JPH05183628A - リンガージェネレータ - Google Patents

リンガージェネレータ

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Publication number
JPH05183628A
JPH05183628A JP53392A JP53392A JPH05183628A JP H05183628 A JPH05183628 A JP H05183628A JP 53392 A JP53392 A JP 53392A JP 53392 A JP53392 A JP 53392A JP H05183628 A JPH05183628 A JP H05183628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ringer
voltages
signal
photocouplers
switching regulator
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP53392A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Matsuzaki
伸男 松崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH05183628A publication Critical patent/JPH05183628A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明に係るリンガージェネレータは、構成
の小型化、ロス電力の低減を実現する。 【構成】 本発明に係るリンガージェネレータは、スイ
ッチングレギュレータにより電圧E2,E3を作り、ス
イッチ回路により、これら異なる電圧E2,E3を交互
に出力することにより、BT:電池電圧(直流電圧)を
重畳した出力をリンガージネレータより出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、構内交換機
(PBX)と接続される内線電話機のラインに接続され
て用いられるリンガージェネレータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種のリンガージェネレータは、例え
ば、図5に示される如く、PBXへ到るラインLA1,
LA2に電話機13が接続される回路部に設けられる。
つまり、リンガージェネレータ11は、出力端子OUT
2がアースに接続され、出力端子OUT1は、交流不感
動リレーRTを介してラインLA1に設けられたリレー
接点rtaに接続される。また、ラインLA2に設けら
れたリレー接点rtaには、抵抗R、リレーRTA及び
リレー接点rtを介して、制御回路12が接続されてい
る。抵抗RとリレーRTAとの間には、バッテリーBT
のマイナス側の極が接続され、所定の(通常48V)の
電圧が供給される。制御回路12は、図示せぬ中央制御
回路の指示を受けて、電話機13に対する呼出し時に信
号線Cに対しベル鳴動パターンに応じて地気と開放とを
繰り返す信号を出力する。すると、リレーRTAが動作
と復旧とを繰り返し、電話機13はリレー接点rtaを
介して上記ベル鳴動パターンの周期でリンガージェネレ
ータ11よりリンガー信号を受けることになる。従っ
て、この周期でベルの鳴動が繰り返される。
【0003】このとき、制御回路12に信号線dを介し
て接続されているリレー接点rtaもメーク、ブレーク
を繰り返し、電話機13において、オフフック(OFF
HOOK)すると後述のようにリレーRTAが復旧する
からオフフックとなったことを検出可能となっている。
オフフックが検出されると制御回路12は図示せぬ中央
制御回路へオフフックを通知して、通話路の形成を促
す。
【0004】一方、リンガージェネレータ11の内部構
成としては、図6に示されるようにオシレータOSC1
で発生した16Hzのリンガー信号(呼出信号)を低周
波トランスT2を介して出力するものが知られている。
【0005】かかる構成のリンガージェネレータによる
電話機13との接続部分の等価回路を図7に示す。図7
(a)から判るように、電話機13は低周波トランスT
2の二次側ループに、交流不感動リレーRT、バッテリ
ーBT、抵抗Rとともに接続される。図7(b)に示さ
れるように、オンフック状態では、電話機13の内部は
コンデンサCTと抵抗RT1と考えられ、リンガー信号
が伝送される。一方、オフフック状態となると、図7
(c)に示すように電話機13は抵抗RT2と等価と考
えられ、交流不感動リレーRTにバッテリーBTによる
直流電流が供給されて交流不感動リレーRTが動作しリ
レー接点rtを開放し、制御回路12を切り離し、これ
