JPH05180482A - 屋内換気方法 - Google Patents

屋内換気方法

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JPH05180482A
JPH05180482A JP3347348A JP34734891A JPH05180482A JP H05180482 A JPH05180482 A JP H05180482A JP 3347348 A JP3347348 A JP 3347348A JP 34734891 A JP34734891 A JP 34734891A JP H05180482 A JPH05180482 A JP H05180482A
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spiral
air
exhaust
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exhaust port
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JP3347348A
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Yoshiaki Nagasawa
佳明 長沢
Kiyoyuki Horii
清之 堀井
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 天井面、もしくはその近傍に、排気方向に向
ってその径が漸縮小する傾斜面(2)を有する排気口
(1)を設け、その軸中心に対してずらした方向に螺旋
流生成用のガイト手段(3)を配置して螺旋流(4)を
排気する。 【効果】 設備投資、メンテナンスの過大な負担なしに
高効率な排気が可能となる。また、屋内の気流や風切り
音も抑えられ、ほとんど気にならない。屋内の浮遊微粒
子の除去効果も良好である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、屋内換気方法に関す
るものである。さらに詳しくは、この発明は、排気のた
めの空気の流れやその風切り音に不快さを感じることな
く、高効率で屋内排気することのできる新しい屋内換気
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来より、飲食店、集会所等
の比較的中小規模に人々が集まる屋内空間には、たとえ
ば図5に示したように、その天井面に排気口(ア)を設
け、これを大型排気ファン(イ)等の強制排気手段
(イ)に連結し、屋内の汚れた空気を強制的に排気して
いる場合が多い。また、この排気口(ア)は、天井面近
傍の壁面上部に設けている場合もある。
【0003】しかしながら、このような従来の強制換気
の方法においては、大能力の排気手段(イ)を用いない
限り排気は円滑に行われなかったり、あるいは、排気口
(ア)に向う強制排気にともなう空気流(ウ)が感知さ
れ、レストランでの食事、さらにはサロンでの懇談時に
気になり、不快な思いをすることが少なくない。また、
風切り音も耳ざわりとなることが多い。屋内の浮遊微粒
子の除去もあまり良好ではない。
【0004】この発明は、以上の通りの事情に鑑みてな
されたものであり、従来方法の欠点を解消し、設備やメ
ンテナンスの負担も大きくなく、円滑で高効率な換気清
浄化を可能とし、空気流れや風切り音も気になることの
ない新しい屋内換気方法を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、天井面、もしくはその近傍に、
排気方向に向ってその径が漸縮小する傾斜面排気口を設
け、その軸中心に対してずらした方向に螺旋気流形成用
のガイド手段を配置して螺旋気流排気することを特徴と
する屋内換気方法を提供する。
【0006】また、この発明は、前記ガイド手段とし
て、複数の空気吹出し小孔からの空気吹出しや、複数の
小突起の配置等をその態様の一つとしている。
【0007】
【作用】この発明においては、天井面、もしくはその近
傍に設けた前記傾斜面排気口からガイド手段による螺旋
気流排気を行うため、その排気は、屋内の熱上昇流の自
然排気を促進する。このため、従来のような強制換気に
ともなう設備負担はメンテナンスの大きな必要もなく、
高効率な排気清浄化が可能となり、かつ、気流や風切り
音を気にすることなく、屋内での快適な時間をすごすこ
とができる。
【0008】
【実施例】以下、添付した図面に沿ってこの発明の方法
について説明する。図1は、この発明の一例を示した屋
内排気のための排気口部の状態を示した底面図と断面図
である。たとえば、この図1に示したように、天井面も
しくはその近傍には排気方向(A)に向って、その内径
が漸縮小する傾斜面排気口(1)を設ける。
【0009】この時の傾斜面(2)は、湾曲面とする
