JPH0518335U - 電気装置等の枠状ハウジングパネル - Google Patents

電気装置等の枠状ハウジングパネル

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JPH0518335U
JPH0518335U JP7618991U JP7618991U JPH0518335U JP H0518335 U JPH0518335 U JP H0518335U JP 7618991 U JP7618991 U JP 7618991U JP 7618991 U JP7618991 U JP 7618991U JP H0518335 U JPH0518335 U JP H0518335U
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP7618991U
Other languages
English (en)
Inventor
健二 石井
Original Assignee
キヨーラク株式会社
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  • Refrigerator Housings (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 保温庫、保冷庫、冷凍ショーケースなど各種
電気装置のハウジングを構成する枠状ハウジングパネル
であって、強度が大で、内部空間を有効に利用でき、し
かも安価なものを提供する。 【構成】 一方の対向辺を構成する一対の枠部材8,9
と、他方の対向辺を構成する一対の枠部材10,11を
方形状に結合してなる枠状のハウジングパネル3を構成
する。一方の対向辺を構成する一対の枠部材8,9は、
熱可塑性樹脂をブロー成形した封止状中空体でかつ対向
側に突部12,13を有している。他方の対向辺を構成
する一対の枠部材10,11の両端には一方の対向辺を
構成する一対の枠部材の突部を挿入嵌合する嵌合部1
4,15を有している。一方の対向辺を構成する一対の
枠部材8,9の突部12,13を他方の対向辺を構成す
る一対の枠部材10,11の嵌合部14,15に挿入嵌
合する。その挿入嵌合部の裏面をリベット16で固着し
て一体の枠状に構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、保温庫、保冷庫、冷凍ショーケース、プリンターなどの各種電気装 置、キャビネットなどの家具類のハウジングを構成する電気装置等の枠状ハウジ ングパネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電気装置等のハウジングにおいて、その一部を構成する枠状ハウジング パネルは、実開平1―86283号公報に記載されている。 その枠状ハウジングパネルは、大型の窓を有していて枠状をなしているもので ある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
電気装置等の枠状ハウジングパネルをブロー成形すると、図4に示すように、 成形時に枠状ハウジングパネルaの枠外周と枠内にともにバリb,cがそれぞれ 発生するが、特に枠内のバリcの発生率が高く、樹脂の成形損失が大きくなるう え、成形後に枠内のバリを除去する作業は枠外周のバリ除去作業ほど容易でない 。また、枠状ハウジングパネルを成形する金型は窓の部分を含めた大きさになる ので、金型が大型となって高価であり、樹脂の成形損失が大きいことと併せて、 枠状ハウジングを安価に提供することができなかった。
【0004】 本考案は、枠状ハウジングパネルを窓部分を含めて一体にブロー成形するため に生ずる従来の問題点に鑑み、一方の対向辺を構成する一対の枠部材と、他方の 対向辺を構成する一対の枠部材をそれぞれ成形し、それらを成形後に方形状に結 合することにより、小型の金型を用いて枠状ハウジングパネルを構成する枠部材 を成形することができるとともに、成形時のバリの発生を少なくして、安価で、 しかも、内部に電子回路素子や操作素子、その他のものを格納して取付けたり、 さらに、ハンドル等を備えても十分な強度を有する電気装置等の枠状ハウジング パネルを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するため次のように構成した。 すなわち、一方の対向辺を構成する一対の枠部材と、他方の対向辺を構成する 一対の枠部材を方形状に結合してなる枠状のハウジングパネルであって、一方の 対向辺を構成する一対の枠部材は、熱可塑性樹脂をブロー成形した封止状中空体 でかつ対向側に突部を有しており、他方の対向辺を構成する一対の枠部材の両端 には一方の対向辺を構成する一対の枠部材の突部を挿入嵌合する嵌合部を有して いて、一方の対向辺を構成する一対の枠部材の突部を他方の対向辺を構成する一 対の枠部材の嵌合部に挿入嵌合するとともに、その挿入嵌合部の裏面を止着部材 で固着して一体の枠状に構成した電気装置等の枠状ハウジングパネルとしたもの である。
【0006】
【作用】
本考案に係る電気装置等の枠状ハウジングパネルは、一方の対向辺を構成する 一対の枠部材が、熱可塑性樹脂のブロー成形により、他方の対向辺がそれとは別 に成形される。そして、それらの枠部材を成形後に、一方の対向辺を構成する一 対の枠部材の突部を他方の対向辺を構成する一対の枠部材の嵌合部に挿入嵌合し たうえ、その挿入嵌合部の裏面を止着部材で固着することにより一体の枠状ハウ ジングパネルが構成される。 このように構成される枠状ハウジングパネルは、一方の対向辺を構成する一対 の枠部材が封止状中空体であるから、その内部に所要の回路素子や操作素子など を収納できるうえ、枠状ハウジングパネルは全体として強度が大なるものとなる 。
【0007】
【実施例】
図1には、電気装置として保温庫1が例示されている。この保温庫1の前面扉 2は本考案に係る枠状ハウジングパネル3によって構成されている。4は大型の 透明窓、5はヒンジ、6はハンドル、7は操作盤である。
【0008】 上記枠状ハウジングパネル3は、図2および図3に詳細を示すように、一方の 対向辺を構成する一対の枠部材8,9と、他方の対向辺を構成する一対の枠部材 10,11を方形状に結合してなるものである。一方の対向辺を構成する一対の 枠部材8,9は、熱可塑性樹脂をブロー成形してなるそれぞれの封止状中空体で あり、それらの対向側には上下にそれぞれ突部12,12,13,13を有して いるものである。 他方の対向辺を構成する一対の枠部材10,11は、熱可塑性樹脂を押出し成 形してなる略角筒状のものであり、その両端には一方の対向辺を構成する一対の 枠部材8,9の突部12,13を挿入嵌合する嵌合部14,15を有している。
【0009】 枠状ハウジングパネル3を構成するには、一方の対向辺を構成する一対の枠部 材8,9の突部12,12,13,13を他方の対向辺を構成する一対の枠部材 10,11の嵌合部14,15に挿入嵌合するとともに、その挿入嵌合部の裏面 を止着部材であるリベット16で固着して一体の枠状に結合する。17は突部1 2,13のリベット孔、18は嵌合部14,15にあけたリベット孔である。 上記他方の対向辺を構成する一対の枠部材10,11は、押出し成形のほか、 射出成形、真空成形等、適宜の成形法によって成形されものである。その形状は 、全体が略棒状であるが、角筒状のほか、任意の形状でよく、例えば、断面が三 角中空状、C形チャンネル状等のものでもよい。 一方の対向辺を構成する一対の枠部材8,9および他方の対向辺を構成する一 対の枠部材10,11の透明窓4の窓穴内周縁に透明窓板19の止め縁20が形 成されている。
【0010】 一方の対向辺を構成する一対の枠部材8,9は、基本的に全周に端面壁を有す る立体的に構成された封止状中空体であり、その内部には所要の電子回路素子、 操作素子等が格納されている。図1に示す操作盤7は内部の回路素子に所定の接 続がなされている。21は内部の回路素子から導出されたコードである。 一方の対向辺を構成する一対の枠部材8の前面側には前記ハンドル6が一体に 構成されており、一方の対向辺を構成する一対の枠部材9には前記ヒンジ5およ び操作盤格納リセス7aが一体に構成されているが、この枠部材8,9は、ブロ ー成形により、対向壁面を離隔する周面壁が互いに溶着されて封止状中空体をな しているので、それらを設ける部分として十分な強度を得ることができる。
【0011】 図3に示すように、保温庫1の前面扉2の裏側周部にはパッキン21が取付け られている。このパッキン21は、一方の対向辺を構成する一対の枠部材8,9 の突部12,12,13,13と他方の対向辺を構成する一対の枠部材10,1 1の嵌合部14,15とを固着するリベット16で取付けられている。
【0012】 実施例に示すものにおいて、一方の対向辺を構成する一対の枠部材8,9と、 他方の対向辺を構成する一対の枠部材10,11は、ABS樹脂、ポリカーボネ ート、ポリアミド、変性ポリフェニレンオキサイド、ポリエチレン、ポリプロピ レン、塩化ビニル等の熱可塑性樹脂で構成される。
【0013】 以上のように、枠状ハウジングパネルは、一方の対向辺を構成する一対の枠部 材8,9と、他方の対向辺を構成する一対の枠部材10,11をそれぞれ成形し 、それらを成形後に方形状に結合することにより構成されるので、小型の金型を 用いて枠部材8,9および10,11を成形することができる。また、それらの 成形時のバリの発生は少ない。
【0014】
【考案の効果】
本考案によれば、一方の対向辺を構成する一対の枠部材と、他方の対向辺を構 成する一対の枠部材をそれぞれ成形し、それらを成形後に方形状に結合するもの であるから、小型の金型を用いて枠状ハウジングパネルを構成する枠部材を成形 することができるとともに、成形時のバリの発生を少なくして、安価で、しかも 、内部に電子回路素子や操作素子、その他のものを収納することができ、さらに 、ハンドル等を備えても十分な強度を有する電気装置等の枠状ハウジングパネル を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る枠状ハウジングパネルを用いて構
成した保温庫の全体斜視図である。
【図2】枠状ハウジングパネルの分解斜視図である。
【図3】図2のA―A線拡大断面図である。
【図4】枠状ハウジングパネルの従来例を示す一部を破
断した斜視図である。
【符号の説明】
1 保温庫 2 前面扉 3 枠状ハウジングパネル 4 透明窓 5 ヒンジ 6 ハンドル 8,9 一方の対向辺を構成する一対の枠部材 10,11 他方の対向辺を構成する一対の枠部材 12,13 突部 14,15 嵌合部 16 リベット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 7/18 B 7301−4E

