JPH05180168A - 可変容量型油圧ポンプの馬力制御装置 - Google Patents

可変容量型油圧ポンプの馬力制御装置

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JPH05180168A
JPH05180168A JP3047550A JP4755091A JPH05180168A JP H05180168 A JPH05180168 A JP H05180168A JP 3047550 A JP3047550 A JP 3047550A JP 4755091 A JP4755091 A JP 4755091A JP H05180168 A JPH05180168 A JP H05180168A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】可変容量型油圧ポンプの入力馬力を簡単な構造
の減馬力制御用レギュレータと同構造のレギュレータを
用いて増馬力制御し得る可変容量型油圧ポンプの馬力制
御装置を提供する。 【構成】原動機1で駆動される可変容量型ポンプ2の入
力馬力を制御するレギュレータ10を、サーボシリンダ
11と、バネ12で一端側へ付勢されたスプール13を
有するスプール弁機構15と、スプール13を他端側へ
付勢するコンペンピストン16を有するコンペンピスト
ン機構20とで構成し、コンペンピストン16の段部1
6a及び端部とハウジング30との間に夫々油室17・
18を形成し、原動機1の設定回転数に応じた指令圧を
油室18に供給する電磁比例減圧弁40であってソレノ
イド60に供給される駆動電流の増加に応じて減少する
指令圧を発生する減圧弁40を設け、駆動電流の増加に
応じてポンプ2の入力馬力を増加させるように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に油圧ショベル、油
圧クレーンその他の建設機械、土木機械に使用される可
変容量型油圧ポンプの馬力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、建設機械や土木機械等において
は、可変容量型油圧ポンプを駆動する原動機が過負荷に
なったときに、原動機の負荷状態を検出して油圧ポンプ
の入力馬力を制御する馬力制御装置が設けられている。
【0003】一般に、馬力制御装置は、例えば本願出願
人の出願に係る特開昭62−101891号公報及び特
開昭62−101892号公報に記載されているよう
に、油圧ポンプの入力馬力を制御するレギュレータであ
って、サーボシリンダと、バネで一端側へ付勢されたス
プールを有するスプール弁機構と、スプールを他端側へ
付勢する段付きのコンペンピストンを有するコンペンピ
ストン機構とからなるレギュレータと、操作レバーで設
定される原動機の設定回転数(即ち、設定馬力)に応じ
た駆動電流によりコンペンピストンに作用させる指令圧
を発生する電磁比例減圧弁などで構成される。
【0004】一方、馬力制御方法としては、駆動電流の
増加に応じて、油圧ポンプの馬力を減少させる減馬力制
御と馬力を増加させる増馬力制御があり、従来、減馬力
制御する場合には減馬力制御用のレギュレータを用い、
増馬力制御する場合には増馬力制御用のレギュレータを
用いていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術に係る馬
力制御装置においては、増馬力制御する場合には、増馬
力制御用のレギュレータを用いなければならないが、増
馬力制御用のレギュレータは減馬力制御用のレギュレー
タに比べ構造が複雑なため製作コストが高くなり、馬力
制御装置の全体のコストが高くなるという問題がある。
減馬力制御用レギュレータと増馬力用レギュレータとは
構造が異なり、互換性がないので、馬力制御装置の汎用
性が低くなるという問題もある。
【0006】本発明の目的は、可変容量型油圧ポンプの
馬力を簡単な構造の減馬力制御用レギュレータと同構造
のレギュレータを用いて増馬力制御し得る可変容量型油
圧ポンプの馬力制御装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る可変容量型
ポンプの馬力制御装置は、原動機で駆動される可変容量
型油圧ポンプの馬力を制御する馬力制御装置であって、
サーボシリンダと、バネで一端側へ付勢されたスプール
を有するスプール弁機構と、スプールを他端側へ付勢す
る段付きのコンペンピストンを有するコンペンピストン
機構とからなるレギュレータを備えた可変容量型油圧ポ
ンプの馬力制御装置において、コンペンピストンの段部
とハウジングとの間及びコンペンピストンの端部とハウ
ジングとの間に夫々油室を設け、段部に対応する油室に
ポンプの吐出圧を導入し、端部に対応する油室に原動機
