JPH05185200A - 鋳型装置 - Google Patents
鋳型装置Info
- Publication number
- JPH05185200A JPH05185200A JP2477192A JP2477192A JPH05185200A JP H05185200 A JPH05185200 A JP H05185200A JP 2477192 A JP2477192 A JP 2477192A JP 2477192 A JP2477192 A JP 2477192A JP H05185200 A JPH05185200 A JP H05185200A
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- JP
- Japan
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- molten metal
- flow direction
- runner
- guide groove
- direction changing
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 湯道に湯流方向変換部を設けた鋳型装置にお
いて、前記湯流方向変換部の内壁面にガイド溝を設け、
このガイド溝を前記湯道の流れ方向に延ばしたものであ
る。 【効果】 溶湯は方向変更する際にガイド溝に沿って流
れる結果、乱流を起こしにくく、よって、この鋳型装置
を使用すれば、湯道に溶湯の流れ方向変換部があるにも
関わらず、鋳造欠陥の少ない鋳型製品を得ることができ
る。
いて、前記湯流方向変換部の内壁面にガイド溝を設け、
このガイド溝を前記湯道の流れ方向に延ばしたものであ
る。 【効果】 溶湯は方向変更する際にガイド溝に沿って流
れる結果、乱流を起こしにくく、よって、この鋳型装置
を使用すれば、湯道に溶湯の流れ方向変換部があるにも
関わらず、鋳造欠陥の少ない鋳型製品を得ることができ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は鋳型装置、特に、湯道
を改良した鋳型装置に関する。
を改良した鋳型装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、鋳型キャビティの側方にゲイトを
設け、このゲイトから湯道を水平に適宜長さに延ばし、
その後、湯道を下方に方向変換させるとともにこの湯道
の先端を下方の溶湯保持炉につなぎ、この保持炉の溶湯
を加圧して、前記湯道を介して前記鋳型キャビティに注
湯する鋳造方法が存在した。
設け、このゲイトから湯道を水平に適宜長さに延ばし、
その後、湯道を下方に方向変換させるとともにこの湯道
の先端を下方の溶湯保持炉につなぎ、この保持炉の溶湯
を加圧して、前記湯道を介して前記鋳型キャビティに注
湯する鋳造方法が存在した。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の鋳造方法にあっては、湯道における方向変換部に
おいて溶湯が乱流を起こしやすいため、空気を巻き込
み、この結果、鋳造欠陥を起こしやすいという不都合を
有した。
従来の鋳造方法にあっては、湯道における方向変換部に
おいて溶湯が乱流を起こしやすいため、空気を巻き込
み、この結果、鋳造欠陥を起こしやすいという不都合を
有した。
【０００４】この発明の課題は、かかる不都合を解消す
ることである。
ることである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、この発明の鋳型装置においては、湯道に湯流方向変
換部を設けた鋳型装置において、前記湯流方向変換部の
内壁面にガイド溝を設け、このガイド溝を前記湯道の流
れ方向に延ばしものである。
に、この発明の鋳型装置においては、湯道に湯流方向変
換部を設けた鋳型装置において、前記湯流方向変換部の
内壁面にガイド溝を設け、このガイド溝を前記湯道の流
れ方向に延ばしものである。
【０００６】また、前記ガイド溝を前記湯流方向変換部
の外周内壁面に設けることもできる。
の外周内壁面に設けることもできる。
【０００７】更に、前記課題を達成するために、この発
明の鋳型装置においては、湯道に湯流方向変換部を設け
た鋳型装置において、前記湯流方向変換部の内壁面にガ
イド突条を設け、このガイド突条を前記湯道の流れ方向
に延ばすこともできる。
明の鋳型装置においては、湯道に湯流方向変換部を設け
た鋳型装置において、前記湯流方向変換部の内壁面にガ
イド突条を設け、このガイド突条を前記湯道の流れ方向
に延ばすこともできる。
【０００８】
【作用】この発明に係る鋳型装置は上記のように構成さ
れているため、溶湯は方向変更する際にガイド溝又はガ
イド突条に沿って流れる結果、乱流を起こしにくいもの
である。
れているため、溶湯は方向変更する際にガイド溝又はガ
イド突条に沿って流れる結果、乱流を起こしにくいもの
