JPH05182394A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JPH05182394A
JPH05182394A JP3359810A JP35981091A JPH05182394A JP H05182394 A JPH05182394 A JP H05182394A JP 3359810 A JP3359810 A JP 3359810A JP 35981091 A JP35981091 A JP 35981091A JP H05182394 A JPH05182394 A JP H05182394A
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shutter
cartridge
protrusion
slit
disc cartridge
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、安価でかつ大量生産に適
したディスクカートリッジを提供することである。 【構成】 ケース2の内部には、シャッター7がスライ
ド可能に収納されている。このシャッター7の左右端部
には板ばねとして用いられる第1および第2の突起部7
2aおよび72bが形成されている。これら第1および
第2の突起部72aおよび72bは、その弾性力によっ
て第1および第2のロック用溝36aおよび36bまた
は36cおよび36dに嵌合する。これによって、シャ
ッター7が情報読取用窓31の全閉状態または全開状態
の位置でロックされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディスクカートリッ
ジに関し、より特定的には、ディスク状記録媒体を収納
して保護するディスクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば光ディスクや磁気ディスクのよ
うなディスク状記録媒体は、記録面を保護するために、
ディスクカートリッジに収納されている。通常ディスク
カートリッジのハウジングの表面には情報読取用窓が形
成されており、またその内部には情報読取用窓を開閉す
るためのシャッター機構が設けられている。
【0003】従来のディスクカートリッジは、たとえば
特開昭63−142582号公報や特開昭63−651
83号公報に開示されている。これらの公開公報に開示
されているように、従来のディスクカートリッジは、シ
ャッターを閉成付勢するためのコイルばね(またはねじ
りコイルばね)とコイルばね等の取付機構とを設け、デ
ィスクカートリッジが情報読取装置(光学式再生装置)
に挿入されると挿入時の押圧力を利用して情報読取用窓
を開き、ディスクカートリッジが情報読取装置から引き
抜かれるとコイルばねの弾性力を利用して情報読取用窓
を閉じるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のごとく、従来の
ディスクカートリッジでは、不使用時において強制的に
シャッター機構を閉状態にするための手段としてコイル
ばねを用いている。そのため、従来のものは部品点数が
多く、コストが高いという問題点があった。また、組立
工数も多くなり、生産に長時間を要するという問題点も
あった。さらに、使用者が本来的な使用状態以外の状態
において、誤ってシャッターを開閉してディスク状記録
媒体に触れたり傷をつけるのを防止したい場合は、複雑
な構造のロック機構を設ける必要があり、一層組立が困
難となり、高価となる問題点もある。
【0005】それゆえに、この発明の目的は、部品点数
および組立工数が少なく、安価でかつ大量生産に適した
ディスクカートリッジを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
ディスク状記録媒体を回転可能に収納し、かつその一方
主面に情報読取用窓が形成された偏平形状のケース、ケ
ースの内部にスライド可能に収納され、そのスライド運
動によって情報読取用窓を開閉させるためのシャッタ
ー、およびシャッターの一方端部に一体的に形成され、
シャッターのスライド方向とは直交する方向に弾力性を
有する突起部を備えている。ケースは、その一方側面
に、その長手方向に沿って形成され、突起部の移動を案
内するための第1のスリットと、スリットに関連して設
けられ、シャッターを全閉状態でロックするための全閉
ロック用溝とを含む。突起部は、撓んだ状態でスリット
内を移動し、シャッターが全閉状態の位置に来たときに
その弾性力によって全閉ロック用溝に嵌合して当該シャ
ッターをその位置でロックする。
【0007】請求項2に係る発明では、ケースは、スリ
ットに関連して設けられかつシャッターを全開状態でロ
ックするための全開ロック用溝を含み、突起部は、シャ
ッターが全開状態の位置に来たときにその弾性力によっ
て全開ロック用溝に嵌合して当該シャッターをその位置
でロックする。
【0008】請求項3に係る発明では、ディスクカート
リッジが着脱自在に構成された情報読取装置のカートリ
ッジ挿入口の内壁には、ディスクカートリッジが挿入さ
れたときにスリット内に嵌まり込んで突起部のロックを
解除しかつ移動させるための開閉部材が形成されてお
り、突起部は、ディスクカートリッジが情報読取装置の
カートリッジ挿入口に挿入されるとき、シャッター開閉
部材によって押し上げられて全閉ロック用溝から解除さ
れ、その後第1および第2のシャッター開閉部材によっ
て押圧されてスリット内を移動することによりシャッタ
ーを開成させ、突起部は、ディスクカートリッジが情報
読取装置のカートリッジ挿入口から引き抜かれるとき、
シャッター開閉部材によって押し上げられて全開ロック
