JPH05179981A - 車両のパワープラント構造 - Google Patents

車両のパワープラント構造

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JPH05179981A
JPH05179981A JP36036091A JP36036091A JPH05179981A JP H05179981 A JPH05179981 A JP H05179981A JP 36036091 A JP36036091 A JP 36036091A JP 36036091 A JP36036091 A JP 36036091A JP H05179981 A JPH05179981 A JP H05179981A
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JP
Japan
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engine
surge tank
intake pipe
throttle body
cylinder block
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JP36036091A
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Junichi Okita
潤一 沖田
Ichiro Hirose
一郎 広瀬
Osamu Kameda
修 亀田
Yoshimichi Tanaka
義道 田中
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サージタンクないし吸気管の配設形態を工夫
することにより、エンジンないしパワープラントをより
一層コンパクトに構成することを目的とする。 【構成】 ロアブロック5の側方位置に配設したサージ
タンク12からシリンダヘッド4へ反アッパブロック方
向へ湾曲させた状態で独立吸気管13〜13を導く。そ
して、上記独立吸気管13〜13とアッパブロック5と
の間に、スタータ35とスロットルボディ15とを配置
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両のパワープラント
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用などのエンジンにおいては車両へ
の搭載性を高めるために、特に全高を低くするという要
請がある。例えば特開昭63−103735号公報に
は、エンジンと変速機とを配置したパワープラントを車
体前後方向にスラントさせて搭載するようにした構成が
示されている。これによれば、エンジンの全高が低く抑
えられるという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のエ
ンジンにおいては、吸気の動的効果を有効に利用するた
めに、サージタンクからシリンダヘッドへ吸気を導く吸
気管の長さを長くする場合があるが、一般にはサージタ
ンクをエンジン本体の上方位置に配置すると共に、この
サージタンクに接続した吸気管を湾曲させてシリンダヘ
ッドへ導くようになっている。このようにサージタンク
をエンジン本体よりも上方位置に設置すると、その分だ
けエンジン全高が高くなってエンジンないしパワープラ
ントのコンパクト化を阻害することになる。
【0004】そこで、この発明はサージタンクないし吸
気管の配設形態を工夫することにより、エンジンないし
パワープラントをより一層コンパクトに構成することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本願の請求項
1の発明(以下、第1発明という)に係る車両のパワー
プラント構造は、シリンダブロックの側方下方部にサー
ジタンクを配設して、このサージタンクからシリンダヘ
ッドへ反シリンダブロック方向に湾曲させた状態で吸気
管を導くと共に、該吸気管のシリンダブロック側にエン
ジン構成部材を配置したことを特徴とする。
【0006】また、本願の請求項2の発明(以下、第2
発明という)に係る車両のパワープラント構造は、シリ
ンダブロックの側方下方部にサージタンクを配設して、
このサージタンクからシリンダヘッドへ反シリンダブロ
ック方向に湾曲させた状態で吸気管を導くと共に、該吸
気管のシリンダブロック側にスロットルボディを配置し
たことを特徴とする。
【0007】そして、本願の請求項3の発明(以下、第
3発明という)に係る車両のパワープラント構造は、シ
リンダブロックの側方下方部にサージタンクを配設し
て、このサージタンクからシリンダヘッドへ反シリンダ
ブロック方向に湾曲させた状態で吸気管を導くと共に、
該吸気管のシリンダブロック側にスロットルボディを配
置し、かつこのスロットルボディの近傍位置にエンジン
冷却水通路を配設したことを特徴とする。
【0008】
【作用】すなわち、第1〜第3発明によれば、シリンダ
ブロックの側方下方部にサージタンクを配設すると共
に、このサージタンクからシリンダヘッドへ反シリンダ
ブロック方向に湾曲させた状態で吸気管を導くようにし
ているので、エンジン全高が低く抑えられることにな
る。しかも、吸気管よりもシリンダブロック側に形成さ
れるデッドスペースに例えばスロットルボディなどのエ
ンジン構成部材を配置しているので、吸気管によってス
