JPH051823U - 産業車両の油圧回路 - Google Patents

産業車両の油圧回路

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JPH051823U
JPH051823U JP1251191U JP1251191U JPH051823U JP H051823 U JPH051823 U JP H051823U JP 1251191 U JP1251191 U JP 1251191U JP 1251191 U JP1251191 U JP 1251191U JP H051823 U JPH051823 U JP H051823U
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JP
Japan
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hydraulic
radiator
hydraulic motor
industrial vehicle
cooling fan
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Pending
Application number
JP1251191U
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English (en)
Inventor
義文 内藤
Original Assignee
小松フオークリフト株式会社
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Publication date
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 産業車両に搭載されたラジエータを油圧モー
タにより駆動される冷却ファンにより効率よく冷却でき
るようにする。 【構成】 作業機の油圧源としてエンジン2により駆動
される油圧ポンプ1を搭載した産業車両において,上記
油圧ポンプ1の吐出圧をフローデバイダ3により分流し
て,一部を油圧モータ5へ供給し,この油圧モータ5に
よりラジエータの後方に設けられた冷却ファン7を回転
駆動すると共に,残りの流量を作業機などへ供給するよ
うにしたもので,小型の油圧モータにより多量の冷却空
気が発生できるため,ラジエータを効率よく冷却するこ
とができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はラジエータを冷却する冷却ファンを油圧モータで駆動するようにし た産業車両の油圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来水冷式エンジンの搭載された産業車両には,冷却水の放熱を行うためのラ ジエータが設けられているが,フォークリフトトラックのような産業車両は,図 2に示すようにエンジンaの収容されたエンジン室bの後部にラジエータcが設 置されている。 またラジエータcを冷却する冷却ファンdには,図2に示すようにエンジンa とラジエータcの間に設置されて,エンジン室b内の空気をラジエータcを介し てエンジン室b外へ押し出すことによりラジエータcを冷却するようにしたもの と,ラジエータcの後方に図3に示すように設置されて,エンジン室b内の空気 をラジエータcを介して吸い出すことによりラジエータcを冷却するようにした ものがある。
【0003】 上記冷却方法のうち図2に示す冷却方法は,エンジンaによりファンベルトe を介して冷却ファンdを直接駆動することができるため,駆動機構が単純化でき る反面,冷却効率が悪い欠点があった。 図3に示す冷却方法は図2に示す冷却方法に比べて冷却効率は向上するが,冷 却ファンdを駆動するのに,エンジンaと冷却ファンdをラジエータcの下側に 設けたユニバーサルジョイントで接続するか,図3に示すように電動機fにより 冷却ファンdを駆動させる必要がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし前者のユニバーサルジョイントを設ける方法は構造が複雑で高価となる 不具合がある。 また後者の電動機fにより冷却ファンdを駆動する方法は,乗用車のように走 行中外気を多量に導入できる車両の場合効果があるが,産業車両のように走行速 度の遅い車両のように多量の外気が導入できない車両では,より大型の電動機f を使用しなければならず,消費電力の増大を招くと共に,大型かつ高価となる不 具合があった。 この考案は上記不具合を改善する目的でなされたもので,産業車両が持ってい る油圧源を利用して冷却ファンを駆動するようにした産業車両の油圧回路を提供 して,冷却効率の向上を図ろうとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するために,作業機の油圧源としてエンジンにより 駆動される油圧ポンプを搭載した産業車両において,上記油圧ポンプの吐出圧を フローデバイダにより分流して一部を油圧モータへ供給し,この油圧モータによ りラジエータの後方に設けられた冷却ファンを回転駆動すると共に,残りの流量 を作業機などへ供給するようにしたものである。
【0006】
【作用】
この考案は上記構成により電動機の場合に比べて小型の油圧モータで多量の冷 却空気が得られるようになるため,効率よくラジエータの冷却が行えるようにな る。
【0007】
【実施例】
この考案の一実施例を図1に示す図面を参照して詳述する。 図1において1はエンジン2により駆動されるギヤポンプよりなる油圧ポンプ で,この油圧ポンプ1より吐出された油圧はフローデバイダ3へ流入されている 。 上記フローデバイダ3は流量制御機構を有していて,流入された油圧の一定量 を管路4を介して油圧モータ5へ供給し,残りの流量は管路6を介して図示しな い作業機へ供給するように分流している。
【0008】 上記油圧モータ5は図示しないラジエータの後方に設置された冷却ファン7に 接続されていて,この冷却ファン7を駆動するようになっていると共に,油圧モ ータ5を出た油は戻り回路8を経てタンク9へドレンされるようになっている。
【0009】 次に上記構成された油圧回路の作用を説明すると,産業車両の運転とともに, エンジン2により駆動される油圧ポンプ1より吐出された油圧は,フローデバイ ダ3により分流され,一定量の流量が油圧モータ5へ供給されて,油圧モータ5 により冷却ファン7が駆動される。 これによって冷却ファン7がラジエータを介してエンジン室内の空気を吸い出 す際にラジエータを冷却すると共に,残りの流量は管路6より作業機へ供給され ,作業に供せられる。
【0010】
【考案の効果】
この考案は以上詳述したように,作業機の油圧源として産業車両に搭載されて いる油圧ポンプの吐出圧の一部をフローデバイダにより分流して油圧モータへ供 給し,この油圧モータにより冷却ファンを回転駆動するようにしたことから,電 動機で冷却ファンを駆動する場合に比べて小型の油圧モータで多量の冷却空気が 得られるようになる。 これによって効率のよい冷却が可能になると共に,エンジンと冷却ファンの間 をユニバーサルジョイントなどで接続する必要もないため,簡単な構成で,しか も安価にラジエータを冷却することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例になる産業車両の油圧回路
を示す回路図である。
【図2】従来の産業車両の冷却装置を示す説明図であ
る。
【図3】従来の産業車両の冷却装置を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 油圧ポンプ 2 エンジン 3 フローデバイダ 5 油圧モータ 7 冷却ファン

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機の油圧源としてエンジン2により
    駆動される油圧ポンプ1を搭載した産業車両において,
    上記油圧ポンプ1の吐出圧をフローデバイダ3により分
    流して,一部を油圧モータ5へ供給し,かつこの油圧モ
    ータ5によりラジエータの後方に設けられた冷却ファン
    7を回転駆動すると共に,残りの流量を作業機などへ供
    給することを特徴とする産業車両の油圧回路。
  2. 【請求項2】 フローデバイダ3に流量制御機構を設け
    て,一定流量が油圧モータ5へ供給されるようにしてな
    る請求項1記載の産業車両の油圧回路。
JP1251191U 1991-02-15 1991-02-15 産業車両の油圧回路 Pending JPH051823U (ja)

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JPH051823U true JPH051823U (ja) 1993-01-14

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50125575A (ja) * 1974-03-08 1975-10-02

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61215417A (ja) * 1985-03-22 1986-09-25 Nippon Denso Co Ltd 車両用冷却システム
JPS6282220A (ja) * 1985-10-03 1987-04-15 Nippon Denso Co Ltd 車両用冷却システム

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