用溝から解除され、その後シャッター開閉部材によって
押圧されてスリット内を移動することによりシャッター
を閉成させる。
【0009】請求項4に係る発明は、ディスク状記録媒
体を回転可能に収納し、かつその一方主面に情報読取用
窓が形成された偏平形状のケース、ケースの内部にスラ
イド可能に収納され、そのスライド運動によって情報読
取用窓を開閉させるためのシャッター、シャッターの一
方端部に一体的に形成され、シャッターのスライド方向
とは直交する方向に弾力性を有する第1の突起部、およ
びシャッターの他方端部に一体的に形成され、シャッタ
ーのスライド方向とは直交する方向に弾力性を有する第
2の突起部を備えている。ケースは、その一方側面に、
その長手方向に沿って形成され、第1の突起部の移動を
案内するための第1のスリットと、その他方側面に、そ
の長手方向に沿って形成され、第2の突起部の移動を案
内するための第2のスリットと、第1のスリットに関連
して設けられ、シャッターを全閉状態でロックするため
の第1のロック用溝と、第2のスリットに関連して設け
られ、シャッターを全閉状態でロックするための第2の
ロック用溝とを含む。第1および第2の突起部は、それ
ぞれが撓んだ状態で第1および第2のスリット内を移動
し、シャッターが全閉状態の位置に来たときにそれぞれ
の弾性力によって第1および第2のロック用溝に嵌合し
て当該シャッターをその位置でロックする。
【0010】請求項5に係る発明では、ケース内には、
ディスク状記録媒体の使用に関連する情報を処理するた
めの集積回路装置が収納されており、上ハウジングの主
表面には、集積回路装置の外部接続端子を露出させるた
めの接続用窓が形成されており、シャッターには、接続
用窓を開閉するための接続用窓開閉シャッター部が一体
的に形成されている。
【0011】
【作用】請求項1に係る発明においては、シャッターに
一体的に形成された突起部の弾性力によって、この突起
部が全閉ロック用溝に嵌合することにより、シャッター
が全閉状態でロックされる。したがって、従来のディス
クカートリッジのようにコイルばねや特別のロック機構
を設ける必要がなく、部品点数および組立工数が少なく
てすむ。
【0012】請求項2に係る発明においては、シャッタ
ーに一体的に形成された突起部の弾性力によって、この
突起部が全開ロック用溝に嵌合することにより、シャッ
ターが全開状態でロックされる。
【0013】請求項3に係る発明においては、情報読取
装置のカートリッジ挿入口の内壁に形成されたシャッタ
ー開閉部材によって、突起部のロックが解除され、かつ
スリット内を突起部が移動する。これによって、シャッ
ターの開閉動作が情報読取装置へのディスクカートリッ
ジの着脱に連動して行われることになる。
【0014】請求項4に係る発明においては、シャッタ
ーの左右両端に一体的に形成された第1および第2の突
起部の弾性力によって、これら第1および第2の突起部
が第1および第2のロック用溝に嵌合することにより、
シャッターが全閉状態でロックされる。
【0015】請求項5に係る発明においては、シャッタ
ーに一体的に形成された接続用窓開閉シャッター部によ
って、集積回路装置の外部接続端子を露出させるための
接続用窓が開閉される。したがって、不使用時において
集積回路装置の外部接続端子が露出せず保護される。
【0016】
【実施例】図1は、この発明の一実施例にかかるディス
クカートリッジの構成を示す外観図である。なお、図1
(a)はディスクカートリッジを平面から見た状態を、
図1(b)は正面から見た状態を、図1(c)は背面か
ら見た状態を、図1(d)は右側面から見た状態を、図
1(e)は左側面から見た状態を示している。また、図
2は、図1(a)における線A−Aに沿う断面図であ
る。さらに、図3は、図1(a)における線B−Bに沿
う断面図である。以下、これら図1〜図3を参照して、
この発明の一実施例の構成を説明する。
【0017】図1に示すように、ディスクカートリッジ
1は平面がほぼ正方形状の偏平なケース2を含む。ケー
ス2の内部には、ディスク状記録媒体の一例の光ディス
ク5が回転可能に収納されている。この光ディスク5
は、光学的に読取可能に情報が記録された大容量メモリ
であり、その特質を利用して、パーソナルコンピュータ
の外部メモリやテレビゲーム機のプログラムおよび/ま
たはキャラクタ用メモリとして用いられる。
【0018】ケース2は、上ハウジング3と下ハウジン
グ4とによって構成されている。上ハウジング3の上表
面には、ケース2のほぼ中央部から左側面方向に沿って
延びるように情報読取用窓31が形成されている。この
情報読取用窓31は、光ディスク5の記録面を外部へ露
出させるためのもので、後述する情報読取装置は、情報
読取用窓31を介して光ディスク5から記録情報を読み
取る。さらに、上ハウジング3の上表面における前方中
央部には、刻印部33が形成されている。この刻印部3
3には、凹型または凸型もしくは貫通孔等による刻印が
形成されている。この刻印は、所定のキャラクタ(たと
えばトレードマーク)の形状に選ばれており、ディスク
カートリッジ2が情報読取装置に装着されるときに、情
報読取装置の挿入口の内側に刻印部33とは逆の凸型ま
たは凹型の照合用刻印部107を形成しておくことによ
り、ディスクカートリッジ2が正規の製品であるか否か
を識別するために用いられる。
【0019】さらに、ケース2の内部には、シャッター
7がスライド可能に収納されている。このシャッター7
は、その前後方向の長さd1が情報読取用窓31の前後
方向の長さd2よりも長くなるように選ばれている。ま
た、シャッター7は、その左右方向の長さがケース2の
左右方向の長さよりも少し短くなるように選ばれてい
る。
【0020】さらに、ケース2の内部には、シャッター
