JPH05180192A - 送風機 - Google Patents

送風機

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Publication number
JPH05180192A
JPH05180192A JP3325534A JP32553491A JPH05180192A JP H05180192 A JPH05180192 A JP H05180192A JP 3325534 A JP3325534 A JP 3325534A JP 32553491 A JP32553491 A JP 32553491A JP H05180192 A JPH05180192 A JP H05180192A
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JP
Japan
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swing
fan
motor
input
blower
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JP3325534A
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English (en)
Inventor
Shizuo Yamaoka
静夫 山岡
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Hitachi Ltd
Hitachi Appliances Techno Service Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Taga Technology Ltd
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】送風を行うファンと、ファンを駆動するファン
モータと、ファンの送風方向を変えるための首振りモー
タと、制御手段にかかわる入力部と、前記入力部の信号
から、首振り情報の設定と首振りタイマの制御を行なう
ことにより、首振りモータの振り角度を任意に設定する
ことを可能とした制御回路を設けた。 【効果】送風機の送風方向を自由に変えることにより、
部屋の中の空気の循環及び、送風による爽快感を増す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送風機にかかり、特に
送風機の送風方向を自由に変えることにより、部屋の中
の空気の循環及び、送風による爽快感を増すための制御
回路の構成及び、その制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の送風機の送風方向を変える手段と
しては、ファンモータの回転を減速し、その回転をリン
ク機構で首振り動作に変換させることにより、首振り動
作を行っている。また、角度切り替えレバーにより、首
振り角度を何段階かに変えられるものがある。また、昭
57−34479 号に記載のように、ファンの送風方向を変え
るための首振りモータと、リンク機構により、首振り動
作を行っているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術で、ファ
ンモータの回転をリンク機構により、首振り動作を行う
ものでは、リンク機構により首振り角度が決まってしま
うため、任意の角度を首振り動作をさせることができな
い。また、角度切り替えレバーにより、首振り角度を変
えられるものでは、動作角度の選択範囲がレバーの切り
替え段数によって決まってしまう。また、首振りモータ
と、リンク機構により、首振り動作を行っているもので
も、リンク機構により首振り角度が決まってしまうた
め、任意の角度で首振り動作をさせることができない。
【0004】本発明は、このような従来技術の問題点を
解決するために、送風を行うファンと、ファンを駆動す
るファンモータと、ファンの送風方向を変えるための首
振りモータと、制御手段にかかわる入力部と、前記入力
部の信号により、首振りモータの振り角度を任意に設定
することを可能とした制御回路を設け、送風機の送風方
向を自由に変えることにより、部屋の中の空気の循環及
び、送風による爽快感を増すことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
1.送風を行うファンと、ファンを駆動するファンモー
タと、ファンの送風方向を変えるための首振りモータ
と、制御手段にかかわる入力部と、前記入力部の信号か
ら、首振り情報の設定と首振りタイマの制御を行なうこ
とにより、首振りモータの振り角度を任意に設定するこ
とを可能とした制御回路を設ける。
【0006】2.1において、ファンモータと、ファン
の送風方向を変えるための首振りモータへ電源を供給す
るための配線途中に、可動接点を設けることにより、3
60度以上の回転方向を設定する。
【0007】3.1において、首振り範囲の限界域を判
定するための入力手段を設ける。
【0008】4.1,2、及び3において、制御手段に
かかわる入力部の信号を遠隔操作により、制御回路に到
達させるための送信機と、受信機を設ける。
【0009】
【作用】前記技術的手段により、送風機の送風角度を任
