JPH05181115A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

Info

Publication number
JPH05181115A
JPH05181115A JP35954191A JP35954191A JPH05181115A JP H05181115 A JPH05181115 A JP H05181115A JP 35954191 A JP35954191 A JP 35954191A JP 35954191 A JP35954191 A JP 35954191A JP H05181115 A JPH05181115 A JP H05181115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
crystal display
angle
field
viewing angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35954191A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Otsuka
利彦 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP35954191A priority Critical patent/JPH05181115A/ja
Publication of JPH05181115A publication Critical patent/JPH05181115A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 視野角を調整可能な液晶ディスプレイを有す
る液晶表示装置において、その視野角を自動的に調整す
るようにする。 【構成】 角度センサ7は液晶ディスプレイ3の姿勢に
応じた信号をCPU2に送出する。CPU2は予め液晶
ディスプレイ3の視野角を調整した時点の液晶ディスプ
レイ3の姿勢に関する角度情報をメモリに記憶し、角度
センサ7の出力がメモリされた角度情報から変位した場
合に、その誤差に応じて液晶ディスプレイ3の視野角を
調整するための指令を液晶駆動ドライバ4に出力する。
液晶駆動ドライバ4は指令に応じて液晶ディスプレイ3
の視野角を調整する電圧を発生する。液晶ディスプレイ
3が傾いた場合でも自動的に視野角が調整されるので、
使用者は最適な視野角に近い状態で液晶ディスプレイ3
を見ることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばポータブルゲー
ム機、更載用テレビジョン受像機等に用いて好適な液晶
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶ディスプレイ(LCD)を表
示手段として用いたポータブルゲーム機器、あるいはポ
ータブルOA機器等が知られている。液晶ディスプレイ
は、液晶素子に電圧を印加することによってその分子軸
の配列方向を変化させ、光線を透過あるいは非透過とす
ることにより文字や画像をディスプレイ上に表示するも
のであり、その電圧値に応じて視野角を可変とすること
ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら携帯型の
液晶表示装置においては、その使用環境や手ブレ等の原
因によって、必ずしも最適な視野角にて表示面を見るこ
とができない。そして、その都度最適な視野角になるよ
うに調整することは実用的でない。さらには液晶ディス
プレイを用いた携帯型のゲーム機器の場合には、ゲーム
進行中に視野角を調整することは事実上不可能である。
特に単純マトリクス駆動方式の液晶ディスプレイは、原
理的に視野角が狭いため、かかる問題点は深刻である。
【0004】本発明は、以上の点を考慮してなされたも
ので、液晶ディスプレイの視野角を自動的に調整するこ
とによって最適な視野角で液晶ディスプレイに画像を表
示することの出来る液晶表示装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、印加される電圧に応じて視野角を制御可能な液晶デ
ィスプレイを有する液晶表示装置であって、液晶ディス
プレイの傾きを検出する検出手段と、検出手段の出力に
応じた電圧を液晶ディスプレイに印加して、液晶ディス
プレイの視野角を制御する液晶制御手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0006】検出手段は、例えば水平線に対する傾きを
検出することができる。また、検出手段は、例えば角度
センサである。
【0007】
【作用】上記構成の液晶表示装置においては、検出手段
は、液晶ディスプレイの姿勢を検出する。液晶制御手段
は、液晶ディスプレイの視野角を初期設定した時点の姿
勢を基準姿勢として、その基準姿勢からの水平線に対す
る上下の角度に応じて自動的に液晶ディスプレイに印加
される電圧を制御して、視野角を調整する。従って、常
に最適視野角に近い状態で使用者は液晶ディスプレイを
見ることが出来る。
【0008】
【実施例】以下、図1を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1の実施例においては、ROM1に格納
されたプログラムの制御の下に、システム全体を制御す
るCPU2と、液晶ディスプレイ3と、液晶ディスプレ
イ3を駆動する液晶駆動ドライバ4と、CPU2に指令
を与えるキースイッチ5とから液晶表示装置が構成され
ている。さらに、かかる液晶ディスプレイ3の視野角を
最適な状態にするために、視野角調整用のツマミ6が設
けられている。また、液晶ディスプレイ3の傾き、方位
を検出する角度センサ7が設けられており、角度センサ
7の検出信号はアンプ8で増幅された後、液晶制御手段
としてのCPU2に供給される。検出手段としての角度
センサ7は、液晶ディスプレイ3の水平面に対する上下
角変位を検出する。
【0009】次に、図1の実施例の動作について説明す
る。キースイッチ5には、視野角調整用のツマミ6にて
視野角を調整したときに手動により操作される図示しな
いセットキーが設けられており、CPU2は使用者がセ
ットキーを押したときに得られる角度センサ7の検出信
号を基準姿勢の角度情報として、内蔵するメモリに記憶
する。その後装置が傾くと、角度センサ7はその傾きに
応じた検出信号を発生し、CPU2は検出信号とメモリ
に格納された基準姿勢の角度情報とを比較して、その誤
差に応じた指令を液晶駆動ドライバ4に与える。液晶駆
動ドライバ4は視野角調整用の電圧を発生して液晶ディ
スプレイ3の視野角を調整する。
【0010】次に、角度センサ7の具体的構成の一例
を、図2および図3に基づいて説明する。図2は、角度
センサ7の具体的構成を示している。同図において、角
度検出器22は、液晶ディスプレイ3に検出軸23が例
えば水平方向となるように固定されている。検出軸23
には重り21が固定されているため、液晶ディスプレイ
3が左右に変位すると、検出軸23と角度検出器22と
の相対的角度が変化する。これによって、左右の角度変
位が検出される。
【0011】図3は、角度検出器22と検出軸23の回
転角と出力電圧の関係を示している。この角度検出器2
2は±π/2の角度を検出でき、角度に応じて+Vから
−Vの電圧を出力する。即ち、本体が例えば右方向に傾
いた場合、角度検出器22はこの傾きに対応して傾く
が、重り21は常に鉛直方向を指向している。その結
果、両者の相対的角度θが負の方向に変化する。これに
より、正の電圧が出力される(図3(a))。これに対
して本体が左方向に傾くと、両者の角度θが正の方向に
変化し、負の電圧が発生する(図3(b))。
【0012】図4は、CPU2が行なう視野角調整の動
作を説明するためのフローチャートである。まず、使用
者がツマミ6にて最適視野角を初期調整した後、キース
イッチ5に設けられたセットキーを押すと、CPU2は
ステップS1にてその時に得られる角度センサ7からの
角度情報を得て、これを基準姿勢の角度情報としてメモ
リに記憶する。次にCPU2は角度センサ7の検出出力
を監視して、角度変化が生じたか否かを判別する(ステ
ップS2)。もしも角度変化が生じていないのであれば
角度変化が検出されるまでステップS2を繰り返す。ス
テップS2にて角度変化が検出された場合には、CPU
2はメモリに記憶された基準姿勢の角度情報と角度セン
サ7で検出された角度情報とを比較して、変化した角度
を算出する(ステップS3)。次にCPU2はステップ
S4に移行し、ステップS3にて算出された角度変化に
応じた視野角調整のための指令を発生してこれをドライ
バ4に与える。
【0013】以上の処理に従って視野角の調整された液
晶ディスプレイ3は、使用者に対して常時最適な視野角
に近い状態となる。
【0014】尚、本発明の液晶表示装置は、液晶表示装
置を備える機器、例えばゲーム機、テレビジョン受像
機、ワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ等にお
いて利用することが可能である。特に、携帯用、車載用
等の上記のような機器において利用されるとき、その効
果が顕著である。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明の液晶表示装置によ
れば、検出手段が検出する角度に応じて視野角を常時調
整するので、使用環境や振動などに起因して液晶ディス
プレイが基準姿勢からずれた場合でも、使用者は常に最
適な視野角に近い状態で液晶ディスプレイを見ることが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示装置の一実施例の構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1の角度センサ7の具体的構成の一例を示す
斜視図である。
【図3】図2の角度センサ7の回転角と出力電圧の関係
を示す特性図である。
【図4】図1のCPU2が行なう視野角調整の動作を説
明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ROM 2 CPU(液晶制御手段) 3 液晶ディスプレイ 4 液晶ディスプレイ駆動用ドライバ 5 キースイッチ 6 ツマミ 7 角度センサ(検出手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印加される電圧に応じて視野角を制御可
    能な液晶ディスプレイを有する液晶表示装置であって、 前記液晶ディスプレイの傾きを検出する検出手段と、 前記検出手段の出力に応じた電圧を前記液晶ディスプレ
    イに印加して前記液晶ディスプレイの視野角を制御する
    液晶制御手段とを備えたことを特徴とする液晶表示装
    置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、水平線に対する傾きを
    検出することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装
    置。
JP35954191A 1991-12-27 1991-12-27 液晶表示装置 Pending JPH05181115A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35954191A JPH05181115A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35954191A JPH05181115A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 液晶表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05181115A true JPH05181115A (ja) 1993-07-23