7を保持するためのシャッター押さえ8が収納されてい
る(図2参照)。シャッター7は、このシャッター押さ
え8によって、上ハウジング3の裏面に接する状態で保
持されている。シャッター7の右端部および左端部に
は、それぞれ下方向に垂直に延びる折り曲げ部71aお
よび71bが形成されている。一方、下ハウジング4の
上面には、上方向に垂直に延びるシャッター案内壁41
aおよび41bが形成されている。折り曲げ部71a
は、シャッター押さえ8の右側壁とシャッター案内壁4
1aとの間に保持されている。折り曲げ部71bは、シ
ャッター押さえ8の左側壁とシャッター案内壁41bと
の間に保持されている。したがって、シャッター7は、
これらシャッター押さえ8の右側壁および左側壁とシャ
ッター案内壁41aおよび41bとによって案内され
て、ケース2の前後方向にスライドする。さらに、上ハ
ウジング3には、下方向に垂直に延びるシャッター停止
壁34aおよび34bが形成されている。一方、下ハウ
ジング4には、上方向に垂直に延びるシャッター停止壁
44が形成されている。シャッター7は、ケース2の前
方向に移動するとき、その前端部がシャッター停止壁3
4aおよび34bに当接して停止する。このとき、情報
読取用窓31は全開状態となっている。逆に、シャッタ
ー7はケース2の後方へ移動するとき、その後端部がシ
ャッター停止壁44に当接して停止する。このとき、情
報読取用窓31は全閉状態となっている。
【0021】さらに、シャッター7の右端部には第1の
突起部72aが形成され、左端部には第2の突起部72
bが一体的に形成されている。第1の突起部72aは、
シャッター7の右端部からケース2の右側面方向に向か
って延びており、第2の突起部72bはシャッター7の
左端部からケース2の左側面方向に向かって延びてい
る。これら第1および第2の突起部72aおよび72b
は、いわゆる板ばねとして作用するように、ケース2の
上下方向に対して十分な弾力性を有するような形状に選
ばれている。
【0022】図1(d)に示すように、上ハウジング3
の右側面には、突起部案内壁35aが形成されている。
また、下ハウジング4の右側面には、突起部案内壁45
aが形成されている。これら突起部案内壁35aと45
aとの間には、第1のスリット21aが形成されてい
る。第1の突起部72aは、このスリット21aに沿っ
て移動する。同様に、上ハウジング3の左側面には突起
部案内壁35bが形成され、下ハウジング4の左側面に
は突起部案内壁45bが形成される。これら突起部案内
壁35bと45bとの間には第2のスリット21bが形
成されている。第2の突起部72bは、このスリット2
1bに沿って移動する。なお、第1および第2のスリッ
ト21aおよび21bは、ケース2の上下方向の中央部
よりもやや上ハウジング3側に近い位置に形成されてい
る。これは、後述するカートリッジ収納部100(図4
参照)へディスクカートリッジ1が裏表逆に挿入される
のを防止するためである。
【0023】上ハウジング3の突起部案内壁35aには
第1のロック用溝36aが形成され、突起部案内壁35
bには第2のロック用溝36bが形成されている。ま
た、突起部案内壁35aには第2のロック用溝36cが
形成され、突起部案内壁35bには第4のロック用溝3
6dが形成されている。第1および第2のロック用溝3
6aおよび36bは、情報読取用窓31が全閉状態のと
き、すなわちシャッター7がシャッター停止壁44に当
接して停止しているときに、それぞれ第1および第2の
突起部72aおよび72bがその内部に嵌合し得る位置
に形成されている。一方、第3および第4のロック用溝
36cおよび36dは、情報読取用窓31が全開状態の
とき、すなわちシャッター7がシャッター停止壁34a
および34bに当接して停止しているときに、それぞれ
の内部に第1および第2の突起部72aおよび72bが
嵌合し得る位置に形成されている。
【0024】一方、下ハウジング4の第1の突起部案内
壁45aには、第1のロック用溝36aと対向する位置
に第1の退避用溝46aが形成され、第3のロック用溝
36cと対向する位置に第3の退避用溝46cが形成さ
れている。さらに、下ハウジング4の突起部案内壁45
bには、第2のロック用溝36bと対向する位置に第2
の退避用溝46bが形成され、第4のロック用溝36d
と対向する位置に第4の退避用溝36dが形成されてい
る。
【0025】図1(c)に示すように、ケース2の背面
両端には、後述する第1および第2のシャッター開閉部
材108aおよび108b(図4参照)を第1および第
2のスリット21aおよび21b内に導入するための入
口部22aおよび22bが形成されている。なお、ケー
ス2の正面両端には、このような入口部は形成されてい
ない。これは、ディスクカートリッジ1がカートリッジ
収納部100(図4参照)に前後方向を逆にして挿入さ
れるのを防止するためである。
【0026】また、ケース2の内部には、必要に応じて
集積回路装置(以下「IC」と略称する)6が収納され
ている。このIC6は、光ディスク5の使用に関連する
情報の処理のために用いられる。たとえば、ディスクカ
ートリッジ2に収納された光ディスク5の真偽判別の要
求がある場合、IC6としては本願出願人が提案した特
開昭62−3331号(対応米国特許第4799635
号)に開示したキーICが用いられ、情報読取装置には
ロックICが設けられる。また、ゲームの進行状況に応
じたプレーヤの獲得したアイテムやライフや得点等のデ
ータをバックアップ記憶する場合、IC6としてはバッ
クアップデータ記憶用RAMを含むワンチップマイコン
が用いられる。このようにバックアップRAMを設ける
場合、具体的には、IC6としてはRAMを含むワンチ
