JPH05185300A - 機械加工装置 - Google Patents
機械加工装置Info
- Publication number
- JPH05185300A JPH05185300A JP4040064A JP4006492A JPH05185300A JP H05185300 A JPH05185300 A JP H05185300A JP 4040064 A JP4040064 A JP 4040064A JP 4006492 A JP4006492 A JP 4006492A JP H05185300 A JPH05185300 A JP H05185300A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- punch
- working
- pressing
- machining
- magnetostrictive material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Punching Or Piercing (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
- Control Of Presses (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プレス、切削、研削等の機械加工装置に於
て、加工中の加工状態の検出判定ができ、それによって
加工工具の微細な制御ができ、精密加工できるようにす
る。 【構成】 先端が所要のプレス形状をしたパンチ１と、
該パンチと相似形状をしたダイ２との間に被プレス材３
を供給して曲げプレスする。プレス圧力を作用する加圧
ヘッド４とパンチ１間に超磁歪材５を挿入して、加工中
の加圧力を検出する。励磁コイル６には一定の電圧が加
えられ、超磁歪材５に圧力が作用すると磁気抵抗が変化
し、コイル６に流れる電流が変化するから、この電流変
化を測定することによって超磁歪材５に加わった圧力を
検出することができ、加工状態の検出判定ができる。
て、加工中の加工状態の検出判定ができ、それによって
加工工具の微細な制御ができ、精密加工できるようにす
る。 【構成】 先端が所要のプレス形状をしたパンチ１と、
該パンチと相似形状をしたダイ２との間に被プレス材３
を供給して曲げプレスする。プレス圧力を作用する加圧
ヘッド４とパンチ１間に超磁歪材５を挿入して、加工中
の加圧力を検出する。励磁コイル６には一定の電圧が加
えられ、超磁歪材５に圧力が作用すると磁気抵抗が変化
し、コイル６に流れる電流が変化するから、この電流変
化を測定することによって超磁歪材５に加わった圧力を
検出することができ、加工状態の検出判定ができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はプレス、切削、研削等の
機械加工装置に関する。
機械加工装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、プレスによって曲げ加工する場合
等に於て、その加工状態の判定はプレスした被加工体の
寸法精度を測定して良否判定することが行われている
が、これは加工後の判定であるから検出のために加工を
一旦中断しなければならず、非能率的であると同時に精
密な微細加工はできなかった。
等に於て、その加工状態の判定はプレスした被加工体の
寸法精度を測定して良否判定することが行われている
が、これは加工後の判定であるから検出のために加工を
一旦中断しなければならず、非能率的であると同時に精
密な微細加工はできなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の欠点に鑑み、加工中に加工状態の検出判定ができ、
それによって加工工具の微細な制御ができ、精密加工で
きるようにすることを目的とする。
来の欠点に鑑み、加工中に加工状態の検出判定ができ、
それによって加工工具の微細な制御ができ、精密加工で
きるようにすることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】機械加工装置における加
工工具と加工用駆動力を作用するヘッドとの間に超磁歪
材を挿入して、加工中の加圧力、トルクを検出するよう
にしたことを特徴とする。
工工具と加工用駆動力を作用するヘッドとの間に超磁歪
材を挿入して、加工中の加圧力、トルクを検出するよう
にしたことを特徴とする。
【０００５】
【作用】本発明は前記のように、加工工具と加工用駆動
力を作用するヘッドとの間に超磁歪材を挿入して成るも
のであるから、磁歪変化により加工中の加圧力、もしく
はトルクが精密に検出でき、この検出判定に基づいて駆
動力の制御ができ、常に安定した精密加工が極めて能率
的に行える。又、加工中のトルクの検出によってドリル
等の工具の摩耗、切味を判定でき、これからも能率的な
加工を可能とする。又、超磁歪材を磁歪変化を利用して