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の対向辺を構成する一対の枠部材
    と、他方の対向辺を構成する一対の枠部材を方形状に結
    合してなる枠状のハウジングパネルであって、一方の対
    向辺を構成する一対の枠部材は、熱可塑性樹脂をブロー
    成形した封止状中空体でかつ対向側に突部を有してお
    り、他方の対向辺を構成する一対の枠部材の両端には一
    方の対向辺を構成する一対の枠部材の突部を挿入嵌合す
    る嵌合部を有していて、一方の対向辺を構成する一対の
    枠部材の突部を他方の対向辺を構成する一対の枠部材の
    嵌合部に挿入嵌合するとともに、その挿入嵌合部の裏面
    を止着部材で固着して一体の枠状に構成したことを特徴
    とする電気装置等の枠状ハウジングパネル。
JP7618991U 1991-08-29 1991-08-29 電気装置等の枠状ハウジングパネル Pending JPH0518335U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006203093A (ja) * 2005-01-24 2006-08-03 Nitto Electric Works Ltd 合成樹脂製の電気機器収納用箱

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006203093A (ja) * 2005-01-24 2006-08-03 Nitto Electric Works Ltd 合成樹脂製の電気機器収納用箱
JP4498151B2 (ja) * 2005-01-24 2010-07-07 日東工業株式会社 合成樹脂製の電気機器収納用箱

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