JPH05181216A - 模擬視界表示装置 - Google Patents
模擬視界表示装置Info
- Publication number
- JPH05181216A JPH05181216A JP35934791A JP35934791A JPH05181216A JP H05181216 A JPH05181216 A JP H05181216A JP 35934791 A JP35934791 A JP 35934791A JP 35934791 A JP35934791 A JP 35934791A JP H05181216 A JPH05181216 A JP H05181216A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display device
- view
- visibility
- field
- image display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 模擬視界表示装置において，窓ガラスやミラ
ー等に発生した変化や，付着した汚れ等による視程及び
視野障害をリアルに模擬する。 【構成】 本発明は，上記目的を達成するため，欠損，
汚れ，雨滴，結露等による視程及び視野障害が発生する
固体，すなわち，窓ガラスやミラーに透過型画像表示装
置を埋込，又は貼り付けた上で，視程及び視野妨害要因
の画像を表示する。この画像の濃度や色が，画像表示装
置の光透過率を変化させることによる視程の制御と，任
意の形を表示することによる視野の制御とで，前述の障
害を模擬できる。
ー等に発生した変化や，付着した汚れ等による視程及び
視野障害をリアルに模擬する。 【構成】 本発明は，上記目的を達成するため，欠損，
汚れ，雨滴，結露等による視程及び視野障害が発生する
固体，すなわち，窓ガラスやミラーに透過型画像表示装
置を埋込，又は貼り付けた上で，視程及び視野妨害要因
の画像を表示する。この画像の濃度や色が，画像表示装
置の光透過率を変化させることによる視程の制御と，任
意の形を表示することによる視野の制御とで，前述の障
害を模擬できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，任意の視程及び視野障
害効果を得られることが望まれる実験，又は訓練装置に
対し，必要な効果を与える模擬視界表示装置に関するも
のである。
害効果を得られることが望まれる実験，又は訓練装置に
対し，必要な効果を与える模擬視界表示装置に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】窓ガラスやミラー，透明な保護カバー等
に発生した内的，外的変化や，付着した汚れ，雨滴，結
露等の障害要因による視程及び視野妨害を模擬する場
合，外界の景色や情報等，監視対象を表示する為の画像
表示装置を用いて模擬を行うと，実際に上記障害の発生
する位置と，障害効果が表示される位置が異なる為に，
視覚的な違和感が生じる。また，監視対象が機械式計器
などで，画像表示能力を持たない場合，視程及び視野妨
害の模擬自体が行えない。本発明では，実際に視程及び
視野妨害が発生する位置に上記障害効果模擬の為の透過
型画像表示装置を配置し，視覚的な違和感を排除すると
ともに，画像表示能力を持たない監視対象の場合にも視
程及び視野妨害の模擬を可能とする。従来の視程及び視
野障害の模擬は，画像表示が可能な装置の場合は，モニ
タや投影面等に視程及び視野障害の効果を加えた画像を
表示することで行われ，画像表示が不可能な計器，反射
鏡等では，視程及び視野妨害の模擬自体が行われていな
い。
に発生した内的，外的変化や，付着した汚れ，雨滴，結
露等の障害要因による視程及び視野妨害を模擬する場
合，外界の景色や情報等，監視対象を表示する為の画像
表示装置を用いて模擬を行うと，実際に上記障害の発生
する位置と，障害効果が表示される位置が異なる為に，
視覚的な違和感が生じる。また，監視対象が機械式計器
などで，画像表示能力を持たない場合，視程及び視野妨
害の模擬自体が行えない。本発明では，実際に視程及び
視野妨害が発生する位置に上記障害効果模擬の為の透過
型画像表示装置を配置し，視覚的な違和感を排除すると
ともに，画像表示能力を持たない監視対象の場合にも視
程及び視野妨害の模擬を可能とする。従来の視程及び視
野障害の模擬は，画像表示が可能な装置の場合は，モニ
タや投影面等に視程及び視野障害の効果を加えた画像を
表示することで行われ，画像表示が不可能な計器，反射
鏡等では，視程及び視野妨害の模擬自体が行われていな
い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】窓ガラスやミラー，透
明な保護カバー等に発生した内的，外的変化や，付着し
た汚れ，雨滴，結露等による視程及び視野障害を模擬す
る場合に，従来通り，無限遠に結像される等，窓やミラ
ーから離れた位置に表示される画像へこれらの模擬効果
を加えても，風景に，汚れや雨滴等が付着しているよう
に見える等の視覚的な違和感が生じる。また，機械式の
計器や，各種表示板等の画像表示能力を持たない対象に
は，その透明な保護カバーに対する部分的な汚れや曇り