である。
【０００９】特に、前記ガイド溝又はガイド突条を前記
湯流方向変換部の外周内壁面に設ければ、遠心力の大き
な部分が滑らかに流れる結果、乱流は一層発生しにくい
ものである。
湯流方向変換部の外周内壁面に設ければ、遠心力の大き
な部分が滑らかに流れる結果、乱流は一層発生しにくい
ものである。
【００１０】
【実施例】図１において、Ｍは車両用ホイ−ルを成形す
るための鋳型であり、下型１と横型２，２と上型３とを
組み合わせることによって形成される。なお、下型１は
支持具４によって支えられている。５は鋳造空間であ
り、前記鋳型本体Ｍに形成され、車両用ホイ−ル状をし
ている。
るための鋳型であり、下型１と横型２，２と上型３とを
組み合わせることによって形成される。なお、下型１は
支持具４によって支えられている。５は鋳造空間であ
り、前記鋳型本体Ｍに形成され、車両用ホイ−ル状をし
ている。
【００１１】次に、２１は湯道であり、前記横型２に形
成されている。この湯道２１は堰２１１を介して前記鋳
造空間５に連なっている。又、６は湯流方向変換部であ
り、前記湯道２１の右端部（図１において）に形成され
ている。この湯流方向変換部６は上方向に流れて来た溶
湯Ａを水平方向に方向変換させる部分である。なお、６
１はガイド溝であり、前記湯流方向変換部６の外周内壁
面（外側部の内壁面）に形成されている。このガイド溝
６１は湯Ａの流れる方向に沿って延びている（図２参照
のこと）。このガイド溝６１の機能は後記する。
成されている。この湯道２１は堰２１１を介して前記鋳
造空間５に連なっている。又、６は湯流方向変換部であ
り、前記湯道２１の右端部（図１において）に形成され
ている。この湯流方向変換部６は上方向に流れて来た溶
湯Ａを水平方向に方向変換させる部分である。なお、６
１はガイド溝であり、前記湯流方向変換部６の外周内壁
面（外側部の内壁面）に形成されている。このガイド溝
６１は湯Ａの流れる方向に沿って延びている（図２参照
のこと）。このガイド溝６１の機能は後記する。
【００１２】一方、８１は溶湯保持炉であり、溶湯Ａを
収容している。８２は給湯管であり、前記溶湯保持炉８
１に設置されている。この給湯管８２の上端は前記湯道
の湯流方向変換部６に連通している。このため、溶湯保
持炉８１における空気孔８１１から圧縮空気を流入し、
溶湯Ａ面を加圧すれば、溶湯Ａは給湯管８２を通して押
し上げられ、前記湯流方向変換部６内を通過してて湯道
２１を通り鋳造空間５に注湯される。そして、この湯流
方向変換部６を通過する際に、溶湯Ａはガイド溝６１に
沿って流れるため、乱流を起こしにくく、この結果、空
気を巻き込みにくいものである。
収容している。８２は給湯管であり、前記溶湯保持炉８
１に設置されている。この給湯管８２の上端は前記湯道
の湯流方向変換部６に連通している。このため、溶湯保
持炉８１における空気孔８１１から圧縮空気を流入し、
溶湯Ａ面を加圧すれば、溶湯Ａは給湯管８２を通して押
し上げられ、前記湯流方向変換部６内を通過してて湯道
２１を通り鋳造空間５に注湯される。そして、この湯流
方向変換部６を通過する際に、溶湯Ａはガイド溝６１に
沿って流れるため、乱流を起こしにくく、この結果、空
気を巻き込みにくいものである。
【００１３】なお、８３は溶湯保持炉８１と給湯管８２
との間に設置されたベロ−ズ、８４は溶湯Ａを一定温度
に保つためのヒ−タ−である。
との間に設置されたベロ−ズ、８４は溶湯Ａを一定温度
に保つためのヒ−タ−である。
【００１４】図３は他の実施例を示したものであり、前
記ガイド溝61の代わりにガイド突条611 を設けたもので
ある。このガイド突条611 は湯流方向変換部６に一体形
成されており、その両側にフィン状に空間を形成する。
溶湯は前記ガイド突条611 に沿ってこのフィン状空間を
流れる。
記ガイド溝61の代わりにガイド突条611 を設けたもので
ある。このガイド突条611 は湯流方向変換部６に一体形
成されており、その両側にフィン状に空間を形成する。
溶湯は前記ガイド突条611 に沿ってこのフィン状空間を
流れる。
【００１５】
【発明の効果】この発明の鋳型装置は、湯道に湯流方向
変換部を設けた鋳型装置において、前記湯流方向変換部
の内壁面にガイド溝又はガイド突条を設け、このガイド
溝又はガイド突条を前記湯道の流れ方向に延ばしたた
め、
変換部を設けた鋳型装置において、前記湯流方向変換部
の内壁面にガイド溝又はガイド突条を設け、このガイド
溝又はガイド突条を前記湯道の流れ方向に延ばしたた
め、
【００１６】溶湯は方向変更する際にガイド溝又はガイ
ド突条に沿って流れる結果、乱流を起こしにくいもので
ある。
ド突条に沿って流れる結果、乱流を起こしにくいもので
ある。
【００１７】よって、この鋳型装置を使用すれば、湯道
に溶湯の流れ方向変換部があるにも関わらず、鋳造欠陥
の少ない鋳型製品を得ることができる。
に溶湯の流れ方向変換部があるにも関わらず、鋳造欠陥
の少ない鋳型製品を得ることができる。