意の範囲に設定することが可能である。また、可動接点
を組み合わせた構成であれば、360度の範囲で任意に
送風角度を設定できるとともに、単一方向の回転も可能
である。また、可動接点を持たないものでは、限界検出
機構を組み合わせることにより、配線のねじれを防止す
ることが可能である。これらにより、送風機の送風方向
を自由に変え、部屋の中の空気の循環及び、送風による
爽快感を増すことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図14に
基づいて説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例を示す送風機の
制御回路のブロック図、図2は同じく外観図、図3は同
じく縦断面図、図4は360度回転可能な送風機におけ
る可動接点部の一実施例を示す部分拡大図、図5は回転
の限界検出可能な送風機における限界検出機構の一実施
例を示す部分拡大図である。
【0012】また、図6から図14は本発明の一実施例
を示す送風機におけるマイクロコンピュータ制御のフロ
ーチャートである。
【0013】図1は、本発明の一実施例を示すブロック
図である。1は制御回路基板、2はマイクロコンピュー
タ、3はファンモータ駆動回路、4は首振りモータ駆動
回路である。10はマイクロコンピュータを初期化する
信号を発生させるリセット回路、11はマイクロコンピ
ュータのクロックパルスを発生させるクロック発生回
路、12はファンモータ13,首振りモータ14、およ
び制御回路基板1に電源を供給する電源回路である。6
はファンの運転状態やオフタイマの設定時間などを表示
する表示部、7は操作者からの制御要求を入力するため
の入力部である。この制御回路基板1により、13はフ
ァンモータおよび14の首振りモータを制御する。これ
らが本発明の一実施例における基本構成である。
【0014】さらに、5は首振り限界を検出するための
首振り位置検出部、9は運転状態や首振り角度を遠隔操
作により設定するための制御信号を送信する送信機、8
はその制御信号を受け取るための受信機である。首振り
位置検出部からの入力をマイクロコンピュータに取り込
むことにより、回転角度の限界を設定することが可能と
なり、送信機,受信機の追加により、制御の遠隔操作が
可能となる。
【0015】図2は、本実施例における送風機の外観図
である。26は送風機本体である。本体26には、運転
状態を表示する表示部28、操作者により、運転状態を
操作するための入力装置29などを備えた操作パネル2
7がある。31は、送風機本体に電源を供給するための
電源コードである。24はスライド支柱で、本体26に
取り付けられ、上下にスライドすることにより送風高さ
を変えることができる。スライド支柱24の高さの固定
は25の固定レバーにて行なう。24のスライド支柱
に、ファン20,ファンガード前21,ファンガード後
22,モータカバー23などの送風機部を取り付ける。
【0016】送風機の制御を遠隔操作により行なう場合
は、本体26に受信窓30を設け、ここから送信機60
の信号を受け取る。操作者が送信機60の入力スイッチ
61を操作すると30の受信窓30から信号を受け、こ
の信号により制御回路1で制御を行なう。
【0017】図3は、本実施例における送風機の縦断面
図である。1は制御回路で、入力スイッチ46,表示素
子47,受信機48などを取りつけてある。制御回路1
への電源の供給は、31の電源コードを通して行なわれ
る。
【0018】13はファンモータ、14は首振りモータ
で、制御回路1からの制御出力により駆動される。ファ
ンモータ13には、モータ軸51を介して、ファン20
が取り付けられる。ファン20の取り付けはファンキャ
ップ50をモータ軸51にねじ込むことにより固定され
る。首振りモータ14の回転出力は、原動歯車43から
主歯車42に伝えられる。主歯車42と主軸41を回転
固定とすることで原動歯車43が主歯車42を回そうと
する反作用により、主軸41を回転中心としてファン部
の首振りが行なわれる。41は、リミットスイッチで、
回転角度に限界がある構成で、首振り角度が限界点を超
えているかを検知するために設けられている。この検出
には、例えばモータカバー23に一体に成形された突起
44が首振り角度の限界点において、リミットスイッチ
40を押すことにより、制御回路1へON/OFF出力
することで行なう。リミットスイッチ40は、例えば左
右対称に2個設けておく。主軸41や、リミットスイッ
チ40などは、首部55に固定または一体成形される。
首部55は、スライド支柱24に取り付けられ、回転軸
を中心に、上下動が可能である。
【0019】図4は、首振りが、360°回転できる構
成における、可動接点部の部分拡大図である。首部55
に一体成形された主軸41に主歯車42が取り付けられ
る。主歯車42は、ベース52に回転自在に固定され
る。主歯車42には、同心円状に接点片57が取り付け
られ、制御回路1からの配線56が接続される。ベース
52にはばね接点片58が取り付けられ、ばね接点片5
8と接点片57は機械的接触により接続される。ここか
ら首振りモータ14,ファンモータ13に制御出力を送
る。これにより、首振りモータ14の回転により、主軸
41を回転中心としてベース52全体が回転しても、配
線56のねじれなどがなく安定してファンモータ13,