によりリレー接点rtaも復旧して、ラインLA1,L
A2と電話機13とが連続的に接続され、ラインLA
1,LA2を介して通話路が形成される。
【0006】しかしながら、上記構成のリンガージェネ
レータによると、低周波トランスT2を用いている関係
から、トランスの小型化を図ることができず、従って、
全体構成が大型化するという問題点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、例えばリンギ
ングチョークコンバータ方式によるDC−DCコンバー
タを用いて、高周波化を図った図8に示される如き、リ
ンガージェネレータが登場するに到った。このジュレー
タはトランスT1の一次側の電圧E1をスイッチングト
ランジスタTR1でスイッチングして、二次側にE4,
E4´なる電圧(E4=E4´)を発生させる。この電
圧E4,E4´が発生された信号線にはそれぞれ、フォ
トカプラIC1,IC2のフォトトランジスタが設けら
れる。一方、オンオフ制御回路10には、抵抗R3,R
4をそれぞれ、介してフォトカプラIC1,IC2の発
光ダイオードが接続され、これら発光ダイオードには電
圧E5が印加されている。そこで、制御回路10は、信
号線a,bの信号をリンガー信号の周波数(例えば16
Hz)に合わせて制御し、フォトカプラIC1,IC2
の発光ダイオードをオンオフさせて対応のフォトトラン
ジスタをオンオフしてリンガー信号Eout(B)を出
力端子OUT1,OUT2間に発生させる。
【0008】この構成のリンガージェネレータによる
と、トランスT1を高周波トランスとできるから、構成
を小型化することができる。しかしながら、かかるリン
ガージェネレータでは、トランスT1の二次側ループに
接続された電話機13に対し、コンデンサC3がバッテ
リーBTと直流的に接続される。従って、オフフック時
にはバッテリーBTの直流はコンデンサC3によって過
渡的に流れるだけである。ところが、このオフフック時
には交流不感動リレーRTに直流電流が流れリレー接点
rtが開放される必要があり、そのためにコンデンサC
3の容量を十分にとらねばならず、コンデンサC3の大
型化を招来する。また、コンデンサC3と協働してフィ
ルタとして働く抵抗R1,R1´とコンデンサC3の充
放電によるロス電力が大きくなる問題点が生じた。
【0009】本発明は、上記の如き、従来のリンガージ
ェネレータの問題点を解決せんとしてなされたもので、
その目的はトランスを小型化して構成の小型化を図り得
るとともに、ロス電力を少なくし、また、コンデンサの
小型化をも図り得るリンガージェネレータを提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るリンガージ
ェネレータは、電話機のラインに接続され、リンガー信
号を送出するリンガージェネレータであって、異なる2
種類の電圧を発生するスイッチングレギュレータとこの
スイッチングレギュレータから発生される異なる2種類
の電圧を交互に選択してリンガー信号を作成することを
特徴とする。
【0011】
【作用】本発明に係るリンガージェネレータは以上の通
り、2種類の電圧を交互に選択して発生させたリンガー
信号であり、この2種類の電圧の差分の直流バイアスが
重畳されたリンガー信号を発生するようにできる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。
【0013】図1に本発明の一実施例に係るリンガージ
ェネレータを示す。高周波トランスT1を介して、一次
側の電圧E1をスイッチングトランジスタTR1でスイ
ッチングして二次側へ伝達する。高周波トランスT1の
二次側のコイルL2,L3は巻線数が異なり、コンデン
サC1,C2に発生する直流電圧E2,E3がそれぞれ
マイナスとプラス側とに所定電位分(例えば48V)バ
イアスされるようにされている。コイルL2,L3の交
流はダイオードD1,D2で整流されコンデンサC1,
C2で平滑され、電圧E2,E3が発生される。
【0014】上記電圧E2,E3はフォトカプラIC
1,IC2によってスイッチされる。E5はオンオフ制
御回路10と共通アースで接続された電源でフォトカプ
ラIC1,IC2の発光ダイオードに駆動電流を流す為
の電源となる。抵抗R3,R4はフォトカプラIC1,
IC2の発光ダイオードに流す駆動電流を決定する電流
制限抵抗である。フォトカプラIC1,IC2の発光ダ
イオードは抵抗R3,R4を介してオンオフ制御回路1
0に接続されている。オンオフ制御回路10は図4a,
bに示す信号を信号線a,bに出力しフォトカプラIC
1,IC2のフォトトランジスタを信号線a,bの信号
に同期して交互にオンオフする。抵抗R1,R2は複数
の電話機が同時にオフフックされる場合、あるいは、L
A1,LA2と電話機を接続する回線が短絡された場合
