JPH0518362Y2 - - Google Patents

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JPH0518362Y2
JPH0518362Y2 JP1987086316U JP8631687U JPH0518362Y2 JP H0518362 Y2 JPH0518362 Y2 JP H0518362Y2 JP 1987086316 U JP1987086316 U JP 1987086316U JP 8631687 U JP8631687 U JP 8631687U JP H0518362 Y2 JPH0518362 Y2 JP H0518362Y2
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JP
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button
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buttons
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はエレベータのかご内及び乗場に設けら
れる行先階呼登録ボタンやドア開閉ボタンなどの
操作ボタンに係り、特に目の不自由な人が誤りな
く操作することのできる操作ボタンに関するもの
である。
〔従来の技術〕
近年、福祉施設や病院等に於いて身体障害者用
エレベータが多く設置されるようになつてきた。
このようなエレベータは、目の不自由な人でも誤
りなく操作ボタンの操作が行えるように、 操作ボタン又はその近辺に点字を施す。
操作ボタンの内容の登録を無効にするキヤン
セルボタンを設けるとともに、操作ボタンが操
作されるとそのボタンの内容を登録するととも
に音声で報知するように構成し、もし誤ったボ
タンを操作してしまつたと乗客が気付いた場合
にはキヤンセルボタンを操作することによつ
て、上記ボタン操作による登録を無効にし、再
度操作ボタンを操作できるようにする。
という装置が取り付けられていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の装置の場合、以下に示すような問題
があつた。
の装置の場合、事故や病気によつて後天的に
視力を失つた人の中には点字の読めない人もお
り、また、いたずらによつて点字が剥ぎ取られた
り、潰されたりして読めない場合があつた。
の装置の場合、誤つたボタンを操作した場
合、キヤンセルボタンによつて、そのボタン操作
を無効にし、再度ボタン操作をやり直さなければ
ならないうえ、一度ボタン操作を行うとそのボタ
ン操作は登録されてしまうため、目の不自由な乗
客が誤つたボタンを操作したことに気付き、キヤ
ンセルボタンを手さぐりで捜している間に、上記
の誤つたボタン操作が登録されることによつてエ
レベータが意に反した動きをしてしまうことがあ
つた。
本考案は上記の問題点を解消することを目的と
したものである。
〔問題を解決するための手段〕
本考案は、操作ボタンを2操作可能な構成と
し、第1の操作によつてその操作ボタンの内容
(呼登録、ドア開閉等)を音声で報知し、第2の
操作によつてその操作ボタンの内容を登録するも
のである。
〔作用〕
本考案によれば、第1の操作によつてその操作
ボタンの内容を聞き、その操作ボタンが自分の希
望するボタンである場合にのみ第2の操作を行つ
てその操作ボタンの内容を登録すれば良いため、
ボタンを誤操作する恐れがなく、また点字が読め
ない人でも使用することができる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を図により説明する。第1図
は操作ボタンの縦断面図であり、1は透光性を有
する合成樹脂からなる表面透光体であり、フエー
スプレート2に形成された取付穴3に嵌合されて
いる。4は金属板からなるタツチ電極であり、そ
の裏面中央に機械的及び電気的に接合された取付
兼用の端子ねじ5及びリード線6を介して検出器
7に接続されている。8はタツチ電極4と表面透
光体1との間に設けられた弾性体、9は表面透光
体の背部に装着された絶縁台、10は一端が絶縁
台9に固定され、中央部が端子ねじ5の端部に接
触している弾性導体片、11は外箱12に固定し
た絶縁台13に立設された導体棒、14は一端が
導体片10に接続されて絶縁台13に至る導線、
15は外箱12に装着されたソケツト16に取り
付けられたランプ、17はランプ15の光もれを
防止するための遮光カバーであり、フエースプレ
ート2の背面に植設されたボルト18により、表
面透光体1とともに、フエースプレート2に固定
されている。
第2図は本実施例の動作回路例を示すものであ
り、RY7aは検出器7の作動時に閉路する接
点、RY20aはタツチ電極4が押されて導体片
10が導体棒11に接触したときに閉路する接
点、RY21は接点RY20aの閉路、即ちタツ
チ電極4が押されたことを検出するリレーであ
り、操作ボタンの種類により、呼登録やドア開閉
などの指令信号をエレベータ制御装置に出力す
る。RY21aはその常閉接点、22は報知装置
であり、ハードウエア(スピーカ、音声合成装置
等)は操作ボタンが設置される操作盤(かご操作
盤、乗場操作盤等)上の操作ボタン群毎に1組設
けられ、ソフトウエアによつて各操作ボタン毎に
その操作ボタンに合つた内容を報知するようにし
てある。また、P,Nは電源母線である。
次に本実施例の動作について説明する。
ボタン操作を行うために、乗客の指がタツチ電