首振りモータ14に制御出力を送ることが可能となる。
【0020】図5は、首振り角度の限界を検出する構成
における、首振り回転限界検出機構の部分拡大図であ
る。制御回路1から制御出力は配線53を通して、ファ
ンモータ13,首振りモータ14に送られる。ファンモ
ータ13,首振りモータ14はベース52に固定され、
主歯車42はベース52に回転自在に取り付けられる。
首振りモータ14の回転は、原動歯車43を通して主歯
車42に伝達される。ファンモータ13,首振りモータ
14,主歯車42,原動歯車43,ベース52などはモ
ータカバー23でおおい、モータカバー23とベース5
2は固定する。モータカバー23は一体成形された突起
44を有する。
【0021】首部55には、主軸41があり、これと主
歯車42の切欠き付きの穴42aを接続する。主軸41
と主歯車42は回転固定とし、首振りモータ14が回転
すれば、首振りモータ14が固定されているベース52
側が、主軸41が回転中心として回る。首部55には、
リミットスイッチ40a,40bが取り付けられ、各々
レバー54a,54bを有する。モータカバー23の突
起44はベース52の動きと一体で、ベース52が回転
し突起44によりレバー54a、または54bが押され
ると、リミットスイッチ40a、または40bがONす
る。この信号を制御回路1が受け取ることにより、回転
限界位置まで回ったことが検出できる。このスイッチが
ONした時点で首振りモータの回転方向を反転させれ
ば、配線53のねじれなどの心配はなくなる。この制御
は図14の首振り限界設定のある機種の処理フローと組
み合わせて使う。
【0022】次に制御に関するフローについて図6から
図14で説明する。
【0023】図6は、本実施例における送風機の制御の
メインフローである。電源投入後、まず処理100にお
いて、初期値の設定や、割込み条件設定などの初期処理
を行なう。次に、処理101で設定時間運転後に自動的
にファンを止めるためのタイマや、首振りの反転タイミ
ングを決めるためのタイマなどの、カウント処理を行な
う。この処理は、一定時間ごとに、例えば250msご
とに行なうような仕掛けを作る。図12の首振りタイマ
のカウント処理はこの中で行なう。処理102では、本
体のキー入力や、送信機などから送られた信号により、
定められた処理を行なう。処理103では、ファンモー
タの運転や、首振りモータの運転を制御するための、ト
ライアックなどの制御情報の設定や、出力処理を行な
う。判定104では、切り要求の判定を行ない、切り要
求があれば処理105の切り処理を行ない、判定106
へ進む。切り要求がなければ、そのまま判定106へ進
む。判定108では、電源がONされているかの判定を
行ない、電源がONされている間、処理101から判定
106の間を繰返し実行する。
【0024】図7は、コマンド処理のフローである。判
定110でリモコンなどの送信機からの入力を判定し、
入力を受け付けなければ、次に判定111で本体などの
キー入力を受け付けたかを判定する。受け付けていなけ
れば、何も行なわずに処理を抜ける。判定110または
判定111で、入力を受け付けていれば、次の判定11
2に進む。判定112において、入力が運転/停止かを
判定し、運転/停止ならば処理117の運転/停止処理
を行ない、処理を抜ける。入力が運転/停止でなけれ
ば、次の判定113に進む。判定113において、入力
が風量切替かを判定し、風量切替ならば処理118の風
量切替処理を行ない、処理を抜ける。入力が風量切替で
なければ、次の判定114に進む。判定114におい
て、入力がタイマ設定かを判定し、タイマ設定ならば処
理119のタイマ設定処理を行ない、処理を抜ける。入
力がタイマ設定でなければ、次の判定115に進む。判
定115において、入力が首振り1入力かを判定し、首
振り1入力ならば処理120の首振り1入力処理を行な
い、処理を抜ける。入力が首振り1入力でなければ、次
の判定116に進む。判定116において、入力が首振
り2入力かを判定し、首振り2入力ならば処理121の
首振り2入力処理を行ない、処理を抜ける。入力が首振
り2入力でなければ、処理を抜ける。
【0025】図8は運転/停止入力処理のフローであ
る。判定130で運転中かの判定を行ない、運転中なら
ば処理134でファン運転中であることを示す運転フラ
グをリセットし、処理135で現在の運転状態をメモリ
ーに記憶する。次に処理136でトライアックのOFF
などの切り処理を行なう。判定130で運転中でなけれ
ば、処理131で運転フラグをセットし、処理135で
メモリーに記憶された運転状態を読み込んで運転を設定
する。次に処理133でトライアックのONなどの運転
スタート処理を行なう。この実施例では、運転/停止入
力があるたびに、運転の設定/解除を行なう。
【0026】図9は、風量切替入力処理のフローであ
る。判定140で運転中かの判定を行ない、運転中でな
ければ何もしないで処理を抜ける。運転中ならば、次の
判定141で弱運転中かの判定を行ない、弱運転中なら
ば処理144で中運転の設定を行なう。弱運転中でなけ
れば、次の判定142で中運転中かの判定を行なう。中
運転中なら処理145で強運転の設定を行なう。中運転
中でなければ、次の判定143で強運転中かの判定を行
なう。強運転中なら処理146で弱運転の設定を行な
う。本実施例では、風量切替を弱,中,強の3段階とし
ているが、風量切替は本発明においてはなくてもよい。
