JPH05180042A - 内燃機関内の空燃比制御方法及び装置 - Google Patents

内燃機関内の空燃比制御方法及び装置

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JPH05180042A
JPH05180042A JP4166073A JP16607392A JPH05180042A JP H05180042 A JPH05180042 A JP H05180042A JP 4166073 A JP4166073 A JP 4166073A JP 16607392 A JP16607392 A JP 16607392A JP H05180042 A JPH05180042 A JP H05180042A
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exhaust gas
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fuel
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JP4166073A
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Alexander Yuri Gopp
ユリ ゴップ アレクサンダー
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Ford Motor Co
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/14Introducing closed-loop corrections
    • F02D41/1438Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor
    • F02D41/1439Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the position of the sensor
    • F02D41/1441Plural sensors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B1/00Engines characterised by fuel-air mixture compression
    • F02B1/02Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
    • F02B1/04Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内燃機関内空燃比を化学量論比に維持するに
当たり、触媒コンバータ上流、下流排気ガス酸素センサ
出力を単一比例積分制御器に入れる閉ループを通して、
燃料制御の正確性及び応答性を極めて向上する。 【構成】 上流排気ガス酸素センサ128の出力VEG
O1と第1基準電圧REF1とから第1比較器200が
出力する第1信号COMP1を高域通過フィルタ204
に通して加算器208に入れ、下流排気ガス酸素センサ
130の出力VEGO2と第2参照信号REF2とから
第2比較器202が出力する第2信号COMP2を利得
ブロック206でK倍した第2信号とバイアス信号と加
算し、加算結果に応答する比例積分制御器210の出力
信号LAMCORと内燃機関運転状態信号から計算ブロ
ック212が燃料制御信号を発生する。フィルタ204
の特性及び利得Kは、内燃機関速度及び負荷の関数であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の排気ガス制
御、特に2つの排気ガス酸素(以下、EGOと称する)
センサ及び三方触媒コンバータを具備する内燃機関の空
燃比閉ループ燃料制御に関する。これらのEGOセンサ
は、この触媒コンバータの上流及び下流に配置される。
【0002】
【従来の技術】触媒コンバーション効率が内燃機関に供
給される混合物中の空燃比によって大きく影響されるこ
とは、知られている。もしこの空燃比が理想空燃比にあ
る狭い範囲に維持されるならば、触媒コンバーション効
率は、酸化コンバーション及び還元コンバーションの両
方に対して共に高い。理想空燃比は、完全燃焼中に空気
及び燃料の両方が完全に消耗するような比例関係をとっ
て空気と燃料を含むその比として定義され、また空燃比
LAMBDAは理想空燃比にわたり空気の重量を燃料の
重量で除したものとして定義される。いずれの閉ループ
燃料制御装置の目的もこの空燃比をコンバーション窓と
して知られるこの狭い範囲に維持することにある。
【0003】触媒の前方又は後方に配置された1つのE
GOセンサを利用する制御装置が、空燃比を一貫してこ
のコンバーション窓内に維持しないことも、また、知ら
れている。触媒の前方に配置された1つのEGOセンサ
を備える制御装置は、許容時定数を有するが、しかし、