ップマイコンが用いられる。このワンチップマイコンの
CPUがデータのシリアル−パラレル変換や、データの
圧縮処理を行う。また、光ディスク5がテレビゲーム機
に適用される場合、IC6はゲームの経過や得点を、そ
の内部メモリに記憶する。この場合、IC6の内部メモ
リをバックアップするための電池(図示せず)がケース
2内に収納される。ただし、バックアップRAMに代え
てEEP−ROMを使用した場合は、電池が不要とな
る。また、上ハウジング3の上表面には、IC6と対向
する位置に接続用窓32が形成されている。この接続用
窓32は、IC6の外部接続端子61を外部へ露出させ
るためのもので、後述する情報読取装置は、接続用窓3
2を介してIC6と電気的に接続される。
【0027】図3に示すように、IC6は、下ハウジン
グ4に設けられたIC保持壁47の先端とシャッター押
さえ8との間に保持されている。IC6は、両面基板6
2の下面に搭載されている。この両面基板62の上面に
は、IC6の外部接続端子61が設けられている。この
外部接続端子61は、前述したように、上ハウジング3
の接続用窓32から外部へ露出する位置に形成されてい
る。シャッター7には、この接続用窓32を開閉するた
めの接続用窓開閉シャッター部73が一体的に形成され
ている。
【0028】さらに、上ハウジング3の上表面には、前
端の右角部近傍に抜き穴47aが形成され、前端の左角
部近傍に抜き穴47bが形成されている。これら抜き穴
47aおよび47bは、後述する第1および第2のシャ
ッター開閉部材108aおよび108b(図4参照)を
ディスクカートリッジ1から外すためのものである。
【0029】図4は、光ディスク5から記録情報を読み
取るための情報読取装置に設けられたカートリッジ収納
部の構成を示す断面図である。なお、図4(a)はカー
トリッジ収納部の側部断面図であり、図4(b)はカー
トリッジ収納部の上部断面図である。図において、カー
トリッジ収納部100の内部には、カートリッジ挿入口
101から挿入されるディスクカートリッジ1を載置す
るためのトレイ102が収納されている。このトレイ1
02の上部には、コイルばね103aおよび103b
と、これらコイルばね103aおよび103bによって
カートリッジ挿入口101の方向に付勢されているカー
トリッジ押さえ板104とが設けられている。なお、コ
イルばね13aおよび13bに代えて、ねじりコイルば
ねまたは引張コイルばねを用いてもよい。カートリッジ
収納部100の内部底面には、面接触コネクタ105
と、ディスク回転装置106と、照合用刻印部107と
が設けられている。面接触コネクタ105は、ディスク
カートリッジ1がカートリッジ収納部100にローディ
ングされたときに、前述の接続用窓32を介してIC6
の外部接続端子61と電気的に接続される。この面接触
コネクタ105は、情報読取装置における入出力回路を
介して中央処理装置(CPU)と接続されている。ディ
スク回転装置106は、光ディスク5を回転させるため
の装置である。照合用刻印部107には、凸型または凹
型の照合用刻印が形成されている。この照合用刻印のキ
ャラクタは、ディスクカートリッジ1の刻印部33に形
成された刻印の形状と一致するように選ばれている。
【0030】さらに、カートリッジ収納部100の左右
側壁には、カートリッジ挿入口101の近傍に、第1お
よび第2のシャッター開閉部材108aおよび108b
が固着されている。これら第1および第2のシャッター
開閉部材は、ディスクカートリッジ1が挿入されたとき
に、それぞれ第1および第2のスリット21aおよび2
1bに嵌まり込んで、シャッター7のロックを解除する
とともにシャッター7を移動させる作用を有する。図5
に示すように、第1のシャッター開閉部材108aは、
台形状の基台1081の上に、突出棒1082が一体的
に形成された構成を有している。基台1081の前端お
よび後端には、シャッター7の第1の突起部72aを押
し上げるためのテーパ部1083および1084が形成
されている。同様に、突出棒1082の長手方向両側部
には、突起部72aを押し上げるためのテーパ部108
5および1086が形成されている。なお、突起棒10
82は、その一方端部が基台1081から少しだけカー
トリッジ収納部100の内側に向けて突出するように形
成されている。突出部1082のこの突出した部分が、
前述のスリット21aに嵌まり込む。なお、第2のシャ
ッター開閉部材108bも第1のシャッター開閉部材1
08aと同様の構成を有している。
【0031】次に、ディスクカートリッジ1をカートリ
ッジ収納部100に挿入するときの動作、およびディス
ク収納部100からディスクカートリッジ2を引き出す
ときの動作を以下に説明する。
【0032】図6〜図41は、ディスクカートリッジ1
がカートリッジ収納部100に挿入されてローディング
された後、ディスクカートリッジ1がカートリッジ収納
部100から引き出されるまでの一連の動作を、各状態
別に表した図である。なお、図6,図9,図12,図1
5,図18,図21,図24,図27,図30,図3
3,図36,図39はディスクカートリッジおよびディ
スク収納部を平面から見た状態を示し、図7,図10,
図13,図16,図19,図22,図25,図28,図
31,図34,図37,図40はディスクカートリッジ
およびディスク収納部を側面から見た状態およびディス
クカートリッジの部分拡大状態を示し、図8,図11,
図14,図17,図20,図23,図26,図29,図
32,図35,図38,図41はディスクカートリッジ
の線A−Aに沿う断面を示している。
【0033】まず、図6〜図23を参照して、ディスク
カートリッジ1がディスク収納部100に挿入されてか
らローディングされるまでの動作を説明する。