【0027】図10は、首振り1入力処理のフローであ
る。処理150で首振りフラグをリセットし、処理15
1,処理152で確定フラグ1,確定フラグ2をリセッ
トする。次に処理153で首振り方向に0をセットし、
処理154で比較値に最大値をセットし、処理156で
ワークタイマを0クリアする。この処理により、首振り
1入力があれば、全ての首振り条件を初期化する。
【0028】図11は、首振り2入力処理のフローであ
る。判定160で首振り中かの判定を行ない、首振り中
ならば、判定161で確定フラグ2の判定を行ない、確
定フラグ2が1ならば、処理175で確定フラグ2に0
をセットし、処理176で比較値に最大値をセットす
る。これにより、首振り角度が設定されている状態か
ら、首振り反転位置を越えて首振りを行なうので、もう
一度首振り2入力を行なうことにより、任意の位置で首
振り角度の設定ができる。判定161で確定フラグ2が
1でないとき、判定162で確定フラグ1の判定を行な
い、確定フラグ1が1ならば、処理164で確定フラグ
2に1をセットし、確定フラグ1が1でなければ処理1
63で確定フラグ1に1をセッとする。次に、処理16
5で比較値にワークタイマの値をセットし、処理166
でワークタイマをクリアする。次に判定167で方向フ
ラグの判定を行ない、方向フラグが1ならば方向フラグ
に0をセットし、方向フラグが1でなければ方向フラグ
に1をセットすることにより、首振り方向の反転を行な
う。
【0029】また、判定160で首振り中でなかった場
合、処理170で首振りフラグに1をセットする。次に
判定171で確定フラグ2の判定を行ない、1ならばそ
のまま処理を抜ける。1でなければ、判定172で確定
フラグ1の判定を行ない、1ならばそのまま処理を抜け
る。1でなければ処理173でワークタイマをクリア
し、処理174で方向フラグに0をセットする。この処
理により、現在設定されている首振り条件から首振りの
設定が行なえる。何も設定されていない場合のみ、初期
値からの首振り設定を行なう必要がある。
【0030】図12は、首振りタイマのカウント処理の
フローである。判定180で首振り中かの判定を行な
い、首振り中でなければ、何も行なわずに処理を抜け
る。首振り中ならば、判定181で確定フラグ2の判定
を行ない、確定フラグ2が1ならば、処理182でワー
クタイマのカウントを行なう。カウントはこのカウント
処理を例えば250msごとに行なうように設定してお
けば、1カウントは250msとなる。次に判定183
でこのカウント値と比較値を比較し、カウント値<比較
値ならば処理を抜ける。カウント値≧比較値ならば処理
184でワークタイマをクリアし、判定185で方向フ
ラグを判定し、方向フラグが1ならば処理186で方向
フラグに0をセットし、方向フラグが1でなければ処理
187で方向フラグに1をセットする。この処理によ
り、ワークタイマのカウント時間≧比較値となるたび
に、首振り方向を反転させることができる。
【0031】また、判定181で確定フラグ2が1でな
ければ、処理188でワークタイマのカウントを行な
う。次に判定189でワークタイマがオーバーフローし
ているかを判定し、オーバーフローしていなければ処理
を抜ける。オーバーフローしていたら処理190でワー
クタイマに比較値をいれ、処理を抜ける。判定189,
処理190は、360度首振りが可能な機種で、角度の
設定を行なわずに首振りを行なう場合、一方向のみの回
転となり、ワークタイマがオーバーフローする可能性が
あるため行なっている。処理190でワークタイマにい
れる値は制御の目的により、0や最大値でもよい。
【0032】図13は、首振りモータ出力制御の処理フ
ローである。判定201で首振り中かを判定し、首振り
中でなければ何も処理を行なわずに抜ける。首振り中な
らば、判定202で方向フラグが1ならば、処理203
でA方向トライアックをOFFし、処理204でB方向ト
ライアックをONすることにより、首振り方向を反転さ
せる。判定202で方向フラグが1でなければ、処理2
05でB方向トライアックをOFFし、処理206でA
方向トライアックをONすることにより、首振り方向を
反転させる。この実施例では首振りモータ回転方向の制
御を2つのトライアックにより制御するようにしている
が、別の方式の場合、この処理フローの中の方向の反転
手段を替えてもよい。
【0033】図14は、首振り限界設定のある機種の処
理フローである。判定210で首振り中かを判定し、首
振り中でなければ何も行なわずに処理を抜ける。首振り
中ならば、判定211で首振り方向を判定し、方向フラ
グが1ならば、判定212でリミットスイッチBがON
したかを判定し、OFFならば処理を抜けONならば方
向フラグを0にして判定214へ移る。方向フラグが1
ならば、判定219でリミットスイッチAがONしたか
を判定し、OFFならば処理を抜けONならば方向フラ
グを1にして判定214へ移る。判定214では、確定
フラグ2が1ならば処理218でワークタイマのクリア
を行ない、処理を抜ける。確定フラグ2が1でなけれ
ば、判定215で確定フラグ1の判定を行ない、確定フ
ラグ1が1ならば処理221で確定フラグ2に1をセッ
トし、確定フラグ1が1でなければ、処理216で確定
フラグ1に1をセットする。処理217では、ワークタ
イマの値を比較値にいれ、処理218でワークタイマの