の設定回転数に応じた指令圧を供給する電磁比例減圧弁
であって駆動電流の増加に応じて減少する指令圧を発生
させる電磁比例減圧弁を設けたものである。
【0008】
【作用】本発明に係る可変容量型油圧ポンプの馬力制御
装置においては、原動機の実際回転数が設定回転数に略
等しい状態(即ち、原動機の出力馬力が設定回転数に対
応する出力馬力を出力しているとき)において、減圧弁
は設定回転数に対応する駆動電流により所定の指令圧を
発生し、その指令圧はコンペンピストンの端部とハウジ
ングの間の油室に供給される。このとき、油圧ポンプの
負荷が軽く、油圧ポンプの吐出圧が、コンペンピストン
の段部とハウジングの間の油室に導入される油圧ポンプ
の吐出圧による油圧力と上記指令圧による油圧力とを加
算したスプール駆動力とバネの付勢力との関係で設定さ
れるコンペン開始圧より低いときには、吐出圧の変動に
関係なく一定の吐出量を吐出する。
【0009】一方、原動機の出力馬力が保持された状態
において、油圧ポンプの負荷が増大し、油圧ポンプの吐
出圧が上記コンペン開始圧より高くなると、バネ力に抗
するスプール駆動力によりスプール弁が切換えられ、サ
ーボシリンダを介して油圧ポンプの傾転角が減少し、入
力馬力一定の関係を保持しつつ油圧ポンプの吐出量が減
少する。
【0010】一方、設定回転数を増加させると設定回転
数に応じて増加する駆動電流により減圧弁から上記指令
圧より減少した指令圧が油室に供給されるとともに原動
機の実際回転数は増加された設定回転数に略等しくな
り、原動機の出力馬力は増加する。油室に供給される指
令圧が減少することによりコンペン開始圧が高くなり、
油圧ポンプの馬力が増加する。
【0011】このように、駆動電流の増加に応じて減少
する指令圧を発生させる電磁比例減圧弁を設けることに
より、減馬力制御用のレギュレータを用いて簡単に増馬
力制御を実現することが出来る。また、製作コストの高
い増馬力制御用のレギュレータを用いなくてもよいの
で、馬力制御装置のコストを低減することが出来る。
尚、減馬力制御する場合には、減圧弁を駆動電流の増加
に応じて増加する指令圧を発生させる減圧弁に交換すれ
ばよい。
【0012】
【発明の効果】本発明の可変容量型油圧ポンプの馬力制
御装置によれば、駆動電流の増加に応じて減少する指令
圧を発生させる減圧弁を設けたので、減馬力制御用のレ
ギュレータを用いて簡単に増馬力制御を実現出来るこ
と、製作コストの高い増馬力制御用のレギュレータを用
いなくてもよいので、馬力制御装置のコストを低減する
ことが出来ること、減圧弁を駆動電流の増加に応じて増
加する指令圧を発生させる減圧弁に交換することによ
り、簡単に減馬力制御が実現出来るので、馬力制御装置
の汎用性を高めることが出来ること、などの効果が得ら
れる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は建設機械としての油圧ショベルの
可変容量型油圧ポンプの馬力制御装置に本発明を適用し
たものである。
【0014】図1に示すように、原動機1により駆動さ
れる可変容量型油圧ポンプ2の斜板の傾転角を制御する
レギュレータ10は、サーボピストン23を有するサー
ボシリンダ11と、バネ12で一端側へ付勢されたスプ
ール13とスリーブ14を有しサーボシリンダ11への
油圧を供給する方向と流量を制御するスプール弁機構1
5と、スプール13を他方側へ付勢する段付きのコンペ
ンピストン16を有するコンペンピストン機構20など
を有し、コンペンピストン16の段部16aとレギュレ
ータ10のハウジング30との間及びコンペンピストン
16の端部とハウジング30との間には夫々油室17・
18が形成され、油室17にはポンプ2の吐出圧が導入
され、油室18には電磁比例減圧弁40からの指令圧P
dが導入され、コンペンピストン16は吐出圧による油
圧力と指令圧Pdによる油圧力を加算したスプール駆動
力によりスプール13をバネ12の付勢力に抗して駆動
するようになっている。
【0015】また、ポンプ2の吐出圧は、サーボシリン
ダ11のサーボ小室21及びスプール13の1次側ポー
トに導入され、スプール13の2次側ポートはサーボシ
リンダ11のサーボ大室22に連通し、サーボポンプ3
の吐出圧は減圧弁40の1次側ポートに導入されてい
る。
【0016】ここで、レギュレータ10の構造について
簡単に説明する。図2に示すように、レギュレータ10
のハウジング30は上部ハウジング31と下部ハウジン
グ32とサイドハウジング33・34からなり、上部ハ
ウジング31の左部上段にはスプール13及びスリーブ
14などを有するスプール弁機構15が配設され、上部
ハウジング31の左部下段にはコンペンピストン16を
有するコンペンピストン機構20が配設され、下部ハウ
ジング32にはサーボシリンダ11が配設されている。