Family

ID=18465033

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35954191A Pending JPH05181115A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05181115A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008122970A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Samsung Electronics Co Ltd 広視野角具現方法、記録媒体および装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008122970A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Samsung Electronics Co Ltd 広視野角具現方法、記録媒体および装置
EP1923861A3 (en) * 2006-11-15 2009-06-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Method, medium, and system implementing wide angle viewing
US8587618B2 (en) 2006-11-15 2013-11-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Method, medium, and system implementing wide angle viewing

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN2938170Y (zh) 具有用于校正失真的水平位移传感器的投影仪
US6471637B1 (en) Image orientation for endoscopic video displays
US7213343B2 (en) Dual axis single motor platform adjustments system
TW201205431A (en) Head wearable display system with interactive function and display method thereof
JPH08328512A (ja) 頭部装着型表示装置
JP2017102138A (ja) 水平位置調節装置付き三脚
JP5428261B2 (ja) 制御装置、ヘッドマウントディスプレイ装置、プログラム及び制御方法
JPH05181115A (ja) 液晶表示装置
JP2002014300A (ja) 頭部装着型表示装置
JPH09205603A (ja) 画像表示装置
WO2020062163A1 (zh) 云台的控制方法及手持云台、手持设备
JPH05139186A (ja) 自動車用ヘツドアツプデイスプレイ装置
JPH11298828A (ja) 視野角調整装置及び視野角調整方法
JP2000200047A (ja) 表示装置
JP3420298B2 (ja) カメラの姿勢制御装置
JPH05165101A (ja) 投射型画像表示装置
KR20070047622A (ko) 디스플레이장치
JPH11183120A (ja) 位置検出装置及び仮想現実感提供装置
JPH05181630A (ja) 表示制御装置
JP2591028Y2 (ja) 整準装置
JP3537261B2 (ja) 相対角度検出装置及び仮想現実感提供装置
JP2003116027A (ja) 表示部付カメラ
KR101059027B1 (ko) 컴퓨터 시스템 및 그 제어방법
JPH0836460A (ja) 加速度検出式位置入力装置
JP2642449B2 (ja) 光学装置