EGOセンサ汚染及びエージングに起因する長期ドリフ
トを示す。他方、触媒の後方に配置された1つのEGO
センサを備える制御装置は、許容不能時間応答特性を有
するが、しかし、長期安定性を示しかつ狭いコンバーシ
ョン窓を示すことができる。したがって、両方のEGO
センサの利点、すなわち、上流EGOセンサの良好な時
定数及び下流EGOセンサの高正確性を利用する制御装
置が、有利である。
【0004】両EGOセンサを利用する多数の閉ループ
燃料制御装置が提案されているが、これらのいずれも完
全に満足すべきものではない。クレプス(Creps)
に交付されたが米国特許第3,939,654号及びス
トーリ(Story)に交付された米国特許第4,02
7,477号は、2つの閉ループを有する双EGOセン
サ閉ループ燃料制御装置を記載している。その第1制御
ループは、上流EGOセンサ及び比例制御器又は位相進
み比例制御器を含む。その第2閉ループは、下流EGO
センサ及び双積分比例器を含む。制御装置のこれらの配
置は、本質的に不安定であって、校正によって安定化さ
れることができないので、同時に両制御ループ中に積分
又は比例制御器、及び積分制御器を使用することを阻ま
れている。これらの装置の欠点は、比例制御器を備える
第1制御ループの低正確さである。制御正確さは、下流
EGOセンサがその動作温度に到達する前の初期動作中
の場合のように、第2制御ループが動作していないとき
に許容不能にさえなる。
【0005】ナガイ(Nagai)他に交付された米国
特許第4,831,838号及びオクムラ(Okumu
ra)他に交付された米国特許第4,840,027号
記載によって代表される他の技術は、上流EGOセンサ
を備える第1制御ループ内に比例積分(以下、IPと称
する)制御器を利用する。これらの特許の1実施例にお
いて、PI制御器の校正可能パラメータは、下流EGO
センサの出力に基づいて修正され、修正されたパラメー
タはスキップ量、すなわち、ジャンプバック(立上り下
り)、及び積分量、すなわち、ランプ(傾斜)である。
時間遅延及び基準電圧のようないくつかの他の制御装置
パラメータも、また、下流EGOセンサの出力に基づい
て修正される。
【0006】同じ特許の他の実施例においては、下流E
GOセンサの出力は、主燃料方程式(主燃料方程式は後
に紹介される)内の乗数として使われる第2空燃比訂正
量を発生するために使用される。両実施例において、下
流EGOセンサによって導入される訂正は極低周波数リ
ミットサイクルを有し、これが上流EGOセンサ制御ル
ープによって生成される比較的高周波数リミットサイク
ルに重畳される。この結果、制御分野においてうなり周
波数として知られる好ましからざる作用を生じる。更
に、下流EGOセンサの初期応答は非常に低いので、こ
の欠点を軽減するために苦心した手順が組み込まれてい
る。したがって、双EGOセンサ制御装置についてのこ
れらの両調査研究は、共に満足すべきでものではないこ
とが判っている。
【0007】双EGOセンサを、1つは触媒の上流に1
つはこの触媒の下流に、使用する他の知られた技術は、
カスケード制御であり、この制御においては下流EGO
センサからの信号が1つの基準信号と共に加算器に印加
される。この加算器の出力は、第1PI制御器に印加さ
れる。上流EGOセンサからの信号は1つの基準信号と
共に加算器に印加され、この基準信号は第1PI制御器
の出力である。第2加算器の出力は第2PI制御器に印
加され、この第2PI制御器が、次いで、内燃機関の空
燃比を制御するための帰還信号を発生する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】直ぐ上に述べたものと
類似の他の方式は、これら加算器の両方が1つの印加基
準信号を有する。第1PI制御器の出力は第2加算器に
印加されず、しかしその代わりに第2PI制御器のパラ
メータを制御する。これは、第2PI制御器のパラメー
タが第1PI制御器の出力によって制御されるので、パ
ラメータ制御として知られている。この装置及び先行の
装置の両方共に、比較的動作が遅い。後者のパラメトリ
ック制御に関しては、制御機能のジャンプバック、ラン
プ、又は遅延のような、パラメータが変化させられると
き、その変化は数分は充分にかかり、その影響が感じら
れる程である。更に、この装置は、始動が遅い。これら
の問題を克服することが望ましい。
【0009】本発明は、遙かに高速で応答し、かつ上流
EGOセンサ及び下流EGOセンサの両方からの入力を
有する単一PI制御器を使用する。
【0010】
【問題を解決するための手段】本発明は、内燃機関用双
EGOセンサ燃料制御装置を含みかつ上流EGOセンサ
と下流EGOセンサからの出力信号の組合わせを入力と
して有する単一PI制御器を利用する。この組わせは実
時間微分器として働きかつ上流EGOセンサの出力に接
続される高域通過フィルタの出力を組み込む。
【0011】本発明は、先行技術に関連して上に論じら
れた問題及び欠点を克服し、かつ燃料制御装置を提供す
る。本発明の1実施例においては、1つ触媒コンバータ
