによ
って、一対のガイド板36の間隔を搬送するベルト32
の幅に調整できるようになっている。
【0017】ガイドユニット34には、搬送方向に沿っ
て所定の間隔で搬送ローラ44が配設されており、これ
らの搬送ローラ44と搬送ローラ30との間をベルト3
2が搬送されるようになっている。また、ガイドユニッ
ト34の先端部には、帯状部材当接手段としての圧着ロ
ーラ46が配設されている。
【0018】図3に示される如く、圧着ローラ46は、
一対のガイド板36の先端部に形成された切欠48内を
貫通しており、一対のガイド板36の先端36Aは、図
3の例では圧着ローラ46から生ケース10側に若干量
突出しているが、圧着ローラ46の先端部(生ケース1
0側)に止めるようにしても良い。
【0019】また、ガイドユニット34の先端部の幅方
向中央部には、帯状部材検出手段としての光学センサ5
0の発光側が固定されている。
【0020】図1に示される如く、この光学センサ50
の発光側はブラケット51によってガイドユニット34
に固定され、光学センサ50の発光側と対向する光学セ
ンサ50の受光側は、ベルト32の搬送路を挟んだ状態
でブラケット53によって、搬送ユニット24に固定さ
れている。
【0021】図3に示される如く、光学センサ50は、
圧着ローラ46から若干生ケース10側に離れており、
斜めにカットされたベルト32のカット面32Aのセン
ター部Qが、圧着ローラ46から若干生ケース10側に
達した時にオンするようになっている。
【0022】ベルト32のセンターライン32Cと生ケ
ース10のセンターライン10Cは合致するようにセッ
トされており、ベルト32のカット面32Aのセンター
部Qが圧着ローラ46の生ケース側の先端から少量はみ
出し、この部分がベルト32を生ケースに圧着する際の
貼着代として準備される。
【0023】図1に示される如く、搬送ユニット24の
後端上部には、帯状部材後退手段としての帯状部材後退
ユニット52が配設されている。この帯状部材後退ユニ
ット52は、戻しローラ54と、この戻しローラ54を
対向する搬送ローラ30に接近又は離間させるためのエ
アシリンダ56を備えている。戻しローラ54はエアシ
リンダ56のピストンロッドに軸支されており、エアシ
リンダ56が加圧されると、当接方向(図1の矢印C方
向)へ移動するようになっている。また、帯状部材後退
ユニット52は、戻しローラ54と対向する搬送ローラ
30を帯状部材32の戻し方向(図1の矢印D方向)へ
回転させるためのモータ58を備えている。従って、こ
のモータ58がオンし、エアシリンダ56が加圧され戻
しローラ54が図1の矢印C方向へ移動して搬送ローラ
30とでベルト32を挟持すると、ベルト32が図1の
矢印E方向へ戻されるようになっている。
【0024】帯状部材の供給装置14のエアシリンダ1
8には、押圧力制御手段としての圧力コントロールユニ
ット60が接続されている。この圧力コントロールユニ
ット60は、減圧弁62に接続された前進用バルブ64
を備えており、この前進用バルブ64は、エアシリンダ
18内の後端部18A側の第1空気室66に連通されて
いる。また、圧力コントロールユニット60は、減圧弁
68に接続されたバランス用バルブ70を備えており、
このバランス用バルブ70は、エアシリンダ18内の前
端部18B側の第2空気室72に連通されている。
【0025】従って、前進用バルブ64を介して第1空
気室66を加圧し、バランス用バルブ70を介して第2
空気室72を減圧すると、ロッド28が図1の矢印A方
向へ前進し、バランス用バルブ70を介して第2空気室
72を加圧し、前進用バルブ64を介して第1空気室6
6を減圧すると、ロッド28が図1の矢印B方向へ移動
するようになっている。また、ベルト32を生ケース1
0へ巻き付ける時には、バランス用バルブ70を介して
第2空気室72を所定圧力に加圧することによって、帯
状部材の供給装置14の自重により発生する圧着ローラ
46の圧力を相殺し、圧着ローラ46のベルト32を生
ケース10へ押しつける圧力が0に近い値となるように
している。
【0026】なお、この場合の、第1空気室66の圧力
P1と、第2空気室72の圧力P2との関係は、帯状部
材の供給装置12、14、16の各傾斜角によってこと
なり、最も下方の帯状部材の供給装置12ではP1=P
2、中央の帯状部材の供給装置14と最も上方の帯状部
材の供給装置16では、P1<P2で、且つ、帯状部材
の供給装置16の圧力差(P2−P1)が、帯状部材の
供給装置14の圧力差より大きくなっている。
【0027】図2に示される如く、ガイドユニット34
の上部前端には、接着用ゴムシート74が設けられてお
り、ベルト32の先端部32Bを接着させることによっ