の過電流保護として働く。また、抵抗R1とコンデンサ
ーC3又は、抵抗R2とコンデンサーC3は積分回路を
構成する。よって、リンガージェネレータの出力電圧は
図4のEout(A) に示すような、台形波となる。この電圧
E2は従来の電圧E4に比して、 E2=E4−48V 電圧E3は、従来の電圧E4´(=E4)に比べて、 E3=E4´−48V(E3,E4´は負) とバッテリーBTの電圧(DC−48V)相当の直流電
圧が重畳されている。
【0015】上記のリンガージェネレータが用いられる
リングトリップ回路が図2に示される。図1のリンガー
ジェネレータは、リンガージェネレータ11の位置に設
けられる。このリングトリップ回路の構成は、図5に示
した従来例と基本的に同じであり、上記リンガージェネ
レータ11の構成が異なる以外には、バッテリーBTが
抵抗Rを介してラインLA2のリレー接点rtaに接続
されず、リレーRTAに所定電圧(ここでは48V)を
供給している。
【0016】かかるリングトリップ回路では、呼出時
に、制御回路12がリレーRTAに鳴動パターンの周期
で制御信号を送り、リレー接点rtaのメークブレーク
を繰り返させる。図4に示したリンガー信号は、電話機
13に与えられてベルが鳴動する。かかる構成の等価回
路が図3(a),(b)に示される。そこで、電話機1
3でオフフックとなると等価回路は、図3(c)のよう
になり、電話機13の抵抗RT2を介して、電圧E2と
電圧E3とに重畳されていたバッテリーBTの電圧(4
8V)分の直流が交流不感動リレーRTに流れ、リレー
接点rtが開放され、リレーRTAに制御信号が流れな
くなることからリレー接点rtaは復旧し、電話機13
は、図示せぬ通話路スイッチへラインLA1,LA2を
介して、接続され、通話路の形成が可能となる。一方、
信号線dに接続されたリレー接点rtaの復旧の継続に
よりオフフック検出がされ図示せぬ制御回路への通知が
なされる。
【0017】なお、実施例では、リンギングチョークコ
ンバータ方式のスイッチングレギュレータを示したが、
他の方式のスイッチングレギュレータを用いてもよい。
また、スイッチングレギュレータの出力を電話機側へ伝
えるルートに設けるスイッチは、フォトトランンジスタ
出力タイプのフォトカプラー以外に、サイリスタ出力タ
イプのフォトカプラー等を用いてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
2種類の電圧を交互に選択してリンガー信号を発生させ
ることで直流を重畳できる。このため、オフフック時
に、所定容量の直流を流すため、コンデンサの容量を大
きくする必要がなく、従って、このコンデンサを抵抗と
の間の充放電によるロス電力を減少できる。また、スイ
ッチングレギュレータにより、トランスを小型化でき、
全体の構成の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図。
【図2】本発明の一実施例が適用されるリングトリップ
回路のブロック図。
【図3】本発明の一実施例の動作を示す等価回路図。
【図4】本発明の一実施例の動作を示す波形図。
【図5】従来例によるリングトリップ回路のブロック
図。
【図6】従来のリンガージェネレータのブロック図。
【図7】従来例の等価回路図。
【図8】従来のリンガージェネレータのブロック図。
【符号の説明】
10…オンオフ制御回路 11…リンガージェネレータ 12…(PB×α)制御回路 13…電話機 LA1,LA2…ライン RT…交流不感動リレー RTA…リレー BT…バッテリー T1…高周波トランス IC1,IC2…フォトカプラー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機のラインに接続され、リンガー信
    号を送出するリンガージェネレータにおいて、異なる2
    種類の電圧を発生するスイッチングレギュレータとこの
    スイッチングレギュレータから発生される異なる2種類
    の電圧を交互に選択してリンガー信号を作成するリンガ
    ー信号発生手段とを備えたことを特徴とするリンガージ
    ェネレータ。
  2. 【請求項2】 リンガー信号発生手段は、スイッチング
    レギュレータにより発生された2種類の電圧を電話機へ
    供給する各ルートに設けられたスイッチと、リンガー信
    号の周波数に応じて前記スイッチを交互にオンオフする
    オンオフ制御手段とを備えることを特徴とする請求項1
    記載のリンガージェネレータ。
JP53392A 1992-01-07 1992-01-07 リンガージェネレータ Withdrawn JPH05183628A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990408