ロットルボディないしエンジン構成部材が外部から保護
されると共に、エンジンの大型化が避けられてエンジン
ないしパワープラントがコンパクトに構成されることに
もなる。
【0009】特に、第2発明によれば、吸気管よりもシ
リンダブロックよりの位置にスロットルボディを配置す
ることにより、例えば吸気管側をフロント側にしてパワ
ープラントを横置配置した場合においても、走行風が吸
気管で遮られることになって、スロットルボディの作動
不良が抑制されることになる。
【0010】また、第3発明によれば、スロットルボデ
ィの近傍位置にエンジン冷却水通路を配設しているの
で、該冷却水通路を通る高温のエンジン冷却水によって
スロットルボディが加温されることになり、スロットル
ボディの作動不良がより一層効果的に抑制されることに
なる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1に示すように、本実施例に係るエンジ
ン1は、その後部に配置されたトランスミッション2と
共に一体的にパワープラント3を構成しており、このパ
ワープラント3が、図のようにシリンダヘッド4が後方
へスラントした状態で据え付けられるようになってい
る。
【0013】このパワープラント3を構成するアッパブ
ロック5とロアブロック6との間には、その前部側にエ
ンジン1のクランク軸7が直交方向に配置されていると
共に、このクランク軸7の後方位置にはトランスミッシ
ョン出力軸8がクランク軸7に対して平行状態で配置さ
れている。上記ロアブロック5の下面にはエンジン1及
びトランスミッション2に共通のオイルパン9が接続さ
れている。このオイルパン9の前部側には、オイルフィ
ルタエレメント10及びサーモスタット11が取り付け
られている。
【0014】また、上記パワープラント3の反トランス
ミッション側の下部側方位置には、ロアブロック6に近
接してサージタンク12が配設されている。そして、こ
のサージタンク12に接続された複数の独立吸気管13
…13が前方へ湾曲した状態でアッパブロック5の上部
に設置されたシリンダヘッド4に接続されていると共
に、上記吸気管13…13とアッパブロック4との間に
形成される空間部14には、上記サージタンク12への
吸気の流入量を調節するためのスロットルバルブボディ
15が配置されている。
【0015】上記パワープラント3には、クランク軸7
の下方に位置して空調用のコンプレッサ16が配設され
ていると共に、同じくクランク軸7に対してトランスミ
ッション側の側方位置にはオルタネータ17が配設され
て、このオルタネータ17及びコンプレッサ16にそれ
ぞれ設けた被駆動プーリ18,19と上記クランク軸7
の突出端に取り付けたクランクプーリ20との間にゴム
製の伝動ベルト21が張設されている。上記コンプレッ
サ16及びオルタネータ17との間には、クランクプー
リ20に近接した位置にアイドラ22が配設されてお
り、このアイドラ22のクランクプーリ側に上記伝動ベ
ルト21が巻き掛けられている。
【0016】また、クランク軸7の上方位置には伝動ベ
ルト21の張力を自動調整するオートテンショナ23が
配置されており、このこのオートテンショナ23に設け
たテンションプーリ24が、上記クランク軸7とオルタ
ネータ17との間において伝動ベルト21を下方に弾圧
付勢している。ここで、クランク軸7が図の時計回りの
方向に回転するものとすると、上記オートテンショナ2
3のテンションプーリ24は伝動ベルト21の張力緩み
側に配置されることになる。
【0017】なお、クランク軸7には上記クランクプー
リ20の内方側に位置してカム軸駆動用のクランクスプ
ロケット25が固定されていると共に、このクランクス
プロケット25とシリンダヘッド4に回転自在に軸支さ
れた第1中間スプロケット26との間には動力伝達用の
第1チェーン27が巻き掛けられていると共に、上記第
1中間スプロケット26と一体回転する小径の第2中間
スプロケット28と、カム軸29,30にそれぞれ固設
されたカム軸駆動スプロケット31,32との間には第
2チェーン33が巻き掛けられている。
【0018】ここで、上記サージタンク12は、図2に
示すように、その下部がロアブロック6に固定されたブ
ラケット34を介して支持されていると共に、このサー
ジタンク12にフランジ接続された独立吸気管13〜1
3の上端側がフランジ部13aを介してシリンダヘッド
4の側面に螺着されている。そして、上記独立吸気管1
3〜13とアッパブロック5との間には、エンジン1の
後部側に位置してエンジン構成部材としてのスタータ3
5が配設されている。また、サージタンク12のエンジ
ン前方側に設けたフランジ部12aにはスロットルボデ
ィ15が取り付けられている。
【0019】また、ロアブロック6のエンジン前方側に
おける下方位置には、エンジン1によって駆動されるウ
ォータポンプ36がオイルパン9と一体的に設けられて
おり、このウォータポンプ36から吐出されたエンジン
冷却水がオイルパン9の側面にフランジ接続された冷却
水供給管37を介してアッパブロック5に供給されるよ
うになっている。すなわち、この冷却水供給管37は上
行した後、スロットルボディ15の近傍位置でサージタ
ンク12の首部12bの背部に向かって湾曲すると共
に、その先端側がアッパブロック5の側面に取り付けた
冷却水分配部材38に接続されている。なお、シリンダ
ヘッド4に設けた通路39から排出されるエンジン冷却