などの模擬を伴う実験や訓練が困難である。そこで，本
発明はこの欠点を解決するため，実際に視程，視野障害
が発生する透明部分や鏡部分に視程，視野妨害を発生す
る画像を与えることを目的とする。
明な保護カバー等に発生した内的，外的変化や，付着し
た汚れ，雨滴，結露等による視程及び視野障害を模擬す
る場合に，従来通り，無限遠に結像される等，窓やミラ
ーから離れた位置に表示される画像へこれらの模擬効果
を加えても，風景に，汚れや雨滴等が付着しているよう
に見える等の視覚的な違和感が生じる。また，機械式の
計器や，各種表示板等の画像表示能力を持たない対象に
は，その透明な保護カバーに対する部分的な汚れや曇り
などの模擬を伴う実験や訓練が困難である。そこで，本
発明はこの欠点を解決するため，実際に視程，視野障害
が発生する透明部分や鏡部分に視程，視野妨害を発生す
る画像を与えることを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は，上記目的を達
成するため，欠損，汚れ，雨滴，結露等による視程及び
視野障害が発生する固体，すなわち，窓ガラスやミラー
に透過型画像表示装置を埋込，又は貼り付けた上で，視
程及び視野妨害要因の画像を表示する。
成するため，欠損，汚れ，雨滴，結露等による視程及び
視野障害が発生する固体，すなわち，窓ガラスやミラー
に透過型画像表示装置を埋込，又は貼り付けた上で，視
程及び視野妨害要因の画像を表示する。
【０００５】
【作用】画像の濃度や色が，透過型画像表示装置の光透
過率を変化させることによる視程の制御と，任意の形を
表示することによる視野の制御とで，前述の障害を模擬
できる。視程及び視野障害の発生する位置で障害を模擬
するため，従来の方法では難しかったガラスのひび割
れ，汚れ，雨滴，結露，ワイパによる拭き取り等の模擬
を行っても，焦点，視点の移動による，遠近感，視程，
視野の変化等に違和感が生じない。
過率を変化させることによる視程の制御と，任意の形を
表示することによる視野の制御とで，前述の障害を模擬
できる。視程及び視野障害の発生する位置で障害を模擬
するため，従来の方法では難しかったガラスのひび割
れ，汚れ，雨滴，結露，ワイパによる拭き取り等の模擬
を行っても，焦点，視点の移動による，遠近感，視程，
視野の変化等に違和感が生じない。
【０００６】
【実施例】図１から図８は本発明の実施例を説明する図
面で、図１の場合，例えば液晶，プラズマディスプレイ
等の２の透過型画像表示装置へ，同心円上に中心が透
明，その外側が半透明，最外縁部は不透明になるような
画像を表示して窓ガラスのくもりのような視程，視野妨
害効果を発生している。そのため，３の視点から窓ガラ
スに設けた透過型画像表示装置２（以下単に透過装置２
と称す）を通してスクリーン１上を見ると，焦点位置の
違いからスクリーン１の監視対象と透過装置２の妨害発
生部との距離を知覚できる。さらに，図２のように，視
点を移動することで今まで見えなかった部分を見る事が
出来るなど，視程，視野の変化が自然である。また，独
立した透過型画像表示装置を用いるため，機械式の計器
等，画像が表示できない装置に対しても，現実的な視程
及び視野妨害の模擬を可能とし，図３のようミラー４を
配置すれば，各種ミラー等にも適用できる。図４は，航
空機操縦訓練装置の操縦席における本発明の適用例とし
て，風防，画像表示方式計器の透明保護カバー，機械式
指針計器の透明保護ガラスに透過装置２を用いた例を示
している。また，図５は，自動車運転訓練装置の運転席
における本発明の適用例であり，フロント及びサイドガ
ラス，ルーム及びサイドミラー，各種計器の透明保護カ
バーに透過型画像表示装置を取付け用いている。また、
図６から図８の様な画像を表示することによって，図６
のようにガラスの破損，図７は雨，雪，図８は霜，結露
等による視程，視野妨害を模擬できる。
面で、図１の場合，例えば液晶，プラズマディスプレイ
等の２の透過型画像表示装置へ，同心円上に中心が透
明，その外側が半透明，最外縁部は不透明になるような
画像を表示して窓ガラスのくもりのような視程，視野妨
害効果を発生している。そのため，３の視点から窓ガラ
スに設けた透過型画像表示装置２（以下単に透過装置２
と称す）を通してスクリーン１上を見ると，焦点位置の
違いからスクリーン１の監視対象と透過装置２の妨害発
生部との距離を知覚できる。さらに，図２のように，視
点を移動することで今まで見えなかった部分を見る事が
出来るなど，視程，視野の変化が自然である。また，独
立した透過型画像表示装置を用いるため，機械式の計器
等，画像が表示できない装置に対しても，現実的な視程
及び視野妨害の模擬を可能とし，図３のようミラー４を
配置すれば，各種ミラー等にも適用できる。図４は，航
空機操縦訓練装置の操縦席における本発明の適用例とし
て，風防，画像表示方式計器の透明保護カバー，機械式
指針計器の透明保護ガラスに透過装置２を用いた例を示
している。また，図５は，自動車運転訓練装置の運転席
における本発明の適用例であり，フロント及びサイドガ
ラス，ルーム及びサイドミラー，各種計器の透明保護カ
バーに透過型画像表示装置を取付け用いている。また、
図６から図８の様な画像を表示することによって，図６
