JPH0518201U

JPH0518201U - 電気自動車用風圧発電装置

Info

Publication number: JPH0518201U
Application number: JP099445U
Authority: JP
Inventors: 光夫佐藤
Original assignee: 光夫佐藤
Priority date: 1991-08-12
Filing date: 1991-08-12
Publication date: 1993-03-05

Abstract

(57)【要約】【目的】消費電気の補充を目的とする電気自動車用風
圧発電装置を提供する【構成】風圧を回転運動に変える風車（１）、惰性力
及び遠心力を加えるフライホイルギヤー（２）、ギヤー
比により回転数を数倍にあげる中間ギヤー（５）、回転
を伝えるパワーフレツクスベルト（３）、発電機
（６）、ベルト調整プーリ（４）を設ける。附属として
風圧フード、風圧カバー、ベルトカバーがある

Description

【考案の詳細な説明】

（イ）自動車の速度が早くなると風圧は強くなる、其の風圧を利用して風車（１）を回転する。（ロ）フライホイルギヤー（２）をもうけ惰性力、遠心力により回転に力を加える。（ハ）中間ギヤー（５）を設けギヤー比により風車（１）の回転数を数倍にあげて、発電機（６）を回転する。（ニ）パワーフレツクスベルト（３）をして風車（１）フライホイルギヤー（２）中間ギヤー（５）を通じて発電機（６）を回転し発生電気をバツテリー（７）に補充する。

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は電気自動車の欠点を補う目的で電気自動車のヱネルギーであるバツテリー（７）を補充する。

【０００２】

【従来の技術】

（イ）電気自動車はヱネルギーのバツテリーの消費により一定の時間及び距離の運行しか出来ない。（ロ）ヱネルギーの補給はガソリン車のように短時間で出来ず充電をするとすれば特定の設備が必要で約８〜１０時間を要す。（ハ）高性能なニツケルカドミウムバツテリーが一部使用されてゐるが高価なため普及しない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

この考案は電気自動車の欠点を補うため常時利用出来る車速による風圧を利用して運行しながら、消費電気を補充して運行時間及び距離を延す。

【０００４】

【課題を解決しようとする手段】

（イ）風圧を回転に変える風車（１）の製作（ロ）風車（１）の回転を発電機（６）に伝え、発電効率を良くする回転数、回転力を得ること。（ハ）補充する電気を多く得るため、装置を前後２列に架装して風圧を再利用する。

【０００５】

【作用】

（イ）自動車の運行中の風圧を回転運動に変える。（ロ）風車軸のフライホイルギヤー（２）により惰性力及び遠心力で回転力を得る。（ハ）中間ギヤー（５）のギヤー比により回転数を増加する。（ニ）パワーフレツクスベルト（３）により風車（１）の回転を有効に発電機に伝える。

【０００６】

【実施例】

（イ）自動車上部に「ルーフラツク」を架装し、考案装置をくみつける。（ロ）装置のくみつけは確実安全に、又車巾の左右にはみ出しをしないこと。（ハ）パワーフレックスベルト（３）は「Ｖベルト」のように張力を必要とせず、抵抗なく回転力を伝える。調整はベルト調整プーリ（４）で行う。

【０００７】

【考案の効果】

（イ）国の公害対策のヱネルギー計画及び将来の燃料問題をカバーする事が出来る。（ロ）考案の装置及び発電装置の性能を向上し、小型化すれば電気自動車は尚一層の普及をみる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例を示す平面図である。

【図２】本考案の実施例を示す側面図である。

【図３】本考案の現車に架装した図である。

【符号の説明】

１風車２フライホイルギヤー３パワーフレツクスベルト４ベルト調整プーリ５中間二段ギヤー６発電機７バツテリー

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】電気自動車の消費電気の補充を目的とす
る。（イ）この考案は常時利用出来る高速運転時の風圧を
利用風車（１）を回転運動にする。（ロ）風車軸にフライホイルギヤー（２）をそなえ、
パワーフレツクスベルト（３）中間ギヤー（５）パワーフレツクスベルト（３）
の順により発電機（６）を回転する。（ハ）発電機（６）の回転により発生する電気をバツ
テリー（７）に補充する。