値をクリアする。この処理フローにより、首振りが回転
限界を越えてまわろうとしても、限界位置で反転するよ
うになる。
【0034】
【発明の効果】前記技術的手段により、送風機の送風角
度を任意の範囲に設定することが可能である。また、可
動接点を組み合わせた構成であれば、360度で範囲で
任意に送風角度を設定できるとともに、単一方向の回転
も可能である。また、可動接点を持たないものでは、限
界検出機構を組み合わせることにより、配線のねじれを
防止することが可能である。これらにより、送風機の送
風方向を自由に変え、部屋の中の空気の循環及び、送風
による爽快感を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す送風機の制御回路ブロ
ック図である。
【図2】本発明の一実施例を示す送風機の外観図であ
る。
【図3】本発明の一実施例を示す送風機の縦断面図であ
る。
【図4】本発明の一実施例を示す送風機の360度回転
可能な構成における可動接点機構の部分拡大図である。
【図5】本発明の一実施例を示す送風機の回転限界設定
可能な構成の部分拡大図である。
【図6】本発明の一実施例を示す送風機の制御回路の動
作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の一実施例を示す送風機の制御回路の入
力制御動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の一実施例を示す送風機の制御回路の運
転/停止入力制御動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の一実施例を示す送風機の制御回路の風
量切替入力制御動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の一実施例を示す送風機の制御回路の
首振り入力1制御動作を示すフローチャートである。
【図11】本発明の一実施例を示す送風機の制御回路の
首振り入力2制御動作を示すフローチャートである。
【図12】本発明の一実施例を示す送風機の制御回路の
首振りタイマ制御動作を示すフローチャートである。
【図13】本発明の一実施例を示す送風機の制御回路の
首振り出力制御動作を示すフローチャートである。
【図14】本発明の一実施例を示す送風機の制御回路の
回転限界制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…制御回路基板、2…マイクロコンピュータ、3…フ
ァンモータ駆動回路、4…首振りモータ駆動回路、10
…リセット回路、11…クロック発生回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F04D 27/00 101 S 9131−3H

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送風を行うファンと、ファンを駆動するフ
    ァンモータと、ファンの送風方向を変えるための首振り
    モータと、制御手段にかかわる入力部と、前記入力部の
    信号から、首振り情報の設定と首振りタイマの制御を行
    なうことにより、首振りモータの振り角度を任意に設定
    することを可能とした制御回路を設けたことを特徴とす
    る送風機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の送風機において、ファンモ
    ータと、ファンの送風方向を変えるための首振りモータ
    へ電源を供給するための配線途中に、可動接点を設ける
    ことにより、360度以上の回転方向を設定することを
    可能としたことを特徴とする送風機。
  3. 【請求項3】請求項1記載の送風機において、首振り範
    囲の限界域を判定するための入力手段を設けたことを特
    徴とする送風機。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれか1項に記載の
    送風機において、制御手段にかかわる入力部の信号を遠
    隔操作により、制御回路に到達させるための送信機と、
    受信機を設けたことを特徴とする送風機。
JP3325534A 1991-12-10 1991-12-10 送風機 Pending JPH05180192A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015021411A (ja) * 2013-07-18 2015-02-02 バルミューダ株式会社 扇風機の首振り装置及びこれを用いた扇風機
CN105370601A (zh) * 2015-11-24 2016-03-02 珠海格力电器股份有限公司 一种风扇和风扇控制方法
JP2020527472A (ja) * 2017-07-18 2020-09-10 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ ロボットのための全方向性牽引モジュール
CN112302974A (zh) * 2019-07-29 2021-02-02 广东美的环境电器制造有限公司 风扇

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