JPH05183300A - 電子部品実装用ロボットおよび電子部品の実装方法 - Google Patents

電子部品実装用ロボットおよび電子部品の実装方法

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JPH05183300A
JPH05183300A JP3227502A JP22750291A JPH05183300A JP H05183300 A JPH05183300 A JP H05183300A JP 3227502 A JP3227502 A JP 3227502A JP 22750291 A JP22750291 A JP 22750291A JP H05183300 A JPH05183300 A JP H05183300A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1点挿入式マニピュレーター操作の電子部品
実装用ロボットにおいても、ロボットの台数を増やすこ
となく、集合基板のような基板へ2個以上の電子部品の
装着を行なう。 【構成】 搬送軌道7によって搬送された回路基板C
を、位置決め手段30により位置決め固定し、把持爪5
により把持した電子部品Gを、マニピュレーター6の操
作により回路基板Cに装着する。位置決め手段30を、
回路基板の位置決め孔に係合する位置決めピン31aを
備えた第1および第2の位置決めアーム31と、これら
位置決めアーム31を縦回動自在に支持する回動機構3
2と、この回動機構を支持する本体部33と、この本体
部33を搬送軌道に沿って前後に移動させる往復動機構
34とから構成し、位置決めアーム31により位置決め
された回路基板Cを前後にスライドさせて、電子部品の
装着位置を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品を基板上に実
装するための電子部品実装用ロボットおよび電子部品の
実装方法に係わり、詳しくは、回路基板の位置決め孔に
位置決めピンを係合させてロボットを基準とした搬送軌
道上の電子部品装着位置に回路基板を位置決めする位置
決め手段を具備してなる電子部品実装用ロボットおよび
電子部品の実装方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品を例えばプリント基板等の回路
基板上に実装するための電子部品実装用ロボットとし
て、従来、電子部品を把持するマニピュレーターを、そ
れぞれ互いに直交したX軸、Y軸、Z軸の3方向に直線
的に移動させるように構成した3軸直交型のものがあ
る。
【0003】この3軸直交型のロボットは、1基のマニ
ピュレーターによって異形部品(種類の異なる部品)を
挿入できるよう、前記マニピュレーターが複数の把持爪
を備えたものとなっている。
【0004】そして、この3軸直交型ロボットによれ
ば、マニピュレーターが3次元空間の任意の点に位置す
ることができるため、基板上の任意な複数の位置に異形
部品を装着することができる利点がある。なお、3軸直
交型ロボットでは、マニピュレーターは前記の如く3方
向に移動できるが、部品供給部は定位置に固設してあ
る。これは部品供給位置が固定してあっても、マニピュ
レーターの動作はプログラムの設定により自由に決定で
きるからである。
【0005】前記電子部品実装用ロボットによる、基板
への電子部品の実装は、把持爪により電子部品を把持
し、電子部品のリード(脚)を基板に形成したスルーホ
ール(透孔)に挿入することにより行なうが、この場
合、装着した電子部品が例えば半田付け工程までの間に
抜け落ちたりしないように、スルーホールを貫通した前
記リードの先端部を打ち曲げる(クリンチする)必要が
ある。
【0006】このため、電子部品実装用ロボットはクリ
ンチ機構を備えているのが一般的である。そして、この
クリンチ機構は、装着すべき電子部品に対応した数のク
リンチ爪を、装着すべき電子部品の装着位置に対向させ
て設けているものである。
【0007】ところで、被加工品の種類によっては、装
着すべき電子部品の数(あるいは種類数)が、前記3軸
直交型ロボットの把持爪の数と一致しない場合があり、
特に、ロボットにより装着すべき電子部品の数がロボッ
トの備える把持爪の数に満たない(例えば1個)場合
に、前記3軸直交型ロボットを設置するのは、コスト的
に高いといった不都合があった。
【0008】そこで、このような不都合を解決する手段
として、出願人は、実願平2ー113889号「電子部
