JP2002014300A - 頭部装着型表示装置 - Google Patents

頭部装着型表示装置

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JP2002014300A
JP2002014300A JP2000195008A JP2000195008A JP2002014300A JP 2002014300 A JP2002014300 A JP 2002014300A JP 2000195008 A JP2000195008 A JP 2000195008A JP 2000195008 A JP2000195008 A JP 2000195008A JP 2002014300 A JP2002014300 A JP 2002014300A
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Yoshihisa Nakagawa
吉久 中川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 頭の傾きに左右されずに水平な映像を欠ける
ことなく映し出せる頭部装着型表示装置を提供する。 【解決手段】 ヘッドマウントディスプレイで頭部に装
着されるディスプレイ装置3に円形の液晶パネル13を
円形表示領域20として設け、その中に内接するように
3:4の矩形の表示領域21を設ける。そして、頭部の
傾きを適当なセンサーで検出し、その傾きを補正するよ
うに矩形の表示領域21を回転して表示する。これによ
り、頭部が傾いても表示領域21に表示される画像の向
きは水平に固定されているようにユーザに認識させるこ
とができ、また、画像全体を欠けることなく表示でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置本体を頭部に
装着した状態で、顔面の前方に映し出された表示画像を
鑑賞可能な頭部装着型表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カラー液晶ディスプレイを頭部に
装着し、それに表示された映像を一対の接眼レンズ等か
らなる光学系を介して拡大して見られる頭部装着型表示
装置(以下、ヘッドマウントディスプレイ)が普及しは
じめている。ヘッドマウントディスプレイでは、頭部に
装置本体を装着するだけであたかも50インチ、100
インチといった3:4又は4:6といった比率の矩形状
の大画面に映し出された映像と同様の映像をみることが
でき、飛行機や電車などの乗り物のなかや家庭などでも
手軽に大迫力の映像を嗜むことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ヘッド
マウントディスプレイでは、それ自体を頭部に装着した
状態で映像を見るようになっているので、頭部を傾ける
とヘッドマウントディスプレイも傾き、それに応じて内
部に表示される矩形状の表示画面も同様に傾くことにな
る。このように表示画面が頭部と一緒に傾くと、その表
示画面に映されている画像を見ているユーザは三半規管
に軽い障害が生じて、乗り物酔いと同様の感覚に見舞わ
れてしまう。特に、頭を左右に傾けた状態ではこのよう
なことが起こりやすい。
【0004】このため、ヘッドマウントディスプレイを
装着して大迫力の映像を楽しめる反面、長時間にわたっ
て鑑賞するには姿勢を正して、頭を垂直に保持し、表示
画面を水平に保たないと心地よく画像を楽しむことがで
きない。したがって、ヘッドマウントディスプレイは映
像を長時間鑑賞する際の制約となっており、手軽に大迫
力の映像を鑑賞できるようにするには、頭部が傾いても
表示画面は傾かないようにすることが要求される。
【0005】そのひとつの方法は、液晶表示装置(LC
D)に表示される映像を頭の傾きを補正するように傾け
て、頭の傾きに左右されずに、常に表示される映像は水
平な位置に保持されるようにすることである。しかしな
がら、矩形状のLCD内で画像を回転させると、ユーザ
から見える画像としては、矩形状の画像の一部が切れた
状態になってしまい、所定の比率、例えば、3:4や
4:6の画面全体を鑑賞できなくなる。したがって、こ
の方法では、大画面で映像を楽しむというヘッドマウン
トディスプレイのメリットがなくなってしまう。
【0006】そこで、本発明においては、頭部の傾きに
左右されずに、表示画像が常に水平に保持されると共
に、ユーザが常に矩形状の画像全体を鑑賞できる頭部装
着型表示装置を提供することを目的としている。そし
て、飛行機や電車などで大迫力の映像を手軽に、かつ長
時間に渡って鑑賞することが可能な頭部装着型表示装置
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の頭部
装着型表示装置では、矩形状の画像を表示可能な矩形状
の表示領域が内接する円形の領域を設け、その中で矩形
状の表示領域が回転することにより頭の傾きを補正して
水平な表示画像を出力できると共に、表示される画像の
一部が途切れるのを防止できるようにしている。
【0008】すなわち、頭部に装着した状態で、顔面の
前方に映し出される矩形状の表示画像を視認可能な本発
明の頭部装着型表示装置においては、表示画像を出力可
能な矩形状の第1の表示領域と、この第1の表示領域が
少なくとも内接する円形の第2の表示領域と、この第2
の表示領域内で第1の表示領域を回転して頭部の傾きに
対し前記表示画像の角度をほぼ水平に維持する補正手段
とを有する。
【0009】本発明の頭部装着型表示装置は、頭部が左
右に傾くと、補正手段によって第1の表示領域の角度は
水平に保たれる。さらに、第1の表示領域は、これが少
なくとも内接する円形の第2の表示領域内で回転できる
ようになっているので、表示画像の一部が途切れずに済
む。したがって、頭を傾けた状態でも、欠けがなく、水
平に表示された大迫力の映像を飛行機や電車などの中で
手軽に鑑賞することができ、乗り物酔いなどの不快感に
見舞われることもない。
【0010】さらに、第2の表示領域を球形、あるいは
少なくとも前後方向の傾きを吸収できる程度の領域が確
保できる球形の一部とし、第1の表示領域が2次元方向
だけではなく3次元方向にも旋回できるようにすること
が望ましい。頭部の左右の傾きだけではなく前後の傾き
に対しても第1の表示領域の傾きを補正することが可能
であり、より自然な状態で画像を表示できるヘッドマウ
ントディスプレイを提供できる。
【0011】第2の表示領域内で第1の表示領域を回転
して角度を水平に維持する方法あるいは機構はいくつか
ある。まず、錘を第1の表示領域を回転駆動するための
動力源として用いる方法であり、そのためには、第1の
表示領域を第2の表示領域内で回転可能に支持し、補正
手段として、第1の表示領域を回転駆動可能な位置に錘
を設ければよい。
【0012】また、モータなどの駆動機構により第1の
表示領域を動かすことも可能である。そのためには、第
1の表示領域を第2の表示領域内で回転可能に支持し、
さらに、補正手段として、頭部の左右の傾きを検出可能
な手段と、検出された傾きを補正するように第1の表示
領域を回転駆動するモータなどの手段を設ければ良い。
【0013】さらに、矩形のディスプレイではなく、円
形ディスプレイを用いてその中で表示画像だけを回転す
ることも可能である。すなわち、第2の表示領域として
円形ディスプレイを採用し、補正手段として、頭部の左
右の傾きを検出可能な手段と、検出された傾きを補正す
るように円形ディスプレイ内における第1の表示領域の
角度を回転する手段を設けることができる。特に、円形
ディスプレイにおいて、表示画素の位置を極座標(r−
θ)で制御することができるドライバ回路を備えている
場合は、第1の表示領域の角度の修正を極めて簡単に高
速で行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1に本発明に係るヘッドマウン
トディスプレイ(頭部装着型表示装置)の概略構成を示
してある。図1(a)には本例のヘッドマウントディスプ
レイを頭部に装着した状態を正面から見た様子を示して
あり、図1(b)にはその状態を側面から見た様子を示
してある。これらの図に示すように、本例のヘッドマウ
ントディスプレイ1は、ユーザ2の頭部2aに装着した
状態で、右側の眼2bの前方に位置するディスプレイ部
3を有しており、このディスプレイ部3によって、あた
かも100インチの大画面に表示された大迫力の3:4
などの比率の矩形状の映像(表示画像)を視認できるよ
うになっている。このディスプレイ部3は、ユーザ2の
頭部2aに装着するための装着部4に取り付けられてい
る。この装着部4は、頭に沿うように延設されたほぼU
字形状の保持部5と、両方の耳にかかるように延びたフ
レーム6とを備えており、これらの部位5及び6によっ
てヘッドマウントディスプレイ1がユーザ2の頭部2a
に確実に固定され、ディスプレイ部3が対応する眼2b
の若干前方に保持される。本例では、一方の眼の前方に
ディスプレイ部3が設けられたヘッドマウントディスプ
レイ1を例に説明しているが、もちろん、両方の眼の前
にそれぞれの眼から見えるように複数のディスプレイ部
を設けることも可能であり、両目で表示画像を楽しむこ
とができるヘッドマウントディスプレイに対しても以下
の説明と同様の機構を適用することが可能であり、本発
明を適用できる。
【0015】図2にはディスプレイ部3の概略構成を示
してある。この図に示すように、ディスプレイ部3は、
ケース11と、その上部に表示画像を形成する円形の液
晶パネル13と、この液晶パネル13の背面側に配置さ
れたバックライト14と、さらに、その背面側に配置さ
れたバックライト14の点灯用のインバータ回路や液晶
パネル13のドライバ回路等が搭載された基板15を備
えている。また、液晶パネル13の前方(下方)には、
45度傾いた状態の半透過型反射ミラー16が配置さ
れ、さらに、このミラー16の前方側には凹面鏡17が
配置されている。したがって、ユーザ2がディスプレイ
部2を覗くと、液晶パネル13に表示された映像が透過
型反射ミラー16で凹面鏡17に反射され、さらに、凹
面鏡17で拡大された虚像18を透過型反射ミラー16
を透過して眼2bで見ることができる。このため、ユー
ザ2は数メートル先にある大画面の映像を見るのと同様
な感覚で映像を鑑賞できる。
【0016】さらに、本例のヘッドマウントディスプレ
イ1は、円形の液晶パネル13が円形の表示領域20と
なり、その中に矩形の表示領域(第1の表示領域)を設
けて矩形の画像を表示している。したがって、頭部2a
が左右に傾いたときに液晶パネル13の内部で表示領域
を回転することにより傾きを補正することができる。す
なわち、図3に示すように、円形の液晶パネル13には
縦横比が3:4の長方形の表示領域21が設けられてお
り、頭部の傾きを検出し、それを補正するように表示領
域21が液晶パネル13の内部で表示領域21aおよび
21bのように回転させることができる。液晶パネル1
3は、表示領域21が内接する円形になっているので、
表示領域21aおよび21bのように液晶パネル13の
内部で回転しても画面が欠けることはない。したがっ
て、ユーザは頭を傾けたときに常に水平な状態で欠けの
ない画像をみることができる。
【0017】図4に、本例のヘッドマウントディスプレ
イ1において、液晶13を駆動する機能の概要を示して
ある。本例の円形の液晶パネル13はほぼ正六角形の液
晶セル13aを半径方向(r方向)と、円周に沿った方
向(θ方向)とに配列し、さらに、r方向の位置を決定
できる走査線Rと、θ方向の位置を決定できる走査線Θ
により円形に配列された液晶セル13aを接続してあ
る。したがって、本例の液晶パネル13は、従来の方形
の液晶パネルと異なり、X−Y座標ではなく、極座標
(r−θ)で画素を特定する。このため、基板15に搭
載されたドライバ25においては、まず、X−Y座標で
与えられる映像情報31を受け取り、極座標r−θに変
換した映像情報32を生成し、それを駆動部33に供給
する。
【0018】さらに、本例のヘッドマウントディスプレ
イ1は、ジャイロなどのセンサを用いて頭部2aの左右
の傾きを検出可能な傾き検出部26が基板15あるいは
ケース11の内部、さらに装着部4に設けられており、
頭部2aの傾きθ1が検出できるようになっている。こ
の検出部26の信号がドライバ回路25の表示駆動部3
3に供給され、駆動部33は傾きθ1を補正するように
走査信号のスタート角度を変えてr−θに変換された画
像情報32を液晶パネル13に供給する。本例ではドラ
イバの表示駆動部33が頭部2aの傾きを補正する機能
を備えており、ユーザ2の頭部2bが左右方向にθ1傾
くと、液晶パネル13の走査開始をS1に変化させて液
晶パネル13を駆動する。
【0019】すなわち、ユーザ2の頭部2bが傾いてい
ない状態(水平な状態)では、液晶パネル13の走査開
始位置はS0であり、この位置あるいは角度が基準とな
って矩形の表示画面21が表示され、図3に実線で示す
水平な状態で表示画面21が現れる。これに対し、ユー
ザ2の頭部2bがθ1だけ左右方向に傾くと、走査開始
位置がθ1だけ頭部2bが傾いた方向と反対の方向に移
動する。したがって、図3において破線で示すように、
円形ディスプレイ13の内部で矩形の表示画面21が傾
く。その結果、ユーザ2にとっては水平に維持された画
面が見えることになる。また、ディスプレイ13が円形
であるので、回転して映し出される画像21は適切な形
状(所定の比率の矩形)が維持され、画像21の一部が
切れてしまうことがない。さらに、本例の円形ディスプ
レイ13では、極座標で画素あるいはドットを選択して
制御できるので、走査角度を変えるだけで表示画面21
の角度を変えることができる。したがって、検出された
頭部の角度の変化に対する画像の傾きが高速で追従する
ように制御することが可能であり、ユーザ2が頭部を動
かしたときに不自然な感じをできるだけ与えることなく
画像の向きを水平に保つことができる。
【0020】従って、ユーザ2は姿勢を傾けて頭2bが
傾いた状態であっても水平な表示画面で画像を楽しむこ
とができる。また、この姿勢で映像を見つづけても乗り
物酔いのような気持ち悪さを催すこともない。このた
め、本例のヘッドマウントディスプレイ1を使用するこ
とにより、飛行機などの乗り物や狭い部屋などの限られ
たスペースでも、楽な姿勢で手軽に大迫力の映像を長時
間に渡って鑑賞できる。
【0021】なお、矩形の表示領域21を円形の表示領
域20の内部で回転する方法あるいは機構は上記に限定
されるものではない。たとえば、図5に示すように、矩
形の表示を行う矩形の液晶パネル51を矩形の表示領域
21として用い、このパネル51を、円形のフレーム5
2に装着し、このフレーム52がケース11の内部でベ
アリング53を介して回転できるようにしても良い。こ
の方法あるいは機構により頭部の傾きを補正するように
液晶パネル51を回転させると、液晶パネル51の向き
を常に水平に保つことが可能であり、水平な画像をユー
ザに対し表示できる。そして、矩形の液晶パネル51が
円形のフレーム52と共に回転するので回転したときに
画像の一部が欠けることもない。もちろん、円形のフレ
ーム52を設ける代わりに、リング状の回転可能なエリ
ア内で矩形の液晶パネル51が回転できるようにしても
良い。
【0022】また、図5に示したディスプレイ部3の例
では、円形フレーム52を回転駆動する動力を錘54に
より得ている。したがって、図6に示すように、ディス
プレイ部3のケース11は斜めに立ち上がり、ユーザが
頭部を傾けたときにフレーム52が重力の影響を受けや
すい構成となっている。もちろん、ケース11を垂直な
方向に立ち上げることも可能である。
【0023】また、図7に示すように、フレーム52あ
るいは表示パネル51を回転駆動するモータ29を設け
ることも可能である。頭部の傾きを検出する手段26か
らの信号に基づき、頭部の傾きθ1を補正するようにモ
ータ29を駆動することにより、表示パネル51を水平
に保つことが可能であり、上記の例と同様にユーザの姿
勢が変わっても水平な画像を表示することができる。
【0024】さらに、上記の例では、左右方向における
頭の傾きに対応できるディスプレイ装置3を備えたヘッ
ドマンとディスプレイ装置1に基づき説明しているが、
左右に加えて前後方向の頭の傾きに対応して表示領域2
1の角度を水平に保持することも可能である。たとえ
ば、円形ディスプレイ13を用いたディスプレイ装置に
おいては、センサー26により3次元方向の傾きを検出
すると共に、それを立体座標(r−θ−γ)を用いて円
形ディスプレイの表示に反映することが可能である。さ
らに、円形ディスプレイ13を前後方向にある程度回転
できるように支持し、その半球状の空間の中で錘あるい
はモータを用いて回転させることにより前後方向の傾き
を補正することができる。錘54あるいはモータ29を
用いたディスプレイ装置3においても同様であり、前後
方向の頭部の傾きに対して表示領域21の向きが追従し
ないように補正することにより、ヘッドマウントディス
プレイ装置1が頭部に追従して動くにもかかわらず、表
示画像(虚像)18が空間的に固定されているかのよう
にユーザに感じさせることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の頭部装着
型表示装置では、頭の傾きを補正するように円形の表示
領域内で、矩形の表示領域を回転できるようにしてお
り、頭の傾きに左右されずに常に空間的に一定の位置あ
るいは向きで表示画像が映し出されるようにしている。
さらに、実際には、矩形の表示領域が回転するにもかか
わらず、表示画像の一部が切れてしまうことが無いよう
にしている。従って、乗り物酔いと同様の不快感を催す
ことなく、大迫力の映画などの映像を長時間に渡って快
適に鑑賞できる。また、本発明の頭部装着型表示装置を
使用すれば、大画面のディスプレイ自体を使わなくても
大迫力の映像を楽しむことができるので、飛行機や電車
等の中や狭い部屋の中などの限られたスペース内で映像
を見る場合には非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るヘッドマウントディ
スプレイをユーザが装着した状態を模式的に示す図であ
り、図1(a)は正面から見た図、図1(b)は側面か
ら見た図である。
【図2】本例のヘッドマウントディスプレイのディスプ
レイ部の内部構成を示す断面図である。
【図3】本例のヘッドマウントディスプレイにおける円
形領域および表示画像との関係を示す説明図である。
【図4】本例のヘッドマウントディスプレイにおいて円
形の液晶パネルに画像を表示する機構の概要を説明する
図である。
【図5】矩形の液晶パネルを回転させて水平を保持する
例を説明する図である。
【図6】錘で液晶パネルの向きを水平に保つディスプレ
イ装置を示す図である。
【図7】モータで矩形の液晶パネルを回転させて水平を
保持する例を示す図である。
【符号の説明】
1 ヘッドマウントディスプレイ 2 ユーザ 2a 頭部 3 ディスプレイ装置 13 円形の液晶パネル 13a セル 18 表示画像(虚像) 20 円形の表示領域 21 矩形の表示領域 25 ドライバ 26 傾き検出部(傾き検出用のセンサー) 51 矩形状の液晶パネル 52 円形フレーム 53 ベアリング

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部に装着した状態で、顔面の前方に映
    し出される矩形状の表示画像を視認可能な頭部装着型表
    示装置において、 前記表示画像を出力可能な矩形状の第1の表示領域と、 この第1の表示領域が少なくとも内接する円形の第2の
    表示領域と、 この第2の表示領域内で前記第1の表示領域を回転して
    前記頭部の傾きに対し前記表示画像の角度をほぼ水平に
    維持する補正手段とを有する頭部装着型表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第2の表示領域
    は球形または球形の一部であり、前記補正手段は、前記
    第1の表示領域を前記第2の表示領域で3次元方向に回
    転可能である頭部装着型表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記第1の表示領域
    は、前記第2の表示領域内で回転可能に支持されてお
    り、 前記補正手段は、前記第1の表示領域を回転駆動可能な
    錘を備えている頭部装着型表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記第1の表示領域
    は、前記第2の表示領域内で回転可能に支持されてお
    り、 前記補正手段は、前記頭部の左右の傾きを検出可能な手
    段と、検出された傾きを補正するように前記第1の表示
    領域を回転駆動する手段とを備えている頭部装着型表示
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記第2の表示領域
    は円形ディスプレイであり、 前記補正手段は、前記頭部の左右の傾きを検出可能な手
    段と、検出された傾きを補正するように前記円形ディス
    プレイ内における第1の表示領域の角度を回転する手段
    とを備えている頭部装着型表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記円形ディスプレ
    イの表示画素の位置を極座標で制御するドライバ回路を
    有する頭部装着型表示装置。
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