極4に触れると(第1の操作)検出器7が作動し
て接点RY7aが閉路する。このため、P−RY
21a−RY7a−22−Nの回路により報知装
置22が作動し、その操作ボタンの内容を報知す
る。乗客はその報知内容を聞き、その操作ボタン
が自分の希望するボタンと異なつている場合に
は、タツチ電極4から指を離すとその操作ボタン
の内容は登録されない。また、その操作ボタンが
自分の希望するボタンである場合には、弾性体8
に抗してタツチ電極4を押す(第2の操作)と、
導体片10が撓んで導体棒11に接触し、接点
RY20aが閉路してリレーRY21が付勢し、
その操作ボタンの内容が登録される。尚、タツチ
電極4に指を触れ、報知装置22が作動する前又
は作動中にタツチ電極4を押せば、接点RY21
aが開路して、報知装置22は内容の報知を中止
する。
本実施例によれば、タツチ電極4に接触すると
いう第1の操作では、単にその操作ボタンの内容
が報知されるのみで登録されないため、ボタンを
誤操作してもエレベータが意に反した動きを行う
恐れがない。また、目が不自由でかつ点字の読め
ない人であつても、登録前にそのボタンの内容を
聞くことができるため、安心してエレベータを利
用することができる。更に点字を施す必要がない
ため、いたずらによつて点字た剥ぎ取られたり、
潰されたりすることもない。更にまた、タツチ電
極4を捜すという第2の操作が行われるとボタン
の内容の報知を中止するため、内容の報知を聞く
必要のない健常者は、タツチ電極4に触れると同
時にタツチ電極4を押せば、報知を聞くことなく
ボタンの内容の登録が行えるため、わずらわしさ
を感じることもない。
第3図は本考案の他の実施例を示す図であり、
第4図は第3図のA−A線に沿う断面図である。
図に於いて、30は押ボタン、31は投光器、3
2は受光器、33は押ボタン30の摺動を案内す
るガイドである。
本実施例の場合、押しボタン30に指で触れる
ことにより、投受光器31,32間の光34を遮
ることが第1の操作であり、押ボタン30を押す
ことが第2の操作である。尚、投受光器31,3
2及び押ボタン30の構成は周知であるため詳細
説明は省略する。また、その動作は第1図及び第
2図の実施例と同一である。
第5図も本考案の他の実施例であり、登録ボタ
ン40に隣接して、登録ボタン40の内容を報知
するための案内ボタン41を設けたものである。
本実施例では案内ボタン41を押す、又は案内
ボタン41に接触することが第1の操作になり、
登録ボタン40を押すことが第2の操作になる。
尚、登録ボタン40の構成は従来の押ボタンと同
一であり、また案内ボタン41は従来の押ボタン
又はタツチボタンと同一であり、その動作は第1
図及び第2図の実施例に準ずるため詳細な説明は
省略する。本実施例の場合、目の不自由な人が使
用する場合、登録ボタン40より前に案内ボタン
41の操作が行えるように、案内ボタン41を登
録ボタン40よりも突出させたり、案内ボタン4
1のみをタツチボタンにしたり、又は両ボタン4
0及び41を押ボタンとし、それぞれに内蔵され
るばねを登録ボタン40はばね定数の大きいば
ね、案内ボタン41はばね定数の小さいばねを使
用する等の手段を施すことにより、目の不自由な
人にとつて一層使い易いものになるとともに、ボ
タン内容の報知の不要な健常者は登録ボタン40
のみを操作すれば通常のエレベータと全く同一に
使用することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば点字の読
めない目の不自由な人でも誤りなく確実にボタン
操作を行うことができるとともに健常者にも使い
易いエレベータの操作ボタンを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す操作ボタンの
縦断面図、第2図は第1図実施例の動作回路例、
第3図は本考案の他の実施例を示す図、第4図は
第3図のA−A線に沿う断面図、第5図も本考案
の他の実施例を示す図である。 1……表面透光体、2……フエースプレート、
4……タツチ電極、7……検出器、22……報知
装置、30……押ボタン、31……投光器、32
……受光器、40……登録ボタン、41……案内
ボタン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2つの操作が可能な構成をなす操作ボタンにお
    いて、第1の操作によりその操作ボタンの内容を
    音声で報知する装置と、第2の操作によりその操
    作ボタンの内容を登録するとともに、上記音声報
    知を停止させる装置とを備えたことを特徴とする
    エレベータの操作ボタン。
JP1987086316U 1987-06-03 1987-06-03 Expired - Lifetime JPH0518362Y2 (ja)

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JP1987086316U JPH0518362Y2 (ja) 1987-06-03 1987-06-03

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Publication Number Publication Date
JPS63194881U JPS63194881U (ja) 1988-12-15
JPH0518362Y2 true JPH0518362Y2 (ja) 1993-05-17

Family

ID=30942509

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