品実装用ロボット」を提案した。
【0009】これは、図4および図5に示すような構造
である。すなわち、この電子部品実装用ロボット1は、
基台2と、この基台2に少なくとも略直交する水平2方
向に移動可能となるよう配設されたコの字型フレーム3
と、このフレーム3に設けられ、回路基板Cに装着すべ
き前記電子部品を収納・供給するための部品供給機構4
と、前記フレーム3に設けられ、電子部品(図示せず)
を把持するための把持爪5を有しかつ少なくとも前記部
品供給機構4の部品供給部4aと前記回路基板Cに対応
した位置との間の移動を回動動作により行なうように構
成されたマニピュレーター6と、前記フレーム3に、前
記回路基板Cを搬送するための搬送軌道7を挟んで前記
マニピュレーター6と対向する位置に設けられたクリン
チ爪8とを主体として構成されたものである。
【0010】そして、前記基台2の上面には、前記搬送
軌道7と平行となる2本のガイドロッド10、10が設
けられており、これらガイドロッド10にはスライド台
11がブロック12を介して摺動自在に支持されてい
る。なお、前記ブロック12には、ロックレバー20、
20が備えられており、当該ロックレバー20、20の
締め付け操作によってスライド台11を固定することが
できるようになっている。
【0011】一方、前記スライド台11には、フレーム
3を搬送軌道7に対して接近離間する方向に案内するガ
イドロッド13、13が設けられており、図示例ではブ
ロック14を介してガイドロッド13上を摺動するよう
になっている。
【0012】部品供給部4について説明を補足しておく
と、これは、所謂スティック供給方式のものが用いられ
ており、より具体的には、前傾して設けられたスティッ
ク保持部材15に離間して平行に立設された2本のガイ
ド16、16間に、多数の電子部品を収納したスティッ
ク(図示せず)がセットされるようになっている。な
お、図中符号17は、空となったスティックを受け取る
ための受け皿を示す。
【0013】またマニピュレーター6は、電子部品を把
持する把持爪5を、エアーシリンダー(図示せず)の作
用により、部品供給機構4(より具体的にはスティック
保持部材15)と、部品装着部との間で往復回動させる
スイング型のもので、図示例では、前記フレーム3の上
部先端に取り付けられてなる構造となっている。
【0014】なお、クリンチ爪8は、把持爪5が鉛直下
方を向いた時に、把持爪5に対向する位置に設けられて
おり、電子部品のリードをクリンチする基本構造となっ
ている。
【0015】しかして、前記構成の電子部品実装用ロボ
ットでは、部品供給機構4から電子部品を受け取った把
持爪5が、マニピュレーター6の操作によって回動させ
られて回路基板Cに対して垂直下方に向かせられ、降下
することによって、把持爪先端の電子部品が回路基板C
の所定位置に装着させられる。
【0016】そして、このような電子部品実装用ロボッ
トでは、所定の1種類の電子部品を回路基板に対して1
個実装する場合に作業の効率化を図り得て製作コストの
低減を実現することができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記した従来
技術における次のような解題を解決せんとするものであ
る。すなわち、本出願人の提案した電子部品実装用ロボ
ットでは、所定の1種類の電子部品を回路基板に対して
1個実装する場合には作業の効率化を図ることができる
ものであるが、集合基板のような製品の登場により、基
板に装着すべき電子部品の数が、例えば1個増えると、
電子部品の装着位置に対応して、装着ライン上に配置す
る実装ロボットの数が増えてしまい、コストがかかると
いった問題点が生じる。
【0018】本発明は前記事情に鑑みて提案されたもの
で、その目的とするところは、把持爪による電子部品の
装着位置を位置決め手段により変えることによって、1
点挿入式マニピュレーター操作の実装用ロボットにおい
ても、ロボットの台数を増やすことなく、容易に回路基
板に少なくとも2つの電子部品を装着し得て、集合基板
のような基板への電子部品の装着に対する適用性を向上
させることができ、コスト低減を図ることのできる電子
部品実装用ロボットおよび電子部品の実装方法を提供す
ることにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め本発明にかかる電子部品実装用ロボットは、電子部品
を、把持爪により把持し、マニピュレーターの操作によ