及び、この触媒コンバータの上流に配置された1つのE
GOセンサと下流に配置された他のEGOセンサとの、
2つのEGOセンサを有する内燃機関が、燃料制御装置
を具備する。この制御装置は、触媒の上流に配置された
EGOセンサの上流出力信号から第1信号を発生する第
1比較器を含み、この第1信号は同じ絶対値(例えば、
“1”)を有するがしかしこの上流出力信号の関数とし
てその符号を変動し、この制御装置は、触媒の下流に配
置されたEGOセンサの下流出力信号の関数としての第
2信号を発生する第2比較器を含み、この第2信号は同
じ絶対値をするがしかしこの下流出力信号の関数として
その符号を変動し、この制御装置は、また、第3信号を
発生するためにこの第1信号に応答する高域通過フィル
タ手段、第4信号を発生するために一定倍第2信号をこ
の第3信号と組み合わせる手段、及び主燃料方程式内に
空燃比訂正量として適用される第5信号を発生するため
にこの第4信号に応答するPI制御器を使用する制御手
段を含む。
【0012】本発明の他の実施例においては、制限手段
が、第2比較器の代わりに使用されて、新たな触媒コン
バータを使って燃料制御動作を改善する。
【0013】図1を参照すると、マイクロコンピュータ
100は、内燃機関102へ供給される空燃比を制御す
るように示されている。マイクロコンピュータ100
は、更に、中央処理装置(CPU)104、主ルーチ
ン、燃料流ルーチンのような他のルーチン、校正定数、
及び表、等を記憶する読取り専用メモリ(以下、ROM
と称する)106、ランダムアクセスメモリ(以下、R
AMと称する)108、及び従来の入出力(I/O)イ
ンタフェース110を含む。インタフェース110は、
種々なアナログ入力信号をディジタル入力信号に変換す
るアナログ−ディジタル(以下、A/Dと称する)変換
器、及び種々なディジタル出力信号をアナログ出力信号
に変換するディジタル−アナログ(以下、D/Aと称す
る)変換器を含む。
【0014】マイクロコンピュータ100は、また、ク
ロック発生器、種々なクロック信号を発生する手段、計
数器、駆動器等ような従来の要素(図には示されていな
い)を含む。マイクロコンピュータ100は、内燃機関
102の種々の測定された運転パラメータに応答して噴
射駆動器112を附勢することによって空燃比を制御す
る。マイクロコンピュータ100は、入力パラメータを
取り出すことができ、及び、例えば、20msのような
固定サンプリング速度DELTATで制御信号の計算を
遂行することができる。もしマイクロコンピュータ10
0が可変サンプリング速度で動作するように設計されて
いるならば、2つの逐次続くサンプリングの間で時間測
定を遂行しかつ測定されたサンプリング時間をDELT
ATに割当てることのできるタイマが配設される。
【0015】内燃機関102は、この特定の実施例にお
いては、燃料レール121に結合された燃料噴射器11
4,116,118,及び120を有する従来の4シリ
ンダガソリン内燃機関として示されている。各燃料噴射
器は、噴射駆動器112からのそれぞれの信号によって
電気的に活性化される。噴射器114,116,11
8,及び120の各々は、また、それぞれの燃焼シリン
ダ1,2,3,及び4(図には示されていない)に従来
のように結合されている。燃焼シリンダ1,2,3,及
び4の各々からの排気ガスは、排気マニホルド122へ
送られ、この排気ガスから3つの汚染物質CO,HC,
及びNOxを同時に除去する三元触媒コンバータ124
及び排気管126を通して排出される。触媒コンバータ
124の上流の、排気マニホルド122の集中部分内
に、内燃機関排気ガス内の酸素濃度を検出する第1EG
O(EGO1)センサ128が配設されている。更に、
触媒コンバータ124の下流、排気管126内に触媒コ
ンバータ124を通った後の酸素濃度を検出する第2E
GO(EGO2)センサ130が配設されている。両E
GOセンサ128及び130は、出力信号電圧を発生
し、これらは入出力インタフェース110のA/D変換
器へ伝達される。
【0016】吸気132は、吸気マニホルド134に結
合されて示され、空気をスロットル板136を通して燃
焼シリンダ内へ導入する。スロットル位置センサ138
は、スロットル弁136に結合されて示され、スロット
ル位置信号TPを供給する。また、吸気マニホルド13
4に結合されて、内燃機関内に導入される質量空気流に
関連する質量空気流量信号MAFを供給する質量空気流
量センサ140、及び吸気温度TA表示信号を供給する
空気温度センサ142がある。内燃機関102のシリン
ダブロックに結合されて、冷却水温度TW表示信号を供
給する冷却水温度センサ144がある。クランク角位置
センサ146は、内燃機関102のクランクシャフトに
結合されて示され、クランク位置表示信号CAを供給す
る。
【0017】マニホルド圧力センサMAPは、質量空気
流量センサ140の代わりに使用されて、既知の技術に
よって、内燃機関が負荷されたことを表示する。スパー
ク送出装置のような、内燃機関にとって必要な他の従来