コンペンピストン16の右側には環状溝24aを有する
軸部材24が左右方向に摺動自在に装着され、上部ハウ
ジング31に固着の枢支ピン25にはレバー26が回動
自在に設けられ、レバー26の下端に固着の係合ピン2
7は環状溝24aに係合している。フィードバックレバ
ー29とスプール13は連結ピン28を介して回動自在
に連結され、フィードバックレバー29の下端部はサー
ボピストン23のピン23aに係合され、フィードバッ
クレバー29に固着の連動ピン35はレバー26の孔2
6aに係合している。
【0017】コンペンピストン16から軸部材24に右
向きのスプール駆動力が作用すると、スプール13はレ
バー26の孔26aと連動ピン35を介して右方に駆動
されサーボ大室22に油圧が供給され、サーボピストン
23がサーボ小室21側に駆動され、油圧ポンプ2の傾
転角が減少するようになっている。そして、サーボピス
トン23の移動はフィードバックレバー29を介してス
プール13にフィードバックされ、スプール23は再び
整定位置へ戻る。尚、符号36・37は調整用のバネで
ある。
【0018】次に、減圧弁40について説明する。減圧
弁40は、スロットルレバー4で設定する原動機1の設
定回転数に応じた指令圧Pdを発生して油室18に供給
するもので、設定回転数と実際回転数との差を演算する
制御装置6からは設定回転数と実際回転数とが等しいと
きには設定回転数に対応する所定の駆動電流Imを減圧
弁40のソレノイド60に出力し、減圧弁40は駆動電
流Imに対応するつまり設定回転数に対応する所定の指
令圧Pdmを油室18へ供給する。一方、この状態から
設定回転数と実回転数との差が発生するとその差の大き
さに応じて駆動電流を増加させるようになっており、図
6に示すように、減圧弁40は、駆動電流Iの増加に応
じて指令圧Pdを低下させるようになっている。
【0019】次に、減圧弁40の構造について説明す
る。図3に示すように、弁本体41の中央部には、段部
42の左側の大径部43と右側の小径部44からなるス
プール孔45が形成され、スプール孔45には、大径部
43及び小径部44に対応した大径部46と小径部47
からなるスプール48が装着され、弁本体41の右部に
はソレノイド60が装着されている。また、弁本体41
には、サーボポンプ3の吐出圧が導入される1次側油路
49とタンクに接続されるタンク油路50と油室18に
接続される2次側油路51とがスプール孔45を貫通し
て形成され、スプール48の大径部46の外周部には油
溝52が、大径部46と小径部47に跨がる外周部には
油溝53が、小径部47の外周部には油溝54が形成さ
れ、スプール孔45の左側にはバネ収容室56が形成さ
れ、バネ収容室56にはスプール48を右方に付勢する
バネ55が収容されている。
【0020】図4に示すように、ソレノイド60のプラ
ンジャ61は圧縮コイルバネ62により左方に付勢さ
れ、プランジャ61にはソレノイド60の駆動力をスプ
ール48に伝達するロッド63が固着され、ソレノイド
60が励磁されていないときには、1次側油路49と2
次側油路51とが油溝52を介して接続され、2次側油
路51とタンク油路50とは油溝53と油溝54との間
の壁部45aによりブロックされる。このとき、油溝5
3はスプール48の大径部46と小径部47に跨がって
形成され且つ油溝53は2次側油路51と接続されてい
るので、2次側油路51の油圧即ち減圧弁40の指令圧
Pdoは、バネ55のバネ力をFS1、バネ62のバネ
力をFS2、小径部47の面積をA1、大径部46の面
積をA2とすると、Pdo=(FS1−FS2)/(A
2−A1)となる。但し、サーボポンプ3の吐出圧がP
doより大きい場合には指令圧PdはPdoになり、サ
ーボポンプの吐出圧がPdoより小さい場合には指令圧
Pdoはサーボポンプ3の吐出圧になる。
【0021】図5に示すように、ソレノイド60に駆動
電流Iが供給されて励磁されると、ロッド63が左方に
移動してスプール48を左方に駆動し、油溝54を介し
て2次側油路51とタンク油路50とが接続されるとと
もに、1次側油路49と2次側油路51とは油溝52と
油溝53との間の壁部45bによりブロックされ、2次
側の油圧がタンクに排出されることにより、2次側の油
圧即ち減圧弁40の指令圧Pdが減少し、指令圧Pdは
Pd=(FS1−FS2−FS0L)/(A2−A1)
=Pdo−〔K×I/(A2−A1)〕となり、指令圧
Pdは駆動電流Iの増加に比例して減少する。但し、F
SOLはソレノイド60に駆動電流Iが供給されたとき
のソレノイド60の駆動力を、Kはソレノイド60の単
位駆動電流当たりの発生駆動力である。尚、駆動電流I
を適宜設定することにより、ソレノイド60の駆動力F
SOLと、そのときの圧縮コイルバネ55・62による
バネ力(FS1−FS2)とを略等しくし、指令圧Pd