て、ベルト32の先端部32Aをガイドユニット34の
前端部に付着した状態(図2の状態)に保持できるよう
になっている。
【0028】次に、本実施例の作用を説明する。まず、
作業者は接着用ゴムシート74に付着されたベルト32
の先端部32Bを生ケース10に圧着させ、生ケース1
0を回転させベルト32を生ケース10に張り付ける。
生ケース10は360°回転した位置で停止される。帯
状部材の供給装置14を後退位置まで後退させ、作業者
はベルト32の後端をナイフで切断し、ベルト32の先
端と後端とをバットジョイントして接合する作業を行
う。この接合作業の間にモータ58がオンし搬送ローラ
30が戻し方向(図1の矢印D方向)へ回転するととも
に、エアシリンダ56が加圧され戻しローラ54が図1
の矢印C方向へ移動し、戻しローラ54と搬送ローラ3
0とでベルト32を挟持する。これによって、ベルト3
2が戻し方向へ移動する。
【0029】次に、図3に示される如く、ベルト32の
カット面32Aのセンター部Qが、圧着ローラ46から
若干生ケース側に達すると、光学センサ50がオンす
る。これによって、モータ58が停止し、ベルト32が
静止する。ベルト32の先端部32Bのセンター部Qが
圧着ローラ46の先端から突出し、生ケース10への貼
着代を形成して次の張り付け作業のために待機する。
【0030】この待機状態から、帯状部材の供給装置1
4を作動させベルト32の先端部32Bを生ケース10
へ張り付ける。
【0031】帯状部材の供給装置14では、トロイダル
状に成形された生ケース10にベルト32を圧着する場
合に、圧力コントロールユニット60によって、前進用
バルブ64を介して第1空気室66を加圧し、バランス
用バルブ70を介して第2空気室72を減圧すると、ロ
ッド28が図1の矢印A方向へ前進し、搬送ユニット2
4が生ケース10に接近する。これによって、図3に示
される如く、圧着ローラ46により、ベルト32のカッ
ト面32Aのセンター部Q近傍が生ケース10の中央部
に一定の圧力で圧着される。この時、ベルト32は図4
に示されるように、ベルト32の先端部32Bのセンタ
ー部Qが生ケース10のセンターライン10C区域にエ
アシリンダー18の押圧力により圧着され、ベルト32
の先端部32Bは幅方向両端部が生ケース10から浮い
ている。
【0032】次いで、生ケース10が回転すると、図4
での左側も点線で示されるようにベルト32が生ケース
10に張り付けられる。
【0033】図2に示される如く、生ケース10が、矢
印R方向へ回転すると生ケースの外周部にベルト32が
巻き付くがこの時、ガイド板36の先端36Aが、圧着
ローラ46から生ケース10側に若干量突出しているた
め、生ケース10の中心線とベルト32の中心線とがず
れることはない。
【0034】また、圧力コントロールユニット60によ
って、バランス用バルブ70を介して第2空気室72を
所定圧力に加圧するため、帯状部材の供給装置14の自
重により発生する圧着ローラ46の圧力を相殺し、圧着
ローラ46のベルト32を生ケース10へ押しつける圧
力を0に近い値とすることができる。このため、ベルト
32の圧着力を略一定に保つことができ、生ケース10
が回転しベルト32が生ケース10の中央外周面に張り
付けられる間において、プライステアによるベルト32
の横滑りを防止でき、完成タイヤの品質を向上すること
ができる。
【0035】次に、生ケース10が360°回転して停
止し、生ケース10の外周部へのベルト32の巻き付け
が完了すると、圧力コントロールユニット60によっ
て、バランス用バルブ70を介して第2空気室72が加
圧され、前進用バルブ64を介して第1空気室66を減
圧されて、ロッド28が図1の矢印B方向へ移動し、搬
送ユニット24が生ケース10から離間する。
【0036】この状態でベルト32は、作業者によりカ
ット面32Aに沿ってカットされ、ベルト32の先後端
が作業者によりバットジョイントされると、生ケース1
0が回転され、図5に示される如く、ステッチングロー
ル80をベルト32の中心線上の位置(図5の想像線の
位置)ら、外側方向(図5の矢印V方向)へ移動させ、
ベルト32の先端部32Bを幅方向全域に渡って生ケー
ス10に圧着させる。
【0037】本実施例は圧着作業時に、搬送ユニット2
4が生ケース10に接近すると、圧着ローラ46によ
り、ベルト32のカット面32Aのセンター部Q近傍が
生ケース10に圧着される。従って、本実施例の帯状部
材の供給装置14では、タイヤ生ケース10の中心線と
ベルト32の中心線とを一致させるとともにベルト32
の圧着力を一定に保ち、生産性を向上し、且つ完成タイ
ヤの品質を向上することができる。
【0038】また、本実施例では生ケース10を上方に