【0034】(1)状態1 図6〜図8に示すように、状態1では、下ハウジング4
を上側にしてディスクカートリッジ1がカートリッジ収
納部100のカートリッジ挿入口101に手で挿入され
る。もし、上ハウジング3を上側にしてディスクカート
リッジ1が挿入された場合、第1および第2のスリット
21aおよび21bの位置が第1および第2のシャッタ
ー開閉部材108aおよび108bの位置と合致しない
ため、ディスクカートリッジ1は第1および第2のシャ
ッター開閉部材108aおよび108bに邪魔されて挿
入が阻止される。これによって、裏表の逆差しが防止さ
れる。このとき、ディスクカートリッジ1においては、
シャッター7の第1および第2の突起部72aおよび7
2bが、それぞれの弾性力によって第1および第2のロ
ック用溝36aおよび36bに嵌合した状態となってい
る。したがって、シャッター7は、その前端がシャッタ
ー停止壁44に当接した状態でロックされており、情報
読取用窓31および接続用窓32は全閉状態となってい
る。ディスクカートリッジ1がカートリッジ挿入口10
1に挿入されると、第1および第2のシャッター開閉部
材108aおよび108bは、それぞれ、ケース2の入
口部22aおよび22b(図1(c)参照)を介してデ
ィスクカートリッジ1の第1および第2のスリット21
aおよび21bに嵌まり込む。なお、ケース2の正面両
端には、入口部が形成されていないため、ディスクカー
トリッジ1を正面側から挿入することはできない。これ
によって、前後逆差しが防止される。
【0035】(2)状態2 図9〜図11に示すように、状態2では、第1および第
2のシャッター開閉部材108aおよび108bの各基
台1081のテーパ部に第1および第2の突起部72a
および72bが当接する。これによって第1および第2
の突起部72aおよび72bは、それぞれの弾性力に抗
して第1および第2のスリット21aおよび21bの方
向へと持ち上げられる。その結果、シャッター7のロッ
クが解除される。
【0036】(3)状態3 図12〜図14に示すように、状態3では、第1および
第2のシャッター開閉部材108aおよび108bの突
出棒1082にシャッター7の第1および第2の突起部
72aおよび72bが引っ掛かった状態のままで、ディ
スクカートリッジ1がカートリッジ収納部100内に押
し込まれていく。その結果、第1および第2の突起部7
2aおよび72bは第1および第2のスリット21aお
よび21b内を移動し、応じてシャッター7はシャッタ
ー案内壁41aおよび41bに沿ってスライドする。そ
のため、情報読取用窓31および接続用窓32が徐々に
開いていく。
【0037】(4)状態4 図15〜図17に示すように、状態4では、シャッター
7の前端がシャッター停止壁34aおよび34bに当接
し、シャッター7の移動が停止される。そのため、第1
および第2の突起部72aおよび72bは、それぞれ第
1および第2のシャッター開閉部材108aおよび10
8bの各突出棒1082のテーパ部を乗り越えて第3お
よび第4の退避用溝46cおよび46dに嵌合する。そ
の結果、第1および第2の突起部72aおよび72b
は、第1および第2のシャッター開閉部材108aおよ
び108bからの押圧力を受けなくなる。このとき、情
報読取用窓31および接続用窓32は全開状態となって
いる。
【0038】(5)状態5 図18〜図20に示すように、状態5では、ディスクカ
ートリッジ1がさらにディスク収納部100の内部に押
し込まれる。このとき、第1および第2の突起部72a
および72bには、その弾性力によって元に戻る方向に
力が働く。したがって、第1および第2の突起部72a
および72bは、それぞれ、第3および第4のロック用
溝36cおよび36dに嵌合する。したがって、シャッ
ター7は、全開位置でロックされる。なお、シャッター
7は必ずしも全開放位置でロックする必要がないが、そ
の場合は第3および第4のロック用溝36cおよび36
dが不要となる。
【0039】(6)状態6 図21〜図23に示すように、状態6では、ディスクカ
ートリッジ1がディスク収納部100内に完全に挿入さ
れ、図示しない昇降装置により、トレイ102がディス
ク収納部100の底へと下降される。このとき、第1お
よび第2のシャッター開閉部材108aおよび108b
は、それぞれ下ハウジング4における抜き穴46aおよ
び46bを介してディスクカートリッジ1から外れる。
ディスクカートリッジ1がディスク収納部100の底に
落ち込むと、ディスク収納部100の底に設けられた面
接触コネクタ105がディスクカートリッジ1における
IC6の外部接続端子61と電気的に接触する。これに
よって、IC6と情報読取装置とが電気的に接続され
る。また、ディスクカートリッジ1の刻印部33がカー
トリッジ収納部100の照合用刻印部107と嵌合す
る。刻印部33に形成された刻印が照合用刻印部107
に形成された刻印と一致しない場合、またはディスクカ
ートリッジに刻印が形成されていない場合は、ディスク
カートリッジ1が照合用刻印部107に嵌合せず、ディ
スクカートリッジ1はカートリッジ収納部100にロー
ディングされない。これによって、間違ったディスクカ
ートリッジが誤って挿入されて、カートリッジ収納部1
00または情報読取装置が破壊されるのが防止される。
【0040】次に、図24〜図41を参照して、カート
リッジ100からディスクカートリッジ1を引き出す場
合の動作について説明する。
【0041】(7)状態7 図24〜図26に示すように、状態7では、図示しない
イジェクトボタンが押圧されると、図示しない昇降装置
によってトレイ102がカートリッジ挿入口101の高
さまで上昇される。同時に、付勢されていたコイルばね