の要素は、図1に示されていない。また、認められるよ
うに、本発明は、4つより多いシリンダ数を有する内燃
機関のような、他の型式の内燃機関にも利点をもたらす
ように使用される。
【0018】空燃比制御中の双EGOセンサ閉ループ燃
料制御装置の動作を、特に図2に示された制御ブロック
線図、及びEGOセンサ出力電圧VEGOに対するLA
MBDA、理想空燃比に対する空燃比を示す図3内の関
連グラフ、を参照して、いまから、説明する。図2にお
いて、マイクロコンピュータ100、内燃機関102、
噴射駆動器112、排気マニホルド122、触媒コンバ
ータ124、排気管126、及びEGOセンサ128,
130は、図1を参照して先に説明された。
【0019】上流EGOセンサ128及び下流EGOセ
ンサ130からの出力信号電圧VEGO1及びVEGO
2は、A/D変換器(図示せず)を通してそれぞれの比
較器200及び202へ供給される。各比較器は、参照
(基準)信号REF1及びREF2を供給され、これら
の参照信号は図3に示されたような理想空燃比における
EGOセンサの出力信号電圧を表示する。各比較器20
0及び202は、出力信号COMP1及びCOMP2
を、それぞれ、これらの絶対値は等しいがしかしこれら
の符号は、それぞれ、EGOセンサの出力信号電圧VE
GO1及びVEGO2が理想空燃比のどちらの側にある
かに応じて変動するように、生成する。比較器200の
出力COMP1は、訂正ブロック204によって修正さ
れる。訂正ブロック204は、好適には、高域通過フィ
ルタであって、この実施例においては、一次高域通過フ
ィルタとして示されているが、しかし一次フィルタに限
定されず、高次高域通過フィルタであってもよい。
【0020】一次高域通過フィルタは、また、制御分野
においては、実時間微分器として知られており、次の微
分方程式によって表される。
【0021】
【数1】 Td *d(DIF)/dt+DIF=d(COMP1)/dt (式1) ここに、DIF 一次高域通過フィルタの出力信号;T
d 前記フィルタの時定数、この制御装置の校正可能
パラメータ、d(…)/dt それぞれの信号の一次導
関数を表示する符号。
【0022】ディジタルマイクロコンピュータ計算に適
した微分方程式は、(式1)から誘導され、最も簡単な
形においては、
【0023】
【数2】DIF(i)=(1-DELTAT/Td )*DIF(i-1)+(COMP1
(i) −COMP1(i-1)) ここに、DELTAT 上に論じたようにマイクロコンピュー
タサンプリング速度;i及びi-1 計算又は測定の現行結
果及び先行結果を示す。
【0024】第2比較器202の出力COMP2は、一
定利得Kを有する利得ブロック206に接続され、この
結果、比較器202の出力はK* COMP2に等しくな
る。両比較器200及び202の出力信号は、加算ブロ
ック208によって追加バイアス信号BIASと加算さ
れる。バイアス信号BIASは、もし修正するように望
まれるならば、参照信号REF2を修正するように働く
のみの校正目的のために供給される。加算ブロック20
8の出力信号SUMは、次の等式で示され、
【0025】
【数3】 SUM=DIF+K* COMP2+BIAS (式2)
【0026】かつ制御ブロック210に送られる。制御
ブロック210は、PI制御器に相当する計算を遂行
し、この制御器は次の微分方程式によって表される。
【0027】
【数4】 d(LAMCOR)/dt=H* d(SUM)/dt+G* SUM (式3) ここに、LAMCOR PI制御器の出力信号であって
空燃比訂正量を示す;H及びG このPI制御器の
それぞれジャンプバック及びランプ、この制御装置の校
正可能パラメータ。
【0028】ディジタルマイクロコンピュータ計算に適
した微分方程式は、(式3)から誘導され、最も簡単な
形においては、
【0029】
【数5】LAMCOR(i)=LAMCOR(i−1)
+H* (SUM(i) −SUM(i-1))+ G* DELTAT* SUM (i-1)
【0030】当業者が認めるであろうように、微分方程
式の形においての微分方程式(式1)及び(式2)の表
現は、他の異なる形をとることもある。制御装置の校正
可能パラメータH,G,K,及びTdは、速度及び負荷
表214の関数として修正される。また、この説明はマ
イクロコンピュータ実現に関連しているが、これまでに
説明された制御装置は、後に示されるように、アナログ
手段による実現に容易に変換され得る。
【0031】燃料計算ブロック212は、空燃比訂正量
LAMCORを使用して、従来の方法で、燃料流制御信
号を計算し、かつ噴射駆動器112へ信号を供給する。
【0032】燃料流制御中のマイクロコンピュータ10
0の動作を、いまから、特に図4に示された流れ図を参
照して説明する。下に説明される動作、又はステップ
は、各シリンダごとに遂行される。しかしながら、シリ
ンダ識別及び噴射駆動器選択については、特に言及しな
い。
【0033】各サンプリング区間の開始に、内燃機関パ
ラメータが、ステップ400において取り出される。内