のようにガラスの破損，図７は雨，雪，図８は霜，結露
等による視程，視野妨害を模擬できる。
【０００７】
【発明の効果】本発明は，窓ガラスやミラー，透明な保
護カバー等に発生した内的，外的変化や，付着した汚
れ，雨滴，結露等による視程及び視野障害を，実際にこ
れら障害が発生する可能性のある位置で模擬する為，自
然な視程及び視野障害の模擬を可能とする。
護カバー等に発生した内的，外的変化や，付着した汚
れ，雨滴，結露等による視程及び視野障害を，実際にこ
れら障害が発生する可能性のある位置で模擬する為，自
然な視程及び視野障害の模擬を可能とする。
【図１】本発明の原理説明図。
【図２】本発明の原理説明図。
【図３】本発明の原理説明図。
【図４】本発明の実施例の斜視図。
【図５】本発明の実施例の斜視図。
【図６】本発明の一実施例である視程表示の正面図。
【図７】本発明の一実施例である視程表示の正面図。
【図８】本発明の一実施例である視程表示の正面図。
【符号の説明】 １ スクリーン ２ 透過型画像表示装置 ３ 視点
Claims (1)
- 【請求項１】 視点から固体を透過，又は反射して表示
画像を観察する模擬視界表示装置において，前記固体に
透過型画像表示装置を設け，該透過型画像表示装置によ
り視程及び視野の障害を模擬することを特徴とした模擬
視界表示装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35934791A JPH05181216A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 模擬視界表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35934791A JPH05181216A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 模擬視界表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05181216A true JPH05181216A (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=18464049
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35934791A Pending JPH05181216A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 模擬視界表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05181216A (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7133003B2 (en) | 2004-08-05 | 2006-11-07 | Searete Llc | Cosmetic enhancement mirror |
| US7259731B2 (en) | 2004-09-27 | 2007-08-21 | Searete Llc | Medical overlay mirror |
| US7283106B2 (en) | 2004-08-02 | 2007-10-16 | Searete, Llc | Time-lapsing mirror |
| US7429966B2 (en) | 2004-08-05 | 2008-09-30 | Searete, Llc | Cosmetic enhancement mirror |
| US7636072B2 (en) | 2004-08-02 | 2009-12-22 | Searete Llc | Cosmetic enhancement mirror |
| US7657125B2 (en) | 2004-08-02 | 2010-02-02 | Searete Llc | Time-lapsing data methods and systems |
| US7663571B2 (en) | 2004-08-02 | 2010-02-16 | Searete Llc | Time-lapsing mirror |
| US7671823B2 (en) | 2004-08-02 | 2010-03-02 | Searete Llc | Multi-angle mirror |
| US7679581B2 (en) | 2004-08-02 | 2010-03-16 | Searete Llc | Medical overlay mirror |
| US7679580B2 (en) | 2004-08-02 | 2010-03-16 | Searete Llc | Time-lapsing mirror |
| US7683858B2 (en) | 2004-08-02 | 2010-03-23 | Searete Llc | Cosmetic enhancement mirror |
| US7688283B2 (en) | 2004-08-02 | 2010-03-30 | Searete Llc | Multi-angle mirror |