103a,103bが解除され、その弾性力によりディ
スクカートリッジ1が排出されていく。
【0042】(8)状態8 図27〜図29に示すように、状態8では、第1および
第2のシャッター開閉部108aおよび108bの各基
台1081のテーパ部にシャッター7の第1および第2
の突起部72aおよび72bが当接する。その結果、第
1および第2の突起部72aおよび72bがそれぞれの
弾性力に抗して第1および第2のシャッター開閉部材1
08aおよび108bによって持ち上げられる。
【0043】(9)状態9 図30〜図32に示すように、状態9では、シャッター
7の第1および第2の突起部72aおよび72bが第3
および第4のロック用溝36cおよび36dから外れて
シャッター7のロックが解除される。それと共に、第1
および第2のシャッター開閉部材108aおよび108
bの各突出棒1082に第1および第2の突起部72a
および72bが引っ掛かる。
【0044】(10)状態10 図33〜図35に示すように、状態10では、シャッタ
ー7の第1および第2の突起部72aおよび72bが、
それぞれ第1および第2のシャッター開閉部材108a
および108bの各突出棒1082に引っ掛かった状態
のままで、ディスクカートリッジ1が排出されていく。
したがって、シャッター7はディスクカートリッジ1の
内部においてスライドし、情報読取用窓31および接続
用窓32が徐々に閉じていく。
【0045】(11)状態11 図36〜図38に示すように、状態11では、シャッタ
ー7の後端がシャッター停止壁44に当接し、シャッタ
ー7はそれ以上移動できなくなる。その結果、第1およ
び第2の突起部72aおよび72bがシャッター開閉部
材108aおよび108bの各突出棒1082のテーパ
部を乗り越え、それぞれ第1および第2の退避用溝46
aおよび46bに嵌合する。したがって、第1および第
2の突起部72aおよび72bは第1および第2のシャ
ッター開閉部材108aおよび108bから押圧力を受
けなくなる。
【0046】(12)状態12 図39〜図41に示すように、状態12では、シャッタ
ー7の第1および第2の突起部72aおよび72bに
は、それぞれの弾性力によって元に戻る力が働き、その
結果第1および第2の突起部72aおよび72bはそれ
ぞれ第1および第2のロック用溝36aおよび36bに
嵌合する。したがって、シャッター7は全閉位置でロッ
クされる。その後、ディスクカートリッジ1が手によっ
てディスク収納部100から引き抜かれる。
【0047】なお、上記実施例では、ケース2の内部に
IC6が収納されているが、このようなICが収納され
ていないようなディスクカートリッジでは、接続用窓3
2および接続用窓開閉シャッター部73を設けなくとも
よい。
【0048】上述の実施例では、ディスクカートリッジ
1の挿入方向に直交するシャッター7の両側に突起部7
2aおよび72bを設けた場合を説明したが、シャッタ
ーの保持,開閉およびロックのための部材をシャッター
の片側だけに設けてもよい。
【0049】図42は他の実施例を示すディスクカート
リッジの平面図である。この実施例は、シャッター7’
の左側部分に突起部72bと折り曲げ部71bを設ける
とともに、下ハウジング4にシャッター案内壁41bを
設け、これらの部分でシャッター7を摺動自在に支持し
かつロックするものである。したがって、図1の実施例
に比べて、左側部分の突起部72aと折り曲げ部71a
とシャッター案内壁41aが省略される。この場合、I
C6および接続用窓32は、上ハウジング3の左上部の
角(すなわち、図1に示す位置とは左右対称な位置)に
設けられ、シャッター7の左上部位置に接続用窓シャッ
ター部73を設ければよい。また、IC6を設けない場
合、またはIC6の外部接続用端子61を露出した状態
が許容される場合は、接続用窓シャッター部73が不要
となる。その場合は、構造が一層簡単となる。
【0050】さらに、その他の変形例としては、シャッ
ター7を上ハウジング3の一方主面に露出させてもよ
い。そうすれば、上ハウジング3と下ハウジング4の間
に仕切板を設けて二重構造にする必要がなく、上ハウジ
ング3の構造が一層簡単となる。
【0051】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、従来
のディスクカートリッジのようにコイルばねまたはねじ
りコイルばねや特別のロック機構を設けることなく、シ
ャッターを所定の位置でロックすることができる。した
がって、部品点数および組立構想の低減を図ることがで
き、安価でかつ組立が容易なディスクカートリッジを得
ることができる。
【0052】また、請求項3に係る発明によれば、情報
読取装置のカートリッジ挿入口の内壁に形成されたシャ
ッター開閉部材によって、突起部のロックが解除され、
かつスリット内を突起部が移動される。したがって、情
報読取装置へのディスクカートリッジの着脱に連動して
シャッターの開閉動作を行わせることができる。
【0053】さらに、請求項5に係る発明によれば、シ
ャッターに一体的に形成された接続用窓開閉シャッター
部によって接続用窓を開閉するようにしたので、ディス
クカートリッジの不使用時において集積回路装置の外部
接続端子を保護することができる。したがって、手垢等
によって外部接続端子が腐食し、接触不良を生じるのを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るディスクカートリッ
ジの構成を示す外観図である。
【図2】図1における線A−Aに沿う断面図である。
【図3】図1における線B−Bに沿う断面図である。
【図4】情報読取装置に設けられたカートリッジ収納部
の構成を示す断面図である。