燃機関(エンジン)速度及び負荷が、次いで、クランク
位置信号CA及び質量空域流量信号MAFから、従来の
ように、計算される。ステップ402中、基本開ループ
燃料噴射量FBが、ROM106の記憶内容からの速度
/負荷表の索引及び補間によって決定される。ステップ
404において、燃料訂正量FCORが、例えば、内燃
機関起動吸気温度TA及び冷却水温度TW、バッテリ電
圧、等に基づいて計算される。
【0034】ステップ406は、上流EGOセンサ12
8が閉ループ動作を開始させるために起動されるかどう
かを検査する。これらの条件は、或る限界に到達する冷
却水温度TW、吸気温度TA、観測されるEGOセンサ
スイッチング、開始からの経過時間、等でよいが、しか
し、これらに限定されるわけではない。また、広開スロ
ットル又は延長遊び時間は、その他の閉ループ条件が満
たされた後にも開ループ制御を要求することがある。全
てこれらの閉ループ要件は、ステップ406において検
査され、かつ、もし閉ループが呼び出されるならば、ス
テップ408が空燃比訂正量LAMCORを計算する。
そうでないならば、ステップ410において、LAMC
ORが1に設定される。ステップ408におけるLAM
CORの計算は、後に、より詳細に説明される。ステッ
プ410及び408の両方からの論理流れは、ステップ
412へ行き、ここで、次の燃料流方程式に基づいて最
終燃料流FPWを計算し、
【0035】
【数6】FPW=FB* FCOR* LAMCOR
【0036】かつステップ414において燃料噴射器を
附勢する。ステップ416は、燃料流計算ルーチンを主
ルーチンに復帰させる。
【0037】ステップ408における空燃比訂正量LA
MCORの計算を、いまから、特に図5に示された流れ
図を参照して説明する。ステップ504,506,及び
508は、第1比較器200を説明し、かつその出力C
OMP1を計算する。COMP1の値は、次のサンプリ
ング区間に使用されるためにステップ510においてR
AM108内に記憶される。ステップ512は、高域通
過フィルタ204を説明する(式1)に関連する計算を
遂行する。次いで、ステップ514は、下流EGOセン
サが第2閉ループ、すなわち、下流閉ループ動作を開始
するために起動されるかどうかを検査する。これらの条
件は、上に説明された(ステップ406参照)上流EG
Oセンサ128の場合の条件に類似しているが、しか
し、異なる。もしこれらの条件が満たされたならば、ス
テップ506,518,及び520が第2比較器202
の出力COMP2を計算する。
【0038】ステップ522は、加算ブロック208を
表示しかつ(式2)を計算する。ステップ522からの
出力値SUMは、次のサンプリング区間に使用されるた
めにステップ524においてRAM108内に記憶され
る。ステップ526は、PI制御器210を説明する
(式3)に関連する計算を遂行する。ステップ530
は、このルーチンを燃料流計算のステップ412へ復帰
させる。もしステップ51における上述の条件が満たさ
れなければ、ステップ528はCOMP2を0に等しく
設定し、かつDIFをCOM1に等しく設定し、このよ
うにして第2閉ループ動作及び高域通過フィルタを使用
禁止する。ステップ528は、次いで、ステップ522
へ進み、したがって、単一EGOセンサ閉ループ燃料制
御から双EGOセンサ閉ループ燃料制御への自動転換を
提供する。
【0039】本発明の他の実施例では、制限ブロック2
02′が、図2において第2比較器202の代わりに挿
入される。図6に示される制限器の電圧特性は、参照電
圧の近旁において利得1を有し、かつその上限及び下限
は前記参照電圧に関して対称に設定され、EGOセンサ
出力電圧信号VEGOの最低電圧Vmin 及び最高電圧V
max を超えることはない。この実施例の場合の空燃比訂
正量LAMCORの計算を説明する流れ図は、主実施例
に類似しており、図7に示される。この場合、ステップ
716は、制限器202′に関連する計算を遂行する。
【0040】云うまでもなく、特に様々な速度及び負荷
における様々な内燃機関運転中、制御装置の校正可能パ
ラメータは、最適制御のための再調整を必要とすること
がある。これらのパラメータは、PI制御器210のジ
ャンプパックH及びランプG、高域通過ブロック204
の時定数Td 、利得ブロック206の利得K、及び加算
ブロック208へのバイアス信号BIASである。これ
らのパラメータの全て又はなんらかの組合わせを達成す
るために、内燃機関速度及び負荷と共にいくつかの関数
又は表(例えば、図2内の表214)が、入力として図
5及び図7に示される流れ図に組み込まれる。また、云
うまでもなく、時間遅延又は低域通過フィルタのよう
な、或る種の処置が、高周波EGOセンサスイッチング
の影響からこの制御装置を保護するのに採用される。こ
のような修正が、本発明に組み込まれることもある。
【0041】図8は、図2の要素200,202,20
4,206,208,及び210において説明された制
御論理に対する好適実施例を回路形式において示す。信
号調節器及びおそらく低域通過フィルタ(両方共に図に