【００１８】なお、特に、前記ガイド溝又はガイド突条
を前記湯流方向変換部の外周内壁面に設ければ、遠心力
のかかる部分が滑らかに流れる結果、乱流は一層発生し
にくく、よって、鋳造欠陥はより一層発生しにくいもの
である。
を前記湯流方向変換部の外周内壁面に設ければ、遠心力
のかかる部分が滑らかに流れる結果、乱流は一層発生し
にくく、よって、鋳造欠陥はより一層発生しにくいもの
である。
【００１９】また、この発明の鋳型装置は上記のように
構成されているため、ガイド溝の溶湯又はガイド突条の
両側における溶湯の鋳型接触面が凝固しやすく、この結
果、湯道の補強を図ることができる結果、鋳型から製品
を押し出す際に湯道が型内に残らないものである。
構成されているため、ガイド溝の溶湯又はガイド突条の
両側における溶湯の鋳型接触面が凝固しやすく、この結
果、湯道の補強を図ることができる結果、鋳型から製品
を押し出す際に湯道が型内に残らないものである。
【図１】この発明の鋳型装置の断面図である。
【図２】図１におけるIIーII線拡大断面図である。
【図３】図２に相当する他の実施例の図である。
21 湯道 ６ 湯流方向変換部 61 ガイド溝 611 ガイド突条 Ｍ 鋳型装置
Claims (4)
- 【請求項１】 湯道に湯流方向変換部を設けた鋳型装置
において、前記湯流方向変換部の内壁面にガイド溝を設
け、このガイド溝を前記湯道の流れ方向に延ばしたこと
を特徴とする鋳型装置。 - 【請求項２】 前記ガイド溝を前記湯流方向変換部の外
周内壁面に設けたことを特徴とする請求項１の鋳型装
置。 - 【請求項３】 湯道に湯流方向変換部を設けた鋳型装置
において、前記湯流方向変換部の内壁面にガイド突条を
設け、このガイド突条を前記湯道の流れ方向に延ばした
ことを特徴とする鋳型装置。 - 【請求項４】 前記ガイド突条を前記湯流方向変換部の
外周内壁面に設けたことを特徴とする請求項３の鋳型装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2477192A JPH05185200A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 鋳型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2477192A JPH05185200A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 鋳型装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05185200A true JPH05185200A (ja) | 1993-07-27 |
Family
ID=12147434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2477192A Pending JPH05185200A (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 鋳型装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05185200A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996027467A1 (fr) * | 1995-03-06 | 1996-09-12 | Asahi Tec Corporation | Dispositif de moulage sous pression pour les roues automobiles |
| CN102652995A (zh) * | 2011-03-02 | 2012-09-05 | 加特可株式会社 | 铸造用模具 |
-
1992
- 1992-01-13 JP JP2477192A patent/JPH05185200A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996027467A1 (fr) * | 1995-03-06 | 1996-09-12 | Asahi Tec Corporation | Dispositif de moulage sous pression pour les roues automobiles |
| US5810068A (en) * | 1995-03-06 | 1998-09-22 | Asahi Tec. Corporation | Pressure die-casting apparatus for vehicle wheel |
| CN102652995A (zh) * | 2011-03-02 | 2012-09-05 | 加特可株式会社 | 铸造用模具 |
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