か、または、円錐円状の傾斜面とする。そして、この排
気口(1)には、この例においては、その軸中心に対し
てずらした方向(B1 )(B2 )(B3 )(B4 )に螺
旋気流形成用のガイド手段として小孔(3)を設け、こ
こから微弱な空気を吹出すようにしている。この空気吹
出しは、排気口(1)に自然螺旋流(4)を形成するた
めのトリガーとなるものである。このため、その吹出し
圧力、速度は、極めて微弱で遅いものでよい。また、吹
出しは必ずしも連続する必要はなく、屋内での人々の呼
吸によって生成する熱上昇流の程度に応じて断続的なも
のであってもよい。
【0010】図2は、前記のガイド手段として別の例を
示したものである。この例においては、前記の湾曲面か
らなる傾斜面(2)に、やはり排気口(1)の軸中心に
対してずらした方向となるように突起(5)を配設して
いる。これらのガイド手段としての空気吹出しのための
小孔(3)や、傾斜面(2)上への突起(5)の配置
は、1または2以上とすることができ、屋内密閉の大き
さや全排気量、そして排気口(1)の大きさ等に応じて
適宜とすることができる。
【0011】図3は、さらに別の例を示した屋内空間の
断面図である。この例においては、天井面全体を排気口
(10)に向う傾斜面(20)として構成し、前記のト
リガー突起吹出しと同様の目的のための空気吹出し口
(30)を天井面の周縁部に設け、同様に排気口(1)
の軸中心に対してずらした方向に微弱空気を吹出すよう
にしている。
【0012】これと同時に、もしくはこの空気吹出し口
(30)の代わりに、床面もしくはその近傍に、たとえ
ばディスプレイスメントフロー給気装置等として知られ
てもいる層流空気フロー供給装置(60)を配置し、床
面近傍より、この空気層流(61)を吹出すようにして
もよい。もちろん、前記の小孔(3)、あるいは吹出し
口(30)からの空気も同様の層流条件のものとしても
よい。
【0013】空気層流(61)によって、屋内での螺旋
流排気は、より円滑に進行することになる。またさら
に、この発明の方法においては、たとえば図4に示した
ように、排気口(1)を、この発明の発明者が各種応用
に努めてきたコアンダフロー生成域として構成してもよ
い。このコアンダフローは、軸中心流形成のための手段
として有用であり、図4のように、傾斜面(2)に、環
状スリット(6)を介して空気を吹込む場合には、軸中
心流として、特有なスパイラル流(螺旋流)が生成され
る。
【0014】このようなコアンダ流を前記した通りのト
リガー手段として用いることも有効である。もちろん、
この発明には、その細部においてさらに様々な態様が可
能であることは言うまでもない。
【0015】
【発明の効果】この発明は、以上詳しく説明した通りの
方法によって、従来の強制排気のための大型の設備、そ
のメンテナンスのための不都合をともなうことなく、高
効率での屋内排気と清浄化が可能となる。また、従来の
ように、屋内での空気流れや風切り音が抑えられるた
め、これを気にすることもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法を例示した底面図と断面図であ
る。
【図2】この発明の別の方法を例示した底面図と断面図
である。
【図3】この発明のさらに別の方法を示した屋内断面図
である。
【図4】コアンダフローを利用した例を示した断面図で
ある。
【図5】従来の強制排気方法を示した断面図である。
【符号の説明】
1 排気口 2 傾斜面 3 小孔 4 螺旋流 5 突起 6 環状スリット 10 排気口 20 傾斜面 30 空気吹出し口 60 層流空気フロー供給装置 61 空気層流

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井面、もしくはその近傍に、排気方向
    に向ってその径が漸縮小する傾斜面排気口を設け、その
    軸中心に対してずらした方向に螺旋気流生成用のガイド
    手段を配置して螺旋気流排気することを特徴とする屋内
    換気方法。
  2. 【請求項2】 ガイド手段が複数の小孔からの空気吹出
    しからなる請求項1の屋内換気方法。
  3. 【請求項3】 ガイド手段が複数の小突起からなる請求
    項1の屋内換気方法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004332967A (ja) * 2003-04-30 2004-11-25 Fujio Hori フード装置
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CN110939997A (zh) * 2019-11-12 2020-03-31 孔增香 一种房间用除湿器

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