は示されていない)を通った後の上流EGOセンサ12
8からの出力電圧信号VEGO1は、演算増幅器250
によって代表される比較器200の入力に印加される。
参照電圧REF1は、調整電圧源V及び抵抗回路網(図
には示されていない)によって供給され、かつ演算増幅
器250の第2入力に印加される。同様に、下流EGO
センサ130からの出力電圧VEGO2及び他の抵抗器
によって供給される参照電圧REF2は、演算増幅器2
52によって代表される比較器202の入力に印加され
る。
【0042】抵抗器R254,R253,及びR26
0,コンデンサC256,及び演算増幅器262は、高
域通過フィルタ204を構成する。参照電圧V1は、増
幅器262が単極性電圧源で動作するように、増幅器2
50の低出力電圧と高出力電圧との間のレベル中間に設
定される。演算増幅器274に対する参照電圧V2及び
演算増幅器284に対する参照電圧V3も、共に後に説
明されるように、これと同じ目的のために働く。抵抗器
R252及びコンデンサC256の値の積は、(式1)
中の高域通過フィルタの時定数に相当する。演算増幅器
262からの出力信号DIF、演算増幅器252からの
出力信号COMP2,及びバイアス信号BIASは、抵
抗器R262,R266,及びR268の抵抗回路網へ
印加される。この抵抗回路網は、帰還抵抗器R270及
び演算増幅器275と共に、加算ブロック208に相当
する。
【0043】抵抗器R266の値は、利得ブロック20
6の利得Kを提供する任務を有する。演算増幅器274
からの出力信号SUMは抵抗器R274に印加され、こ
の抵抗器は、抵抗器R278およびR282,コンデン
サC280,及び演算増幅器284と共にPI制御器2
10を構成する。抵抗器R278とR276との値の比
は、PI制御器のジャンプバックHに相当し、及び抵抗
器R278とコンデンサC280との値の積はPI制御
器のランプGに当し、H及びGの両方は(式3)に使用
される。演算増幅器284からの出力信号LAMCOR
は、主燃料方程式内に使用され、又は図8に示された燃
料噴射駆動に使用される。これで、電気回路の説明を完
結する。
【0044】図9は、定常状態内燃機関運転における双
EGOセンサ閉ループ燃料制御を備える燃焼装置の典型
的な波形図である。上側の波形図9Aは上流EGOセン
サの出力であり、中間の波形図9Bは下流EGOセンサ
の出力であり、及び下側の波形図9CはPI制御器の出
力LAMCORである。当業者ならば、上流EGOセン
サによって発生される典型的リミットサイクルを認める
であろう。このリミットサイクルの周波数は、制御装置
の上流部分のパラメータによって主として決定され、し
たがって、単一上流EGOセンサ制御装置の周波数に接
近している。しかしながら、下流EGOセンサはバイア
ス電圧を供給し、このバイアス電圧は上流EGOセンサ
の出力を下方へシフトさせて、このサイクルリミットを
その参照電圧REF1の回りに非対称になるようにす
る。同時に、下流EGOセンサの出力は、その参照電圧
REF2を中心にその回りに変動する。PI制御器の出
力は、2つのジャンプバックを示す。符号1によって指
示される第1ジャンプバックは、上流EGOセンサの出
力信号電圧がその基準電圧REF1と交差することに起
因し、及び符号2によって指示される第2ジャンプバッ
クは下流EGOセンサの出力信号電圧がその参照電圧R
EF2と交差することに起因する。
【0045】これで、好適実施例の説明を完結する。当
業者は、この説明を読むならば、本発明の精神と範囲か
ら逸脱することなく、更に多くの代替及び変更を着想す
るであろう。したがって、意図するのは、本発明の範囲
が、先に掲げた特許請求の範囲にのみに限定されると云
うことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を含む内燃機関の概略ブロック
線図。
【図2】本発明による双EGOセンサ閉ループ燃料制御
装置の制御ブロック線図。
【図3】空燃比の関数としてのEGOセンサの典型的出
力信号電圧を示すグラフ図。
【図4】本発明の実施例により燃料流量の計算を遂行す
る種々な処理ステップを示す流れ図。
【図5】本発明の実施例により空燃比訂正量の計算を遂
行する種々な処理ステップを示す流れ図。
【図6】本発明の他の実施例により使用される制限器の
典型的出力信号電圧を示すグラフ図。
【図7】本発明の第2実施例により空燃比訂正量の計算
を遂行する種々な処理ステップを示す流れ図。
【図8】本発明の実施例による制御回路の概略回路図。
【図9】本発明による双EGOセンサ閉ループ燃料制御
装置内に使用されるEGOセンサ及びPI制御器の時間
に対する出力振幅を示す波形図であって、Aは上流EG
Oセンサの出力の波形図、Bは下流EGOセンサの出力
の波形図、CはPI制御器の出力の波形図。
【符号の説明】
