JPH0518225U - ケーブル保護金具用シールパツキング - Google Patents

ケーブル保護金具用シールパツキング

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JPH0518225U
JPH0518225U JP7213291U JP7213291U JPH0518225U JP H0518225 U JPH0518225 U JP H0518225U JP 7213291 U JP7213291 U JP 7213291U JP 7213291 U JP7213291 U JP 7213291U JP H0518225 U JPH0518225 U JP H0518225U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
cable protection
seal
seal packing
power cable
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Pending
Application number
JP7213291U
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English (en)
Inventor
憲 小八田
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブル保護金具と電力ケーブルとの間の水
密封鎖処理を短時間にかつ容易に施行することのできる
ケーブル保護金具用シールパッキングを提供する。 【構成】 シールパッキング12は、ケーブル保護金具
1の管体11aと電力ケーブル6との間に図1に示すよ
うに挿入されて、両者の間隔を一定に保持するための保
持部12aと、該保持部12aの後端側に形成された電
力ケーブル6の外周面に密着するケーブルシール部12
bと、保持部12aと共に管体11aのシールパッキン
グ用引止部11cを挟み込みケーブル保護金具1の外周
面に密着する金具シール部12cとを有している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電力ケーブルの端末部、接続部等に使用されるケーブル保護金具用 シールパッキングの改良に関する。
【0002】
【従来技術】
図2は、従来の電力ケーブルの端末部の構造を示す断面図である。図2におい て、先端部を電気的接続に適するように被覆層の端部から、遮蔽層、外部半導電 層、絶縁層、内部半導電層、導体と順次段剥ぎされた電力ケーブル6の外周には 、碍管4、ケーブル保護金具1が同心嵌合されている。段剥ぎされた電力ケーブ ル6の外周と碍管4との間には、エポキシ補強絶縁体5及びストレスコーン2が 介在されている。ストレスコーン2はストレスコーン圧縮装置3により、碍管4 に係止されたエポキシ補強絶縁体5に押さえられている。また碍管4は支持碍子 8により絶縁及び支持されている。
【0003】 図2で、ケーブル保護金具1は、両端が開口した円筒状をなす管体11aと該 管体11aの一端に水密に且つ強固に接合されたフランジ11bとよりなり、フ ランジ11bの取付けられた一端(以下端末側という)はOリング9を介してエ ポキシ補強絶縁体5に締結ボルト10により水密に締結される。一方管体11a の他の一端側(以下ケーブル側という)は電力ケーブル6の外径に合うように成 形されており複数の種類のテープを巻きつけて形成し、積層した防水層7によっ て電力ケーブル6に水密にとりつけられる。電力ケーブル6の端末部に取り付け たケーブル保護金具1は、主として水密構造を構成するためのものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来のケーブル保護金具1のケーブル側は、防水層7により水密に 封鎖されるが、防水層7を構成するためには、エポキシ樹脂を含有させたガラス ファイバー編組テープ、自己融着型テープ、粘着ビニルテープ等の通常3種類程 度の各種テープを各々所定の外径および外形となるように電力ケーブル6外周や ケーブル保護金具1外周に巻き重ねることが必要であり、各々テープ層が良好に 巻き付けられていないと水密とならない。そのため、防水層7の形成は熟練した 作業者が慎重に行う必要があり、このために長い作業時間および多くの工数を必 要としていた。
【0005】
【考案の目的】
本考案は、ケーブル保護金具と電力ケーブルとの間の水密封鎖処理を短時間に かつ容易に行うことのできるケーブル保護金具用シールパッキングを提供するこ とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、電力ケーブルとケーブル保護金具との間に挿入される円環状の保持 部と、ケーブル保護金具の外周面上に密着する金具シール部と、電力ケーブル表 面に密着するケーブルシール部とを一体に形成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】
上記のように保持部と金具シール部とケーブルシール部とを一体に形成したの で、本考案のケーブル保護金具用シールパッキングを使用することにより、特に 熟練した者でなくとも、容易に施行することができ、従来における作業性が悪い などの問題点を改善するものである。
【0008】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面を参照して具体的に説明する。 図1は本考案のケーブル保護金具用シールパッキングの使用状態を示す拡大断 面図である。管体11aのケーブル側開口端には、例えば絞り加工等により折り 返し円環状のシールパッキング12用の引止部11cを成形する。
【0009】 シールパッキング12は、ケーブル保護金具1の管体11aと電力ケーブル6 との間に図に示すよう挿入されて、両者の間隔を一定に保持するための保持部1 2aと、該保持部12aの後端側に形成された電力ケーブル6の外周面に密着す るケーブルシール部12bと、保持部12aと共に管体11aのシールパッキン グ用引止部11cを挟み込みケーブル保護金具1の外周面に密着する金具シール 部12cとを有している。
【0010】 ケーブルシール部12bの電力ケーブル6接触面および金具シール部12cの 管体11a接触面には凹凸が形成してあり、水密性の向上を図っている。 またシールパッキング12は、引止部11cおよび締結バンド13によりケー ブル保護金具1から脱落しないように保持されている。
【0011】 尚、図1で例えばケーブル保護金具1のフランジ部11b、Oリング9等の部 品は従来品と同一であり、これらは、図2と同一の符号を付して説明を省略する 。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のケーブル保護金具用シールパッキングは、電力 ケーブルとケーブル保護金具との間に挿入される円環状の保持部と、ケーブル保 護金具の外周面上に密着する金具シール部と電力ケーブル表面に密着するケーブ ルシール部とを一体に構成したので、電力ケーブル6とケーブル保護金具1の管 体11aとの間を水密に封鎖することができる。
【0013】 またその施行に当たっては、従来のように複数のテープを各々所定の形状とな るように巻き重ねる必要がないため、従来に比較して大幅な施行時間の短縮とな ると共に、特に熟練者でなくとも容易に施行が可能であり、しかも良好な水密性 能を得ることのできるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のケーブル保護金具用シールパッキング
の使用状態を示す拡大断面図。
【図2】従来の電力ケーブルの端末部の構造を示す断面
図。
【符号の説明】
1 ケーブル保護金具 2 ストレスコーン 3 ストレスコーン圧縮装置 4 碍管 5 エポキシ補強絶縁体 6 電力ケーブル 7 防水層 8 支持碍子 9 Oリング 10 締結ボルト 11a 管体 11b フランジ部 11c 引止部 12 シールパッキング 12a 保持部 12b ケーブルシール部 12c 金具シール部 13 締結バンド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力ケーブルとケーブル保護金具との間
    に挿入される円環状の保持部と、ケーブル保護金具の外
    周面上に密着する金具シール部と、電力ケーブル表面に
    密着するケーブルシール部とを一体に形成したことを特
    徴とするケーブル保護金具用シールパッキング。
JP7213291U 1991-08-13 1991-08-13 ケーブル保護金具用シールパツキング Pending JPH0518225U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7213291U JPH0518225U (ja) 1991-08-13 1991-08-13 ケーブル保護金具用シールパツキング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7213291U JPH0518225U (ja) 1991-08-13 1991-08-13 ケーブル保護金具用シールパツキング

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JPH0518225U true JPH0518225U (ja) 1993-03-05

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JP7213291U Pending JPH0518225U (ja) 1991-08-13 1991-08-13 ケーブル保護金具用シールパツキング

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