水は、上記ウォータポンプ36の導入部36aへと戻さ
れる。
【0020】以上の構成によれば、ロアブロック6の側
方位置に配設したサージタンク12とシリンダヘッド4
との間に湾曲状に介設した独立吸気管13〜13よりも
アッパブロック側にスロットルボディ15及びスタータ
35が配設されているので、これらのスロットルボディ
15及びスタータ35が独立吸気管13〜13によって
外部から保護されると共に、独立吸気管13〜13とア
ッパブロック5との間に形成されるデッドスペースが有
効に利用されることになる。
【0021】しかも、独立吸気管13〜13が邪魔とな
って走行風がスロットルボディ15に当たりにくくなる
ので、スロットルボディ15の作動不良が抑制されるこ
とになる。さらに、スロットルボディ15の近傍位置に
は冷却水供給管37が配設されているので、この冷却水
供給管37を通る高温のエンジン冷却水によってスロッ
トルボディ15が加温されることになり、スロットルボ
ディ15の作動不良がより一層効果的に抑制されること
になる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シリンダ
ブロックの側方下方部にサージタンクを配設すると共
に、このサージタンクからシリンダヘッドへ反シリンダ
ブロック方向に湾曲させた状態で吸気管を導くようにし
ているので、エンジン全高が低く抑えられることにな
る。しかも、吸気管よりもシリンダブロック側に形成さ
れるデッドスペースに例えばスロットルボディなどのエ
ンジン構成部材を配置しているので、吸気管によってス
ロットルボディないしエンジン構成部材が外部から保護
されると共に、エンジンの大型化が避けられてエンジン
ないしパワープラントがコンパクトに構成されることに
もなる。
【0023】特に、第2発明によれば、吸気管よりもシ
リンダブロックよりの位置にスロットルボディを配置す
ることにより、例えば吸気管側をフロント側にしてパワ
ープラントを横置配置した場合においても、走行風が吸
気管で遮られることになって、スロットルボディの作動
不良が抑制されることになる。
【0024】また、第3発明によれば、スロットルボデ
ィの近傍位置にエンジン冷却水通路を配設しているの
で、該冷却水通路を通る高温のエンジン冷却水によって
スロットルボディが加温されることになり、スロットル
ボディの作動不良がより一層効果的に抑制されることに
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例に係るパワープラントの正面図であ
る。
【図2】 図1を左方からみた全体概略側面図である。
【符号の説明】
4 シリンダヘッド 5 アッパブロック 6 ロアブロック 12 サージタンク 13 独立吸気管 15 スロットルボディ 35 スタータ 37 冷却水供給管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 義道 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダブロックの側方下方部にサージ
    タンクを配設して、このサージタンクからシリンダヘッ
    ドへ反シリンダブロック方向に湾曲させた状態で吸気管
    を導くと共に、該吸気管のシリンダブロック側にエンジ
    ン構成部材を配置したことを特徴とする車両のパワープ
    ラント構造。
  2. 【請求項2】 シリンダブロックの側方下方部にサージ
    タンクを配設して、このサージタンクからシリンダヘッ
    ドへ反シリンダブロック方向に湾曲させた状態で吸気管
    を導くと共に、該吸気管のシリンダブロック側にスロッ
    トルボディを配置したことを特徴とする車両のパワープ
    ラント構造。
  3. 【請求項3】 シリンダブロックの側方下方部にサージ
    タンクを配設して、このサージタンクからシリンダヘッ
    ドへ反シリンダブロック方向に湾曲させた状態で吸気管
    を導くと共に、該吸気管のシリンダブロック側にスロッ
    トルボディを配置し、かつこのスロットルボディの近傍
    位置にエンジン冷却水通路を配設したことを特徴とする
    車両のパワープラント構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1087126A2 (en) * 1999-09-24 2001-03-28 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Four-stroke cycle engine

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1087126A2 (en) * 1999-09-24 2001-03-28 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Four-stroke cycle engine
EP1087126A3 (en) * 1999-09-24 2001-11-28 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Four-stroke cycle engine

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