| US7705800B2 (en) | 2004-09-15 | 2010-04-27 | Searete Llc | Multi-angle mirror |
| US7714804B2 (en) | 2004-09-15 | 2010-05-11 | Searete Llc | Multi-angle mirror |
| US7876289B2 (en) | 2004-08-02 | 2011-01-25 | The Invention Science Fund I, Llc | Medical overlay mirror |
| US9155373B2 (en) | 2004-08-02 | 2015-10-13 | Invention Science Fund I, Llc | Medical overlay mirror |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP35934791A patent/JPH05181216A/ja active Pending
Cited By (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7688283B2 (en) | 2004-08-02 | 2010-03-30 | Searete Llc | Multi-angle mirror |
| US9155373B2 (en) | 2004-08-02 | 2015-10-13 | Invention Science Fund I, Llc | Medical overlay mirror |
| US7671823B2 (en) | 2004-08-02 | 2010-03-02 | Searete Llc | Multi-angle mirror |
| US7283106B2 (en) | 2004-08-02 | 2007-10-16 | Searete, Llc | Time-lapsing mirror |
| US7679581B2 (en) | 2004-08-02 | 2010-03-16 | Searete Llc | Medical overlay mirror |
| US7636072B2 (en) | 2004-08-02 | 2009-12-22 | Searete Llc | Cosmetic enhancement mirror |
| US7657125B2 (en) | 2004-08-02 | 2010-02-02 | Searete Llc | Time-lapsing data methods and systems |
| US7663571B2 (en) | 2004-08-02 | 2010-02-16 | Searete Llc | Time-lapsing mirror |
| US7259732B2 (en) | 2004-08-02 | 2007-08-21 | Searete Llc | Cosmetic enhancement mirror |
| US8831300B2 (en) | 2004-08-02 | 2014-09-09 | The Invention Science Fund I, Llc | Time-lapsing data methods and systems |
| US7683858B2 (en) | 2004-08-02 | 2010-03-23 | Searete Llc | Cosmetic enhancement mirror |
| US7679580B2 (en) | 2004-08-02 | 2010-03-16 | Searete Llc | Time-lapsing mirror |
| US7876289B2 (en) | 2004-08-02 | 2011-01-25 | The Invention Science Fund I, Llc | Medical overlay mirror |
| US7692606B2 (en) | 2004-08-02 | 2010-04-06 | Searete Llc | Medical overlay mirror |
| US7133003B2 (en) | 2004-08-05 | 2006-11-07 | Searete Llc | Cosmetic enhancement mirror |
| US7429966B2 (en) | 2004-08-05 | 2008-09-30 | Searete, Llc | Cosmetic enhancement mirror |
| US7705800B2 (en) | 2004-09-15 | 2010-04-27 | Searete Llc | Multi-angle mirror |
| US7714804B2 (en) | 2004-09-15 | 2010-05-11 | Searete Llc | Multi-angle mirror |
| US7259731B2 (en) | 2004-09-27 | 2007-08-21 | Searete Llc | Medical overlay mirror |
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