回転(回転方向R)させたが、下方へ回転させることに
よりベルト32の先端の自動圧着を助けることもでき
る。
【0039】また、本実施例の帯状部材の供給装置14
では、ガイド幅調整スクリュウ42を回転操作すること
によって、一対のガイド板36の間隔を搬送するベルト
32の幅に調整できるため、異なる幅のベルトに対して
も切り換えが容易である。
【0040】なお、他の帯状部材の供給装置12、16
も同様の効果を有する。以上に於いては、本発明を特定
の実施例について詳細に説明したが、本発明はかかる実
施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他
の種々の実施例が可能であることは当業者にとって明ら
かである。例えば、本実施例においては、帯状部材の供
給装置を3段としたが、帯状部材の供給装置は3段に限
定されない。また、本実施例においては、エアシリンダ
18を使用したが、これに代えて、油圧シリンダ等の液
圧シリンダを使用しても良く、モータ等のアクチュエー
タを使用しても良い。また、本実施例においては、発光
側と受光側とを有する、所謂、透過型の光学センサ50
を使用したが、これに代えて、反射型の光学センサを使
用しても良く、リードスイッチ等のメカセンサ、音波セ
ンサ等を使用しても良い。
【0041】
【発明の効果】本発明の帯状部材の供給装置は上記構成
としたので、タイヤ生ケースの中心線と帯状部材の中心
線とを一致させるとともに帯状部材の圧着力を一定に保
ち、生産性を向上し、且つ完成タイヤの品質を向上する
ことができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の帯状部材の供給装置を示す
側面図である。
【図2】本発明の一実施例の帯状部材の供給装置を複数
使用した装置を示す側面図である。
【図3】本発明の一実施例の帯状部材の供給装置の前部
を示す平断面図である。
【図4】本発明の一実施例の帯状部材の供給装置に適用
されるタイヤ生ケースを示す軸線方向に沿った断面図で
ある。
【図5】本発明の一実施例の帯状部材の供給装置に適用
されるタイヤ生ケースにベルトを貼着させる作業を示す
説明図である。
【図6】従来例の帯状部材の供給装置を示すタイヤ生ケ
ースの軸線方向に沿った断面図である。
【符号の説明】
10 タイヤ生ケース 12 帯状部材の供給装置 14 帯状部材の供給装置 16 帯状部材の供給装置 18 エアシリンダ 24 搬送ユニット(帯状部材供給手段) 32 ベルト(帯状部材) 34 ガイドユニット 36 ガイド板 42 ガイド幅調整スクリュウ 46 圧着ローラ(帯状部材当接手段) 50 光学センサ(帯状部材検出手段) 52 帯状部材後退ユニット(帯状部材後退手段) 54 戻しローラ 58 モータ 60 圧力コントロールユニット(押圧力制御手段) 64 前進用バルブ 66 第1空気室 70 バランス用バルブ 72 第2空気室
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−286124(JP,A) 特開 平5−467(JP,A) 特開 平4−91931(JP,A) 特開 昭58−191138(JP,A) 特開 平1−229618(JP,A) 特開 昭53−19388(JP,A) 実開 平4−45031(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29D 30/00 - 30/72

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トロイダル状に成形された生ケースと、こ
    の生ケースに対して接離方向へ移動可能とされた帯状部
    材供給手段と、この帯状部材供給手段の先端部に設けら
    れ帯状部材を前記生ケースに当接させる帯状部材当接手
    段と、前記帯状部材供給手段の幅方向両端部に設けられ
    先端部が前記帯状部材当接手段に達するガイド部材と、
    前記帯状部材当接手段の帯状部材押圧力を制御する押圧
    力制御手段と、前記帯状部材供給手段から突出した帯状
    部材を前記帯状部材供給手段の搬送方向と逆方向へ後退
    させる帯状部材後退手段と、前記帯状部材供給手段の先
    端部に設けられ前記帯状部材の先端を検出するための帯
    状部材検出手段と、前記帯状部材検出手段の検出結果に
    基づいて前記帯状部材後退手段を停止させる制御手段
    と、を備えたことを特徴とする帯状部材の供給装置。