加圧、加振に兼用することにより、加工用パワーの軽減
をはかることができ、且つ、加工効果を向上させること
ができる。
力を作用するヘッドとの間に超磁歪材を挿入して成るも
のであるから、磁歪変化により加工中の加圧力、もしく
はトルクが精密に検出でき、この検出判定に基づいて駆
動力の制御ができ、常に安定した精密加工が極めて能率
的に行える。又、加工中のトルクの検出によってドリル
等の工具の摩耗、切味を判定でき、これからも能率的な
加工を可能とする。又、超磁歪材を磁歪変化を利用して
加圧、加振に兼用することにより、加工用パワーの軽減
をはかることができ、且つ、加工効果を向上させること
ができる。
【０００６】
【実施例】以下、図面の一実施例により本発明を説明す
る。図１は曲げプレス加工の実施例で、１は先端が所要
のプレス形状をしたパンチ、２はパンチと相似系のダイ
で、この両者間に被プレス材３を供給して曲げプレスす
る。４はプレス圧力を作用する加圧ヘッド、５はヘッド
４とパンチ１の間に挿入した超磁歪材で、ＴｂｘＤｙｙ
Ｆｅｚ系が用いられる。６は励磁コイル、７は磁歪材５
に常時弾性力を作用するバネである。コイル６には一定
電圧が加えられ、バネ７によってバランスした状態が保
たれている。この状態に於て、ヘッド４より加圧プレス
してパンチ１とダイ２の間に供給した板材３の曲げ加工
するとき、プレス状態は超磁歪材５によって測定され
る。始めプレスして板材３が変形する途中の加圧力は弱
いが、ダイ２に圧接したときの圧力は急上昇する。この
圧力が超磁歪材５に作用すると磁気抵抗が変化すること
によってコイル６に流れる電流が変化するから、この電
流を測定することによって超磁歪材５に加わった圧力を
検出することができる。従ってコイル６の電流変化を微
細精密に測定することにより板材３のプレス加工中の変
形状態が精密測定され、加圧ヘッド４による加圧制御、
最終加圧制御等を極めて精密最適に制御できる。この制
御により修正加工等を行うことで、被プレス材３はバッ
クリング等を少なくしたダイ２形状の精密加工すること
ができる。
る。図１は曲げプレス加工の実施例で、１は先端が所要
のプレス形状をしたパンチ、２はパンチと相似系のダイ
で、この両者間に被プレス材３を供給して曲げプレスす
る。４はプレス圧力を作用する加圧ヘッド、５はヘッド
４とパンチ１の間に挿入した超磁歪材で、ＴｂｘＤｙｙ
Ｆｅｚ系が用いられる。６は励磁コイル、７は磁歪材５
に常時弾性力を作用するバネである。コイル６には一定
電圧が加えられ、バネ７によってバランスした状態が保
たれている。この状態に於て、ヘッド４より加圧プレス
してパンチ１とダイ２の間に供給した板材３の曲げ加工
するとき、プレス状態は超磁歪材５によって測定され
る。始めプレスして板材３が変形する途中の加圧力は弱
いが、ダイ２に圧接したときの圧力は急上昇する。この
圧力が超磁歪材５に作用すると磁気抵抗が変化すること
によってコイル６に流れる電流が変化するから、この電
流を測定することによって超磁歪材５に加わった圧力を
検出することができる。従ってコイル６の電流変化を微
細精密に測定することにより板材３のプレス加工中の変
形状態が精密測定され、加圧ヘッド４による加圧制御、
最終加圧制御等を極めて精密最適に制御できる。この制
御により修正加工等を行うことで、被プレス材３はバッ
クリング等を少なくしたダイ２形状の精密加工すること
ができる。
【０００７】又、超磁歪材５は加振プレスにも兼用する
ことができ、コイル６にパルスを加えて最大１ｋＨｚ程
度までの振動を行わせることができ、加圧ヘッド４のプ
レスに重畳する振動プレスを行うことができる。加圧ヘ
ッド４の静圧に対して、この振動加速度による力を作用
することによって、極めて能率の高い精密プレスをする
ことができ、割れ、歪みを少なくした微細精密加工をす
ることができる。
ことができ、コイル６にパルスを加えて最大１ｋＨｚ程
度までの振動を行わせることができ、加圧ヘッド４のプ
レスに重畳する振動プレスを行うことができる。加圧ヘ
ッド４の静圧に対して、この振動加速度による力を作用
することによって、極めて能率の高い精密プレスをする
ことができ、割れ、歪みを少なくした微細精密加工をす
ることができる。
【０００８】図２は他の実施例で、打抜プレスを示す。
８はホルダ１５の下部に支持されたダイ、９は上部に支
持したパンチである。１０はストリッパ、１１が加圧バ
ネ、１２がパンチ９と加圧ヘッド１４の間に挿入した超
磁歪材である。１３はそのコイル、１６はダイ８、パン
チ９間に挿入したパンチ加工される板材である。ヘッド
１４からパンチ９に加わるパンチング加圧は、超磁歪材
１２に加わって磁気抵抗を変化する。コイル１３には常
に一定電圧を印加しておき、超磁歪材１２に圧力が加わ
ることによって磁気抵抗が変化するとコイル１３の電流
が変化するから、これを検出測定することによってパン
チング加工状態を検出することができる。パンチングプ
レスによりプレス加工時の加圧トルクと打抜かれるとき