【図5】図4におけるシャッター開閉部材の構成を示す
外観斜視図である。
【図6】ディスクカートリッジがカートリッジ収納部に
収納される直前の状態におけるディスクカートリッジお
よびカートリッジ収納部の平面図である。
【図7】ディスクカートリッジがカートリッジ収納部に
収納される直前の状態におけるディスクカートリッジお
よびカートリッジ収納部の側面図である。
【図8】ディスクカートリッジがカートリッジ収納部に
収納される直前の状態におけるディスクカートリッジの
断面図である。
【図9】シャッターのロックが解除される直前の状態に
おけるディスクカートリッジおよびカートリッジ収納部
の平面図である。
【図10】シャッターのロックが解除される直前の状態
におけるディスクカートリッジおよびカートリッジ収納
部の側面図である。
【図11】シャッターのロックが解除される直前の状態
におけるディスクカートリッジの断面図である。
【図12】シャッターのロックが解除されてシャッター
がディスクカートリッジ内をスライドしている状態にお
けるディスクカートリッジおよびカートリッジ収納部の
平面図である。
【図13】シャッターのロックが解除されてシャッター
がディスクカートリッジ内をスライドしている状態にお
けるディスクカートリッジおよびカートリッジ収納部の
側面図である。
【図14】シャッターのロックが解除されてシャッター
がディスクカートリッジ内をスライドしている状態にお
けるディスクカートリッジの断面図である。
【図15】シャッターがシャッター停止壁に当接して全
開位置で停止した状態におけるディスクカートリッジお
よびカートリッジ収納部の平面図である。
【図16】シャッターがシャッター停止壁に当接して全
開位置で停止した状態におけるディスクカートリッジお
よびカートリッジ収納部の側面図である。
【図17】シャッターがシャッター停止壁に当接して全
開位置で停止した状態におけるディスクカートリッジの
断面図である。
【図18】シャッターが全開位置でロックされた状態に
おけるディスクカートリッジおよびカートリッジ収納部
の平面図である。
【図19】シャッターが全開位置でロックされた状態に
おけるディスクカートリッジおよびカートリッジ収納部
の側面図である。
【図20】シャッターが全開位置でロックされた状態に
おけるディスクカートリッジの断面図である。
【図21】ディスクカートリッジがカートリッジ収納部
に完全に収納されてカートリッジ収納部にローディング
された状態におけるディスクカートリッジおよびカート
リッジ収納部の平面図である。
【図22】ディスクカートリッジがカートリッジ収納部
に完全に収納されてカートリッジ収納部にローディング
された状態におけるディスクカートリッジおよびカート
リッジ収納部の側面図である。
【図23】ディスクカートリッジがカートリッジ収納部
に完全に収納されてカートリッジ収納部にローディング
された状態におけるディスクカートリッジの断面図であ
る。
【図24】情報読取装置のイジェクトボタンが押圧され
た直後の状態におけるディスクカートリッジおよびカー
トリッジ収納部の平面図である。
【図25】情報読取装置のイジェクトボタンが押圧され
た直後の状態におけるディスクカートリッジおよびカー
トリッジ収納部の側面図である。
【図26】情報読取装置のイジェクトボタンが押圧され
た直後の状態におけるディスクカートリッジの断面図で
ある。
【図27】シャッターが全開位置のロック状態から解除
される直前の状態におけるディスクカートリッジおよび
カートリッジ収納部の平面図である。
【図28】シャッターが全開位置のロック状態から解除
される直前の状態におけるディスクカートリッジおよび
カートリッジ収納部の側面図である。
【図29】シャッターが全開位置のロック状態から解除
される直前の状態におけるディスクカートリッジの断面
図である。
【図30】シャッターの全開位置でのロックが解除され
た状態におけるディスクカートリッジおよびカートリッ
ジ収納部の平面図である。
【図31】シャッターの全開位置でのロックが解除され
た状態におけるディスクカートリッジおよびカートリッ
ジ収納部の側面図である。
【図32】シャッターの全開位置でのロックが解除され
た状態におけるディスクカートリッジの断面図である。
【図33】シャッターがディスクカートリッジ内をスラ
イドしている状態におけるディスクカートリッジおよび
カートリッジ収納部の平面図である。
【図34】シャッターがディスクカートリッジ内をスラ
イドしている状態におけるディスクカートリッジおよび
カートリッジ収納部の側面図である。
【図35】シャッターがディスクカートリッジ内をスラ
イドしている状態におけるディスクカートリッジの断面
図である。
【図36】シャッターがシャッター停止壁に当接して全
閉位置で停止した状態におけるディスクカートリッジお
よびカートリッジ収納部の平面図である。
【図37】シャッターがシャッター停止壁に当接して全
閉位置で停止した状態におけるディスクカートリッジお
よびカートリッジ収納部の側面図である。
【図38】シャッターがシャッター停止壁に当接して全
閉位置で停止した状態におけるディスクカートリッジの
断面図である。
【図39】シャッターがシャッター全閉位置でロックさ
れた状態におけるディスクカートリッジおよびカートリ
ッジ収納部の平面図である。
【図40】シャッターがシャッター全閉位置でロックさ
れた状態におけるディスクカートリッジおよびカートリ
ッジ収納部の側面図である。
【図41】シャッターがシャッター全閉位置でロックさ
れた状態におけるディスクカートリッジの断面図であ
る。
【図42】この発明の他の実施例のディスクカートリッ
ジの平面図である。
【符号の説明】