100 マイクロコンピュータ 102 内燃機関 104 中央処理装置 106 ROM 108 RAM 112 噴射駆動器112 114,116,118,120 燃料噴射器 122 排気マニホルド 124 触媒コンバータ 126 排気管 128 上流EGOセンサ 130 下流EGOセンサ 132 吸気 134 吸気マニホルド 136 スロットル弁 138 スロットル位置センサ 140 質量空気流量センサ 142 空気温度センサ 144 冷却水温度センサ 146 クランク角位置センサ 200 第1比較器 202 第2比較器 204 訂正ブロック(高域通過フィルタ) 206 利得ブロック 208 加算ブロック(加算器) 210 制御ブロック(PI制御器) 212 燃料計算ブロック 214 内燃機関速度及び負荷表

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関に空気と燃料とを可変化で混合
    して供給する手段と、排気マニホルドを含む排気手段
    と、触媒コンバータ及び排気管と、排気ガス中の或る酸
    素濃度に応答する2つの排気ガス酸素センサとを有し、
    前記センサの一方は前記触媒コンバータの上流に配置さ
    れ、他方は前記触媒コンバータの下流に配置される内燃
    機関内の空燃比制御装置であって、 前記触媒コンバータの上流の前記排気マニホルド内の空
    燃比を示す第1信号を発生する第1比較器である第1手
    段と、 前記触媒コンバータの下流の前記排気管内の空燃比を示
    す第2信号を発生する第2手段と、 前記第1信号に応答しかつ前記第2信号を発生する広域
    通過フィルタである第3手段と、 前記第2信号に応答する利得ブロックである第4手段
    と、 バイアス信号を発生する第5手段と、 前記第3信号と、一定倍された第2信号と、前記バイア
    ス信号との組合わせに応答し第4信号を発生する、加算
    ブロックである第6手段と、 前記第4信号に応答しかつ空燃比訂正量を発生する、比
    例積分制御器である第7手段と、 前記空燃比訂正量に従い空燃比を調節する調節手段と、
    を含む空燃比制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空燃比制御装置におい
    て、前記第2手段は第2比較器である空燃比制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の空燃比制御装置におい
    て、前記第2手段は制限器である空燃比制御装置。
  4. 【請求項4】 内燃機関に空気と燃料との混合気を可変
    化で供給する手段と、排気マニホルドを含む排気手段
    と、触媒コンバータ及び排気管と、排気ガス中の或る酸
    素濃度に応答する2つの排気ガス酸素センサとを有し、
    前記センサの一方は前記触媒コンバータの上流に配置さ
    れ、他方は前記触媒コンバータの下流に配置される内燃
    機関内の空燃比制御装置であって、 前記上流に配置された排気ガス酸素センサに結合された
    高域通過フィルタと、 第1入力を前記高域通過フィルタの出力に結合され、第
    2入力を前記下流に配置された排気ガス酸素センサの出
    力に結合され、かつ前記バイアス信号に結合された加算
    器と、 前記加算器の出力に結合された比例積分制御器と、 前記内燃機関内へ噴射される燃料量を決定する信号を発
    生するために前記比例積分制御器の出力に結合された燃
    料計算手段と、を含む空燃比制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の空燃比制御装置であっ
    て、前記触媒コンバータの下流の前記排気管内の空燃比
    を表示する一定倍された第2信号を発生するために前記
    下流に配置された前記排気ガス酸素センサに結合された
    利得手段を、更に、含む空燃比制御装置。
  6. 【請求項6】 内燃機関に可変比において空気と燃料と
    を供給することと、触媒コンバータを通して排気ガスを
    送ることと、前記排気ガス内の酸素濃度を検知するため
    に前記触媒コンバータの上流に第1排気ガス酸素センサ
    を配置しかつ前記触媒コンバータの下流に第2排気ガス
    酸素センサを配置することとを含む、内燃機関内の空燃
    比制御方法であって、 前記上流に配置された排気ガス酸素センサからの前記上
    流の点における酸素濃度を表示する第1信号を発生する
    ステップと、 前記下流に配置された排気ガス酸素センサからの前記下
    流の点における酸素濃度を表示する第2信号を発生する
    ステップと、 高域通過フィルタを通して前記第1信号を送るステップ
    と、 前記高域通過フィルタの出力を加算器に送るステップ
    と、 前記下流に配置された排気ガス酸素センサからの前記第
    2信号を前記加算器に印加するステップと、 前記加算器の計算結果を比例積分制御器に印加するステ
    ップと、 前記内燃機関内へ噴射される所望燃料量を計算するため
    に燃料計算手段に前記比例積分制御器の出力を印加する
    ステップと、を含む空燃比制御方法。