の加圧変化の検出により打抜加工状態の検出判定が精密
正確にでき、又、それによって駆動制御も常に最適にす
ることができる。又、超磁歪材１２はパルス励磁によっ
て振動プレスをすることができ、振動による１回の力は
小さいので無理のない、残留歪等の少ない打抜きが可能
となり、打抜きが微小変位で進行するため、打抜き断面
の精度が高まり、微細精密加工が行える。
８はホルダ１５の下部に支持されたダイ、９は上部に支
持したパンチである。１０はストリッパ、１１が加圧バ
ネ、１２がパンチ９と加圧ヘッド１４の間に挿入した超
磁歪材である。１３はそのコイル、１６はダイ８、パン
チ９間に挿入したパンチ加工される板材である。ヘッド
１４からパンチ９に加わるパンチング加圧は、超磁歪材
１２に加わって磁気抵抗を変化する。コイル１３には常
に一定電圧を印加しておき、超磁歪材１２に圧力が加わ
ることによって磁気抵抗が変化するとコイル１３の電流
が変化するから、これを検出測定することによってパン
チング加工状態を検出することができる。パンチングプ
レスによりプレス加工時の加圧トルクと打抜かれるとき
の加圧変化の検出により打抜加工状態の検出判定が精密
正確にでき、又、それによって駆動制御も常に最適にす
ることができる。又、超磁歪材１２はパルス励磁によっ
て振動プレスをすることができ、振動による１回の力は
小さいので無理のない、残留歪等の少ない打抜きが可能
となり、打抜きが微小変位で進行するため、打抜き断面
の精度が高まり、微細精密加工が行える。
【０００９】以上は曲げ、打抜のプレス加工について説
明したが、ドリリング、タッピング等の切削加工とか、
グラインダ等の研磨加工においても超磁歪材によって駆
動トルク、切削力等の検出により加工状態の判定が容易
にでき、穴明け、タップ加工等を高精度に加工でき、
又、工具の摩耗状態によりトルクが変化して交換時期の
判定にも利用することができる。
明したが、ドリリング、タッピング等の切削加工とか、
グラインダ等の研磨加工においても超磁歪材によって駆
動トルク、切削力等の検出により加工状態の判定が容易
にでき、穴明け、タップ加工等を高精度に加工でき、
又、工具の摩耗状態によりトルクが変化して交換時期の
判定にも利用することができる。
【００１０】
【発明の効果】以上のように本発明は、加工工具と加工
用駆動力を作用するヘッドとの間に超磁歪材を挿入して
成るものであるから、磁歪変化により加工中の加圧力が
精密に検出でき、この検出判定に基づいて駆動力の制御
ができ、常に安定した精密加工が極めて能率的に行え
る。又、加工中のトルクの検出によってドリル等の工具
の摩耗、切味を判定でき、これからも能率的な加工を可
能とする。又、超磁歪材を磁歪変化を利用して加圧、加
振に兼用することにより加工用パワーの軽減をはかるこ
とができ、且つ、加工効果を向上させることができる。
用駆動力を作用するヘッドとの間に超磁歪材を挿入して
成るものであるから、磁歪変化により加工中の加圧力が
精密に検出でき、この検出判定に基づいて駆動力の制御
ができ、常に安定した精密加工が極めて能率的に行え
る。又、加工中のトルクの検出によってドリル等の工具
の摩耗、切味を判定でき、これからも能率的な加工を可
能とする。又、超磁歪材を磁歪変化を利用して加圧、加
振に兼用することにより加工用パワーの軽減をはかるこ
とができ、且つ、加工効果を向上させることができる。
【００１１】
【図１】本発明の一実施例構成図である。
【図２】本発明の他の実施例構成図である。
１ パンチ ２ ダイ ３ 板材 ４ 加圧ヘッド ５ 超磁歪材 ６ コイル ７ バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０１Ｌ 5/00 Ｄ 8505−2Ｆ Ｈ０１Ｌ 41/12 9274−4Ｍ // Ｂ３０Ｂ 1/42 7728−4Ｅ
Claims (2)
- 【請求項１】 プレス、切削、研削等の機械加工する装
置に於て、加工工具と加工用駆動力を作用するヘッドと
の間に超磁歪材を挿入して、加工中の加圧力、もしくは
トルクを検出するようにしたことを特徴とする機械加工
装置。 - 【請求項２】 前記超磁歪材を加圧、加振手段として兼
用したことを特徴とする請求項１に記載の機械加工装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4040064A JPH05185300A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 機械加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4040064A JPH05185300A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 機械加工装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05185300A true JPH05185300A (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=12570498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4040064A Pending JPH05185300A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 機械加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05185300A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103029039A (zh) * | 2011-09-30 | 2013-04-10 | 鸿富锦精密工业（深圳）有限公司 | 压力检测装置及应用该压力检测装置的打磨设备 |
| JP2019102751A (ja) * | 2017-12-07 | 2019-06-24 | ヤマハ発動機株式会社 | 部品実装機、実装荷重測定方法 |
-
1992
- 1992-01-13 JP JP4040064A patent/JPH05185300A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103029039A (zh) * | 2011-09-30 | 2013-04-10 | 鸿富锦精密工业（深圳）有限公司 | 压力检测装置及应用该压力检测装置的打磨设备 |
| JP2019102751A (ja) * | 2017-12-07 | 2019-06-24 | ヤマハ発動機株式会社 | 部品実装機、実装荷重測定方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Pei et al. | A mechanistic approach to the prediction of material removal rates in rotary ultrasonic machining | |
| EP1043564A3 (en) | Machine control gage system performing roundness measuring function | |
| US5947658A (en) | Toolhead for cutting workpieces and method of manufacturing same | |
| DE60210771D1 (de) | Verfahren und vorrichtung zur prüfung des bearbeitungsverfahrens einer werkzeugmaschine | |
| JPH05185300A (ja) | 機械加工装置 | |
| JPH0270400A (ja) | 固定接触具をもつ押抜き機のパンチングストレスを減少させる方法および装置 | |
| CN102581698A (zh) | 一种机床尾座顶尖测力装置 | |
| EP2159002A1 (en) | Method for evaluating grinding parameters of grinding wheel | |
| CN207508425U (zh) | 数控锯床设备及用该数控锯床设备加工的板材 | |
| JPH05104436A (ja) | 触覚センサ一体型研磨加工機 | |
| JPH05185292A (ja) | プレス装置 | |
| JP3077994B2 (ja) | 電解ドレッシング研削装置 | |
| JP4724144B2 (ja) | 推力加工装置及び推力加工方法 | |
| JPH01272500A (ja) | 超磁歪材を用いた刻印彫刻装置 | |
| CN201342594Y (zh) | 一种侧压式超声研磨抛光装置 | |
| DE59108116D1 (de) | Verfahren und Vorrichtung zur Erkennung von Bearbeitungsfehlern, insbesondere von Schleifmaschinen | |
| JPH07299528A (ja) | パンチプレス機の金型検査方法および金型検査装置 | |
| CN110000514B (zh) | 一种超声振动滚压加工装置 | |
| JP2024046479A (ja) | ドレッシング完了判定方法およびドレッシング完了判定装置 | |
| JPH04339523A (ja) | 振動圧印加工方法 | |
| JPS61241048A (ja) | 超音波加工の監視方法 | |
| JP2006043799A (ja) | 研削加工用治具 | |
| JPH0542469A (ja) | ブロ−チ溝の研磨加工装置 | |
| JPH05200447A (ja) | Ｎｃプレス装置 | |
| JPS6234678Y2 (ja) |