り搬送軌道上を搬送されてきた回路基板に装着するよう
にした電子部品実装用ロボットであって、前記回路基板
の位置決め孔に位置決めピンを係合させてロボットを基
準とした搬送軌道上の電子部品装着位置に回路基板を位
置決めする位置決め手段を具備し、当該位置決め手段
は、搬送軌道に沿って2つ並んで配設されかつ回路基板
の位置決め孔に係合する位置決めピンを自身の先端に備
えた第1および第2の位置決めアームと、これら位置決
めアームを縦回動自在に支持する回動機構と、この回動
機構を支持する本体部と、この本体部を搬送軌道に沿っ
て前後に移動させる往復動機構とを主体として構成して
なるものである。
【0020】また本発明にかかる電子部品の実装方法
は、電子部品を、把持爪により把持し、マニピュレータ
ーの操作により搬送軌道上を搬送されてきた回路基板に
装着するようにした電子部品の装着方法であって、予め
回路基板に搬送軌道に沿って少なくとも2つの位置決め
孔を形成しておく工程と、回路基板の前記位置決め孔に
係合する位置決めピンを備えた位置決めアームを搬送軌
道上を搬送される回路基板に係合させる工程と、前記位
置決めアームを往復動機構により搬送軌道に沿って前進
させた位置で回路基板に電子部品を装着する工程と、前
記位置決めアームを往復動機構により搬送軌道に沿って
後進させた位置で回路基板に電子部品を装着する工程
と、を具備してなるものである。
【0021】
【作用】本発明によれば、位置決めアームの位置決めピ
ンが回路基板に形成された2つの位置決め孔に挿入させ
られることにより、搬送軌道上の回路基板を位置決め
し、マニピュレーターの操作によって把持爪に把持され
た電子部品を回路基板に装着する。
【0022】回路基板に一つの電子部品が装着される
と、位置決め手段の往復動機構が作動して位置決めアー
ムを支持する本体部が搬送軌道に沿ってスライドさせら
れ、回路基板の実装位置が変わり、この位置でマニピュ
レーターが作動して把持爪に把持された電子部品を回路
基板に装着する。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。なお、以下の説明中、図4および図5に示す実
装用ロボットと同一の構成要素には同一の符号を付して
その説明を簡略化する。
【0024】本発明にかかる電子部品実装用ロボットも
基本的には、図4および図5に示すものと同様に、基台
2上のフレーム3に設置されたマニピュレーター6の操
作により、把持爪5が部品供給機構4から電子部品を受
け取り、回動させられて搬送軌道7上の回路基板Cに電
子部品を装着する構成となっている。
【0025】しかしながら、この発明にかかる電子部品
実装用ロボットでは、このロボットを基準とした搬送軌
道上の電子部品装着位置に回路基板Cを位置決めする位
置決め手段30が具備させられ、当該位置決め手段30
が、回路基板Cを搬送軌道7に沿って前後にスライドさ
せて、電子部品の実装位置を前後に変更するように構成
されていることを最大の特徴とするものである。
【0026】前記位置決め手段30は、搬送軌道7に沿
って2つ並んで配設されかつ回路基板Cの位置決め孔に
係合する位置決めピン31aを自身の先端に備えた第1
および第2の位置決めアーム31と、これら位置決めア
ーム31を縦回動自在に支持する回動機構32と、この
回動機構32を支持する本体部33と、この本体部33
を搬送軌道7に沿って前後に移動させる往復動機構34
と、搬送軌道7上の回路基板Cを止めるストッパー手段
35とを主体として構成されている。
【0027】前記位置決めアーム31は、その先端の位
置決めピン31aを回路基板Cに係合させて回路基板C
の位置を決めるとともに、電子部品装着時に回路基板C
を固定しておくものであり、回動機構32により縦に回
動するようになっている。
【0028】前記回動機構32は、位置決めアーム31
aの基端が取り付けられかつ位置決めアーム31aの回
動中心となる回動軸32aと、この回動軸32aをその
左右で支持するブラケット32bと、前記回動軸32a
を軸周りに回転させる空圧シリンダー32cとを主体と
して構成され、空圧シリンダー32cのロッド先端に設
けたリンク32dを介してロッドの往復動を回転軸32
aの回転運動に変換するようになっている。
【0029】前記本体部33は、位置決めアーム31と
ともに回動機構32を支持する支持板となるもので、往
復動機構34により全体が搬送軌道7に沿って前後にス
ライドする構成となっている。
【0030】一方、前記本体部33を往復動させる往復
動機構34は、搬送軌道7のガイド7aに取付ブラケッ
ト34bを介して取付けられた本体部33のガイドレー
ル34aと、本体部33の裏側に配設され自身のロッド
の往復動によって本体部33を前後動させる空圧シリン
ダー(図示せず)とを主体として構成されている。
【0031】なお、ストッパー手段35としては、空圧
シリンダーが適用され、ロッドを往復動させることによ
りロッド先端の止め部で回路基板Cを係止する構成とな
っている。
【0032】次に、以上のように構成された電子部品実
装用ロボットによる電子部品の実装方法について説明す
る。
【0033】1.「把持爪の位置決め工程」まず、ロボ
ットの把持爪5の回路基板Cに対する位置決めを行な
う。この操作は、第1のガイドロッド10に沿ってスラ
イド台11を移動させ、第2のガイドロッド13に沿っ
てフレーム3を移動させて、これを固定することにより
実施する。
【0034】2.「回路基板の係止工程」把持爪5の位
置決め後、このロボットにより電子部品を回路基板Cに
実装するには、搬送軌道7に沿って回路基板Cを搬送
し、ロボットの把持爪5の位置でストッパー手段35に
より回路基板Cを係止する。
【0035】3.「回路基板の位置決め工程」ストッパ
ー手段35により係止された回路基板Cは、位置決め手
段30の位置決めアーム31により固定させられ、搬送
軌道7上に位置決めさせられる(図1参照)。なお、回
路基板Cには予め、位置決めアーム31の位置決めピン
31aを挿入させる位置決め孔が形成させられており、
位置決めアーム31を倒すことにより、先端の位置決め
ピン31aが位置決め孔に係合させられることになる。
【0036】4.「電子部品の装着工程A」次いで、マ
ニピュレーター6を操作して部品供給機構4より、電子
部品を把持爪5により受け取り、電子部品を受け取った
把持爪5を回路基板Cに対して垂直下方に向かせる。そ
の後、マニピュレーター6の作動により把持爪5を降下
させ、把持している電子部品を回路基板Cの所定位置に
装着する。
【0037】なお、この際、クリンチ爪8により、回路
基板Cの下面側に突出した電子部品のリードが打ち曲げ
られ(クリンチされ)、電子部品Gの実装が完了する。
【0038】5.「電子部品の装着工程B」このように
して1個の電子部品の実装が完了すると、位置決め手段
31の往復動機構34が作動し、本体部33を搬送軌道
7に沿って後進させる(図3参照)。この際、位置決め
アーム31は回路基板Cを位置決めピン31aにより係
止しており、本体部33の移動とともに回路基板Cは搬
送軌道7に沿って後側(図1左側)にスライドさせら
れ、回路基板Cの実装位置が変更させられる。
【0039】そして、この位置において、マニピュレー
ター6が操作され、把持爪5とクリンチ爪8の作用によ
り電子部品Gが回路基板に装着される。装着完了後、ス
トッパー手段35および位置決め手段30が解除され、
回路基板Cは搬送軌道7に沿って搬出される。
【0040】以降前記2.〜5.の各工程が繰り返さ
れ、回路基板Cに電子部品が自動的に装着されていくこ
とになる。
【0041】実施例では、位置決め手段30によって回
路基板Cへの電子部品の装着位置を変更することができ
るので、1台の1点挿入型電子部品実装用ロボットによ
り、回路基板Cに2個の電子部品を容易に装着すること
ができるといった長所がある。なお、本発明は前記した
実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱し
ない範囲で設計変更可能であることは言うまでもない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような優れた効果を奏することができる。 (1)本発明にかかる電子部品実装用ロボットは、電子
部品を、把持爪により把持し、マニピュレーターの操作
により搬送軌道上を搬送されてきた回路基板に装着する
ようにした電子部品実装用ロボットであって、前記回路
基板の位置決め孔に位置決めピンを係合させてロボット
を基準とした搬送軌道上の電子部品装着位置に回路基板
を位置決めする位置決め手段を具備し、当該位置決め手
段は、搬送軌道に沿って2つ並んで配設されかつ回路基
板の位置決め孔に係合する位置決めピンを自身の先端に
備えた第1および第2の位置決めアームと、これら位置
決めアームを縦回動自在に支持する回動機構と、この回
動機構を支持する本体部と、この本体部を搬送軌道に沿
って前後に移動させる往復動機構とを主体として構成さ
れているので、位置決めアームに係止された回路基板
を、往復動機構の作動とともに搬送軌道上でスライドさ
せて、電子部品の装着位置を容易に変更することがで
き、1点挿入式マニピュレーター操作の実装用ロボット
においても、ロボットの台数を増やすことなく、容易に
回路基板に少なくとも2つの電子部品を装着することが
でき、また集合基板のような基板への電子部品の装着に
対する適用性を向上させることができる。
【0043】(2)また本発明方法にかかる電子部品の
実装方法は、電子部品を、把持爪により把持し、マニピ
ュレーターの操作により搬送軌道上を搬送されてきた回
路基板に装着するようにした電子部品の装着方法であっ
て、予め回路基板に搬送軌道に沿って少なくとも2つの
位置決め孔を形成しておく工程と、回路基板の前記位置
決め孔に係合する位置決めピンを備えた位置決めアーム
を搬送軌道上を搬送される回路基板に係合させる工程
と、前記位置決めアームを往復動機構により搬送軌道に
沿って前進させた位置で回路基板に電子部品を装着する
工程と、前記位置決めアームを往復動機構により搬送軌
道に沿って後進させた位置で回路基板に電子部品を装着
する工程と、を具備してなるものであるから、前記各工
程を繰り返すことによって、1点挿入式マニピュレータ
ー操作の実装用ロボットにおいても、ロボットの台数を
増やすことなく、容易に回路基板に少なくとも2つの電
子部品を装着することができ、コスト低減を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例にかかる電子部品実装用ロボットの斜
視図である。
【図2】同じく一実施例にかかる電子部品実装用ロボッ
トの側面図である。
【図3】電子部品実装用ロボットの作用を説明するため
に示した斜視図である。
【図4】従来技術を説明するために示した電子部品実装
用ロボットの全体を示す斜視図である。
【図5】従来技術を説明するために示した電子部品実装
用ロボットの側面図である。
【符号の説明】
1 電子部品実装用ロボット 2 基台 3 フレーム 4 部品供給機構 5 把持爪 6 マニピュレーター 7 搬送軌道 8 クリンチ爪 10 ガイドロッド 15 スティック保持部材 30 位置決め手段 31 位置決めアーム 31a 位置決めピン 32 回動機構 33 本体部 34 往復動機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 43/00 K 9245−3F J 9245−3F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を、把持爪により把持し、マニ
    ピュレーターの操作により搬送軌道上を搬送されてきた
    回路基板に装着するようにした電子部品実装用ロボット
    であって、 前記回路基板の位置決め孔に位置決めピンを係合させて
    ロボットを基準とした搬送軌道上の電子部品装着位置に
    回路基板を位置決めする位置決め手段を具備し、当該位
    置決め手段は、搬送軌道に沿って2つ並んで配設されか
    つ回路基板の位置決め孔に係合する位置決めピンを自身
    の先端に備えた第1および第2の位置決めアームと、こ
    れら位置決めアームを縦回動自在に支持する回動機構
    と、この回動機構を支持する本体部と、この本体部を搬
    送軌道に沿って前後に移動させる往復動機構とを主体と
    して構成されていることを特徴とする電子部品実装用ロ
    ボット。
  2. 【請求項2】 電子部品を、把持爪により把持し、マニ
    ピュレーターの操作により搬送軌道上を搬送されてきた
    回路基板に装着するようにした電子部品の装着方法であ
    って、 予め回路基板に搬送軌道に沿って少なくとも2つの位置
    決め孔を形成しておく工程と、 回路基板の前記位置決め孔に係合する位置決めピンを備
    えた位置決めアームを搬送軌道上を搬送される回路基板
    に係合させる工程と、 前記位置決めアームを往復動機構により搬送軌道に沿っ
    て前進させた位置で回路基板に電子部品を装着する工程
    と、 前記位置決めアームを往復動機構により搬送軌道に沿っ
    て後進させた位置で回路基板に電子部品を装着する工程
    と、 を具備してなる電子部品の実装方法。
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