  7. 【請求項7】 内燃機関に可変比において空気と燃料と
    を供給することと、触媒コンバータを通して排気ガスを
    送ることと、前記排気ガス内の酸素濃度を検知するため
    に前記触媒コンバータの上流に第1排気ガス酸素センサ
    を配置しかつ前記触媒コンバータの下流に第2排気ガス
    酸素センサを配置することとを含む、内燃機関内の空燃
    比制御方法であって、 内燃機関運転パラメータを取り出すステップと、 比例積分制御器に前記内燃機関運転パラメータを印加す
    るステップと、 前記内燃機関運転パラメータと前記加算器の出力を使用
    して前記比例積分制御器内の基本帰還パラメータを計算
    するステップと、 燃料訂正パラメータを計算するステップと、 閉ループが要求されるかどうかを判定するステップと、 もし閉ループが要求されるならば空燃比訂正率を計算す
    るステップと、 もし閉ループが要求されないならば前記空燃比訂正率を
    1に設定するステップと、 内燃機関運転のための所望燃料量を計算するステップ
    と、 前記所望燃料量を表示する噴射信号を発生するステップ
    と、 全ての前記ステップを繰り返す論理流れの開始へ復帰す
    るステップと、を含む内燃機関の空燃比制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の空燃比制御方法におい
    て、前記空気燃料訂正率を計算するステップは、 前記第1排気ガス酸素センサからの第1信号を表示する
    電圧が第1基準電圧より高いかどうかを判定するステッ
    プと、 もし前記判定するステップの結果が肯定であるならば、
    第1比較器の出力を1に等しいように設定するステップ
    と、 もし前記判定するステップの結果が否定であるならば、
    第1比例器の出力を−1に等しいように設定するステッ
    プと、 前記第1比較器の前記出力を記憶するステップと、 前記第1比較器の前記出力の関数として高域通過フィル
    タの出力を計算するステップと、 前記第2排気ガス酸素センサの出力の関数として閉ルー
    プ運転がなされるべきかどうかを判定するステップと、 もし前記閉ループ運転がなされるべきかどうかを判定す
    るステップの結果が否定であるならば、第2比較器の出
    力を0に等しいように設定し、かつ差を前記第1比較器
    の出力に等しいように設定するステップと、 もし閉ループ動作が行われるならば、前記第2排気ガス
    酸素センサの出力信号を表示する電圧が第2基準電圧よ
    り高いかどうかを判定するステップと、 もし前記第2排気ガス酸素センサの出力信号を表示する
    電圧が第2基準電圧より高いかどうかを判定するステッ
    プの結果が否定であるならば、第2比較器の出力を−1
    に等しいように設定するステップと、 もし前記第2排気ガス酸素センサの出力信号を表示する
    電圧が第2基準電圧より高いかどうかを判定するステッ
    プの結果が肯定であるならば、第2比較器の出力を1に
    等しいように設定するステップと、 前記差に前記第2比較器の出力の一定倍とバイアスとを
    加えたものに等しい和を計算するステップと、 前記和を記憶するステップと、 燃料制御に使用する比例積分値を計算するステップと、
    を含む空燃比制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の空燃比制御方法におい
    て、前記空燃比訂正率を計算するステップは、 前記第1排気ガス酸素センサの出力信号を表示する電圧
    を第1基準電圧と比較し、もし第1排気ガス酸素センサ
    の出力信号を表示する電圧が前記第1基準電圧より高く
    なければ第1比較器の出力を−1に等しいように設定
    し、もし第1排気ガス酸素センサの出力信号を表示する
    電圧が前記第1基準電圧より高いならば第1比較器の出
    力を1に等しいように設定するステップと、 前記第1比較器の出力値を記憶するステップと、 前記第1比較器の出力の関数として前記高域通過フィル
    タの出力を計算するステップと、 第2排気ガス酸素センサの出力と関連して閉ループ運転
    が行われるべきかどうかを判定するステップと、 もし前記閉ループ運転が行われるべきかどうかを判定す
    るステップの結果が否定であるならば、制限器を0に等
    しいように設定し、差を前記第1比較器の出力に等しい
    ように設定するステップと、 もし前記閉ループ運転が行われるべきかどうかを判定す
    るステップの結果が肯定であるならば、前記制限器の出
    力を計算するステップと、 前記差に前記制限器の出力の一定倍とバイアスとを加え
    たものに等しい和を計算するステップと、 前記和を記憶するステップと、 燃料制御に使用する比例積分値を計算するステップと、
    を含む空燃比制御方法。
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