1: ディスクカートリッジ 2: ケース 3: 上ハウジング 4: 下ハウジング 5: 光ディスク 6: IC 7,7’: シャッター 31: 情報読取用窓 32: 接続用窓 36a〜36d: 第1〜第4のロック用溝 46a〜46d: 第1〜第4の退避用溝 72aおよび72b: 第1および第2の突起部 73: 接続用窓開閉シャッター部 108aおよび108b: 第1および第2のシャッタ
ー開閉部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体を回転可能に収納
    し、かつその一方主面に情報読取用窓が形成された偏平
    形状のケース、 前記ケースの内部にスライド可能に収納され、そのスラ
    イド運動によって前記情報読取用窓を開閉させるための
    シャッター、および前記シャッターの一方端部に一体的
    に形成され、前記シャッターのスライド方向とは直交す
    る方向に弾力性を有する突起部を備え、 前記ケースは、 その一方側面に、その長手方向に沿って形成され、前記
    突起部の移動を案内するための第1のスリットと、 前記スリットに関連して設けられ、前記シャッターを全
    閉状態でロックするための全閉ロック用溝とを含み、 前記突起部は、撓んだ状態で前記スリット内を移動し、
    前記シャッターが全閉状態の位置に来たときにその弾性
    力によって前記全閉ロック用溝に嵌合して当該シャッタ
    ーをその位置でロックする、ディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記ケースは、前記スリットに関連して
    設けられかつ前記シャッターを全開状態でロックするた
    めの全開ロック用溝を含み、 前記突起部は、前記シャッターが全開状態の位置に来た
    ときにその弾性力によって前記全開ロック用溝に嵌合し
    て当該シャッターをその位置でロックする、請求項1に
    記載のディスクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記ディスクカートリッジが着脱自在に
    構成された情報読取装置のカートリッジ挿入口の内壁に
    は、前記ディスクカートリッジが挿入されたときに前記
    スリット内に嵌まり込んで前記突起部のロックを解除し
    かつ移動させるための開閉部材が形成されており、 前記突起部は、前記ディスクカートリッジが前記情報読
    取装置のカートリッジ挿入口に挿入されるとき、前記シ
    ャッター開閉部材によって押し上げられて前記全閉ロッ
    ク用溝から解除され、その後前記第1および第2のシャ
    ッター開閉部材によって押圧されて前記スリット内を移
    動することにより前記シャッターを開成させ、 前記突起部は、前記ディスクカートリッジが前記情報読
    取装置のカートリッジ挿入口から引き抜かれるとき、前
    記シャッター開閉部材によって押し上げられて前記全開
    ロック用溝から解除され、その後前記シャッター開閉部
    材によって押圧されて前記スリット内を移動することに
    より前記シャッターを閉成させる、請求項2に記載のデ
    ィスクカートリッジ。
  4. 【請求項4】 ディスク状記録媒体を回転可能に収納
    し、かつその一方主面に情報読取用窓が形成された偏平
    形状のケース、 前記ケースの内部にスライド可能に収納され、そのスラ
    イド運動によって前記情報読取用窓を開閉させるための
    シャッター、 前記シャッターの一方端部に一体的に形成され、前記シ
    ャッターのスライド方向とは直交する方向に弾力性を有
    する第1の突起部、および前記シャッターの他方端部に
    一体的に形成され、前記シャッターのスライド方向とは
    直交する方向に弾力性を有する第2の突起部を備え、 前記ケースは、 その一方側面に、その長手方向に沿って形成され、前記
    第1の突起部の移動を案内するための第1のスリット
    と、 その他方側面に、その長手方向に沿って形成され、前記
    第2の突起部の移動を案内するための第2のスリット
    と、 前記第1のスリットに関連して設けられ、前記シャッタ
    ーを全閉状態でロックするための第1のロック用溝と、 前記第2のスリットに関連して設けられ、前記シャッタ
    ーを全閉状態でロックするための第2のロック用溝とを
    含み、 前記第1および第2の突起部は、それぞれが撓んだ状態
    で前記第1および第2のスリット内を移動し、前記シャ
    ッターが全閉状態の位置に来たときにそれぞれの弾性力
    によって前記第1および第2のロック用溝に嵌合して当
    該シャッターをその位置でロックする、ディスクカート
    リッジ。
  5. 【請求項5】 前記ケース内には、前記ディスク状記録
    媒体の使用に関連する情報を処理するための集積回路装
    置が収納されており、 前記上ハウジングの主表面には、前記集積回路装置の外
    部接続端子を露出させるための接続用窓が形成されてお
    り、 前記シャッターには、前記接続用窓を開閉するための接
    続用窓開閉シャッター部が一体的に形成されている、請
    求項1に記載のディスクカートリッジ。
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KR100897979B1 (ko) * 2001-09-27 2009-05-18 소니 가부시끼 가이샤 디스크 카트리지, 디스크 기록 매체 장치 및 디스크 기록및/또는 재생 장치
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