をPd=0にすることができる。尚、符号64は励磁コ
イルである。
【0022】このように構成された馬力制御装置の作用
について説明する。原動機1の実際回転数がスロットル
レバー4で設定された設定回転数に略等しい状態におい
て、制御装置6から設定回転数に対応する例えば駆動電
流Imが減圧弁40のソレノイド60に出力され、図6
に示すように減圧弁40から指令圧Pdmが油室18に
供給される。このとき、ポンプ2の負荷が軽く、ポンプ
2の吐出圧Pが、指令圧Pdmによる油圧力とバネ12
の付勢力などとのバランスで設定されるコンペン開始圧
Pcmより低いときには、図7に示すように、吐出圧の
変動に関係なく一定の最大流量の油圧を吐出する。
【0023】一方、ポンプ2の負荷が増大し、ポンプ2
の吐出圧Pがコンペン開始圧Pcmより高くなると、バ
ネ12のバネ力に抗する指令圧と吐出圧とによるスプー
ル駆動力によりスプール13が供給位置側に駆動されて
サーボ大室22の油圧が増加し、サーボピストン23が
サーボ小室21側に駆動されるとともにサーボピストン
23によりポンプ2の傾転角が減少し、図7に示すP−
Q特性線Lmに沿ってポンプ2の吐出量が減少する。
【0024】次に、スロットルレバー4を操作して設定
回転数を増加すると、このとき原動機1の実際回転数は
設定回転数より小さいので、設定回転数と実際回転数と
の差の大きさに応じて駆動電流Imより増加した駆動電
流Inが制御装置6からソレノイド60に出力され、図
6に示すように、減圧弁40からは駆動電流Inに対応
する指令圧Pdmより低い指令圧Pdnが油室18に供
給されるとともに、スロットルレバー4の操作後徐々に
原動機1の実際回転数は増加された設定回転数に略等し
くなり、原動機1の出力馬力は増加する。油室18に供
給される指令圧PdがPdmからPdnに低下すること
により、図7に示すように、コンペン開始圧がPcmか
らPcnに高く設定され、原動機1の出力馬力の増加に
応じたP−Q特性線Lnに切換えられる。
【0025】このように、駆動電流Iの増加に応じて減
少する指令圧Pdを発生させる減圧弁40を設けたの
で、減馬力制御用のレギュレータ10を用いて簡単に油
圧ポンプ2の増馬力制御を実現することが出来る。ま
た、製作コストの高い増馬力制御のレギュレータを用い
なくてもよいので、馬力制御装置のコストを低減するこ
とが出来る。更に、減馬力制御する場合には、減圧弁4
0を駆動電流の増加に応じて増加する指令圧を発生する
減圧弁に交換するだけでよいので、馬力制御装置の汎用
性を高めることが出来る。
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧ポンプの馬力制御装置の構成図である。
【図2】レギュレータの要部縦断面図である。
【図3】減圧弁の要部切欠縦断面図である。
【図4】ソレノイドが励磁されていないときの減圧弁の
要部縦断面図である。
【図5】ソレノイドが励磁されたときの減圧弁の要部縦
断面図である。
【図6】減圧弁の制御特性図である。
【図7】油圧ポンプのP−Q線図である。
【符号の簡単な説明】
1 原動機 2 可変容量
型油圧ポンプ 10 レギュレータ 11 サーボ
シリンタ 12 バネ 13 スプー
ル 15 スプール弁機構 16 コンペ
ンピストン 16a 段部 17・18
油室 20 コンペンピストン機構 30 ハウジ
ング 40 電磁比例減圧弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 進 神戸市西区櫨谷町松本234番地 川崎重工 業株式会社西神戸工場内 (72)発明者 今井 俊行 千葉市長沼原町731番地1 住友建機株式 会社千葉工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原動機で駆動される可変容量型油圧ポン
    プの馬力を制御する馬力制御装置であって、サーボシリ
    ンダと、バネで一端側へ付勢されたスプールを有するス
    プール弁機構と、スプールを他端側へ付勢する段付きの
    コンペンピストンを有するコンペンピストン機構とから
    なるレギュレータを備えた可変容量型油圧ポンプの馬力
    制御装置において、 コンペンピストンの段部とハウジングとの間及びコンペ
    ンピストンの端部とハウジングとの間に夫々油室を設
    け、段部に対応する油室にポンプの吐出圧を導入し、端
    部に対応する油室に原動機の設定回転数に応じた指令圧
    を供給する電磁比例減圧弁であって駆動電流の増加に応
    じて減少する指令圧を発生させる電磁比例減圧弁を設け
    たことを特徴とする可変容量型油圧ポンプの馬力制御装
    置。
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