JP05569594A 1994-03-25 1994-03-25 帯状部材の供給装置 Expired - Fee Related JP3353996B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05569594A JP3353996B2 (ja) 1994-03-25 1994-03-25 帯状部材の供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05569594A JP3353996B2 (ja) 1994-03-25 1994-03-25 帯状部材の供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07256782A JPH07256782A (ja) 1995-10-09
JP3353996B2 true JP3353996B2 (ja) 2002-12-09

Family

ID=13006037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05569594A Expired - Fee Related JP3353996B2 (ja) 1994-03-25 1994-03-25 帯状部材の供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3353996B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07256782A (ja) 1995-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4746100B2 (ja) タイヤ用ビードの製造方法及び装置
US8794117B2 (en) Apparatus for cutting elastomeric materials
EP1674252A1 (en) A method for cutting elastomeric materials and a segment made by the method
JP3190051B2 (ja) 帯状部材の貼付け方法および装置
JP6967585B2 (ja) 騒音低減要素を車両ホイール用タイヤに取り付けるための方法及び装置
JPH0745208B2 (ja) 円筒状タイヤ構成部材の成形方法および装置
JPS5842445A (ja) ゴムシ−ト貼付け装置
JPH0432733B2 (ja)
US5248374A (en) Strip winder for a tire building machine
US4410390A (en) Belt folding apparatus
JP3353996B2 (ja) 帯状部材の供給装置
JP4493163B2 (ja) シート状未加硫ゴム材料の接合システム
EP1040905B1 (en) Method and apparatus for producing sheet members
JP4544719B2 (ja) 加硫済トレッド部材の切断方法及び装置
JPH02151426A (ja) シート体のジョイント方法とその装置
JPH079586A (ja) タイヤ成型ドラムへの帯状部材の貼付け方法及び装置
JPS5876246A (ja) ゴム引きコ−ドの裁断・接合方法およびコ−ド裁断機におけるゴム引きコ−ドの供給装置
EP0478259A2 (en) Belt-shaped member sheet cutting and attaching method
EP0125146B1 (en) Roller centering apparatus
JP4605556B2 (ja) リトレッディング方法
JP3963735B2 (ja) 帯状ゴム部材の貼合わせ方法及びその装置
US5055149A (en) Method for centering and joining two belt components
US5443667A (en) Device and method for splicing tire tread strip edges using traversing ultrasonic transducers
JP2011240678A (ja) ゴムシート貼付装置及びゴムシート貼付方法
JPH0369302B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080927

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080927

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090927

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees