JPH0518285Y2 - - Google Patents

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JPH0518285Y2
JPH0518285Y2 JP11734187U JP11734187U JPH0518285Y2 JP H0518285 Y2 JPH0518285 Y2 JP H0518285Y2 JP 11734187 U JP11734187 U JP 11734187U JP 11734187 U JP11734187 U JP 11734187U JP H0518285 Y2 JPH0518285 Y2 JP H0518285Y2
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JP
Japan
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container
pencil
ribbon
push member
container body
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JP11734187U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 鉛筆を一段もしくは二段以上に並べ入れる鉛筆
容器に関する。
(従来の技術) 鉛筆の取出口を上下に有する紙箱がもつとも一
般的であるが、中には、プラスチツク製のもの
で、着脱可能の蓋体や、容器本体とヒンジ開閉す
る蓋体を有するものなどもある。
(考案が解決しようとする問題点) 紙箱には安価に製造ができる、プラスチツクの
ものには耐久性があるといつたように、それぞれ
のものにはそれぞれの長所があるが、この点、本
考案は、取扱性の高い鉛筆容器を提供することが
目的である。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、容器本体の両側壁部に着脱可能に橋
掛けする桟状の押部材と、この押部材の基端及び
末端の固定を両側壁部にてなす容器本体とからな
り、前記押部材が、前記容器本体に鉛筆を並べ入
れる方向に対し斜交する方向に固定されてなる鉛
筆容器を要旨とする。
(実施例) 一例を添付第1図乃至第7図に示す。第1図に
示すのが押部材1であり、アクリルその他のプラ
スチツクとか金属等よりなり、透明あるいは適宜
彩色されるこの押部材1は、全体として帯板状で
あり、丸みのある形状に形成された末端2と、脇
幅広く形成された基端3と、この基端3の裏面、
即ち、容器底面に向かう側に形成された突起4と
を有し、また、ペーパーナイフとして使用するた
めに一側部5を肉薄に形成されるとともに、定規
として使用するために他方の側部6に沿つて目盛
が形成されている。
一方、第2図乃至第6図に示すのが容器本体7
であり、全体として長方形状の鉛筆収納部8を有
するこの容器本体7は、図面左側の側壁部9に押
部材1の基端固定口10を、また、同じく右側の
側壁部11に押部材1の末端固定口12を有し、
更に、収納部8の底面13に鉛筆取り出し用のリ
ボン14を固定している。ここで、基端固定口1
0と末端固定口12とは、鉛筆を並べ入れる方向
に対して押部材1が斜交するような方向に形成さ
れており、リボン14の固定は、この押部材1の
斜交固定の方向と鏡映の方向になされており、こ
れによつて、リボン14の端部は、押部材1の下
部に配在されるよう、即ち、前記斜交固定の方向
に折り返される。また、基端固定口10は、押部
材1の基端3の一部を押える鍔部15と、押部材
1を固定したとき、押部材1の基端3に形成した
突起4を乗り越えさせる突起16とを有してい
る。この鍔部15は互いに一体化していて、従つ
て、基端固定口10は孔形状になつていたりして
もよいが、押部材1の取り付け容易性を考慮した
ものである。また、突起4、突起16はいずれか
一方を凹部としておき、嵌まりあうようにするこ
とで固定時の位置決定をなすようにしてもよい
し、また、ペーパーナイフや定規は、使用に当た
つて「辺」(側部)のところを傷めないよう大切
にしなければならないので押部材の裏面と容器本
体との凹凸嵌合によつてなしたが、容器本体の両
側壁部に着脱可能に橋掛けする桟状であれば、必
ずしも帯板状とは限らない押部材の形状や用途に
応じて勿論適宜の固定をなせる。また、末端固定
口12も同様に適宜となすことができ、例えば、
鞘形状に形成しておいてもよいが、図示のように
容器本体7の裏側に形成した空洞部17に開口さ
せておくと、万一、基端固定口10を通さず、末
端固定口12のみに押部材1を挿入したときも、
押部材1は上下に自由度を有することになるの
で、破壊しにくくなる。尚、参照符号18は鉛筆
を並べ入れたとき互いにばらばらしないよう設け
た微小リブ、19は所望に応じて消しゴムやクリ
ツプ等を収容する凹部、20は並べ入れた鉛筆、
21は販売時や移動時には包装してもよいことを
示すために図示した紙箱等の包装容器である。
(考案の効果) 押部材が、容器本体の鉛筆を並べ入れる方向に
対し斜交する方向に固定されてなるので、鉛筆が
使用によつて摩耗した場合でも、長さの順番に入
れればよい。また、容器本体は、ユーザーが購入
後あるいは鉛筆使用後、机の上等に置いてメモ紙
入れ、ペン皿などとして使用すればよく、その
際、押部材は、容器本体の全体を覆うものではな
いから、メモ紙等の押えになるとともにメモ紙等
の取り出しも容易であり、また、小物を入れる際
には分離帯となるし、更に、ペン皿として使用す
る場合等、もしも押部材が邪魔ならば、取り外し
て容器本体内に小物の一つとしてでも入れておけ
ばよく、その際、前述したように、ペーパーナイ
フとか定規とかといつたもののせめて一つを兼ね
たものとしておけば無駄がないし、押部材は斜交
する方向に固定されてなるので、これら使用をす
るにしてもそのための部材として十分な長さも確
保できる。更に、押部材の斜交固定の方向に対し
鏡映の方向に取付けられ、これによつて、その端
部が押部材の下部に配在されるよう折り返されて
なるリボンを有する場合には、鉛筆の取り出しを
容易にするばかりか、押部材の下部に存在する部
分が、押部材の固定の安定性を高める。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本考案の1実施例を示すも
ので、第1図は押部材の正面図、第2図は容器本
体の正面図(リボンを除く)、第3図は第2図の
−線断面図、第4図は同−線断面図、第
5図は同−線断面図、第6図は同−線断
面図、第7図は使用例を示す斜視図である。 1……押部材、2……末端、3……基端、4…
…突起、5,6……側部、7……容器本体、8…
…鉛筆収納部、9……側壁部、10……基端固定
口、11……側壁部、12……末端固定口、13
……収納部底面、14……リボン、15……鍔
部、16……突起、17……空洞部、18……微
小リブ、19……凹部、20……鉛筆、21……
包装容器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 容器本体の両側壁部に着脱可能に橋掛けする
    桟状の押部材と、この押部材の基端及び末端の
    固定を両側壁部にてなす容器本体とからなり、
    前記押部材が、前記容器本体に鉛筆を並べ入れ
    る方向に対し斜交する方向に固定されてなる鉛
    筆容器。 (2) 前記容器本体が鉛筆取り出し用のリボンを有
    し、このリボンが押部材の前記斜交固定の方向
    に対し鏡映の方向に容器本体の底部に取付けら
    れ、これによつて、リボンの端部が、前記押部
    材の下部に配在されるよう前記斜交固定の方向
    に折り返されてなることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の鉛筆容器。
JP11734187U 1987-07-30 1987-07-30 Expired - Lifetime JPH0518285Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11734187U JPH0518285Y2 (ja) 1987-07-30 1987-07-30

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JP11734187U JPH0518285Y2 (ja) 1987-07-30 1987-07-30

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Publication Number Publication Date
JPS6423484U JPS6423484U (ja) 1989-02-08
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JP11734187U Expired - Lifetime JPH0518285Y2 (ja) 1987-07-30 1987-07-30

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